JP2009025557A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

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正明 須永
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Abstract

【課題】沈胴動作中に異常動作が生じたときに移動中の退避レンズ枠が後方のレンズ枠に干渉せず円滑な退避動作を行い得る沈胴式ズームレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】ズーム駆動源と、フォーカス駆動源と、光軸方向に突出した突部10hを有し退避レンズ23を保持しズーム駆動源で駆動され撮影状態時には退避レンズを光路上に配しズーミングで光軸方向に移動し撮影状態から非撮影状態への移行に連動して光路外に突部と共に揺動退避する退避レンズ枠10と、フォーカシングレンズ24を保持しフォーカス駆動源で駆動されフォーカシングレンズを光軸方向に移動させ、撮影状態及び短縮する方向への駆動状態時には退避レンズ枠と当接せず、短縮する方向への駆動状態時に生ずる異常駆動の際は退避レンズ枠の突部に当接し、突部と当接中には突部の揺動軌跡に沿って突部をガイドするガイド軌跡部13c,13dを有するフォーカシングレンズ枠13とを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ズームレンズ鏡筒、詳しくは撮影状態のときには短焦点状態から長焦点状態との間でズーミング可能であり、非撮影状態としたときには全長が撮影状態のときよりも短縮されるように構成されるズームレンズ鏡筒に関するものである。
従来、撮影状態のときには短焦点状態から長焦点状態の間でズーミング可能であり、非撮影状態としたときには全長が撮影状態のときよりも短縮されるように構成されるいわゆる沈胴式のズームレンズ鏡筒が一般に実用化されている。
このような沈胴式のズームレンズ鏡筒を適用する従来のカメラ等にあっては、小型化への要望が常にあり、カメラ自体の小型化や薄型化を目的とする種々の技術が提案されている。
例えば、ズームレンズ鏡筒を構成する複数のレンズ群をそれぞれ保持する複数のレンズ枠のうちの所定のレンズ枠を撮影光学系の光路上から退避させる機構を備え、当該ズームレンズ鏡筒を撮影状態から非撮影状態(沈胴状態)とするときの動作に連動させて、当該所定のレンズ枠を光路上から退避させることで、非撮影状態(沈胴状態)時のズームレンズ鏡筒の全長の短縮化を実現したズームレンズ鏡筒が、従来種々提案されており、また実用化されている。
この種の退避レンズ枠を有する沈胴式のズームレンズ鏡筒は、その内部に撮影光学系を構成する複数のレンズ群と、これら複数のレンズ群をそれぞれ保持する枠部材,シャッター機構,絞り機構等が配置されている。そして、これらの各機構部材が光軸に沿う方向に各所定の移動量で進退するようにし、かつ撮影状態から非撮影状態にするときには、光軸方向への上記進退動作に加えて、退避レンズ枠を光路上から退避させる回動動作が行われるようになっている。
このように、ズームレンズ鏡筒における各構成部材が、光軸方向への進退動作及び光路上からの退避動作する際には、各構成部材同士が干渉することのないように構成する必要がある。そのために、この種のズームレンズ鏡筒は、非常に複雑な構成となっているのが普通である。
しかしながら、ズームレンズ鏡筒のさらなる小型化への要望に応じるためには、ズームレンズ鏡筒内において、各構成部材の必要な移動量を確保した上で、各構成部材を極めて密に配置し、かつ移動時の各構成部材同士の干渉を避けるための技術的工夫が、さらに必要となる。
そこで、例えば特開2004−233924号公報等によって開示されているズームレンズ鏡筒においては、退避レンズ枠の後方にフォーカシングレンズ枠を配置するようにし、このフォーカシングレンズ枠を、ズーム作動とは独立して作動し得るように構成している。そして、回動し後退する退避レンズ枠の後方のフォーカシングレンズ枠の前方突出筒状部に、退避レンズ枠が退避回動する時の移動軌跡に沿う切欠部を設けるようにしている。
これによれば、隣接する構成部材同士の間隔をできる限り近付けながら、干渉を避けつつ必要な移動量を確保するために、退避レンズ枠の退避動作を切欠部を設けた分だけフォーカシングレンズ枠に近い位置で行わせることができ、よって小型化と円滑動作を両立させることができるというものである。
特開2004−233924号公報
ところが、上記特開2004−233924号公報等によって開示されているズームレンズ鏡筒においては、ズームレンズ鏡筒が撮影状態から非撮影状態に変位させる際の沈胴動作時には、退避レンズ枠は、光軸に沿う方向に後退移動した後、光路上から退避する方向に回動移動するようになっている。そのため、当該ズームレンズ枠では、沈胴動作の動作中に、レンズ鏡筒の外面側(外観面)、例えばレンズ鏡筒の先端面等に対して、例えば落下や衝撃等による意図しない外力が加わった場合、動作中の退避レンズ枠が規定の移動量以上に移動してしまう等のことが考えられる。このような場合には、退避レンズ枠に保持されるレンズ群の後面側と、この退避レンズ枠の後方に配置されフォーカスレンズ枠に保持されるフォーカスレンズ群の前面側とが干渉してしまう等の可能性があり問題である。
また、上記公報等によるズームレンズ鏡筒等においては、ズーム駆動とフォーカス駆動とを別々に駆動させることができるようになっているので、フォーカシングレンズ枠は、ズーム駆動時に機械的に連動するようにはなっていない。
したがって、ズーム駆動とフォーカシング駆動とを制御するソフトウエアにおいて、なんらかの原因による電気的現象によって動作異常が生じた場合、例えばズーム駆動に連動させて退避動作が行われる退避レンズ枠に対して、フォーカシングレンズ枠の駆動が所定の動作をしないような場合には、退避レンズとフォーカスレンズが干渉してしまう可能性がある。
即ち、上述のような退避レンズ枠を有する沈胴式のズームレンズ鏡筒における通常の沈胴動作時のシーケンスとしては、まず、フォーカス駆動が行われて、フォーカシングレンズ枠が光軸に沿う方向であって後方に向けた繰り込み動作により所定の沈胴位置まで繰り込まれた後、ズーム駆動が行われて、ズームレンズ枠が光軸に沿う方向に短焦点位置から所定の沈胴位置まで繰り込まれる。
これに対して、上述の異常動作時の例としては、例えば、
(1)フォーカシングレンズ枠が所定の沈胴位置までに至らず途中で停止してしまうような場合(退避位置異常)、
(2)シーケンス的に正常動作がなされずに、フォーカシングレンズ枠の繰り込み動作途中で、ズームレンズ枠の繰り込み動作が開始されてしまうような場合(動作タイミング異常)、
(3)フォーカス駆動による動作時にフォーカシングレンズ枠が通常の繰り込み動作とは逆に繰り出し動作が行われてしまうような場合(駆動方向異常、動作位置異常)、
等の異常動作が考えられる。このような異常動作が生じた場合には、退避レンズとフォーカスレンズとが干渉してしまうことになるので問題である。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、撮影状態のときには短焦点状態から長焦点状態との間でズーミング可能であり、非撮影状態としたときには全長が撮影状態のときよりも短縮されるように構成されるズームレンズ鏡筒において、撮影状態から非撮影状態へと変位させる沈胴動作中に、意図しない外力等や電気的現象に起因する異常動作が生じたとしても、移動中の退避レンズ枠に保持されるレンズ群が、後方に配置されるフォーカシングレンズ枠等に保持されるレンズ等の他の構成部材に干渉することなく、常に円滑な退避動作を行うことができるように構成したズームレンズ鏡筒を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明によるズームレンズ鏡筒は、非撮影状態のときの全長がズーミング可能な撮影状態のときよりも短縮されるズームレンズ鏡筒において、ズーミングのためのズーム駆動源と、フォーカシングのためのフォーカス駆動源と、光軸方向に突出した突部を有し退避レンズを保持し上記ズーム駆動源により駆動され撮影状態時には上記退避レンズを光路上に配置しズーミングにより光軸方向に移動し撮影状態から非撮影状態への移行に連動して光路外に上記突部と共に揺動して退避する退避レンズ枠と、フォーカシングレンズを保持し上記フォーカス駆動源により駆動され上記フォーカシングレンズを光軸方向に移動させる枠であって撮影状態及び短縮する方向への駆動状態のときには上記退避レンズ枠とは当接せず短縮する方向への駆動状態のときに発生した異常駆動がなされたときには、上記退避レンズ枠の上記突部と当接し上記突部との当接状態にあるときには上記突部の揺動の軌跡に沿って上記突部をガイドするガイド軌跡部を有するフォーカシングレンズ枠と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影状態のときには短焦点状態から長焦点状態との間でズーミング可能であり、非撮影状態としたときには全長が撮影状態のときよりも短縮されるように構成されるズームレンズ鏡筒において、撮影状態から非撮影状態へと変位させる沈胴動作中に、意図しない外力等や電気的現象に起因する異常動作が生じたとしても、移動中の退避レンズ枠が後方に配置されるフォーカシングレンズ枠等の他の構成部材に干渉することなく、常に円滑な退避動作を行うことができるように構成したズームレンズ鏡筒を提供することができる。
以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施形態のズームレンズ鏡筒を示す分解斜視図である。なお、この図1においては、当該ズームレンズ鏡筒の後端側に配置される撮像ユニットを併せて図示している。
図2は、本実施形態のズームレンズ鏡筒における構成部材のうち第二群枠とシャッター及び三群ユニットと退避カムとを取り出して示すの要部分解斜視図である。なお、この図2においては、細部を詳細に図示するために、図1に示す状態とは異なる方向、即ち図1の左下方から当該ズームレンズ鏡筒を見た場合のようすを示している。
図3は、本実施形態のズームレンズ鏡筒における構成部材のうちシャッター及び三群ユニットの三群枠(退避レンズ枠)のみを取り出して拡大して示す要部拡大斜視図である。なお、図3では、三群枠(退避レンズ枠)における本発明の主要部を示すために、図2に示す状態とは異なる方向から見た場合のようすを示している。
図4は、本実施形態のズームレンズ鏡筒における構成部材のうちフォーカシングレンズ枠のみを取り出して拡大して示す要部拡大斜視図である。なお、図4では、フォーカシングレンズ枠における本発明の主要部を示すために、図1に示す状態とは異なる方向から見た場合のようすを示している。
図5,図6,図7は、本実施形態のズームレンズ鏡筒の組立状態における光軸方向に沿う面の断面図である。このうち、図5は、本実施形態のズームレンズ鏡筒が撮影状態において最長焦点位置に設定されている状態(テレ端状態)の断面図である。図6は、本実施形態のズームレンズ鏡筒が撮影状態において最短焦点位置に設定されている状態(ワイド端状態)の断面図である。図7は、本実施形態のズームレンズ鏡筒が非撮影状態に設定されている状態(沈胴状態)の断面図である。
図8は、本実施形態のズームレンズ鏡筒の作用を示す図である。詳しくは、本実施形態のズームレンズ鏡筒が撮影状態から非撮影状態に変位する際に意図しない外力等が外面に加えられた場合や電気的現象に起因する異常動作が生じた場合において、三群枠(退避レンズ枠)と四群枠(フォーカシングレンズ枠)とが当接する状態を示す要部拡大斜視図である。
なお、以下の説明においては、ズームレンズ鏡筒における撮影光学系の光軸を符号Oで表すものとする。また、光軸Oに沿う方向において被写体側を前方とし、当該ズームレンズ鏡筒における各鏡枠が、この前方に向かう際の方向を繰り出し方向というものとする。一方、同光軸Oに沿う方向において結像側を後方とし、各鏡枠が後方に向かう際の方向を繰り込み方向というものとする。また、当該ズームレンズ鏡筒における各部材の回転方向は、前方側から見た回転方向で表わすものとする。
本実施形態のズームレンズ鏡筒は、光軸Oに沿う方向に突出して撮影を行ない得る撮影状態と、当該ズームレンズ鏡筒1が適用される撮影装置等(特に図示せず)の筐体内に収納された状態の非撮影状態(沈胴状態)とに変位自在に構成され、撮影状態のときには短焦点位置から長焦点位置の間でズーミングが可能であり、非撮影状態としたときには全長が撮影状態のときよりも短縮されるように構成される沈胴式のズームレンズ鏡筒である。
図1に示すように、ズームレンズ鏡筒1は、後方側から固定枠2と、固定枠2に支持されてズーミング時や沈胴動作時に駆動源となる駆動モータ(特に図示せず)の駆動力によって回転及び進退駆動される回転枠3と、回転が規制された状態で回転枠3と共に光軸方向に進退する移動枠4と、回転枠3と共に回転し進退移動するカム枠5と、カム枠5の後端側に固定保持されカム枠5と後述の直進ガイド枠6とをバヨネット結合するバヨネットプレート19と、回転が規制された状態でカム枠5と共に光軸方向に進退する直進ガイド枠6と、回転が規制された状態で回転枠3によって光軸方向に進退駆動されシャッター機構や退避レンズ枠である三群枠10を内部に有するシャッター及び三群ユニット32と、回転が規制された状態でカム枠5によって光軸方向にそれぞれ進退駆動される二群枠11及び一群枠12と、フォーカシング時や沈胴動作時に光軸方向に進退駆動されるフォーカシングレンズ枠である四群枠13と、上記一群枠12に保持される一群レンズ21,上記二群枠11に保持される二群レンズ22,三群枠10に保持される退避レンズである三群レンズ23,四群枠13に保持されるフォーカシングレンズである四群レンズ24からなる撮影光学系と、上記固定枠2の後端に固定される保持プレート15等によって構成される。
そして、ズームレンズ鏡筒1の後方には、撮像ユニット33が装着されている。この撮像ユニット33は、保持プレート15の背面側に対して固定保持されている(詳細は後述する)。
固定枠2は、円筒状に形成されており、その内周部に光軸Oに対して傾斜する方向に形成される傾斜カム溝部と円周に沿う方向に形成される円周溝部とが連接してなるカム溝2aと、光軸Oに沿う方向に形成される直進溝2bとを有している。
また、固定枠2の外周部には、撮影光学系のズーミング動作を行うためのユニットであって、ズーム駆動源であるズームモータや、このズームモータの駆動力を伝達するギヤー列,ロングギヤー45等からなるズーミングユニット17と、撮影光学系のフォーカシング動作を行うためのユニットであって、フォーカス駆動源であるフォーカスモータ,フォーカスモータの駆動力を伝達するギヤー列,送りねじ,ガイド軸57(図6−図8参照)等からなるフォーカシングユニット18とが配設されている。
ズーミングユニット17は、ズームモータにより本ズームレンズ鏡筒1の撮影光学系のうちズーミング動作に寄与するズーム光学系(例えば一群レンズ21,二群レンズ22,三群レンズ23)を光軸Oに沿う方向に駆動するズーム駆動機構であり、さらに、本ズームレンズ鏡筒1を撮影状態から非撮影状態へと駆動する沈胴動作も行うようになっている。
フォーカシングユニット18は、フォーカスモータにより本ズームレンズ鏡筒1の撮影光学系のうちフォーカシング動作に寄与するフォーカシング光学系(例えば四群レンズ24)を光軸Oに沿う方向に駆動するフォーカス駆動機構としての役目をしている。
なお、ロングギヤー45は、光軸Oに平行となる方向に沿って固定枠2の内周部に露呈した状態で支持されている。また、ガイド軸57は、光軸Oに平行となる方向に沿って図示しない固定部材に支持されている。そして、このガイド軸57は、四群枠13(フォーカシングレンズ枠)の軸穴13aに貫通している。これにより、当該四群枠13は光軸方向に移動自在となっている。
回転枠3は、円筒状に形成されており、固定枠2の内周部に回動及び進退自在な状態で嵌入している。回転枠3の外周後方部には、固定枠2のカム溝2aに摺動自在に嵌入するカムフォロワ3aと、ロングギヤー45に噛合するギヤー部3bとが形成されている。
また、回転枠3の内周部には、光軸Oに対して傾斜する方向に形成された三群用カム溝3dと、光軸Oに沿う方向に形成されたカム枠用直進溝3cとを有している。さらに、回転枠3の内周後端部には、内方に向けて突出するように形成される突部3eが設けられている。
上述したように、この回転枠3のカムフォロワ3aは、固定枠2のカム溝2aに摺動自在に嵌入しており、ギヤー部3bは、ロングギヤー45に噛合している。したがって、ズーミングユニット17のズームモータが駆動されて、ロングギヤー45が回転駆動されると、その駆動力がギヤー部3bを介して回転枠3に伝達され、当該回転枠3を回転させるようになっている。こうして回転枠3が回転すると、当該回転枠3のカムフォロワ3aが固定枠2のカム溝2aの傾斜カム溝部に沿って移動することで、同回転枠3は、回転しながら所定の沈胴位置から撮影状態における短焦点位置にまで前方に繰り出される。そして、本ズームレンズ鏡筒1が撮影状態にあるときには、短焦点位置から長焦点位置までの間におけるズーミング動作中には、当該回転枠3は、カムフォロワ3aとカム溝2aの円周溝部とによって光軸Oに沿う方向には進退することなく回転方向にのみ駆動されるようになっている。
移動枠4は、円筒形状に形成されており、回転枠3の内周部において相対的に回転自在に嵌入している。この移動枠4の後端外周部には、固定枠2の直進溝2bに嵌入するガイド突起部4aが外方に向けて突設されている。これにより、当該移動枠4は、固定枠2によって回転規制された状態で光軸方向への進退移動が可能となっている。
また、移動枠4には、直進状の三群用直進溝4bと、光軸Oに対して傾斜する方向に形成されるカム枠用カム溝4cと、外周後方部に形成される有底の円周溝4eとが設けられている。これら三群用直進溝4b,カム枠用カム溝4cは、いずれも内外周を貫通してなる溝部となっている。
この移動枠4は、回転枠3の突部3eが円周溝4eに嵌入した状態で、回転枠3の内周部に嵌入するように配設されている。これにより、移動枠4は、回転枠3に対して相対的に回転が可能で、光軸Oに沿う方向に一体的に進退移動するようにバヨネット結合されている。
さらに、移動枠4の内周部には、光軸Oに沿う方向に形成され、後述の直進ガイド枠6のガイド突起部6aが嵌入することで当該直進ガイド枠6の回転規制を行う直進溝4dが形成されている。
カム枠5は、円筒状に形成され、移動枠4の内周部に嵌入するように配置されている。このカム枠5は、外周後方部に外方に向けて突設されるカムフォロワ41を有している。また、カム枠5の内周部には、光軸Oに対して傾斜する方向に形成される二群用カム溝5a及び一群用カム溝5bとが設けられている。
カム枠5のカムフォロワ41は、移動枠4のカム枠用カム溝4cに摺動自在に係合しており、その係合状態で貫通している。そして、カムフォロワ41の先端部は、回転枠3のカム枠用直進溝3cに嵌入して支持されている。これにより、カム枠5は、回転枠3と共に回動し、かつ回転枠3に対して相対的に光軸方向に進退する状態で支持されている。
直進ガイド枠6は、円筒状に形成され、ており、後端外周部に移動枠4の直進溝4dに嵌入するガイド突起部6aを有している。また、直進ガイド枠6は、光軸Oに沿う方向に内外周を貫通するように形成される二群用直進溝6bと、光軸Oに沿う方向に外周面上に形成される有底の一群用直進溝6cと、前端側に形成されバリア駆動レバー(図示せず)を駆動する切り欠き状カム部6eとを有している。
そして、直進ガイド枠6は、カム枠5の内側に配置される一群枠12の内周部に嵌入した状態に配置されている。このとき、直進ガイド枠6のガイド突起部6aが移動枠4の直進溝4dに嵌入している。これにより、当該直進ガイド枠6は、移動枠4により進退自在に支持されると共に回転規制されている。また、直進ガイド枠6の一群用直進溝6cが一群枠12のガイド突部12a(後述する;図5参照)に嵌入している。これにより、当該直進ガイド枠6は、一群枠12を進退自在に支持すると共に回転規制している。直進ガイド枠6は、カム枠5に対して回転自在となっており、当該かつ光軸Oに沿う方向に対しては、カム枠5と一体に移動するようになっている。
バヨネットプレート19は、例えば薄板状の金属部材を略円環形状に形成したものであって、その外周縁部には、複数(本実施形態では3つ)の係合部19bが円周上において略等間隔に、光軸Oに沿う方向(前方,被写体側)に向けて突設されている。また、バヨネットプレート19の内周縁部には、複数(本実施形態では3つ)の突部19aが円周上において略等間隔に、光軸Oに対して直交する方向に向けて突設されている。
バヨネットプレート19は、被写体側(前面側)から直進ガイド枠6に嵌合し、当該直進ガイド枠6の後端縁部に配設されるようになっている。この場合において、突部19aは、例えば直進ガイド枠6の直進溝6cを通過しながら円周溝6dに嵌入するようになっている。これにより、バヨネットプレート19と直進ガイド枠6とは、一体となり、この状態において、バヨネットプレート19は、直進ガイド枠6に対して相対的に回転可能となっている。こうして、バヨネットプレート19を一体化した直進ガイド枠6は、カム枠5の内周側に、当該カム枠5の後方側(撮像素子側)から挿入されるようになっている。
このとき、バヨネットプレート19の係合部19bは、カム枠5の後端部近傍の外周面上において外方に向けて突設される突部5cに係合されるようになっている。その結果、カム枠5と直進ガイド枠6とは相対的に回転可能で、光軸Oに沿う方向には一体に進退可能となっている。
二群枠11は、円筒状に形成され、直進ガイド枠6の内周部に嵌入された状態に配置されている。この二群枠11の略中央部には二群レンズ22が保持されており、外周部には外方に突設されるガイド突部11aと、このガイド突部11a上において外方に突設されるカムフォロワ43とを有している。
ガイド突部11aは、直進ガイド枠6の二群用直進溝6bに嵌入するようになっており、カムフォロワ43は、二群用直進溝6bを挿通して、その外方に設けられるカム枠5の二群用カム溝5aに摺動可能に嵌入している。したがってこれにより、二群枠11は、直進ガイド枠6によって回転規制された状態で、カム枠5によって進退駆動されるようになっている。
一群枠12は、円筒状に形成され、直進ガイド枠6の外周側であって、カム枠5の内周側に嵌入した状態に配置されている。この一群枠12の略中央部には、一群レンズ21を保持するレンズ保持枠20(図1では図示せず。図5−図7参照)を保持している。また一群枠12の前面内側には、一群レンズ21の前面を開閉自在とするレンズバリア27,バリア押さえ板28が配置されている(図5−図7)。また、一群枠12の外周側後端部には、外方に向けて突出するカムフォロワ44が配設されている。そして、一群枠12の内周部には、光軸Oに沿う方向に形成され、内方に向けて突設されるガイド突部12a(図5参照)を有している。
そして、カムフォロワ44は、カム枠5の一群用カム溝5bに嵌入し、ガイド突部12aは、直進ガイド枠6の一群用直進溝6cに嵌入するようになっている。したがってこれにより、一群枠12は、直進ガイド枠6によって回転規制された状態で、カム枠5によって進退駆動されるようになっている。
レンズバリア27は、一群枠12の前端部において回動自在に支持されており、バネ付勢された状態で回動自在に支持されるバリア駆動レバー(図示せず)によって開閉駆動されるようになっている。このバリア駆動レバーは、当該ズームレンズ鏡筒1の沈胴動作時に直進ガイド枠6の切り欠き状カム部6eによって回動駆動されるのに連動してレンズバリア27を閉方向に駆動するようになっている。
シャッター及び三群ユニット32は、図1,図2に示すように支持部材であり後端側に配設される三群用直進枠7と、前端側に配設される押さえ板部材8と、シャッター機構を保持するシャッター枠9と、三群レンズ23を保持し退避レンズ枠である三群枠10と、シャッター枠9を付勢する圧縮バネ等からなるシャッター枠付勢部材であるシャッター枠付勢バネ51と、三群枠10を回動自在に軸支する三群枠支持軸52と、三群枠10を付勢するトーションバネ等からなる三群枠付勢部材である三群枠付勢バネ53とからなる。
三群用直進枠7は、外方の三方向に向けて延出するように形成される腕部の各先端にそれぞれ設けられるガイド突部7aと、各ガイド突部7aからさらに外方に向けて突設されるカムフォワア42とを有して形成されている。また、三群用直進枠7には、三群枠支持軸52を軸支する軸支持穴7cと、前方に突設されシャッター枠9を光軸Oに沿う方向に摺動自在に軸支するシャッター支持軸部7bとを有して形成されている。そして、三群用直進枠7は、三群枠10を光路外に退避させ得るのに充分な退避空間を有するように形成されている。
三群用直進枠7は、移動枠4の内部に嵌入した状態で配置され、ガイド突部7aが移動枠4の三群用直進溝4bに嵌入し、カムフォロワ42が回転枠3の三群用カム溝3dに嵌入されるようになっている。これにより、当該三群用直進枠7は、移動枠4によって回転規制された状態で、回転枠3によって進退駆動されるようになっている。
シャッター枠9は、略中央部に形成される中央開口部9aと、シャッター支持軸部7bを摺動自在に嵌入する支持軸穴9cが穿設される支持軸穴ボス部9bとを有して形成されている。また、シャッター枠9は、中央開口部9aを開閉するシャッター羽根54(図2では図示せず。図5−図7参照)と、シャッター羽根54を回動駆動させるシャッターアクチュエータ55等を含むシャッター機構とを有して構成されている。
三群枠10は、三群レンズ23を保持する円筒形状の三群レンズ保持部10eと、この三群レンズ保持部10eの外周面上から外方に向けて延出して形成される長腕部10f及び短腕部10gと、長腕部10fの先端側に設けられ光軸Oと平行方向に形成される軸孔10bを有する軸支ボス部10aと、この軸支ボス部10aの外周面上に外方に向けて突設される従動ピン10cと、短腕部10gの先端側近傍において光軸Oに沿う方向であって後方に向けて突設される干渉防止突部10hと、三群レンズ保持部10eの中央開口部の被写体側(前方)の周縁部に設けられる開口絞り10d等を有して形成されている。
軸支ボス部10aの軸孔10bには、三群枠支持軸52が挿入されるようになっている。この三群枠支持軸52は、後端側を上記三群用直進枠7の軸支持穴7cに軸支され、前端側を後述するように押さえ板部材8の軸支持穴8aに軸支されていて、光軸Oに平行に配置されている。これにより、三群枠10は、三群枠支持軸52によって光軸Oに沿う方向に摺動自在に、かつ三群枠支持軸52の軸中心周りに回動自在となっている。つまり、三群枠10は、三群枠支持軸52の軸中心周りに回動することで、光軸Oに対しては、光軸Oに沿う方向に対して揺動自在となっている。
従動ピン10cは、後述するように固定枠2の後端面に装着される保持プレート15の板面上に光軸Oに沿う方向であって前方に向けて突出するように一体的に固定支持される退避カム14(図1,図2参照)に係合及び離脱することで、三群枠10を回動させることにより、当該三群枠10を光路に対して進退させるために設けられているものである。
この従動ピン10cは、当該ズームレンズ鏡筒1が撮影状態にあるときには、退避カム14に対して離間した位置に配置されるようになっている一方、三群枠10が三群用直進枠7と共に繰り込まれた場合には、従動ピン10cが固定枠2の側の退避カム14に当接し係合することにより、三群枠10を退避方向に回動駆動するようになっている。これによって、三群枠10は、光軸Oに沿う方向に対して揺動し、三群枠10に保持される三群レンズ23がシャッター枠9の中央開口部9aを通る光路外へと退避するようになっている。
そして、沈胴動作がなされて三群枠10が図7に示す沈胴位置に配置されたときには、固定枠2の後端部の沈胴位置に繰り込まれた四群枠13の四群レンズ24(詳細は後述する)の光路外の空き空間に配置されるようになっている。
本実施形態のズームレンズ鏡筒1において、光路外に退避するように構成される光学要素(レンズ群)である三群レンズ23は、当該ズームレンズ鏡筒1の撮影光学系における開口絞り10dに近接した位置に配置されている。
一般に光学系の開口絞り位置では、全ての光線束の径が最も小さくなっている。したがって、この開口絞り位置近傍に配置するレンズも小径のものを用いることができる。
本実施形態のズームレンズ鏡筒1においては、開口絞り10dの近傍に配置した光学要素(レンズ群)である三群レンズ23を、退避レンズ枠である三群枠10によって小径の光路外へと退避自在な構成としたので、当該三群枠10の三群レンズ23を光路外に退避させる際には、三群枠10の退避回動角を小さくすることができると共に、退避空間を小さくすることができ、よってズームレンズ鏡筒1自体の小型化を図ることができるようになっている。
干渉防止突部10hは、図6に示すように三群枠10に保持される三群レンズ23の最後端面よりも後方に向けて突出するように設定されている。これにより、本ズームレンズ鏡筒1の沈胴動作時において、三群枠10と四群枠13とが接近した状態となったときに、例えば意図しない外力を受けたり電気的現象に起因する異常動作が生じて、両枠10,13が異常に接近してしまったような場合においても、干渉防止突部10hが四群枠13の一部に、先に当接し、これによって三群レンズ23と四群レンズ24とが、直接当接するようなことを防止している。そのために、干渉防止突部10hは、三群枠10が揺動する際には、フォーカシングレンズである四群レンズ24の有効径の外側を揺動するような位置に配設されている。
なお、干渉防止突部10hに対応する部位であって、四群枠13側の詳細構成については後述する。
押さえ板部材8は、半円環形状からなり、板面上に形成され三群枠支持軸52の前端部を軸支する軸支持穴8aを有し、当該シャッター及び三群ユニット32の前面側の一部を覆うように配置されている。つまり、抑え板部材8と三群用直進枠7との間に、三群枠10とシャッター枠9と三群枠支持軸52とを挟み込んだ状態で、三群用直進枠7の前側に所定の距離だけ離間した位置にネジ等によって固着されている。
上述したように三群枠支持軸52は、三群枠10の軸孔10bを貫通した状態で、当該三群枠10を回動自在に軸支し、その両端部は三群用直進枠7の軸支持穴7cと押さえ板部材8の軸支持穴8aとによって軸支されている。そして、三群枠付勢バネ53は、軸支ボス部10aに挿入した状態で、三群枠10を前側から見て反時計回りに付勢するように、所定の固定部に係止されている。
三群枠10は、当該シャッター及び三群ユニット32の所定の位置に組み付けられた状態とされたとき、三群枠支持軸52によって回動自在に支持されており、かつ三群用直進枠7と押さえ板部材8とによって光軸Oに沿う方向への移動が規制された状態に保持されている。
また、シャッター枠9の支持軸穴9cには、三群用直進枠7のシャッター支持軸部7bが摺動自在に嵌入されており、これによって、シャッター枠9は、三群枠10の前側に配置されている。この場合において、シャッター支持軸部7bには、シャッター枠付勢バネ51が巻回されており、これによってシャッター枠9は、前側に向けて付勢されている。
そして、シャッター枠9の支持軸穴ボス部9bの前端面9dは、二群枠11の当接部11b(図2参照)に対向する位置に配置されている。ここで、前端面9dと二群枠11の当接部11bとが当接していないフリー状態となっているときには、シャッター枠付勢バネ51の付勢力によってシャッター枠9は、三群用直進枠7及び三群枠10に対して相対的に前側に移動して、押さえ板部材8に当接した状態が保持されるようになっている。
一方、二群枠11が相対的に繰り込み方向に移動したとき、当接部11bに対して前端面9dが押圧された状態になると、シャッター枠9は、シャッター枠付勢バネ51の付勢力に抗して二群枠11と一体的に繰り込み方向、即ち三群枠10の側に向けて接近する方向に移動するようになっている。そして、三群枠10が光路外へと退避した状態、即ち退避位置に回動移動した状態になると、シャッター枠9は、二群枠11によって三群レンズ23の側方のスペースにシャッター羽根部が収まる位置まで変位して沈胴させることができるようになっている。
押さえ板部材8とシャッター枠9と三群枠10とが組み付けられた三群用直進枠7は、二群枠11の内周部に挿入された状態で、ガイド突部7aが移動枠4の三群用直進溝4bに貫通し、カムフォロワ42が回転枠3の三群用カム溝3dに嵌入された状態に組み立てられる。したがってこれにより、三群用直進枠7は、移動枠4によって回転が規制された状態で回転枠3により進退駆動されようになっている。
四群枠13は、四群レンズ24を保持する枠部材である。四群枠13の外周には、外方に向けて延出する長腕部13e及び短腕部13fが設けられている。長腕部13eの先端部近傍には、上記フォーカシングユニット18のガイド軸57(図6−図8参照)が挿通される軸穴13aが形成されている。また、短腕部13fの先端部近傍には、固定枠2の直進溝(図示せず)に摺動自在に係合されるガイド突起部13bが形成されている。
この四群枠13は、固定枠2の内部における後方に挿入配置されており、固定枠2に対して光軸Oに沿う方向に進退自在となっている。
即ち、四群枠13は、フォーカシングユニット18のフォーカス駆動源(フォーカスモータ)の駆動力によってギヤー列,送りネジを介してガイド軸57が回動されると、このガイド軸57に沿う方向、即ち光軸Oに沿う方向に進退駆動されて、撮影状態にあるときには適切なフォーカシング位置に、また沈胴動作時には所定の沈胴位置に配置されるようになっている。
また、四群枠13の略中央部には開口部が穿設されており、この開口部の内側部分に四群レンズ24が固定保持されている。そして、四群枠13の前面側において、当該開口部の外周縁部、即ちフォーカシングレンズである四群レンズ24の有効径の外側には、退避レンズである三群枠10の退避軌跡に沿って形成される退避用レール部13dと、同様に同退避軌跡に沿って形成され上記退避用レール部13dに連設される斜面からなる斜面部13cとが形成されている。
この退避用レール部13d及び斜面部13cは、三群枠10の干渉防止突部10hに対向する部位であって、三群枠10が退避動作をするときの干渉防止突部10hの軌跡に沿って形成されている。
通常動作時においては、三群枠10の干渉防止突部10hと、四群枠13の退避用レール部13d及び斜面部13cとは、常に当接しないような位置関係で配置されている。
しかしながら、本実施形態のズームレンズ鏡筒1の沈胴動作時には、三群枠10と四群枠13とは、極めて接近した状態で、それぞれが所定の動作を行うことになる。したがって、沈胴動作時において、当該ズームレンズ鏡筒1に対して、例えば意図しない外力が加わった場合に、両枠10,13が異常に接近してしまう可能性もある。このような場合においても、干渉防止突部10hは、その退避軌跡、即ち干渉防止突部10hの揺動の軌跡に沿って設けられる退避用レール部13d及び斜面部13cに当接し、これにガイドされるようになっているので、三群レンズ23と四群レンズ24とが、直接当接することを防止している。
つまり、退避用レール部13dと斜面部13cとは、三群枠10の干渉防止突部10hとの当接状態にあるときには、当該干渉防止突部10hの揺動の軌跡に沿って該干渉防止突部10hをガイドするガイド軌跡部の役目をしている。
保持プレート15は、金属製の板状部材からなり、組み立てられた状態のズームレンズ鏡筒1における固定枠2の後端面に対して、例えばビス等によって固定されている。この保持プレート15には、略中央部に開口(図示せず)が設けられおり、この開口の近傍に三群枠10を駆動する退避カム14が光軸Oに沿う方向であって前方に向けて直立した状態でアウトサート成形により一体的に設けられている。
この退避カム14は、光軸Oに沿う方向に対して傾斜面を有する退避カム面14aと、光軸Oに沿う方向に形成され退避位置を保持するための退避壁面14bとを有して形成されている。
そして、保持プレート15は、上述の回転枠3等の各枠部材が組み付けられた状態の固定枠2の後端面に対して固定されている。
このような各種の構成部材により構成される本実施形態のズームレンズ鏡筒1の後側には、撮像ユニット33が装着されるようになっている。
この撮像ユニット33は、センサ基台16と、このセンサ基台16の略中央部に固設される撮像素子26及び光学ローパスフィルタ25等によって構成されている。
そして、この撮像ユニット33は、保持プレート15が取り付けられた固定枠2の後端面に対してセンサ基台16をビス止め固定することにより装着されている。
このように構成された本実施形態のズームレンズ鏡筒1における各枠部材の作用を以下に説明する。
以下の説明においては、最初に本ズームレンズ鏡筒1が撮影可能な状態であって長焦点位置にある状態(図5に示す状態)から短焦点位置にある状態(図6に示す状態)へと繰り込み動作を行った後、この短焦点位置からさらに繰り込み動作を行う沈胴動作を行って沈胴状態(図7に示す状態)とするまでの作用を説明する。
なお、図7の沈胴状態(非撮影状態)から撮影状態(短焦点位置)への繰り出し動作、及びこの撮影状態における短焦点位置から長焦点位置への繰り出し動作時には、逆の作用を実行すればよい。
まず、図5に示すように、本実施形態のズームレンズ鏡筒1が撮影状態であって長焦点位置にあるとき、回転枠3のカムフォロワ3aは、固定枠2のカム溝2aの円周溝部に嵌入した繰り出し状態にある。したがって、回転枠3は、移動枠4と共に撮影状態に位置している。また、カム枠5は、移動枠4のカム枠用カム溝4cにより位置決めされ、回転枠3よりさらに前方に繰り出されている。一群枠12と二群枠11とは、それぞれカム枠5の一群用カム溝5b,二群用カム溝5aにより所定の長焦点位置に繰り出されている。
さらに、この長焦点位置にある状態では、三群用直進枠7は、回転枠3の三群用カム溝3dにより繰り出されている。また、シャッター枠9は、二群枠11の当接部11bにより支持軸穴ボス部9bの前端面9dが押圧され、長焦点位置に位置決めされている(図5参照)。
三群枠10は、三群用直進枠7とともに移動し、光軸Oに沿う方向の長焦点位置に配置されている。この状態において、三群枠10の従動ピン10cは、退避カム14の退避カム面14aとは離間した状態にある。したがって、三群枠10は、三群枠付勢バネ53の付勢力によって正面から見て反時計回りに回動した状態となっており、これにより、三群枠10は、光路内に挿入されて撮影光学系の一部として機能する位置にある。また、四群枠13は、フォーカシングユニット18により図5の状態に対応した所定のフォーカシング位置に進退駆動される。
この状態から、本ズームレンズ鏡筒1を撮影状態における短焦点位置へと変位させる場合は、次に示すように動作させる。
使用者による所定のズーム操作によって、所定のズーム操作がなされると、これを受けてズーミングユニット17は、ズームモータを駆動制御してロングギヤー45を介して回転枠3を回転駆動させる。これにより、カム枠5は回転しながら繰り込まれる。カム枠5の回転に伴って、図6に示すように一群枠12は繰り込まれ、二群枠11は繰り出される。これにより両枠12,11は、それぞれが所定の短焦点位置に移動する。
三群用直進枠7は、回転枠3の回転に伴って所定の短焦点位置に繰り込まれるが、シャッター枠9は、支持軸穴ボス部9bの前端面9dが二群枠11の当接部11bから解放されるので、押さえ板部材8に当接した状態の短焦点位置に移動する。この押さえ板部材8に当接した状態では、シャッター枠9のシャッター羽根54まわりと三群レンズ23とがわずかに離れた状態である。この状態では、三群枠10の退避方向への回動動作がシャッター枠9によって干渉されない。
また、上述の短焦点状態においても、三群枠10の従動ピン10cは、退避カム14の退避カム面14aと離間した状態にあり、三群枠10は、図6に示すように光路内に挿入された位置が保持されている。
四群枠13は、フォーカシングユニット18により上述の短焦点状態に対応したフォーカシング位置に進退駆動される。
続いて、本実施形態のズームレンズ鏡筒1を上述の短焦点位置から沈胴位置へと沈胴動作させる場合、図6の短焦点状態から図7の沈胴状態へと変位させることになる。
即ち、図6に示す短焦点状態にあるとき、まず、フォーカシングユニット18によって四群枠13が、光軸Oに沿う方向であって撮像ユニット33の側に向けて繰り込まれ、所定の沈胴位置まで移動する。
次いで、ズーミングユニット17によって回転枠3が、正面から見て反時計回りに回転駆動される。この回転駆動によって、回転枠3は、回転しながら繰り込み方向に移動する。
回転枠3の繰り込み方向への移動に伴って、一群枠12及び二群枠11は、カム枠5を介して繰り込み方向に移動する。これと同時に、三群用直進枠7もシャッター枠9及び三群枠10と共に繰り込み方向に移動する。
この場合において、回転枠3が所定の位置まで回動すると、三群枠10の従動ピン10cが退避カム14の退避カム面14aと当接し、さらに回転枠3が回動することにより、三群枠10は、光路から退避する方向、即ち正面から見て時計回りへの回動を開始する。なお、この三群枠10の退避方向への回動動作がなされる後半の期間には、レンズバリア27の閉方向への回動駆動も開始される。
そして、回転枠3が退避完了回動位置まで回動すると、従動ピン10cは、退避カム面14aから退避壁面14bに到達し、三群枠10は、光路外の退避位置に退避される。
なお、従動ピン10cが退避カム14の退避カム面14aと当接した後、退避壁面14bに到達するまでの三群枠10の退避期間中において、シャッター枠9は、二群枠11の当接部11bで押圧されずに、押さえ板部材8に当接した状態が保持され、三群枠10とシャッター枠9とは離間した状態が継続している。したがって、三群枠10の退避回動時にシャッター枠9が干渉することはなく、三群枠10のスムーズな退避動作が可能である。
三群枠10の退避回動動作が終了した後、三群枠10は、三群用直進枠7と共に、さらに繰り込み方向へと移動し、また、一群枠12及び二群枠11も繰り込まれる。
二群枠11の繰り込み動作に伴って当接部11bは、シャッター枠9の前端面9dに当接し、さらに当接部11bはシャッター枠9を押圧する。すると、シャッター枠付勢バネ51が圧縮されて、シャッター枠9は三群枠10に接近する。上述したように、三群枠10は、このとき既に光路外に退避しているので、シャッター枠9のシャッター羽根54は、三群枠10が光路上に配置されていた空間に進入してくる。
さらに沈胴動作が継続されて、回転枠3,カム枠5,一群枠12,二群枠11,三群用直進枠7等は、最終的にそれぞれが所定の沈胴位置まで繰り込まれて、図7に示す状態になる。この状態において、シャッター枠9は、二群枠11(の当接部11b)によって押圧された状態の沈胴位置に移動している。
三群枠10が退避位置に退避したことにより形成される光路上の空間には、上述のシャッター枠9のシャッター羽根54のほかに、二群枠11に保持されている二群レンズ22の一部や、四群枠13に保持されている四群レンズ24等が収納された状態になる。
そして、この沈胴状態となったときには、レンズバリア27は、所定の閉位置に配置されている。
上述したように、ズームレンズ鏡筒1が撮影状態であって各枠部材が長焦点位置にある状態から短焦点位置へと繰り込まれた後、この短焦点位置からの沈胴動作によって各枠部材が完全に沈胴状態に配置されるまでの一連の動作のうち、例えば本ズームレンズ鏡筒1が撮影状態から非撮影状態へと変位して、非撮影状態において沈胴動作がなされる際の、退避レンズ枠である三群枠10の光路上からの退避回動動作中おいては、三群枠10と四群枠13とが近接した位置になる。
したがって、このような状態にあるときに、例えば当該ズームレンズ鏡筒1に対して、例えば意図しない外力が加わったり電気的現象に起因する異常動作が生じた場合には、三群枠10と四群枠13とが、さらに異常に接近してしまうことがある。
この場合において、本実施形態の構成では、三群枠10の干渉防止突部10hが、その退避軌跡上に設けられる四群枠13の退避用レール部13d,斜面部13cに当接する。したがって、これにより、三群枠10に保持される三群レンズ23の最後端面と四群枠13に保持される四群レンズ24の最前端面とが直接当接することがない。
以上説明したように、上記一実施形態によれば、退避レンズ枠である三群枠10に干渉防止突部10hを設け、この三群枠10に近接する位置に配置される四群枠13の側には、上記干渉防止突部10hに対向する位置であって、三群枠10が退避回動動作をするときの干渉防止突部10hの退避軌跡上に沿うようにして、退避用レール部13d及び斜面部13cを形成している。
したがって、このような構成により、三群枠10と四群枠13が沈胴動作時等において近接する状態となったときに、たとえ、ズームレンズ鏡筒1に対して意図しない外力が加わって、三群枠10と四群枠13とが、異常に近接したような場合にも、三群枠10に保持される三群レンズ23の最後端面と四群枠13に保持される四群レンズ24の最前端面とが直接当接したり、衝突してしまうようなことを防ぐことができ、退避レンズ枠である三群枠10の円滑な退避動作を常に確保することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用を実施し得ることが可能であることは勿論である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによって、種々の発明が抽出され得る。例えば、上記一実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態のズームレンズ鏡筒を示す分解斜視図。 図1のズームレンズ鏡筒における構成部材のうち第二群枠とシャッター及び三群ユニットと退避カムとを取り出して示すの要部分解斜視図。 図1のズームレンズ鏡筒における構成部材のうちシャッター及び三群ユニットの三群枠(退避レンズ枠)のみを取り出して拡大して示す要部拡大斜視図。 図1のズームレンズ鏡筒における構成部材のうちフォーカシングレンズ枠のみを取り出して拡大して示す要部拡大斜視図。 図1のズームレンズ鏡筒の組立状態における光軸方向に沿う面の断面図であって、当該ズームレンズ鏡筒が撮影状態において最長焦点位置に設定されている状態(テレ端状態)を示す図。 図1のズームレンズ鏡筒の組立状態における光軸方向に沿う面の断面図であって、当該ズームレンズ鏡筒が撮影状態において最短焦点位置に設定されている状態(ワイド端状態)を示す図。 図1のズームレンズ鏡筒の組立状態における光軸方向に沿う面の断面図であって、当該ズームレンズ鏡筒が非撮影状態に設定されている状態(沈胴状態)を示す図。 図1のズームレンズ鏡筒の作用を示し、当該ズームレンズ鏡筒が撮影状態から非撮影状態に変位する際に異常動作が生じた場合に三群枠(退避レンズ枠)と四群枠(フォーカシングレンズ枠)とが当接する状態を示す要部拡大斜視図。
符号の説明
1……ズームレンズ鏡筒
2……固定枠
3……回転枠
4……移動枠
5……カム枠
6……直進ガイド枠
7……三群用直進枠
8……押さえ板部材
9……シャッター枠
10……三群枠,退避レンズ枠
10h……干渉防止突部
11……二群枠
12……一群枠
13……四群枠,フォーカシングレンズ枠
13c……斜面部,ガイド軌跡部
13d……退避用レール部,ガイド軌跡部
14……退避カム
14a……退避カム面
14b……退避壁面
15……保持プレート
16……センサ基台
17……ズーミングユニット
18……フォーカシングユニット
19……バヨネットプレート
21……一群レンズ
22……二群レンズ
23……三群レンズ,退避レンズ
24……四群レンズ,フォーカシングレンズ
26……撮像素子
27……レンズバリア
32……シャッター及び三群ユニット
33……撮像ユニット
53……三群枠付勢バネ

Claims (4)

  1. 非撮影状態のときの全長がズーミング可能な撮影状態のときよりも短縮されるズームレンズ鏡筒において、
    ズーミングのためのズーム駆動源と、
    フォーカシングのためのフォーカス駆動源と、
    光軸方向に突出した突部を有し、退避レンズを保持し、上記ズーム駆動源により駆動され、撮影状態時には上記退避レンズを光路上に配置しズーミングにより光軸方向に移動し、撮影状態から非撮影状態への移行に連動して光路外に上記突部と共に揺動して退避する退避レンズ枠と、
    フォーカシングレンズを保持し、上記フォーカス駆動源により駆動され、上記フォーカシングレンズを光軸方向に移動させる枠であって、撮影状態及び短縮する方向への駆動状態のときには、上記退避レンズ枠とは当接せず、上記短縮する方向への駆動状態のときに発生した異常駆動がなされたときには、上記退避レンズ枠の上記突部と当接し、上記突部との当接状態にあるときには、上記突部の揺動の軌跡に沿って上記突部をガイドするガイド軌跡部を有するフォーカシングレンズ枠と、
    を有することを特徴としたズームレンズ鏡筒。
  2. 非撮影状態のときの全長がズーミング可能な撮影状態のときよりも短縮されるズームレンズ鏡筒において、
    ズーミングのためのズーム駆動源と、
    フォーカシングのためのフォーカス駆動源と、
    上記ズーム駆動源によりズーム光学系を光軸方向に駆動して、当該ズームレンズ鏡筒を非撮影状態に駆動するズーム駆動機構と、
    上記フォーカス駆動源によりフォーカシング光学系を光軸方向に駆動するフォーカス駆動機構と、
    光軸方向に突出した突部を有し、退避レンズを保持し、上記ズーム駆動機構により駆動され、撮影状態時には上記退避レンズを光路上に配置しズーミングにより光軸方向に移動し、撮影状態から非撮影状態への移行に連動して光路外に上記突部と共に光軸に平行に設けられる揺動軸に関して揺動して退避する退避レンズ枠と、
    フォーカシングレンズを保持し、上記フォーカス駆動機構により駆動され、上記フォーカシングレンズを光軸方向に移動させる枠であって、撮影状態及び短縮する方向への駆動状態のときには、上記退避レンズ枠とは当接せず、短縮する方向への駆動状態のときに発生した異常駆動がなされたときには、上記退避レンズ枠の上記突部と当接し、上記突部との当接状態にあるときには、上記突部の揺動の軌跡に沿って上記突部をガイドするガイド軌跡部を有するフォーカシングレンズ枠と、
    を有することを特徴としたズームレンズ鏡筒。
  3. 上記退避レンズ枠の上記突部は、上記フォーカシングレンズの有効径の外側を揺動することを特徴とした請求項1又は請求項2のいずれか一方に記載のズームレンズ鏡筒。
  4. 上記退避レンズ枠は、光軸方向に移動する移動枠に、光軸方向と平行な回転軸に揺動可能に支持されていることを特徴とした請求項1又は請求項2のいずれか一方に記載のズームレンズ鏡筒。
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