JP5907608B2 - 多剤式毛髪処理剤 - Google Patents

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Description

本発明は、仕上がり時の毛髪の柔らかさ、滑らかさおよび毛先の収まりを良好にし得る多剤式の毛髪処理剤に関するものである。
ヘアトリートメント剤のような毛髪処理剤は1剤式のものが一般的であるが、近年では、毛髪にパーマネントウェーブ処理や染毛処理などの化学的処理を施すことも多く、このような処理に起因して毛髪にダメージが蓄積している場合があり、従来の1剤式の毛髪処理剤では、毛髪への処理効果が十分でないこともある。また、上記のような化学的処理時の毛髪のダメージを緩和したり、化学的処理後の毛髪を補修したりする目的で、これら化学的処理の前処理剤や中間処理剤、後処理剤としてヘアトリートメント剤のような毛髪処理剤が利用されることがある。
このようなことから、毛髪処理剤には、より高度な機能を確保することが要求されるようになっており、これに応えるべく、複数の製剤を毛髪に順次適用する多剤式の毛髪処理剤が種々開発されている(例えば、特許文献1〜5)。
特開平10−87441号公報 特開2008−133227号公報 特開2009−96736号公報 特開2009−286696号公報 特開2010−215541号公報
従来から提案されている多剤式の毛髪処理剤は、それぞれ、仕上がり時の毛髪の状態を良好にし得るものである。しかしながら、多剤式の毛髪処理剤による毛髪の改善効果には、更なる向上が求められており、こうしたことから、例えば上記の各特許文献に開示の多剤式の毛髪処理剤にも、未だ改善の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、仕上がり時の毛髪の柔らかさ、滑らかさおよび毛先の収まりを良好にし得る多剤式毛髪処理剤を提供することにある。
上記目的を達成し得た本発明の多剤式毛髪処理剤は、第1剤、第2剤、第3剤の順に毛髪に適用されるものであって、カチオン性化合物が配合されている第1剤と、下記(A)と下記(B)との共重合体またはその架橋体から選ばれるアニオン性高分子が配合されている第2剤と、カチオン性化合物が配合されている第3剤とで構成されていることを特徴とするものである。
(A)イタコン酸とポリオキシエチレンアルキルエーテルとのエステル、またはメタクリル酸とポリオキシエチレンアルキルエーテルとのエステル。
(B)アクリル酸、メタクリル酸およびそれらのエステルよりなる群から選択される少なくとも1種。
本発明によれば、仕上がり時の毛髪の柔らかさ、滑らかさおよび毛先の収まりを良好にし得る多剤式毛髪処理剤を提供することができる。
多剤式毛髪処理剤では、その一部の処理剤にアニオン性化合物が配合される場合がある。このような多剤式毛髪処理剤では、処理後の毛髪に硬さを感じたり、毛先の収まりが不十分となったりする場合のあることが、本発明者らの検討によって判明した。
そこで、本発明の多剤式毛髪処理剤は、3種の処理剤で構成することとし、第1剤および第3剤にカチオン性化合物を配合し、第2剤に特定のアニオン性高分子を配合することで、アニオン性化合物が配合された処理剤を含む従来の多剤式毛髪処理剤では不十分となる場合のあった仕上がり後の毛髪の柔らかさや、滑らかさおよび毛先の収まりを、良好にできるようにしている。
本発明の多剤式毛髪処理剤に係る第1剤は、カチオン性化合物が配合されたものである。カチオン性化合物には、カチオン性界面活性剤を用いることができる。
カチオン性界面活性剤の具体例としては、例えば、ジ−2−エチルヘキシルアミン、ジメチルステアリルアミン、トリラウリルアミンなどのアルキルアミン;ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドなどの脂肪族アミドアミン;エステル含有3級アミン;アーコベル型3級アミン;塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化パルタミドプロピルトリメチルアンモニウム、塩化ジPOE(2)オレイルメチルアンモニウム(POEは「ポリオキシエチレン」の略であり、その後の括弧内の数値は、酸化エチレンの平均付加モル数。以下同じ。)、塩化ジPOEステアリルメチルアンモニウム、塩化POE(1)POP(25)ジエチルメチルアンモニウム(POPは「ポリオキシプロピレン」の略であり、その後の括弧内の数値は、酸化プロピレンの平均付加モル数。以下同じ。)、塩化POPメチルジエチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウムサッカリン、ステアリルトリメチルアンモニウムサッカリンなどのモノアルキル型4級アンモニウム塩;塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニウムなどのジアルキル型4級アンモニウム塩;塩化ベンザルコニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ラウリルジメチル(エチルベンジル)アンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどのベンザルコニウム型4級アンモニウム塩;モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩;塩化ラウリルピリジニウム、塩化セチルピリジニウムなどのアルキルピリジニウム塩;などが挙げられ、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらのカチオン性界面活性剤の中でも、毛髪への柔軟性の付与作用や、帯電防止作用などがより良好である点で、脂肪族アミドアミン、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩が、より好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第1剤におけるカチオン性化合物の配合量は、その使用による効果(特に毛髪の柔らかさや毛先の収まりのよさを良好にする効果)をより良好に確保する観点から、0.1質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ましい。ただし、第1剤中のカチオン性化合物の量が多すぎると、皮膚への刺激が生じやすい傾向があることから、多剤式毛髪処理剤に係る第1剤におけるカチオン性化合物の配合量は、10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第1剤には、アミノ変性シリコーンを配合することが好ましい。第1剤にアミノ変性シリコーンを配合することにより、毛髪の柔らかさや毛先の収まりのよさが、より向上する傾向がある。
アミノ変性シリコーンの具体例としては、例えば、アモジメチコン、アミノプロピルジメチコン、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、(ビスイソブチルPEG−14/アモジメチコン)コポリマー(PEGは「ポリエチレングリコール」の略であり、その後の数値は酸化エチレンの平均付加モル数を意味している。以下同じ。)、(ビスブチロキシアモジメチコン/PEG−60)コポリマー、ビス(C13−15アルコキシ)PGアモジメチコン(「C13−15」はアルコキシ基の有する炭素数を表し、PGは「プロピレングリコール」の略である。)、アミノプロピルフェニルトリメチコンなどの化粧品表示名称のものが挙げられ、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
多剤式毛髪処理剤に係る第1剤におけるアミノ変性シリコーンの配合量は、その使用による効果をより良好に確保する観点から、0.01質量%以上であることが好ましい。ただし、第1剤中のアミノ変性シリコーンの量が多すぎると、毛髪がべたつきやすくなる傾向があることから、多剤式毛髪処理剤に係る第1剤におけるアミノ変性シリコーンの配合量は、10質量%以下であることが好ましく、6質量%以下であることがより好ましい。
また、多剤式毛髪処理剤に係る第1剤には、高級アルコールを配合することが好ましい。第1剤に高級アルコールを配合することにより、第1剤の粘度を上げ、毛髪への塗布性を高めることができる。
高級アルコールの具体例としては、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールなどの直鎖状の飽和アルコール;イソステアリルアルコール、オクチルドデカノールなどの分岐状の飽和アルコール;オレイルアルコールなどの不飽和アルコール;などの、炭素数が12〜22のアルコールが挙げられ、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
多剤式毛髪処理剤に係る第1剤における高級アルコールの配合量は、例えば、0.5〜10質量%であることが好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第1剤は、水を媒体とする。第1剤における水の配合量は、例えば、50〜95質量%であることが好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第2剤は、下記(A)と下記(B)との共重合体またはその架橋体から選ばれるアニオン性高分子が配合されたものである。
(A)イタコン酸とポリオキシエチレンアルキルエーテルとのエステル、またはメタクリル酸とポリオキシエチレンアルキルエーテルとのエステル。
(B)アクリル酸、メタクリル酸およびそれらのエステル(例えば、アルキルエステル)よりなる群から選択される少なくとも1種。
すなわち、第2剤で使用し得る共重合体またはその架橋体は、モノマーである上記(A)および上記(B)由来の構造部分を有するものであればよく、上記(A)および上記(B)以外のモノマー由来の構造部分も、本発明の効果を損なわない範囲で有していてもよい。
上記(A)と上記(B)との共重合体またはその架橋体の具体例としては、例えば、(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー、(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマーなどの、上記(A)と上記(B)との共重合体;(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマーなどの、上記(A)と上記(B)との共重合体の架橋体;などの化粧品表示名称のものが挙げられ、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記(A)と上記(B)との共重合体またはその架橋体の、多剤式毛髪処理剤に係る第2剤における配合量は、その使用による効果をより良好に確保する観点から、0.01質量%以上であることが好ましく、0.1質量%以上であることがより好ましい。ただし、上記(A)と上記(B)との共重合体またはその架橋体の第2剤中の量が多すぎると、仕上がり時の毛髪の柔らかさを良好にする効果が小さくなる虞があるため、上記(A)と上記(B)との共重合体またはその架橋体の、多剤式毛髪処理剤に係る第2剤における配合量は、5質量%以下であることが好ましく、3質量%以下であることがより好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第2剤には、脂肪酸エステル油を配合することが好ましい。第2剤に脂肪酸エステル油を配合することにより、毛髪表面の滑りを良好にできる傾向がある。なお、アニオン性高分子を配合した毛髪処理剤では、脂肪酸エステル油による毛髪表面の滑りを高める作用が損なわれやすいが、上記(A)と上記(B)との共重合体またはその架橋体は、脂肪酸エステル油による上記の作用を阻害しない。よって、本発明の多剤式毛髪処理剤に係る第2剤に脂肪酸エステル油を配合した場合には、毛髪表面の滑りを高める作用が良好に発現する。
第2剤に使用し得る脂肪酸エステル油としては、特に制限はないが、上記の効果がより良好に確保できることから、脂肪酸エステル油を形成している脂肪酸またはアルコールが分岐状のもの(分岐脂肪酸または分岐アルコール)であることが好ましく、分岐脂肪酸と分岐アルコールとから形成された脂肪酸エステル油がより好ましい。
より具体的には、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、リノール酸イソプロピル、ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸2−オクチルドデシル、リシノール酸2−オクチルドデシルなどの直鎖脂肪酸と分岐アルコールとのエステル;イソステアリン酸エチル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸ヘキシルなどの分岐脂肪酸と直鎖アルコールとのエステル;イソステアリン酸イソプロピル、ネオペンタン酸2−オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸2−ヘキシルデシル、2−エチルヘキサン酸イソステアリル、イソノナン酸2−エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニル、ジメチルオクタン酸2−ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸2−オクチルドデシル、イソパルミチン酸2−エチルヘキシル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸2−オクチルドデシルなどの分岐脂肪酸と分岐アルコールとのエステル;テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルなどのその他のエステル;などが挙げられ、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
多剤式毛髪処理剤に係る第2剤における脂肪酸エステル油の配合量は、その使用による効果をより良好に確保する観点から、1質量%以上であることが好ましく、5質量%であることがより好ましい。ただし、第2剤中の脂肪酸エステル油の量が多すぎると、毛髪表面の滑りを良好にする効果が小さくなる虞があることから、多剤式毛髪処理剤に係る第2剤における脂肪酸エステル油の配合量は、30質量%以下であることが好ましく、20質量%以下であることがより好ましい。
また、多剤式毛髪処理剤に係る第2剤には、下記一般式(1)で表されるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを配合することが好ましい。
Figure 0005907608
上記一般式(1)中、Rは炭素数1〜24のアルキル基を表し、1≦m≦20、1≦n≦8である。
上記一般式(1)で表されるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを第2剤に配合することにより、毛先の収まりをより良好にできる傾向がある。
上記一般式(1)で表されるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルの、多剤式毛髪処理剤に係る第2剤における配合量は、その使用による効果をより良好に確保する観点から、0.1質量%以上であることが好ましく、1質量%以上であることがより好ましい。ただし、上記一般式(1)で表されるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルの第2剤中の量が多すぎると、毛髪の柔らかさを良好にする効果が小さくなる虞があることから、上記一般式(1)で表されるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルの、多剤式毛髪処理剤に係る第2剤における配合量は、10質量%以下であることが好ましく、8質量%以下であることがより好ましい。
また、アニオン性高分子である上記(A)と上記(B)との共重合体またはその架橋体を配合した多剤式毛髪処理剤に係る第2剤には、粘度を上げてその塗布性を高める観点から、一般式(1)で表されるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル以外のノニオン性界面活性剤を配合することが好ましい。
一般式(1)で表されるポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル以外のノニオン性界面活性剤の具体例としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アクリルポリグルコシドなどが挙げられ、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。上記例示のノニオン性界面活性剤の中でも、ポリオキシエチレンアルキルエーテルがより好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第2剤におけるノニオン性界面活性剤の配合量は、その使用による効果をより良好に確保する観点から、0.01質量%以上であることが好ましく、0.05質量%であることがより好ましい。ただし、第2剤中のノニオン性界面活性剤の量が多すぎると、毛先の収まりを良好にする効果が小さくなる虞があることから、多剤式毛髪処理剤に係る第2剤におけるノニオン性界面活性剤の配合量は、5質量%以下であることが好ましく、2質量%以下であることがより好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第2剤は、水を媒体とする。第2剤における水の配合量は、例えば、50〜95質量%であることが好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第3剤は、第1剤と同様に、カチオン性化合物が配合されたものである。カチオン性化合物には、カチオン性界面活性剤を用いることができる。
多剤式毛髪処理剤に係る第3剤に使用し得るカチオン性界面活性剤の具体例としては、第1剤に使用し得るものとして先に例示した各種カチオン性界面活性剤と同じものが挙げられ、第3剤には、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらのカチオン性界面活性剤の中でも、毛髪への柔軟性の付与作用や、帯電防止作用などがより良好である点で、脂肪族アミドアミン、モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩が、より好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第3剤におけるカチオン性化合物の配合量は、その使用による効果(特に毛髪の柔らかさや毛先の収まりのよさを良好にする効果)をより良好に確保する観点から、0.1質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ましい。ただし、第3剤中のカチオン性化合物の量が多すぎると、皮膚への刺激が生じやすい傾向があることから、多剤式毛髪処理剤に係る第3剤におけるカチオン性化合物の配合量は、10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第3剤には、シリコーンを配合することが好ましい。第3剤にシリコーンを配合することにより、毛髪表面の滑りをより良好にすることができる。
シリコーンとしては、例えば、揮発性シリコーンとジメチルポリシロキサンとを併用することがより好ましい。揮発性シリコーンはジメチルポリシロキサンの希釈剤として機能するため、例えば分子量の大きなジメチルポリシロキサンを使用しても、第3剤の操作性を良好に維持することができる。
揮発性シリコーンとしては、例えば、環状シリコーン、エチルトリシロキサン、粘度が2mPa・s以下のジメチルポリシロキサンなどが挙げられる。
また、多剤式毛髪処理剤に係る第3剤には、高級アルコールを配合することが好ましい。第3剤に高級アルコールを配合することにより、第3剤の粘度を上げ、毛髪への塗布性を高めることができる。
多剤式毛髪処理剤に係る第3剤に使用し得る高級アルコールの具体例としては、例えば、第1剤に使用し得るものとして先に例示した各種高級アルコールと同じものが挙げられ、第3剤には、これらのうちの1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
多剤式毛髪処理剤に係る第3剤における高級アルコールの配合量は、例えば、0.5〜10質量%であることが好ましい。
多剤式毛髪処理剤に係る第3剤は、水を媒体とする。第3剤における水の配合量は、例えば、50〜95質量%であることが好ましい。
本発明の多剤式毛髪処理剤を構成する第1剤、第2剤および第3剤には、それぞれ、上記の各成分以外にも、公知の毛髪処理剤に配合されている各種原料を配合することができる。
第1剤、第2剤および第3剤に共通の、配合可能な公知の毛髪処理剤原料としては、例えば、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、低級アルコール(エタノール、イソプロパノールなどの炭素数1〜6のアルコール)、多価アルコール(プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンなど)、糖類(ソルビトール、カラメルなど)、植物油(オリーブ油、ホホバ油、シア脂など)、脂肪酸、炭化水素(スクワラン、流動パラフィンなど)、ロウ、タンパク(加水分解ケラチン、加水分解コラーゲンなど)、ステロール(コレステロール、フィトステロールなど)、アミノ酸、動植物抽出物、微生物由来物、無機化合物、香料、防腐剤、金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤などが挙げられる。
第1剤に配合可能な公知の毛髪処理剤原料のうち、上記以外のものとしては、例えば、ノニオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルなど)、エステル油(脂肪酸と1価のアルコールとのエステル、脂肪酸と多価アルコールとのエステル、ステロールエステルなど)、シリコーン(アミノ変性シリコーン以外のもの)、高分子化合物(カチオン化セルロース、アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体、アクリルアミド・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体、アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体など)などが挙げられる。
また、第2剤に配合可能な公知の毛髪処理剤原料のうち、上記以外のものとしては、例えば、エステル油(脂肪酸エステル油以外のもの)、シリコーン、高分子化合物〔上記(A)と上記(B)との共重合体またはその架橋体以外のもの〕などが挙げられる。
更に、第3剤に配合可能な公知の毛髪処理剤原料のうち、上記以外のものとしては、例えば、ノニオン性界面活性剤(第1剤に配合可能なものとして先に例示したものと同じもの)、エステル油(第1剤に配合可能なものとして先に例示したものと同じもの)、シリコーン(揮発性シリコーンおよびジメチルポリシロキサン以外のもの)、高分子化合物(第1剤に配合可能なものとして先に例示したものと同じもの)などが挙げられる。
本発明の多剤式毛髪処理剤に係る第1剤、第2剤および第3剤は、例えば、クリーム、ローション、乳液、ゲルなどの剤型を取ることができる。
本発明の多剤式毛髪処理剤を使用するにあたっては、第1剤、第2剤、第3剤の順に毛髪に適用すればよいが、より具体的には、例えば、下記の(1)〜(4)の方法で使用することができる。
(1)第1剤、第2剤、第3剤を重ねて毛髪に塗布し、最後に洗い流す。
(2)第1剤、第2剤を重ねて毛髪に塗布し、洗い流した後に第3剤を毛髪に塗布し、洗い流す。
(3)第1剤を毛髪に塗布し、洗い流した後に第2剤、第3剤を重ねて毛髪に塗布し、洗い流す。
(4)第1剤を毛髪に塗布し、洗い流した後に第2剤を毛髪に塗布し、洗い流した後に第3剤を毛髪に塗布し、洗い流す。
上記例示の使用方法の中でも、(2)の方法で使用することがより好ましい。
本発明の多剤式毛髪処理剤は、多剤式のヘアトリートメントとして使用できる他、パーマネントウェーブ処理、縮毛矯正処理などの毛髪変形処理剤、その前処理剤、中間処理剤および後処理剤や、カラー剤、その前処理剤および後処理剤などとして使用することができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は、本発明を制限するものではない。なお、以下の表1では第1剤全体で、表2では第3剤全体で、表3、表4、表6および表7では第2剤全体で、それぞれ100%となるように各成分の配合量を%で示すが、その%はいずれも質量%であり、また、表1〜表4、表6および表7では、その%の表示を省略し、配合量を表す数値のみで表示する。また、本実施例において、「%」は、特に断らない限り、質量基準(質量%)である。
実施例1〜8および比較例1〜7
表1に示す組成で第1剤を調製し、また、表2に示す組成で第3剤を調製した。更に、表3および表4に示す組成で、実施例1〜8および比較例1〜7に係る第2剤を調製した。そして、これらの各第2剤を、上記の第1剤および上記の第3剤と組み合わせて、実施例1〜8および比較例1〜7の多剤式毛髪処理剤を得た。なお、表3および表4に記載の各第2剤に配合した高分子については、表5に示している。
実施例1〜8および比較例1〜7の多剤式毛髪処理剤を用いて、以下の方法で毛髪の処理試験を行った。
同一人から採取した人毛毛束(1毛束あたり5g)を複数用意した。専門の評価者5名のそれぞれが、上記毛束に多剤式毛髪処理剤に係る第1剤:0.3gを塗布し、続いて第2剤:0.1gを重ねて塗布した後洗い流し、更に第3剤:0.3gを塗布し洗い流した後に乾燥させる手順で、各実施例および比較例の多剤式毛髪処理剤を用いて毛髪の処理を行った。
また、多剤式毛髪処理剤の標準品として、表1に示す第1剤と、表6に示す第2剤と、表2に示す第3剤とで構成される処理剤を用意し、これを用いて、実施例1の多剤式毛髪処理剤などと同じ手順で、毛束に係る毛髪の処理を行った。
そして、処理後の毛髪の滑らかさ、毛先の収まり、柔らかさおよび滑り(表面の滑り)を、上記専門の評価者のそれぞれが多剤式毛髪処理剤の標準品で処理した毛髪と比較した結果から、下記基準に従って評価した。これらの結果を表3および表4に併記する。
◎ : 標準品で処理した毛髪よりも優れていると判断した評価者が4名以上、
○ : 標準品で処理した毛髪よりも優れていると判断した評価者が3名、
△ : 標準品で処理した毛髪よりも優れていると判断した評価者が2名、
× : 標準品で処理した毛髪よりも優れていると判断した評価者が1名以下。
Figure 0005907608
Figure 0005907608
表1および表2において、水の欄の「計100とする」とは、第1剤または第3剤を構成する水以外の各成分の合計量に、水の量を加えて100%となるようにしたことを意味している。また、表1におけるAMPの欄の「適量」とは、第1剤のpHを9とする量だけ配合したことを意味しており、表2における乳酸の欄の「適量」とは、第3剤のpHを6とする量だけ配合したことを意味している。
Figure 0005907608
Figure 0005907608
表3および表4において、水の欄の「計100とする」とは、第2剤を構成する水以外の各成分の合計量に、水の量を加えて100%となるようにしたことを意味している(後記の表6および表7においても同様である)。また、表3および表4におけるPPG−2ブテス−1の「PPG」はポリプロピレングリコールの略であり、AMP(2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール)の欄の「適量」とは、第2剤のpHを7とする量だけ配合したことを意味している(後記の表7においても同様である)。アクリル酸基を含有する高分子は、カルボキシル基の遊離による電荷反発で増粘することから、pHによって粘度が大きく異なる。そのため、実施例および比較例に係る第2剤のうち、アクリル酸基を含有するポリマーを含むものでは、AMPを用いてpHを7に調整することで、粘度の差が大きくならないようにしている。
Figure 0005907608
表5において、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマーの「C10−30」は、アルキル部分の炭素数が10〜30であることを意味している。
Figure 0005907608
表3および表4から明らかなように、(A)イタコン酸とポリオキシエチレンアルキルエーテルとのエステル、またはメタクリル酸とポリオキシエチレンアルキルエーテルとのエステルと、(B)アクリル酸、メタクリル酸およびそれらのエステルよりなる群から選択される少なくとも1種との共重合体またはその架橋体から選ばれるアニオン性高分子を配合した第2剤を含む実施例1〜8の多剤式毛髪処理剤は、処理後の毛髪の滑らかさ、毛先の収まりおよび柔らかさの全てを、標準品で処理した毛髪よりも高めることができており、上記アニオン性高分子以外の高分子を配合した第2剤を含む比較例1〜7の多剤式毛髪処理剤よりも、毛髪における上記の全てを総合的に高める作用が良好である。
なお、比較例1〜4、6の多剤式毛髪処理剤に係る第2剤は、脂肪酸エステル油(イソノナン酸2−エチルヘキシル)と共にアニオン性高分子を配合した例であるが、これらの多剤式毛髪処理剤で処理した毛髪は、毛髪表面の滑りが、脂肪酸エステル油を配合していない第2剤を含む実施例7の多剤式毛髪処理剤で処理した毛髪と同等か、それよりも劣っており、脂肪酸エステル油による毛髪表面の滑りを高める作用が損なわれている。一方、脂肪酸エステル油と共に上記(A)と上記(B)との共重合体またはその架橋体を配合した第2剤を含む実施例1〜6、8の各多剤式毛髪処理剤で処理した毛髪では、表面の滑りが実施例7の多剤式毛髪処理剤で処理した毛髪よりも良好であり、脂肪酸エステル油による作用が良好に発現している。
実施例9〜17
表7に示す組成で、実施例9〜17に係る第2剤を調製した。そして、表1に示す組成で調製した第1剤および表2に示す組成で調製した第3剤と、上記の各第2剤とを組み合わせて、実施例9〜17の多剤式毛髪処理剤を得た。
Figure 0005907608
実施例9〜17は、中性クリーム状の水中油滴型エマルションの形態の第2剤を含む多剤式毛髪処理剤の例である。これら実施例9〜17の多剤式毛髪処理剤についても、実施例1の多剤式毛髪処理剤などと同じ方法で毛髪を処理したところ、処理後の毛髪の滑らかさ、毛先の収まりおよび柔らかさのいずれもが良好であり、また、毛髪表面の滑りも良好であった。

Claims (5)

  1. 第1剤、第2剤、第3剤の順に毛髪に適用される多剤式毛髪処理剤であって、
    カチオン性化合物が配合されている第1剤と、
    下記(A)と下記(B)との共重合体またはその架橋体から選ばれるアニオン性高分子が配合されている第2剤と、
    カチオン性化合物が配合されている第3剤
    とで構成されており、第1剤および第3剤に配合されているカチオン性化合物が、カチオン性界面活性剤であることを特徴とする多剤式毛髪処理剤。
    (A)イタコン酸とポリオキシエチレンアルキルエーテルとのエステル、またはメタクリル酸とポリオキシエチレンアルキルエーテルとのエステル。
    (B)アクリル酸、メタクリル酸およびそれらのエステルよりなる群から選択される少なくとも1種。
  2. 第1剤および/または第3剤に高級アルコールが配合されている求項1に記載の多剤式毛髪処理剤。
  3. アミノ変性シリコーンが第1剤に配合されている請求項1または2に記載の多剤式毛髪処理剤。
  4. 脂肪酸エステル油が第2剤に配合されている請求項1〜3のいずれかに記載の多剤式毛髪処理剤。
  5. ノニオン性界面活性剤が第2剤に配合されている請求項1〜4のいずれかに記載の多剤式毛髪処理剤。
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