JP7424856B2 - 羽根駆動装置及びこれを備えた撮像装置 - Google Patents

羽根駆動装置及びこれを備えた撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、羽根駆動装置及びこれを備えた撮像装置に係り、特にデジタルカメラなどにおけるフォーカルプレーンシャッタとして用いられる羽根駆動装置に関するものである。
デジタルカメラなどにおいては、先幕と後幕とを時間差で移動させて露光と遮蔽を行うフォーカルプレーンシャッタが知られている。例えば、ミラーレスカメラにおいては、撮影前の被写体を電子ファインダ又は液晶モニタに表示する必要があるため、撮影前には先幕と後幕の両方が露光開口から退避して露光開口が開放されたノーマリーオープン状態となる。このようなノーマリーオープン状態から撮影を行う場合には、レリーズ時に先幕によって一旦露光開口を閉じた後、先幕と後幕とを時間差で移動させて撮影が行われる(例えば、特許文献1参照)。
このようなフォーカルプレーンシャッタにおいては、先幕を駆動するレバーを2つの部材に分割するとともに、セット部材の回転に連動して回転する抑止部材を設けることによりノーマリーオープン状態からの撮影を実現している。すなわち、先幕に連結される第1の部材と、バネによりチャージされた状態で電磁石により保持される第2の部材とによりレバーを構成し、ノーマリーオープン状態では、セット部材の回転によりレバーの第2の部材をチャージ位置に移動するとともに、抑止部材の回転によってレバーの第1の部材を第2の部材とは反対方向に移動させることで露光開口から退避した位置に先幕を保持している。レリーズ時には、バネにより第1の部材を付勢することで、露光開口を閉じるように先幕を移動させている。しかしながら、このような従来のフォーカルプレーンシャッタにおいては、レリーズ時に第1の部材をバネの力だけで移動させて先幕を移動させているため、レリーズから撮影までのライムラグが長くなってしまうという問題がある。また、撮影のコマ速度を上げるためには、バネのトルクを上げる必要があり、大きなバネが必要となり装置が大きくなってしまう。
特開2007-298544号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、高速撮影が可能な小型の羽根駆動装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、高速撮影が可能な小型の羽根駆動装置が提供される。この羽根駆動装置は、開口が形成された枠体と、上記開口を開閉するように移動可能な少なくとも1枚の先羽根と、上記少なくとも1枚の先羽根に連結された先羽根アーム部と、上記少なくとも1枚の先羽根を開閉するための先羽根駆動レバーとを備える。上記先羽根駆動レバーは、上記先羽根アーム部に連結される先羽根駆動部を有し、先羽根駆動軸を中心として先羽根展開位置と先羽根退避位置との間で回転可能な第1のレバー部材と、上記先羽根駆動軸を中心として先羽根チャージ位置と先羽根リリース位置との間で回転可能な第2のレバー部材とを有する。上記第2のレバー部材は、上記先羽根チャージ位置から上記先羽根リリース位置に向かって回転する際に上記第1のレバー部材に係合する係合部を有する。上記羽根駆動装置は、上記先羽根駆動レバーの上記第2のレバー部材を上記先羽根チャージ位置から上記先羽根リリース位置に向けて付勢する先羽根駆動バネと、ロック軸を中心として回転可能なロック部材と、複合カム軸を中心として回転可能な複合カム部材とを備える。上記ロック部材は、上記先羽根駆動レバーの上記第1のレバー部材に係合して上記第1のレバー部材を上記先羽根退避位置にロック可能である。上記複合カム部材は、上記複合カム軸を中心として回転することにより上記ロック部材を押して上記ロック部材と上記先羽根駆動レバーの上記第1のレバー部材とのロック状態を解除するアンロックカムと、上記複合カム軸を中心として回転することにより上記先羽根駆動レバーの上記第1のレバー部材を上記先羽根展開位置に向けて押すプッシュカムとを有する。上記羽根駆動装置は、上記先羽根駆動バネの付勢力に抗して上記先羽根駆動レバーの上記第2のレバー部材を上記先羽根チャージ位置に保持する先羽根レバー保持手段と、上記先羽根駆動レバーの上記第2のレバー部材に当接して上記第2のレバー部材を上記先羽根チャージ位置に向けて移動させる先羽根チャージカムとを備える。
このような構成によれば、セット動作後に先羽根を移動させるときに、先羽根駆動レバーの第1のレバー部材が複合カム部材のプッシュカムによって押されるので、先羽根駆動レバーの第1のレバー部材を先羽根展開位置まで高速で戻すことが可能となり、高速の撮影が可能となる。また、複合カム部材のプッシュカムにより第1のレバー部材を先羽根展開位置まで移動させることができるので、先羽根を先羽根展開位置に戻すためのバネのトルクを低減できるばかりでなく、そのようなバネをなくすことも可能である。また、ロック部材と先羽根駆動レバーの第1のレバー部材とのロック状態を解除するアンロックロックカムをプッシュカムとともに複合カム部材に形成しているため、部品点数を低減するとともに装置を小型化することができる。
上記複合カム部材の上記プッシュカムは、上記先羽根駆動レバーの上記第1のレバー部材が上記先羽根展開位置に移動した際に上記先羽根駆動レバーの上記第1のレバー部材に当接するように構成されることが好ましい。先羽根駆動レバーの第1のレバー部材が先羽根展開位置に移動した際に複合カム部材のプッシュカムを先羽根駆動レバーの第1のレバー部材に当接させることで、先羽根駆動レバーの第1のレバー部材が先羽根展開位置に移動した際の衝撃によって跳ね返って戻ってくることを抑制することができる。このように、第1のレバー部材の跳ね返りを抑制するために別部材を必要としないため、部品点数を低減するとともに装置を小型化することができる。
上記先羽根チャージカムは、上記複合カム部材に形成されていることが好ましい。このように先羽根チャージカムをプッシュカム及びアンロックロックカムとともに複合カム部材に形成することにより、部品点数を低減するとともに装置を小型化することができる。
上記羽根駆動装置は、上記先羽根駆動レバーの上記第のレバー部材を上記先羽根退避位置から上記先羽根展開位置に向けて付勢する戻しバネをさらに備えていてもよい。
上記羽根駆動装置は、上記ロック部材をロック方向に付勢して上記ロック部材と上記先羽根駆動レバーの上記第1のレバー部材とのロック状態を保持するロックバネをさらに備えていてもよい。
上記羽根駆動装置は、上記開口を開閉するように移動可能な少なくとも1枚の後羽根と、上記少なくとも1枚の後羽根に連結された後羽根アーム部と、上記後羽根アーム部に連結される後羽根駆動部を有し、後羽根駆動軸を中心として後羽根チャージ位置と後羽根リリース位置との間で回転可能な後羽根駆動レバーと、上記後羽根駆動レバーを上記後羽根チャージ位置から上記後羽根リリース位置に向けて付勢する後羽根駆動バネと、上記後羽根駆動バネの付勢力に抗して上記後羽根駆動レバーを上記後羽根チャージ位置に保持する後羽根レバー保持手段と、上記後羽根駆動レバーに当接して上記後羽根駆動レバーを上記後羽根チャージ位置に向けて移動させる後羽根チャージカムとをさらに備えていてもよい。
上記後羽根チャージカムは、上記複合カム部材に形成されていることが好ましい。このように後羽根チャージカムをプッシュカム及びアンロックロックカムとともに複合カム部材に形成することにより、部品点数を低減するとともに装置を小型化することができる。
本発明の第2の態様によれば、高速撮影が可能な小型の撮像装置が提供される。この撮像装置は、上述した羽根駆動装置と、上記羽根駆動装置の上記枠体の上記開口を透過した光が結像する面に配置された撮像素子とを備えている。
本発明によれば、複合カム部材のプッシュカムにより第1のレバー部材を先羽根展開位置に向けて押して高速移動させることができるので高速撮影を実現することができる。また、複合カム部材のプッシュカムにより第1のレバー部材を移動させることができるので、先羽根を先羽根展開位置に戻すためのバネのトルクを低減できるばかりでなく、そのようなバネをなくすことも可能である。また、ロック部材と先羽根駆動レバーの第1のレバー部材とのロック状態を解除するアンロックロックカムをプッシュカムとともに複合カム部材に形成しているため、部品点数を低減するとともに装置を小型化することができる。
図1は、本発明の一実施形態における羽根駆動装置を示す正面図である。 図2は、図1の羽根駆動装置の背面図である。 図3は、図1の羽根駆動装置の部分分解斜視図である。 図4は、図1の羽根駆動装置の部分分解斜視図である。 図5は、図1の羽根駆動装置における先羽根及び先羽根アームを示す分解斜視図である。 図6は、図1の羽根駆動装置における後羽根及び後羽根アームを示す分解斜視図である。 図7は、図1の羽根駆動装置における先羽根駆動レバー及び後羽根駆動レバーを示す斜視図である。 図8は、図1の羽根駆動装置におけるロック部材を示す斜視図である。 図9Aは、図1の羽根駆動装置における複合カム部材を示す斜視図である。 図9Bは、図9Aの複合カム部材の底面図である。 図9Cは、図9BのC-C線断面図である。 図9Dは、図9BのD-D線断面図である。 図9Eは、図9BのE-E線断面図である。 図9Fは、図9BのF-F線断面図である。 図10Aは、図1の露光動作が完了したときの羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第2のレバー部材、後羽根駆動レバー、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図10Bは、図1の露光動作が完了したときの羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第1のレバー部材、ロック部材、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図11Aは、セット動作中の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第2のレバー部材、後羽根駆動レバー、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図11Bは、セット動作中の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第1のレバー部材、ロック部材、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図12Aは、セット動作が完了したときの羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第2のレバー部材、後羽根駆動レバー、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図12Bは、セット動作が完了したときの羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第1のレバー部材、ロック部材、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図13Aは、レリーズボタンを押した後の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第2のレバー部材、後羽根駆動レバー、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図13Bは、レリーズボタンを押した後の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第1のレバー部材、ロック部材、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図14Aは、レリーズボタンを押した後の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第2のレバー部材、後羽根駆動レバー、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図14Bは、レリーズボタンを押した後の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第1のレバー部材、ロック部材、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図15Aは、レリーズボタンを押した後の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第2のレバー部材、後羽根駆動レバー、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図15Bは、レリーズボタンを押した後の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第1のレバー部材、ロック部材、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図16Aは、レリーズボタンを押した後の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第2のレバー部材、後羽根駆動レバー、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図16Bは、レリーズボタンを押した後の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第1のレバー部材、ロック部材、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図17Aは、露光動作中の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第2のレバー部材、後羽根駆動レバー、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。 図17Bは、露光動作中の羽根駆動装置の先羽根駆動レバーの第1のレバー部材、ロック部材、及び複合カム部材の位置関係を示す模式図である。
以下、本発明に係る羽根駆動装置の実施形態について図1から図17Bを参照して詳細に説明する。図1から図17Bにおいて、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図17Bにおいては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。以下の説明では、特に言及がない場合には、「第1」や「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
図1は、本発明の一実施形態における羽根駆動装置1を示す正面図、図2は背面図、図3及び図4は部分分解斜視図である。本実施形態における羽根駆動装置1は、カメラなどの光学機器に組み込まれるフォーカルプレーンシャッタであるものとして説明するが、これは例示に過ぎず、本発明に係る羽根駆動装置はこのようなシャッタの用途に限られるものではない。なお、図1から図4は、カメラによる露光動作が完了したときの状態を示している。
図1から図4に示すように、本実施形態における羽根駆動装置1は、矩形状の開口(露出開口)Sが形成された枠体10と、枠体10とカバー(図示せず)との間に形成される空間に収容される8枚の羽根21~28とを含んでいる。この羽根駆動装置1は、CCDやCMOSセンサなどの撮像素子(図示せず)を備えた撮像装置に組み込まれるものである。被写体からの光は、枠体10の開口Sを通過して、羽根駆動装置1の背面側に配置された撮像素子に入射するようになっている。
羽根21~28のそれぞれは、全体としてX方向に延びる薄板状の部材であり、8枚の羽根21~28が+Y方向に順番に重ねられている。本実施形態においては、8枚の羽根21~28のうち、羽根21~24がフォーカルプレーンシャッタの先幕を構成する先羽根であり、羽根25~28が後幕を構成する後羽根となっている。
羽根駆動装置1は、先羽根21~24に連結された先羽根アーム31,32(先羽根アーム部)と、後羽根25~28に連結された後羽根アーム33,34(後羽根アーム部)とを含んでいる。図5は、先羽根21~24及び先羽根アーム31,32を示す分解斜視図、図6は、後羽根25~28及び後羽根アーム33,34を示す分解斜視図である。
図5に示すように、先羽根21はピン101,102によりそれぞれ先羽根アーム31,32と連結され、先羽根22はピン103,104によりそれぞれ先羽根アーム31,32と連結され、先羽根23はピン105,106によりそれぞれ先羽根アーム31,32と連結され、先羽根24はピン107,108によりそれぞれ先羽根アーム31,32と連結されている。このように、それぞれの先羽根21~24と先羽根アーム31,32とによってリンク機構が構成されている。
また、図6に示すように、後羽根25はピン111,112によりそれぞれ後羽根アーム33,34と連結され、後羽根26はピン113,114によりそれぞれ後羽根アーム33,34と連結され、後羽根27はピン115,116によりそれぞれ後羽根アーム33,34と連結され、後羽根28はピン117,118によりそれぞれ後羽根アーム33,34と連結されている。このように、それぞれの後羽根25~28と後羽根アーム33,34とによってリンク機構が構成されている。
図3に戻って、枠体10には、+Y方向に延びる先羽根駆動軸11、後羽根駆動軸12、及び複合カム軸13が形成されている。また、枠体10には、先羽根駆動軸11を中心とする円弧に沿った円弧孔14と、後羽根駆動軸12を中心とする円弧に沿った円弧孔15とが形成されている。
図4に示すように、枠体10には、-Y方向に延びる支軸41~44が形成されている。これらの支軸41~44のうち支軸41は上述した先羽根駆動軸11と同軸上に位置しており、支軸42は後羽根駆動軸12と同軸上に位置している。
図5に示すように、先羽根アーム31の端部近傍には、枠体10の支軸41が挿通される軸孔312が設けられており、この先羽根アーム31の軸孔312に支軸41が挿通されることで、先羽根アーム31が枠体10の支軸41を中心として回転できるようになっている。また、先羽根アーム31の軸孔312から少し離れた位置には、略矩形状のレバー連結孔314が形成されている。また、先羽根アーム32の端部近傍には、枠体10の支軸43が挿通される軸孔322が形成されており、この先羽根アーム32の軸孔322に支軸43が挿通されることで、先羽根アーム32が枠体10の支軸43を中心として回転できるようになっている。
図6に示すように、後羽根アーム33の端部近傍には、枠体10の支軸44が挿通される軸孔332が形成されている。この後羽根アーム33の軸孔332に支軸44が挿通されることで、後羽根アーム33が枠体10の支軸44を中心として回転できるようになっている。また、後羽根アーム34の端部近傍には、枠体10の支軸42が挿通される軸孔342が設けられており、この後羽根アーム34の軸孔342に支軸42が挿通されることで、後羽根アーム34が枠体10の支軸42を中心として回転できるようになっている。また、後羽根アーム34の軸孔342から少し離れた位置には、略矩形状のレバー連結孔344が形成されている。
図5に示すように、先羽根21~24は、+Y方向に順番に重なった状態で先羽根アーム31,32に連結されている。したがって、先羽根アーム31が支軸41を中心として回転し、先羽根アーム32が支軸43を中心として回転すると、上述したリンク機構によって、先羽根21~24が互いに重なる領域を変化させつつ、主としてZ方向に移動するようになっている。
同様に、図6に示すように、後羽根25~28は、+Y方向に順番に重なった状態で後羽根アーム33,34に連結されている。したがって、後羽根アーム33が支軸44を中心として回転し、後羽根アーム34が支軸42を中心として回転すると、上述したリンク機構によって、後羽根25~28が互いに重なる領域を変化させつつ、主としてZ方向に移動するようになっている。
図3に戻って、羽根駆動装置1は、枠体10の先羽根駆動軸11に取り付けられる先羽根駆動レバー51と、枠体10の後羽根駆動軸12に取り付けられる後羽根駆動レバー52と、先羽根駆動レバー51に装着される先羽根駆動バネ53と、後羽根駆動レバー52に装着される後羽根駆動バネ54と、枠体10の複合カム軸13に取り付けられる複合カム部材70と、枠体10の軸受部19に取り付けられるロック部材80と、ロック部材80に装着されるロックバネ55とを備えている。
図7は、先羽根駆動レバー51及び後羽根駆動レバー52を示す斜視図である。図7に示すように、先羽根駆動レバー51は、ともに枠体10の先羽根駆動軸11を中心として回転可能な第1のレバー部材61及び第2のレバー部材62を含んでいる。第1のレバー部材61は、枠体10の先羽根駆動軸11が挿通される軸部611と、軸部611から半径方向外側に延びる腕部612と、腕部612の半径方向外側の端部から-Y方向に延びる先羽根駆動部613と、軸部611から半径方向外側に突出する突起部614と、軸部611に対して腕部612とは反対側に位置する作動部615とを有している。第1のレバー部材61の軸部611に枠体10の先羽根駆動軸11が挿通されることで、第1のレバー部材61が枠体10の先羽根駆動軸11を中心として回転できるようになっている。この第1のレバー部材61は、例えばねじりコイルバネからなる戻しバネ(図示せず)によって先羽根駆動軸11を中心として図1において時計回りに付勢された状態で先羽根駆動軸11に取り付けられている。
第2のレバー部材62は、枠体10の先羽根駆動軸11が挿通される円筒状の軸部621と、軸部621から半径方向外側に延びる第1の腕部622と、軸部621から第1の腕部622とは異なる方向で半径方向外側に延びる第2の腕部629と、第2の腕部629の先端に取り付けられたローラ625と、第1の腕部622上に配置された金属板626と、金属板626を保持するホルダ627とを有している。第2のレバー部材62の軸部621に枠体10の先羽根駆動軸11が挿通されることで、第2のレバー部材62が枠体10の先羽根駆動軸11を中心として回転できるようになっている。
先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の先羽根駆動部613は、枠体10の円弧孔14を通って枠体10の-Y方向に突出するように配置される。先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61が先羽根駆動軸11を中心として回転すると、第1のレバー部材61の先羽根駆動部613が円弧孔14内を移動するようになっている。なお、枠体10の円弧孔14の-Z方向側の端部には衝撃吸収用のダンパ17(図4参照)が設けられている。
図2に示すように、先羽根アーム31のレバー連結孔314には、枠体10の円弧孔14を通って枠体10の-Y方向側に突出する先羽根駆動部613が隙間なく嵌合している。上述したように、枠体10の支軸41は先羽根駆動軸11と同軸上に位置しているため、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の先羽根駆動部613が先羽根駆動軸11を中心として回転すると、先羽根アーム31は支軸41を中心として回転する。これにより、上述したリンク機構を介して、先羽根アーム32が支軸43を中心として回転し、先羽根21~24が互いに重なる領域を変化させつつ主としてZ方向に移動する。
図1に示す露光動作が完了した状態においては、先羽根21~24は枠体10の開口Sから退避した位置にある。以下では、この状態における先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の位置を「先羽根退避位置」ということとする。この状態から後述する動作によって先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61が先羽根駆動軸11を中心として時計回りに回転することで、先羽根21~24が全体として+Z方向に移動し、枠体10の開口Sを塞ぐ。この状態における先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の位置を「先羽根展開位置」ということとする。
本実施形態においては、先羽根駆動バネ53はねじりコイルバネで構成されており、図3に示すように、先羽根駆動バネ53のコイル部は、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の軸部621の周囲に配置される。この先羽根駆動バネ53の一端は、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の係合部628(図7参照)に係合している。先羽根駆動バネ53の他端は羽根駆動装置1が取り付けられるフレーム(図示せず)に係合している。この先羽根駆動バネ53は、図1において先羽根駆動軸11を中心として先羽根駆動レバー51を反時計回りに付勢するようにねじられた状態で配置されている。
図1に示すように、羽根駆動装置1は、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62を所定位置に保持する先羽根レバー保持手段としての先羽根電磁石5を備えている。露光動作が完了した状態(図1)から後述する動作によって先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62を先羽根駆動バネ53の付勢力に抗して時計回りに回転してチャージすることができる。先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62は、チャージされた位置で先羽根電磁石5により保持され、所定のタイミングで先羽根電磁石5による保持が解除される。これにより、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62は、先羽根駆動バネ53の付勢力によって図1に示す位置まで反時計回りに回転する。以下、図1に示す先羽根駆動レバー51の位置を「先羽根リリース位置」といい、先羽根電磁石5により保持される位置を「先羽根チャージ位置」ということとする。また、先羽根駆動レバー51が先羽根駆動バネ53により付勢される方向、すなわち先羽根チャージ位置から先羽根リリース位置に向かう方向(図1の反時計回り)を「先羽根リリース方向」といい、これと反対の方向を「先羽根チャージ方向」ということとする。
図7に示すように、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の第1の腕部622は、第1のレバー部材61の腕部612の側面612Aに係合する係合部622Aを有している。第1のレバー部材61と第2のレバー部材62は、それぞれ独立して先羽根駆動軸11を中心として回転可能となっているが、第2のレバー部材62が先羽根チャージ位置から先羽根リリース位置に向かって回転する際には、第2のレバー部材62の係合部622Aが第1のレバー部材61の腕部612の側面612Aに係合することで、第1のレバー部材61と第2のレバー部材62とが一体となって回転するようになっている。
図7に示すように、後羽根駆動レバー52は、枠体10の後羽根駆動軸12が挿通される軸部521と、軸部521から半径方向外側に延びる第1の腕部522と、第1の腕部522の半径方向外側の端部から-Y方向に延びる後羽根駆動部523と、軸部521から第1の腕部522とは異なる方向で半径方向外側に延びる第2の腕部529と、第2の腕部529の先端に取り付けられたローラ525と、第1の腕部522上に配置された金属板526と、金属板526を保持するホルダ527とを有している。この後羽根駆動レバー52の軸部521に枠体10の後羽根駆動軸12が挿通されることで、後羽根駆動レバー52が枠体10の後羽根駆動軸12を中心として回転できるようになっている。
後羽根駆動レバー52の後羽根駆動部523は、枠体10の円弧孔15を通って枠体10の-Y方向に突出するように配置される。後羽根駆動レバー52が後羽根駆動軸12を中心として回転すると、後羽根駆動レバー52の後羽根駆動部523が円弧孔15内を移動するようになっている。なお、枠体10の円弧孔15の-Z方向側の端部には衝撃吸収用のダンパ18(図4参照)が設けられている。
図2に示すように、後羽根アーム34のレバー連結孔344には、枠体10の円弧孔15を通って枠体10の-Y方向側に突出する後羽根駆動部523が隙間なく嵌合している。上述したように、枠体10の支軸42は後羽根駆動軸12と同軸上に位置しているため、後羽根駆動レバー52の後羽根駆動部523が後羽根駆動軸12を中心として回転すると、後羽根アーム34は支軸42を中心として回転する。これにより、上述したリンク機構を介して、後羽根アーム33が支軸44を中心として回転し、後羽根25~28が互いに重なる領域を変化させつつ主としてZ方向に移動する。
本実施形態においては、後羽根駆動バネ54はねじりコイルバネで構成されており、図3に示すように、後羽根駆動バネ54のコイル部は、後羽根駆動レバー52の軸部521の周囲に配置される。また、後羽根駆動バネ54の一端は後羽根駆動レバー52の係合部528(図7参照)に係合している。後羽根駆動バネ54の他端は羽根駆動装置1が取り付けられるフレーム(図示せず)に係合している。この後羽根駆動バネ54は、図1において後羽根駆動軸12を中心として後羽根駆動レバー52を反時計回りに付勢するようにねじられた状態で配置されている。
図1に示すように、羽根駆動装置1は、後羽根駆動レバー52を所定位置に保持する後羽根レバー保持手段としての後羽根電磁石6を備えている。露光動作が完了した状態(図1)から後述する動作によって後羽根駆動レバー52を後羽根駆動バネ54の付勢力に抗して時計回りに回転してチャージすることができる。後羽根駆動レバー52は、チャージされた位置で後羽根電磁石6により保持され、所定のタイミングで後羽根電磁石6による保持が解除される。これにより、後羽根駆動レバー52は、後羽根駆動バネ54の付勢力によって図1に示す位置まで反時計回りに回転する。以下、図1に示す後羽根駆動レバー52の位置を「後羽根リリース位置」といい、後羽根電磁石により保持される位置を「後羽根チャージ位置」ということとする。また、後羽根駆動レバー52が後羽根駆動バネ54により付勢される方向、すなわち後羽根チャージ位置から後羽根リリース位置に向かう方向(図1の反時計回り)を「後羽根リリース方向」といい、これと反対の方向を「後羽根チャージ方向」ということとする。
図8は、ロック部材80を示す斜視図である。図8に示すように、ロック部材80は、枠体10の軸受部19に装着される軸部81と、軸部81から半径方向外側に延びるストッパ部82と、軸部81からストッパ部82とは異なる方向で半径方向外側に延びる作動部83と、ロックバネ55(図3参照)の一端を受けるバネ受け84と、枠体10に形成された溝7(図1参照)に収容される係合片85とを有している。
本実施形態におけるロックバネ55はねじりコイルバネで構成されており、図3に示すように、ロックバネ55のコイル部は、ロック部材80の軸部81の周囲に配置される。このロックバネ55の一端はバネ受け84に係合し、他端は枠体10に設けられたバネ受け8(図3参照)に係合している。このロックバネ55は、図1においてロック部材80の軸部81(ロック軸)を中心にしてロック部材80を反時計回りに付勢するようにねじられた状態で配置されている。以下、このロック部材80がロックバネ55により付勢される方向を「ロック方向」といい、これと反対の方向を「アンロック方向」ということとする。ロック部材80にロックバネ55の付勢力以外の外力が作用していない状態では、ロック部材80はロックバネ55によりロック方向に付勢され、ロック部材80の係合片85が溝7の端部まで移動した状態となる。
ロック部材80のストッパ部82は、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の突起部614に係合可能に構成されており、ロック部材80のストッパ部82が先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の突起部614に係合することで、第1のレバー部材61が先羽根展開位置に向かって回転することが規制される。
図9Aは、複合カム部材70を示す斜視図、図9Bは底面図、図9Cは図9BのC-C線断面図、図9Dは図9BのD-D線断面図、図9Eは図9BのE-E線断面図、図9Fは図9BのF-F線断面図である。図9Aから図9Fに示すように、複合カム部材70は、外周に歯が形成されたギア71と、枠体10の複合カム軸13が挿通される軸部72と、後羽根駆動レバー52を後羽根チャージ位置に向けて移動させる後羽根チャージカム73と、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62を先羽根チャージ位置に向けて移動させる先羽根チャージカム74と、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61を先羽根チャージ位置に向けて押すプッシュカム75と、後述するロック部材80と先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61とのロック状態を解除するアンロックカム76とを含んでいる。
複合カム部材70の軸部72に枠体10の複合カム軸13が挿通されることで、複合カム部材70が枠体10の複合カム軸13を中心として回転できるようになっている。複合カム部材70のギア71は、図示しないモータにより駆動される歯車機構3(図1参照)の歯車と噛合している。したがって、複合カム部材70は、歯車機構3の駆動により複合カム軸13を中心として回転するようになっている。
図9Cに示すように、後羽根チャージカム73は、軸部72から所定の角度範囲で半径方向外側に延びている。この後羽根チャージカム73は、Y方向において後羽根駆動レバー52のローラ525と同一の高さに配置されており、複合カム部材70が回転することにより後羽根駆動レバー52のローラ525に当接するようになっている。
図9Dに示すように、先羽根チャージカム74は、軸部72から所定の角度範囲で半径方向外側に延びている。図9Cにおいて、先羽根チャージカム74の大部分は後羽根チャージカム73と重なっていないが、その一部において周方向に重なっている。この先羽根チャージカム74は、Y方向において先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62のローラ625と同一の高さに配置されており、複合カム部材70が回転することにより先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62のローラ625に当接するようになっている。
図9Bに示すように、後羽根チャージカム73と先羽根チャージカム74とはY方向に離間して配置されており、後羽根チャージカム73と先羽根チャージカム74との間には空間78が形成されている。この空間78には、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の第2の腕部629と後羽根駆動レバー52の第2の腕部529が位置しており、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の第2の腕部629から-Y方向に延びるローラ625が先羽根チャージカム74に当接し、後羽根駆動レバー52の第2の腕部529から+Y方向に延びるローラ525が後羽根チャージカム73に当接するように構成される。
プッシュカム75は、先羽根チャージカム74の-Y方向側に位置している。このプッシュカム75は、Y方向において先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の作動部615と同一の高さに配置されており、複合カム部材70が回転することにより先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の作動部615に当接するようになっている。
アンロックカム76は、プッシュカム75の-Y方向側に位置している。このアンロックカム76は、Y方向においてロック部材80の作動部83と同一の高さに配置されており、複合カム部材70が回転することによりロック部材80の作動部83に当接するようになっている。
次に、このような構成の羽根駆動装置1の動作について説明する。この羽根駆動装置1では、図1に示す露光動作完了状態から後羽根25~28が枠体10の開口Sから退避した位置に移動してセット動作が完了する。この状態でカメラのレリーズボタンが押されると、後羽根25~28がその位置に留まったまま、先羽根21~24が枠体10の開口Sを一旦閉じる。そして、先羽根21~24が開口Sを開き始めることによって撮影露光が開始される。先羽根21~24に続いて後羽根25~28が開口S内に進入し、後羽根25~28が開口Sを閉じ切ったときに撮影露光が完了する。以下、この一連の動作を図10Aから図17Bを参照して説明する。
図10A、図11A、図12A、図13A、図14A、図15A、図16A、及び図17Aは、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62、後羽根駆動レバー52、及び複合カム部材70の位置関係を示す模式図、図10B、図11B、図12B、図13B、図14B、図15B、図16B、及び図17Bは、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61、ロック部材80、及び複合カム部材70の位置関係を示す模式図である。図10A及び図10Bは露光動作が完了したとき、図11A及び図11Bはセット動作中、図12A及び図12Bはセット動作が完了したとき、図13A、図13B、図14A、図14B、図15A、図15B、図16A、及び図16Bはレリーズボタンを押した後、図17A及び図17Bは露光動作中の状態をそれぞれ示している。図10A及び図17Aにおいて、複合カム部材70は、後羽根チャージカム73と先羽根チャージカム74との間に位置する平面で切断した断面図で示されており、図11A、図12A、図13A、図14A、図15A、及び図16Aにおいて、複合カム部材70は、後羽根チャージカム73を含む平面で切断したときの断面図で示されており、図10B、図11B、図12B、図13B、図14B、図15B、図16B、及び図17Bにおいて、複合カム部材70は、プッシュカム75を含む平面で切断した断面図で示されている。
図10Aに示すように、露光動作が完了した状態では、複合カム部材70の先羽根チャージカム74は、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62のローラ625と接触していないため、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62は先羽根駆動バネ53の付勢力によって先羽根リリース位置に移動されている。また、複合カム部材70の後羽根チャージカム73は、後羽根駆動レバー52のローラ525と接触していないため、後羽根駆動レバー52は後羽根駆動バネ54の付勢力によって後羽根リリース位置に移動されている。
図10Bに示すように、ロック部材80は複合カム部材70のアンロックカム76と接触していないため、ロック部材80はロックバネ55の付勢力によってロック方向に移動されている。このとき、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の突起部614がロック部材80のストッパ部82に当接し、第1のレバー部材61の先羽根展開位置に向かう回転が規制され、第1のレバー部材61は先羽根退避位置に留まる。これにより、先羽根21~24は、第1のレバー部材61の先羽根駆動部613に連結された先羽根アーム31と上述したリンク機構を介して開口Sから退避した位置に留まる。
この露光動作が完了した状態からセット動作を行う際は、図示しないモータにより歯車機構3を駆動して複合カム部材70を図10Aにおいて反時計回りに回転させる。このように複合カム部材70が回転すると、図11Aに示すように、複合カム部材70の先羽根チャージカム74が先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62のローラ625に接触して、先羽根チャージカム74が先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62を先羽根駆動バネ53の付勢力に抗して先羽根チャージ方向(図11Aにおける時計回り)に先羽根チャージ位置まで回転させる。ここで、先羽根チャージカム74が当接する先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の面が曲面(ローラ625の外周面)であるため、先羽根チャージカム74が第2のレバー部材62に当接する際の摩擦力を軽減することができ、第2のレバー部材62を回転させるために必要なトルクを軽減することができる。なお、第2のレバー部材62のローラ625に代えて円筒状のピンを用いてもよい。
このとき、図11Bに示すように、複合カム部材70が回転しても、複合カム部材70のアンロックカム76がロック部材80に接触しないようになっている。したがって、ロック部材80のストッパ部82は先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の突起部614に係合したままであり、第1のレバー部材61は先羽根退避位置から移動せず、先羽根21~24も移動しない。
同様に、複合カム部材70が回転すると、図11Aに示すように、複合カム部材70の後羽根チャージカム73が後羽根駆動レバー52のローラ525に接触して、後羽根チャージカム73が後羽根駆動レバー52を後羽根駆動バネ54の付勢力に抗して後羽根チャージ方向(図11Aにおける時計回り)に後羽根チャージ位置まで回転させる。これにより、後羽根25~28は、後羽根駆動レバー52の後羽根駆動部523に連結された後羽根アーム34と上述したリンク機構を介して互いに重なる領域を変化させつつ主として+Z方向に移動して枠体10の開口Sの外側に退避する。ここで、後羽根チャージカム73が当接する後羽根駆動レバー52の面が曲面(ローラ525の外周面)であるため、後羽根チャージカム73が後羽根駆動レバー52に当接する際の摩擦力を軽減することができ、後羽根駆動レバー52を回転させるために必要なトルクを軽減することができる。なお、後羽根駆動レバー52のローラ525に代えて円筒状のピンを用いてもよい。
このように、複合カム部材70の後羽根チャージカム73により後羽根駆動レバー52が後羽根チャージ方向に回転することにより、図12Aに示すように、後羽根25~28が枠体10の開口Sから退避した位置に移動することでセット動作が完了する。このとき、図12Bに示すように、複合カム部材70のアンロックカム76はロック部材80に接触しないため、ロック部材80のストッパ部82は先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の突起部614に係合したままである。したがって、第1のレバー部材61は先羽根退避位置から移動せず、先羽根21~24も移動せずに枠体10の開口Sの外側に退避した位置に留まる。したがって、このセット動作が完了した状態では、図12A及び図12Bに示すように、枠体10の開口Sが完全に開放された状態となる。この状態では、撮影前の被写体をカメラの撮像素子で撮像して電子ファインダや液晶モニタに表示することができる。
この状態でカメラのレリーズボタンが押されると、先羽根電磁石5のコイル及び後羽根電磁石6のコイルに電流が供給される。これにより、先羽根電磁石5の鉄心5A(図12A参照)に先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の金属板626が磁力により吸着され、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62が先羽根チャージ位置に保持される。また、後羽根電磁石6の鉄心6A(図12A参照)に後羽根駆動レバー52の金属板526が磁力により吸着され、後羽根駆動レバー52が後羽根チャージ位置に保持される。
そして、歯車機構3を駆動して複合カム部材70を図13A及び図13Bに示すように反時計回りに回転させる。このとき、図13Aに示すように、複合カム部材70の先羽根チャージカム74が先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62のローラ625に当接し、後羽根チャージカム73が後羽根駆動レバー52のローラ525に当接しているため、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62及び後羽根駆動レバー52はそれぞれ位置を変えない。
一方、図13Bに示すように、複合カム部材70が回転すると、複合カム部材70のアンロックカム76がロック部材80の作動部83に接触して、ロック部材80がロックバネ55の付勢力に抗してアンロック方向に押されて回転する。これにより、ロック部材80のストッパ部82と先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の突起部614との係合が解除され、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61は戻しバネの付勢力によって先羽根展開位置に向かって回転する。これにより、先羽根21~24は、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の先羽根駆動部613に連結された先羽根アーム31と上述したリンク機構を介して互いに重なる領域を変化させつつ主として+Z方向に移動する。
さらに複合カム部材70が回転すると、図14Bに示すように、複合カム部材70のプッシュカム75が先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の作動部615に接触して、複合カム部材70のプッシュカム75が第1のレバー部材61を先羽根展開位置に向けて押す。なお、このときも、図14Aに示すように、複合カム部材70の先羽根チャージカム74は先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62のローラ625に当接し、後羽根チャージカム73は後羽根駆動レバー52のローラ525に当接しているため、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62及び後羽根駆動レバー52はそれぞれ位置を変えない。
このように、戻しバネによる付勢力及び複合カム部材70のプッシュカム75による押圧によって先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61を先羽根展開位置まで回転させることで、図15Bに示すように、先羽根21~24が、第1のレバー部材61の先羽根駆動部613に連結された先羽根アーム31と上述したリンク機構によって+Z方向に移動し、枠体10の開口Sが先羽根21~24によって塞がれる。

このとき、図15Aに示すように、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62のローラ625は複合カム部材70の先羽根チャージカム74から離れるが、先羽根電磁石5のコイルに電流が供給されているため、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の金属板626が磁力により先羽根電磁石5の鉄心5Aに吸着され、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62は先羽根チャージ位置に保持される。同様に、後羽根駆動レバー52のローラ525は複合カム部材70の後羽根チャージカム73から離れるが、後羽根電磁石6のコイルに電流が供給されているため、後羽根駆動レバー52の金属板526が磁力により後羽根電磁石6の鉄心6Aに吸着され、後羽根駆動レバー52は後羽根チャージ位置に保持される。
ここで、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61が先羽根展開位置に移動した際には、図15Bに示すように、上述した複合カム部材70のプッシュカム75が第1のレバー部材61の作動部615に当接するようになっている。このため、第1のレバー部材61はどちらの方向にも移動することができない。したがって、第1のレバー部材61が先羽根展開位置に移動した際の衝撃によって第1のレバー部材61が跳ね返って戻ってくることが抑制される。このように、第1のレバー部材61の跳ね返りを抑制するために別部材を必要としないため、部品点数を低減するとともに装置を小型化することができる。
次に、歯車機構3を駆動して複合カム部材70をさらに回転させ、図16Bに示すように、複合カム部材70のプッシュカム75を先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61の作動部615に干渉しない位置まで移動させる。このとき、図16Aに示すように、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62及び後羽根駆動レバー52は、上述した電磁石5,6によりそれぞれ先羽根チャージ位置及び後羽根チャージ位置に保持されたままである。
露光動作を開始する際は、まず先羽根電磁石5のコイルへの電流の供給を止める。これにより、先羽根電磁石5による先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62の電磁吸着が解除され、図17Aに示すように、第2のレバー部材62が先羽根駆動バネ53の付勢力により先羽根チャージ位置から先羽根リリース位置に向かって移動する。このとき、第2のレバー部材62の係合部622Aが第1のレバー部材61の腕部612の側面612Aに係合するため、第1のレバー部材61と第2のレバー部材62とが一体となって回転し、図17Bに示すように、第1のレバー部材61は先羽根退避位置に向かって移動する。これに伴い、先羽根21~24が、第1のレバー部材61の先羽根駆動部613に連結された先羽根アーム31と上述したリンク機構を介して互いに重なる領域を変化させつつ主として-Z方向に移動する。
露光動作開始から所望の露光時間経過後、後羽根電磁石6のコイルへの電流の供給を止める。これにより、後羽根電磁石6による後羽根駆動レバー52の電磁吸着が解除され、図17Aに示すように、後羽根駆動レバー52が後羽根駆動バネ54の付勢力により後羽根チャージ位置から後羽根リリース位置に向かって移動する。これに伴い、後羽根25~28が、後羽根駆動レバー52の後羽根駆動部523に連結された後羽根アーム34と上述したリンク機構を介して互いに重なる領域を変化させつつ、先羽根21~24に続いて主として-Z方向に移動する。
このような露光動作によって、図17A及び図17Bに示すように、先羽根21と後羽根28との間に形成される露光用の間隙Eが枠体10の開口Sの下方から上方に向かって移動し、撮像素子に対する露光が行われる。先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62及び後羽根駆動レバー52がそれぞれ先羽根リリース位置及び後羽根リリース位置に至ることで露光動作が完了し、図10A及び図10Bに示す状態となる。
以上のように、本実施形態によれば、セット動作後に先羽根21~24を移動させるときに、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61に、戻しバネの付勢力だけではなく、複合カム部材70のプッシュカム75による押圧力が作用するので、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61を先羽根展開位置まで高速で戻すことが可能となり、高速の撮影が可能となる。また、複合カム部材70のプッシュカム75によって第1のレバー部材61を先羽根展開位置まで移動させることができるので、先羽根21~24を先羽根展開位置に戻すための戻しバネのトルクを低減できるばかりでなく、そのような戻しバネをなくすことも可能である。
また、本実施形態では、後羽根駆動レバー52を後羽根チャージ位置に向けて移動させる後羽根チャージカム73と、先羽根駆動レバー51の第2のレバー部材62を先羽根チャージ位置に向けて移動させる先羽根チャージカム74と、先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61を先羽根チャージ位置に向けて押すプッシュカム75と、ロック部材80と先羽根駆動レバー51の第1のレバー部材61とのロック状態を解除するアンロックカム76とをすべて複合カム部材70に形成しているため、部品点数を低減するとともに装置を小型化することができる。
上述した実施形態においては、フォーカルプレーンシャッタの先幕として4枚の先羽根21~24を用い、後幕として4枚の後羽根25~28を用いた例を説明したが、先幕を構成する先羽根及び後幕を構成する後羽根の枚数はそれぞれ1枚以上であれば何枚であってもよい。
また、上述した実施形態では、ロック部材80をロックバネ55によりロック方向に付勢しているが、ロック部材80をモータなどの駆動機構に連結し、この駆動機構を駆動することによりロック部材80をロック方向及びアンロック方向に移動させてもよい。
なお、本明細書において使用した位置関係を示す用語は、図示した実施形態との関連において使用されているのであり、装置の相対的な位置関係によって変化するものである。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 羽根駆動装置
3 歯車機構
5 先羽根電磁石
6 後羽根電磁石
10 枠体
11 先羽根駆動軸
12 後羽根駆動軸
13 複合カム軸
14,15 円弧孔
21~24 先羽根
25~28 後羽根
31,32 先羽根アーム(先羽根アーム部)
33,34 後羽根アーム(後羽根アーム部)
41~44 支軸
51 先羽根駆動レバー
52 後羽根駆動レバー
53 先羽根駆動バネ
54 後羽根駆動バネ
55 ロックバネ
61 第1のレバー部材
62 第2のレバー部材
70 複合カム部材
71 ギア
72 軸部
73 後羽根チャージカム
74 先羽根チャージカム
75 プッシュカム
76 アンロックカム
80 ロック部材
82 ストッパ部
83 作動部
314 レバー連結孔
344 レバー連結孔
523 後羽根駆動部
525 ローラ
613 先羽根駆動部
614 突起部
615 作動部
622A 係合部
625 ローラ
E 間隙
S 開口

Claims (8)

  1. 開口が形成された枠体と、
    前記開口を開閉するように移動可能な少なくとも1枚の先羽根と、
    前記少なくとも1枚の先羽根に連結された先羽根アーム部と、
    前記少なくとも1枚の先羽根を開閉するための先羽根駆動レバーであって、
    前記先羽根アーム部に連結される先羽根駆動部を有し、先羽根駆動軸を中心として先羽根展開位置と先羽根退避位置との間で回転可能な第1のレバー部材と、
    前記先羽根駆動軸を中心として先羽根チャージ位置と先羽根リリース位置との間で回転可能な第2のレバー部材であって、前記先羽根チャージ位置から前記先羽根リリース位置に向かって回転する際に前記第1のレバー部材に係合する係合部を有する第2のレバー部材と
    を有する先羽根駆動レバーと、
    前記先羽根駆動レバーの前記第2のレバー部材を前記先羽根チャージ位置から前記先羽根リリース位置に向けて付勢する先羽根駆動バネと、
    ロック軸を中心として回転可能なロック部材であって、前記先羽根駆動レバーの前記第1のレバー部材に係合して前記第1のレバー部材を前記先羽根退避位置にロック可能なロック部材と、
    複合カム軸を中心として回転可能な複合カム部材であって、
    前記複合カム軸を中心として回転することにより前記ロック部材を押して前記ロック部材と前記先羽根駆動レバーの前記第1のレバー部材とのロック状態を解除するアンロックカムと、
    前記複合カム軸を中心として回転することにより前記先羽根駆動レバーの前記第1のレバー部材を前記先羽根展開位置に向けて押すプッシュカムと
    を有する複合カム部材と、
    前記先羽根駆動バネの付勢力に抗して前記先羽根駆動レバーの前記第2のレバー部材を前記先羽根チャージ位置に保持する先羽根レバー保持手段と、
    前記先羽根駆動レバーの前記第2のレバー部材に当接して前記第2のレバー部材を前記先羽根チャージ位置に向けて移動させる先羽根チャージカムと
    を備える、羽根駆動装置。
  2. 前記複合カム部材の前記プッシュカムは、前記先羽根駆動レバーの前記第1のレバー部材が前記先羽根展開位置に移動した際に前記先羽根駆動レバーの前記第1のレバー部材に当接するように構成される、請求項1に記載の羽根駆動装置。
  3. 前記先羽根チャージカムは、前記複合カム部材に形成される、請求項1又は2に記載の羽根駆動装置。
  4. 前記先羽根駆動レバーの前記第のレバー部材を前記先羽根退避位置から前記先羽根展開位置に向けて付勢する戻しバネをさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の羽根駆動装置。
  5. 前記ロック部材をロック方向に付勢して前記ロック部材と前記先羽根駆動レバーの前記第1のレバー部材とのロック状態を保持するロックバネをさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の羽根駆動装置。
  6. 前記開口を開閉するように移動可能な少なくとも1枚の後羽根と、
    前記少なくとも1枚の後羽根に連結された後羽根アーム部と、
    前記後羽根アーム部に連結される後羽根駆動部を有し、後羽根駆動軸を中心として後羽根チャージ位置と後羽根リリース位置との間で回転可能な後羽根駆動レバーと、
    前記後羽根駆動レバーを前記後羽根チャージ位置から前記後羽根リリース位置に向けて付勢する後羽根駆動バネと、
    前記後羽根駆動バネの付勢力に抗して前記後羽根駆動レバーを前記後羽根チャージ位置に保持する後羽根レバー保持手段と、
    前記後羽根駆動レバーに当接して前記後羽根駆動レバーを前記後羽根チャージ位置に向けて移動させる後羽根チャージカムと
    をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の羽根駆動装置。
  7. 前記後羽根チャージカムは、前記複合カム部材に形成される、請求項6に記載の羽根駆動装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の羽根駆動装置と、
    前記羽根駆動装置の前記枠体の前記開口を透過した光が結像する面に配置された撮像素子と
    を備えた、撮像装置。
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