JP4731882B2 - レンズバリア付レンズ鏡筒およびカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、レンズバリアが設けられているレンズ鏡筒およびそれを搭載するカメラに関する。
従来、レンズシャッタカメラなどのコンパクトカメラとして、撮影レンズの前部に着脱可能なレンズキャップを備えるものがある。レンズキャップは、撮影レンズの保護や外光カットを行うために、カメラの不使用時に装着されるものである。
近年、レンズキャップの代わりに、カメラ本体またはレンズ鏡筒の一部にレンズバリアを設け、このレンズバリアをカメラ本体に設けられたバリア駆動手段により駆動制御する方式が多くのカメラに採用されている。
次に、上記レンズバリアが設けられているレンズ鏡筒について図4を参照しながら説明する。図4は従来のレンズバリア付レンズ鏡筒の分解斜視図である。
レンズバリア付レンズ鏡筒は、図4に示すように、レンズ鏡筒102を備える。レンズ鏡筒2には、レンズ101およびバリア機構を構成する部品の組付け基準となるバリア地板103が保持される。また、レンズ鏡筒102には、上記レンズ101を保護するためのレンズバリア104およびレンズバリア104の駆動機構が搭載されている。
バリア地板103は、円環状の形状を有する。バリア地板103には、互いに光軸方向と直交する方向へ対向するように配置された1対の嵌合軸103aと、互いに光軸方向と直交する方向へ対向するように配置された1対の引掛け部103bと、互いに光軸方向と直交する方向へ対向するように縁部に配置された扇形状の1対の切欠き部103cとが設けられている。
レンズバリア104は、同形状の1対のはね部材104Aから構成され、各はね部材104Aは光軸を中心として点対称となる位置にそれぞれ配置されている。各はね部材104Aには、回転中心となる嵌合穴104a、閉じばね105の引掛け部104b、および嵌合穴104aから離れた位置に配置された駆動ピン104cがそれぞれ設けられている。
各はね部材104Aの嵌合穴104aには、バリア地板103の対応する嵌合軸103aが嵌合され、各はね部材104Aは対応する嵌合軸103aを軸として回転可能に支持される。
各閉じばね105は、引っ張りばねからなり、それぞれの一端は、対応する引掛け部104bに引っ掛けられている。各閉じばね105の他端は、バリア地板103の対応する引掛け部103bにそれぞれ引っ掛けられている。この各閉じばね105により、各はね部材104Aは、嵌合軸103aを中心に図中の反時計回り(以下、CCWという)方向へ付勢される。すなわち、バリア104には、常時、閉じる方向へ回転力が作用していることになる。
各はね部材104Aの駆動ピン104cは、バリア地板103の対応する切欠き部103cを挿通して、後述するバリア駆動環107に向けて延びる。
また、レンズ鏡筒102には、バリアカバー106が保持されており、バリアカバー106とバリア地板103との間には、レンズバリア104を構成する各はね部材104Aの動作空間が形成される。
レンズ鏡筒102とバリア地板103との間には、バリア104を開閉駆動するためのバリア駆動環107が配置され、バリア駆動環107は、光軸周りに回転可能にレンズ鏡筒102に支持されている。バリア駆動環107には、直径方向に対向する1対の当接部107a、引掛け部107bおよびレンズ鏡筒102側に向けて突出する係合部107cが設けられている。
各当接部107aは、それぞれ、バリア駆動環107が回転する際に対応するはね部材104Aの駆動ピン104cに当接し、バリア104を開く方向に押圧するための部位である。上記各当接部位107aにより対応するはね部材104Aの駆動ピン104cが押圧されると、各はね部材104Aの駆動ピン104cは嵌合穴104aを中心にして揺動する。すなわち、バリア104を構成する各はね部材104Aは、それぞれ、嵌合穴104aを中心にして揺動する。これにより、レンズバリア104は、レンズ101に対する光通過口を形成する。
引掛け部107bには、引っ張りばねからなる開きばね108の一端が引っ掛けられている。開きばね108の他端は、レンズ鏡筒102に設けられた引掛け部102aに引っ掛けられている。この開きばね108により、バリア駆動環107は、常時、光軸を中心に図中の時計回り(以下、CWという)方向へ付勢されることになる。
係合部107cは、鏡筒が非使用状態にあるときに、作用部材(図示せず)と当接され、上記作用部材は、バリア駆動環107に対してCCW方向へ回転力を与えるように作用する。この際、上記作用部材は、開きばね108により発生される付勢力に抗しながらバリア駆動環107に対して作用し、この作用によりバリア駆動環107はCCW方向に回転される。このバリア駆動環107の回転に伴い当接部107aは駆動ピン104cから離間する。これにより、レンズバリア104の各はね部材104Aは、閉じばね105によって閉じた状態になる。すなわち、レンズバリア104により、レンズ101に対する光通過口が閉じられ、レンズ101が保護される。
鏡筒の使用状態においては、上記作用部材と係合部107cとの位置関係が変化し、両者の当接が解かれる。そのため、バリア駆動環107は開きばね108によってCW方向へ回転する。これにより、当接部107aが駆動ピン104cに当接し、各はね部材104AにCW方向の力が作用する。このとき、開きばね108のバリア駆動環107に対する付勢力が閉じばね105のはね部材104Aに対する付勢力より強いので、各はね部材104Aが開いた状態になり、レンズバリア104により、レンズ101に対する光通過口が開かれる。
このように、鏡筒の使用状態に応じて自動的に開閉するレンズバリア104によって、使用者はレンズバリア104の開け閉めを気にすることなく撮像装置を使用することができ、撮像装置の利便性の向上を図ることができる。
特開2004−069991号公報 特開2004−045744号公報
しかしながら、上述した従来のレンズバリア付レンズ鏡筒においては、対応する駆動ピン104cが挿通される扇形状の1対の切欠き部103cがバリア地板103に形成されているので、外部からの砂や塵が切欠き部103cを経てバリア駆動環107の作動空間に侵入し、これが不具合の発生の原因となる可能性がある。また、上記レンズバリア付鏡筒を有する撮像装置に対して防水または防滴機能を持たせることは難しい。
本発明の目的は、外部から砂、塵、水などが侵入し難いレンズバリア付レンズ鏡筒およびカメラを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、撮影用開口を開閉すべく、光軸と平行な軸線を中心に揺動するバリア部材を含むレンズバリアを有するレンズバリア付レンズ鏡筒であって、 前記レンズバリアの前記バリア部材と嵌合して結合され、該バリア部材の揺動中心と同軸に延びる回転軸と、前記回転軸をその軸線の周りに回転駆動させるための駆動力を前記回転軸に与える駆動手段であって、前記回転軸に引掛けられたばねが引掛けられている駆動手段と、前記回転軸が回転可能に挿通される貫通穴を有するバリア地板とを備え、前記回転軸には、前記駆動手段から駆動力が与えられる被駆動部が当該回転軸から軸方向に突出したところに設けられ、前記回転軸は、前記被駆動部に伝達される駆動力により回転駆動され、前記バリア部材は、前記回転軸の回転駆動により光軸と平行な軸線の周りに揺動され、前記バリア部材と前記回転軸の前記被駆動部および前記回転軸と前記駆動手段に引掛けられている前記ばねとの間に、前記バリア地板が配置されていることを特徴とするレンズバリア付レンズ鏡筒を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、上記レンズバリア付レンズ鏡筒を備えることを特徴とするカメラを提供する。
本発明によれば、外部から砂、塵、水などが侵入し難いレンズバリア付レンズ鏡筒を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係るレンズバリア付レンズ鏡筒の構成を示す分解斜視図、図2は図1の分解斜視図を別の方向から見た分解斜視図、図3は図1のレンズバリア付レンズ鏡筒のバリア駆動環7の係合部7dとカメラ本体に固定された固定部材との位置関係を模式的に示す図である。
レンズバリア付鏡筒は、図1および図2に示すように、レンズ鏡筒2を備え、レンズ鏡筒2は、レンズ1を保持するための開口が設けられた前面側(被写体側)端部および開放端からなる裏面側端部を有する。レンズ1は、レンズ1とレンズ鏡筒2との間の隙間を封止するように接着剤でレンズ鏡筒2の前面側端部に接合されている。レンズ鏡筒2の前面側には、化粧板3、レンズバリア4、およびバリアカバー5が組み付けられる。レンズ鏡筒2内には、バリア駆動環7、1対の嵌合軸6、および蓋10が組み付けられる。レンズ鏡筒2は、上記各部品を組み付ける際の基準となるバリア地板を兼ねるものである。レンズ鏡筒2は、カメラ本体に設けられたアクチュエータ(図示せず)によって、使用時には、使用位置(撮影可能位置)に移動され、非使用時には、非使用位置(収納位置)に移動される。
レンズ鏡筒2には、引掛け部2a(図2に示す)、レンズ鏡筒2の直径方向に対向する1対の貫通穴2b、および3つのくぼみ2c(図2に示す)が設けられている。引掛け部2aは、レンズ鏡筒2の裏面側に配置されている。各貫通穴2bは、レンズ鏡筒2の前面側が大径部となるように形成されている。各くぼみ2cは、等間隔でレンズ鏡筒2の内面に配置されている。
化粧板3は、レンズ1とレンズ鏡筒2との接着剤による接合部を少なくとも覆うように、接着剤によりレンズ鏡筒2に接合される。レンズバリア4は、同形状の1対のはね部材4aから構成され、各はね部材4aは、互いに光軸を中心に点対称となるように配置されている。各はね部材4aには、それぞれ、バリア結合穴4bが形成されており、各はね部材4aは、バリア結合穴4bを中心に揺動する。なお、レンズバリア4を構成するはね部材の枚数や形状については、上記に限定されるものではない。バリアカバー5は、レンズ鏡筒2とバヨネット結合される。ここで、レンズ鏡筒2側のバヨネット形状の形成においては、いわゆる外スライドを利用することによって、加工上の穴が形成されないようにされている。バリアカバー5と化粧板3との間には、バリア4の作動空間が形成される。
バリア駆動環7は、レンズ鏡筒2内の部位と摺動嵌合し、光軸周りに回転可能に支持される。バリア駆動環7には、開きばね9の一端が引掛けられる引掛け部7aと、閉じばね8のための1対の引掛け部7bと、1対の凹部7cと、係合部7dとが設けられている。各引掛け部7bは、互いに直径方向へ対向するように配置されている。各凹部7cは、互いに直径方向へ対向するようにバリア駆動環7の内周面に配置されている。係合部7dは、非使用時には、カメラ本体に固定された固定部材と当接され、撮影時には、係合部7dと固定部材との当接が解除される。この作用の詳細については後述する。開きばね9の一端は、上述したように、引掛け部7aに引掛けられており、その他端は、レンズ鏡筒2の引掛け部2aに引掛けられている。この開きばね9により、バリア駆動環7は、CCW方向へ付勢される。
蓋10は、光軸と同軸上にレンズ鏡筒2内に配置される環状の部材からなり、その外周部には、3つの爪部10aが設けられている。各爪部10aは、互いに等間隔で配置され、対応するレンズ鏡筒2内のくぼみ2cに係合可能な形状を有する。また、蓋10には、直径方向へ対向するように配置された1つの嵌合穴10bが設けられている。蓋10は、各爪部10aと対応するくぼみ2cとが係合されてレンズ鏡筒2内に保持されており、各嵌合穴10bがレンズ鏡筒2の対応する貫通穴2bと同軸上になるように位置決めされている。蓋10は、バリア駆動環7および嵌合軸6の動作空間をレンズ鏡筒2内に形成する。
各嵌合軸6は、ぞれぞれ、一端に形成された二方取り形状のバリア結合部6cと、中間部に形成された小径軸部6bと、他端近傍部位に形成された引掛け部6aとを有する。各嵌合軸6の引掛け部6aは軸線と直交する方向へ張り出し、その先端には、軸線方向へ突出する駆動ピン6dが設けられている。各嵌合軸6の駆動ピン6dは、対応する凹部7cと当接される。各嵌合軸6は、バリア駆動環7の対応する凹部7cを経てレンズ鏡筒2の対応する貫通穴2bに挿通され、バリア結合部6cは、対応するはね部材4aのバリア結合穴4bに嵌合される。各嵌合軸6の小径軸部6bは、レンズ鏡筒2の対応する貫通穴2bの大径部に挿入されたOリング11に挿通され、各嵌合軸6の他端は、蓋10の対応する嵌合穴10bに回転可能に嵌合される。各嵌合軸6は、レンズ鏡筒2および蓋10により回転可能に支持され、光軸を中心として点対称になるように配置されている。
Oリング11は貫通穴2bの大径部と小径軸部6bとの間で弾性変形され、Oリング11により小径軸部6bと貫通穴2bとの間の隙間が塞がれる。これにより、各嵌合軸6と対応する貫通穴2bとの間の隙間から埃、水などがレンズ鏡筒2内に浸入することが防がれ、所定レベルの防水性能が発揮される。この防水性能としては例えばJIS4級程度のものが得られればよく、その場合、Oリング11の外径が7〜10%程度つぶれるように設定される。なお、貫通穴2bの大径部を小さくし、Oリング11の弾性変形率を大きくすると、より高いレベルの防水性能を得ることが可能になるが、嵌合軸6が回転する際に嵌合軸6が受ける抵抗が大きくなり、嵌合軸6を回転させるために、大きな駆動力が必要となる。
各嵌合軸6の引掛け部6aには、対応する閉じばね8の一端が引掛けられている。各閉じばね8は、バリア4の対応するはね部材4aを閉じる方向すなわちCW方向へ付勢するための引張りばねからなり、その他端は、バリア駆動環7の対応する引掛け部7bに引掛けられている。これにより、各嵌合軸6には、対応する閉じばね8により、駆動ピン6dがバリア駆動環7の対応する凹部7cと当接された状態でCCW方向への回転力が付与される。
次に、上記レンズバリア付レンズ鏡筒の組み立ての手順について説明する。
まず、レンズ鏡筒2に設けられた穴にレンズ1が嵌合され、接着剤によりレンズ鏡筒2に接合される。この際、レンズ1の周辺部とレンズ鏡筒2との間に生じる隙間は、接着剤により封止され、レンズ1の周辺部とレンズ鏡筒2との間に生じる隙間に対する防水処置が施される。そして、化粧板3がレンズ鏡筒2に接着剤により接合される。
次に、バリア駆動環7がレンズ鏡筒2に背面側から組み込まれる。バリア駆動環7は、レンズ鏡筒2に摺動嵌合し、光軸を中心として回転可能に支持される。ここで、開きばね9は、その一端が引掛け部7aに、その他端が引掛け部2aにそれぞれ引掛けられて取り付けられる。これにより、バリア駆動環7は、常時、CCW方向へ付勢される。
次に、各嵌合軸6がレンズ鏡筒2に組み込まれる。まず、各嵌合軸6は、それぞれ、レンズ鏡筒2の対応する貫通穴2bに挿通される。この際、各嵌合軸6の駆動ピン6dは、バリア駆動環7の凹部7cと当接されるように位置決めされる。また、各嵌合軸6の引掛け部6aには、対応する閉じばね8の一端が引掛けられ、各閉じばね8の他端は、バリア駆動環7の対応する引掛け部7bに引掛けられる。これにより、各嵌合軸6には、対応する閉じばね8により、CCW方向への回転力が与えられる。
次に、蓋10がレンズ鏡筒2内に挿入され、蓋10の各爪部10aがレンズ鏡筒2の対応するくぼみ2cに係合される。これにより、蓋10はレンズ鏡筒2に保持される。蓋10をレンズ鏡筒2内に挿入する際に、蓋10の各嵌合穴10bには、対応する嵌合軸6の他端が嵌合され、各嵌合軸6は、レンズ鏡筒2と蓋10とにより回転可能に支持される。蓋10とレンズ鏡筒2とにより、バリア駆動環7の作動空間が形成され、バリア駆動環7の脱落が防止される。また、各嵌合軸6は、レンズ鏡筒2の貫通穴2bと蓋10の嵌合穴10bとの2箇所で回転可能に嵌合支持されるので、嵌合軸6が回転する際のぶれが少なる。また、蓋10により、嵌合軸6がレンズ鏡筒2の背面側へ抜け落ちるのが防止される。
次に、レンズ鏡筒2に対して防水手段である各Oリング11が組み込まれる。すなわち、各Oリング11は、対応する嵌合軸6の小径部を受け入れるように対応する貫通穴2bの大径部に押し込まれる。この際、各Oリング11は、対応する嵌合軸6と貫通穴2bとの間で弾性変形され、上述したように所定レベルの防水性能例えばJIS4級程度の防水性能が得られることになる。
次に、レンズ鏡筒2に対してレンズバリア4が組み込まれる。レンズバリア4の各はね部材4aのバリア結合穴4bに対して、対応する嵌合軸6の先端に設けられたバリア結合部6cが圧入され、各はね部材4aと対応する嵌合軸6とは固着される。これにより、各はね部材4aは、対応する嵌合軸6の回転に従動して嵌合軸6を中心として揺動可能になる。
次に、レンズ鏡筒2に対してバリアカバー5が組み込まれる。バリアカバー5は、レンズ鏡筒2とバヨネット結合される。このバリアカバー5は、各嵌合軸6の先端を受けるので、嵌合軸6の光軸方向への抜け止めの役割を果たす。
以上の手順に従って、バリア付レンズ鏡筒2が組み立てられることになる。ここで、上記説明から分かるように、レンズ鏡筒2が嵌合軸6、レンズバリア4などのバリア機構を構成する各部品の基準となるバリア地板としての役目を担う。すなわち、本実施の形態においては、レンズ鏡筒2がバリア地板に相当するものである。
次に、本実施の形態のレンズバリア機構の動作について説明する。
レンズ1が撮影に供しない状態である非使用時には、レンズ鏡筒2は、カメラ本体に設けられたアクチュエータ(図示せず)によって、非使用位置(収納位置)に移動される。また、レンズ鏡筒2の移動に伴い各嵌合軸6はCW方向へ回転され、各はね部材4aは互いに突き合わされるように回転された状態にある。すなわち、レンズバリア4は完全に閉じられる。
具体的には、レンズ鏡筒2の非使用位置へ移動(光軸方向への移動)に伴いバリア駆動環7の係合部7dは、図3(a)〜(c)に示すように、光軸方向へ固定部材12に向けて移動され、固定部材12の傾斜面12aに対して当接される。このバリア駆動環7の係合部7dと固定部材12の傾斜面12aとが当接されると、固定部材12の傾斜面12aの作用により、バリア駆動環7は、それに与えられている開きばね9によるCCW方向への回転力に抗しながら、CW方向へ回転される(図3(a)および図3(b)を参照)。このとき、各嵌合軸6は、対応する閉じばね8により常にCCW方向へ付勢され、それぞれ駆動ピン6dは、対応する凹部7cに当接されている。よって、このバリア駆動環7のCW方向への回転に連動して各駆動ピン6dは揺動し、これにより各嵌合軸6は、CCW方向へ回転する。この各嵌合軸6の回転に伴い各はね部材4aは、互いに当接するまでCCW方向へ回転する。これにより、バリア4は完全に閉じられる。
撮影時、レンズ鏡筒2は光軸方向へ非使用位置から使用位置へ向けて移動される。この場合、バリア駆動環7の係合部7dは、図3(a)〜(c)に示すように、光軸方向に沿って固定部材12から離間する方向に向けて移動される。この係合部7dの光軸方向への移動に伴い係合部7dは、開きばね9によるCCW方向への回転力により、固定部材12の傾斜面12aに沿ってCCW方向へ回転される。すなわち、バリア駆動環7は、CCW方向へ回転される。このとき、各嵌合軸6の駆動ピン6dは、対応する凹部7cに当接されているので、このバリア駆動環7のCCW方向への回転に連動して各駆動ピン6dは揺動し、これにより各嵌合軸6は、CW方向へ回転する。この各嵌合軸6の回転に伴い各はね部材4aはCW方向へ回転し、バリア4は開かれる。そして、このバリア駆動環7の係合部7dと固定部材12の傾斜面12aとの当接が解除される。この当接が解除されると、バリア駆動環7は、各凹部7cと対応する駆動ピン6dとが当接された状態で、開きばね9による付勢力により所定位置に保持され、バリア4は完全に開かれた状態に保持される。
このように、本実施の形態によれば、バリア地板を構成するレンズ鏡筒2の前面側にレンズバリア4が、レンズ鏡筒2の裏面側に嵌合軸6の駆動ピン6dが配置されているので、従来のように、対応する駆動ピン104cが挿通される扇形状の1対の切欠き部103cがバリア地板103に形成されている構成と異なり、レンズ鏡筒2(バリア地板)に扇形状の切欠き部103cを設ける必要がなく、外部からの砂や塵が切欠き部103cを経てレンズ鏡筒2内に侵入することを防止することができる。その結果、レンズバリア駆動に関する不具合発生を低減することができる。
また、嵌合軸6と貫通穴2bとの間にOリング11が挿入されているので、所定レベルの防水性能が得られる。水の浸入によって生じる部品の摺動不良、油のにじみ出しなどの発生を未然に防止することができる。
よって、外部から砂、塵、水などが侵入し難いレンズバリア付レンズ鏡筒を提供することができる。
また、上記レンズバリア付レンズ鏡筒を設けることによって、外部からレンズ鏡筒を介して砂、塵、水などが侵入し難いカメラを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るレンズバリア付レンズ鏡筒の構成を示す分解斜視図である。 図1の分解斜視図を別の方向から見た分解斜視図である。 図1のレンズバリア付レンズ鏡筒のバリア駆動環7の係合部7dとカメラ本体に固定された固定部材との位置関係を模式的に示す図である。 従来のレンズバリア付レンズ鏡筒の分解斜視図である。
符号の説明
1 レンズ
2 レンズ鏡筒
2b 貫通穴
3 化粧板
4 バリア
4a ばね部材
6 嵌合軸
6d 駆動ピン
7 バリア駆動環
7d 係合部
8 閉じばね
9 開きばね
11 Oリング
12 固定部材

Claims (5)

  1. 撮影用開口を開閉すべく、光軸と平行な軸線を中心に揺動するバリア部材を含むレンズバリアを有するレンズバリア付レンズ鏡筒であって、
    前記レンズバリアの前記バリア部材と嵌合して結合され、該バリア部材の揺動中心と同軸に延びる回転軸と、
    前記回転軸をその軸線の周りに回転駆動させるための駆動力を前記回転軸に与える駆動手段であって、前記回転軸に引掛けられたばねが引掛けられている駆動手段と、
    前記回転軸が回転可能に挿通される貫通穴を有するバリア地板とを備え、
    前記回転軸には、前記駆動手段から駆動力が与えられる被駆動部が当該回転軸から軸方向に突出したところに設けられ、前記回転軸は、前記被駆動部に伝達される駆動力により回転駆動され、
    前記バリア部材は、前記回転軸の回転駆動により光軸と平行な軸線の周りに揺動され、前記バリア部材と前記回転軸の前記被駆動部および前記回転軸と前記駆動手段に引掛けられている前記ばねとの間に、前記バリア地板が配置されていることを特徴とするレンズバリア付レンズ鏡筒。
  2. 前記回転軸の前記バリア地板の前記貫通穴に挿入される部分と前記バリア地板との間には、防水手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のレンズバリア付レンズ鏡筒。
  3. 前記回転軸の一端には、前記バリア部材との結合部が設けられ、前記被駆動部は、前記回転軸の他端近傍に設けられていることを特徴とする請求項2記載のレンズバリア付レンズ鏡筒。
  4. 前記バリア地板は、筒状部材から構成され、該筒状部材の一端には、レンズが挿入される開口穴が形成されるとともに、前記貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項3記載のレンズバリア付レンズ鏡筒。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のレンズバリア付レンズ鏡筒を備えることを特徴とするカメラ。
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