JP4727069B2 - 自動倉庫及びその移載装置 - Google Patents

自動倉庫及びその移載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4727069B2
JP4727069B2 JP2001165486A JP2001165486A JP4727069B2 JP 4727069 B2 JP4727069 B2 JP 4727069B2 JP 2001165486 A JP2001165486 A JP 2001165486A JP 2001165486 A JP2001165486 A JP 2001165486A JP 4727069 B2 JP4727069 B2 JP 4727069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
load
shelf
temporary storage
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001165486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002356205A (ja
Inventor
邦治 松田
佳純 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2001165486A priority Critical patent/JP4727069B2/ja
Publication of JP2002356205A publication Critical patent/JP2002356205A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4727069B2 publication Critical patent/JP4727069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動倉庫及びその移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動倉庫は様々のタイプのものがあるが、一般に、棚への荷の出し入れを1台のスタッカクレーンで行うスタッカクレーン方式と、各棚段ごとに自走台車を水平走行自在に配置した台車方式とが多用されており、何れにしても、スタッカクレーンや自走台車に、荷を棚に移し換えるための移し換え機構を設けている。
【0003】
他方、荷を格納する棚の構造から見ると、荷の底面の全体が重なるようにフラットになっている平棚方式や、荷の左右側部だけを支持するラック方式、或いは、奥行き方向に長く延びる支持体の多数個を多数並設した櫛歯方式などが採用されている。
【0004】
棚をラック方式にしている自動倉庫では一般にスタッカクレーンが使用されており、スタッカクレーンの昇降ユニットに、移し換え機構として、棚の内部に進退動するスライドフォークを設け、昇降ユニットの昇降動とスライドフォークの進退動との組合せによって荷の載せ換えが行われていることが多い。
【0005】
棚を櫛歯状に形成している場合は、移し換え機構はフォーク方式になっており、フォークの進退動と昇降動との組合せによって荷の載せ換えが行われる。
【0006】
その例として特開平5−310611号公報には、スタッカクレーンの昇降ユニットにフォークを進退動自在に設け、かつ、棚を櫛歯状に形成した自動倉庫が開示されており、この自動倉庫では、フォークの進退動と昇降ユニットの昇降動との組合せによって荷の載せ換えが行われる。
【0007】
他方、特開平4−179607号公報には、自走台車方式でかつ櫛歯状棚の自動倉庫において、フォークとこれを進退動させるモータとが備えられたユニットを、自走台車を走行させるためのリニアモータを利用して昇降させることが記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
移し換え機構としてピッカー付きアームを備えた構造の場合、アームの進退動とピッカーの回動等を別々の動力で行っているため、それだけ構造が複雑化するという問題があった。
【0009】
他方、スタッカクレーン方式では、フォークの昇降はスタッカクレーンが本来的に持っている昇降ユニットの昇降によって行うため、構造の複雑化は回避できると考えられるが、昇降ユニットを小刻みに昇降させなければならないため、制御が複雑になって高速での荷の出し入れが難しい問題があった。
【0010】
また、1台のスタッカクレーンに複数セットのフォークを設けている場合、複数セットのフォークを同時に昇降させざるを得ないため、複数セットのフォークで荷を個別に出し入れすることができないという問題もあった。
【0011】
更に、特開平4−179607号公報の構成では、自走台車を停止させてから、その走行用リニアモータをフォークの昇降に切り換えるための動作が必要になるため、荷を迅速に出し入れするのが難しいという問題があった。
【0012】
本発明は、これらの問題を改善することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、奥行き方向に長く延びる支持体を多数並設することによって櫛歯状に形成されている荷載置部に荷を載せ降ろしするための移載装置に関する。
【0014】
この移載装置は、前記荷載置部における隣合った支持体の間の空間に進入し得る細長いフォークを備えており、前記フォークは、下降した状態で隣り合った支持体の間に前進し切ると前記支持体群の上方に上昇して後退し、支持体群の上方に上昇した状態で前進し切ると隣り合った支持体の間に下降して後退するように、進退動と昇降動とが一連に連続するようにガイドされている
【0015】
そして、前記フォークは、当該フォークの進退方向に沿って配置された前後一対のスプロケットに巻き掛けられた無端帯に取り付けられており、前記無端帯の周回によって前記フォークの進退動と昇降動とを一連に連続させている。
【0016】
請求項の発明は、請求項1において、前記フォークの進退動は高速で行われ昇降動は低速で行われる。
【0017】
請求項の発明は自動倉庫に係るもので、この自動倉庫は、多数の荷を収納できる棚を多段に備えた格納庫と、平面視で前記棚と直線状に延びるように各段の棚ごとに配置した入庫用仮置き部と、前記入庫用仮置き部と棚との間に荷を移し換えるために各棚段ごとに水平走行自在に配置した自走台車と、任意の段の入庫用仮置き部に荷を載せ換えるための入庫用昇降台とを備えており、前記自走台車と入庫用昇降台とのうち少なくともいずれか一方に請求項1又は2に記載した移載装置を設けている。
【0018】
本発明においては、1つの移載装置に1つだけの移し換え機構を設けている場合と、複数の移し換え機構を設けている場合との両方を含んでいる。
【0019】
【発明の作用・効果】
本発明によると、フォークの進退動と昇降動とが一連の動きとしてスムースに行われるため、荷の載せ換えを迅速に行うことができる。
【0020】
また、移載装置の移し換え機構に無端帯を使用しており、スプロケットを正逆回転させて無端帯を正逆周回させことにより、荷を荷載置部に載せたり取り出したりすることができるため、構造がより簡単になる。
【0021】
請求項のように構成すると、荷載置部へのフォークの進退は高速で行いつつ、荷載置部への荷の載せ降ろしをゆっくりと行えるため、荷の損傷を防止することや、荷載置部及びフォークの耐久性を向上することを、荷の載せ降ろし能率を低下させることなく達成できる。
【0022】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は自動倉庫を入庫部の方から見た概略斜視図、図2は自動倉庫のうち入庫部寄りの概略平面図、図3は自動倉庫を出庫部の方から見た概略斜視図であり、先ず、これらの図に基づいて自動倉庫の全体を説明する。
【0024】
(1).概要
自動倉庫は、荷Wを間口方向に並べて並設できる棚1を多段に備えた格納庫2と、格納庫2の前面と重なるように配置した台車走行部3と、格納庫2と平面視で直列状に並ぶように配置した入庫用仮置き部4とを備えている。なお、図1では2つの自動倉庫を背中合わせに配置した状態を示している。
【0025】
格納庫2は、多数本のフロント支柱5とリア支柱6、及び各棚段ごとに配置したフロントフレーム7とリアフレーム8で主要骨組みが構成されている。他方、各台車走行部3は、格納庫2と共通のフロント支柱5と、リア支柱9と、各棚段ごとに配置したフロント及びリアのレール7,10とで主要骨組みが構成されており、一対のレール7,10を自走台車11が走行するようになっている。
【0026】
格納庫2及び台車走行部3のフロント支柱5、格納庫2のフロントフレーム7と台車走行部3のフロントレール7とはそれぞれ部材を共用しており、このため同じ符号で示している。
【0027】
入庫用仮置き部4は格納庫2と同様のフロント支柱5及びリア支柱6を備えており、これら支柱5,6と、各棚段ごとに配置したフロントレール12及びリアレール13とで主要骨組みが構成されている。入庫用仮置き部4の各レール12,13の対には、仮置き用台車(トラバーサー、或いは移動式仮置き棚と言い換えても良い)14が走行自在に配置されている。
【0028】
図1や図2に示すように、台車走行部3は入庫用仮置き部4の略中間部まで延びており、このため、仮置き用台車14から自走台車11に荷Wを載せ換えることができる。なお、入庫用仮置き部4は台車方式には限らず、ローラコンベヤ方式などでも良い。
【0029】
(2).入庫部
入庫用仮置き部4の前面に沿った部位でかつ台車走行部3の側方には、一対のコラム16を介して入庫用昇降台(リザーバ)17を昇降自在に配置している。また、入庫用仮置き部4の下方には、入庫用コンベヤ18の終端に接続された入庫用仮置きコンベヤ19を設けている。
【0030】
入庫用仮置きコンベヤ19と入庫用昇降台17と仮置き用台車14と自走台車11とは、それぞれ5個の荷Wを並べて載せ得るようになっている。入庫用昇降台17と自走台車11とが請求項1に記載した移載装置の例を成している。また、棚1と入庫用仮置きコンベヤ19と仮置き用台車14とは、いずれも請求項1に記載した荷載置部の一例を成している。
【0031】
入庫用仮置きコンベヤ19から5個の荷Wを一斉に入庫用昇降台17に載せ換え、次いで、入庫用昇降台17を入庫用仮置き部4の任意の高さまで上昇させて、その高さの仮置き用台車14に5個の荷Wを一斉に載せ換え、次いで、仮置き用台車14を棚1に向けて移動させてから、5個の荷Wを一斉に自走台車11に載せ換え、次いで、自走台車11を走行させて5個の荷Wを棚1の1ヵ所に一斉に、又は別々の箇所に収納するようになっている。
【0032】
すなわち、本実施形態の自動倉庫は、多数の荷を一斉に入庫できるようになっている。もちろん、1個ずつの荷Wを入庫する方式でも良い。複数個の荷Wを一斉に入庫する場合、個数は5個には限らず、2〜4個や6個以上にするなど、荷Wの大きさなどを考慮して任意に設定することができる。
【0033】
(3).出庫部
図3に示すように、格納庫2を挟んで入庫用仮置き用部4と反対側に位置した部位には、自走台車11から5個の荷Wを一斉に載せ換えできる長さの出庫用仮置きコンベヤ20を各棚段ごとに設けている。
【0034】
詳細は省略するが、出庫用仮置きコンベヤ20は、チェーンで駆動される多数のローラからなるローラコンベヤ方式になっており、隣り合ったローラの間には、上方と前方とに開口した空間が空いている。各出庫用仮置きコンベヤ20には、ベルト方式の払い出しコンベヤ23が接続されている。
【0035】
払い出しコンベヤ23の群の側方には、循環式出庫装置24を配置している。この循環式出庫装置24は、上下に長く延びる一対のガイドフレーム25と、その上端間と下端間とに回転自在に取り付けたスプロケット26と、上下のスプロケット26に巻き掛けたチェーン27と、棚段の高さ間隔と同じ間隔でチェーン27に取り付けた多数のリフター28とを備えている。リフター28はフォーク式になっている。
【0036】
一対のガイドフレーム25は支持フレーム29で倒れ不能に保持されている。図示していないが、ガイドフレーム29の下端部にはチェーン27を駆動するモータを取り付けている。
【0037】
最下段に位置した払い出しコンベヤ23と出庫用仮置きコンベヤ20との下方には、リフター28が通過する櫛歯型ベルトコンベヤ30と、これに接続された中継コンベヤ31とが配置されている。荷Wは、リフター28から櫛歯型ベルトコンベヤ30及び中継コンベヤ31に移載され、次いで、プッシャーのような横移動手段(図示せず)により、中継台32を介して出庫コンベヤ33に載せ換えられる。
【0038】
(4).棚1の構造
図4は棚1の分離斜視図、5は棚の側断面図であり、これら図4,5に示すように、棚1は、その奥行き方向に延びる多数本の支持体35を備えている。支持体35はパイプから成っており(棒材製や板材製などでも良い)、その前部を下向きに折り曲げることにより、側面視で横向きL字に形成されている。
【0039】
各支持体35の前後両端は支持フレーム36に固定されており、前部の支持フレーム36はフロントフレーム7の上向き凹溝7aに嵌め込まれており、後部の支持フレーム36はリアフレーム8に固定されている。
【0040】
本実施形態では、1個の荷Wに対応して7本(他の本数でも良い)の支持体35がセットになっており、隣り合ったセットの端部に位置した支持体35の間隔と、各セットにおいて隣り合った支持体35の間隔とを異ならせているが、棚1の全体にわたって各支持体35を全て同じ間隔で配置しても良い。
【0041】
(5).入庫用仮置き部4及び仮置き用台車14
図6は仮置き用台車14及び入庫用仮置き部4の部分斜視図、図7は同じく仮置き用台車14及び入庫用仮置き部4の縦断側面図である。これらの図に示すように、仮置き用台車14は、平面視矩形の車体フレーム37を備えており、この車体フレーム37に、棚1と同様に多数本の支持体35を固定している。
【0042】
また、車体フレーム37には、入庫用仮置き部4のレール12,13を走行する複数対の車輪38と、触れ止め用コロ39の対とを備えている。図7で示す符号40は光電式のセンサーであり、フロントレール12の起立片に一定間隔で形成した切欠きをこのセンサー40で検知することにより、仮置き用台車14の走行位置が制御される。
【0043】
図2に示すように、入庫用仮置き用部4の端部に位置したリア支柱6と、リアレール13に設けたブラケット(図示せず)とに、それぞれスプロケット41を回転自在に取り付け、これらにチェーン42を巻き掛けている。チェーン42は、入庫用仮置き用部4の端部に配置したモータ43で駆動される。
【0044】
そして、図2及び図7に示すように、チェーン42の一部を、ブラケット44を介して車体フレーム37の端部に固定している。従って、モータ43を正逆回転させることにより、仮置き用台車14を台車走行部3箇所に前進させたり後退させたりすることができる。
【0045】
(6).入庫用仮置きコンベヤ19
図8は入庫用仮置きコンベヤ19と入庫用昇降台17との概略平面図、図9は図8のIX−IX視図であり、入庫用仮置きコンベヤ19は、出庫用仮置きコンベヤ19と同様に、チェーン46で駆動される多数本のローラ47を前後支持フレーム48に軸支して成るローラコンベヤ方式になっている。
【0046】
そして、隣り合ったローラ47の間に、上方と前方(入庫用昇降台17の方向)に開口した空間を空けている。
【0047】
(7).入庫用昇降台(a)
次に、主として図10〜図17を参照して入庫用昇降台17について説明する。図10は概略斜視図、図11は分離斜視図、図12は部分平面図、図13は図12のXIII-XIII 視断面図、図14は部分的な平断面図、図15は図12及び図14のXV−XV視断面図、図16及び図17は動きを示す図である。
【0048】
図10〜図13から容易に理解できるように、入庫用昇降台17は、平面視長方形の本体フレーム49と、5組の移載ユニット50と備えており、本体フレーム49の左右両端にスペーサ51を介して昇降ガイド体52を設け、この昇降ガイド体52に、コラム16に沿って昇降するためのガイドローラ53を設けている。
【0049】
コラム16の上端と下端部とにはスプロケット(図示せず)を軸支しており、これに巻き掛けたチェーン54の一端に昇降ガイド52を固定している。すなわち、チェーン54で入庫用昇降台17を吊り下げている。チェーン54は図示しないモータで駆動される。
【0050】
本体フレーム49には、左右中間部に位置した広幅のセンターフレーム55と、センターフレーム55の左右両側に配置した一対ずつのサイドフレーム56と、左右両端寄りに位置したエンドフレーム57とが接続されている。サイドフレーム56の対には、前後一対ずつのスプロケット58が回転自在に軸支持されており、これらのスプロケット58に、それぞれ第1チェーン59を巻き掛けている。
【0051】
センターフレーム55とその両側のサイドフレーム56とには、前記両スプロケット58と平行に延びる1本の連動軸60が回転自在に取り付けられている一方、センターフレーム55の下面にはモータ61を取り付けており、モータ61の動力は、第2チェーン62を介して連動軸60に伝えられ、連動軸60の回転は第3チェーン63を介して第1チェーン59に伝えられる。
【0052】
図13に示すように、本体フレーム49に固定したブラケット64に、モータ61の主軸の回転を検知するロータリエンコーダ65を設けている。
【0053】
(8).入庫用昇降台(b)
前記各移載ユニット50はそれぞれ6本ずつ(他の本数でも良い)のフォーク67を備えており、例えば図15に示すように、各フォーク67の付け根部は、その上面に重なる1枚のベース板68と、その下面に重なる前後2本の補強フレーム69とにねじ等によって固定されている。ベース板68には、荷Wを位置決めするストッパー部68aが折り曲げ形成されている。
【0054】
例えば図10に示すように、ベース板68の中間部を挟んだ両側に、内側から順に、センターガイド板70と中間ガイド板71とエンドガイド板72とを固定している。例えば図11に示すように、各ガイド板70,71,72はベース板68の上下両方向に突出している。
【0055】
図11及び図12に示すように、センターガイド板70の下向き突出部は、センターフレーム55の側面に沿った部位に位置しており、中間ガイド板71の下向き突出部は前記した第1チェーン59に固定されている(図14参照)。また、エンドガイド板72の下向き突出部は、エンドフレーム57の側面に沿った部位に位置している。
【0056】
図12や図13に示すように、センターフレーム55の側面とエンドフレーム57の側面とには、上昇状態の移載ユニット50を支持する支持手段の一例として、それらフレーム55,57の長手方向に長く延びる支持レール73を固着している。
【0057】
他方、センターガイド板70とエンドガイド板72との下端部には、当該ガイド板70,71が上昇した状態で支持レール73上を転動し得るコロ74を取り付けている。
【0058】
(9).入庫用昇降台(c)
例えば図10や図11に示すように、各ガイド板70〜71の側面箇所には、側面視略L字状に形成されたガイドブロック板75を配置している。各ガイドブロック板75は、ベース板68の下方に位置した第1連結フレーム76と、ガイド板70〜72と反対側に位置した第2連結フレーム77及び第3連結フレーム78に固定されている。
【0059】
そして、例えば図11及び図13から容易に理解できるように、外側に位置した中間フレーム71の上面に固定レール79を固着する一方、第1連結フレーム76と第3連結フレーム78とに、固定レール79に抜け不能に摺動自在に装着された可動レール80を固着している。従って、各ガイドブロック板75は固定レール79に沿って一斉に水平動し得る。
【0060】
図15から容易に理解できるように、各ガイドブロック板75の上端部には上下に延びる溝穴81を形成している一方、各ガイド板70〜72の上端には、前記溝穴81に嵌まるガイドローラ82を回転自在に取り付けている。
【0061】
また、ガイドブロック板75には、ガイド板70〜72の背面と前面に当たるローラ83を回転自在に取り付けている。更に、図13に示すように、各ガイドブロック板75には、ガイド板70〜71の側面に当たる上下一対の触れ止め用ローラ84を回転自在に取り付けている。
【0062】
例えば図11に示すように、本体フレーム49の左右両端部には、投光部と受光部とからなる光電式センサーのような荷検知センサー83を複数個設けている。また、本体フレーム49のうち入庫用仮置きコンベヤ19の側に位置したコーナー部には、端に位置した荷Wが横ずれするのを防止するガイド支柱86を立設している。
【0063】
(10). 入庫用昇降台(d)
各ガイド板70〜72と各ガイドブロック板75とは相対的に前後動しないため、各移載ユニット50と各ガイドブロック板75とは固定レール79に沿って同時に水平動し、かつ、各移載ユニット50は各ガイドブロック板75に対して相対的に昇降し得る。
【0064】
従って、モータ61を駆動して第1チェーン59を正逆駆動すると、周回させると、図16に示すように、各移載ユニット50は、下降状態で前進してから上昇して後退したり、上昇状態で前進してから下降して後退したりする。いうまでもないが、移載ユニット50は、第1チェーン59が巻き掛けられているスプロケット58のピッチ円の直径と同じ寸法Hだけ昇降する。
【0065】
そして、入庫用昇降台17を最も低く下降させた状態で、図17に示すように、1台のモータ61を正転させると、第1チェーン59の周回に伴って、各移載ユニット50のフォーク67が下降状態で前進してから上昇して後退することにより、入庫用仮置きコンベヤ19に載置された5個の荷Wは一斉に入庫用昇降台17に移し換えられる。
【0066】
この場合、移載ユニット50が上昇て後退に転じるのと殆ど同時に、ガイド板70,72のコロ75が支持レール73に載るように設定している。従って、移載ユニット50や荷Wの荷重が第1チェーン59に直接に作用することはなく、その結果、第1チェーン59の耐久性を格段に向上できると共に、荷Wを載せた状態での移載ユニット50の前後動もスムースに行うことができる。
【0067】
荷Wを入庫用昇降台17に載せ換えたら、入庫用昇降台17を所望の仮置き用台車14まで上昇させて、入庫用昇降台17のモータ61を逆転させる。すると、フォーク67が上昇状態で仮置き用台車14に向けて前進したのち下降して後退することにより、5個の荷Wは一斉に仮置き用台車14に載せ換えられる。
【0068】
荷Wを入庫用昇降台17に載せ降ろしする場合、ガイド板70〜72がどの位置にあるかはモータ61に設けたロータリエンコーダ65で検出できるから、水平移動は高速で行い、移載ユニット50が上昇に転じる前及び下降に転じる前に減速するようにモータ61の回転を制御する。
【0069】
これにより、フォーク67ゆっくりと昇降させることができるため、フォーク67に衝撃が掛かって耐久性が低下したり、荷Wがフォーク67で急激に押し上げられて損傷したり、或いは、荷Wが急激に仮置き用台車14に落ちて荷Wが損傷したりすることを防止できる。エンコーダ65で制御することに代えて、移載ユニット50の前進位置を検知する接触式又は非接触式のセンサーを設けてよい。
【0070】
なお、移載ユニット50をガイドブロック板75に対して昇降させるガイド手段や、ガイドブロック板75の水平動をガイドする手段などは、図示した構造には限らず、他のガイド機構を採用することができる。
【0071】
(11). 自走台車(a)
次に、図18〜図27に基づいて自走台車11を説明する。図18は全体の平面図、図19は概略斜視図であり、これらの図に示すように、自走台車11は、平面視で長方形に形成された本体フレーム89を備えており、本体フレーム89に、モータ90で駆動される一対ずつの走行車輪91と、フォーク67を備えた5つの移載ユニット88とを設けている。
【0072】
本体フレーム89は平面視で長いため、撓みを防止するため補助車輪91′を2組設けている。
【0073】
移載ユニット88はそれぞれフォーク67と駆動用モータ92を備えている。入庫用昇降台17とは異なって、自走台車11の各移載ユニット88は独自に駆動される。これは、棚1に荷Wを収納するに際して必ずしも棚1に一括収納できる空きがあるとは限らず、また、出庫すべき荷物が必ずしも5個並んでいるとは限らないからである。
【0074】
(12).自走台車(b)
以下、各移載ユニット88の詳細を図20以下の図面を参照して説明する。図20は1つの移載ユニット88を後方から見た概略斜視図、図20は1つの移載ユニット88の平面図、図22は図21のXXII−XXII視断面図、図23は図22のXXIII-XXIII 視平面図、図24は図22のXXIV-XXIV 視平断面図、図25は図22のXXV-XXV 視断面図、図26は図22のXXVI-XXVI 視断面図、図27は動きを示す図である。
【0075】
例えば図20から明らかなように、本体フレーム89には、1つの移載ユニット88に対応してセンターフレーム93とその両側に位置したサイドフレーム94との3本の補強フレームが固定されている。
【0076】
そして、図20や図21に示すように、両サイドフレーム94の上面に、そのほぼ全長にわたって長く延びるガイド軸95が軸受け96を介して固定されている。これら両ガイド軸95には、スライドブロック97が摺動自在に嵌め込まれており、スライドブロック97に、平面視でフレーム93,94を横切るように延びるガイドブロック板98が、ブラケット板99を介して固定されている。
【0077】
他方、センターフレーム93の両側部には平行に延びる回転軸100が軸受け101を介して軸支されており、これら前後の回転軸100の両端にそれぞれスプロケット102を取り付け、これら前後のスプロケット102にそれぞれ第1チェーン103を巻き掛けている。前記モータ92は、センターフレーム93に固定した台板92aに取り付けられており、モータ92の動力は、第2チェーン104を介して第1チェーン103に伝達される。
【0078】
ガイドブロック板98の前面には、当該ガイドブロック板98と平行に延びる昇降板105が配置されている。図22及び図23から容易に理解できるように、ガイドブロック板98に上下長手の固定レール106を設ける一方、昇降板105に、固定レール106に抜け不能で摺動自在に装着された可動レール107を取り付けている。
【0079】
従って、昇降板105はガイドブロック板98に対して昇降動することができ、しかも、ガイドブロック板98と一緒に水平移動することができる。ガイドブロック板98に矩形の穴108を形成し、この穴108に、昇降板105の背面に固定した2個の弾性体製ストッパー109が昇降自在に嵌まっている。
【0080】
弾性体製ストッパー109は、昇降板105が昇降するに際しての跳ね上がり現象を防止すると共に、上昇及び下降に際しての衝撃を緩衝するためのものである。ストッパー109と穴108との組合せに代えて、ストッパー突起同士の組合せなど、他の規制手段を採用しても良い。
【0081】
昇降板105には、左右のブラケット板110を介して水平状のベース板111が固定されており、このベース板111の下面に、フォーク67の付け根部を固定している。入庫用昇降台17の場合と同様に、ベース板111には、荷Wの位置決めを行うストッパー部111aを折り曲げ形成している。
【0082】
図22〜図24から容易に理解できるように、昇降板105には、センターフレーム93の外側に位置した一対の足部材112を固定しており、これら足部材112を第1チェーン103に取り付けている(足部材112に挿通したピンを第1チェーン103に挿通している)。
【0083】
また、センターフレーム93の左右両側部には、その長手方向に長く延びる支持レール113がブラケット114を介して固定されている一方、前記足部材112に、上昇した状態で支持レール73上を転動し得るコロ115を回転自在に取り付けている。
【0084】
図21及び図22に示すように、各移載ユニット88は、荷Wの有無を検知するセンサー116の群を備えている。
【0085】
(13).自走台車(c)
図27に示すように、モータ92を正転させて第1チェーン103を周回させると、移載ユニット88は下降した状態で前進してから上昇して後退する。これにより、仮置き用台車14や棚1から荷Wを取り出すことができる。モータ92を逆転させると、逆の動作により、荷Wを棚1や出庫用仮置きコンベヤ20に載せ換えることができる。
【0086】
この自走台車11においても、移載ユニット88が上昇した状態でコロ115が支持レール113に載っているため、第1チェーン103に荷重が作用することはなく、その結果、第1チェーン103の耐久性を高く保持できると共に、移載ユニット88の動きがスムースになる。
【0087】
(14). その他
本発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、移載装置の進退動と昇降とを一連の動きをワンモーションで行う無体帯としてはタイミンイグベルトのような他の無端帯を使用することもできる。
【0088】
更に、本発明は、自走台車方式の自動倉庫のみでなく、スタッカクレーン方式の自動倉庫などにも適用することができる。1つの荷を出し入れする移載装置にも適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動倉庫を入庫部側から見た概略斜視図である。
【図2】自動倉庫のうち入庫部寄りの部分の概略平面図である。
【図3】自動倉庫を出庫部の方から見た概略斜視図である。
【図4】棚の分離斜視図である。
【図5】棚の側断面図である。
【図6】仮置き用台車及び入庫用仮置き部の部分斜視図である。
【図7】仮置き用台車及び入庫用仮置き部の縦断側面図である。
【図8】入庫用仮置きコンベヤと入庫用昇降台との概略平面図である。
【図9】図8のIX−IX視図である。
【図10】入庫用昇降台の概略斜視図である。
【図11】入庫用昇降台の分離斜視図である。
【図12】入庫用昇降台の部分平面図である。
【図13】図12のXIII-XIII 視断面図である。
【図14】入庫用昇降台の部分的な平断面図である。
【図15】図12及び図14のXV−XV視断面図である。
【図16】移載ユニットの動きを示す図である。
【図17】移載ユニットの動きを示す図である。
【図18】自走台車の全体の平面図である。
【図19】自走台車の概略斜視図である。
【図20】1つの移載ユニットを後方から見た概略斜視図である。
【図21】1つの移載ユニットの平面図である。
【図22】図21のXXII−XXII視断面図である。
【図23】図22のXXIII-XXIII 視平面図である。
【図24】図22のXXIV-XXIV 視平断面図である。
【図25】図22のXXV-XXV 視断面図である。
【図26】図22のXXVI-XXVI 視断面図である。
【図27】移載ユニットの動きを示す図である。
1 棚
2 格納庫
3 台車走行部
4 入庫用仮置き部
11 自走台車
14 入庫用仮置き台車
17 入庫用昇降台
18 入庫用コンベヤ
19 入庫用仮置きコンベヤ
20 出庫用仮置きコンベヤ
23 払い出しコンベヤ
24 出庫装置
28 リフター
30 出庫用の櫛歯型ベルトコンベヤ
31 出庫用の中継コンベヤ
33 出庫コンベヤ
35 支持体
50 入庫用昇降台の移載ユニット
59,103 無端帯の一例としてのチェーン
67 フォーク
88 自走台車の移載ユニット

Claims (3)

  1. 奥行き方向に長く延びる支持体を多数並設することによって櫛歯状に形成されている荷載置部に荷を載せ降ろしするための移載装置であって、
    前記荷載置部における隣合った支持体の間の空間に進入し得る細長いフォークを備えており、前記フォークは、下降した状態で隣り合った支持体の間に前進し切ると前記支持体群の上方に上昇して後退し、支持体群の上方に上昇した状態で前進し切ると隣り合った支持体の間に下降して後退するように、進退動と昇降動とが一連に連続するようにガイドされている構成であって、
    前記フォークは、当該フォークの進退方向に沿って配置された前後一対のスプロケットに巻き掛けられた無端帯に取り付けられており、前記無端帯の周回によって前記フォークの進退動と昇降動とを一連に連続させている、
    自動倉庫の移載装置。
  2. 前記フォークの進退動は高速で行われて昇降動は低速で行われる、
    請求項1に記載した自動倉庫の移載装置。
  3. 多数の荷を収納できる棚を多段に備えた格納庫と、平面視で前記棚と直線状に延びるように各段の棚ごとに配置した入庫用仮置き部と、前記入庫用仮置き部と棚との間に荷を移し換えるために各棚段ごとに水平走行自在に配置した自走台車と、任意の段の入庫用仮置き部に荷を載せ換えるための入庫用昇降台とを備えており、
    前記自走台車と入庫用昇降台とのうち少なくともいずれか一方に請求項1又は2に記載した移載装置を設けている、
    自動倉庫。
JP2001165486A 2001-05-31 2001-05-31 自動倉庫及びその移載装置 Expired - Fee Related JP4727069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001165486A JP4727069B2 (ja) 2001-05-31 2001-05-31 自動倉庫及びその移載装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001165486A JP4727069B2 (ja) 2001-05-31 2001-05-31 自動倉庫及びその移載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002356205A JP2002356205A (ja) 2002-12-10
JP4727069B2 true JP4727069B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=19008146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001165486A Expired - Fee Related JP4727069B2 (ja) 2001-05-31 2001-05-31 自動倉庫及びその移載装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4727069B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007040863B4 (de) 2007-08-29 2010-07-29 Hänel & Co. Lagerregal mit Transportvorrichtung
ITMC20080107A1 (it) * 2008-06-09 2009-12-10 Qs Group Spa Dispositivo e metodo per prelievo, movimentazione e deposito di colli in un magazino automatizzato.
ITTV20090063A1 (it) * 2009-04-01 2010-10-02 Sae Progetti S R L Macchina per il prelievo/deposito automatico di colli con forche.
EP2248740A1 (de) * 2009-05-05 2010-11-10 Bargstedt Handlingsysteme GmbH Regalbediengerät für ein Regallager
DE202009019202U1 (de) * 2009-07-13 2019-01-25 Bellheimer Metallwerk Gmbh Hybridlager
JP6482046B2 (ja) * 2017-03-30 2019-03-13 Biデザイン合同会社 ローラコンベア装置、及びそのローラコンベア装置を備えた板材搬出入・仕分装置
CN108402716B (zh) * 2018-05-24 2023-05-26 湖南财政经济学院 一种图书馆智能借书系统
CN117226795B (zh) * 2023-11-15 2024-01-23 常州市丰国金鳄电缆有限公司 新能源汽车线束生产所用挂线机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6265806A (ja) * 1985-09-14 1987-03-25 Seibu Denki Kogyo Kk 移載装置
JPH0715617U (ja) * 1993-08-27 1995-03-17 株式会社椿本チエイン 垂直面において移動する牽引ピンを具えた移載装置
JPH07304515A (ja) * 1994-05-12 1995-11-21 Murata Kogyo Kk 搬送装置
JP2000118630A (ja) * 1998-10-14 2000-04-25 Itoki Crebio Corp 自動倉庫
JP2000118615A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 移載装置及びそれを備えた自動倉庫

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6265806A (ja) * 1985-09-14 1987-03-25 Seibu Denki Kogyo Kk 移載装置
JPH0715617U (ja) * 1993-08-27 1995-03-17 株式会社椿本チエイン 垂直面において移動する牽引ピンを具えた移載装置
JPH07304515A (ja) * 1994-05-12 1995-11-21 Murata Kogyo Kk 搬送装置
JP2000118630A (ja) * 1998-10-14 2000-04-25 Itoki Crebio Corp 自動倉庫
JP2000118615A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 移載装置及びそれを備えた自動倉庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002356205A (ja) 2002-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5204357B2 (ja) 自動倉庫
JP4727069B2 (ja) 自動倉庫及びその移載装置
JP3924520B2 (ja) 自動倉庫
JP4815067B2 (ja) 自動倉庫
JP4043901B2 (ja) 自動倉庫及びスタッカクレーン及びフォーク装置
JP3538553B2 (ja) 自動倉庫
JP3314325B2 (ja) 物品格納設備
JP2001039505A (ja) 荷物のプッシャー装置
US4194864A (en) Three-dimensional automatic warehouse equipment
JP2003054705A (ja) 自動倉庫システム
JPH09156714A (ja) 自動倉庫
JP4716468B2 (ja) 搬送機構及びこれを備えた自動倉庫
JP3534231B2 (ja) 物品保管設備における物品入出庫装置
JP4815068B2 (ja) 搬送機構及びこれを備えた自動倉庫
JPH0367807A (ja) 自動倉庫
JP3386363B2 (ja) 物品移載装置
JP3456811B2 (ja) 保管装置
JP2613492B2 (ja) 入出庫装置及び搬送装置付きラック設備
JPH0245204Y2 (ja)
JP2870338B2 (ja) 搬送及び格納棚装置
JP3800961B2 (ja) 自動倉庫および自動倉庫の運用方法
JP2511104Y2 (ja) 昇降荷台付きラック設備
JPH0126647Y2 (ja)
JP2649183B2 (ja) エレベータ式立体駐車装置
JP2023111352A (ja) 昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees