JP3987047B2 - 撮像装置及びこれに用いる光量調節装置 - Google Patents

撮像装置及びこれに用いる光量調節装置

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Description

本発明は被写体からの光をレンズで固体撮像素子に結像し、この固体撮像素子に帯電した電荷を出力して被写体画像を電気的に取得する撮像装置及びかかる装置の撮像光量をメカニカルに調節する光量調節装置に関する。
一般にこの種の被写体画像をCCDなどの固体撮像素子上に結像し、この撮像素子で光電変換した画像データを取出す撮像装置はビデオカメラ、デジタルカメラとして広く知られ、最近はカメラ付携帯電話としても普及している。この種の撮像装置は銀塩カメラと同様に撮像鏡筒に結像レンズを設けて被写体からの光を所定の結像面に結像し、この結像面にCCDなどの固体撮像素子を配置している。そして撮像鏡筒には撮像素子の露光量を調節する絞り装置や、シャッタ装置などの光量調節装置が組込まれている。
一方、この種の装置は小型化、特に撮像鏡筒の小型化がカメラ装置のコンパクト化或いは携帯電話などに組込む関係から要求され、より小型化、軽量化、ローコスト化が求められている。従来このようなシャッタ装置、絞り装置などの光量調節装置はカメラ装置の非使用時にはシャッタ羽根を閉じて撮影光量が撮像面に到達しないように制御している。これは銀塩カメラでは撮影時以外にフィルムが感光しないように配慮することから当然であり、また固体撮像素子を用いたカメラであっても太陽光などの強い光が撮像素子に入って焼付きを起こすことを防止する為の配慮とされている。
つまり、銀塩カメラは勿論、上述のデジタルカメラであっても装置の非使用時にはシャッタなどの光量調節装置を撮像光を閉鎖する所謂ノーマルクローズに制御している。このようなノーマルクローズ制御の光量調節装置としては例えば特許文献1(特許第3205714号公報)に開示されている。同文献1には撮影鏡筒にシャッタ羽根と絞り羽根をそれぞれ地板に組込んで配置し、この両羽根部材に電磁駆動装置が連結し、装置の非使用時つまり駆動装置の電源がOFFのときシャッタ羽根は閉じるように構成されている。
このようなノーマルクローズ制御の光量調節装置を固体撮像素子を用いたデジタルカメラに適用すると、同文献のように閉鎖状態に維持したシャッタ羽根を装置電源が投入されたとき開放状態に駆動し、使用者が撮影の為のモニタリングを行った後使用者がシャッタ釦(レリーズ釦)を操作すると電気的に固体撮像素子に帯電している電荷を放出(電気的リセット)して露光を開始し、所定の露光時間が経過したときシャッタ駆動装置に電流を供給してシャッタ羽根を閉成位置に移動し、この閉成位置でシャッタ羽根を保持する機構を採用している。このように銀塩カメラとは異なる固体撮像素子を用いたデジタルカメラでは撮影前のモニタリングの為にシャッタを開いた状態で相当時間維持する為シャッタなどの光量調節装置の駆動部に電源を供給し続けることは消費電力に問題を生ずる。
そこで文献1には駆動装置をマグネットロータとこのロータの周囲に励磁コイルを巻回して構成し、このマグネットロータを羽根の作動位置(シャッタの場合は閉位置)と非作動位置に保持する為に軟磁性材の吸引部材を設けることが提案されている。つまりマグネットロータの駆動領域の外側近傍に軟磁性材のピンを設け、このピンにマグネットロータの磁極が吸引されるようにして、羽根部材を開放位置若しくは閉鎖位置に特別な駆動電流を供給することなく保持している。
特許第3205714号公報(図3)
上述のように固体撮像素子を用いた撮像装置でシャッタ羽根を用いて露光制御する場合に従来は装置の非使用時に羽根部材を閉じ位置に保持し、装置電源投入時に羽根を開放位置に開くように羽根を制御している。この場合には比較的長時間となるモニタリングの最中に羽根の駆動装置に電源を供給し続けなければならず消費電力に問題があった。そこで前掲特許文献1のものは閉じ位置から開放位置に移動した後、羽根部材を開放位置に保持する為のホールド機構を設けている。このホールド機構によってモニタリング中に駆動装置に電流を供給する必要は無くなるが、羽根部材の開放位置と閉成位置それぞれにホールド機構が必要となる。このホールド機構としては機械的なラッチ構造或いは文献1のような磁気吸引構造が知られている。
ところが例えば羽根の開放位置と閉成位置それぞれに磁気吸引の為の軟磁性材等のピン部材を設けると駆動力を生起する励磁コイルの巻回エリアが小さくなり、勢い装置外形を大径化してコイルの巻回エリアを確保しなければならず装置が大型化する欠点がある。これと同時に羽根部材を閉じた後、固体撮像素子に帯電した電荷を順次外部に転送する際に羽根を閉成位置に保持する磁気吸引機構は吸引時の衝撃で羽根がリバウンドして外光が侵入したり、カメラ装置に外力が作用するとその衝撃で羽根が開放側に振れて振動し外光が侵入する恐れがあった。
またシャッタ羽根を閉成位置で特別なホールド機構によって磁気的或いは機械的に保持すると連続した撮影の際に羽根のホールドを解除する為の動作遅れが生ずる。例えば磁気的な吸引機構の場合励磁コイルで生起した駆動力がホールド機構の吸引力によって軽減され閉じ位置から開放位置に移動する羽根の運動は緩慢となり連続スチール撮影に支障を及ぼす問題があった。
そこで本発明はシャッタ羽根部材を従来の非使用時閉成位置に保持するノーマルクローズ制御とは異なる非使用時にシャッタ羽根を開放位置(姿勢)に保持することによって、上述の問題を解決することが出来るとの知見に基づいてなされたものである。
従って本発明は撮影装置、特にレンズ鏡筒の小型、軽量化を可能にすると共に装置への電源投入時或いは連続撮影時に迅速に撮影することが可能な撮像装置の提供をその課題としている。
本発明は上記の課題を解決する為以下の構成を採用したものである。
請求項1の発明は、被写体からの入射光を所定の結像面に結像させる撮像光学手段と、
上記結像面に配置され被写体からの光を光電変換する固体撮像手段と、上記固体撮像手段に蓄積された画像データ転送を制御するデータ転送手段と、上記撮像光学手段の撮像光路中に配置された露出開口を有する基板と、上記基板に配置され上記露出開口を閉鎖する閉位置と上記露出開口を開放する開位置との間で開閉自在のシャッタ羽根と、上記シャッタ羽根を閉位置と開位置との間で駆動するシャッタ羽根励磁コイルを有するシャッタ駆動手段と、このシャッタ駆動手段の制御手段とを備えた構成において、上記基板に上記シャッタ羽根を閉位置で運動規制する例えばストッパなどのシャッタ羽根規制部材を設ける。そして上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流が供給されないとき上記シャッタ羽根を開位置に保持するシャッタ羽根保持手段を設ける。このシャッタ羽根保持手段は羽根を常時開方向に付勢する磁気的或いは蓄勢バネなどで構成する。そこで上記制御手段は、所定の露出タイミング信号で上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を開位置から閉位置に作動し、上記データ転送手段が画像データを出力する間上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を上記シャッタ羽根規制部材に付勢保持し、上記データ転送手段の画像データ転送後に上記シャッタ羽根を閉位置から開位置に移動するように構成する。これはCPUなどの制御回路でレリーズ操作に応じて露光を開始し、タイマーなどで所定時間経過したタイミング信号でシャッタ羽根を閉鎖するように励磁コイルに通電し、その通電状態をCCDなどの固体撮像素子から撮像データが転送されるまで維持するようにする。この時間はCPUで予め設定しておく。
従って、シャッタ羽根は常時(駆動手段に電流が供給されていない状態)開位置に保持されることとなる。
請求項2の発明は、被写体からの入射光を所定の結像面に結像させる撮像光学手段と、
上記結像面に配置され被写体からの光を光電変換する固体撮像手段と、上記固体撮像手段に蓄積された画像データ転送を制御するデータ転送手段と、上記撮像光学手段の撮像光路中に配置された露出開口を有する基板と、上記基板に配置され上記露出開口を閉鎖する閉位置と上記露出開口を開放する開位置との間で開閉自在のシャッタ羽根と、上記シャッタ羽根を閉位置と開位置との間で駆動するシャッタ羽根励磁コイルを有するシャッタ駆動手段と、上記基板に配置され上記露出開口より小径の絞り開口を有する絞り羽根と、上記絞り羽根を上記露出開口に進入した作動位置と上記露出開口から退避した非作動位置との間で駆動する絞り羽根励磁コイルを有する絞り駆動手段とを備えた構成において、上記シャッタ羽根を請求項1と同じ構成にした上で、上記基板に上記絞り羽根を作動位置で運動規制する絞り羽根規制部材を設ける。この絞り羽根規制部材はピン或いは突起などのストッパ機構で構成すればよい。
そして上記絞り駆動手段を絞り作動信号で上記絞り羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記絞り羽根を非作動位置から作動位置に移動し、上記データ転送手段が画像データを出力する間上記絞り羽根励磁コイルに駆動電流を供給して絞り羽根を上記絞り羽根規制部材に付勢保持し、上記データ転送手段の画像データ転送後に該絞り羽根を作動位置から非作動位置に移動するように制御され、上記シャッタ羽根励磁コイルへの非通電状態で上記シャッタ羽根を開位置に保持するシャッタ羽根保持手段と、上記絞り羽根励磁コイルへの非通電状態で上記絞り羽根を非作動位置に保持する絞り羽根保持手段を設ける。この絞り作動信号は露出条件に応じて小絞り状態で撮影するか全開状態で撮影するか制御回路で判断してCPUから駆動手段の駆動(制御)回路に信号として発する。また、上記データ転送手段はCCDなどの固体撮像素子の制御回路に組み込まれ基準クロックで画素数に応じた光電変換素子を順次走査して蓄積された電荷を転送するように構成する。このように構成することによって装置が非通電状態の時シャッタ羽根は開位置に保持され、絞り羽根は退避位置に保持されることとなる。特に被写体を液晶などの表示装置でモニタの実行中には、無通電状態でシャッタ羽根を開放位置に保持し続け、同時に絞り羽根部材を待避位置に保持し続けるため、電源を消費することなく明るい画面でモニタリングを実行することが出来る。
請求項3の発明は、請求項1又は2の構成において、上記露出開口を4mm以下の口径に構成することによって装置の非通電状態(非使用状態)で固体撮像素子に進入する外光が制限され固体撮像素子の焼付き光量に達することがない。
請求項4の発明は請求項2の構成において、前記シャッタ羽根保持手段を、前記シャッタ羽根を前記シャッタ羽根規制部材に付勢するスプリング手段若しくは磁気的吸着手段で構成したものであり、これによって装置電源がオフの状態であってもシャッタ羽根部材を確実にシャッタ開放位置に保持することが可能であり、また装置電源が投入された際に、モニタリングのために羽根を移動する必要がなく迅速な撮影操作が可能である。
請求項5の発明は、請求項2の構成において、前記絞り羽根保持手段を前記絞り羽根を前記絞り羽根規制部材に付勢するスプリング手段若しくは磁気的吸着手段で構成する。これによって請求項4と同様の作用を得ることが出来る。
請求項6の発明は、前記絞り羽根を前記基板に形成された露光開口より小径の絞り開口と、この絞り開口に設けられたNDフィルタとから構成したものであり、これによって絞り開口をNDフィルタで減光するのでその分大きな口径に構成することが出来小さな開口による干渉斑の発生が抑えられ、適正な画像を得ることが出来る。
請求項7の発明は、前記NDフィルタを前記絞り羽根に形成された位置決め孔を基準に貼着したものでNDフィルタの貼付け時に位置がずれることがなく適正な画像を得ることが出来る。
請求項8の発明は、前記基板を、絞り羽根部材とシャッタ羽根部材の間に配設されたシャッタ羽根と同一材料で成形した仕切り板で構成したものであり、これにより材料費を低減することが出来る。
請求項9の発明は、前記基板には、前記露出開口を介して一方に前記シャッタ羽根を回動自在に支持する支軸が、他方に前記絞り羽根部材を回動自在に支持する支軸がそれぞれ形成され、該基板には上記シャッタ羽根と絞り羽根とを前記露出開口から離れた位置で重なり合った姿勢で保持する退避領域を設けたものであり、これにより基板をより小型に構成することが出来る。
請求項10の発明は、被写体からの光を固体撮像素子上に結像し、この固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路にデータ転送する撮像装置における光量調整装置であって、口径が4ミリ以下の露出開口を有する基板と、上記基板に配置され上記露出開口を閉鎖する閉位置と上記露出開口を開放する開位置との間で開閉自在のシャッタ羽根と、上記シャッタ羽根を閉位置と開位置との間で駆動するシャッタ羽根励磁コイルを有するシャッタ駆動手段と、このシャッタ駆動手段の制御手段とを備えた構成において、上記基板には上記シャッタ羽根を閉位置で運動規制するシャッタ羽根規制部材と、上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流が供給されないとき上記シャッタ羽根を開位置に保持するシャッタ羽根保持手段とが設けられ、上記制御手段は、所定の露出タイミング信号で上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を開位置から閉位置に作動し、固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路に転送する間は上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を上記シャッタ羽根規制部材に付勢保持し、次いで上記画像データの転送後に上記シャッタ羽根を閉位置から開位置に移動するように構成した光量調節装置の構成であって、請求項1の発明と同様の課題を達成することが出来る。
請求項11の発明は、被写体からの光を固体撮像素子上に結像し、この固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路にデータ転送する撮像装置における光量調整装置であって、口径が4ミリ以下の露出開口を有する基板と、上記基板に配置され上記露出開口を閉鎖する閉位置と上記露出開口を開放する開位置との間で開閉自在のシャッタ羽根と、上記シャッタ羽根を閉位置と開位置との間で駆動するシャッタ羽根励磁コイルを有するシャッタ駆動手段と、上記基板に配置され上記露出開口より小径の絞り開口を有する絞り羽根と、上記絞り羽根を上記露出開口に進入した作動位置と上記露出開口から退避した非作動位置との間で駆動する絞り羽根励磁コイルを有する絞り駆動手段とを備え、上記基板には上記シャッタ羽根を閉位置で運動規制するシャッタ羽根規制部材と上記絞り羽根を作動位置で運動規制する絞り羽根規制部材とを設け、上記シャッタ駆動手段は、所定の露出タイミング信号で上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を開位置から閉位置に作動し、固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路に転送する間は上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を上記シャッタ羽根規制部材に付勢保持し、上記画像データの転送後に上記シャッタ羽根を閉位置から開位置に移動するよう制御され、上記絞り駆動手段は、絞り作動信号で上記絞り羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記絞り羽根を非作動位置から作動位置に移動し、固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路に転送する間は上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して絞り羽根を上記絞り羽根規制部材に付勢保持し、画像データの転送後に該絞り羽根を作動位置から非作動位置に移動するように制御され、上記シャッタ羽根励磁コイルへの非通電状態で上記シャッタ羽根を開位置に保持するシャッタ羽根保持手段と、上記絞り羽根励磁コイルへの非通電状態で上記絞り羽根を非作動位置に保持する絞り羽根保持手段を設けた光量調節装置であって、前記請求項2の発明と同様の課題を達成することが出来る。
本発明は撮像光路中に配置するシャッタ羽根を装置の非使用時に開放位置に保持し、所定の露光終了信号で羽根を駆動する励磁コイルに電源を供給して開放位置から閉成位置に移動し、固体撮像素子から画像データが転送される間励磁コイルに駆動電流を供給して羽根を閉成位置に保持し、画像データの転送後シャッタ羽根を閉成位置から開放位置に移動するようにしたので次の効果を奏する。
シャッタ羽根は非通電時に開放位置に保持され、所定のモニタリングからレリーズ操作後の露光終了時に励磁コイルに通電して羽根を閉成位置に移動するので、モニタリングなどの間駆動電流を供給し続けることがなく消費電力を軽減することが出来る。
また所定の露光終了で閉鎖したシャッタ羽根は固体撮像素子から画像データが外部に転送されるまで励磁コイルに電流が供給された状態で維持される為閉じる際の衝撃で羽根が振動し、或いはカメラ装置に外部から衝撃が加わっても羽根が開いて外部の光が侵入する恐れがない。
更に、シャッタ羽根を駆動する電磁駆動装置は、羽根の開放位置と閉成位置それぞれに非通電状態で羽根を保持するホールド機構を必要としないので装置を小型かつ軽量に構成することが出来る。特に電磁駆動装置をマグネットロータとその周囲に巻回した励磁コイルで構成する場合にはコイルを巻回するスペースに磁気的或いは機械的なホールド機構を2ケ所に配置する必要がないのでその分コイルの巻回エリアを小さくすることが可能である。
また閉鎖位置のシャッタ羽根は励磁コイルへの駆動を断つことによって磁気的或いは機械的な力が作用することなく、円滑かつ迅速に開放位置に復帰することが出来、連続したシャッタ装置など次の撮影操作を迅速に行うことが出来る。
以下図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を説明する。
図1は本発明の撮像装置に組込まれる光量調節装置を示す分解斜視図、図2はその撮像装置に組み込まれる各種態様に応じた絞り羽根部材を示す斜視図、図3はその撮像装置の絞り羽根部材とシャッタ羽根部材の夫々動作状態を説明するための概略図、図4はその撮像装置の絞り羽根部材とシャッタ羽根部材を夫々作動する絞り羽根駆動部材とシャッタ羽根駆動部材のマグネットロータを説明するための分解斜視図、図5は本発明の撮像装置での制御系を示すブロック図、図6は本発明の撮像装置での一駒撮影時における動作フローである。
まず本発明の光量調節装置について説明すると、図1に示す装置は装置基板(以下地板という)Fにシャッタ羽根部材Eと絞り羽根部材Cとを組込んだユニットとして構成され、地板Fにはシャッタ羽根部材Eの駆動手段Hと絞り羽根部材Cとを区割する中間板(仕切板)であり、図示Bは押さえ板である。この光量調節装置は以下の構成から成り後述する撮像装置の結像レンズ内に組込まれる。
地板Fは樹脂などのモールド成形で形成され、シャッタ羽根部材Eと絞り羽根部材Cとこの両羽根部材を開閉駆動する駆動手段HとGとを取付け支持する適宜形状に構成される。地板Fには撮影光軸と一致する開口F01が形成されこの開口F01は後述の中間板Dに形成される露出開口D01より大きい口径にしてある。地板Fにはシャッタ羽根部材Eと絞り羽根部材Cとを回動自在に軸支するそれぞれピン形状の絞り羽根支軸F02とシャッタ羽根支軸F03が一体に形成されている。そしてこの地板Fにはシャッタ羽根Eが組込まれ、次いで中間板(仕切板)Dが、その上に絞り羽根部材Cが、更にその上に押さえ板Bが重ね合わせて組込まれる。
シャッタ羽根部材Eはシャッタ羽根支軸F03に回動自在に支持され地板Fに形成されたガイドリブF06に案内されて前記開口F01を覆う位置(閉位置、以下クローズ位置という)とこの開口F01から退避した開放位置(開位置、以下オープン位置という)との間で移動自在に支持されることとなる。このシャッタ羽根Eには後述のシャッタ羽根駆動手段Hの作動ピンH12が係合する長孔F05が形成してあり、地板Fには作動ピンH12を貫通する長孔F05が設けてある。シャッタ羽根部材Eは、前レンズAから入光し中間板Dに形成された露出開口を通過しCCD等の固体撮像素子Jにより受光される被写体光を適宜遮断し、絞り羽根部材Cと共に適正露光を得るためのシャッタで、ポリエステルフィルム、テトロンフィルム等を素材に黒色顔料を塗装、蒸着したシートからなる。図中、E01は回転中心孔で、地板Fのシャッタ羽根支軸F03が貫通し、このシャッタ羽根支軸F03に回転可能に軸支される。E02は作動スリット孔で、シャッタ羽根駆動手段Hの作動ピンH12が貫通し、回転中心孔E01を中心にシャッタ羽根部材Eを揺動するためのものである。
また地板Fには開閉自在に支持したシャッタ羽根部材Eの運動を規制する突起から成るストッパF08とF09が一体に設けてあり、シャッタ羽根部材Eはクローズ位置でストッパF09に当接し、オープン位置でストッパF08に当接し、それ以上の回動を規制される。従ってこのストッパF08、F09がシャッタ羽根部材Eの運動を規制する規制部材となる。
このように地板Fに開閉自在に支持されたシャッタ羽根部材Eは中間板(仕切板)Dで覆われる。この中間板Dは地板Fに一体形成した突起F10、F11に支持され、地板Fと中間板Dとの間にはシャッタ羽根部材Eが回動するギャップが形成されている。上記シャッタ羽根部材Eは樹脂フィルムで形成され、この中間板Dも同一素材など樹脂フィルムで形成してある。この中間板Dには地板の開口F01と一致する露出開口D01が形成され、図示のものは4mm径に形成してある。この露出開口D01はシャッタ羽根部材Eがオープン状態で最大の撮影光量を後述の撮像装置の固体撮像素子に導くこととなるがその口径を4mm以下にする。これによって太陽光などの強い光がCCDなどの撮像素子に送られても焼付く恐れがなく、実験によって求めた限界値である。
中間板Dには絞り羽根支軸F02が貫通する孔D02とシャッタ羽根支軸F03が貫通する孔D03が形成され、同様に絞り羽根駆動手段Gの作動ピンG12が貫通するスリットD04とシャッタ羽根駆動手段Hの作動ピンH12が貫通するスリットD05が形成されている。尚図示D06は絞り羽根部材Cとシャッタ羽根部材Eが露出開口D01から退避したときの退避エリアである。シャッタ羽根部材Eと絞り羽根部材Cとは露出開口D01に進入した姿勢と退避エリアD06に位置する姿勢とにそれぞれ露出開口D01を挟んで直線的に対向する位置に回動中心となる絞り羽根支軸F02とシャッタ羽根支軸F03が配置されている。図示D07は位置決め凹溝孔で地板Fに形成したピンF12が嵌合し、D08は位置決め孔で地板FのピンF13が嵌合する。
次に絞り羽根部材Cについて説明すると、後述の撮像装置の前レンズAから入光した被写体光が中間板Dに形成された露出開口D01から固体撮像素子Jに至る光量を調節するための絞り羽根部材Cは以下のように構成する。樹脂フィルムの打抜きで形成した絞り羽根部材Cには前記中間板Dの露出開口D01より小径の絞り開口C03が設けられ、前記地板Fに形成された絞り羽根支軸F02と係合する回転中心孔C01と後述の絞り羽根駆動手段Gの作動ピンG12と係合するスリットC02が形成されている。絞り開口C03の近辺には図2で説明するNDフィルタを取付ける取付基準孔C04が設けられている。
この絞り羽根部材Cについて説明すると図2(a)は上述の絞り羽根部材Cを示し、同(b)は羽根自体を半透明のフィルタ素材で形成した場合を示し、図(a)のものが露出開口より小さい口径の絞り開口C03を形成し、この開口で撮影光量を絞るのに対し、図(b)の羽根は露出開口を通過した光がこの羽根を透過する減衰量で光量調整する。図2(c)は同図(a)の羽根の絞り開口C03に半透明のフィルタ素材から成るNDフィルタを貼着した場合を示し、羽根に形成した取付基準孔C10とフィルタに形成した位置決め凹溝とを図示のように一致させて接着剤で貼着してある。図2(d)は露出開口の中心と一致する開口C14を設け、この開口にNDフィルタC16を貼着した場合を示すが、開口C14は露出開口D01より大径にしてある。
従って、露出開口D01を通過した光はNDフィルタC16によって減衰されることとなり、このように構成することによって開口C14の製作精度をラフにすることが出来、羽根全体をフィルタ素材で形成する場合に比べ材料費を低減することが出来る。また羽根には地板Fに一体成形した絞り羽根支軸F02に係合する回転中心孔C01、C05、C07、C12と絞り羽根駆動手段Gの作動ピンG12と係合するスリットC02、C06、C08、C13が打抜成形によって一体に形成される。
次に押さえ板Bについて説明すると、金属板で略地板Fと同一形状に形成された押さえ板Bは地板Fとの間に上述のシャッタ羽根部材Eと絞り羽根部材Cを組込んでユニットを構成している。この押さえ板Bには露出開口D01と中心が一致する開口B01が形成され、この開口B01は露出開口D01より大きい径に形成されている。B02は地板Fに形成した絞り羽根支軸F02と係合し、B03はシャッタ羽根支軸F03と係合する逃げ孔であり、同様にB04は絞り羽根駆動手段Gの作動ピンG12が運動する逃げ孔であり、B05はシャッタ羽根駆動手段Hの作動ピンH12の逃げ孔である。B07は前記ストッパF08、B08は前記ストッパF09のそれぞれ逃げ孔である。
図中B09及びB10は位置決め孔であり、地板Fに形成したピンF12とF13がそれぞれ係合する。これによって地板Fと押さえ板Bとは位置合わせされる。そして押さえ板Bには同様に適宜数図示のものは6個所にギャップ調整用の折曲部B11が形成してあり地板Fと中間板Dと押さえ板Bとの間の隙間を形成している。また係止凹部B12が2個所に設けてあり地板Fに形成した爪F14、F15と嵌合して地板Fと一体化(固定)してある。尚図中D08は位置決め孔で地板Fの中間板位置決めピンF13が貫通する為の逃げ孔である。
絞り羽根駆動手段G、シャッタ羽根駆動手段Hについて説明すると、絞り羽根駆動手段Gは、絞り羽根部材Cを適宜中間板Dの露出開口D01に対し待避した絞り待避位置と露出開口D01に対し進入した絞り込み位置との間で駆動するものである。図中、G02はコイル枠で、上下2体で構成され、内部にマグネットロータG01を回動自在に軸支し、外側に電導コイルG03を巻廻する凹溝を有し電導コイルG03を巻廻するものである。G03は電導コイルで、コイル枠G02に巻廻され、駆動電流の供給とその供給方向によりマグネットロータG01を適宜回動するものである。G04はシールド用ヨークで、マグネットロータG01を内側に軸支した状態でコイル枠G02の外周に電導コイルG03を巻廻した状態でその外周を包み込むよう装着され、マグネットロータG01への外部磁界を遮蔽するものである。このシールド用ヨークG04は、断面がC字形状に一部にスリット状の切り欠きが形成してある。この切り欠き部にマグネットロータG01の着磁極NSを結ぶ線が直交する位置を安定点(中立点)としてロータはこの切り欠き部に回転する力が常に及ぶ。
従ってこのシールド用ヨークG04の切り欠き部の装置電源がオフになったときに絞り羽根部材Cを待避位置に保持するようなマグネットロータG01に常時作用する付勢手段を構成し、この付勢手段と前記地板FのストッパF08が絞り羽根部材Cを退避位置に保持する保持手段を構成している。このことにより、電源がオフになっても常時絞り羽根部材Cを確実に絞り待避位置に保持することが可能で、従前のものは電源オンで必ず確認用のトリガー(イニシャライズ動作)を行う必要があったものに対し、その必要が無く制御が容易である。また、付勢手段を断面C字形状のシールド用ヨークG04で、絞り羽根駆動手段GがマグネットロータG01を駆動手段とし、そのマグネットロータG01に磁気的作用を及ぼす磁性体から構成することにより、係止機構等が不要で単に駆動電流の遮断、電源のオフにより制御が出来、制御が容易である。尚、上記付勢手段が磁気的作用を用いることなく、絞り羽根駆動手段Gに常時作用する付勢バネから構成することも可能で、磁気的吸引作用によるものに比べ常時絞り羽根部材Cを確実に絞り待避位置に保持することが可能である。G12は図4で説明するマグネットロータG01の作動ピンで、絞り羽根部材Cのスリット孔C02に嵌合するためのものである。
シャッタ羽根駆動手段Hは、シャッタ羽根部材Eを適宜中間板Dの露出開口D01に対し待避したシャッタ開放位置と露出開口D01に対し進入したシャッタ閉鎖位置との間で駆動するものである。図中、H02はコイル枠で、上下2体で構成され、内部にマグネットロータH01を回動自在に軸支し、外側に電導コイルH03を巻廻する凹溝を有し電導コイルH03を巻廻するものである。H03は電導コイルで、コイル枠H02に巻廻され、駆動電流の供給とその供給方向によりマグネットロータH01を適宜回動するものである。H04はシールド用ヨークで、電導コイルH03の巻廻方向に平行に平坦部を備えている。
このシールド用ヨークH04は、断面C字形状をしていて前述のヨークと同一の構成から同一の作用を得るようになっている。従ってこのヨークの切り欠き部が装置電源がオフになったときにシャッタ羽根部材Eを待避位置に保持するようなマグネットロータH01に常時作用する付勢手段を構成している。尚、付勢手段が磁気的作用を用いることなく、シャッタ羽根駆動手段Hに常時作用する付勢バネから構成することも可能で、磁気的吸引作用によるものに比べ常時シャッタ羽根部材Eを確実にシャッタ開放位置に保持することが可能である。H12は図4で説明するマグネットロータH01の作動ピンで、シャッタ羽根部材Eの作動スリット孔E02に嵌合、シャッタ羽根部材Eを回転中心孔E01を中心に適宜揺動するためのものである。
次に図3に基づいて上述のシャッタ羽根部材Eと絞り羽根部材Cとの動作状態(開閉運動)を説明する。図3において、(a)は、図1において、押さえ板B側から見た中間板Dの露出開口D01に対する絞り羽根部材Cの動作状態を示すものである。二点鎖線で示す状態は、絞り羽根部材Cが地板Fの絞り羽根用ストッパF07に当接し、中間板Dの露出開口D01から待避した絞り待避位置に有る状態を示している。また、点線で示す状態は、絞り羽根部材Cが地板Fの絞り羽根/シャッタ羽根共用ストッパF09に当接し、中間板Dの露出開口D01に進入した絞り込み位置に有る状態を示している。尚、この絞り込み位置にあっては、絞り羽根駆動手段Gの電導コイルG03には当接時の駆動電流と同方向の電流が供給され、絞り羽根駆動手段Gの駆動力によりその当接状態が維持され、磁気的な作用による保持に比べ衝撃等に強く、絞り込み状態を確実に保持することで、画像斑が無い。
同図(b)は、図1において、押さえ板B側から見た中間板Dを透視しその中間板Dの露出開口D01に対するシャッタ羽根部材Eの動作状態を示すものである。二点鎖線で示す状態は、シャッタ羽根部材Eが地板Fのシャッタ羽根用ストッパF08に当接し、中間板Dの露出開口D01から待避したシャッタ開放位置に有る状態を示している。
また、点線で示す状態は、シャッタ羽根部材Eが地板Fの絞り羽根/シャッタ羽根共用ストッパF09に当接し、中間板Dの露出開口D01に進入したシャッタ閉鎖位置に有る状態を示している。尚、このシャッタ閉鎖位置にあっては、シャッタ羽根駆動手段Hの電導コイルH03には当接時の駆動電流と同方向の電流が供給され、シャッタ羽根駆動手段Hの駆動力によりその当接状態が維持され、磁気的な作用による保持に比べ衝撃等に強く、シャッタ閉鎖状態を確実に保持することで、露光ミスが無い。
以上説明した光量調節装置はカメラ装置のレンズ鏡筒に組込まれ撮像装置を構成し例えば図5に示すように結像レンズを構成する前レンズAと後レンズIの間に組込まれ次のように制御される。図5は概念ブロック図であり、Eはシャッタ羽根部材を、Cは絞り羽根部材を、Gは絞り羽根駆動手段、Hはシャッタ羽根駆動手段を、JはCCDなどの固体撮像素子を示している。
以上説明した光量調節装置はデジタルカメラ、ビデオカメラ等のレンズ鏡筒に組込まれ、被写体からの光が固体撮像素子Jに至る撮像光路の光量を遮断するシャッタ或いは光量を大小調節する絞り等の光量調節を行う。図5は撮像装置の概略を示し、Aは撮像レンズの前レンズであり、Iは後レンズを示している。通常複数のレンズアレイから構成される撮像レンズは焦点位置調節の為撮像光路(以下光路という)に沿って移動自在に鏡筒(図示せず)に組込まれその可動レンズには駆動モータが連結されている。その構造は広く知られているので省略する。
このフォーカシング機構のモータには駆動回路FMが接続されている。撮像レンズの結像面には固体撮像素子Jが配置され、この固体撮像素子Jは解像度に応じた画像数の光電変換素子が配列され、結像された被写体像を電気的に変換する。例えばCCDとして知られるディバイスは光によって電荷を生起するチャージ層とこのチャージ層の電荷を外部に転送するトランスファー層とから構成され、トランスファー層にはCCD制御回路J01が結線されている。このCCD制御回路J01はトランスファー層からの電荷を蓄積するバッファーメモリと、増幅回路と、A/D変換回路とが組込まれ、基準クロックからの信号に応じて各画素の電荷をトランスファー層からバッファーメモリに転送する。前述の光量調節装置はユニット化され前レンズAと後レンズIとの間に組込まれ、シャッタ羽根駆動手段(駆動メータ)Hにはシャッタ駆動回路SHが絞り羽根駆動手段(駆動メータ)Gには絞り駆動回路IRが設けられている。これ等の制御回路はカメラ装置全体を制御するCPU100に連結されCPU100で各動作が制御される。CPU100にはレリーズスイッチSW2と電源スイッチSW1の信号が伝達されるように結線されている。
そこで図6に基づいてその動作を説明する。
カメラの電源スイッチがON操作(ST01)されるとCPU100は各駆動構成部に電源を供給する。例えば液晶などの表示画面を備えたカメラにあっては液晶のバックライトが点灯し表示可能となり、固体撮像素子Jも生起した電荷を画像処理回路に転送し表示画面に送る。この時光量調節装置のシャッタ羽根部材E及び絞り羽根部材Cはその駆動手段H、Gの電導コイルH03、G03に電源が供給されていない。(電源スイッチSW1がOFFのときと同一の状態)。この状態でシャッタ羽根部材Eはオープン位置に、絞り羽根部材Cは退避位置に位置し被写体からの光量は固体撮像素子Jに結像され表示画面に表示される。
この装置電源操作(ST01)と同時に表示画面に複写体像が表示されモニタ(ST02)が実行される。次いで使用者がこのモニタに表示された状態で撮影(動画撮影モード)するか静止画状態で撮影(スチール撮影モード)するかモード選択スイッチを操作する(ST03)。スチール撮影モード(一駒撮影モードと云う)が選択されると、使用者はモニタ表示で或いはファインダーから被写体を確認しレリーズ操作を実行する。このレリーズ操作を行わず電源スイッチSW01をOFFすると全ての操作が終了し電源供給が断たれ撮影終了となる(ST04)。レリーズ操作はまずシャッタ釦を半押状態に操作する(ST05)。するとその信号でCPU100はモータFMを駆動しフォーカシング動作を実行しピント調整を行う。同時にCPU100はCCDの受光量から適正露光量を演算し絞り羽根を使用するか否かを決定する。シャッタ釦が全押状態に操作されると(ST06)CPU100は絞り羽根を使用(小絞り撮影)する場合は絞り駆動回路IRに電導コイルG03に電源供給する指示信号を発する。この信号を受けて絞り駆動回路IRは電導コイルG03に所定の電流を供給し、電導コイルG03に生起した磁界でロータは回転する。このロータの回転で作動ピンG12は絞り羽根部材Cを図3時計方向に回転し二点鎖線の状態から一点鎖線位置へ移動しストッパ(絞り羽根規制手段)F09に突き当たり、電導コイルG03に所定電流が供給される間絞り羽根部材Cはこの状態に維持される(ST07)。
この絞り羽根Cの動作の見込み時間の後CPU100はCCD制御回路J01にリセット信号を発する。このリセット信号でCCD制御回路J01はバッファーメモリに貯えられた画像データを無効としてリセットする(ST08)。このリセット完了で露光が開始され被写体からの光はCCDのチャージ層で光電変換される。
CPU100は演算によって得た所定の時間(露出時間)が経過するとシャッタ駆動回路SHにシャッタ閉鎖の指示信号を発する。シャッタ駆動回路SHはこの信号を得てシャッタ駆動手段(駆動メータ)Hの電導コイルH03に所定電流を通電する。この電流の供給で電導コイルH03に生起した電流はロータを図3(b)で反時計方向に回転しシャッタ羽根部材Eを二点鎖線で示すオープン位置から点線で示すクローズ位置に移動する。この羽根の移動で被写体からの光は完全に閉じられ、CCDの露光が終了する(ST09)。シャッタ駆動回路SHは羽根がクローズ位置に移動した後も電導コイルH03に所定の電流を通電し続け電導コイルH03の生起磁界は、ロータを反時計方向に回転する力を付与する。従ってシャッタ羽根部材Eはストッパ(シャッタ羽根規制手段)F09に突き当たって静止した状態を維持する(ST10)。この時外部から衝撃など外力が及んでも羽根はクローズ位置に保持されることとなる。
次いでCPU100はCCD制御回路J01に露出終了の信号を発しCCDのチャージ層に帯電した電荷をトランスファー層を介して画像処理回路に転送する。このデータの転送はCCDの各画素の電荷は順次X・Y方向に走査信号に従って行われ、その制御はCCD制御回路J01の基準クロックに基づいて行われる。従ってCCDおよび制御回路の特性によってデータ転送時間が定められる。
そこでCPU100はこのデータ転送時間に基づいて予め設定した時間(少なくともデータ転送時間より長い時間)電導コイルH03に所定電流を供給する。するとシャッタ羽根部材Eは図3(D)の点線状態(クローズ位置)に保持され、データ転送過程で外部の光がCCDに到達することがない(ST11)。
次にCPU100は所定の設定時間が経過すると絞り駆動回路IRとシャッタ駆動回路SHに動作終了信号を発する。この信号で絞り駆動回路IRは電導コイルに逆方向の電流を供給し、絞り羽根部材Cを図3(a)の点線(作動位置)から二点鎖線(退避位置)に移動する(ST12)。この動作の後電流の供給を断つ。するとシャッタ羽根部材Eは駆動手段のロータがヨークに形成されたカット(スリット)部に永久磁石の磁力で吸引されストッパF08に突き当たって静止する(ST13)。
同様にシャッタ駆動回路SHは電導コイルH03に逆方向の電流を供給し、シャッタ羽根部材Eを図3(b)の点線クローズ位置から二点鎖線のオープン位置に移動する(ST14)。この状態で電導コイルH03への通電を断つと、シャッタ羽根駆動手段Hのロータはシールド用ヨークH04に形成したスリット部に吸引されシャッタ羽根部材EはストッパF07に突き当たった状態でオープン位置に保持される。かかる動作で光量調節装置は初期状態となり次の撮影動作に備える。
尚、以上の絞り羽根及びシャッタ羽根の動作は電導コイルに供給する電流を正逆反転することによって開閉する場合を説明したが、絞り羽根部材Cに退避方向の力を付与するスプリング(クローズスプリング)同様にシャッタ羽根部材Eにオープン方向の力を付与するスプリングを設けた場合には上記ST12及びST14で逆電流を通電することなく単に供給電源をOFFすれば良い。またこの場合には駆動メータのヨークにスリットを設けて磁石ロータを一方向に吸引する必要もない。その他の動作は上述と同様となる。
本発明の実施例に係る撮像装置の分解斜視図。 図1に示す撮像装置に組み込まれる各種態様に応じた絞り羽根部材を示す斜視図。 図1に示す撮像装置の絞り羽根部材とシャッタ羽根部材の夫々動作状態を説明するための概略図。 図1に示す撮像装置の絞り羽根部材とシャッタ羽根部材を夫々作動する絞り羽根駆動部材とシャッタ羽根駆動部材のマグネットロータを説明するための分解斜視図。 本発明の撮像装置での制御系を示すブロック図 図1に示す撮像装置での一駒撮影時における動作フロー。
符号の説明
A 前レンズ
B 押さえ板
C 絞り羽根部材
D 中間板(仕切板)
D01 露出開口
E シャッタ羽根部材
F 地板(装置基板)
F02 絞り羽根支軸
F03 シャッタ羽根支軸
G 絞り羽根駆動手段
G01 マグネットロータ
G02 コイル枠
G03 電導コイル
G04 シールド用ヨーク
G12 作動ピン
H シャッタ羽根駆動手段
H01 マグネットロータ
H02 コイル枠
H03 電導コイル
H04 シールド用ヨーク
H12 作動ピン
I 後レンズ
J CCD等の固体撮像素子
100 CPU

Claims (11)

  1. 被写体からの入射光を所定の結像面に結像させる撮像光学手段と、
    上記結像面に配置され被写体からの光を光電変換する固体撮像手段と、
    上記固体撮像手段に蓄積された画像データ転送を制御するデータ転送手段と、
    上記撮像光学手段の撮像光路中に配置された露出開口を有する基板と、
    上記基板に配置され上記露出開口を閉鎖する閉位置と上記露出開口を開放する開位置との間で開閉自在のシャッタ羽根と、
    上記シャッタ羽根を閉位置と開位置との間で駆動するシャッタ羽根励磁コイルを有するシャッタ駆動手段と、
    このシャッタ駆動手段の制御手段とを備え、
    上記基板には上記シャッタ羽根を閉位置で運動規制するシャッタ羽根規制部材と、
    上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流が供給されないとき上記シャッタ羽根を開位置に保持するシャッタ羽根保持手段とが設けられ、上記制御手段は、所定の露出タイミング信号で上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を開位置から閉位置に作動し、上記データ転送手段が画像データを出力する間上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を上記シャッタ羽根規制部材に付勢保持し、上記データ転送手段の画像データ転送後に上記シャッタ羽根を閉位置から開位置に移動するように構成されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体からの入射光を所定の結像面に結像させる撮像光学手段と、
    上記結像面に配置され被写体からの光を光電変換する固体撮像手段と、
    上記固体撮像手段に蓄積された画像データ転送を制御するデータ転送手段と、
    上記撮像光学手段の撮像光路中に配置された露出開口を有する基板と、
    上記基板に配置され上記露出開口を閉鎖する閉位置と上記露出開口を開放する開位置との間で開閉自在のシャッタ羽根と、
    上記シャッタ羽根を閉位置と開位置との間で駆動するシャッタ羽根励磁コイルを有するシャッタ駆動手段と、
    上記基板に配置され上記露出開口より小径の絞り開口を有する絞り羽根と、
    上記絞り羽根を上記露出開口に進入した作動位置と上記露出開口から退避した非作動位置との間で駆動する絞り羽根励磁コイルを有する絞り駆動手段とを備え、
    上記基板には上記シャッタ羽根を閉位置で運動規制するシャッタ羽根規制部材と上記絞り羽根を作動位置で運動規制する絞り羽根規制部材とを設け、
    上記シャッタ駆動手段は、所定の露出タイミング信号で上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を開位置から閉位置に作動し、上記データ転送手段が画像データを出力する間上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を上記シャッタ羽根規制部材に付勢保持し、上記データ転送手段の画像データ転送後に上記シャッタ羽根を閉位置から開位置に移動するよう制御され、
    上記絞り駆動手段は絞り作動信号で上記絞り羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記絞り羽根を非作動位置から作動位置に移動し、上記データ転送手段が画像データを出力する間上記絞り羽根励磁コイルに駆動電流を供給して絞り羽根を上記絞り羽根規制部材に付勢保持し、上記データ転送手段の画像データ転送後に該絞り羽根を作動位置から非作動位置に移動するように制御され、
    上記シャッタ羽根励磁コイルへの非通電状態で上記シャッタ羽根を開位置に保持するシャッタ羽根保持手段と、上記絞り羽根励磁コイルへの非通電状態で上記絞り羽根を非作動位置に保持する絞り羽根保持手段を設けたことを特徴とする撮像装置。
  3. 上記露出開口は、4mm以下の口径で形成されている請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記シャッタ羽根保持手段は、前記シャッタ羽根を前記シャッタ羽根規制部材に付勢するスプリング手段若しくは磁気的吸着手段で構成されている請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記絞り羽根保持手段は前記絞り羽根を前記絞り羽根規制部材に付勢するスプリング手段若しくは磁気的吸着手段で構成されている請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記絞り羽根は前記基板に形成された露光開口より小径の絞り開口と、この絞り開口に設けられたNDフィルタとから構成されている請求項1又は2記載の撮像装置。
  7. 前記NDフィルタは前記絞り羽根に形成された位置決め孔を基準に位置決め貼着されていることを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 上記基板は、絞り羽根部材とシャッタ羽根部材の間に配設されシャッタ羽根部材と同一材料で成形された仕切り板である請求項1又は2記載の撮像装置。
  9. 上記基板には、前記露出開口を介して一方に前記シャッタ羽根を回動自在に支持する支軸が、他方に前記絞り羽根部材を回動自在に支持する支軸がそれぞれ形成され、該基板には上記シャッタ羽根と絞り羽根とを前記露出開口から離れた位置で重なり合った姿勢で保持する退避領域を備えていることを特徴とする請求項1記又は2記載の撮像装置。
  10. 被写体からの光を固体撮像素子上に結像し、この固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路にデータ転送する撮像装置における光量調整装置であって、
    口径が4ミリ以下の露出開口を有する基板と、
    上記基板に配置され上記露出開口を閉鎖する閉位置と上記露出開口を開放する開位置との間で開閉自在のシャッタ羽根と、
    上記シャッタ羽根を閉位置と開位置との間で駆動するシャッタ羽根励磁コイルを有するシャッタ駆動手段と、このシャッタ駆動手段の制御手段とを備え、
    上記基板には上記シャッタ羽根を閉位置で運動規制するシャッタ羽根規制部材と、
    上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流が供給されないとき上記シャッタ羽根を開位置に保持するシャッタ羽根保持手段とが設けられ、
    上記制御手段は、所定の露出タイミング信号で上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を開位置から閉位置に作動し、固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路に転送する間は上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を上記シャッタ羽根規制部材に付勢保持し、次いで上記画像データの転送後に上記シャッタ羽根を閉位置から開位置に移動するように構成されていることを特徴とする光量調節装置。
  11. 被写体からの光を固体撮像素子上に結像し、この固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路にデータ転送する撮像装置における光量調整装置であって、
    口径が4ミリ以下の露出開口を有する基板と、
    上記基板に配置され上記露出開口を閉鎖する閉位置と上記露出開口を開放する開位置との間で開閉自在のシャッタ羽根と、
    上記シャッタ羽根を閉位置と開位置との間で駆動するシャッタ羽根励磁コイルを有するシャッタ駆動手段と、
    上記基板に配置され上記露出開口より小径の絞り開口を有する絞り羽根と、
    上記絞り羽根を上記露出開口に進入した作動位置と上記露出開口から退避した非作動位置との間で駆動する絞り羽根励磁コイルを有する絞り駆動手段とを備え、
    上記基板には上記シャッタ羽根を閉位置で運動規制するシャッタ羽根規制部材と上記絞り羽根を作動位置で運動規制する絞り羽根規制部材とを設け、
    上記シャッタ駆動手段は、所定の露出タイミング信号で上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を開位置から閉位置に作動し、固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路に転送する間は上記シャッタ羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記シャッタ羽根を上記シャッタ羽根規制部材に付勢保持し、上記画像データの転送後に上記シャッタ羽根を閉位置から開位置に移動するよう制御され、
    上記絞り駆動手段は、絞り作動信号で上記絞り羽根励磁コイルに駆動電流を供給して上記絞り羽根を非作動位置から作動位置に移動し、固体撮像素子に蓄積された画像データを画像処理回路に転送する間は上記絞り羽根励磁コイルに駆動電流を供給して絞り羽根を上記絞り羽根規制部材に付勢保持し、上記画像データの転送後に該絞り羽根を作動位置から非作動位置に移動するように制御され、
    上記シャッタ羽根励磁コイルへの非通電状態で上記シャッタ羽根を開位置に保持するシャッタ羽根保持手段と、上記絞り羽根励磁コイルへの非通電状態で上記絞り羽根を非作動位置に保持する絞り羽根保持手段を設けたことを特徴とする光量調節装置。
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