JP4815811B2 - 電子カメラ - Google Patents
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Description
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の電子カメラにおいて、シャッタ閉駆動源の駆動力は、ミラー駆動源の駆動力によってチャージされることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の電子カメラにおいて、ミラーダウンの開始信号と、起動信号とが同時に出力されると、ミラー駆動レバーがミラーをミラーダウンさせる前に、一体化機構がミラー駆動レバーとシャッタ駆動レバーとを独立して駆動可能とすることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、一体化機構は、永久磁石と電磁コイルからなるコンビネーションマグネットを有することを特徴とする。
図1〜11を参照して、本発明による電子カメラの一実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態による電子カメラである一眼レフタイプのカメラボディ1とカメラボディ1に装着する撮影レンズ2を示した斜視図である。カメラボディ1にはレリーズボタン4と、撮像素子であるCCD5と、カメラボディ1の各部を制御する制御回路101とが設けられている。301は、撮影レンズ2からの被写体像をCCD5に導くための撮影光路である。本実施の形態の電子カメラでは、制御回路101からの制御信号によってCCD5の電荷の蓄積時間を制御する、いわゆる電子シャッタと呼ばれるもので露出時間を制御する。カメラボディ1に撮影レンズ2を装着すると、レンズ側絞りレバー3とカメラ側の絞りレバー323の当接部323aとが当接する。レンズ側絞りレバー3は、カメラ側の絞りレバー323により駆動されて所定の絞り値に制御される。なお、本実施の形態では、撮影レンズ2が取り付けられるカメラボディ1の前方を正面と呼び、CCD5が設けられるカメラボディ1の後方を背面と呼ぶ。
図2および図3は、カメラボディ1に組み込まれるミラーボックスと、絞り機構と、シャッタ機構とを示す斜視図である。また、図4〜6はミラーボックスおよびシャッタ機構を側面から見た図であり、図4は、撮影開始前の状態を示す図であり、図5は、レリーズ後の状態を示す図であり、図6は、レリーズ後にリセット動作を開始した直後の状態を示す図である。ミラーボックス300の内部にはメインミラー321が設けられている(図2,3)。ミラーボックス300の側面には軸326が設けられ、絞り連動レバー323と、ミラーアップレバー324と、絞り駆動レバー325と、シャッターチャージレバー341とが、その軸326に回動可能に取り付けられている。さらにミラーボックス300には、後述する絞り制御機構200とシャッタ機構400とが取り付けられる。
図7は、絞り機構200を示す斜視図である。絞り機構200は、各部品が配設された制御基板230と駆動基板290とから構成される。制御基板230には、絞り値を制御するための各部品が配設されている。駆動基板290には、上述の制御基板230と、絞り機構に係る各部品と、伝達レバー205と、リセットレバー208と、シーケンス駆動レバー218と、カム220と、蓋基板250とが配設されている。
図10(a),(b)および図11(a),(b)は、シャッタ機構400を示す図である。シャッタ機構400は、CCD5を遮光する閉状態(図10(a),(b))と、CCD5に被写体像を導く開状態(図11(a),(b))との間で開閉動作を行う一組のシャッタ羽根を有する機構である。図10(a)および図11(a)は、シャッタ機構400を正面から見た正面図であり、図10(b)および図11(b)は、後述するシャッタカバー板490を外したシャッタ機構400の内部を背面から見た図である。シャッタ機構400は、ミラーボックス300の背面に取り付けられる。
(1) シャッターチャージレバー341の角度位置がシャッタ駆動端341aでシャッタ駆動ボス421を押圧しない角度位置である場合、シャッタ機構400は、開閉レバー戻しバネ401の付勢力によって各レバー420,430が旋回されて、シャッタ羽根460で開口411,491を遮蔽する(図10(a),(b))。
(2) シャッターチャージレバー341が旋回されてシャッタ駆動端341aでシャッタ駆動ボス421を上方に押圧する場合、開閉レバー420が開閉レバー戻しバネ401の付勢力に抗して旋回されるので、シャッタ機構400は、シャッタ羽根460が下方に引き下げられる。
(3) シャッタ駆動端341aによるシャッタ駆動ボス421の押圧が進行すると、シャッタ機構400は、シャッタ羽根460が開口411,491の下端よりも下方に引き下げられて、図11(a),(b)に示すように、開口411,491を開放する。
本実施の形態の電子カメラで撮影する際の各部の動作について説明する。図8(a)は、撮影開始前のシーケンス駆動レバー218とカム220の状態を示す。カム面222がローラ219aを押圧することにより、シーケンス駆動レバー218が左回転方向に駆動されて停止している。カメラボディ1を側面から見た場合、図4に示すように、シーケンス駆動レバー218の先端部218bはカメラボディ1の正面に向かって駆動されて停止している。
(1) ミラーアップの駆動力であるミラーアップバネ331の付勢力でミラーアップレバー324およびシャッターチャージレバー341を回動させることで開閉レバー420のシャッタ駆動ボス421を駆動して、シャッタ羽根460を開動作させるように構成した。そして、ミラーアップレバー324の左旋開始前に、コンビネーションマグネット350の可動鉄心353を釈放して、シャッターチャージレバー341を左旋可能とすることで、開閉レバー戻しバネ401の付勢力でシャッタ羽根460を閉動作させるように構成した。これにより、シャッタを所定のタイミングで駆動するために複雑な駆動機構を用いる必要がないので、シャッタ羽根460の駆動に要する部品を大幅に削減でき、コストおよび小型化の際のスペースの面で優れた電子カメラ、シャッタ機構、およびミラー駆動機構を実現できる。
(1) 上述の説明では、シャッターチャージレバー341にコンビネーションマグネット350が取り付けられ、ミラーアップレバー324の可動鉄心係止端324bに可動鉄心353の係合溝部353aが係止されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、上述の説明とは逆に、ミラーアップレバー324にコンビネーションマグネット350が取り付けられ、シャッターチャージレバー341側に可動鉄心353の係合溝部353aが係止されるように構成してもよい。なお、シャッタ羽根460が閉動作する際のレスポンスの観点から、シャッターチャージレバー341側の慣性モーメントは小さいことが望ましい。
(6) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
5 CCD 101 制御回路
122 駆動モータ 200 絞り制御機構
218 シーケンス駆動レバー 218b 先端部
220 カム 300 ミラーボックス
301 撮影光路 321 メインミラー
321b ミラー駆動ピン 324 ミラーアップレバー
324a ミラー駆動端 331 ミラーアップバネ
341 シャッターチャージレバー 341a シャッタ駆動端
350 コンビネーションマグネット 400 シャッタ機構
401 開閉レバー戻しバネ 411,491 開口
420 開閉レバー 421 シャッタ駆動ボス
430 羽根駆動レバー 440 羽根主アーム
450 羽根従動アーム 460 シャッタ羽根
Claims (4)
- 撮影光路中にあってファインダーに被写体像を導くダウン姿勢と、撮影光路から退避して撮像素子に被写体像を導くアップ姿勢との2姿勢の間で駆動されるミラーと、
前記撮像素子を遮光する閉状態と前記撮像素子に被写体像を導く開状態との間で開閉動作を行う一組のシャッタ羽根と、
ミラーアップおよびミラーダウンの開始信号が入力されると前記ミラーを駆動するための駆動力を出力するミラー駆動源と、
前記ミラー駆動源の駆動力で駆動されると前記ミラーをミラーアップおよびミラーダウンさせるミラー駆動レバーと、
前記ミラー駆動レバーと独立して駆動可能であり、前記シャッタ羽根を開動作させるための駆動力を伝達するシャッタ駆動レバーと、
前記ミラー駆動源とは異なる駆動源であって、前記シャッタ羽根を閉動作させる駆動力を出力するシャッタ閉駆動源と、
前記ミラー駆動レバーと前記シャッタ駆動レバーとを一体的に駆動可能とし、起動信号が入力されると前記ミラー駆動レバーと前記シャッタ駆動レバーとをそれぞれ独立して駆動可能とする一体化機構とを備え、
前記ミラー駆動レバーと前記シャッタ駆動レバーとが前記一体化機構で一体化された状態で前記ミラー駆動レバーが前記ミラー駆動源の駆動力で駆動され前記ミラーがミラーアップされると、前記シャッタ駆動レバーは、前記ミラー駆動レバーとともに駆動されて前記ミラー駆動源の駆動力を前記シャッタ羽根を開動作させるための駆動力として伝達し、
前記起動信号が入力されると、前記一体化機構は、前記ミラー駆動レバーと前記シャッタ駆動レバーとをそれぞれ独立して駆動可能とし、前記シャッタ閉駆動源の駆動力による前記シャッタ羽根の閉動作が前記ミラーのミラーダウン動作に先立って開始されるように前記シャッタ閉駆動源による前記シャッタ羽根の閉動作を可能とすることを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記シャッタ閉駆動源の駆動力は、前記ミラー駆動源の駆動力によってチャージされることを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1または請求項2に記載の電子カメラにおいて、
前記ミラーダウンの開始信号と、前記起動信号とが同時に出力されると、前記ミラー駆動レバーが前記ミラーをミラーダウンさせる前に、前記一体化機構が前記ミラー駆動レバーと前記シャッタ駆動レバーとを独立して駆動可能とすることを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
前記一体化機構は、永久磁石と電磁コイルからなるコンビネーションマグネットを有することを特徴とする電子カメラ。
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