JP2013534230A - ヘアコンディショニング組成物 - Google Patents

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Abstract

オイルブレンドを含むヘアコンディショニング組成物であって、前記ブレンドが:(i)総重量を基準として、10重量%から95重量%の、ヤシ油、ひまわり油、アーモンド油およびこれらの混合物から選択される第一の油性成分、及び(ii)総重量を基準として、5重量%から90重量%の、平均炭素鎖長が炭素原子数20未満の1種以上の炭化水素油である第二の油性成分を含む、組成物。

Description

本発明はオイルブレンドを含むヘアコンディショニング組成物に関する。
WO 01/95866(Unilever)はミネラルオイル及びヤシ油を含むヘアオイルを開示している。この開示は、ヤシ油にミネラルオイルを添加することで髪の脂っぽさが減少され並びに毛髪へ浸透するオイルの総量が増加されることを例証している。
J. Cosmetic Sci., 56, 283−295(September/October 2005)は、毛髪につけられた油が油膜を残し、油が毛髪繊維間に細長い橋を作り、これにより繊維を「接着」させることを明らかにしている。時間の経過によりオイルは毛髪に吸収されるため、油膜の厚みは減少し、接着は低減する(浸透性の油だけがこの効果を示す)。繊維間の接着及び厚い油膜が、脂っぽさと見た目の鈍重さの原因となる。
国際公開2001/095866号
J. Cosmetic Sci., 56, 283−295(September/October 2005)
従来技術には、コンディショニング組成物の改善に対するニーズが残されている。
本発明者らはコンディショナー配合物において、ヤシ油をミネラルオイルに添加することで、意外にもミネラルオイルのみの場合と比べ、髪の鈍重さが減少することを見出した。さらに驚くべきことに、油とシリコーンを組み合わせることで毛髪の鈍重さはさらに減少し、かつシリコーンのみの場合と比べ、毛先がより滑らかになる。
従って、本発明は請求項1に記載の組成物を提供する。
(i)第一の油性成分
第一の油性成分は本発明のヘアオイルブレンド中に、単独の材料として又はブレンドとして存在する。
本発明のヘアオイルブレンド中における第一の油性成分の総含有量は、組成物の総重量を基準として10重量%から95重量%の範囲であるのが適切であり、好ましくは20重量%から80重量%の範囲である。
(ii)炭化水素油
適切な炭化水素油は環式炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和もしくは不飽和)、及び分岐鎖脂肪族炭化水素(飽和もしくは不飽和)を含む。直鎖炭化水素油は典型的には約6個から約16個の炭素原子、好ましくは約8個から約14個までの炭素原子を含む。分岐炭化水素油はより多数の炭素原子を含むことができ、例えば典型的には約6個から約20個までの炭素原子、好ましくは約8個から約18個までの炭素原子を含んでよい。
本発明の適切な炭化水素油は一般的に周囲温度(25から30℃)において、TA Instruments Inc., New Castle, Delaware (USA)のCarri−Med CSL2 100制御応力レオメータで測定して、0.0001から0.5Pa.s、好ましくは0.001から0.05Pa.s、より好ましくは0.001から0.02Pa.sの粘度を有する。
好ましい炭化水素油は軽質ミネラルオイルである。ミネラルオイルは石油から得られる透明な油性の液体であり、ワックスは除去されており、かつ揮発性の高い留分は蒸留により除去されている。250℃から300℃の間に留出する留分をミネラルオイルと呼び、炭化水素の混合物からなり、炭化水素分子あたりの炭素原子の数は一般的にC10からC40の範囲にある。ミネラルオイルはその粘度で特徴づけることができ、軽質ミネラルオイルは、重質ミネラルオイルよりも粘度が低い。これらの用語はU.S. Pharmacopoeia, 22nd revision, p. 899 (1990)により明確に定義されている。本発明で使用するのに適切な、市販されている軽質ミネラルオイルの例は、Silkoleneから入手できるSirius M40(炭素鎖長C10−C28、主としてC12−C20、粘度4.3×10−3Pa.s)である。
本発明で使用し得るその他の炭化水素油は、テトラデカン、ヘキサデカン、及びオクタデカンなどの直鎖飽和炭化水素、ジオクチルシクロヘキサン(例えば、HenkelからのCETIOL S)などの環式炭化水素、分岐鎖炭化水素(例えば、Exxon Corp.からのISOPAR L及びISOPAR V)を含む比較的に低分子量の炭化水素を含む。
炭化水素油は、本発明のヘアオイルブレンド中に単独の材料又はブレンドとして存在することができる。
本発明のヘアオイルブレンド中の炭化水素油の総含有量は、ヘアオイルブレンドの総重量を基準として、適切には5重量%から90重量%、好ましくは20重量%から80重量%の範囲にある。
本発明の組成物における第一の油性成分:炭化水素油の重量比は、適切には95:5から5:95、好ましくは90:10から10:90、最も好ましくは80:20から20:80の範囲にある。特に好ましいものは、[ヤシ油及び/又はヒマワリ油及び/又はアーモンド油]及び軽質ミネラルオイルのブレンドであり、ここで、[ヤシ油及び/又はヒマワリ油及び/又はアーモンド油]:軽質ミネラルオイルの重量比は60:40である。
その他の油性材料
その他の油性材料も又、本発明のヘアオイルブレンド中に、炭化水素油及びグリセリド脂肪エステルとの組み合わせで、存在してよい。適切な他の油性材料はその他の脂肪エステル、脂肪アルコール及び脂肪エーテルを含む。
一般的に、脂肪エステル、脂肪アルコール及び脂肪エーテルは少なくとも10個の炭素原子を有することを特徴とし、及び脂肪酸又は脂肪アルコールから誘導されたヒドロカルビル鎖を有するエステル及びエーテル、例えばモノカルボン酸エステル、多価アルコールエステル、及びジ−及びトリカルボン酸エステル及びエーテル、並びに10から18の炭素鎖長を有する脂肪アルコール、例えばラウリルアルコール、セチルアルコール又はセトステアリルアルコールを含む。
例には、イソプロピルミリスタート、イソプロピルパルミタート、セテアリールイソノナノアート、セテアリールオクタノアート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルオレアート、ジカプリリルエーテル、カプリル酸/カプリン酸プロピレングリコールジエステル及び前記のいずれかの混合物が含まれる。
本発明の組成物における、その他の油性材料の総含有量は、ヘアオイルブレンドの総重量を基準として、適切には0.01重量%から50重量%、好ましくは1.0重量%から20重量%の範囲にある。
オイルブレンドは組成物の0.01重量%から10重量%、より好ましくは0.1重量%から2重量%で、組成物中に存在する。
(iii)カチオン性界面活性剤
適切なコンディショニング界面活性剤はカチオン性界面活性剤から選択され、単独であるいは混合物で使用される。例には四級アンモニウムヒドロキシド又はその塩、例えば塩化物が含まれる。
本発明のヘアコンディショナーにおいて使用するために適切なカチオン性界面活性剤はセチルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルピリジニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウムクロリド、オクチルトリメチルアンモニウムクロリド、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、オクチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、デシルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ジドデシルジメチルアンモニウムクロリド、ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロリド、タロートリメチルアンモニウムクロリド、ココトリメチルアンモニウムクロリド、及び対応するこれらのヒドロキシドを含む。別の適切なカチオン性界面活性剤はCTFA呼称Quaternium−5、Quaternium−31及びQuaternium−18を有する材料を含む。前記材料の任意の混合物も適切である。本発明のヘアコンディショナーにおいて使用するために特に有用なカチオン性界面活性剤は例えば、DEHYQUARTとしてHenkelから市販されているセチルトリメチルアンモニウムクロリドである。
本発明のコンディショナーにおいて、カチオン性界面活性剤の濃度は、組成物の好ましくは0.01から10重量%、より好ましくは0.05から5重量%、最も好ましくは0.1から2重量%である。
製品の形態
本発明の組成物は、好ましくはヘアコンディショニング組成物用とされ、5重量%未満のアニオン性界面活性剤、好ましくは5重量%未満のクレンジング界面活性剤を、より好ましくは2重量%未満のアニオン性界面活性剤、好ましくは2重量%未満のクレンジング界面活性剤を含み、及び最も好ましくはクレンジング界面活性剤を含まない。
任意の成分
本発明の組成物は、通常ヘアコンディショニング配合物に用いられている任意のその他の成分を含有してもよい。これらのその他の成分は、粘度調整剤、保存料、着色剤、グリセリン及びポリプロピレングリコールなどのポリオール、EDTAなどのキレート剤、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)などの抗酸化剤、ビタミンEアセタート、香料、抗菌剤及びサンスクリーン剤並びに脂溶性成分、例えば脂肪酸又はステロールを含む。これら成分のそれぞれはその目的を達成するために有効な量で存在し得る。
一般に、これら任意成分は個々に、組成物の約5重量%までの濃度で含まれる。
好ましくは、組成物は脂肪アルコールから選択されるコンディショニング活性物質及びコンディショニングシリコーンを含む。
本発明のコンディショナーは脂肪アルコール材料を組み込むことが有利である。脂肪アルコール材料とカチオン性界面活性剤をコンディショニング組成物に組み合わせて使用することにより、その中にカチオン性界面活性剤が分散するラメラ相の形成を促すので、特に有利であると考えられる。
代表的な脂肪アルコールは8個から22個、より好ましくは16個から20個の炭素原子を含む。適切な脂肪アルコールの例には、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びこれらの混合物が含まれる。これらの材料の使用はまた、これらが本発明の組成物の総合的なコンディショニング特性に寄与することでも有利である。
本発明のコンディショナーにおける脂肪アルコール材料の濃度は、組成物の0.01から10重量%が適当であり、好ましくは0.1から5重量%である。カチオン性界面活性剤対脂肪アルコールの重量比は適切には10:1から1:10、好ましくは4:1から1:8であり、1:1から1:4が最適である。
シリコーンは本発明のヘアトリートメント組成物において特に好ましい成分である。特に、本発明のコンディショナーは、コンディショニング性能を強化するために、乳化されたシリコーン粒子をも含む。シリコーンは組成物の水性マトリックスに不溶性であり、従ってシリコーンが分散粒子として存在する、乳化された形態で存在する。
適切なシリコーンはポリジオルガノシロキサン、特に、CTFA呼称ジメチコンを有する、ポリジメチルシロキサンを含む。CTFA呼称ジメチコノールを有する、ヒドロキシ末端基を有するポリジメチルシロキサンもまた本発明の組成物に使用するのに有用である。やはり本発明の組成物に使用するのに適切なものは、例えばWO96/31188に記載されているような、若干の架橋度を持つシリコーンゴムである。これらの材料は髪に腰、ボリューム及びスタイリングのし易さ、並びに良好な湿潤コンディショニング及び乾燥コンディショニングを与える。
乳化されるシリコーンそのものの粘度(エマルジョンもしくは最終的なヘアコンディショニング組成物ではない)は代表的には少なくとも10,000cstである。本発明者らは、一般にコンディショニング性能は粘度の増加と共に向上することを見出している。
従って、シリコーン自体の粘度は好ましくは少なくとも60,000cst、最も好ましくは少なくとも500,000cst、理想的には少なくとも1,000,000cstである。配合のし易さのため、好ましくは、粘度は10cstを越えない。
本発明のコンディショナーに使用するための乳化シリコーンは、組成物中で、代表的には30ミクロン未満、好ましくは20ミクロン未満、より好ましくは10ミクロン未満の平均シリコーン粒子径を有する。本発明者らは、粒子径を低下させるとコンディショニング性能が改善されることを見出している。最も好ましくは組成物中の乳化シリコーンの平均シリコーン粒子径は2ミクロン未満であり、理想的には0.01から1ミクロンの範囲である。0.15ミクロン以下の平均シリコーン粒子径を有するシリコーンエマルジョンは一般的にマイクロエマルジョンと呼ばれる。
粒子径はMalvern Instrumentsの2600D Particle Sizerを用いて、レーザー光散乱技術により測定することができる。
本発明に使用するために適切なシリコーンエマルジョンもまた予め乳化された形態により市販されている。
適切な予形成エマルジョンの例には、エマルジョンDC2−1766、DC2−1784並びにマイクロエマルジョンDC2−1865およびDC2−1870が含まれ、全てDow Corningから入手可能である。これらは全てジメチコノールのエマルジョン/マイクロエマルジョンである。架橋シリコーンゴムもまた、配合のし易さから有利な、予め乳化された形態で入手可能である。好ましい例は、架橋ジメチコノールゴムのエマルジョンである、DC X2−1787としてDow Corningから入手可能な材料である。別の好ましい例は、架橋ジメチコノールゴムのマイクロエマルジョンである、DC X2−1391としてDow Corningから入手可能な材料である。
本発明のコンディショナーに含まれる、別の好ましいクラスのシリコーンはアミノ官能性シリコーンである。「アミノ官能性シリコーン」は少なくとも1つの一級、二級もしくは三級アミン基、又は四級アンモニウム基を含むシリコーンを意味する。
適切なアミノ官能性シリコーンの例としては:
(i)CTFA呼称「アモジメチコン」、及び一般式:
Figure 2013534230
を有するポリシロキサンであり、
式中、x及びyはポリマーの分子量に依存する数値であり、一般的には分子量が約5,000から500,000であるような数値である。
(ii)一般式:
Figure 2013534230
を有するポリシロキサンであり、
式中、
GはH、フェニル、OH又はC1−8アルキル、例えばメチル、から選択され、
aは0又は1から3の整数であり、好ましくは0であり、
bは0または1であり、好ましくは1であり、
m及びnは、(m+n)が1から2000、好ましくは50から150の範囲にあるような数であり、
mは1から2000、好ましくは1から10の数であり、
nは0から1999、好ましくは49から149の数であり、並びに
は式−C2qLの一価の基であり、式中のqは2から8の数であり並びにLは下記:
−NR−CH−CH−N(R
−N(R
−N(R
−NH(R
−N+H(R”)A
−N(R)−CH−CH−N(R)A
から選択されるアミノ官能性基であり、
式中R”はH、フェニル、ベンジル、又は飽和の一価炭化水素基、例えばC1−20アルキルから選択され、並びに
Aはハロゲン化物イオン、例えばクロリド又はブロミドである。
上記の式に対応する適切なアミノ官能性シリコーンは下記に示す、「トリエチルシリルアモジメチコン」と呼ばれるポリシロキサンを含み、これは十分に水不溶性であり、それ故本発明の組成物に有用である。
Figure 2013534230
式中、x+yは約50から約500の数であり、並びにRは2から5個の炭素原子を有するアルキレン基である。好ましくは、x+yの総数は約100から約300の範囲にある。
(iii)一般式:
Figure 2013534230
を有する四級シリコーンポリマーであり、
式中、R及びR10は同じか異なっていてよく、並びに独立してH、飽和もしくは不飽和長鎖もしくは短鎖アルキル、アルケニル、分岐鎖アルキル、アルケニル及びC−C環系から選択され、
からRは同じか異なっていてよく、並びに独立してH、直鎖もしくは分岐鎖低級アルキル、アルケニル、及びC−C環系から選択され、
nは約60から約120の範囲内の数値、好ましくは約80であり、並びに
は好ましくはアセタートであるが、代わりに例えばハロゲン化物、有機カルボキシラート、有機スルホナートなどであってもよい。
が含まれる。
この分類の適切な四級シリコーンポリマーはEP−A−0 530 974に記載されている。
本発明のコンディショナーにおいて使用するために適切なアミノ官能性シリコーンは一般的に約0.1から約8.0モル%、好ましくは約0.1から約5.0モル%、最も好ましくは約0.1から約2.0モル%の範囲のモル%アミン官能性を有し得る。一般的に、アミン濃度は約8.0モル%を超えるべきではなく、本発明者らはアミン濃度が高すぎることは総合的なシリコーン付着にとって不利であり、従ってコンディショニング性能にとっても不利であることを見出している。
アミノ官能性シリコーンの粘度はとりわけ重要なことではなく、適切には約100から500,000cst範囲であってよい。
本発明における使用に適切なアミノ官能性シリコーンの具体例は、アミノシリコーンオイルDC2−8220、DC2−8166、DC2−8466、及びDC2−8950−114 (Dow Corning)、並びにGE 1149−75、(General Electric Silicones)である。
アミノ官能性シリコーンオイルと非−イオン性及び/又はカチオン性界面活性剤とのエマルジョンもまた適切である。
このような予形成エマルジョンは、組成物中で適切には30ミクロン未満、好ましくは20ミクロン未満、より好ましくは10ミクロン未満の、平均アミノ官能性シリコーン粒子径を有する。本発明者らはやはり、粒子径の低減がコンディショニング性能を一般的に改善することを見出している。最も好ましくは組成物中の平均アミノ官能性シリコーン粒子径は2ミクロン未満であり、0.01から1ミクロンの範囲にあるのが理想的である。0.15ミクロン以下の平均粒子径を有するシリコーンエマルジョンはマイクロエマルジョンと呼ばれる。
アミノ官能性シリコーンの予形成エマルジョンも、Dow CorningやGeneral Electricのようなシリコーンオイル供給業者から入手可能である。具体例はDC929 Cationic Emulsion、DC939 Cationic Emulsion、並びに非−イオン性エマルジョンDC2−7224、DC2−8467、DC2−8177及びDC2−8154(全てDow Corning)を含む。
本発明において有用な四級シリコーンポリマーの例はGoldschmidtからの材料K3474である。
本発明の組成物中に取り入れられるシリコーンの総量は、所望されるコンディショニングレベル及び使用される材料に依存する。好ましい量は全組成物の0.01から約10重量%であるが、この限度は絶対的なものではない。下限はコンディショニングを達成できる最低濃度により、上限は毛髪及び/又は皮膚を脂っぽくさせるのを避ける最高濃度によって決定される。
本発明者らはシリコーンの総量が全組成物の0.3から5重量%、好ましくは0.5から3重量%であるのが適切な濃度であることを見出した。
その他の成分には、粘度調整剤、保存料、着色剤、グリセリン及びポリプロピレングリコールなどのポリオール、EDTAなどのキレート剤、ビタミンEアセタートなどの抗酸化剤、香料、抗菌剤及びサンスクリーン剤が含まれる。これらの成分はそれぞれ、その目的を達成するのに有効な量で存在する。一般的に、これらの任意成分は個々に、全組成物の約5重量%までの濃度で含まれる。
好ましくは、本発明の組成物はヘアケアに適したアジュバントも含む。一般的にこのような成分は個々に、全組成物の2重量%までの濃度、好ましくは1重量%までの濃度で含まれる。
中でも適切なヘアケアアジュバントは:
(i)天然の毛根栄養素、例えばアミノ酸及び糖類。適切なアミノ酸の例にはアルギニン、システイン、グルタミン、グルタミン酸、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、セリンおよびバリン、並びに/又はこれらの前駆体及び誘導体が含まれる。アミノ酸は単独で、又は混合物として、あるいはペプチド、例えばジ−ペプチド及びポリペプチドの形態で添加される。又、アミノ酸はケラチン又はコラーゲン加水分解物などのタンパク質加水分解物の形態で添加してもよい。適切な糖類はグルコース、デキストロース及びフルクトースである。これは単体で、又は例えば果汁エキスの形態で添加される。
(ii)毛髪繊維効果剤。例えば:繊維を湿潤させてキューティクルを保全するためのセラミド。セラミドは天然素材からの抽出により、又は合成セラミド及び疑似セラミドとして入手することができる。好ましいセラミドはQuestのCeramide IIである。複数のセラミドの混合物、例えばLaboratoires SerobiologiquesのCeramides LSもまた適切である。
− キューティクル修復及び損傷予防のための遊離脂肪酸。例えば、18−メチルエイコサン酸及びこの系統の他の類似物などの分岐鎖脂肪酸、ステアリン酸、ミリスチン酸及びパルミチン酸などの直鎖脂肪酸、並びにオレイン酸、リノール酸、リノレン酸及びアラキドン酸などの不飽和脂肪酸である。好ましい脂肪酸はオレイン酸である。脂肪酸は単独で、混合物として、あるいは、例えばラノリンの抽出物に由来するブレンドの形態で添加してよい。
上記活性成分の任意の混合物を使用してもよい。
好ましくは、組成物はリンス−オフコンディショニング組成物である。
下記実施例を用いて本発明をさらに例示する。特に別の記載がなければ、百分率は総重量を基準とする重量によるものである。
標準的な方法により下記配合物を調製した。配合物1は本発明の配合物であり、A及びBは比較配合物である。
Figure 2013534230
[実施例2]
ブラインドによる単一評価試験においては、ユーザは実施例1による配合物について、2週間にわたって、週3回それぞれの生成物を使用した後に、その髪の重さを比較するように要求された。
結果は、実施例1による組成物は比較例による組成物よりも、よい性能を示すことを表す。
Figure 2013534230
配合物1は、やはり上位二つの枠においても、AおよびBに対して優位である。その意味は、消費者が上位二つの枠(即ち、4および5)にチェックした比率は、実施例Aおよび実施例Bに比べ実施例1が最も高いということである。

Claims (5)

  1. カチオン性界面活性剤及びオイルブレンドを含むヘアコンディショニング組成物であって、前記ブレンドは:
    (i)総重量を基準として、10重量%から95重量%の、ヤシ油、ひまわり油、アーモンド油およびこれらの混合物から選択される第一の油性成分、及び
    (ii)総重量を基準として、5重量%から90重量%の、平均炭素鎖長が炭素原子数20未満の1種以上の炭化水素油である第二の油性成分
    を含む、組成物。
  2. 第一の油性成分の総含有量が、組成物の総重量を基準として、20重量%から80重量%の範囲にある、請求項1に記載の組成物。
  3. 炭化水素油が軽質ミネラルオイルである、請求項1又は2のいずれか一項に記載の組成物。
  4. 炭化水素油の総含有量が、組成物の総重量を基準として、20重量%から80重量%の範囲にある、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 第一の油性成分:炭化水素油の重量比が、95:5から5:95、好ましくは90:10から10:90、最も好ましくは80:20から20:80の範囲にある、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
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