JP7340321B2 - 多剤式毛髪処理剤、および毛髪処理方法 - Google Patents

多剤式毛髪処理剤、および毛髪処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、洗い流して使用される多剤式毛髪処理剤に関するものである。
毛髪の感触などを改善するためのトリートメント、コンディショナーとして、単剤のものが汎用されている。また、二以上の複数剤の適用により毛髪の感触などを改善する多剤式毛髪処理剤が知られている。
多剤式毛髪処理剤の例として、特許文献1には、特定構造のアミノ変性シリコーンを含有する組成物(A)と、特定構造のジメチコノールを含有する組成物(B)とからなる2剤式ヘアトリートメント用組成物が開示されている(請求項1)。この2剤式ヘアトリートメント用組成物を毛髪に適用する際には、組成物(A)を毛髪に塗布した後に、該毛髪に組成物(B)を塗布するか、または、組成物(A)を毛髪に塗布し、該毛髪を水洗した後に、該毛髪に組成物(B)を塗布する(請求項4)。
特開2009-96736号公報
ところで、多剤式毛髪処理剤の使用においては、使用後の毛髪の柔軟性、ツヤ、指通り、ハリ、纏まり、保湿感、根元の立ち上がりなどの様々な市場ニーズが存在する。このようなニーズがある一方で、多剤式毛髪処理剤の効果を実感させるためには、使用中における毛髪の良好な感触が望まれる。その使用中の感触として毛髪の柔らかさが挙げられるが、本出願人の知るところ、多剤式毛髪処理剤の使用中における柔らかさを提案する文献は存在しない。
本発明は、上記事情に鑑み、使用中において感じる毛髪の柔らかさに優れる多剤式毛髪処理剤、及び毛髪処理方法の提供を目的とする。
本発明者等が鋭意検討を行った結果、アニオン性の高分子であるアクリル系ポリマーを配合した前処理剤で処理した毛髪に、トリートメントの配合原料として汎用されているカチオン界面活性剤及び高級アルコールを配合した後処理剤を塗布した場合、その塗布した毛髪の柔らかさが良好になることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る多剤式毛髪処理剤は、アニオン性アクリル系ポリマーが配合された前処理剤と、カチオン界面活性剤及び高級アルコールが配合された後処理剤と、を備えることを特徴とする。
本発明の上記前処理剤は、高重合ポリエチレングリコールを配合したものが良い。高重合ポリエチレングリコールが配合された前処理剤であれば、当該前処理剤を塗布して頭皮をマッサージする場合、そのマッサージを行い易い。また、本発明に係る多剤式毛髪処理剤の使用後における頭皮の保湿感が高まる。
本発明の上記前処理剤は、液状油及びノニオン界面活性剤を配合したものが良い。本発明の多剤式毛髪処理剤を使用する場合、液状油が配合された前処理剤を頭皮に塗布し、マッサージを行えば、ノニオン界面活性剤で皮脂が除去された頭皮の保湿感が高まる。
本発明に係る毛髪処理方法は、アニオン性アクリル系ポリマーを配合した前処理剤を毛髪に塗布する前処理工程と、前記前処理剤が塗布された毛髪を水洗する水洗工程と、カチオン界面活性剤及び高級アルコールを配合した後処理剤を毛髪に塗布する後処理工程と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る多剤式毛髪処理剤によれば、カチオン界面活性剤及び高級アルコールが配合された後処理剤を毛髪に塗布する前に、アニオン性アクリル系ポリマーが配合された前処理剤を塗布するから、後処理剤を塗布したときの毛髪の感触が、柔らかさに優れるものとなる。
本発明の実施形態に基づき、本発明を以下に説明する。
(多剤式毛髪処理剤)
本実施形態に係る多剤式毛髪処理剤は、所定の前処理剤と、所定の後処理剤を備える。また、本実施形態の多剤式毛髪処理剤は、前処理剤の使用に先立って毛髪を洗浄するためのシャンプー(当該シャンプーにおけるアニオン界面活性剤の配合量は3質量%以上)を更に備えていても良く、更に他の剤を一種又は二種以上備えていても良い。
本実施形態の多剤式毛髪処理剤を使用した場合、後処理剤を塗布したときの毛髪の感触が、柔らかさに優れる。また、本実施形態の多剤式毛髪処理剤で処理した毛髪の感触は、保湿感に優れる。
(前処理剤)
本実施形態の多剤式毛髪処理剤における前処理剤は、アニオン性アクリル系ポリマー及び水を配合した水中油型剤型のものである(水の配合量は、例えば75質量%以上90質量%以下)。また、本実施形態の前処理剤には、頭皮及び毛髪処理用組成物に配合する公知原料を、任意に配合しても良い。
上記アニオン性アクリル系ポリマーは、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、及びメタクリル酸アルキルから選ばれた一種又は二種以上を構成モノマーとして有するアニオン性ポリマーである。
上記本実施形態のアニオン性アクリル系ポリマーは、公知のアニオン性アクリル系ポリマーから選ばれる。本実施形態のアニオン性ポリマーとしては、例えば、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、アクリレーツコポリマー、ポリアクリル酸Na、アクリル酸アルキルコポリマーNaが挙げられる。(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー及びカルボマーを共に配合すれば、後処理剤を塗布したときの毛髪の柔らかさ、及び処理した毛髪の保湿感に特に優れる。また、前処理剤を塗布して頭皮をマッサージする場合、そのマッサージを行い易く、多剤式毛髪処理剤の使用後における頭皮の保湿感に優れる。
上記前処理剤には、一種又は二種以上のアニオン性アクリル系ポリマーを配合すると良い。前処理剤におけるアニオン性アクリル系ポリマーの配合量は、0.1質量%以上1.0質量%以下が良く、0.2質量%以上0.8質量%以下が好ましく、0.3質量%以上0.6質量%以下がより好ましい。配合量が0.1質量%以上であると前処理剤の粘性向上に適し、配合量が1.0質量%以下であると極端な粘性向上の抑制に適する。
また、アニオン性アクリル系ポリマーを配合する際には、公知の通り、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ剤を適宜配合する。このアルカリ剤を配合すると、上記アクリル系ポリマーにおいて複数存在するカルボキシラートアニオン間の反発を促進させることができ、その結果、前処理剤を頭皮のマッサージに適した粘性にまで高め易くなる。
本実施形態における前処理剤に任意に配合できる上記公知原料は、例えば、高重合ポリエチレングリコール、液状油、ノニオン界面活性剤、多価アルコールが挙げられる。
本実施形態の前処理剤に高重合ポリエチレングリコールを配合した場合、前処理剤を塗布した頭皮をマッサージし易い。また、本実施形態に係る多剤式毛髪処理剤の使用後における頭皮の保湿感が高まる。
上記高重合ポリエチレングリコールにおける酸化エチレンの平均付加モル数は、例えば、5000以上160000以下が良く、20000以上120000以下が好ましく、50000以上100000以下がより好ましい。この高重合ポリエチレングリコールとしては、例えば、PEG-5M、PEG-7M、PEG-9M、PEG-14M、PEG-20M、PEG-23M、PEG-45M、PEG-65M、PEG-90M、PEG-115M、PEG-160Mが挙げられる。
本実施形態の前処理剤には、一種又は二種以上の高重合ポリエチレングリコールを配合すると良い。また、本実施形態の前処理剤における高重合ポリエチレングリコールの配合量は、0.1質量%以上1.0質量%以下が良く、0.3質量%以上0.7質量%以下が好ましい。
本実施形態の前処理剤に液状油を配合し、この配合した前処理剤を塗布した頭皮をマッサージした場合、本実施形態の多剤式毛髪処理剤を使用した後の頭皮の皮脂がノニオン界面活性剤で除去されたとしても、頭皮の保湿感が高まる。
上記液状油は、25℃において液状の炭化水素、油脂、エステル油を意味する。本実施形態の前処理剤には、炭化水素、油脂、及びエステル油から選ばれた一種又は二種以上の液状油を配合すると良い。また、本実施形態の前処理剤における液状油の配合量は、0.5質量%以上3.0質量%以下が良く、1.5質量%以上2.5質量%以下が好ましい。液状油の配合量が0.5質量%以上であると、頭皮の保湿感を高めるのに適し、その配合量が3.0質量%以下であると、頭皮のべたつき抑制に適する。
上記の液状炭化水素としては、例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、スクワランが挙げられる。本実施形態の前処理剤には、一種又は二種以上の液状炭化水素を配合すると良い。また、本実施形態の前処理剤における液状炭化水素の配合量は、0.5質量%以上3.0質量%以下が良く、1.5質量%以上2.5質量%以下が好ましい。
上記の液状油脂は、脂肪酸とグリセリンとのトリエステルを主成分とする液状のものである。上記の液状油脂としては、例えば、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、ククイナッツ油、コメヌカ油、コーン油、サフラワー油、パーシック油、パーム核油、ヒマワリ種子油、ブドウ種子油、ヘーゼルナッツ油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム油、ローズヒップ油が挙げられる。本実施形態の前処理剤には、一種又は二種以上の液状油脂を配合すると良い。また、本実施形態の前処理剤における液状油脂の配合量は、0.5質量%以上3.0質量%以下が良く、1.5質量%以上2.5質量%以下が好ましい。
上記の液状エステル油としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピルなどの直鎖脂肪酸と低級アルコールとのエステル;カプリル酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸デシル、オレイン酸デシル、オレイン酸オレイルなどの直鎖脂肪酸と直鎖高級アルコールとのエステル;ラウリン酸イソステアリル、ミリスチン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸イソステアリル、ミリスチン酸2-オクチルドデシル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソセチル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸2-オクチルドデシルなどの直鎖脂肪酸と分枝アルコールとのエステル;イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピルなどの分枝脂肪酸と低級アルコールとのエステル;オクタン酸セチル、イソステアリン酸ヘキシルなどの分枝脂肪酸と直鎖高級アルコールとのエステル;ジオクタン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、ジヘプタン酸ネオペンチルグリコール、カプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ2-エチレンヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリカプリル酸グリセリル、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラオクタン酸ペンタエリスチルなどの脂肪酸と多価アルコールとのエステル;ネオペンタン酸2-オクチルドデシル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソノナン酸イソノニル、ジメチルオクタン酸2-ヘキシルデシル、ジメチルオクタン酸2-オクチルドデシル、イソパルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリルなどの分枝脂肪酸と分枝アルコールとのエステル;が挙げられる。本実施形態の前処理剤には、一種又は二種以上の液状エステル油を配合すると良い。また、本実施形態の前処理剤における液状エステル油の配合量は、0.5質量%以上3.0質量%以下が良く、1.5質量%以上2.5質量%以下が好ましい。
本実施形態の前処理剤においてノニオン界面活性剤を配合する場合、頭皮の皮脂を除去できる。
上記ノニオン界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸PEG-5グリセリル、ステアリン酸PEG-15グリセリル、イソステアリン酸PEG-5グリセリル、イソステアリン酸PEG-8グリセリル、イソステアリン酸PEG10-グリセリル、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸PEG-25グリセリル、イソステアリン酸PEG-30グリセリル、オレイン酸PEG-5グリセリル、オレイン酸PEG-15グリセリルなどのポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;パルミチン酸ソルビタン、ステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、オレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタンなどのソルビタン脂肪酸エステル;テトラステアリン酸ソルベス-60、テトラオレイン酸ソルベス-6、テトラオレイン酸ソルベス-30、テトラオレイン酸ソルベス-40、テトラオレイン酸ソルベス-60、テトライソステアリン酸ソルベス-30などのポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル;が挙げられる。
本実施形態の前処理剤には、一種又は二種以上のノニオン界面活性剤を配合すると良い。本実施形態の前処理剤におけるノニオン界面活性剤の配合量は、例えば1質量%以上5質量%以下である。また、本実施形態の前処理剤において、上記液状油の配合量に対するノニオン界面活性剤の配合量の質量比は、頭皮のべたつきを抑制するために、0.5以上が良く、1.0以上が好ましい。一方、その質量比の上限は、例えば3.0である。
本実施形態の前処理剤に多価アルコールを配合する場合、その多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,3-ブチレングリコールが挙げられる。本実施形態の前処理剤に多価アルコールを配合する場合、一種又は二種以上の多価アルコールを配合すると良く、当該前処理剤における多価アルコールの配合量は、例えば5質量%以上15質量%以下である。
また、本実施形態の前処理剤において、カチオン界面活性剤、カチオン化高分子などのカチオン性原料は、0.1質量%以下が好ましく、無配合がより好ましい。カチオン性原料の配合量を制限するとで、上記アニオン性アクリル系ポリマーにおいて複数存在するカルボキシラートアニオン間の反発が促進する。
また、本実施形態の前処理剤において、アニオン界面活性剤は、0.5質量%以下が好ましく、無配合がより好ましい。アニオン界面活性剤の配合量を制限すれば、頭皮のマッサージのし易さを害する泡立ちを抑制できる。
上記前処理剤の剤型は、例えば、クリーム状、ゲル状が挙げられ、頭皮マッサージを行い易い粘性の剤型が好ましい。このような剤型の前処理剤の粘度は、例えば1300mPa・s以上3300mPa・s以下である。ここで、上記粘度は、応力制御型レオメーター(例えば、HAAKE社製「Rheo Stress 6000」)を使用し、測定温度25℃、コーンプレートセンサーの直径35mm及び傾斜角2°、定常フローカーブモード、待ち時間1分、せん断速度36s-1の条件で測定される。
上記前処理剤の25℃におけるpHは、例えば5.5以上6.9以下である。pHの調整は、上記アルカリ剤、有機酸及びその塩、無機酸及びその塩を適宜配合して行うと良い。
(後処理剤)
本実施形態の多剤式毛髪処理剤における後処理剤は、カチオン界面活性剤、高級アルコール、及び水を配合した水中油型剤型のものである(水の配合量は、例えば75質量%以上95質量%以下。)。また、本実施形態の後処理剤には、洗い流すトリートメント組成物に配合する公知原料を、任意配合しても良い。
カチオン界面活性剤は、髪質改善、油滴の分散のために本実施形態の後処理剤に配合される。
上記のカチオン界面活性剤は、公知のカチオン界面活性剤である。カチオン界面活性剤としては、例えば、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム等のモノ長鎖アルキルトリメチルアンモニウム塩;塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム等のジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩;塩化ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウム等の長鎖アルコキシアルキルトリメチルアンモニウム塩;ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジエチルアミノプロピルアミド等の脂肪酸アミドアミン;が挙げられる。なお、上記「長鎖アルキル」とは、炭素数が8以上の直鎖状又は分枝状のアルキル基を意味し、その炭素数が16以上22以下であると皮膚への刺激の抑制や毛髪に付与する感触の観点から好ましい。
本実施形態の後処理剤におけるカチオン界面活性剤の配合量は、適宜設定されるべきものであるが、例えば0.5質量%以上5質量%以下であり、1質量%以上3質量%以下が良い。1質量%以上にすることで、毛髪の感触改善に好ましく、3質量%以下にすることで、頭皮刺激の抑制に好ましい。
高級アルコールは、粘度調整や毛髪の感触改善のために、本実施形態の後処理剤に配合される。また、高級アルコールをカチオン界面活性剤と併用することで、後処理剤の剤型をクリーム状にできる。
高級アルコールは、公知の高級アルコールであり、炭素数数16以上22以下のものが良い。高級アルコールとしては、例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコールなどの直鎖状飽和アルコール;オレイルアルコールなどの直鎖状不飽和アルコール;ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、イソセチルアルコール、イソステアリルアルコールなどの分岐状飽和アルコール;が挙げられる。これらの高級アルコールの中でも、後処理剤における油滴の分散安定性の観点から、炭素数16以上22以下の直鎖状飽和アルコールが良く、セチルアルコール及びステアリルアルコールが好ましい。
高級アルコールから選ばれた一種又は二種以上を、本実施形態の後処理剤に配合すると良い。本実施形態の後処理剤における高級アルコールの配合量は、例えば3質量%以上10質量%以下であり、4質量%以上8質量%以下が良い。3質量%以上にすることで、後処理剤の粘度を高めることができ、10質量%以下にすることで、後処理剤の油性感の抑制に好ましい。
本実施形態における後処理剤に任意に配合できる上記公知原料は、例えば、炭化水素、エステル油、油脂、低級アルコールなどである。
本実施形態の後処理剤において炭化水素、エステル油、又は油脂を配合した場合、毛髪の感触を改善でき、頭皮の保湿感が向上する。
上記炭化水素は、25℃において液状又は固形状のいずれであっても良い。この炭化水素としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、ワセリンが挙げられる。本実施形態の後処理剤には、一種又は二種以上の炭化水素を配合すると良い。また、本実施形態の後処理剤に炭化水素を配合する場合、その配合量は、例えば0.1質量%以上1質量%以下である。
上記エステル油は、25℃において液状又は固形状のいずれであっても良い。このエステル油としては、例えば、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、パルミチン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸エチル、2-エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸ヘキシル、ジ2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジオレイン酸エチレングリコール、ジ(カプリル・カプリン酸)プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、イソステアリン酸イソセチル、ジメチルオクタン酸2-オクチルドデシル、乳酸ミリスチル、クエン酸トリオクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、コハク酸ジ2-エチルヘキシル、アジピン酸ジイソプロピル、ステアリン酸コレステリルが挙げられる。本実施形態の後処理剤には、一種又は二種以上のエステル油を配合すると良い。また、本実施形態の後処理剤にエステル油を配合する場合、その配合量は、例えば0.1質量%以上1質量%以下である。
上記油脂は、脂肪酸とグリセリンとのトリエステルを主成分とするものであり、25℃において液状又は固形状のいずれであっても良い。この油脂としては、例えば、アーモンド油、アボガド油、オリーブ油、シア脂、シア脂油、月見草油、チャボトケイソウ種子油、ツバキ油、ババス油、ピーナッツ油、マカデミアナッツ油、ローズヒップ油が挙げられる。本実施形態の後処理剤には、一種又は二種以上の油脂を配合すると良い。また、本実施形態の後処理剤に油脂を配合する場合、その配合量は、例えば0.5質量%以上3質量%以下である。
本実施形態の後処理剤の剤型は、毛髪に塗布し易いクリーム状が好ましい。当該クリーム状後処理剤の粘度は、B型粘度計を使用して25℃、12rpmで計測した60秒後の値が例えば10000mPa・s以上30000mPa・s以下が良い。
上記後処理剤の25℃におけるpHは、例えば4.0以上5.5以下である。
(使用方法)
本実施形態の多剤式毛髪処理剤は、例えば、次の前処理工程、水洗工程、後処理工程の準の過程で用いる。前処理工程では、前処理剤成分の毛髪への付着と、頭皮の皮脂除去を行うために、前処理剤を毛髪及び頭皮に塗布し、頭皮のマッサージを行う。水洗工程では、毛髪及び頭皮を水洗して、前処理工程後の前処理剤を洗い流す。後処理工程では、後処理剤が毛髪に塗布される。以上の前処理工程、水洗工程、後処理工程を経た場合、後処理工程において後処理剤が塗布された毛髪の感触は、柔らかさが良好となる。また、後処理工程後に水洗し、乾燥させた毛髪は、保湿感が良好となる。これら柔らかな感触と、保湿感は、先に塗布された前処理剤のアニオン性アクリル系ポリマーが毛髪表面に吸着し、この吸着したアニオン性アクリル系ポリマーが、後処理剤におけるカチオン界面活性剤の毛髪表面上への吸着を促進するからと考えられる。
本実施形態に係る多剤式毛髪処理剤の使用方法は、前処理剤を毛髪に塗布する前処理工程、水洗して前処理剤を洗い流す水洗工程、及び、後処理剤を毛髪に塗布する後処理工程の全てを設けていれば足りる。また、前処理工程の前、及び/又は、後処理工程の後に、各種工程を設けても良い。例えば、前処理工程の前においては、アニオン界面活性剤を配合したシャンプーで毛髪を洗浄することや、後処理工程の後においては、毛髪を水洗することが挙げられる。
以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
前処理剤及び後処理剤を備える実施例及び比較例の多剤式毛髪処理剤を準備し、この多剤式毛髪処理剤を使用した毛束の毛髪処理、並びに、人頭の頭皮及び毛髪の処理を行った。詳細は、次の通りである。
(前処理剤)
配合原料、配合量、剤型、粘度、pHが下表1~2の通りである水中油型の前処理剤を調製した。なお、配合原料は、下表1~2に示す通り、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、ポリクオタニウム-10、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ヒドロキシエチルセルロース、タマリンドガム、PEG-14M、PEG-90M、スクワラン、ヒマワリ種子油ステアリン酸PEG-15グリセリル、水酸化カリウム、グリセリン、フェノキシエタノール、及び精製水から選んだものを使用した。また、配合量に関して、配合量の単位は「質量%」であり、「残部」は全体を100質量%に調整する量を意味する。
(後処理剤)
カチオン界面活性剤(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、クオタニウム-33など)及び高級アルコール(セタノール)を配合したミルボン社製「ディーセス ノイ ドゥーエ ウィローリュクス ヘアトリートメント」を、実施例及び比較例における共通の後処理剤とした。
(毛束の毛髪処理、及び、評価)
下表1に示す組成の実施例1a~1d及び比較例1b~比較例1eのいずれかの前処理剤(比較例1aは前処理剤を未使用)と、後処理剤を使用し、毛束の毛髪処理を行った。ここで使用した毛束は、酸化染毛処理履歴のある日本人女性から採取した長さ30cm程度、質量3gのものである。また、毛髪処理は、シャンプーで洗浄し、水洗した後の濡れた毛束に1g又は2gの前処理剤を塗布し、この塗布した前処理剤を温水で洗い流してから、0.2gの後処理剤を塗布し、この塗布した後処理剤を温水で洗い流した。そして、毛束を温風で乾燥させた。
上記毛束の毛髪処理においては、「後処理剤を塗布した際の柔らかさ」と、温風で乾燥させた「処理後の毛髪の保湿感」の評価を行った。これらの評価は、評価者3名が毛束の感触を点数付けし、その点数の平均値を算出した。更に、比較例1の点数を「3.0」とし、この点数を基準に、1.0~5.0の範囲の点数に換算した。換算した点数は、「5.0」が最も良い評価を意味し、「1.0」が最も悪い評価を意味する。
(人頭の頭皮及び毛髪の処理、及び、評価)
下表2に示す組成の実施例2a~2fのいずれかの前処理剤と、後処理剤を使用し、日本人の頭皮及び毛髪の処理を行った。ここでの処理は、シャンプーで洗浄し、水洗した後の濡れた頭皮及び毛髪に25gの前処理剤を塗布し、手の指をもって頭皮のマッサージを行い、塗布した前処理剤を温水で洗い流してから、後処理剤を毛髪に塗布し、この塗布した後処理剤を温水で洗い流した。そして、毛髪を温風で乾燥させた。
上記頭皮及び毛髪の処理においては、「前処理剤によるマッサージ性(手の指をもって頭皮マッサージする行い易さ)」と、毛髪を温風で乾燥させた後の「処理後の頭皮の保湿感」の評価を行った。これらの評価は、評価者3名が各評価項目を点数付けし、その点数の平均値を算出した。更に、実施例2aの点数を「1.0」とし、この点数を基準に、1.0~5.0の範囲の点数に換算した。換算した点数は、「5.0」が最も良い評価を意味し、「1.0」が最も悪い評価を意味する。
下記表1に、上記毛束の毛髪処理における評価などを示す。表1に示す通り、アニオン性アクリル系ポリマーを配合することで、「後処理剤を塗布した際の柔らかさ」及び「処理後の毛髪の保湿感」に優れていたことを確認できる。
下記表2に、上記頭皮及び毛髪の処理における評価などを示す。表2において、「前処理剤によるマッサージ性」及び「処理後の頭皮の保湿感」に関して、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー及びカルボマーの併用が良かったことを確認でき(実施例2a、2b)、高重合PEG(高重合ポリエチレングリコール)の配合が良かったことを確認できる(実施例2b~2d)。また、「処理後の頭皮の保湿感」に関して、液状油の配合が良かったことを確認できる(実施例2d~2f)。

Claims (7)

  1. アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、及びメタクリル酸アルキルからなる群より選ばれた一種又は二種以上を構成モノマーとして有するアニオン性アクリル系ポリマー(ただし、ポリオキシエチレン鎖を有するアニオン性アクリル系ポリマーを除く)を配合した前処理剤(ただし、pHが5.0以下のものおよび粘土鉱物が配合されたものを除く)と、カチオン界面活性剤及び炭素数16以上22以下の高級アルコールを配合した後処理剤と、を備え、
    前記前処理剤は、カチオン性化合物を含む処理剤が塗布されていない毛髪に塗布され、前記後処理剤は、前記前処理剤が塗布された毛髪を水洗した後に、毛髪に塗布されることを特徴とする多剤式毛髪処理剤。
  2. アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、及びメタクリル酸アルキルからなる群より選ばれた一種又は二種以上を構成モノマーとして有するアニオン性アクリル系ポリマーを配合した前処理剤(ただし、pHが5.0以下のものおよび粘土鉱物が配合されたものを除く)と、カチオン界面活性剤及び炭素数16以上22以下の高級アルコールを配合した後処理剤と、を備え、
    前記アニオン性アクリル系ポリマーは、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、アクリレーツコポリマー、ポリアクリル酸Na、及びアクリル酸アルキルコポリマーNaからなる群より選ばれた一種又は複数種であり、
    前記前処理剤は、カチオン性化合物を含む処理剤が塗布されていない毛髪に塗布され、前記後処理剤は、前記前処理剤が塗布された毛髪を水洗した後に、毛髪に塗布されることを特徴とする多剤式毛髪処理剤。
  3. 前記前処理剤のpHが5.5以上である請求項1又は2に記載の多剤式毛髪処理剤。
  4. 前記前処理剤が、酸化エチレンの平均付加モル数が5000以上160000以下の高重合ポリエチレングリコールを配合したものである請求項1~3のいずれか1項に記載の多剤式毛髪処理剤。
  5. 前記前処理剤が液状油及びノニオン界面活性剤を配合したものであり、前記液状油として、炭化水素、油脂、及びエステル油から選ばれた一種又は二種以上を配合したものである請求項1~4のいずれか1項に記載の多剤式毛髪処理剤。
  6. アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、及びメタクリル酸アルキルからなる群より選ばれた一種又は二種以上を構成モノマーとして有するアニオン性アクリル系ポリマー(ただし、ポリオキシエチレン鎖を有するアニオン性アクリル系ポリマーを除く)を配合した前処理剤(ただし、pHが5.0以下のものおよび粘土鉱物が配合されたものを除く)を、カチオン性化合物を含む処理剤が塗布されていない毛髪に塗布する前処理工程と、
    前記前処理工程の後、前記前処理剤が塗布された毛髪を水洗する水洗工程と、
    前記水洗工程の後、カチオン界面活性剤及び炭素数16以上22以下の高級アルコールを配合した後処理剤を毛髪に塗布する後処理工程と、を備えることを特徴とする毛髪処理方法。
  7. アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、及びメタクリル酸アルキルからなる群より選ばれた一種又は二種以上を構成モノマーとして有するアニオン性アクリル系ポリマーを配合した前処理剤(ただし、pHが5.0以下のものおよび粘土鉱物が配合されたものを除く)を、カチオン性化合物を含む処理剤が塗布されていない毛髪に塗布する前処理工程と、
    前記前処理工程の後、前記前処理剤が塗布された毛髪を水洗する水洗工程と、
    前記水洗工程の後、カチオン界面活性剤及び炭素数16以上22以下の高級アルコールを配合した後処理剤を毛髪に塗布する後処理工程と、を備え、
    前記アニオン性アクリル系ポリマーは、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、アクリレーツコポリマー、ポリアクリル酸Na、及びアクリル酸アルキルコポリマーNaからなる群より選ばれた一種又は複数種であることを特徴とする毛髪処理方法。
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