JPS5912002A

JPS5912002A - 倉庫設備

Info

Publication number: JPS5912002A
Application number: JP57119766A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Makino; 俊昭牧野; Hideki Tanaka; 秀樹田中; Hiroaki Yabu; 薮　博昭; Manabu Furukawa; 学古川
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1982-07-12
Filing date: 1982-07-12
Publication date: 1984-01-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は棚に格納されたトレイから物品を取り出す倉庫
設備に関するものである。

従来、トレイから物品を取り出すピリキング装置として
は、だるま落し方式や切り出し方式のものが公知であっ
て、このビ・ノキング装置は移動体に設置されて目的の
トレイへ向うことができるようになっていた。しかし、
トレイな棚に効率良く格納したり、空のトレイを棚から
取り除いたりする作業に適した装置をピリキング装置と
ともに備える倉庫設備が見受けられなかった。

本発明の目的は、棚ヘトレイを格納し、棚に格納された
トレイから物品を取り出し、空のトレイは棚から取り除
くという作業に適当な倉庫設備を提供することになる。

本発明の要点は、基本構成として、物品を複数個収納し
たトレイな受ける棚と、前記棚沿いに走行自在に設置し
た移動体と、前記移動体に設置したピリキング装置とを
備えた倉庫において、スタリキング装置を前記棚沿いに
走行自在に設置したことを特徴とした倉庫設備を有し、
スタブキング装置で棚に入れたトレイからピッキング装
置が物品を取り出し、空のトレイは棚から取り出して物
品詰め作業場などの適当なる方面に送り出す点にある。

以下に本発明の各実施例を第１図から第５図までの各図
に基づいて説明する。

トレイ１を受ける面が斜めになってトレイ１の長手方向
において落差を有する傾斜状態の棚４を有する。この棚
４沿いに設けたレール８上にはモータ１９で駆動される
車輪１８を架載した走行体１６が設置される。走行体１
６の上には支柱フレーム１０とウィンチ囚とが設置され
る。ウィンチおから繰り出したロープｎは支柱フレーム
１０の上部を通ってから下方へ垂れ、昇降体２１に連結
されている。このＪ’ｌＪ体２１は、従来のスターｌカ
ークレーンと同様に支柱フレーム１０へ上下動のみ自由
に取り付けらｔしている。

昇降体２１は水平に突き出た部分を有し、その部分にピ
ッキング装置１４とスタヴキング装［１５とを設置しで
ある。

ピッキング装置１４は、昇降体２１に設置した回収バケ
、−，）　７と、回収バケット７の上方に配置され昇降
体２１に固定した枠７ａとを有する。枠７ａには、回収
バケヴト７の上方に配置した２台のコンベア装置ｐｆ７
ｂ、７ｃをコンベア全体が起立状態と水平状態へと起伏
自在に設置される。また、枠７ａの棚４寄り端部位には
垂直状態と斜め状態とに姿勢が可変自在にコンベア装置
６が取り付けられる。このコンベア装置６は、具体的に
はベルトコンベアであって、コンベアベルトにはトレイ
ｌ内の書籍２０１冊分の厚み寸法だけ突き出た爪１６　
ａを固定しである。トレイ１の形状は斜め下端側に爪１
６　ａの上下に通過できる大きさの開口部を備えている
。

また、スターキング装置冴は次のような構成である。ベ
ルトコンベア１５をレール８と直交する向きにして架台
加に設置し、この架台加に取り付いた軸３１を軸受酋に
通し、この軸受９を昇降体２１上に固定する。軸３１に
はギヤ加を固定し、このギヤ（９）と噛み合せたウオー
ムギヤ公を昇降体２１に固定したモータｎの回転軸に固
定している。

コンベア１５の架台がへの取り利けば、第５図の如く、
コンベア１５のコンベアフレーム１．５　ａかう突き出
したガイド板１５　ｂを上下に配置したローラー＋５　
ｃではさみ、これら各ローラー１５　ｃを架台かに固定
したブラダづ）２６ａ、２６ｂへ回転自由に軸着し、い
ずれかのローラー１５　ｃの軸に架台々に取りイ１けた
モータ２６ｃの回転軸を連結しである。このようにすれ
ば、モータ２６ｃを回転駆動することｉこよりローラー
１５　ｃを回転させガイド板＋５　ｂを水平方向に送り
出し、コンベア１５を突き出したり、あるいはモータ２
６ｃの逆転で架台部側へ引き込んだりできる。

昇降体２１には、第４図の如く、光電検出器おが取り付
けられ、支柱フレーム１０には光電検出器おの検出用光
線をさえぎる配置で多数の検出片３３ａが等間隔にて上
下に配列固定されている。

また、走行体１６には光電検出器３２が取り付けられ、
その検出用光線をさえぎる配置で多数の検出片３２　ｂ
がレール８沿いに等間隔にて配列され、床−Ｆに固定さ
れる。

棚４は、第２図の如く、倉庫内に設置され、その配置は
、中央の２列の棚４が合せて配置され、他の棚４との間
にレール８を有し、レール８上に走行体１６が設置され
ている。

棚４の左端には、多数の書籍加が立てて収納されたトレ
イ１を運搬する入庫コンベア２が延長されている。この
入庫コンベア２の曲り角に近い床上には、押し出し装置
５とトレイ検出器３とが設置される。トレイ１はコンベ
ア２で送られて来ると、検出器３がトレイ１を検出して
押し出し装置５を動作させ、押し出し装置５がトレイ１
を押し出して棚４側へのコンベアラインへ送り出すこと
ができる。同様にして空トレイ戻しコンベア１３が入庫
コンベア２と平行して設置される。また、棚４の右端側
には出庫コンベア１１が集荷コンベア１１ａと連続して
設置される。

木実雄側によれば、取り出したｌＩ籍加が収納されてい
るトレイ１が格納されている棚４の水平および上下位＄
１で走行および昇降動作を実施する。

走行動作はモータ１９で車輪１８を回転させることによ
り走行体１６をレール８上で走行させることにより行い
、走行中に検出器３２の光線を検出片３２　ａが伺回さ
えぎったかを検出作動回数として数えて水平方向への移
動位置を知る。また、昇降動作はウィンチηでロープη
を上下に操作して昇降体２１を昇降させることにより行
い、昇降途中で検出器おの光線を検出片３３ａが何回さ
えぎったかを検出作動回数として数えて上下移動位置を
知る。目的のトレイ１の格納位置まで走行および昇降し
たことを各検出器３２．３３の検出作動回数から判定し
て、目的のトレイｌの前にビイキング装置１４を止める
。

次にコノベア６を傾斜させてトレイ１に近接させ、コン
ベア６を駆動する。このようにすると、爪１６ａはエン
ドレス状軌跡をえかいて移動し、移動中に爪１６　ａが
トレイ１の中を通って書籍加をすくい上げる。すくい上
げられた書籍加はコンベア６のコンベアベルトに倒れか
かった状襲で上方へ運ばれ、ついには回収パケット７内
に投入される。、書籍加がト、レイ１からすくい上げら
れることにより生じたトレイ１内の空間は、トレイｌ内
に残された書籍加がトレイ１の傾斜により滑り落ちて埋
められる。このようになると、トレイｌ内に残された次
の書籍美は爪１６　ａが届く位置となる。よって、コン
ベア６を駆動し続けると、連続的に効率良くトレイ１か
ら次々に１１籍笈を回収バケイト７内に回収できる。回
収バケゴト７内の右寄りに規定数冊分回収されると、コ
ンベア７ｃを水平にし、コンベア１６からの書Ｗ４２０
をコンベア７ｃで受けて、回収パケット７の中央部へ書
籍加を投入して回収する。そして、中央部も満載される
と、コンベア７ｃとコンベア７ｂとを水平にして、書籍
加を回収バケ叩ドアの左側内に投入して回収する。この
ようにして、多くの書籍を１回で効率良く回収する。

トレイｌからの書籍の取り出しにより空のトレイ１が棚
４に存在する場合には、モータ２６ｃを駆動してコンベ
ア１５の先端部分をトレイｌの下方へ突き出し、次に、
モータ（資）を駆動して架台がを軸３Ｉを中Ｉシ・にト
レイ１をすくい上ける方向に回転させる。このようにす
ると空のトレイ１の端部がコンベア１５上に受けられる
ので、コンベア１５を駆動して空のトレイ１をコンベア
１５上に引き込み、その後にモータ２６Ｃの逆転により
コンベア１５を架台３側に引き込み、モータ（資）を逆
転してコンベア１５と架台がとを水平にする。このよう
にして、水平に空のトレイをコンベア１５Ｊ−に安定し
で支持する。

その後に、走行体１６を集荷コンベア１１　ａ沿いに走
行させて止め、回収バケイト７を昇降体２１から外して
集荷コンベア１１　ａに渡し、空の集荷パヶづトを昇降
体ムに設置してもろう。また、空のトレイｌをコンベア
２４上に支持している場合には、各コンベア２，１３の
間に走行体１６を止めて、コンベア１３へ空のトレイ１
を渡し、書籍加の詰まったトレイ１をコンベア２からコ
ンベア１５上に移す。その後、あき棚の位置まで走行体
１６と昇降体２１とを移動させてから、その棚側ヘコン
ベア１５を突き出し、次にコンベア１５を棚の傾斜と同
じか若干大きな傾斜にまで傾斜させる。その稜に、コン
ベア１５を駆動して棚ヘトレイｌを送り込むと、棚にト
レイ１が斜めに格納される。格納後は、コンベア別を元
に戻して駆動停止する。

このような実施例によれば、ピッキング作業とスタイキ
ング作業とを同じ棚面側から行えるとともに走行体１６
や昇降体２１やそれらの駆動設備が共通となるので走行
体１６や昇降体２１およびそれらの駆動設備の稼動率が
向上し、また、ピッキングとスタイキングとを連続して
実行することができるので、作業効率が良い。さらには
、棚の一面側からスタッキングとピッキングを行えるの
で、寸法りが短縮され、゛その分だけ各コンベア２．１
１．１３のライン長さが短かくて効率の良い運搬ができ
る。

他の実施例として、スタイキング装ｒＲ２４とピッキン
グ装置ｉ！ｒ１４とを別々の走行体および昇降体にて移
動させる場合には、第１図の如く、棚４をメタｌキング
装置スとビイキング装置１４とではさむようなレイアウ
トにもできる。この場合には、棚の背面からトレイ１の
出し入れをスタッキング装置スで実行し、トレイｌから
の書籍囲のビッキングを棚４の正面からピヴキング装Ｗ
Ｉ！１４で実行する。

このようなレイアウトの場合には、ピッキングととメタ１キンクの作業が同一レール上で干渉しないから、
取り出し運行回数やトレイ格納運行回数の極めて多い条
件に応じることができる。

しかし、走行体や昇降体やそれらの駆動装置Ｍの稼動率
を上げて作業の高効率化をはかる場合には、第２図のレ
イアウトと第３図、第４図に示すようなスタブキング装
置ｕとピッキング装置との一体化が好ましい。

以上のいずれの実施例でも、棚ヘトレ・ｆを出し入れす
る際に、棚の傾斜方向へのトレイの移動作用がほとんど
であって、上−ト方向のトレイの移動作用は極小である
から、上下棚間の間隔は狭くて良く、トレイ１の格納効
率が良くなる。このことは棚４の左右方向への長さを短
縮する利点につながるので走行体の移動距離は短かくな
り迅速な作業が可能となる。このことにより、より一層
作業効率が向上する。

また、立てて収納された書籟加は上下に重ねるよりは、
重圧が少く格納時や取り出し時に傷みが少ない。

以上の如く、本発明によれば、棚に格納されたトレイか
ら物品を取り出す作業と、トレイを棚へ格納したり、空
のトレイを取り出したりする作業を機械的に行うことに
より倉庫内の作業を効率良〈実施できる効果が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による倉庫内レイアウト図、第
２図は本発明の実施例による他の倉庫内レイアウト図、
第３図は第２図の要部拡大斜視図、第４図は第３図に示
したスタブキング装置の正面図、第５図は第４図に示し
たコンベアが水平時のコンベアと架台との取合い関係を
側面より見た図である。１・・・・・・トレイ、４・・・・・・棚、６．１５・
・・・・・ベルトコンベア、７・・・・・・回収ハケヴ
ト、８・・・・・・レール、　１４・・・・・・ピッキ
ング装置、１６・・・・・・走行体、１６　ａ・・・・
・・爪、１８・・・・・・車輪、２１・・・・・・昇降
体、％・・・・・・スタブキング装置、ｎ・・・・・・
モータ、公・・・・・・ウオームギヤ、四・・・軸受、
３Ｉ」　　　ギヤ、３１・・・軸代理人　弁理士　　薄
　１）利　幸）Ｉ−３図才４図才５目

Claims

【特許請求の範囲】ｌ　物品を複数個収納したトレイを受ける棚と、前記棚
沿いに走行自在に設置した移動体と、前記移動体に設置
したピッキング装置とを備えた倉庫において、スクッキ
ング装置を前記棚沿いに走行自在に設置したことを特徴
とした倉庫設備。２、　前記移動体にピッキング装置とスクッキング装置
とを設置したことを特徴とする特許請求の範囲の第１項
に記載の倉庫設備。３　前記棚のトレイ受は部材は、前記トレイの一端側と
他端側とで上下方向に落差を有するとともに、スクッキ
ング装置を、棚に沿って移動自在に設置した移動体と、
前記移動体の移動方向と直交する方向へ送り方向を向け
て前記移動体に上下傾転自在に設置したコンベア装置と
で構成したことを特徴とする特許Ｍ求の範囲の第１項に
記載の倉庫設備。