JP2010215375A - 紙葉類センサの調整方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙葉類の厚さによる紙葉類センサの誤検知を未然に防ぎ、紙葉類検知の信頼性の向上を図る紙葉類センサの調整方法を提供する。
【解決手段】発光素子と受光素子の間にサーマル用紙4が有る状態で、動作電流Iを増大させ、発光が受光素子に届いて出力電圧Vが受光レベルとなったとき、動作電流IをI1として記憶する。さらに、出力電圧Vが受光レベルとなる直前の出力電圧VをV1として記憶する。続いて、発光素子と受光素子との間にサーマル用紙が無い状態で、動作電流IをI1から減少させ、発光が受光素子に届かなくなり出力電圧Vが非受光レベルとなったとき、動作電流IをI2として記憶する。さらに、出力電圧Vが非受光レベルとなる直前の出力電圧VをV2として記憶する。そして、発光素子の通常動作時の動作電流IをI1,I2の範囲内に設定し、かつ受光素子の出力電圧Vに対する用紙判定用の基準電圧VsをV1,V2の範囲内に設定する。
【選択図】図3
【解決手段】発光素子と受光素子の間にサーマル用紙4が有る状態で、動作電流Iを増大させ、発光が受光素子に届いて出力電圧Vが受光レベルとなったとき、動作電流IをI1として記憶する。さらに、出力電圧Vが受光レベルとなる直前の出力電圧VをV1として記憶する。続いて、発光素子と受光素子との間にサーマル用紙が無い状態で、動作電流IをI1から減少させ、発光が受光素子に届かなくなり出力電圧Vが非受光レベルとなったとき、動作電流IをI2として記憶する。さらに、出力電圧Vが非受光レベルとなる直前の出力電圧VをV2として記憶する。そして、発光素子の通常動作時の動作電流IをI1,I2の範囲内に設定し、かつ受光素子の出力電圧Vに対する用紙判定用の基準電圧VsをV1,V2の範囲内に設定する。
【選択図】図3
Description
この発明は、紙葉類を光学的に検知する紙葉類センサの調整方法に関する。
紙葉類へのプリントを行うプリント装置は、紙葉類を光学的に検知する紙葉類センサを備えている。この紙葉類センサは、紙葉類の搬送路を挟んで相対向する発光素子と受光素子からなり、発光素子から発せられた光が受光素子に届いているか否かに応じて受光素子の出力電圧が変化する。
すなわち、発光素子と受光素子との間に紙葉類が無ければ、発光素子の光が受光素子に届き、受光素子の出力電圧が受光レベルとなる。発光素子と受光素子との間に紙葉類が入ると、発光素子の光が紙葉類で遮られて受光素子に届かず、受光素子の出力電圧が非受光レベルとなる。
このような紙葉類センサを有するものとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
紙葉類センサの検知対象として、通帳、サーマル用紙、普通紙など、厚さの異なる種々のものがある。厚さの小さい紙葉類の場合、発光素子の光が紙葉類を透過して受光素子に届いてしまうことがある。この場合、発光素子と受光素子との間に紙葉類が有るにもかかわらず、受光素子の出力電圧が受光レベルとなって、紙葉類無しの誤検知を生じる。
この発明は、上記の事情を考慮したもので、紙葉類の厚さによる紙葉類センサの誤検知を未然に防ぐことができ、紙葉類検知の信頼性の向上が図れる紙葉類センサの調整方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の紙葉類センサの調整方法は、紙葉類の搬送路を挟んで相対向する発光素子および受光素子により紙葉類を光学的に検知する紙葉類センサを備えたものにおいて、前記発光素子と前記受光素子との間に前記紙葉類が有る状態で、前記発光素子の動作電流Iを増大させていき、前記発光素子の光が前記受光素子に届いて同受光素子の出力電圧Vが受光レベルVxとなったとき、そのときの動作電流IをI1として記憶する第1手順と、前記受光素子の出力電圧Vが前記受光レベルVxとなる直前の同受光素子の出力電圧VをV1として記憶する第2手順と、前記発光素子と前記受光素子との間に前記紙葉類が無い状態で、前記発光素子の動作電流Iを前記I1から減少させていき、前記受光素子の光が前記受光素子に届かなくなって同受光素子の出力電圧Vが非受光レベルVyとなったとき、そのときの動作電流IをI2として記憶する第3手順と、前記受光素子の出力電圧Vが前記非受光レベルVyとなる直前の同受光素子の出力電圧VをV2として記憶する第4手順と、前記発光素子の通常動作時の動作電流Iを前記I1,I2の範囲内に設定し、かつ前記受光素子の出力電圧Vに対する紙葉類判定用の基準電圧Vsを前記V1,V2の範囲内に設定する第5手順と、を備える。
この発明の紙葉類センサの調整方法によれば、紙葉類の厚さによる紙葉類センサの誤検知を未然に防ぐことができ、これにより紙葉類検知の信頼性の向上が図れる。
以下、この発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1において、1はプリント装置で、通帳Tの出入口とステートメント用紙の出口を兼ねるフェイシア部2を前面部に有し、用紙セット部3を後面部に有する。この用紙セット部3にロール状に巻かれたサーマル用紙4がセットされる。セットされたサーマル用紙4は、先端部が第1搬送手段5によって引き出され、搬送路6aに導かれる。この搬送路6a上に、サーマルプリント部7および切断部8が配設される。
図1において、1はプリント装置で、通帳Tの出入口とステートメント用紙の出口を兼ねるフェイシア部2を前面部に有し、用紙セット部3を後面部に有する。この用紙セット部3にロール状に巻かれたサーマル用紙4がセットされる。セットされたサーマル用紙4は、先端部が第1搬送手段5によって引き出され、搬送路6aに導かれる。この搬送路6a上に、サーマルプリント部7および切断部8が配設される。
また、第1搬送手段5に続いて第2搬送手段10が設けられている。第2搬送手段10は、上記搬送路6aに繋がる搬送路6b、この搬送路6bに沿って配設された搬送ローラ対11a〜11e、出入ローラ対12、およびフィードローラ対15を有し、フェイシア部2に挿入される通帳Tの搬送を行うとともに、搬送路6aから送られるサーマル用紙4をフェイシア部2に向け搬送する。そして、搬送路6bにおける搬送ローラ対11a,11bの相互間に、24ピンのドットマトリックスヘッド9aを有するドットプリント部9が配設される。出入ローラ対12は、フェイシア部2に挿入される通帳Tの取込みを行うとともに、プリントが済んだ通帳Tやステートメント用紙をフェイシア部2の外に送り出す。
さらに、第2搬送手段10のサーマル用紙導入側に、紙葉類センサとして用紙センサ28が設けられている。用紙センサ28は、プリント対象の紙葉類であるサーマル用紙4を光学的に検知する。第2搬送手段10における出入ローラ対12の近傍には、紙葉類センサとして通帳センサ29が設けられている。通帳センサ29は、プリント対象の紙葉類である通帳Tを光学的に検知する。
上記サーマルプリント部7は、サーマル用紙4の搬送方向に沿う所定間隔の位置に、裏面プリント用のサーマルヘッド17、および表面プリント用のサーマルヘッド18を有する。これらサーマルヘッド17,18に対し、プラテンローラ20,21が回動可能に圧接されている。サーマル用紙4は、サーマルヘッド17,18とプラテンローラ20,21で挟持搬送されながら、サーマルヘッド17,18によって両面に情報がプリントされる。
上記切断部8は、ロータリーカッタ23を有し、そのロータリーカッタ23を回転によってサーマル用紙4を切断する。この切断片が、ステートメント用紙となる。このステートメント用紙は、フィードローラ対14により第2搬送手段10に送られる。
上記プラテンローラ20,21、ロータリーカッタ23、フィードローラ対14の駆動用として、モータ25が設けられている。また、搬送ローラ対11a〜11e、出入ローラ対12、フィードローラ対15の駆動用として、モータ26が設けられている。
このようなプリント装置1において、用紙セット部3、第1搬送手段5、およびその周辺部により、サーマル用紙4を搬送しながらそのサーマル用紙4へのプリントを行うステートメントプリンタSTが構成される。
フィードローラ対15、第2搬送手段10、およびその周辺部により、通帳Tを搬送しながらその通帳Tへのプリントを行いつつ、ステートメントプリンタSTのプリント時にサーマル用紙4の搬送も行うパスブックプリンタPBが構成される。
制御回路を図2に示す。
ステートメントプリンタSTの制御用およびパスブックプリンタPBの制御用として制御部30が設けられ、この制御部30にステートメントプリンタSTの構成部品およびパスブックプリンタPBの構成部品がそれぞれ接続される。さらに、制御部30に上位装置31が接続される。
ステートメントプリンタSTの制御用およびパスブックプリンタPBの制御用として制御部30が設けられ、この制御部30にステートメントプリンタSTの構成部品およびパスブックプリンタPBの構成部品がそれぞれ接続される。さらに、制御部30に上位装置31が接続される。
制御部30は、用紙センサ28の駆動制御用として、図3に示すセンサ回路を有している。すなわち、CPU40に、制御プログラム記憶用のROM41、データ記憶用のRAM42、用紙センサ28に対する駆動信号出力用のD/A(ディジタル/アナログ)コンバータ43、および用紙センサ28に対する駆動信号を操作するための操作部44が接続される。D/Aコンバータ43は、用紙センサ28に対する動作電流設定用の直流電圧をCPU40からの指令に応じて出力するとともに、用紙判定用の基準電圧VsをCPU40からの指令に応じて出力する。動作電流設定用の直流電圧は、オペアンプ44で増幅され、かつ抵抗45を介して、NPN型トランジスタ46のベース・エミッタ間に印加される。
用紙センサ28は、サーマル用紙4が搬送される搬送路6bを挟んで相対向する発光素子たとえば発光ダイオード28aおよび受光素子たとえばフォトトランジスタ28bからなる。発光ダイオード28aのアノードは直流電圧5Vの正側端子に接続され、発光ダイオード28aのカソードは上記トランジスタ46のコレクタ・エミッタ間および抵抗47を介してアースされる。フォトトランジスタ28bのコレクタは抵抗48を介して直流電圧5Vの正側端子に接続され、フォトトランジスタ28bのエミッタはアースされる。このフォトトランジスタ28bのコレクタに生じる電圧が、フォトトランジスタ28bの出力電圧Vとして、比較器49の負側入力端に入力されるとともに、CPU40に供給される。
比較器49の正側入力端には、上記CPU40から出力される基準電圧Vsが入力される。また、比較器49の出力端が抵抗50を介して直流電圧3.5Vの正側端子に接続され、その出力端と抵抗50との相互接続点がCPU40に接続される。比較器49は、フォトトランジスタ28bの出力電圧Vと基準電圧Vsとを比較し、出力電圧Vが基準電圧Vs以下に低下したとき、サーマル用紙4がある旨の低レベルの電圧信号を出力する。
つぎに、用紙センサ28の調整方法について説明する。
初めに、発光ダイオード28aとフォトトランジスタ28bとの間にサーマル用紙4をセットしておき、操作部44の操作により、調整モードを設定する。すると、CPU40からD/Aコンバータ43への指令により、D/Aコンバータ43から動作電流設定用の直流電圧が出力されてその電圧レベルが徐々に増大していく。この直流電圧は、オペアンプ44で増幅されてトランジスタ46のベース・エミッタ間に印加される。トランジスタ46は、印加されるベース・エミッタ間電圧の増大に伴い、導通度が増えていく。トランジスタ46の導通度が増えていくのに伴い、発光ダイオード28aに流れる動作電流Iが零から徐々に増大していく。このときの動作電流Iの増大に伴うフォトトランジスタ28bの出力電圧Vの変化を図4に示す。
初めに、発光ダイオード28aとフォトトランジスタ28bとの間にサーマル用紙4をセットしておき、操作部44の操作により、調整モードを設定する。すると、CPU40からD/Aコンバータ43への指令により、D/Aコンバータ43から動作電流設定用の直流電圧が出力されてその電圧レベルが徐々に増大していく。この直流電圧は、オペアンプ44で増幅されてトランジスタ46のベース・エミッタ間に印加される。トランジスタ46は、印加されるベース・エミッタ間電圧の増大に伴い、導通度が増えていく。トランジスタ46の導通度が増えていくのに伴い、発光ダイオード28aに流れる動作電流Iが零から徐々に増大していく。このときの動作電流Iの増大に伴うフォトトランジスタ28bの出力電圧Vの変化を図4に示す。
すなわち、発光ダイオード28aに流れる動作電流Iが零から徐々に増大していくのに伴い、発光ダイオード28aの発光量が増えていく。発光量が増えていくと、やがて、光がサーマル用紙4を透過し、その透過光がフォトトランジスタ28bに届くようになる。
光がサーマル用紙4を透過しないうちは、フォトトランジスタ28bが光を受けずにオフしており、フォトトランジスタ28bの出力電圧Vは高レベルを維持する。この出力電圧Vは基準電圧Vsよりも高く、よって比較器49の出力は低レベルとなる。
サーマル用紙4を透過した光がフォトトランジスタ28bに届くと、フォトトランジスタ28bがオンして、フォトトランジスタ28bの出力電圧Vが下降していく。この出力電圧Vが基準電圧Vs以下になると、比較器49の出力が高レベルとなる。
CPU40は、比較器49の出力電圧Vを監視しており、出力電圧Vが下降を始めて予め定められている受光レベルVx以下になると、そのときの動作電流Iを動作電流設定用の直流電圧の出力制御から把握し、把握した動作電流IをI1としてRAM42に記憶する(第1手順)。また、CPU40は、出力電圧Vが受光レベルVx以下となる直前の出力電圧Vを、V1としてRAM42に記憶する(第2手順)。
続いて、発光ダイオード28aとフォトトランジスタ28bとの間からサーマル用紙4を取り除き、その状態で、操作部44の操作により、調整モードの継続を設定する。すると、CPU40からD/Aコンバータ43に送られる指令により、D/Aコンバータ43から出力されている動作電流設定用の直流電圧が徐々に減少していく。これに伴い、トランジスタ46の導通度が減っていき、発光ダイオード28aに流れる動作電流Iが徐々に減少していく。このときの動作電流Iの減少に伴うフォトトランジスタ28bの出力電圧Vの変化を図5に示す。
すなわち、発光ダイオード28aに流れる動作電流Iが徐々に減少していくのに伴い、発光ダイオード28aの発光量が減っていく。発光量が減っていくと、やがて、光がフォトトランジスタ28bに届かなくなる。
光がフォトトランジスタ28bに届いているうちは、フォトトランジスタ28bがオンしており、フォトトランジスタ28bの出力電圧が低レベルを維持する。
光がフォトトランジスタ28bに届かなくなると、フォトトランジスタ28bがオフして、フォトトランジスタ28bの出力電圧が高レベルとなる。
CPU40は、出力電圧Vを監視しており、出力電圧Vが予め定められている非受光レベルVy以上になると、そのときの動作電流Iを動作電流設定用の直流電圧の出力制御から把握し、把握した動作電流IをI2としてRAM42に記憶する(第3手順)。また、CPU40は、出力電圧Vが非受光レベルVy以上となる直前の出力電圧Vを、V2としてRAM42に記憶する(第4手順)。
こうして、I1,V1,I2,V2を記憶すると、CPU40は、発光ダイオード28aの通常動作時の動作電流IをI1,I2の範囲内に設定し、かつフォトトランジスタ28bの出力電圧Vに対する用紙判定用の基準電圧VsをV1,V2の範囲内に設定する。具体的には、発光ダイオード28aの通常動作時の動作電流IをI1とI2の中間値である(I1+I2)/2に設定し、かつフォトトランジスタ28bの出力電圧Vに対する用紙判定用の基準電圧VsをV1,V2の中間値である(V1+V2)/2に設定する。
この設定により、発光ダイオード28aとフォトトランジスタ28bとの間にサーマル用紙4が有るか無いかを、サーマル用紙4の厚さに合わせて適正に検知することができる。
CPU40は、設定した通常動作時の動作電流Iおよび用紙判定用の基準電圧Vsのデータを、調整モードの設定に際してセットされたサーマル用紙4の種類・名称・型番等に対応付けて、RAM42内の用紙データベースに登録する。この登録をもって調整モードの終了となる。
用紙データベースには、種々のサーマル用紙4を含む複数の紙葉類に合わせた動作電流Iおよび基準電圧Vsを登録しておくことができる。
一方、CPU40は、通常時、上位装置31から特定の紙葉類が指定されると、その指定された紙葉類に対応する動作電流Iおよび基準電圧Vsを用紙データベースから読み出し、それを用紙センサ28に対し設定する。
したがって、用紙センサ28の検知対象として、通帳、サーマル用紙、普通紙など、厚さの異なる種々の紙葉類が用いられる状況であっても、常に誤検知のない適正な紙葉類検知が可能となる。
なお、上記実施形態では、用紙センサ28の調整についてのみ説明したが、通帳センサ29の調整についても同様に実施可能である。また、ステートメントプリンタSTおよびパスブックプリンタPBからなるプリント装置を例に説明したが、これに限らず、複写機やファクシミリ装置など、紙葉類を光学的に検知する紙葉類センサを有するものであれば、他の装置や機器にも同様に適用可能である。その他、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
2…フェイシア部、4…サーマル用紙、5…第1搬送手段、6a,6b…搬送路、7…サーマルプリント部、9a…ドットマトリクスヘッド、10…第2搬送手段、17…第1のサーマルヘッド、18…第2のサーマルヘッド、19…ブラックマーク検知部、19a,19b…マークセンサ、T…通帳、ST…ステートメントプリンタ、PB…パスブックプリンタ、28…用紙センサ(紙葉類センサ)、28a…発光ダイオード(発光素子)、28b…フォトトランジスタ(受光素子)、29…通帳センサ、30…制御部、31…上位装置、40…CPU、41…ROM、42…RAM、43…D/Aコンバータ、44…オペアンプ、46…NPN型トランジスタ、49…比較器
Claims (3)
- 紙葉類の搬送路を挟んで相対向する発光素子および受光素子により紙葉類を光学的に検知する紙葉類センサを備えたものにおいて、
前記発光素子と前記受光素子との間に前記紙葉類が有る状態で、前記発光素子の動作電流Iを増大させていき、前記発光素子の光が前記受光素子に届いて同受光素子の出力電圧Vが受光レベルVxとなったとき、そのときの動作電流IをI1として記憶する第1手順と、
前記受光素子の出力電圧Vが前記受光レベルVxとなる直前の同受光素子の出力電圧VをV1として記憶する第2手順と、
前記発光素子と前記受光素子との間に前記紙葉類が無い状態で、前記発光素子の動作電流Iを前記I1から減少させていき、前記受光素子の光が前記受光素子に届かなくなって同受光素子の出力電圧Vが非受光レベルVyとなったとき、そのときの動作電流IをI2として記憶する第3手順と、
前記受光素子の出力電圧Vが前記非受光レベルVyとなる直前の同受光素子の出力電圧VをV2として記憶する第4手順と、
前記発光素子の通常動作時の動作電流Iを前記I1,I2の範囲内に設定し、かつ前記受光素子の出力電圧Vに対する紙葉類判定用の基準電圧Vsを前記V1,V2の範囲内に設定する第5手順と、
を備えることを特徴とする紙葉類センサの調整方法。 - 前記第5手順は、前記発光素子の通常動作時の動作電流Iを前記I1と前記I2の中間値である(I1+I2)/2に設定し、かつ前記受光素子の出力電圧Vに対する紙葉類判定用の基準電圧Vsを前記V1,V2の中間値である(V1+V2)/2に設定する、
ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類センサの調整方法。 - 前記紙葉類は、通帳またはサーマル用紙である、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙葉類センサの調整方法。
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