JP2011007938A - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ鏡筒の外側にフォーカス駆動部を配置しても、高倍率でありながら小型・薄型化を達成しかつ安定的な鏡筒駆動を達成するレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】回転筒14には、フォーカスレンズ保持枠19の腕部19aが駆動される範囲だけ切り欠き部14bが形成される。切り欠き部14bに位置する駆動ピン12eは、直進溝14aと係合しない。駆動ピン12fは、回転筒14の貫通孔14cを通過する際、直進溝14aと係合しない。駆動ピン12dは、沈胴時にギア23に最も近い位置にあり、直進溝14aとの係合は解除されない。1本の駆動ピン12dのみが直進溝14aと係合する位相が存在し、この位相は駆動ピン12dがギア23の前を通過するタイミングと一致する。回転筒14のギア部14dはギア23と噛み合っているので、回転筒14は固定筒13との半径方向のガタを詰める方向に押し付けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、レンズが装着されたレンズ保持枠を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒及び撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラなどの撮像装置では、高倍率化が進むと同時に、小型・薄型化が求められている。高倍率化を達成するためには、レンズ鏡筒の駆動量を増やさなければならない。このため、レンズ保持枠を駆動するカム溝を長くしたり、鏡筒の段数を増やす方法が用いられるが、それぞれ鏡筒の光軸方向や半径方向の寸法の大型化を招いてしまう。
これに対し、高倍率でありながら光軸方向の寸法を縮小しかつ半径方向の寸法の増大を抑制する構成を有したレンズ鏡筒が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−091782号公報
しかしながら、上記従来のレンズ鏡筒には、つぎのような問題があった。すなわち、特許文献1に記載のレンズ鏡筒の構成では、フォーカスモータをレンズ鏡筒内部に配置するので、半径方向の寸法の縮小には限界があった。さらに、フォーカスモータのリードスクリューによって光軸方向の寸法も制約を受けてしまう。
これに対し、フォーカスモータをレンズ鏡筒の外側に配置すると、半径方向の寸法の縮小に効果はあるが、フォーカスモータからギア連結によってフォーカスを駆動させようとする場合、リードスクリューは鏡筒内に配置されることになる。従って、光軸方向の寸法の縮小にはやはり限界がある。
また、フォーカスモータにリードスクリューを設け、直接レンズ保持枠と螺合させることでフォーカスを駆動させようとする場合、リードスクリューによる光軸方向の寸法の制約は受けないが、フォーカスの駆動量分だけ鏡筒が切り欠かれることになる。従って、レンズ鏡筒の剛性が低下し、鏡筒駆動が不安定になる。
そこで、本発明は、レンズ鏡筒の外側にフォーカス駆動部を配置しても、高倍率でありながら小型・薄型化を達成しかつ安定的な鏡筒駆動を達成することができるレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、レンズが装着されたレンズ保持枠(11)を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒であって、外周に第1、第2の駆動ピン(12d、12e)が設けられ、前記レンズ保持枠(11)を光軸方向に移動させるカム筒(12)と、前記カム筒(12)の外側に係合され、前記カム筒(12)を回転自在に保持する固定筒(13)と、前記固定筒(13)の外側に回転自在に係合され、前記第1、第2の駆動ピン(12d、12e)とそれぞれ係合する複数の直進溝(14a)が光軸方向の内周に形成されるとともに、外周に第1のギア部(14d)が設けられた回転筒(14)と、前記回転筒(14)の外側に配置され、前記第1のギア部(14d)と噛み合って駆動源(22)の動力を伝達し、前記回転筒(14)を回転させる第2のギア部(23)と、フォーカスレンズが装着され、光軸に対して直交する方向に延びた腕部(19a)を有するフォーカスレンズ保持枠(19)と、前記回転筒(14)の外側に配置され、前記腕部(19a)を介して前記フォーカスレンズ保持枠(19)を光軸方向に移動させるフォーカス駆動部(15)とを備え、前記光軸を中心とした回転方向において、前記第1、第2の駆動ピン(12d、12e)のうち、第1の駆動ピン(12d)が前記直進溝(14a)と係合し前記第2の駆動ピンが係合しない位相が存在し、前記位相では、前記第1の駆動ピン(12d)が前記第2のギア部(23)の前方に位置することを特徴とする。
本発明の請求項1に係るレンズ鏡筒によれば、レンズ鏡筒の外側にフォーカス駆動部を配置しても、高倍率でありながら小型・薄型化を達成しかつ安定的な鏡筒駆動を達成することができる。
コンパクトデジタルスチルカメラの外観を示す斜視図である。 レンズ鏡筒1の外観を示す斜視図である。 レンズ鏡筒1の構成を示す分解斜視図である。 レンズ保持枠11、17を除いたレンズ鏡筒1の構造を示す正面図である。 図4の矢印A方向から視たレンズ鏡筒1の構造を示す図である。 図4の矢印B方向から視たレンズ鏡筒1の構造を示す図である。 図4の矢印C−C線方向から視たレンズ鏡筒1の構造を示す断面図である。 図4の矢印D−D線方向から視たレンズ鏡筒1の構造を示す断面図である。 カム筒12と回転筒14の側面の形状を示す展開図である。
本発明のレンズ鏡筒及び撮像装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の撮像装置はレンズ鏡筒を搭載したコンパクトデジタルスチルカメラに適用される。
図1はコンパクトデジタルスチルカメラの外観を示す斜視図である。コンパクトデジタルスチルカメラ100は、その厚さ方向に分割されたカメラ本体部110と表示部120とで構成されている。カメラ本体部110には、レンズ鏡筒1が設けられている。また、カメラ本体部110には、メインスイッチ111、撮影スイッチ112、ズームレバー113、光学式ファインダ対物窓114、測光用受光窓115およびフラッシュ発光部116が配置されている。
メインスイッチ111は、電源の投入および遮断を切り替えるスイッチである。撮影スイッチ112は、半押し操作によって測光、測距(AF)等の撮影準備動作を行わせ、全押し操作によって画像の撮影および記録を行わせるスイッチである。ズームレバー113は、回転操作を行うことで、レンズ鏡筒1にズーム動作を行わせる。
なお、図示は省略するが、カメラ本体部110には、レンズ鏡筒1の撮影光学系により得られた被写体像を光電変換するCCDセンサ、CMOSセンサ等の撮像素子が搭載されている。
つぎに、変倍動作について説明する。図2はレンズ鏡筒1の外観を示す斜視図である。図3はレンズ鏡筒1の構成を示す分解斜視図である。レンズ鏡筒1は、光軸方向に、レンズ保持枠11、17、直進筒18、カム筒12、固定筒13、回転筒14およびフォーカスレンズ保持枠19を備える。また、レンズ鏡筒1は、フォーカスモータ15、CCDホルダ16、直進案内軸20(図5参照)、片寄せバネ21(図5参照)、ズームモータ22およびギア23、24、25、26(図4参照)を備える。
カム筒12の外周には、カムフォロア12cと3本の駆動ピン12d、12e、12f(図4参照)が突設されている。カムフォロア12cは、カム筒12の外側に配置された固定筒13の内周面に形成されたカム溝13aと係合する。また、駆動ピン12d、12e、12fは、同じく固定筒13に設けられた溝孔部13bを貫通し、固定筒13の外側に配置された回転筒14の直進溝14aと係合する。
ここで、固定筒13はCCDホルダ16に固定される。また、回転筒14は固定筒13と相対回転自在に保持されており、回転筒14の光軸方向の移動はカバー部材(図示せず)によって規制されている。すなわち、回転筒14は、固定筒13の外側に回転自在に係合される。また、回転筒14の内周には、3本の駆動ピン12d、12e、12fとそれぞれ係合する3つの直進溝14aが光軸方向に形成されるとともに、回転筒14の外周には、ギア部14dが設けられている。
また、CCDホルダ16には、ズームモータ22(駆動源)が固定されており、ギア23、24、25、26を介して回転筒14を回転させる。すなわち、ギア23、24、25、26は、ズームモータ22の動力を、回転筒14の外周に設けられたギア部14d(第1のギア部)に伝達する。回転筒14が回転させられると、カム筒12は、駆動ピン12d、12e、12fと直進溝14aとの係合によって回転筒14と一体となって回転し、また、カムフォロア12cとカム溝13aの係合によって光軸方向に移動する。
レンズが装着されたレンズ保持枠11には、カムフォロア11aが突設されている。また、レンズ保持枠17には、カムフォロア17aが突設されている。カムフォロア11a、17aは、それぞれ直進筒18の直進溝孔部18a、18bを貫通し、カム筒12の内周面に形成されたカム溝12a、12bにそれぞれ係合する。
カム筒12と直進筒18は、バヨネット機構により連結され、光軸方向に一体となって移動し、光軸mを中心に相対回転自在に保持されている。
レンズ保持枠11、17の回転は直進溝孔部18a、18bによって規制されるので、カム筒12が回転すると、カムフォロア11a、17aがカム溝12a、12bに沿って移動することで、レンズ保持枠11、17も回転せずに光軸方向に移動する。このようにレンズ保持枠11、17の間隔を変化させることで、変倍動作が行われる。
つぎに、フォーカス動作について説明する。図4はレンズ保持枠11、17を除いたレンズ鏡筒1の構造を示す正面図である。図5は図4の矢印A方向から視たレンズ鏡筒1の構造を示す図である。図6は図4の矢印B方向から視たレンズ鏡筒1の構造を示す図である。図7は図4の矢印C−C線方向から視たレンズ鏡筒1の構造を示す断面図である。図8は図4の矢印D−D線方向から視たレンズ鏡筒1の構造を示す断面図である。図9はカム筒12と回転筒14の側面の形状を示す展開図である。
図8に示すように、フォーカスレンズ保持枠19は、フォーカスレンズ19bを保持するとともに、光軸mに対して直交する方向である回転筒14の外側に向かって延びる腕部19aを有する。この腕部19aが当接するナット部材(図示せず)はフォーカスモータ15に設けられたリードスクリュー15a(図7参照)と螺合している。なお、ナット部材、リードスクリュー15aおよびフォーカスモータ15はフォーカス駆動部の一例である。
また、フォーカスレンズ保持枠19は、CCDホルダ16との間に設けられた片寄せバネ21によって常にナット部材と当接する方向(図5の上側)に付勢され、さらに、光軸方向に延びた直進案内軸20と係合している。これにより、フォーカスレンズ保持枠19は、フォーカスモータ15のリードスクリュー15aによって駆動されるナット部材(図示せず)と一体となって光軸方向に移動し、フォーカス動作を行う。
ここで、フォーカスモータ15は、回転筒14の外側に配置され、CCDホルダ16に固定されているので、鏡筒の半径方向の寸法を縮小することができる。さらに、フォーカスモータのリードスクリューによって制約を受けていた光軸方向の寸法も縮小することができる。これにより、レンズ鏡筒の小型化・薄型化が可能となる。
しかし、フォーカスレンズ保持枠19は、回転筒14の外側に配置された、フォーカスモータ15のリードスクリュー15aと螺合しているナット部材(図示せず)と当接しているので、つぎのような問題が考えられた。すなわち、フォーカスレンズ保持枠19の駆動範囲において、腕部19aが光軸方向に移動しない固定筒13および回転筒14と干渉してしまうことになる。
そこで、本実施形態では、図3、図5、図8に示すとおり、固定筒13および回転筒14には、それぞれフォーカスレンズ保持枠19の腕部19aが駆動される範囲だけ切り欠き部13c(第2の切り欠き部)、14b(切り欠き部)が形成されている。すなわち、フォーカスレンズ保持枠19の光軸方向への移動範囲および回転筒14の回転範囲において、腕部19aが固定筒13および回転筒14と干渉しないように、固定筒13および回転筒14には、それぞれ切り欠き部13c、14bが形成されている。このため、図5、図9に示すように、回転筒14の切り欠き部14bに位置する駆動ピン12e(第2の駆動ピン)は、沈胴位置から切り欠き部14bが終了するまでの範囲で直進溝14aと係合しない。なお、切り欠き部14bは撮影領域内には達していない。
さらに、図6、図9に示すとおり、回転筒14には、レンズ保持枠17に接続されるフレキシブル基板(図示せず)を鏡筒外に通す(挿通する)ための貫通孔14cが設けられている。駆動ピン12f(第3の駆動ピン)は、貫通孔14cを通過する際、直進溝14aと係合しない。
ここで、本実施形態では、複数の駆動ピンとして、駆動ピン12d、12e、12fが、カム筒12の側面の120°等分の(3等分された)位置に配置されている。駆動ピン12d(第1の駆動ピン)は、沈胴時にギア23(第2のギア部)に最も近い位置にあり、その回転領域において、ギア23の前を通過する。このとき、駆動ピン12dと直進溝14aとの係合は解除されない。
このように、光軸mを中心とした回転方向において、3本の駆動ピン12d、12e、12fのうち、1本の駆動ピン12dのみが直進溝14aと係合し、鏡筒を駆動する位相が存在することになる。本実施形態では、この位相は駆動ピン12dがギア23の前を通過するタイミングと一致している。
しかし、図8に示すように、回転筒14のギア部14dはギア23と噛み合っているので、回転筒14とギア23の間には互いの軸間を離す方向に力が働く。つまり、回転筒14は、固定筒13との半径方向のガタを詰める方向に押し付けられることになる。これにより、カム筒12と回転筒14が、駆動ピン12dのみで係合していても、ギアの噛み合いによるガタ詰めの効果により、駆動ピン12dが直進溝14aから抜け落ちにくくなる。従って、レンズ鏡筒の駆動は安定する。
このように、本実施形態のレンズ鏡筒によれば、レンズ鏡筒の外側にフォーカスモータを配置しても、高倍率でありながら小型・薄型化を達成しかつ安定的な鏡筒駆動を達成することができる。すなわち、1本の駆動ピン12dのみが直進溝14aと係合する位相が存在し、この位相では、駆動ピン12dがギア23の略前方に位置する。これにより、カム筒12と回転筒14が駆動ピン12dのみで係合していても、ギアの噛み合いによる、いわゆるガタ詰めの効果により、駆動ピン12dが直進溝14aから抜け落ちにくくなる。従って、レンズ鏡筒の外側にフォーカスモータ15を配置しても、高倍率でありながら小型・薄型化を達成しかつ安定的な鏡筒駆動を達成することができる。また、腕部19aと回転筒14との干渉を避けつつ、レンズ鏡筒の光軸方向の寸法を短くすることができる。また、腕部19aと固定筒13との干渉を避けつつ、レンズ鏡筒の光軸方向の寸法を短くすることができる。
また、沈胴時、駆動ピン12dがギア23に最も接近する位置にあり、上記位相は、駆動ピン12dがギア23の前を通過するタイミングと一致するので、沈胴状態から前方への繰出し時に駆動ピン12dと直進溝14aの係合は外れにくくなる。従って、前述したガタ詰めの効果を顕著なものにすることができる。また、回転筒14の側面に形成された貫通孔14cにフレキシブル基板を挿通することができ、電気的な接続を容易にすることができる。
また、3つの駆動ピン12d、12e、12fがカム筒12の周方向に3等分された(120°等分の)側面に配置されているので、沈胴及び繰出し動作を滑らかに行うことができる。また、フォーカスモータ15は、腕部19aと当接するナット部が螺合したリードスクリュー15aを回転させることにより、腕部19aを介してフォーカスレンズ保持枠19を光軸方向に移動させる。これにより、フォーカスモータ15のリードスクリュー15aによって制約を受けていた光軸方向の寸法も短くすることができる。これにより、レンズ鏡筒の小型化・薄型化が可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。すなわち、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、カム筒の外周に配置される複数の駆動ピンの数は3本に限られず、2本あるいは4本以上であってもよい。
また、上記実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラを例に説明したが、本発明は、デジタルビデオカメラ等にも適用可能である。
また、本実施形態のレンズ鏡筒は、撮像装置と一体に構成されたものであったが、撮像装置に対して交換自在に装着されるものであってもよい。
1 レンズ鏡筒
11、17、19 レンズ保持枠
12 カム筒
12d、12e、12f 駆動ピン
13 固定筒
13c、14b 切り欠き部
14 回転筒
14a 直進溝
19a 腕部
23 ギア

Claims (8)

  1. レンズが装着されたレンズ保持枠を光軸方向に移動させるレンズ鏡筒であって、
    外周に第1、第2の駆動ピンが設けられ、前記レンズ保持枠を光軸方向に移動させるカム筒と、
    前記カム筒の外側に係合され、前記カム筒を回転自在に保持する固定筒と、
    前記固定筒の外側に回転自在に係合され、前記第1、第2の駆動ピンとそれぞれ係合する複数の直進溝が光軸方向の内周に形成されるとともに、外周に第1のギア部が設けられた回転筒と、
    前記回転筒の外側に配置され、前記第1のギア部と噛み合って駆動源の動力を伝達し、前記回転筒を回転させる第2のギア部と、
    フォーカスレンズが装着され、光軸に対して直交する方向に延びた腕部を有するフォーカスレンズ保持枠と、
    前記回転筒の外側に配置され、前記腕部を介して前記フォーカスレンズ保持枠を光軸方向に移動させるフォーカス駆動部とを備え、
    前記光軸を中心とした回転方向において、前記第1、第2の駆動ピンのうち、第1の駆動ピンが前記直進溝と係合し前記第2の駆動ピンが係合しない位相が存在し、
    前記位相では、前記第1の駆動ピンが前記第2のギア部の前方に位置することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記フォーカスレンズ保持枠の光軸方向への移動範囲および前記回転筒の回転範囲において前記腕部が前記回転筒と干渉しないように、前記回転筒の側面に切り欠き部が形成され、
    前記位相では、前記第1、第2の駆動ピンのうち、前記第2の駆動ピンが前記切り欠き部に位置し、前記第1の駆動ピンが前記直進溝と係合することを特徴とする特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記フォーカスレンズ保持枠の光軸方向への移動範囲において前記腕部が前記固定筒と干渉しないように、前記固定筒の側面に第2の切り欠き部が形成されたことを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記レンズ鏡筒の沈胴時、前記第1の駆動ピンは前記第2のギア部に最も接近する位置にあり、前記位相は、前記第1の駆動ピンがその回転領域で前記第2のギア部の前を通過するタイミングと一致することを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記回転筒の側面に、前記フォーカスレンズ保持枠に接続される基板が挿通される貫通孔が形成され、
    前記位相では、前記カム筒の外周に設けられた第3の駆動ピンが前記貫通孔に位置することを特徴とする請求項2記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記第1、第2および第3の駆動ピンは、前記カム筒の周方向に3等分された側面に配置されたことを特徴とする請求項5記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記フォーカス駆動部は、前記腕部と当接するナット部が螺合したリードスクリューを有し、前記リードスクリューを回転させることにより、前記腕部を介して前記フォーカスレンズ保持枠を光軸方向に移動させることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を用いた撮像装置。
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