JP4722434B2 - 発泡性エアゾール組成物 - Google Patents

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本発明は、頭髪用または皮膚用などに使用される発泡性エアゾール組成物に関する。
従来の発泡性エアゾール組成物は、界面活性剤を含有する水性原液と液化ガス(液化石油ガス)とからなり、水性原液と液化石油ガスとが界面活性剤によりO/W型エマルジョンを形成している。該発泡性エアゾール組成物を大気中に吐出すると、水性原液中に分散あるいは乳化していた液化ガスが気化して容積が膨張し、水性原液を液膜とした泡となる。
現在、発泡性エアゾール組成物は、スタイリングフォームやトリートメントフォーム、カラーリングフォームなどの頭髪用エアゾール製品、保湿フォームやクレンジングフォーム、殺菌消毒フォームなどの皮膚用エアゾール製品などとして幅広く用いられている。
しかし、界面活性剤を配合した発泡性エアゾール組成物は、界面活性剤によるべたつきや皮膚への刺激性があり、粘膜や粘膜付近の弱い部分、皮膚の弱い幼児や乳児、さらには皮膚にアレルギーを持つ人に使用するのは好ましくない。そこで、界面活性剤の配合量を少なくした、あるいは実質的に含有しない発泡性エアゾール組成物が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、(A)化粧油を含み少なくとも5重量%の脂肪相、(B)架橋ホモポリマーおよび架橋コポリマーから選ばれる乳化ポリマー、(C)水とを含有し、界面活性剤を含まないか、または2%よりも少ない量の界面活性剤を含む、遅延泡形成圧縮性水中油型エマルジョンの自己泡形成組成物が開示されている。しかし該自己泡形成組成物は、界面活性剤の配合量が少ないものの乳化ポリマーによるべたつきなどがあり、使用感に優れるものではない。また、起泡力が弱く、吐出後しばらくしてから発泡するため用途も限定されたものとなっていた。
特許第2986435号公報
本発明は、界面活性剤を実質的に含んでいないにも関わらず、泡状に吐出できる発泡性エアゾール組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、発泡性エアゾール組成物における起泡剤として特定の会合型粘性調整剤およびpH調整剤を配合することにより、界面活性剤を実質的に含んでいなくとも泡状に吐出できる発泡性エアゾール組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、起泡剤として会合型粘性調整剤およびpH調整剤を含有し、かつ20℃におけるpHが5.5〜8.5である水性原液、ならびに液化ガスからなる発泡性エアゾール組成物に関する。
前記水性原液の20℃における粘度が30〜30,000mPa・sであることが好ましい。
前記会合型粘性調整剤の配合量が、水性原液中0.1〜3.0重量%(固形分基準)であることが好ましい。
前記pH調整剤の配合量が、会合型粘性調整剤の配合量の0.1〜1.5倍(重量比)であることが好ましい。
前記会合型粘性調整剤が、アクリル酸およびイタコン酸エステルからなる共重合体であることが好ましい。
本発明の発泡性エアゾール組成物は、会合型粘性調整剤とpH調整剤とを含有した水性原液のpHを特定範囲に調整することにより適度な起泡力が得られ、界面活性剤を実質的に含有しなくても泡状に吐出することができるため、皮膚への刺激が少なく、非常に優れた使用感が得られる。そのため、粘膜や粘膜付近で使用する製品、幼児用製品、乳幼児用製品にも用いることができる。なお、「実質的に界面活性剤を含有しない」とは、原料中に含まれる界面活性剤は含んでも良いが(キャリーオーバー成分としては良い)、水性原液に界面活性剤を添加しないことを示す。
本発明の発泡性エアゾール組成物は、起泡剤として会合型粘性調整剤およびpH調整剤を含有し、かつ20℃におけるpHが5.5〜8.5である水性原液、ならびに液化ガスからなる。
前記会合型粘性調整剤は、後述するpH調整剤によって会合し水性原液の粘度を上昇させるとともに、水性原液のpHを特定範囲に調整することにより起泡剤として作用し、液化ガスと共に配合して吐出すると発泡して泡状になる。
前記会合型粘性調整剤としては、たとえばアクリル酸とイタコン酸エステルの共重合体があげられ、具体的には(アクリル酸/イタコン酸ステアレス)コポリマー、(アクリル酸/イタコン酸セテス)コポリマー、アクリル酸/アミノアクリレート/C10−30アルキルPEG−20イタコン酸)コポリマーなどがあげられる。
前記会合型粘性調整剤の配合量は、水性原液中0.1〜3.0重量%(固形分基準)、さらには0.2〜2.5重量%であることが好ましい。配合量が0.1重量%未満の場合は水性原液の粘度が低く、また起泡力が不充分になり泡状になりにくい傾向がある。一方、3.0重量%を越えると水性原液の粘度が高くなりすぎ、液化ガスとのエマルジョンを形成しにくく、均一な泡になりにくい傾向がある。また使用後にべたつくなど、使用感が低下しやすい傾向がある。
前記pH調整剤は、水性原液のpHを特定の範囲に調整して会合型粘性調整剤を会合させて水性原液の粘度を調整するとともに起泡剤として作用する。前記pH調整剤としては、たとえば、トリエタノールアミン(TEA)、ジエタノールアミン(DEA)、モノエタノールアミン(MEA)、ジイソプロパノールアミン(DIPA)、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)、2−アミノ−2−メチル−1、3−プロパンジオール(AMPD)などの有機アルカリ、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウムなどの無機アルカリ、クエン酸、グリコール酸、乳酸、リン酸などの有機酸、塩酸などの無機酸などがあげられる。
前記pH調整剤の配合量は、前記会合型粘性調整剤の固形分に対して0.1〜1.5倍、さらには0.2〜1.0倍(重量比)であることが好ましい。前記pH調整剤の配合量が会合型粘性調整剤(固形分)の0.1倍より小さくなると、水性原液の粘度上昇が小さく、また起泡力が不充分になり泡状になりにくい傾向がある。一方1.5倍を越えると発泡するが、泡が粗くなり消泡が速くなる傾向がある。また水性原液が強アルカリ性または強酸性となり皮膚や頭髪、さらにはエアゾール容器にも悪影響を及ぼしやすい。
本発明のエアゾール組成物に用いる水性原液には、前記会合型粘性調整剤、pH調整剤以外にも用途や目的などに応じて有効成分や低級アルコール、多価アルコール、油成分、水溶性高分子、粉体などを配合することができる。
前記有効成分としては、たとえば、コハク酸ジエトキシエチル、リモネンなどの洗浄成分;プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、コラーゲン、キシリトール、ソルビトール、ヒアルロン酸、カロニン酸、乳酸ナトリウム、d,l−ピロリドンカルボン酸塩、ケラチン、カゼイン、レシチン、尿素などの保湿剤;パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、塩化ベンザルコニウム、塩化クロルヘキシジン、パラクロルメタクレゾールなどの殺菌・防腐剤;アルキルアミノエチル(メタ)アクリレート・(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸ブチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸アルカノールアミン、アクリル酸アルキル共重合体エマルジョン、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルジョンなどの頭髪用セット剤;パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸モノグリセリンエステル、サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチルなどの紫外線吸収剤;グリシン、アラニン、ロイシン、セリン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニンなどのアミノ酸;レチノール、パルミチン酸レチノール、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコチン酸d,l−α−トコフェロール、ビタミンD2(エルゴカシフェロール)、d,l−α−トコフェロール、酢酸d,l−α−トコフェロール、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン類;ポリスチレンスルホン酸塩などの皮膚引き締め剤;エラストラジオール、エチニルエストラジオールなどのホルモン類;アスコルビン酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソールなどの酸化防止剤;シャクヤクエキス、ヘチマエキス、バラエキス、レモンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、セージエキス、茶エキス、海藻エキス、プラセンタエキス、シルク抽出液などの各種抽出液;ラウリルメタクリレート、ゲラニルクロトレート、ミリスチン酸アセトフェノン、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジル、安息香酸メチル、フェニル酢酸メチルなどの消臭・防臭剤;サリチル酸メチル、カンフル、ジフェンヒドラミン、インドメタシン、ピロキシカム、フェルビナク、ケトプロフェン、クロタミトンなどの消炎鎮痛剤;l−メントール、カンフルなどの清涼剤;酸化亜鉛、アラントインヒドロキシアルミニウム、タンニン酸、クエン酸、乳酸などの収斂剤;アラントイン、グリチルレチン酸、アズレンなどの抗炎症剤;塩酸ジブカイン、塩酸テトラカイン、塩酸リドカインなどの局所麻酔剤;塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェミラミンなどの抗ヒスタミン剤;アルブチン、コウジ酸などの美白剤;N,N−ジエチル−m−トルアミド(ディート)、カプリル酸ジエチルアミド、ジメチルフタレートなどの害虫忌避剤;合成香料、天然香料などの香料;などがあげられる。
前記有効成分の配合量は、水性原液中0.01〜30重量%、さらには0.05〜20重量%であることが好ましい。配合量が0.01重量%未満の場合は、有効成分の効果が充分得られ難く、30重量%を越えると有効成分によっては刺激性が強くなり好ましくない傾向がある。
前記低級アルコールは、水に溶解しない有効成分や油成分などを溶解し配合しやすくする溶媒の一部として、乾燥性や溶解性の向上、消泡剤、凍結防止剤、高温時の蒸気圧の上昇を少なくするなどの目的で用いられる。前記低級アルコールとしては、たとえば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコールなどがあげられる。前記低級アルコールを配合する場合の配合量は、水性原液中0.1〜30重量%、さらには0.5〜25重量%であることが好ましい。配合量が0.01重量%未満の場合は、低級アルコールを配合する前記効果が得られにくく、30重量%を越える場合は発泡しにくくなる傾向がある。
前記多価アルコールは、皮膚や頭髪の乾燥を抑制する保湿剤、さらには起泡性や泡のねばりなどを調整する泡調整剤などの作用がある。前記多価アルコールとしては、たとえば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、キシリトール、ソルビトール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジグリセリン、トリグリセリン、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテートなどがあげられる。前記多価アルコールを配合する場合の配合量は、水性原液中0.1〜20重量%、さらには0.5〜10重量%であることが好ましい。配合量が0.1重量%未満の場合は前記多価アルコールの前記効果が得られにくい。一方20重量%を越えるとべたついたり、乾燥性が悪くなるなど使用感が低下しやすい。
前記油成分は、使用感の向上や、艶、撥水性などの効果を付与するために用いられる。前記油成分としては、たとえば、メチルポリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーンオイル;ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、乳酸セチル、酢酸エチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジエトキシエチル、コハク酸ジエトキシエチルなどのエステル油;ツバキ油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、ホホバ油、ヤシ油などの油脂;スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、ケロシンなどの炭化水素;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などの高級脂肪酸;ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコールなどの高級アルコール;ミツロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、カンデリラロウなどのロウ(ワックス類)、などがあげられる。なお、前記油成分のうち、高級脂肪酸、高級アルコール、ロウなどの固形油分は、発泡性や泡の安定性を向上させる整泡剤、頭髪のセット力増強剤、再整髪剤として用いることができる。前記油成分を配合する場合の配合量は、水性原液中0.1〜10重量%、さらには0.5〜5重量%であることが好ましい。配合量が0.1重量%未満の場合は油成分を配合する前記効果が得られにくく、10重量%を越えるとべたつき感が強くなるなど、使用感が低下しやすい。
前記水溶性高分子は、泡の固さなどを調製する泡質調整剤、セット力増強剤、粘度調整剤などとして用いられる。前記水溶性高分子としては、たとえば、寒天、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン、デンプン、アルギン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ニトロセルロース、結晶セルロース、変性ポテトスターチ、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、キサンタンガム、グァーガムなどがあげられる。前記水溶性高分子を配合する場合の配合量は、水性原液中0.1〜10重量%、さらには0.3〜5重量%であることが好ましい。配合量が0.1重量%未満の場合は水溶性高分子を配合する前記効果が得られにくく、10重量%を越えると水性原液の粘度が高くなりすぎ、吐出時に液化ガスと混ざりにくく泡状に吐出できない、べたつき感が強くなるなど使用感が低下しやすい。
前記粉末は、粉体自体が有効成分として作用したり、他の有効成分を担持する担体、保護剤、付着剤、固体潤滑剤などとして用いられる。前記粉末としては、たとえば、タルク、酸化亜鉛、カオリン、雲母、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸亜鉛、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、ゼオライト、セラミックパウダー、窒化ホウ素などがあげられる。前記粉末を配合する場合の配合量は、水性原液中0.01〜10重量%、さらには0.1〜5重量%であることが好ましい。配合量が0.01重量%未満の場合は粉末を配合する前記効果が得られにくく、10重量%を越えると長期保存したときに粉末が固まりやすく、またエアゾールバルブで詰まりやすくなる。
本発明に用いられる水性原液は、前記会合型粘性調整剤、必要に応じて配合される有効成分などを精製水などの水に溶解あるいは分散させ、次いでpH調整剤を添加して会合型粘性調整剤を会合させることにより調製される。
得られる水性原液の20℃におけるpHは5.5〜8.5、さらには6.0〜8.0であることが好ましい。水性原液のpHが5.5未満の場合は起泡力が小さく発泡性が悪くなりやすい。またpHが8.5を越える場合は泡が粗くなり短時間で消泡しやすい。また、いずれの場合も容器の安定性が低下する、皮膚への刺激が大きくなる、頭髪が損傷しやすくなるなどの問題が生じやすい。
また、水性原液の20℃における粘度は30〜30,000mPa・s、さらには50〜20,000mPa・sであることが好ましい。特に水性原液の粘度が500mPa・sを越える場合は弾力性を有する泡が得られ、泡を指先で摘むことができ、また指でちぎることができるため所望量の泡を指先にとって塗布することができる。水性原液の粘度が30mPa・s未満の場合は泡状のなりにくい傾向があり、30,000mPa・sを越えると水性原液と液化ガスとが混合しにくくなり、水性原液と液化ガスとが分離した状態で吐出する、泡状になりにくい傾向がある。
前記液化ガスは、エアゾール容器内では液体であり水性原液と乳化あるいは分離しているが、大気中に吐出すると気化して水性原液を発泡させて泡状にする発泡剤として作用する。前記液化ガスとしては、たとえば、プロパン、ブタン、およびこれらの混合物である液化石油ガス、ジメチルエーテル、液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物などがあげられる。なお、液化ガスにイソペンタンやノルマルペンタン、ネオペンタンなどのペンタンを配合しても良い。特に、吐出時の音が静かであり、また滑らかで冷却性能を有する泡が得られやすい点から、液化ガスとして液化石油ガス(LPG)とジメチルエーテル(DME)の混合物を用いることが好ましく、その配合比(重量比)は90/10〜50/50、さらには80/20〜55/45であることが好ましい。
前記水性原液と液化ガスとの配合比(重量比)は、50/50〜97/3、さらには60/40〜95/5であることが好ましい。前記配合比が50/50より小さい場合は泡状で吐出し難くなり、97/3よりも大きい場合は容器内のエアゾール組成物を全量吐出し難くなる。
本発明の発泡性エアゾール組成物は、前記水性原液を耐圧性容器に充填し、容器開口部にバルブを取り付け、次いで液化ガスを充填し、エアゾール容器内部で水性原液と液化ガスとを混合させることで調製することができる。なお、液化ガスの蒸気圧が低い場合には、予め水性原液と混合し、混合した状態でエアゾール容器に充填しても良い。
また、エアゾール容器内の圧力が低い場合には、低温時、圧力が降下して吐出し難くなる恐れがあるため、加圧剤を配合してもよい。前記加圧剤としては、窒素ガス、炭酸ガス、亜酸化窒素ガス、圧縮空気などの圧縮ガスがあげられる。前記加圧剤は、25℃における製品圧力が0.3〜0.8MPa、好ましくは0.4〜0.7MPaとなる量充填される。
本発明の発泡性エアゾール組成物の用途としては、たとえば、クレンジング剤、保湿剤、しわ伸ばし剤、殺菌消毒剤、消炎鎮痛剤、かゆみ止めなどの皮膚用製品や、スタイリング剤、トリートメント剤、カラーリング剤、洗浄剤などの頭髪用製品などに好適に用いることができる。
次に、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
<水性原液の調製>
(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー(*1)3.3gを精製水96.04gに溶解させた後、トリエタノールアミン0.66gを添加して水性原液を調製した。
*1:Structure 2001(商品名、ナショナルスターチ アンド ケミカル社製、固形分30%水溶液)
<発泡性エアゾール組成物の調製>
上記水性原液90g(90重量%)をアルミニウム製耐圧容器(満注量150ml)に充填し、バルブを容器開口部に取り付けた後、液化ガスとして液化石油ガス(25℃での蒸気圧が0.39MPa)10g(10重量%)を充填した。エアゾール容器内部で水性原液と液化ガスとを混合し、エアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について以下のような測定試験を行なった。結果を表2に示す。
(試験項目)
(1)水性原液の粘度測定
得られた水性原液を20℃に調整し、B型粘度計(東京計器製)を用いて水性原液の粘度を測定した。
(2)水性原液のpH測定
得られた水性原液を20℃に調整し、pH METER M−8L(堀場製作所(株)製)を用いて水性原液のpHを測定した。
(3)吐出直後の泡の状態
得られたエアゾール組成物(製品)を25℃に調整した恒温水槽中に1時間保持し、手のひらに吐出した。泡の状態を下記に基準で評価した。
評価基準
◎:弾力性のある泡。泡を指先でちぎることができる。
○:弾力性はないが、キメの細かい泡になった。
△:発泡したものの、起泡性が弱く粗い泡になった(液状に近い)。
×:発泡せず、液状になった。
(4)泡比重の測定
得られたエアゾール組成物(製品)を25℃に調整した恒温水槽中に1時間保持し、容量100mlの比重カップに吐出し、泡比重を測定した。なお、「−」は泡にならず液状となったため測定できなかったことを示す。
(5)泡の保持状態
得られたエアゾール組成物(製品)を25℃に調整した恒温水槽中に1時間保持し、手のひらに吐出し1分経過したときの泡の状態を下記の基準で評価した。
評価基準
◎:泡の形状、キメの細かさ(泡の粒)に変化がない。
○:泡の形状は保っているが、キメがやや粗くなる。
△:泡の盛り上がり(立体感)が小さくなり、キメが粗く一部が液状化する。
×:泡が平面状になり、大部分が液状化する。
なお、「−」は泡にならず液状となったため測定できなかったことを示す。
(6)皮膚刺激性;パッチテスト
得られたエアゾール組成物を吐出し、フォームを腕に塗り伸ばしてフィルムで覆った。24時間経過後、フィルムを剥がして患部の様子を評価した。
評価基準
○:試験開始前と変化がなく、痒みも感じない。
△:わずかに赤くなり、わずかに痒みを感じる。
×:赤くなり、痒みを伴う。
なお、「−」は泡にならず液状となったため測定できなかったことを示す。
実施例2
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーを1.67g、精製水を98.08g、トリエタノールアミンを0.25g用いた以外は実施例1と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
実施例3
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーを1.0g、精製水を98.87g、トリエタノールアミンを0.13g用いた以外は実施例1と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
実施例4
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーを1.67g、精製水を78.08g、トリエタノールアミンを0.25g、エタノールを20.0g用いた以外は実施例1と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
実施例5
実施例2の水性原液56g(70重量%)と、液化ガスとして液化石油ガス(25℃での蒸気圧が0.39MPa)24g(30重量%)を用いて実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
実施例6
実施例2の水性原液90gと、液化ガスとして液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物(LPG/DME=60/40(重量比))10gを用いた以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
比較例1
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーを3.3g、精製水を96.7g用いた以外は実施例1と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
比較例2
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーを1.0g、精製水を98.98g、トリエタノールアミンを0.02g用いた以外は実施例1と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
比較例3
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーを1.0g、精製水を98.4g、トリエタノールアミンを0.6g用いた以外は実施例1と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
実施例7
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーの代わりに(アクリル酸/イタコン酸セテス−20)コポリマー(*2)1.67gを、精製水を98.03g、トリエタノールアミンを0.3gを用いた以外は実施例1と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
*2:Structure 3001(商品名、ナショナルスターチ アンド ケミカル社製、固形分30%水溶液)
実施例8
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸セテス−20)コポリマーを3.3g、精製水を96.2g、トリエタノールアミンを0.5gを用いた以外は実施例7と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
比較例4
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸セテス−20)コポリマーを3.3g、精製水を96.7g用いた以外は実施例7と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
実施例9
水性原液として、(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーの代わりに(アクリル酸/アミノアクリル酸/C10−30アルキルPEG−20イタコン酸)コポリマー(*3)を10.0g、精製水89.9g、トリエタノールアミンの代わりにクエン酸を0.1g用いた以外は実施例1と同様にして水性原液およびエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
*3:Structure PLUS(商品名、ナショナルスターチ アンド ケミカル社製、固形分20%水溶液)
比較例5
(アクリル酸/アミノアクリル酸/C10−30アルキルPEG−20イタコン酸)子ポリマーを10.0g、精製水90.0gを用いた以外は実施例9と同様にエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
参考例
起泡剤として非イオン型界面活性剤(モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン)(*4)1.0gを精製水99gに溶解して水性原液を調製した。該水性原液を用いて実施例1と同様にエアゾール組成物を調製した。
次に、得られたエアゾール組成物について実施例1と同様の測定試験を行なった。結果を表2に示す。
*4:TL−10(商品名、日光ケミカルズ(株)製)
Figure 0004722434
Figure 0004722434
会合型粘性調整剤とpH調整剤とを含有し、水性原液のpHが5.5〜8.5である場合は、界面活性剤を添加しなくても泡状に吐出できることがわかる。吐出される泡は、泡比重が0.02〜0.06g/mlの範囲にあり、従来の界面活性剤を配合した発泡性エアゾール組成物の泡と同程度である。また、水性原液の粘度が500mPa・s以上の場合は泡に弾力性が生じ、泡を指でちぎることができる。さらに、吐出後の泡の保持状態にも優れており、短時間で消泡して液状になることなく、吐出時の泡の状態を保持できる。
(エアゾール製品例)
以下に、本発明の発泡性エアゾール組成物を用いたエアゾール製品の製造例を示す。
製造例1(スタイリング剤)
下表に示す割合で水性原液を調製し、該原液90gと、液化ガスとして液化石油ガス(25℃での蒸気圧が0.39MPa)10gとをアルミニウム製耐圧容器に充填し、エアゾールバルブを固着した。バルブにスパウトを装着してスタイリング剤用エアゾール製品を得た。なお、水性原液の20℃における粘度は350mPa・s、pHは6.7であった。また、25℃における泡比重は0.048g/mlであった。
<水性原液>
ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体(*5) 6.0
(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー(*1) 1.67
アミノメチルプロパノール 0.13
グリセリン 3.0
パラオキシ安息香酸エステル 0.1
95%エタノール 10.0
精製水 残部
合 計 100.0(重量%)

*5:ルビスコールVA37E(商品名、BASF社製、50%エタノール溶液)
製造例2(しわ伸ばし剤)
下表に示す割合で水性原液を調製し、該原液90gと、液化ガスとして液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物(LPG/DME=60/40(重量比))10gとをアルミニウム製耐圧容器に充填し、エアゾールバルブを固着した。バルブにスパウトを装着してスキンケア用エアゾール製品を得た。なお、水性原液の20℃における粘度は13,000mPa・s、pH7.1はであった。また、25℃における泡比重は0.036g/mlであった。
<水性原液>
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩(*6) 6.0
(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー(*1) 3.3
トリエタノールアミン 0.5
グリセリン 3.0
95%エタノール 20.0
パラオキシ安息香酸エステル 0.1
精製水 残部
合 計 100.0(重量%)

*6:FLEXAN130(商品名、ナショナルスターチ アンド ケミカルズ社製)
製造例3(パック剤)
下表に示す割合で水性原液を調製し、該原液90gと、液化ガスとして液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物(LPG/DME=80/20(重量比))10gとをアルミニウム製耐圧容器に充填し、エアゾールバルブを固着した。バルブにスパウトを装着してパック剤用エアゾール製品を得た。なお、水性原液の20℃における粘度は11,800mPa・s、pHは7.1であった。また、25℃における泡比重は0.042g/mlであった。
<水性原液>
アスコルビン酸パルミテート 0.02
セタノール 1.0
(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー(*1) 3.3
トリエタノールアミン 1.0
グリセリン 10.0
パラオキシ安息香酸エステル 0.1
精製水 残部
合 計 100.0(重量%)
製造例4(消炎鎮痛剤)
下表に示す割合で水性原液を調製し、該原液70gと、液化ガスとして液化石油ガス(25℃での蒸気圧が0.34MPa)30gとをアルミニウム製耐圧容器に充填し、エアゾールバルブを固着した。バルブにスパウトを装着して消炎鎮痛剤用エアゾール製品を得た。なお、水性原液の20℃における粘度は500mPa・s、pHは7.1であった。また、25℃における泡比重は0.036g/mlであった。
<水性原液>
ピロキシカム 0.5
l−メントール 0.5
(アクリル酸/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー 1.67
ジイソプロパノールアミン 0.2
パラオキシ安息香酸エステル 0.1
95%エタノール 20.0
精製水 残部
合 計 100.0(重量%)
製造例5(鎮痒剤)
下表に示す割合で水性原液を調製し、該原液80gと、液化ガスとして液化石油ガス(25℃での蒸気圧が0.39MPa)20gとをアルミニウム製耐圧容器に充填し、エアゾールバルブを固着した。バルブにスパウトを装着して鎮痒剤用エアゾール製品を得た。なお、水性原液の20℃における粘度は170mPa・s、pHは6.8であった。また、25℃における泡比重は0.045g/mlであった。
<水性原液>
尿素 20.0
塩酸ジフェンヒドラミン 1.0
グリチルレチン酸 0.5
(アクリル酸/イタコン酸セテス−20)コポリマー(*2) 1.67
トリエタノールアミン 0.23
グリセリン 5.0
パラオキシ安息香酸エステル 0.1
95%エタノール 10.0
精製水 残部
合 計 100.0(重量%)
製造例6(殺菌消毒剤)
下表に示す割合で水性原液を調製し、該原液90gと、液化ガスとして液化石油ガス(25℃での蒸気圧0.39MPa)10gとをアルミニウム製耐圧容器に充填し、エアゾールバルブを固着した。バルブにスパウトを装着して殺菌消毒剤用エアゾール製品を得た。なお、水性原液の20℃における粘度は2,600mPa・s、pH6.9はであった。また、25℃における泡比重は0.031g/mlであった。
<水性原液>
塩化ベンザルコニウム 0.15
(アクリル酸/イタコン酸セテス−20)コポリマー(*2) 3.3
トリエタノールアミン 0.5
グリセリン 5.0
パラオキシ安息香酸エステル 0.1
95%エタノール 20.0
精製水 残部
合 計 100.0(重量%)

Claims (3)

  1. 起泡剤として会合型粘性調整剤およびpH調整剤を含有し、かつ20℃におけるpHが5.5〜8.5である水性原液、ならびに液化ガスからなる発泡性皮膚用エアゾール組成物であり、
    前記会合型粘性調整剤が、アクリル酸およびイタコン酸エステルからなる共重合体であり、
    前記会合型粘性調整剤の配合量が、水性原液中0.1〜3.0重量%(固形分基準)であり、
    前記pH調整剤の配合量が、会合型粘性調整剤の配合量の0.1〜1.5倍(重量比)であり、
    前記水性原液の20℃における粘度が30〜30,000mPa・sであり、
    前記水性原液の配合量が50〜97重量%であり、液化ガスの配合量が3〜50重量%である発泡性皮膚用エアゾール組成物。
  2. 前記水性原液の20℃における粘度が500〜13,000mPa・sである請求項1記載の発泡性皮膚用エアゾール組成物。
  3. 前記液化ガスが液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物であり、配合比は(重量比)90/10〜50/50である請求項1記載の発泡性皮膚用エアゾール組成物。
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