JP5204357B2 - 自動倉庫 - Google Patents
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自動倉庫には様々のタイプがある。例えば、棚への荷の出し入れを1台のスタッカクレーンで行うスタッカクレーン方式や、各棚段ごとに自走台車を水平走行自在に配置した台車方式、或いは、荷が棚上を移動するように棚を多数本のローラで構成したフリーラック方式などがある。
ところで、鉛直循環式のリフト装置を備えた自動倉庫において、当該リフト装置の能力をフルに発揮させて出庫又は入庫の能率を高めるには、荷がリフターに載っている時間をできるだけ短くする必要がある。
本願発明は自動倉庫に関するもので、請求項1の発明では、多数の荷を収納できる棚が多段に配置された格納庫と、前記多段の棚の外側に配置されていて当該各棚に収納されていた荷を受け取る循環式リフト装置と、前記循環式リフト装置から荷を受け取る払い出しコンベヤと、前記払い出しコンベヤから荷を受け取って搬送する搬送手段とを備えており、前記各段の棚の荷は、それら各段の棚ごとに多段に設けた端部コンベヤから放出される一方、前記循環式リフト装置は、鉛直方向に長い循環路に沿って一方向に上昇・下降する多数のリフターを備えており、隣り合ったリフターの間隔を前記棚の上下間隔と同じに設定すると共に、前記リフターの群を前記端部コンベヤによる荷の放出方向の前方で下降させることにより、最下段の棚を除いた棚の端部コンベヤから放出された荷が下降行程のリフターに受け取られる。
請求項1の発明によると、循環式リフト装置のリフターが、端部コンベヤによる荷の放出方向と略平行に延びる線の回りに循環することにより、リフターによる端部コンベヤから搬送手段への荷の受け渡しを、リフターの下降行程のみで行うことができ、しかも、荷を、端部コンベヤから払い出しコンベヤに向けて直線状に移動させることができる。
次に、本発明の実施形態を図面(図1〜図21)に基づいて説明する。
自動倉庫は、荷Wを間口方向に並べて並設できる棚1を多段に備えた格納庫2と、格納庫2の前面と重なるように配置した台車走行部3と、格納庫2と平面視で直列状に並ぶように配置した入庫用仮置き部4とを備えている。なお、図1では2つの自動倉庫を背中合わせに配置した状態を示している。
入庫用仮置き部4の前面に沿った部位でかつ台車走行部3の側方には、一対のコラム12を介して入庫用昇降台(リザーバ)13を昇降自在に配置している。また、入庫用仮置き部4の下方には、入庫用コンベヤ14の終端に接続された入庫用仮置きコンベヤ15を設けている。
図4に示すように、仮置き用台車11は、平面視矩形の車体フレーム23を備えており、この車体フレーム23に、パイプを横向きL字状に曲げて形成した支持体24を多数並設している。
図5に示すように、棚1は、仮置き用台車11と同様に、奥行き方向に延びる多数本の支持体24を備えている。
図6に示すように、自走台車9は平面視で長方形に形成された本体フレーム30を備えており、本体フレーム30に、モータ31で駆動される一対ずつの走行車輪32と、フォーク18を備えた5つの移載ユニット33とを設けている。
次に、本発明が適用されている出庫部の概要を図7〜図11に基づいて説明する。図7は平断面図、図8は図7の部分拡大図、図9は図8のIX−IX視図、図10は概略斜視図、図11は図7のXI-XI 視図である。
図7や図12に示すように、2段目以上の端部コンベヤ37は一対のサイドフレーム49を備えており、両サイドフレーム49に装架した駆動プーリ及び従動プーリにベルトを巻き掛けている。サイドフレーム49は、出庫用仮置きコンベヤ36の側の後部を中心にして傾動するようになっている。
例えば図12〜図13に示すように、リフター44は、ガイドフレーム41機内部に入り込んだ1つ(上下複数個でも良い)のベース体50を備えている。
図17〜図20に示すように、払い出しコンベヤ47は、平面視で櫛歯状に配置された複数本のローラ66を備えたローラコンベヤ状に構成されている。いうまでもないが、隣合ったローラ66の間をリフター44の支持アーム61が通過するようになっている。
本実施形態では、リフター44を途切れることなく一定速度で連続的に循環させる状態で出庫作業が行われる。そして、既に説明したように、2段目以上の棚1の荷Wは端部コンベヤ36を介してリフター44に放出され、それから、払い出しコンベヤ47を介して搬送コンベヤ48に送り出される。
本発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、端部コンベヤはベルト式に限らず、ローラ式やシュート式などでも良い。払い出しコンベヤも、ローラ方式には限らず、例えば水平方向に移動するプッシャーによって荷を強制的に搬送コンベヤに払い出す方式などでも良い。
図22は、リフター44を、その周回軸46が棚の長手方向と直交した方向に延びるように配置した自動倉庫における下端部の平面図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動倉庫を入庫部側から見た概略斜視図である。
【図2】自動倉庫のうち入庫部寄りの部分の概略平面図である。
【図3】入庫用昇降台の概略斜視図である。
【図4】入庫用仮置き部の部分斜視図である。
【図5】棚の部分的な分離斜視図である。
【図6】自走台車の概略斜視図である。
【図7】自動倉庫のうち出庫部の斜視図である。
【図8】出庫用仮置きコンベヤの平面図である。
【図9】図8のIX−IX視図である。
【図10】出庫部の概略斜視図である。
【図11】図7のXI−XI視図である。
【図12】循環式リフト装置の平断面図である。
【図13】ガイドフレームを省略した状態での図12のXIII−XIII視図である。
【図14】 (A)は図13のXIV-XIV 視断面図、 (B)は (A)の B-B視断面図である。
【図15】端部に位置した支持アームの先端部の斜視図である。
【図16】上昇行程でのリフターの姿勢を示す図である。
【図17】出庫部の下部での平断面図である。
【図18】リフターを省略した状態での出庫部の下部での平断面図である。
【図19】図18のXIX-XIX 視断面図である。
【図20】図19と同様の払い出しコンベヤの側断面図である。
【図21】図20の XXI-XXI視断面図である。
【図22】参考図である。
【符号の説明】
1 棚
2 格納庫
9 自走台車
36 出庫用仮置きコンベヤ
37,38 放出手段の一例としての端部コンベヤ
39 循環式リフト装置
41 昇降ガイド手段の一例としてのガイドフレーム
43 チェーン
44 リフター
47 払い出しコンベヤ
48 搬送コンベヤ(出庫コンベヤ)
50 ベース
61 支持アーム
65 ストッパー手段の一例としてのカバー板
69 姿勢ガイド手段の一例としてのガイド体
Claims (4)
- 多数の荷を収納できる棚が多段に配置された格納庫と、
前記多段の棚の外側に配置されていて当該各棚に収納されていた荷を受け取る循環式リフト装置と、
前記循環式リフト装置から荷を受け取る払い出しコンベヤと、
前記払い出しコンベヤから荷を受け取って搬送する搬送手段とを備えており、
前記各段の棚の荷は、それら各段の棚ごとに多段に設けた端部コンベヤから放出される一方、
前記循環式リフト装置は、鉛直方向に長い循環路に沿って一方向に上昇・下降する多数のリフターを備えており、隣り合ったリフターの間隔を前記棚の上下間隔と同じに設定すると共に、前記リフターの群を前記端部コンベヤによる荷の放出方向の前方で下降させることにより、最下段の棚を除いた棚の端部コンベヤから放出された荷が下降行程のリフターに受け取られる構成であって、
前記循環式リフト装置のリフターは、荷の放出方向と略平行に延びる線の回りに循環するように配置されていると共に、荷が載る複数本の支持アームを備えた櫛歯状であり、
前記多段の棚の群のうち最下段の棚とほぼ同じ高さ位置に、前記リフターの支持アームが通過するように平面視櫛歯状に形成した前記払い出しコンベヤが配置されており、前記搬送手段を前記払い出しコンベヤと同じ高さでかつ前記払い出しコンベヤを挟んで前記棚群と反対側に配置することにより、前記リフターから払い出しコンベヤに移行した荷が搬送手段に移行すると共に、最下段の棚の荷は払い出しコンベヤを介して搬送手段に移行するようになっており、
更に、前記リフターの下降路を挟んで前記棚群と反対側の部位でかつ前記搬送手段よりも上の部位に、前記各端部コンベヤから放出された荷をリフターに載せるに際して荷が当たってリフターから飛び出るのを防止するストッパー手段を設けている、
自動倉庫。
- 前記リフターの各支持アームは昇降ガイド手段に沿って循環するベースに設けており、前記各支持アームはその軸心回りに回転自在なローラ方式になっている、
請求項1に記載した自動倉庫。
- 前記ストッパー手段は鉛直方向に長いカバー板又はフレーム材である、
請求項1又は2に記載した自動倉庫。
- 前記各リフターのベースは、上部スプロケットと下部スプロケットとに巻き掛けられたエンドレスチェーンに取り付けられている一方、前記各支持アームは、下降時には水平又は略水平の姿勢が保持され、上昇時には下向きに倒れた姿勢となるように回動可能にベースに取付けられている構成であって、
前記払い出しコンベヤの下方に、前記リフターが下降から上昇に転じるに際して支持アームを出来るだけ寝た姿勢に回動させる姿勢ガイド手段を設けている、
請求項2又は3に記載した自動倉庫。
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