JP4472389B2 - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

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本発明は、ズームレンズ鏡筒の構造、特に沈胴状態での配置構造に関する。
従来の沈胴可能なズームレンズ鏡筒において、図11の枠部材配置を示す断面図に示すような枠部材配置(沈胴状態)を有する鏡筒101は、カメラ本体102に固定される固定枠103と、レンズ保持枠を進退駆動するための枠部材としての回転枠104と、移動枠105とを有してなる。
上記従来のレンズ鏡筒においては、回転枠104は、固定枠103の雌ヘリコイド103aに螺合する雄ヘリコイド104aにより、回転かつ進退自在に支持される。一方、移動枠105は、回転枠104の円周溝104bに摺動自在に嵌入するガイド突起105bを有し、さらに、固定枠103の直進ガイド溝103bに摺動自在に嵌入するガイド突起105aを有している。従って、移動枠105は、固定枠103により回転規制された状態で回転枠103とともに光軸O方向に進退駆動される。図11は、レンズ鏡筒101の沈胴状態を示しているが、この沈胴状態にあるとき、回転枠104と移動枠105は、ともにカメラ本体102の前端面側に繰り込まれている。
上述した図11に示した構造を有するズームレンズ鏡筒101の場合、沈胴状態にあるとき、回転枠104の後端面とカメラ本体102との間に移動枠105のガイド突起105aが介在した状態となっている。言い換えれば、沈胴状態での回転枠104がカメラ本体102に対してガイド突起105aの厚みtだけ前方にあり、沈胴状態でのレンズ鏡筒の短縮化が十分になされているとはいえない。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、非撮影状態で全長を短縮可能なズームレンズ鏡筒において、非撮影状態の鏡筒全長の十分な短縮化が可能なズームレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のズームレンズ鏡筒は、非撮影状態のときは、撮影可能状態のときよりも全長を短縮可能なズームレンズ鏡筒において、第一の枠と、上記第一の枠に対し回転しながら光軸方向に移動する第二の枠と、上記第二の枠を第一の枠に対し回転させ、光軸方向に移動させる第一の駆動手段と、上記第二の枠と伴に光軸方向に移動し、上記第二の枠に対し回転可能に支持された第三の枠と、上記第三の枠を第一の枠に対し非回転とするため、上記第三の枠と上記第一の枠との間に設けられた直進手段と、撮影可能状態では上記第三の枠を上記第二の枠に対し回転可能に、かつ、光軸方向には相対的に移動しないように支持するための円周溝部分と、この円周溝部分と係合して摺動する凸部と、撮影可能状態から非撮影状態に移行する際中に上記第三の枠を上記第二の枠に対し光軸方向に相対移動させるため、上記円周溝部分から連続して形成され上記凸部と係合して上記第二の枠の移動方向とは逆方向に上記第三の枠を駆動するカム溝部分とを有する第二の駆動手段とを有し、上記直進手段は、上記第一の枠の直進溝と上記第三の枠の後端部にある凸とで形成され、上記非撮影状態にあるときは、上記凸が上記第二の枠の後端面に形成された凹部分に位置する。
本発明によれば、非撮影状態で全長を短縮可能なズームレンズ鏡筒において、非撮影状態での鏡筒全長の十分な短縮化が可能なズームレンズ鏡筒を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるズームレンズ鏡筒の外観を示す斜視図である。図2は、上記ズームレンズ鏡筒が装着される銀塩カメラのレンズ鏡筒沈胴状態での撮影光軸に沿った断面図である。図3は、上記ズームレンズ鏡筒の撮影可能なワイド状態での撮影光軸に沿った断面図である。図4は、上記ズームレンズ鏡筒の撮影可能なテレ状態での撮影光軸に沿った断面図である。図5,6は、上記ズームレンズ鏡筒の分解斜視図である。図7は、上記ズームレンズ鏡筒に内蔵されるフォーカスユニットの分解斜視図である。図8は、上記ズームレンズ鏡筒における回転枠の内周部の展開図である。図9は、上記ズームレンズ鏡筒の沈胴状態における図8のA−A断面図を示す。図10は、上記ズームレンズ鏡筒の撮影可能状態における図8のB−B断面図を示す。
なお、以下の説明において、ズームレンズ鏡筒(レンズ鏡筒と記載する)の被写体側を前方側とし(前方方向を+Zとする)、結像側を後方側(または、背面側)とする(後方方向を−Z方向とする)。また、回転方向は、前方側から見たときの回転方向で示す。
本実施形態のレンズ鏡筒110は、図2等に示すように銀塩カメラ100に組み込まれるレンズシャッタタイプのズームレンズ鏡筒であって、該カメラ100には、ズーム式光学ファインダ装置が組み込まれているものとする。また、レンズ鏡筒110は、非撮影時に各枠部材を固定枠内に略繰り込んで鏡筒の全長を撮影可能時より短縮することができる、所謂、沈胴式レンズ鏡筒である。
レンズ鏡筒110は、図1〜6等に示すようにカメラ外装カバー120内にてカメラ本体130に支持される第一の枠である固定枠1と、固定枠1内に組み込まれる枠部材として、固定枠1に対して回転,進退自在に支持される第二の枠である回転枠2と、固定枠1に対して回転規制され、回転枠2とともに進退移動する第三の枠である移動枠4と、回転枠2とともに回転し、移動枠4に対して進退駆動されるカム枠3と、移動枠4により回転規制され、かつ、カム枠3とともに進退移動する第四の枠であるフロートキー5と、フロートキー5により回転規制され、かつ、カム枠3により進退駆動される第一群枠6と、フロートキー5により回転規制され、かつ、カム枠3により進退駆動されるフォーカスユニット7および第三群枠8と、フォーカスユニット7と第三群枠8を離間させる方向に付勢する圧縮バネで形成される付勢バネ9と、光軸Oを有する撮影光学系(ズームレンズ)として第一群枠6に保持される第一群レンズ11,第二群枠23に保持されるフォーカシングレンズ群である第二群レンズ12,第三群枠8に保持される第三群レンズ13と、第一群枠6とフォーカスユニット7の間に配される蛇腹遮光ゴム17と、各枠部材間に配されるリング状の遮光ゴム18,19,20とを主に有してなる。
固定枠1は、円環形状部材であって、固定枠1には内周部に第一の駆動手段である雌ヘリコイドネジ(以下、ヘリコイドネジは、ヘリコイドと記載する)1aと、該ヘリコイドに重畳する直進手段としての直進溝1bが設けられ、内周部に光軸Oに沿ったロングギヤ挿入用凹部1cが設けられる。
直進溝1bのうち、下方に配置される直進溝1b1には、2つのピン穴1fとビス穴1e等が設けられる。2つのピン穴1fには、それぞれズーム検出ピン37A,37Bが外周側から直進溝1b1内にその先端部が突出する状態で出没自在に挿入される。固定枠1の直進溝1b1の外側の外周位置にズームエンコーダ89であるズーム位置検出スイッチ部40を構成するワイド検出スイッチ接片38A,テレ検出スイッチ接片38Bおよび検出スイッチコモン接片39とがビス72,73をビス穴1e等に螺着して固着される。一方のズーム検出ピン37Aの下端部がコモン接片39の後側端部39aに当接し、他方のズーム検出ピン37Bの下端部がコモン接片39の前側端部39bに当接している。後,前側端部39a,39bは、常時はワイド検出スイッチ接片38A,テレ検出スイッチ接片38Bに接触(オン状態)している。繰り出された移動枠4のガイド突起4a(後述)によりズーム検出ピン37A,37Bの何れかが押圧されると、ワイド検出スイッチ接片38A,テレ検出スイッチ接片38Bがオフ状態に切り替わり、移動枠4のワイド端位置、または、テレ端位置が検出される。なお、ワイド検出スイッチ接片38A,テレ検出スイッチ接片38B,コモン接片39の端部ブラシ部は、図示しない接続用フレキシブルプリント基板に接触して保持され、その出力は、後述するCPU91に入力される。
ギヤ挿入用凹部1cには、回転枠駆動用ロングギヤ36が挿入され、ロングギヤ36は、前方の軸穴1dと後方部の固定されるギヤ取り付け板36aとによって取り付けられ、その回転軸は、光軸Oと平行に回転自在に支持される。
ロングギヤ36は、ズーム駆動時、ズームモータ64によりギヤ列67等を介して回転駆動される。すなわち、図1に示すようにズームモータ64の出力軸に固着されるピニオン65は、ギヤ列67の入力側ギヤに噛合しており、ギヤ列67の出力ギヤ側は、ネジギヤ68側に噛合している。ネジギヤ68の回転は、出力ギヤ69側に伝達される。出力ギヤ69は、ロングギヤ36に常時噛合しているので、ズームモータ64の回転は、ロングギヤ36側に伝達される。
ズームモータ64の回転量は、ズームモータ出力軸に固着されるスリット板65aの回転量を検出するズームエンコーダ89であるフォトインターラプタ66により検知される。
回転枠2は、円環形状部材であって、回転枠2には後端外周部にギヤ部2cと第一の駆動手段である雄ヘリコイド2aとが設けられる。後方内周部には内周に沿った第二の駆動手段である複数の円周溝2eが設けられ、円周溝2eには、第二の駆動手段であるカム溝部2g,2fが連続して形成されている(図8)。カム溝部2fの端部には、移動枠4のガイドピン4dの組み立て挿入口2hが設けられる。また、回転枠2の後端面2dには、カム溝部2f,2gに対応した状態で該後端面2dから凹んだ形状の複数の凹部2iが設けられる。さらに、内周部には光軸O方向に沿った複数の直進溝2bが設けられている。
回転枠2は、雄ヘリコイド2aを固定枠1の内周部の雌ヘリコイド1aに螺合させて固定枠1の内周部に嵌入される。そして、回転枠2は、固定枠1に装着されたロングギヤ36によりこれと噛合するギヤ部2cを介して回転駆動され、固定枠1に対して回転しながら光軸O方向に進退移動する。
移動枠4は、円環形状部材であって、移動枠4には後端部4fの外周部に外径方向に突出する直進手段である複数のガイド突起(凸部)4aと、ガイド突起4aの前方位置にて外方に突出する第二の駆動手段である複数のガイドピン4dと、内周部に雌ヘリコイド4b、および、光軸O方向に沿った直進溝4cとが設けられており、さらに、内外周部を貫通する2本の螺旋状逃げ溝4eが設けられている。
移動枠4は、ガイド突起4aを固定枠1の直進溝1bに摺動自在に嵌入させた状態で回転枠2の内周部に回転自在に嵌合して保持される。レンズ鏡筒が撮影可能状態にあるときは、移動枠4のガイドピン4dは、回転枠2の円周溝2eに摺動自在に嵌入しており、移動枠4は、固定枠1に対して直進溝1bで回転規制され、かつ、回転枠2に対して円周溝2eにより光軸O方向に一体の状態で回転枠2の内周部に支持され、進退移動する(図8,10)。また、非撮影状態(沈胴状態)では、回転枠2の沈胴回動位置への回動によって、ガイドピン4dがカム溝部2gを通過することによって回転枠2に対して所定量(ガイド突起4aの厚み相当分)前方に移動してカム溝部2fに嵌入する。移動枠4のガイド突起4aは、回転枠2の凹部2iに嵌り込む(図8,9)。
カム枠3は、円環形状部材であって、カム枠3には後端外周部に雄ヘリコイド3aが設けられる。また、後方内周部には複数のガイド突起3eが設けられる。また、内周部には雌ヘリコイド3bと、光軸O方向に対して斜行するズーム用カムとして各3本のカム溝3c,3dが設けられる。また、上記後端の雄ヘリコイド3aが設けられる部分に外方に突出する2本のガイドピン14が固着される。
カム溝3cは、後述するフォーカスユニット7の第二群ガイド枠21のカムフォロア15と嵌合するカム溝であって、第二群ガイド枠21を介して第二群枠23に保持されるフォーカシングレンズの第二群レンズ12をズーミングのために光軸O方向に進退させるためのズーム用カムである。但し、カム溝3cには、ズーミング時の第二群レンズ12の光学的必要移動量を制限するために後述するように該必要移動量に対して不足するカム筋が形成されているものとする。合焦駆動時に上記ズーミングに光軸O方向に不足する移動量を合焦駆動量に加算した第二群レンズ12の補正駆動がなされる。
カム溝3dは、第三群枠8のカムフォロア16と嵌合するカム溝であって、第三群枠8に保持される第三群レンズ13をズーミングのために光軸O方向に進退させるためのズーム用カムである。
カム枠3は、移動枠4の内周部の雌ヘリコイド4bに雄ヘリコイド3aを螺合させた状態で嵌合され、かつ、ガイドピン14が逃げ溝4eを挿通した状態で回転枠2の直進溝2bに摺動自在に嵌入させて組み込まれる。従って、カム枠3は、回転枠2とともに回転し、かつ、移動枠4に対して相対的に光軸O方向に進退移動する。
フロートキー5は、円環形状部材であって、フロートキー5には外周後端部に外径方向に突出する複数のガイド突起5aと、外周後方部に周方向に沿ったガイド溝5dと、外周部に光軸O方向に沿った直進溝5eと、内外周を貫通する光軸O方向に沿った各3本の直進ガイド溝5b,5cが設けられる。
フロートキー5は、ガイド突起5aを移動枠4の直進溝4cに摺動自在に嵌入させ、さらに、ガイド溝5dにカム枠3のガイド突起3eを摺動自在に嵌入させた状態で組み付けられる。従って、フロートキー5は、移動枠4によって回転が規制され、かつ、光軸O方向にカム枠3と一体で進退移動する。
第一群枠6は、円環形状部材であって、第一群枠6には後端外周部に雄ヘリコイド6aと、内周部に光軸O方向に延びる直進ガイド凸部6bが設けられる。さらに、中央開口部に第一群レンズ11が保持され、その前面部に飾り板10が固着される。
第一群枠6は、直進ガイド凸部6bをフロートキー5の直進ガイド溝5bに摺動自在に嵌入させ、かつ、雄ヘリコイド6aをカム枠3の雌ヘリコイド3bに螺合させて組み込まれる。従って、第一群枠6は、フロートキー5によって回転規制された状態でカム枠3の回転および進退移動にともなって光軸O方向に直進移動する。
フォーカスユニット7は、図2,5,7等に示すように第二群ガイド枠21と、フォーカシングスレンズ,シャッタの駆動源が装着され、第二群ガイド枠21の後側に取り付けられるLD地板22と、シャッタ羽根,遮光羽根及びフォーカシングレンズである第二群レンズ等が組み込まれ、フォーカシング時に第二群ガイド枠21に対して光軸O方向に相対駆動される第二群枠23と、第二群枠23の前面に取り付けられるシャッタ蓋25と、第二群ガイド枠21の前面に取り付けられる枠蓋26と、第二群枠23を光軸O方向に摺動自在に支持するガイドロッド27とを主に有してなる。
LD地板22は、中央開口部22aを有する枠部材であって、その前面側にシャッタ羽根,遮光羽根の駆動源であるプランジャソレノイド装置55と、合焦駆動の駆動源であるフォーカスモータ41と、合焦駆動用ギヤ列46と、合焦駆動用ギヤ列46を介して第二群枠23を進退駆動する合焦駆動機構部と、フォーカスモータ回転量検出用フォトインタラプタ61と、シャッタ羽根移動位置検出用フォトインタラプタ63等が組み込まれる。このLD地板22は、第二群ガイド枠21に対して背面側からフック22cで仮止めした後、ビス挿通穴22bに挿通させたビス71a、および、ビス挿通穴22dを挿通させたビス71bを第二群ガイド枠21に螺着させて固定される。
プランジャソレノイド装置55は、ソレノイド部58と、プランジャ56と、該ソレノイド部と該プランジャとの間に介在され、該プランジャを突出方向(シャッタ羽根閉方向)に付勢するプランジャバネ57とを有している。プランジャ56のスライド方向は、光軸Oとの垂直面に沿った方向とする。プランジャ56の先端には後述するシャッタ駆動レバー29の端部29bが当接する。
フォーカスモータ41は、光軸Oと平行方向に沿った出力軸を有しており、該出力軸には、ピニオン42が固着されている。ピニオン42は、合焦駆動用ギヤ列46の初段ギヤ47に噛合する。この出力軸の回転量は、合焦駆動用ギヤ列46中のギヤ48の軸に取り付けられたスリット板62の回転を検出するフォーカスエンコーダ60であるフォトインターラプタ61によって検出される。
合焦駆動用ギヤ列46の終段ギヤ49は、一体的に固着される光軸Oと平行な合焦駆動機構部の送りネジ50を有しており、送りネジ50には合焦駆動機構部の駆動用ナット52が螺合している。なお、この送りネジ50まわりの合焦駆動機構部の詳細については、後で説明する。
第二群ガイド枠21は、中央開口部21aを有する枠部材であって、外周部3ヶ所に凸部21bが設けられ、その凸部にそれぞれカムフォロア15が固着される。
フォーカスユニット7に内蔵される第二群ガイド枠21の凸部21bがフロートキー5内部の直進ガイド溝5bに嵌入した状態で光軸O方向に直進ガイドされて支持される。そして、第二群ガイド枠21は、ズーム駆動時、カム枠3のカム溝3cに嵌入するカムフォロア15を介してカム枠3の回転に伴って相対的に進退駆動される。
第二群枠23は、中央にシャッタ開口部23aを有する枠部材であって、第二群レンズおよびシャッタ装置が組み込まれている。すなわち、この第二群枠23には、該開口部23aの後方側に第二群レンズ12(図2)が保持され、前面側にシャッタ装置として撮影光路を開閉する一対のシャッタ羽根である第一のシャッタ羽根31と第二のシャッタ羽根32が一対の軸である支持ピン23dと支持ピン23eに回動自在に支持されている。さらに、シャッタ装置として撮影光の漏れを遮光する遮光羽根33が支持ピン23fにより回動可能に支持されている。また、背面側上方部の光軸O方向に突出する軸部23gにはシャッタ駆動レバー29が軸穴29aにて回動可能に取り付けられている。また、第二群枠23の上方部に光軸O方向と平行なスリーブ28が接着固定される。該スリーブの光軸Oを挟んだ対向位置の外方に突出する回り止め用ガイド凸部23bが設けられる。
スリーブ28は、まず、第二群枠23に対してガタのある状態で挿入される。そして、該スリーブの内径部が第二群レンズ12の光軸Oと平行で、かつ、光軸Oから所定の距離離間した状態で位置するように治具等で位置決めした状態で第二群枠23に接着,固定される。なお、このスリーブ28には、第二群枠23を摺動自在に支持するガイドロッド27が嵌入される。
シャッタ駆動レバー29は、プランジャ56によって駆動される被駆動部材であり、かつ、遮光羽根を含むシャッタ羽根を回動駆動する駆動部材である。そして、このシャッタ駆動レバー29は、軸部23gに回動自在に嵌合する軸穴29aと、プランジャ56の先端に当接する端部29bと、第二群枠23のピン挿通長穴23cを挿通して前方側に突出し、シャッタ羽根,遮光羽根に係合するシャッタ駆動ピン29cを有している。
シャッタ駆動レバー29は、シャッタバネ30により時計回り(前方より見て)に付勢されている。その付勢方向は、シャッタ駆動レバー29の端部29bがプランジャ56の先端側に当接する方向であり、かつ、シャッタ羽根31,32,遮光羽根33を開放する方向である。このシャッタバネ30のシャッタ駆動レバー29に対する付勢力は、プランジャ56側の付勢バネ57の付勢力より弱い。従って、プランジャソレノイド装置55がオフ状態になるとシャッタ駆動レバー29は、付勢バネ57の付勢力によってプランジャ56を介してシャッタ閉方向に回動駆動される。
なお、シャッタ駆動レバー29とプランジャ56とは、フォーカス駆動時に光軸O方向に相対移動することからプランジャ56の先端との当接状態を維持するためにシャッタ駆動レバー29の端部29bは、光軸O方向に平行である軸穴29a方向と平行に延びた形状を有している。
第一のシャッタ羽根31は、シャッタ開口部23aを第二のシャッタ羽根32と協働して開閉可能な遮光部を有している。そして、シャッタ羽根31は、第二群枠23の前面側にて支持ピン23dに嵌入し、かつ、駆動用長穴をシャッタ駆動レバー29の駆動ピン29cに嵌入した状態で回動可能に支持される。
第二のシャッタ羽根32は、シャッタ開口23aを第一のシャッタ羽根31と協働して開閉可能な開口縁部をもつ遮光部を有している。すなわち、第二のシャッタ羽根32は、第一のシャッタ羽根31に対してシャッタ閉状態において該開口部23a上にて食い合わせ部分(重なる部分)を形成する。このシャッタ羽根32は、第二群枠23の前方側でシャッタ羽根31の前面に重畳させた状態で支持ピン23eに嵌入し、かつ、駆動用長穴をシャッタ駆動レバー29の駆動ピン29cに嵌入した状態で回動可能に支持される。
遮光羽根33は、シャッタ開口部23aをシャッタ羽根31,32とで遮蔽した状態でのシャッタ羽根31,32の重畳部からの光漏れを遮断し、かつ、シャッタ開時には、シャッタ羽根31とともにシャッタ開口部23aから退避可能な遮光部を有している。この遮光羽根33は、第二群枠23の前面側にてシャッタ羽根32の前面側の遮光部の縁部を覆った状態で該シャッタ羽根32をシャッタ羽根31とで挟んだ状態で配置される。その取り付け状態で支持ピン23fに嵌入し、かつ、駆動用長穴をシャッタ駆動レバー29の駆動ピン29cに嵌入させた状態で回動可能に支持される。
遮光羽根33の前面にさらに遮光シート24を乗せて、覆った状態とする。なお、遮光シート24には、シャッタ開口部23aと等しい大きさの中央開口部24aや駆動ピン29cの逃げ穴24cや第二群枠付勢バネ35の逃げ部24b等が設けられている。
シャッタ羽根31,32と遮光羽根33および遮光シート24が組み込まれた第二群枠23には、その前面にシャッタ蓋25が第二群枠23の係止ピン23h,23i,23jで係止されて装着され、ユニット化される。なお、シャッタ蓋25には、駆動ピン29cの逃げ穴25cや第二群枠付勢バネ35の逃げ部25b等が設けられている。
ユニット化された第二群枠23は、第二群ガイド枠21に対してその前面側からガイド凸部23bを第二群ガイド枠21の光軸Oと平行に形成されたガイド凹部21dに摺動自在に嵌入させた状態で装着される。さらに、その装着状態で枠蓋26を第二群ガイド枠21の前面にガイド枠の位置決めピンで位置決めした状態ではめ込み、枠蓋26の係止穴部26bを第二群ガイド枠21のフック部21fに係止させて仮止め状態とする。そこで、ガイドロッド27を枠蓋26のロッド支持穴26cに挿通させてその先端部を第二群ガイド枠21のロッド支持穴21cに圧入して固定する。なお、その固定状態でガイドロッド27には、枠蓋26と第二群枠23の間に第二群枠付勢バネ35が圧縮状態で挿入される。
上述したLD地板22に組み込まれる合焦駆動機構部は、フォーカスモータ41により駆動されるギヤ列46の終段ギヤ49に一体的に固着される光軸Oと平行な送りネジ50と、送りネジ50に螺合する駆動用ナット52とを有してなる。
合焦駆動時にフォーカスモータ41の出力軸が回転駆動されると、終段ギヤ49の回転に伴って送りネジ50を介して駆動用ナット52が移動するので、第二群枠23は、駆動用ナット52を介して付勢バネ35の付勢力に抗して押圧され、第二群ガイド枠21およびLD地板22に対して相対的に光軸Oと平行なZ方向に進退し、合焦駆動される。
第三群枠8は、中央開口部に第三群レンズ13を保持する円板形状の枠部材であって、第三群枠には、外周部に3つの直進ガイド凸部8aが設けられ、該凸部上には3本のカムフォロア16がそれぞれ固着されている。
第三群枠8は、フロートキー5の内周部にて直進ガイド凸部8aをフロートキー5の直進ガイド溝5cに摺動自在に嵌入させた状態でフォーカスユニット7の後方位置に光軸O方向に進退自在に挿入される。そして、第三群枠8のカムフォロア16は、カム枠3の内周のカム溝3dに摺動自在に嵌入される。従って、第三群枠8は、光軸O方向に直進ガイドされた状態でカム枠3の回転および進退移動にともなってカム溝3dによって進退移動する。
第三群枠8とフォーカスユニット7のLD地板22との間には、圧縮バネである付勢バネ9が挿入されており、常時、離間する方向に付勢力が作用している。従って、第三群枠8のカムフォロア16とカム溝3dとの間の嵌合ガタおよび第二群ガイド枠21のカムフォロア15とカム溝3cとの間の嵌合ガタがない状態で第三群枠8および第二ガイド枠21(第二群枠23)は、進退移動することになる。
次に、上述した構成を有する本実施形態のレンズ鏡筒110における各鏡枠の進退動作ついて説明する。
本レンズ鏡筒110において、非撮影状態(沈胴状態)では、図2に示すように回転枠2の内部に移動枠4,フロートキー5、さらに、カム枠3や第一群枠6,フォーカスユニット7,第三群枠8等の鏡枠部材は略繰り込まれ、さらに、回転枠2は、固定枠1の内部に略繰り込まれている。
撮影可能状態にするためには図2の沈胴状態にあるレンズ鏡筒110の回転枠2をロングギヤ36によって回転駆動し、回転枠2,カム枠3,第一群枠6,フォーカスユニット7および第三群枠8をそれぞれ光軸O方向に繰り出して、図3,4の撮影可能なワイド状態とする。詳しくは、回転枠2は、上記回動駆動により固定枠1の雌ヘリコイド1aを介して前方に繰り出される。移動枠4は、回転することなく回転枠2とともに前方に繰り出される。カム枠3は、回転枠2とともに回転しながら繰り出されるが、その繰り出し位置は、移動枠4の雌ヘリコイド4bを介して繰り出されることからカム枠3よりもさらに前方に繰り出される。フロートキー5は、移動枠4により回転規制された状態でカム枠3とともに繰り出される。また、第一群枠6は、フロートキー5により回転規制された状態でカム枠3の雌ヘリコイド3bを介してカム枠3よりも前方に繰り出される。フォーカスユニット7,第三群枠8は、フロートキー5によって回転規制された状態でカム枠3のカム溝3c,3dによって繰り出される。
その後、ズーム駆動によって回転枠2,カム枠3が回転駆動されると、第一群枠6,フォーカスユニット7,第三群枠8等がそれぞれのズーム位置に繰り出され、あるいは、繰り込まれる(図3,4)。さらに、撮影開始に際してレリーズスイッチ(図示せず)の一段目の操作により測距手段(図示せず)より取り込まれた被写体距離データに基づいたフォーカスユニット7の合焦駆動が行われる。
上述した撮影可能な状態において、移動枠4は、ガイド突起4aが固定枠1の直進溝1bに嵌入した状態で、さらに、ガイドピン4dが回転枠2の円周溝2eに摺動自在に嵌入し、回転枠2と光軸O方向に一体的に支持されており、ガイド突起4aが回転枠2の後端面2dの後方に突出した状態になっている(図8のB−B断面,図10の状態)。そこで、レンズ鏡筒110を沈胴状態とするために回転枠2を沈胴回動方向(時計回り)に回動駆動させると固定枠1に対して回転しながら沈胴位置まで繰り込まれる。そのとき、移動枠4のガイドピン4dが円周溝2eのカム溝部2gに沿って駆動されるので、回転枠2に対して相対的に前方に移動する。回転枠2が沈胴回動位置に到達したとき、ガイドピン4dは、カム溝2fに達し、移動枠4のガイド突起4aは、回転枠2の後端面2dから凹んだ凹部2iに嵌り込む(図8のA−A断面,図9の状態)。
上述した回転枠2,移動枠4の沈胴状態では前述の図11に示したように従来のレンズ鏡筒のように回転枠の後端面とカメラ本体との間に移動枠のガイド突起が介在する状態とはならない。すなわち、移動枠4の後端部4f上のガイド突起4aが回転枠2の後端面2dから凹んだ凹部2iに嵌り込むので回転枠2の後端面2dをカメラ本体130の鏡筒取り付け面に直接当接させることができる。なお、上記沈胴状態にあっては、前述したように回転枠2の内部に移動枠4をはじめ、カム枠3,フロートキー5,第一群枠6,フォーカスユニット7,第三群枠8等の鏡枠は略収納され、さらに、回転枠2は、固定枠1の内部に略繰り込まれている。
従って、本実施形態のレンズ鏡筒110によれば、沈胴状態(非撮影状態)において回転枠2をカメラ本体130に直接当接する位置まで繰り込むことが可能であり、上記非撮影状態において、移動枠4と回転枠2とを収納効率のよく収納することでレンズ鏡筒の全長をより短縮させることができる。
本発明によるズームレンズ鏡筒は、撮影可能状態よりも非撮影状態のときに全長を短縮可能なズームレンズ鏡筒において、上記非撮影状態における全長が十分短縮されたズームレンズ鏡筒として利用可能である。
本発明の一実施形態であるズームレンズ鏡筒の外観を示す斜視図である。 図1のズームレンズ鏡筒が装着される銀塩カメラのレンズ鏡筒沈胴状態での撮影光軸に沿った断面図である。 図1のズームレンズ鏡筒の撮影可能なワイド状態での撮影光軸に沿った断面図である。 図1ズームレンズ鏡筒の撮影可能なテレ状態での撮影光軸に沿った断面図である。 図1のズームレンズ鏡筒の分解斜視図の一部を示す。 図1のズームレンズ鏡筒の分解斜視図の他の一部を示す。 図1のズームレンズ鏡筒に内蔵されるフォーカスユニットの分解斜視図である。 図1のズームレンズ鏡筒における回転枠の内周部の展開図である。 図8のA−A断面図であって、沈胴状態での断面図である。 図8のB−B断面図であって、撮影可能状態での断面図である。 従来のズームレンズ鏡筒の枠部材の配置を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
1 …固定枠(第一の枠)
1a…雌ヘリコイド(第一の駆動手段)
1b…直進溝(直進手段)
2 …回転枠(第二の枠)
2a…雄ヘリコイド(第一の駆動手段)
2e…円周溝(円周溝部分,第二の駆動手段)
2f,2g
…カム溝部(カム溝部分,第二の駆動手段)
2i…凹部(凹部分)
4 …移動枠(第三の枠)
4a…ガイド突起(凸,直進手段)
4d…ガイドピン(凸部,第二の駆動手段)
5 …フロートキー(第四の枠)

代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (1)

  1. 非撮影状態のときは、撮影可能状態のときよりも全長を短縮可能なズームレンズ鏡筒において、
    第一の枠と、
    上記第一の枠に対し回転しながら光軸方向に移動する第二の枠と、
    上記第二の枠を第一の枠に対し回転させ、光軸方向に移動させる第一の駆動手段と、
    上記第二の枠と伴に光軸方向に移動し、上記第二の枠に対し回転可能に支持された第三の枠と、
    上記第三の枠を第一の枠に対し非回転とするため、上記第三の枠と上記第一の枠との間に設けられた直進手段と、
    撮影可能状態では上記第三の枠を上記第二の枠に対し回転可能に、かつ、光軸方向には相対的に移動しないように支持するための円周溝部分と、この円周溝部分と係合して摺動する凸部と、撮影可能状態から非撮影状態に移行する際中に上記第三の枠を上記第二の枠に対し光軸方向に相対移動させるため、上記円周溝部分から連続して形成され上記凸部と係合して上記第二の枠の移動方向とは逆方向に上記第三の枠を駆動するカム溝部分とを有する第二の駆動手段と、
    を有し、
    上記直進手段は、上記第一の枠の直進溝と上記第三の枠の後端部にある凸とで形成され、上記非撮影状態にあるときは、上記凸が上記第二の枠の後端面に形成された凹部分に位置することを特徴とするズームレンズ鏡筒。
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