JP4401201B2 - プリンタ - Google Patents

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本発明は、特に、RFIDを内蔵したラベルやタグなどのRFID連続体を架け替えた後や電源を投入した際に、ラベルやタグを無駄にしないようにしたプリンタに関する。
従来におけるプリンタにおいて、ラベルやタグなどの連続用紙(連続体)を架け替えたときや電源投入時、オートローディングと称する連続用紙の自動繰り出し機能を使い、連続用紙のラベルや検出マーク、検出孔等の検出を行ってラベルやタグのピッチ(1枚分の長さ)を測るようなことが行われている。
しかしながら、このプリンタ(印字装置)であると、連続用紙のラベルや検出マーク、検出孔等を検出したあと、印字装置がスタートするため、2〜3枚程度の用紙(ラベルやタグに相当)に無駄が生じるという問題があった(例えば、特許文献1の「従来の技術」を参照)。
上記の用紙無駄をなくすため、バックフィードにより用紙を戻して、用紙の先端を印字ヘッドに位置決めするようなプリンタが開発されている(例えば、特許文献2参照)。
上記の用紙(ラベルやタグ)の場合は、印字ヘッドに位置決めされれば、即、印字が可能なものの、RFID連続体は、内蔵されたRFIDに対する読込み・書込みが不良であると、目視可能な情報が印字されていても同様の情報がRFIDに記憶されていないという問題があった。
実開平3−36843号公報 特開平6−336063号公報
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、電源を投入した際やRFID連続体を架け替えた後に、RFIDが内蔵されたラベルやタグなどのRFID連続体を無駄にしないようにするとともに、読込み・書込みが可能で流通などに供することができるラベルやタグの先端部を印字位置に位置決め可能なプリンタを提供することを課題とする。
本発明に係るプリンタは、等間隔に検出マークを有するとともに、前記検出マーク間に、RFID部が内蔵された印字媒体片が形成されたRFID連続体と、このRFID連続体を供給する媒体供給部と、この媒体供給部より下流側に設けられ、供給された前記RFID連続体の表面に必要項目を印字する印字手段と、前記媒体供給部と印字手段との間に形成された搬送路と、前記搬送路に沿って前記RFID連続体を搬送する搬送手段と、前記搬送路に設けられ、前記RFID連続体の前記検出マークを検出する検出手段と、前記搬送路に設けられ前記RFID連続体に内蔵された前記RFID部への読取り及び必要項目の書込みを行うRFID読込み・書込み手段と、前記印字手段の下流側に、前記RFID連続体を前記印字媒体片に切断する切断手段と、を備えたプリンタであって、立上げ時、前記搬送手段により前記RFID連続体を下流側に搬送しながら前記検出手段にて前記検出マークの検出を行うとともに、前記RFID読込み・書込み手段により前記RFID部の読取りを行い、検出マーク間のピッチが正常に検出され、かつ、前記RFID読込み・書込み手段による前記印字媒体片のRFID部の読取りが正常に行われたとき、前記読取りが正常に行われた印字媒体片の先端部を前記印字手段に位置決めし、また前記印字媒体片のRFID部が読取れなかったとき、RFID部の読取りが正常に行われた前記印字媒体片の印字手段への位置決め前に、読取れなかった印字媒体片を切断することを特徴とする。
本発明に係るプリンタは、電源投入時、RFID部が内蔵されたRFID連続体を搬送しながら検出手段にて検出マークを検出するとともに、RFID読込み・書込み手段にてRFID部に対する読込みを行い、読取りが正常に行われた印字媒体片の先端部を印字手段に位置決めするので、高価なRFID連続体を無駄にしないばかりか、流通などに供することができる正常な印字媒体片が位置決めされるため、1枚目から書込みが可能になるという効果がある。
さらに、印字手段の下流側に、RFID連続体を印字媒体片に切断する切断手段を設けたので、単葉の印字媒体片が得られ、かつ、切断手段により、RFID部の読取が正常に行われた印字媒体片の印字手段への位置決め前に、読取れなかった不正な印字媒体片を切断するようにしたので、不正な印字媒体片は、印字前にRFID連続体より切り離されるため、誤用が防げるという効果がある
以下、本発明の実施の形態によるプリンタを図1ないし図6に基づき説明する。
図1は、本発明に係るプリンタの一実施形態を示す概略説明図であり、図2および図3は、本発明のプリンタで使用するRFID連続体の一例を示す概略斜視図である。
先ず、図2に基づき、タグ状のRFID連続体20につき説明する。
RFID連続体20には、ICチップ21およびアンテナ22を備えたRFID部23が内蔵されており、タグホール24が等間隔で形成されている。
RFID部23は、RFID(Radio Frequency Identification)による情報の送受信が可能であり、アンテナ22を介してICチップ21に対し図示省略の価格や商品番号などの必要項目情報を書込めるようになっている。
また、タグホール24は、「検出マーク」としての役割をもつものであり、検出したタグホール24からの距離により印字位置が決められ、あるいは、タグホール24、24間のピッチ(長さ)が図られ、さらには、前記ピッチより、タグホール24を残した状態で「印字媒体片」としてのタグ片25が区画・形成されるようになっている。
なお、RFID連続体20の表面側は、前記RFID部23のICチップ21に書込む前述価格や商品番号などの必要項目情報(図示省略)と同様の情報が印字できるようになっている。
図3は、ラベル状のRFID連続体30であり、帯状の台紙31上に図示省略の粘着剤を介してラベル連続体32が積層された状態で形成されている。ラベル連続体32には、ICチップ21およびアンテナ22を備えたRFID部33が内蔵されており、かつ、台紙31には、「検出マーク」としての矩形状の識別マーク34が等間隔で形成されている。RFID部33は、RFIDによる情報の送受信が可能であり、アンテナ22を介してICチップ21に対し図示省略の価格や商品番号などの必要項目情報を書込めるようになっている。
識別マーク34は、「検出マーク」としての役割をもつものであり、検出した識別マーク34からの距離により印字位置が決められ、あるいは、識別マーク34、34間のピッチが図られ、さらには、識別マーク34、34により「印字媒体片」としてのラベル片35が区画・形成されるようになっている。そして、台紙31ごとRFID連続体30を切断したのち台紙31を剥離すると、RFID部33が内蔵され、かつ、図示省略の粘着剤が露呈したラベル片35が得られ、図示省略の商品へ貼付できるようになっている。
なお、以下においては、説明の都合上、タグ状のRFID連続体20を使用した例で説明する。
次に、図1に基づき、プリンタにつき説明する。
プリンタ1は、RFID連続体20を装着する媒体供給部3と、補助ローラ4と、検出手段としてのタグホール検出センサ5と、RFID読込み・書込み手段としてのRFIDリード・ライト部6と、印字手段としての印字部7と、リボン部8と、切断手段としてのカッタ部9と、前記媒体供給部3および印字部7の間に形成された搬送路10と、を備える。
補助ローラ4は、媒体供給部3に装着されて繰出されたRFID連続体20を挟持し、電源投入、あるいは、RFID連続体20の交換後の立上げ時に回転してRFID連続体20をフィードするようになっており、RFID連続体20は印字部7が形成される下流側へ向けて搬送路10を搬送される。
タグホール検出センサ5は、搬送路10の途中に設けられ、前記搬送中のRFID連続体20のタグホール24に向けて光を照射する発光部5a、および発光部5aより照射された光を受光する受光部5bとから構成され、受光した光量の変化に基づき、タグホール24を検出するようになっている。
RFIDリード・ライト部6は、前記RFID連続体20のRFID部23に対する送受信を行う装置であって、アンテナ22を介してICチップ21の固有IDを読取るとともに、読取りができたICチップ21に対して図示省略の価格や商品番号などの必要項目情報を送信・書込むようになっている。
印字部7は、印字ヘッド11およびプラテン12を備え、RFID連続体20の表面に対し印字ヘッド11を介して必要項目情報を印字するとともに、プラテン12は、図示省略のステッピングモータに接続され、前記印字ヘッド11との間に挟持したRFID連続体20をステッピングモータ(図示省略)の回転に従い下流側へ搬送、または、上流側へバックフィード(逆搬送)するようになっている。
リボン部8は、インクリボン13と、インクリボン13を装着するリボン供給部14と、リボン巻取り部15と、補助ローラ16とを備える。リボン供給部14に装着したインクリボン13は、補助ローラ16を経て前記印字ヘッド11とプラテン12の間に挟持しリボン巻取り部15へ巻取られる途中で印字ヘッド11の熱により融解し、前記RFID連続体20の表面に対し印字ヘッド11を介して必要項目情報が書込めるようになっている。
カッタ部9は、カッタセンサ17およびカッタ刃18を備えており、カッタ部9まで搬送されたRFID連続体20をカッタ刃18により所定のタイミングで切断してタグ片25を作成するようになっている。
また、カッタセンサ17は、カッタ刃18の上流側に設けられており、カッタ刃18によって切断されたRFID連続体20を印字位置までバックフィードする際、正常にバックフィードされたかを確認するためのセンサであり、印字部7より下流に設けられたカッタ部9側にRFID連続体20が搬送されたときにOFFとなってRFID連続体20の存在を認識でき、また、切断後のバックフィードで印字部7側へ搬送されたときONになって、RFID連続体20がカッタ部9と印字部7との間に存在しないことが確認できるようになっている。
次に、主に、図4および図5を用いて、RFID連続体20の位置決めにつき、説明する。
図4は、RFID部25が連続して形成されている状態のRFID連続体20を図1の上方より見た説明図である。
図4の(a)は、媒体供給部3にRFID連続体20を装着し、図示省略の電源投入、あるいは、RFID連続体20の交換後の立上げ時をしたときの動作を示す図であって、補助ローラ4の回転によりRFID連続体20は下流側(矢示F方向)にフィード搬送される。
このフィード搬送時に、RFID連続体20の第1のタグホール24がタグホール検出センサ5位置に到達すると、同センサ5にてタグホール24ありが検出されながら、さらに、下流側へとフィードされる(図4(b)参照)。この第1のタグホール24の検出からプラテン12を回転する図示省略のステッピングモータのステップ数がカウントされる。なお、第1のタグホール24が検出される前のタグ片25は、「不完全なタグ片25」と見做される。
さらに、RFID連続体20は下流側(矢示F方向)にフィード搬送されつつ、RFID部23がRFIDリード・ライト部6を通過するタイミングで、RFIDリード・ライト部6によりRFID部23のアンテナ22を介してICチップ21の固有ID(図示省略)が読取られる。この図示省略の固有IDが読取られた場合は、書込み可能なRFID部23が存在すると判断される。さらに、RFID連続体20は、印字部7方向へのフィードを続行し、次のタグホール24がタグホール検出センサ5位置に到達すると第2のタグホール24として認識され、第1のタグホール24の検出(図4(b))からカウントを開始したステッピングモータ(図示省略)のカウント数は、第1および第2のタグホール24、24間のピッチ(長さ)に相当するカウント数となる。そして、第2のタグホール24を検出した位置から、さらに所定量のフィードを続行し、第1のタグホール24がカッタ刃18から所定の距離はなれた切断位置で停止する(図4(d))とともに、カッタ刃18にて「不完全なタグ片25」を切断する。
なお、切断位置へのフィード時、カッタ刃18近辺に配設されたカッタセンサ17がOFFとなり、RFID連続体20がカッタ刃18側へ正常に搬送されてきたことが認識できる。
「不完全なタグ片25」が切断されると、今度はプラテン12が逆回転してRFID連続体20を所定量バックフィードして印字ヘッド11の位置に1枚目の先頭が位置決めされる(図4(e)参照)。
なお、RFID連続体20が印字ヘッド11側へバックフィードすると、カッタ刃18近辺に配設されたカッタセンサ17はONとなり、RFID連続体20が印字ヘッド11側へ正常にバックフィードされたことが認識できる。
図5は、先端部分にRFID部25が存在しない状態のRFID連続体20を図1の上方より見た説明図である。
図5の(a)は、媒体供給部3にRFID連続体20を装着し、図示省略の電源投入、あるいは、RFID連続体20の交換後に立ち上げたときの動作を示す図であって、補助ローラ4の回転によりRFID連続体20は下流側(矢示F方向)にフィード搬送される。
このフィード搬送時に、RFID連続体20のタグホール24がタグホール検出センサ5位置に到達すると、同センサ5にてタグホール24ありが検出されながら、さらに、下流側へとフィードされる(図5(b)参照)。このタグホール24の検出からプラテン12を回転する図示省略のステッピングモータのステップ数がカウントされる。
さらに、RFID連続体20は下流側(矢示F方向)にフィード搬送されつつ、RFID部23がRFIDリード・ライト部6を通過するタイミングで、RFIDリード・ライト部6によりRFID部23のアンテナ22を介してICチップ21の固有ID(図示省略)を読取ろうとするが、RFID部23が存在せず読取れないため、「不完全なタグ片25」と見做される。さらに、RFID連続体20は、印字部7方向へのフィードを続行し、次のタグホール24がタグホール検出センサ5位置に到達すると、先に開始したステッピングモータ(図示省略)のカウント数はクリアされ、新たにステップ数のカウントを開始する(図5(c)参照)。
なお、このときカッタセンサ17がOFFとなり、RFID連続体20がカッタ刃18側へ正常に搬送されてきたことが認識できる。
さらに、RFID連続体20は下流側(矢示F方向)にフィード搬送されつつ、RFID部23がRFIDリード・ライト部6を通過するタイミングで、RFIDリード・ライト部6によりRFID部23のアンテナ22を介してICチップ21の固有ID(図示省略)が読取られる。この図示省略の固有IDが読取られた場合は、書込み可能なRFID部23が存在すると判断される。さらに、RFID連続体20は、印字部7方向へのフィードを続行し、次のタグホール24がタグホール検出センサ5位置に到達すると、先のタグホール24と今回検出されたタグホール24間のタグ片25は「正常なタグ片25」と見做されるとともに、両タグホール24、24間のステッピングモータ(図示省略)のカウント数は、タグ片25のピッチ(長さ)に相当するカウント数となる(図5(d))。
さらに所定量のフィードを続行し、「正常なタグ片25」のタグホール24がカッタ刃18から所定の距離はなれた位置で停止するとともに、カッタ刃18にて「正常なタグ片25」の下流側に存在する「不完全なタグ片25」を切断する(図5(e))。
「不完全なタグ片25」が切断されると、今度はプラテン12が逆回転してRFID連続体20を所定量バックフィードして印字ヘッド11の位置に「正常なタグ片25」の先端部が位置決めされる(図5(f)参照)。
なお、RFID連続体20が印字ヘッド11側へバックフィードすると、カッタ刃18近辺に配設されたカッタセンサ17はONとなり、RFID連続体20が印字ヘッド11側へ正常にバックフィードされたことが認識できる。
次に、図6のフローチャートを参照し、上記動作を説明する。
ステップS01にて、図示省略のRAMなどの記憶部に記憶されている一つ目(第1)のタグホール検出フラグおよび二つ目(第2)のタグホール検出フラグ並びにステッピングモータ(図示省略)のカウント数などをゼロクリアする初期設定を行う。
ステップS02にて、補助ローラ4の回転によりRFID連続体20を下流側(順方向)にフィード搬送する。
ステップS03にてタグホール24を検出したか判定し、タグホール24が検出されない場合は、ステップS02に戻ってRFID連続体20の順方向(図4の矢示F方向)へのフィード搬送を繰返し、一方、タグホール24を検出したと判定された場合は、次ステップ(ステップS04)へ行く。
ステップS04にて、一つ目のタグホール検出フラグが「1」、すなわち、既にタグホール24が検出されているか否か判定し、検出されていない場合はステップS05に行き、一方、既にタグホール24が検出されていた場合はステップS07に行く。
ステップS05では、タグホール24が一つ目(第1のタグホール24)か否か判定し、第1のタグホール24と判定された場合は、ステップS06にて第1のタグホール検出フラグ「1」を図示省略のRAMなどの記憶部にセットしてステップS02に戻り、一方、第1のタグホール24でないと判定された場合は、ステップS02に戻る。
ステップS07にて、タグホール24が二つ目(第2のタグホール24)か判定し、第2のタグホール24でない場合はステップS02に戻り、一方、第2のタグホール24と判定された場合は、次スッテプ(ステップS08)にて第2のタグホール検出フラグ「1」を図示省略のRAMなどの記憶部にセットし、ステップS09で「RFIDタグ」か否か判定する。すなわち、RFIDリード・ライト部6にてRFID連続体20のRFID部23が内蔵されたタグ片25が読取れたか否か判定し、読取れなかった場合にはステップS02に戻り、一方、読取れた場合は、ステップS10にてRFID連続体20をカット位置までフィード搬送する。
ステップS11にて、RFID連続体20がカット位置、すなわち、カット刃18の下に位置決めされたか否か判定し、位置決めされていないと判定された場合は、ステップS10に戻って搬送を繰り返し、一方、カット位置に位置決めされたと判定された場合は、ステップS12にてカット刃18を作動して、「不完全なタグ片25」を切断する。
次いで、ステップS13にて、RFID連続体20をバックフィードし、ステップS14にて、第一印字位置、すなわち、「正常なタグ片25」を印字ヘッド11の下に位置決めしたか否かを判定し、位置決めされていないと判定された場合は、ステップS13に戻ってバックフィードを繰り返す。
一方、ステップS14にて、印字位置に位置決めされたと判定された場合は、処理を終了する。
上述したように、電源投入、あるいは、RFID連続体20の交換後の立上げ時、ICチップ21とアンテナ22とから成るRFID部23が内蔵されたRFID連続体20を搬送しながらタグホール検出センサ5にてタグホール24を検出するとともに、RFIDリード・ライト部6にてRFID部23に対する読込みを行い、読込みができた「正常なタグ片25」の先端部を印字ヘッド11の下に位置決めするので、高価なRFIDタグを無駄にしないばかりか、流通などに供することができる「正常なタグ片25」が位置決めされるため、1枚目から書込みが可能になるものである。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態におけるカッタセンサ17は、RFID連続体20のフィード時のOFF、および、バックフィード時のONにより、RFID連続体20がカッタ刃18側、あるいは、印字ヘッド11側に搬送され、途中でジャムリ(搬送不良)を発生していないことの確認のために設けた例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、位置検出用センサとして使用することも可能である。すなわち、RFID連続体20の紙質や厚みによっては滑って搬送不良を起こすようなことが考えられるが、前述実施の形態では、位置検出用センサとしてのタグホール検出センサ5によりタグホール25が検出されてからステッピングモータ(図示省略)のカウントを開始し、このステッピングモータのカウント数に換算された距離分、離れた位置が印字開始位置、印字ヘッド11位置、あるいは、カッタ刃18の位置という設定がされており、距離が遠いため搬送量、言い換えれば、RFID連続体20の位置決めに誤差を発生させる要因があった。そこで、位置決めするカッタ刃18及び印字ヘッド11に近い位置に配設されたカッタセンサ17に位置検出用センサの機能を持たせるようにするものであり、カッタセンサ17からカッタ刃18、あるいは、印字ヘッド11位置までの距離を図示省略のステッピングモータのステップ数に換算して設定することにより、RFID連続体20の位置決め時の誤差が少なくなるものである。
また、上記実施の形態では、リボン部8を備えた例で説明したが、これに限定されないことは勿論であり、印字媒体片25、35の表面に、感熱発色材を塗布した発色面を備えるようにすれば、印字ヘッド11によりインクリボン13なしでも必要項目の印字が可能である。
本発明の一実施の形態によるプリンタの概略説明図である。 同、プリンタで使用するタグ状のRFID連続体を示す概略斜視説明図である。 同、プリンタで使用するラベル状のRFID連続体を示す概略斜視説明図である。 同、RFID部が連続して形成されている状態のRFID連続体の動作を説明した説明図である。 同、先端部分にRFID部が存在しない状態のRFID連続体の動作を説明した図4相当の説明図である。 同、動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ
3 媒体供給部
4 補助ローラ
5 タグホール検出センサ(検出手段)
6 RFIDリード・ライト部(RFID読込み・書込み手段)
7 印字部(印字手段)
8 リボン部
9 カッタ部(切断手段)
10 搬送路
11 印字ヘッド
12 プラテン
13 インクリボン
14 リボン供給部
15 リボン巻取り部
16 補助ローラ
17 カッタセンサ
18 カッタ刃
20 RFID連続体
21 ICチップ
22 アンテナ
23 RFID部
24 タグホール(検出マーク)
25 タグ片(印字媒体片)
30 RFID連続体
31 台紙
32 ラベル連続体
33 RFID部
34 識別マーク
35 ラベル片(印字媒体片)

Claims (1)

  1. 等間隔に検出マークを有するとともに、前記検出マーク間に、RFID部が内蔵された印字媒体片が形成されたRFID連続体と、
    このRFID連続体を供給する媒体供給部と、
    この媒体供給部より下流側に設けられ、供給された前記RFID連続体の表面に必要項目を印字する印字手段と、
    前記媒体供給部と印字手段との間に形成された搬送路と、
    前記搬送路に沿って前記RFID連続体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送路に設けられ、前記RFID連続体の前記検出マークを検出する検出手段と、
    前記搬送路に設けられ前記RFID連続体に内蔵された前記RFID部への読取り及び必要項目の書込みを行うRFID読込み・書込み手段と、
    前記印字手段の下流側に、前記RFID連続体を前記印字媒体片に切断する切断手段と、
    を備えたプリンタであって、
    立上げ時、前記搬送手段により前記RFID連続体を下流側に搬送しながら前記検出手段にて前記検出マークの検出を行うとともに、前記RFID読込み・書込み手段により前記RFID部の読取りを行い、
    検出マーク間のピッチが正常に検出され、かつ、前記RFID読込み・書込み手段による前記印字媒体片のRFID部の読取りが正常に行われたとき、前記読取りが正常に行われた印字媒体片の先端部を前記印字手段に位置決めし、また
    前記印字媒体片のRFID部が読取れなかったとき、RFID部の読取りが正常に行われた前記印字媒体片の印字手段への位置決め前に、読取れなかった印字媒体片を切断することを特徴とするプリンタ。
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