JP2023088071A - カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ鏡筒の伸縮状態に応じてファインダの視野の範囲を変更できるカメラ装置を提供する。【解決手段】カメラ装置1は、ファインダ窓6を通して前方の視野を観察するためのファインダ部9と、軸部18を中心として回転可能な駆動レバー110とを備える。伸縮ユニットの伸縮を操作する操作筒20は、周方向に沿って延びるガイド面201と、ガイド面201に隣接する凹部202とを有する。駆動レバー110は、操作筒20のガイド面201に接触可能な作動部112を含む。カメラ装置1は、駆動レバー110の作動部112を付勢する付勢バネ130と、ファインダ部9により観察される視野の方向を変更可能なプリズム140と、軸体150を中心として回転可能なプリズムガイドレバー120とをさらに備える。プリズムガイドレバー120は、プリズム140を保持するプリズム保持部124と、駆動レバー110の駆動ギア部114に噛合する従動ギア部122とを含む。プリズム保持部124は、ファインダ部9内に挿入可能に構成される。【選択図】図7

Description

本発明は、カメラ装置に係り、特に光軸方向に沿って伸縮可能なレンズ鏡筒を備えたカメラ装置に関するものである。
従来から、操作リングを回転させることにより1以上の筒体の光軸方向への伸縮を可能にしたレンズ鏡筒を備えたカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。近年、このようなカメラにおいて、通常の撮影時からさらにレンズ鏡筒を前方に繰り出して、通常の撮影に加えて近距離での撮影(マクロ撮影)を可能にする試みもなされている。
このようなカメラには、通常、ユーザが被写体を観察するためにファインダが設けられるが、マクロ撮影時の被写体の位置は、通常の撮影時の被写体の位置に比べてカメラに近くなるため、ファインダから観察できる視野内に被写体が入らず、マクロ撮影をうまく行うことが難しくなる。したがって、レンズ鏡筒の伸縮状態に応じてファインダの視野の範囲を容易に変更できる技術が求められている。
特開2019-28295号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、レンズ鏡筒の伸縮状態に応じてファインダの視野の範囲を変更できるカメラ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、レンズ鏡筒の伸縮状態に応じてファインダの視野の範囲を変更できるカメラ装置が提供される。このカメラ装置は、前面にファインダ窓が形成されたハウジングと、上記ハウジングの内部に収容されるフレームと、少なくとも1枚のレンズを収容するレンズ鏡筒と、上記ハウジングの上記ファインダ窓を通して前方の視野を観察するためのファインダ部と、第1の軸を中心として回転可能な駆動レバーとを備える。上記レンズ鏡筒は、上記フレームに固定される基部と、上記基部から軸方向に延びる円筒壁とを有する固定筒と、上記固定筒の上記円筒壁の半径方向内側に配置され、上記軸方向に伸縮可能な伸縮ユニットと、上記固定筒に対して上記軸方向に移動することなく回転することで上記伸縮ユニットの伸縮を操作する操作筒とを含む。上記操作筒は、周方向に沿って延びるガイド面と、周方向において上記ガイド面に隣接し、上記ガイド面とは異なる外径を有するレバー駆動部とを有する。上記駆動レバーは、上記操作筒の上記ガイド面に接触可能な作動部と、複数の歯を有する駆動ギア部とを含む。上記カメラ装置は、上記駆動レバーの上記作動部を上記操作筒の上記ガイド面に向かって付勢する付勢部材と、上記ファインダ部により観察される視野の方向を変更可能なプリズムと、第2の軸を中心として回転可能なプリズムガイドレバーとをさらに備える。上記プリズムガイドレバーは、上記プリズムを保持するプリズム保持部と、上記駆動レバーの上記駆動ギア部の上記複数の歯に噛合する複数の歯を有する従動ギア部とを含む。上記プリズム保持部は、上記ファインダ部内に挿入可能に構成される。
図1は、本発明の一実施形態におけるカメラ装置を示す斜視図である。 図2は、図1のカメラ装置におけるレンズ鏡筒を前方に繰り出しつつ、フロントカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 図3は、図1のカメラ装置におけるレンズ鏡筒の分解斜視図である。 図4は、図2に示す構成要素の一部を示す分解斜視図である。 図5Aは、図4に示す駆動レバーの正面図である。 図5Bは、図5Aに示す駆動レバーの平面図である。 図5Cは、図5Aに示す駆動レバーの右側面図である。 図6Aは、図4に示すプリズムが取り付けられたプリズムガイドレバーの正面図である。 図6Bは、図6Aに示すプリズム及びプリズムガイドレバーの平面図である。 図6Cは、図6Aに示すプリズム及びプリズムガイドレバーの右側面図である。 図7は、図1のカメラ装置の沈胴状態を模式的に示す断面図である。 図8は、図1のカメラ装置の沈胴状態を模式的に示す平面図である。 図9は、図1のカメラ装置の中間繰出状態を模式的に示す断面図である。 図10は、図1のカメラ装置の最大繰出状態を模式的に示す断面図である。 図11は、図1のカメラ装置の最大繰出状態を模式的に示す平面図である。 図12は、図4に示すプリズムを示す斜視図である。 図13Aは、図4に示すプリズムガイドレバーの正面図である。 図13Bは、図13Aに示すプリズムガイドレバーの背面図である。 図13Cは、図13AのA-A線断面図である。 図13Dは、図13AのB-B線断面図である。
以下、本発明に係るカメラ装置の実施形態について図1から図13Dを参照して詳細に説明する。図1から図13Dにおいて、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図13Dにおいては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
図1は、本発明の一実施形態におけるカメラ装置1を示す斜視図である。本実施形態におけるカメラ装置1は、撮影後に自動的に現像が行われる写真フィルムを用いるカメラ(インスタントカメラ)であるが、本発明はこのようなインスタントカメラ以外にも適用できることは言うまでもない。なお、本実施形態では、便宜的に、図1における+X方向を「前」又は「前方」といい、-X方向を「後」又は「後方」ということとする。
図1に示すように、カメラ装置1は、フロントカバー2と、フロントカバー2の後方に装着されるリアカバー3と、フロントカバー2とリアカバー3とに挟まれるトップカバー4と、内部にレンズユニットを収容したレンズ鏡筒5とを備えている。フロントカバー2にはファインダ窓6が形成されており、このファインダ窓6に隣接してフラッシュ窓7が配置されている。また、ファインダ窓6の-Z方向側にはレリーズボタン8が配置されている。トップカバー4には、Y方向に延びる排出スリット4Aが形成されており、この排出スリット4Aから撮影後に現像された写真フィルムが排出されるようになっている。
本実施形態におけるレンズ鏡筒5は光軸方向に伸縮可能な構造となっている。図1に示す状態のレンズ鏡筒5は光軸方向(X方向)に最も縮んだ状態となっている。レンズ鏡筒5が図1に示す状態にあるときをカメラ装置1の「沈胴状態」ということとする。
図2は、フロントカバー2、リアカバー3、及びトップカバー4により形成される内部空間に収容される構成要素の一部を示す斜視図であり、レンズ鏡筒5が光軸方向P(X方向)に最大限繰り出した状態を示している。レンズ鏡筒5がこの状態にあるときをカメラ装置1の「最大繰出状態」ということとする。
図2に示すように、フロントカバー2、リアカバー3、及びトップカバー4により形成される内部空間には、略直方体状のフレーム80が収容されている。このフレーム80の内部には写真フィルムなどが収容される。フレーム80には、上述したレンズ鏡筒5に加えて、ファインダ窓6を通じてレンズ鏡筒5の前方の視野をユーザが確認するためのファインダ部9が取り付けられている。
図3は、図1のカメラ装置におけるレンズ鏡筒5の分解斜視図である。図3に示すように、本実施形態におけるレンズ鏡筒5は、フレーム80の前面に取り付けられる固定筒10と、固定筒10に対して軸方向に移動することなく回転可能に構成される操作筒20と、操作筒20の外周を覆うカバー筒30と、固定筒10に対して回転可能かつ軸方向に移動可能に構成される回転筒40と、固定筒10に対して回転することなく回転筒40とともに軸方向に移動可能に構成されるキー筒50と、キー筒50の前縁に取り付けられるカバーリング58と、固定筒10に対してキー筒50とともに回転可能に構成される直動筒70とを含んでいる。本実施形態においては、直動筒70の内部に少なくとも1枚のレンズ(図示せず)を含むレンズユニットが収容されている。直動筒70のレンズユニットの前方には開閉自在のバリア78が配置されている。本実施形態においては、回転筒40、キー筒50、カバーリング58、及び直動筒70が、軸方向(Z方向)に伸縮可能な伸縮ユニットを構成している。
図3に示すように、操作筒20は、軸方向(X方向)に延びる円筒部21と、円筒部21から後方に延びる2つの延出部22とを有している。円筒部21は、固定筒10の半径方向外側に配置されている。また、円筒部21は、その後端近傍で半径方向外側に張り出したフランジ部21Aを有しており、円筒部21の外周面には、組立時の取り扱いを容易にするためにローレット21Bが形成されている。2つの延出部22は光軸Pを挟んで互いに対向する位置に配置されている。
延出部22と円筒部21の内周面には、軸方向(X方向)に延びる軸方向溝24が形成されている。また、円筒部21の内周面には、周方向に延びる2つの周方向溝25と、円筒部21の後縁部から+X方向に延びて周方向溝25の端部に接続する2つの連絡溝26とが形成されている。2つの軸方向溝24、2つの周方向溝25、及び2つの連絡溝26は、それぞれ周方向に沿って180度の間隔で配置されている。
円筒部21の前縁部には3つの凹部27が形成されており、それぞれの凹部27の-X方向側ではフランジ部21Aの一部が切り欠かれて切欠き部28が形成されている。これらの凹部27及び切欠き部28は、周方向に沿って120度の間隔で配置されている。
図3に示すように、固定筒10は、フレーム80に固定される矩形枠状の基部11と、基部11から前方(+X方向)に延びる円筒壁12と、円筒壁12から半径方向外側に向かって突出する2つの係合片13とを有している。基部11の四隅にはネジ孔11Aが形成されており、このネジ孔11Aにネジ81(図2参照)を挿通してこのネジ81をフレーム80に螺合させることにより固定筒10がフレーム80に固定される。
それぞれの固定筒10の係合片13の軸方向(X方向)に沿った幅(以下、軸方向幅という)は、操作筒20の周方向溝25の軸方向幅よりわずかに小さい程度であり、固定筒10の係合片13は、操作筒20の周方向溝25に係合して周方向溝25の内部を周方向に移動できるようになっている。この固定筒10の係合片13と操作筒20の周方向溝25との係合により、操作筒20は、固定筒10に対して軸方向位置を変えることなく固定筒10に対して相対的に回転できるようになっている。
また、固定筒10の係合片13の周方向に沿った幅(以下、周方向幅という)は、操作筒20の連絡溝26の周方向幅よりも小さくなっている。したがって、操作筒20を固定筒10に組み付ける際には、固定筒10の係合片13の周方向位置を操作筒20の連絡溝26の周方向位置に合わせ、操作筒20を固定筒10の前方から-X方向に移動させることによって、固定筒10の係合片13を操作筒20の連絡溝26の内部で軸方向(X方向)に移動させて周方向溝25の端部に移動させることができる。この状態で、操作筒20を固定筒10に対して回転させることによって、固定筒10の係合片13と操作筒20の周方向溝25とを係合させることができる。
図3に示すように、固定筒10の円筒壁12には、円筒壁12を貫通して延びる2つの貫通カム溝14が形成されている。2つの貫通カム溝14は、周方向に沿って180度の間隔で配置されている。それぞれの貫通カム溝14は、後端部から前端部に向かって周方向の位置が次第に変化するように延びている。また、貫通カム溝14の後端部と前端部は周方向に延びている。固定筒10の円筒壁12の内周面には、上述した貫通カム溝14に対応する形状で延びる2つのカム溝15と、軸方向(X方向)に延びる2つの軸方向溝16とが形成されている。本実施形態では、カム溝15は貫通カム溝14に対して軸周りに90度回転した位置に形成されている。
カバー筒30は、上述した操作筒20とともに固定筒10に対して回転可能に構成されるものである。図3に示すように、カバー筒30は、軸方向(X方向)に延びる円筒部31と、円筒部31の前端から半径方向内側に延びる円環部32と、円筒部31の内周面に形成される3つの係合部34と、3つの係合部34の後方に配置される3つのフック部35とを有している。本実施形態では、3つの係合部34及び3つのフック部35は、それぞれ周方向に揃えられて配置されており、周方向に沿って120度の間隔で配置されている。
それぞれのフック部35は、フロントカバー2に形成された開口部の内周縁部に係合するようになっており、フック部35がフロントカバー2の開口部の内周縁部に係合するころで、カバー筒30は、フロントカバー2に対して回転可能となっている。また、カバー筒30の係合部34の周方向幅は操作筒20の凹部27の周方向幅と略同一であり、それぞれの係合部34が周方向において操作筒20の凹部27に嵌合(係合)するようになっている。また、それぞれのフック部35の周方向幅は、操作筒20の切欠き部28の周方向幅と略同一であり、それぞれのフック部35が操作筒20の切欠き部28に嵌合するようになっている。これにより、カバー筒30と操作筒20とが一体となる。
回転筒40は、固定筒10に対して回転可能かつ軸方向に移動可能に構成されるものである。図3に示すように、回転筒40は、軸方向(X方向)に延び、固定筒10の半径方向内側に配置される円筒部41と、円筒部41の後端部近傍で半径方向外側に突出する2つの作動部42と、円筒部41の後端部近傍で半径方向外側に突出する2つの突出部43と、円筒部41の内周面から半径方向内側に向かって突出する3つの係合片44を有している。
作動部42の半径方向外側への突出量は、突出部43の半径方向外側への突出量よりも多くなっている。例えば、作動部42は円筒部41の後端部近傍に形成されたボス部にネジを取り付けることによって構成することができる。本実施形態においては、作動部42と突出部43とが周方向に沿って90度ごとに交互に配置されている。また、3つの係合片44は軸周りに120度の間隔で配置されている。
それぞれの作動部42の外径は、固定筒10の貫通カム溝14の周方向幅及び操作筒20の軸方向溝24の周方向幅よりわずかに小さい程度であり、それぞれの作動部42は、固定筒10の貫通カム溝14を通って操作筒20の軸方向溝24に係合している。また、それぞれの突出部43の外径は、固定筒10のカム溝15の周方向幅よりも小さくなっており、突出部43は、固定筒10のカム溝15の内部を移動できるようになっている。
このような構成により、回転筒40の作動部42は、固定筒10の貫通カム溝14に係合して固定筒10の貫通カム溝14の内部を貫通カム溝14に沿って移動できるとともに、操作筒20の軸方向溝24に係合して操作筒20の軸方向溝24の内部を軸方向に沿って移動できるようになっている。この回転筒40の作動部42と操作筒20の軸方向溝24との係合により、操作筒20が固定筒10に対して回転すると、回転筒40が操作筒20とともに固定筒10に対して回転する。このとき、回転筒40の作動部42と固定筒10の貫通カム溝14との係合により、回転筒40の回転に伴って、回転筒40が貫通カム溝14の形状に沿って固定筒10に対してX方向に移動する。このように、操作筒20が固定筒10に対して回転すると、回転筒40が固定筒10に対して回転するとともに+X方向に繰り出すようになっている。なお、回転筒40の作動部42が固定筒10の貫通カム溝14に沿って移動する際には、回転筒40の突出部43が固定筒10のカム溝15の内部を移動し、回転筒40の突出部43と固定筒10のカム溝15との係合により回転筒40が固定筒10の内部に補助的に支持される。
図3に示すように、回転筒40の円筒部41の内周面には、後端部から前端部に向かって周方向の位置が次第に変化するように延びる6つのカム溝45と、回転筒40の前縁部から-X方向に延びてカム溝45の前端部に接続する6つの連絡溝46とが形成されている。6つのカム溝45及び6つの連絡溝46は、軸周りに60度の間隔で配置されている。
図3に示すように、キー筒50は、軸方向(X方向)に延びる円筒部51を有している。キー筒50の円筒部51は、回転筒40の円筒部41の半径方向内側に配置される。キー筒50の円筒部51には、円筒部51を貫通して軸方向(X方向)に延びる6つの軸方向溝52と、円筒部51の前縁部から-X方向に延びて軸方向溝52の端部に接続する6つの連絡溝53とが形成されている。6つの軸方向溝52及び6つの連絡溝53は、それぞれ周方向に沿って60度の間隔で配置されている。
また、キー筒50の円筒部51の外周面には、円筒部51の前縁近傍で周方向に延びる3つの周方向溝(図示せず)と、円筒部51の後縁部から+X方向に延びて周方向溝の端部に接続する3つの連絡溝55とが形成されている。3つの連絡溝55及び3つの周方向溝は、それぞれ周方向に沿って120度の間隔で配置されている。
キー筒50の周方向溝の軸方向幅は、回転筒40の係合片44の軸方向幅よりもわずかに大きい程度であり、回転筒40の係合片44は、キー筒50の周方向溝54に係合して周方向溝54の内部を周方向に移動できるようになっている。この回転筒40の係合片44とキー筒50の周方向溝54との係合により、キー筒50は、回転筒40に対して軸方向位置を変えることなく回転筒40に対して相対的に回転できるようになっている。
また、キー筒50の連絡溝55の周方向幅は、回転筒40の係合片44の周方向幅よりも大きくなっている。したがって、キー筒50を回転筒40に組み付ける際には、回転筒40の係合片44の周方向位置をキー筒50の連絡溝55の周方向位置に合わせ、キー筒50を回転筒40の前方から-X方向に移動させることによって、回転筒40の係合片44をキー筒50の連絡溝55の内部で軸方向(X方向)に移動させて周方向溝54の端部に移動させることができる。この状態で、キー筒50を回転筒40に対して回転させることによって、回転筒40の係合片44とキー筒50の周方向溝とを係合させることができる。
キー筒50は、固定筒10の軸方向溝16に係合する係合部(図示せず)を有している。この係合部は、固定筒10の軸方向溝16に係合してこの軸方向溝16の内部を軸方向に移動できるようになっている。したがって、キー筒50は、固定筒10に対して回転はせずに、回転筒40に対して回転しつつ、回転筒40とともに軸方向に移動できるようになっている。
図3に示すように、直動筒70は、キー筒50の半径方向内側に配置される円筒部71と、外周面から半径方向外側に向かって突出する6つの円筒状の作動部72とを有している。これらの作動部72は周方向に沿って等間隔で配置されている。それぞれの作動部72の外径は、キー筒50の軸方向溝52と連絡溝53の周方向幅及び回転筒40の連絡溝46とカム溝45の周方向幅よりわずかに小さい程度であり、それぞれの作動部72は、キー筒50の軸方向溝52を通って回転筒40のカム溝45に係合している。
キー筒50は、上述した係合部と固定筒10の軸方向溝16との係合によって固定筒10に対して回転することがない一方で、回転筒40は固定筒10に対して回転可能となっているため、回転筒40が固定筒10に対して回転すると、直動筒70の作動部72と回転筒40のカム溝45との係合により直動筒70がカム溝45の形状に沿って回転筒40に対してX方向に移動する。このように、回転筒40を固定筒10に対して回転させることにより直動筒70を回転筒40から+X方向に繰り出すことができるようになっている。
直動筒70をキー筒50に組み付ける際は、上述のようにしてキー筒50を回転筒40に組み付けた後、回転筒40をキー筒50に対して回転させて、回転筒40の連絡溝46の周方向位置をキー筒50の連絡溝53の周方向位置を合わせる。さらに、直動筒70の作動部72の周方向位置をこれらの連絡溝53,46の周方向位置に合わせ、直動筒70を回転筒40及びキー筒50の前方から-X方向に移動させることによって、直動筒70の作動部72を連絡溝53,46からそれぞれキー筒50の軸方向溝52と回転筒40のカム溝45の内部に移動させることができる。これにより、直動筒70の作動部72とキー筒50の軸方向溝52及び回転筒40のカム溝45とを係合させることができる。
このように、本実施形態では、直動筒70の作動部72をキー筒50の軸方向溝52及び回転筒40のカム溝45に導入するために、キー筒50及び回転筒40の前縁部にはそれぞれ連絡溝53,46が形成されている。これらの連絡溝53,46が外部に露出すると製品の外観上好ましくないため、キー筒50及び回転筒40の前縁部を覆うカバーリング58がキー筒50に取り付けられている。例えば、このカバーリング58は、カバーリング58の後面に形成された突起58A(図3参照)をキー筒50の連絡溝53に嵌合させることによってキー筒50に取り付けることができる。
上述した実施形態によれば、図1に示すカメラ装置1の沈胴状態において、ユーザがカバー筒30の円筒部31を固定筒10に対して回転させる操作を行うと、操作筒20がカバー筒30と一体となって回転し、回転筒40の作動部42と操作筒20の軸方向溝24との係合及び回転筒40の作動部42と固定筒10の貫通カム溝14との係合により、回転筒40が、操作筒20と一体となって回転するとともに、固定筒10の貫通カム溝14の形状に沿って軸方向に沿って移動する。また、直動筒70の作動部72とキー筒50の軸方向溝52との係合及び直動筒70の作動部72と回転筒40のカム溝45との係合により、直動筒70が固定筒10に対して回転することなく回転筒40のカム溝45の形状に沿って軸方向に沿って移動する。このように、レンズ鏡筒5の回転筒40と直動筒70の双方を軸方向に繰り出すことが可能である。なお、沈胴状態と最大繰出状態においては、操作筒20の延出部22がそれぞれ固定筒10の基部11の台座部19の縁部19A(図3参照)に当接するようになっており、これにより操作筒20のさらなる回転が規制される。
図4は、図2に示す構成要素の一部を示す分解斜視図である。図4に示すように、固定筒10は、基部11から+Z方向に延びる軸部18(第1の軸)を有している。この軸部18には駆動レバー110が取り付けられている。この駆動レバー110に隣接してプリズムガイドレバー120が配置されており、このプリズムガイドレバー120には、ファインダ部9により観察される視野の方向を変更するためのプリズム140が取り付けられている。
図2に戻って、固定筒10に取り付けられた操作筒20の円筒部21の後縁には、周方向に沿って延びるガイド面201が形成されている。また、周方向においてガイド面201に隣接した位置には、所定の深さの凹部202が形成されている。換言すれば、凹部202の底面は、ガイド面201の外径よりも小さい外径を有しており、凹部202は、後述するように駆動レバー110を駆動させるためのレバー駆動部としての役割を有する。
図5Aは、駆動レバー110の正面図、図5Bは平面図、図5Cは右側面図である。図5Aから図5Cに示すように、駆動レバー110は、+X方向に延びる円筒状の筒部111と、筒部111の半径方向外側で+X方向に延びる作動部112と、筒部111から延びる腕部113と、腕部113の端部に形成される駆動ギア部114とを含んでいる。駆動ギア部114は、周方向に沿って並んで形成された複数の歯115を有している。
駆動レバー110の筒部111には固定筒10の軸部18が挿通され、駆動レバー110は軸部18を中心に回転できるようになっている。駆動レバー110が固定筒10の軸部18に取り付けられた状態では、図2に示すように、+X方向に延びる作動部112の先端が、操作筒20のガイド面201及び凹部202の半径方向外側に位置するようになっている。
図4に示すように、駆動レバー110の筒部111の周囲には、ねじりコイルバネからなる付勢バネ130(付勢部材)が取り付けられる。付勢バネ130の一方の腕部130Aは、固定筒10の基部11の台座部19に係合し、他方の腕部130Bは駆動レバー110の係合部116(図5B参照)に係合している。この付勢バネ130は、腕部130A,130Bの間の開き角度が付勢バネ130の自由角度よりも小さくなるように筒部111の周囲に装着されており、付勢バネ130は、駆動レバー110の作動部112を操作筒20のガイド面201及び凹部202に向けて付勢するように構成されている。図示の例では、この付勢バネ130がねじりコイルバネにより構成されているが、他の種類のバネ(例えば板バネ)により構成することも可能である。
図6Aは、プリズム140が取り付けられたプリズムガイドレバー120を示す正面図、図6Bは平面図、図6Cは右側面図である。図6Aから図6Cに示すように、プリズムガイドレバー120は、X方向に延びる円筒状の筒部121と、筒部121の半径方向外側に形成される従動ギア部122と、筒部121から延びる腕部123と、腕部123の端部でプリズム140を保持するプリズム保持部124とを含んでいる。従動ギア部122は、周方向に沿って並んで形成された複数の歯135を有しており、従動ギア部122の歯135は、駆動レバー110の駆動ギア部114の歯115と噛合するようになっている。
プリズムガイドレバー120の筒部121には例えばネジからなる軸体150(図4参照)が挿通され、この軸体150はフレーム80に固定される。筒部121の内径は軸体150の外径よりも大きくなっており、プリズムガイドレバー120は軸体150(第2の軸)を中心として回転できるようになっている。
図4に示すように、ファインダ部9は、内部にポロプリズム及びレンズ(ともに図示せず)を収容したハウジング90と、ハウジング90の前面に取り付けられるカバー部材91とを含んでいる。ハウジング90には、+Y方向に開放された開口部92が形成されている。
プリズムガイドレバー120の腕部123の一部及びプリズム保持部124は、ファインダ部9のハウジング90の開口部92からハウジング90内に挿入されており、プリズム保持部124及びこれに保持されたプリズム140がファインダ部9のハウジング90内に位置するようになっている。
このような構成において、駆動レバー110が固定筒10の軸部18を中心として回転すると、駆動レバー110の駆動ギア部114の歯115とプリズムガイドレバー120の従動ギア部122の歯135との噛合により、プリズムガイドレバー120が軸体150を中心として回転する。この結果、プリズム保持部124に保持されたプリズム140が軸体150を中心として揺動する。以下、この動作をより詳細に説明する。
図7はカメラ装置1の沈胴状態を模式的に示す断面図、図8は平面図である。図7及び図8に示すように、カメラ装置1が沈胴状態、すなわち図1の状態にあるときは、駆動レバー110の作動部112が操作筒20のガイド面201上に位置しており、付勢バネ130の付勢力によって駆動レバー110の作動部112が操作筒20のガイド面201に押し付けられる。このとき、駆動レバー110の駆動ギア部114とプリズムガイドレバー120の従動ギア部122との噛合によってプリズムガイドレバー120は、図8に示すように、ファインダ部9における光路Qから外れた位置に保持される。
沈胴状態において、ユーザがカバー筒30及び操作筒20を固定筒10に対して回転させる操作を行うと、上述したようにレンズ鏡筒5の回転筒40が固定筒10に対して回転するとともに+X方向に繰り出し、直動筒70が固定筒10に対して回転することなく+X方向に繰り出す。この状態でユーザは通常の撮影を行うことができる。レンズ鏡筒5がこの状態にあるときをカメラ装置1の「中間繰出状態」ということとする。
図9はカメラ装置1の中間繰出状態を模式的に示す断面図である。図9に示すように、カメラ装置1が中間繰出状態にあるときは、駆動レバー110の作動部112は操作筒20のガイド面201上に位置し続けており、駆動レバー110及びプリズムガイドレバー120の位置は、カメラ装置1が沈胴状態にあるときと変わらない。したがって、プリズムガイドレバー120は、ファインダ部9における光路Qから外れた位置に保持される。この状態でユーザがファインダ部9の接眼レンズ(図示せず)を覗くことにより、通常の光路Qを中心とした視野を観察しながら被写体の撮影をすることができる。
中間繰出状態では、回転筒40の作動部42は、固定筒10の貫通カム溝14の周方向に延びる前端部14A(図4参照)に位置している。この中間繰出状態からさらにユーザがカバー筒30及び操作筒20を固定筒10に対して回転させる操作を行うと、レンズ鏡筒5の回転筒40は固定筒10に対して回転するものの、+X方向にはこれ以上繰り出すことはなく、直動筒70のみが+X方向に繰り出し、上述した最大繰出状態となる。この状態でユーザは近距離での撮影(マクロ撮影)を行うことができる。
図10はカメラ装置1の最大繰出状態を模式的に示す断面図、図11は平面図である。図10及び図11に示すように、カメラ装置1が中間繰出状態から最大繰出状態に移行する途中で、駆動レバー110の作動部112が操作筒20のガイド面201上から凹部202上に移動する。操作筒20の凹部202の底面の外径はガイド面201の外径よりも小さいため、付勢バネ130の付勢力によって駆動レバー110の作動部112は-Z方向に移動する。これにより、駆動レバー110が固定筒10の軸部18を中心として図10において時計回りに回転する。そして、プリズムガイドレバー120は、従動ギア部122と駆動レバー110の駆動ギア部114との噛合によって図10において反時計回りに回転する。最終的には、図10に示すように、プリズムガイドレバー120のプリズム保持部124がファインダ部9のハウジング90の内面に接触してプリズムガイドレバー120の回転が制止される。
このとき、図11に示すように、プリズムガイドレバー120のプリズム保持部124に保持されたプリズム140が、ファインダ部9における光路Qの途中に挿入されることとなる。このプリズム140によりファインダ部9における光路Qが光路Q’に変更され、ファインダ部9により観察される視野の方向が変更される。本実施形態では、最大繰出状態では、近距離での撮影が行われるため、カメラ装置1のレンズ鏡筒5により近い場所を観察できるように視野の範囲が変更される。
このように、本実施形態では、付勢バネ130により駆動レバー110の作動部112が操作筒20のガイド面201に向けて付勢されてガイド面201に接触している状態で、操作筒20を回転させて伸縮ユニットを伸縮させると、駆動レバー110の作動部112がガイド面201に隣接する凹部202に至り、ガイド面201と凹部202との間の外径の差により付勢バネ130の付勢力が駆動レバー110に作用して駆動レバー110が軸部18を中心として回転する。駆動レバー110の回転に伴い、駆動レバー110の駆動ギア部114とプリズムガイドレバー120の従動ギア部122との噛合によりプリズムガイドレバー120が軸体150を中心として揺動する。プリズムガイドレバー120の揺動に伴い、プリズムガイドレバー120のプリズム保持部124に保持されたプリズム140がファインダ部9に挿入されることで、ファインダ部9により観察される視野の方向をプリズム140により変更することができる。このように、本実施形態の構成によれば、レンズ鏡筒5の伸縮状態に応じてファインダ部9により観察される視野の範囲を簡単に変更することができる。
ここで、プリズム140をプリズムガイドレバー120のプリズム保持部124に固定する方法として接着材を用いる方法も考えられるが、そのような方法では、接着材がプリズム140のレンズ面に付着し、プリズム140を通して観察される像が見にくくなることが考えられる。このため、本実施形態では、接着材を用いずにプリズム140をプリズムガイドレバー120のプリズム保持部124に固定している。以下、本実施形態におけるプリズム140の固定構造について説明する。
図12は、プリズム140を示す斜視図である。図12に示すように、プリズム140は、略直方体状の基部141と、基部141から-X方向に突出する台座部142とを有している。台座部142は、傾斜したレンズ面143(第1のレンズ面)を有しており、基部141は、このレンズ面143の反対側にレンズ面144(第2のレンズ面)を有している。また、基部141は、台座部142から外側に延びる周縁部145を含んでいる。この周縁部145は、台座部142の両側でY”方向における幅が拡大した拡張部146を含んでいる。
また、プリズム140は、周縁部145の拡張部146から-X方向(第1の方向)に延びる2つのボス147と、周縁部145の+Z”方向側の縁部から+Z”方向(第2の方向)及び-X方向に突出する2つの突起部148とを有している。2つのボス147は、Y”方向(第3の方向)において台座部142を挟んだ両側に配置されている。
本実施形態では、プリズム140の周縁部145と台座部142上のレンズ面143との間に段差が形成されている。このように、レンズ面143とは別の面にボス147及び突起部148が形成されるため、台座部142上のレンズ面143を高精度に成形することができる。
図13Aは、プリズムガイドレバー120の正面図、図13Bは背面図、図13Cは図13AのA-A線断面図、図13Dは図13AのB-B線断面図である。図13Aから図13Dに示すように、プリズムガイドレバー120のプリズム保持部124は、プリズム140の周囲を取り囲む側壁125と、側壁125から内側に延びてプリズム140の周縁部145に対面する対面部126とを含んでいる。この対面部126の内側には、プリズム140の台座部142が挿入される開口Rが形成されている。
プリズム保持部124の対面部126には、プリズム140のボス147を挿入するための2つの挿入孔127が形成されている。本実施形態では、挿入孔127が対面部126を貫通しているが、挿入孔127は対面部126を貫通していなくてもよい。また、プリズム保持部124の側壁125には、プリズム140の拡張部146に対応して切欠き125Aが形成されている。
また、プリズム保持部124の対面部126及び側壁125には、プリズム140の突起部148に係合する係合孔128が形成されている。本実施形態では、係合孔128が対面部126を貫通しているが、係合孔128は対面部126を貫通していなくてもよい。
プリズム140をプリズムガイドレバー120に固定する際には、プリズム140を傾けて開口Rに挿入し、プリズム140の突起部148をプリズム保持部124の係合孔128に係合させる。そして、プリズム140のボス147をプリズム保持部124の挿入孔127に挿入すると、プリズム140がプリズムガイドレバー120のプリズム保持部124に固定される。
このような構成によれば、プリズム140の突起部148をプリズムガイドレバー120のプリズム保持部124の係合孔128に係合させ、プリズム140のボス147をプリズム保持部124の挿入孔127に挿入するだけで、プリズム140をプリズムガイドレバー120のプリズム保持部124に取り付けることができる。したがって、接着材を用いることなくプリズム140をプリズムガイドレバー120に取り付けることができる。このため、プリズム140のレンズ面143,144に接着材が付着してプリズム140を通して観察される像が見にくくなるようなことが抑制される。
また、本実施形態では、Y”方向においてレンズ面143を挟んだ両側に1対のボス147を配置しているため、プリズム140をより安定的にプリズムガイドレバー120に固定することができる。また、プリズム140の突起部148を隣接して形成しているため、プリズム140をより安定的にプリズムガイドレバー120に固定することができる。なお、この突起部148の個数は図示のもの(2つ)に限られるものではなく、単一の突起部148をプリズム140に形成してもよいし、3つ以上の突起部148をプリズム140に形成してもよい。
本実施形態においては、操作筒20のガイド面201に隣接する位置に形成された凹部202が駆動レバー110を駆動させるレバー駆動部として機能しているが、操作筒20のガイド面201に隣接する位置にガイド面201の外径よりも大きな外径を有する突起を形成し、この突起により駆動レバー110を駆動させてもよい。この場合には、駆動レバー110の作動部112が突起に接触して持ち上げられた際に、プリズムガイドレバー120が図10において反時計回りに回転するように駆動レバー110とプリズムガイドレバー120を構成する必要がある。
本実施形態では、駆動レバー110が固定筒10に設けられた軸部18に取り付けられているが、これに限られるものではない。例えば、フレーム80に設けられた軸部に駆動レバー110を取り付けてもよい。
また、本実施形態における伸縮ユニットは、回転筒40、キー筒50、カバーリング58、及び直動筒70から構成され、2ステップ(中間繰出状態と最大繰出状態)で伸縮するになっているが、伸縮ユニットを連続的に(すなわち単一のステップで)伸縮するように構成してもよいし、3ステップ以上で伸縮するように構成してもよい。
本明細書において使用した用語「上」、「下」、「上方」、「下方」、「上側」、「下側」、「前」、「前方」、「後」、「後方」、「幅」、その他の位置関係を示す用語は、図示した実施形態との関連において要素間の相対的な関係を特定するために使用されているだけであり、絶対的な位置関係を特定するものではない。したがって、装置の位置や姿勢が変われば、それに応じてこれらの用語が意味する方向も変化することに留意されたい。
以上述べたように、本発明の一態様によれば、レンズ鏡筒の伸縮状態に応じてファインダの視野の範囲を変更できるカメラ装置が提供される。このカメラ装置は、前面にファインダ窓が形成されたハウジングと、上記ハウジングの内部に収容されるフレームと、少なくとも1枚のレンズを収容するレンズ鏡筒と、上記ハウジングの上記ファインダ窓を通して前方の視野を観察するためのファインダ部と、第1の軸を中心として回転可能な駆動レバーとを備える。上記レンズ鏡筒は、上記フレームに固定される基部と、上記基部から軸方向に延びる円筒壁とを有する固定筒と、上記固定筒の上記円筒壁の半径方向内側に配置され、上記軸方向に伸縮可能な伸縮ユニットと、上記固定筒に対して上記軸方向に移動することなく回転することで上記伸縮ユニットの伸縮を操作する操作筒とを含む。上記操作筒は、周方向に沿って延びるガイド面と、周方向において上記ガイド面に隣接し、上記ガイド面とは異なる外径を有するレバー駆動部とを有する。上記駆動レバーは、上記操作筒の上記ガイド面に接触可能な作動部と、複数の歯を有する駆動ギア部とを含む。上記カメラ装置は、上記駆動レバーの上記作動部を上記操作筒の上記ガイド面に向かって付勢する付勢部材と、上記ファインダ部により観察される視野の方向を変更可能なプリズムと、第2の軸を中心として回転可能なプリズムガイドレバーとをさらに備える。上記プリズムガイドレバーは、上記プリズムを保持するプリズム保持部と、上記駆動レバーの上記駆動ギア部の上記複数の歯に噛合する複数の歯を有する従動ギア部とを含む。上記プリズム保持部は、上記ファインダ部内に挿入可能に構成される。
このような構成によれば、付勢部材により駆動レバーの作動部が操作筒のガイド面に向けて付勢されてガイド面に接触している状態で、操作筒を回転させて伸縮ユニットを伸縮させると、駆動レバーの作動部がガイド面に隣接するレバー駆動部に至り、ガイド面とレバー駆動部との間の外径の差により付勢部材の付勢力が駆動レバーに作用して駆動レバーが第1の軸を中心として回転する。駆動レバーの回転に伴い、駆動レバーの駆動ギア部とプリズムガイドレバーの従動ギア部との噛合によりプリズムガイドレバーが第2の軸を中心として揺動する。プリズムガイドレバーの揺動に伴い、プリズムガイドレバーのプリズム保持部に保持されたプリズムがファインダ部に挿入されることで、ファインダ部により観察される視野の方向をプリズムにより変更することができる。このように、上述した構成によれば、レンズ鏡筒の伸縮状態に応じてファインダ部により観察される視野の範囲を簡単に変更することができる。
上記操作筒の上記レバー駆動部は、上記ガイド面に隣接して形成された凹部により構成することができる。
上記プリズムは、第1のレンズ面と、上記第1のレンズ面の外側に位置する周縁部と、上記周縁部から第1の方向に沿って延びる少なくとも1つのボスと、上記第1の方向において上記第1のレンズ面とは反対側に位置する第2のレンズ面と、上記周縁部から上記第1の方向に垂直な第2の方向及び上記第1の方向に突出する少なくとも1つの突起部とを有していてもよい。上記プリズムガイドレバーの上記プリズム保持部は、上記プリズムの周囲を取り囲む側壁と、上記側壁から内側に延びて上記プリズムの上記周縁部に対面する対面部とを有していてもよい。上記プリズム保持部の上記対面部には、上記プリズムの上記少なくとも1つのボスを挿入するための少なくとも1つの挿入孔が形成されていてもよく、上記プリズム保持部の上記対面部及び上記側壁には、上記プリズムの上記少なくとも1つの突起に係合する係合孔が形成されていてもよい。
このような構成によれば、プリズムの突起部をプリズムガイドレバーのプリズム保持部の係合孔に係合させ、プリズムのボスをプリズム保持部の挿入孔に挿入するだけで、プリズムをプリズムガイドレバーのプリズム保持部に固定することができる。したがって、接着材を用いることなくプリズムをプリズムガイドレバーに固定することができる。このため、プリズムのレンズ面に接着材が付着してプリズムを通して観察される像が見にくくなるようなことが抑制される。
上記プリズムの上記少なくとも1つのボスは、上記第1の方向及び上記第2の方向の双方に垂直な第3の方向において上記第1のレンズ面を挟んだ両側に配置される1対のボスを含むことが好ましい。このようにボスを配置することによってプリズムをより安定的にプリズムガイドレバーに固定することができる。
上記プリズムの上記周縁部は、上記第3の方向における幅が拡大した拡張部を含んでいてもよく、上記1対のボスは、上記周縁部の上記拡張部に形成されていてもよい。
上記プリズムの上記少なくとも1つの突起部は、隣接して形成される複数の突起部を含んでいてもよい。このような複数の突起部をプリズムガイドレバーのプリズム保持部の係合孔に係合させることで、プリズムをより安定的にプリズムガイドレバーに固定することができる。
上記プリズムの上記周縁部と上記第1のレンズ面との間に段差が形成されていることが好ましい。この場合には、レンズ面とは別の面にボス及び突起部が形成されるため、レンズ面を高精度に成形することができる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 カメラ装置
2 フロントカバー
3 リアカバー
4 トップカバー
5 レンズ鏡筒
6 ファインダ窓
7 フラッシュ窓
8 レリーズボタン
9 ファインダ部
10 固定筒
11 基部
12 円筒壁
14 貫通カム溝
20 操作筒
30 カバー筒
32 円環部
40 回転筒
50 キー筒
58 カバーリング
70 直動筒
80 フレーム
90 ハウジング
91 カバー部材
92 開口部
110 駆動レバー
111 筒部
112 作動部
113 腕部
114 駆動ギア部
115 歯
116 係合部
120 プリズムガイドレバー
121 筒部
122 従動ギア部
123 腕部
124 プリズム保持部
125 側壁
126 対面部
127 挿入孔
128 係合孔
130 付勢バネ(付勢部材)
135 歯
140 プリズム
141 基部
142 台座部
143 (第1の)レンズ面
144 (第2の)レンズ面
145 周縁部
146 拡張部
147 ボス
148 突起部
150 軸体
201 ガイド面
202 凹部(レバー駆動部)

Claims (7)

  1. 前面にファインダ窓が形成されたハウジングと、
    前記ハウジングの内部に収容されるフレームと、
    少なくとも1枚のレンズを収容するレンズ鏡筒であって、
    前記フレームに固定される基部と、前記基部から軸方向に延びる円筒壁とを有する固定筒と、
    前記固定筒の前記円筒壁の半径方向内側に配置され、前記軸方向に伸縮可能な伸縮ユニットと、
    前記固定筒に対して前記軸方向に移動することなく回転することで前記伸縮ユニットの伸縮を操作する操作筒であって、周方向に沿って延びるガイド面と、周方向において前記ガイド面に隣接し、前記ガイド面とは異なる外径を有するレバー駆動部とを有する操作筒と
    を含むレンズ鏡筒と、
    前記ハウジングの前記ファインダ窓を通して前方の視野を観察するためのファインダ部と、
    第1の軸を中心として回転可能な駆動レバーであって、
    前記操作筒の前記ガイド面に接触可能な作動部と、
    複数の歯を有する駆動ギア部と
    を含む駆動レバーと、
    前記駆動レバーの前記作動部を前記操作筒の前記ガイド面に向かって付勢する付勢部材と、
    前記ファインダ部により観察される視野の方向を変更可能なプリズムと、
    第2の軸を中心として回転可能なプリズムガイドレバーであって、
    前記プリズムを保持するプリズム保持部であって、前記ファインダ部内に挿入可能に構成されるプリズム保持部と、
    前記駆動レバーの前記駆動ギア部の前記複数の歯に噛合する複数の歯を有する従動ギア部と
    を含むプリズムガイドレバーと
    を備える、カメラ装置。
  2. 前記操作筒の前記レバー駆動部は、前記ガイド面に隣接して形成された凹部により構成される、請求項1に記載のカメラ装置。
  3. 前記プリズムは、
    第1のレンズ面と、
    前記第1のレンズ面の外側に位置する周縁部と、
    前記周縁部から第1の方向に沿って延びる少なくとも1つのボスと、
    前記第1の方向において前記第1のレンズ面とは反対側に位置する第2のレンズ面と、
    前記周縁部から前記第1の方向に垂直な第2の方向及び前記第1の方向に突出する少なくとも1つの突起部と
    を有し、
    前記プリズムガイドレバーの前記プリズム保持部は、
    前記プリズムの周囲を取り囲む側壁と、
    前記側壁から内側に延びて前記プリズムの前記周縁部に対面する対面部と
    を有し、
    前記プリズム保持部の前記対面部には、前記プリズムの前記少なくとも1つのボスを挿入するための少なくとも1つの挿入孔が形成され、
    前記プリズム保持部の前記対面部及び前記側壁には、前記プリズムの前記少なくとも1つの突起部に係合する係合孔が形成される、
    請求項1又は2に記載のカメラ装置。
  4. 前記プリズムの前記少なくとも1つのボスは、前記第1の方向及び前記第2の方向の双方に垂直な第3の方向において前記第1のレンズ面を挟んだ両側に配置される1対のボスを含む、請求項3に記載のカメラ装置。
  5. 前記プリズムの前記周縁部は、前記第3の方向における幅が拡大した拡張部を含み、
    前記1対のボスは、前記周縁部の前記拡張部に形成される、
    請求項4に記載のカメラ装置。
  6. 前記プリズムの前記少なくとも1つの突起部は、隣接して形成される複数の突起部を含む、請求項3から5のいずれか一項に記載のカメラ装置。
  7. 前記プリズムの前記周縁部と前記第1のレンズ面との間に段差が形成される、請求項3から6のいずれか一項に記載のカメラ装置。
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