JP5180601B2 - エアゾール組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、エアゾール組成物に関する。さらに詳しくは、油性基剤と水溶性高分子と界面活性剤と水とを含有する原液と、液化ガスとからなるエアゾール組成物であって、吐出直後は一部が発泡した粘性を有する液状となり、その後徐々に発泡し、発泡物に指先などでせん断を加えなくてもパチッと大きな破泡音を発しながら泡がはじけ、はじけによる心地よい感触が得られ、それら破泡効果が長時間持続するエアゾール組成物に関する。
特許文献1には、沸点が−5〜40℃の脂肪族炭化水素を含有した水性組成物からなることを特徴とし、霧状ないし泡状に噴射したときに、破泡によってパチパチと音をたてるフォームを形成するエアゾール組成物の技術が開示されている。
また、特許文献2には、水溶性高分子、界面活性剤および低級アルコールを含有する原液と、液化ガスとからなり、低級アルコールを原液中に1〜30重量%含有し、沸点が−5℃以下の液化ガスを、エアゾール組成物中38重量%以上含有するエアゾール組成物の技術が開示されている。該エアゾール組成物を吐出するとパチパチと音を立てるフォームになる。
特許第2706693号明細書 特開2003−335629号公報
しかし、特許文献1のエアゾール組成物は吐出物を指先で押しつぶしたり塗り広げるなど、吐出物にせん断を加えるとパチパチと破泡音を発するが、その破泡音は小さく、破泡時に得られる心地よい感触が弱く、かつ持続しない、マッサージ的効果が充分に得られないという問題がある。
特許文献2のエアゾール組成物は水溶性高分子を配合しているため、吐出するとやや粘性を有する泡になり、泡に指先などでせん断を加えると特許文献1記載のエアゾール組成物よりも大きな破泡音を発し、破泡により心地よい感触が得られるものの、破泡効果が持続しないという問題がある。
従って、前記特許文献1と特許文献2の技術は、いずれもせん断を加えると破泡音を発するが長時間大きな破泡音を持続できないという問題があり、かかる問題によって、使用者に長時間満足できる心地よい感触を与えるまでに至っていない。また、せん断を加えないと破泡音は極めて小さく、破泡時の効果も弱いという問題がある。
本発明のエアゾール組成物は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、皮膚などに吐出すると粘稠液やペースト状となり、その後徐々に発泡して自発的にパチパチと大きな破泡音を発し、この吐出物に指先や手のひらなどでせん断を加えた場合には、さらに大きくパチパチと破泡音を発し、破泡時の音と刺激による心地よい感触が得られ、かつ破泡効果が長時間持続するエアゾール組成物を得ることを目的としている。
本発明にかかわるエアゾール組成物は、油性基剤、水溶性高分子、界面活性剤、水とを含有する原液と、液化ガスとからなり、前記油性基剤のIOB値(無機性/有機性バランス)が0.2〜0.5、油性基剤の配合量が原液中3〜30重量%であり、原液と液化ガスの配合比が50/50〜10/90(重量比)であることを特徴としている。
前記油性基剤の無機性値(IV)が50〜300であり、有機性値(OV)が200〜900であることが好ましい。
前記油性基剤が、脂肪酸と2価アルコールのジエステルおよび/または芳香族カルボン酸とアルコールのエステルであることが好ましい。
本発明にかかわるエアゾール組成物は、皮膚などに吐出すると一部が発泡した粘稠液やペースト状となり、その後徐々に発泡して自発的にパチパチと大きな破泡音を発し、この吐出物に指先や手のひらなどでせん断を加えた場合には、さらに大きくパチパチと破泡音を発し、破泡時の音と泡のはじけによる心地よい感触が得られ、かつ、これら破泡効果を長時間持続することができる。
本発明のエアゾール組成物は、原液と液化ガスとからなるエアゾール組成物であって、
前記原液が油性基剤と水溶性高分子と界面活性剤と水とを含有し、
前記油性基剤のIOB値(無機性/有機性バランス)が0.2〜0.5であり、配合量が原液中3〜30重量%であり、
前記原液と前記液化ガスとの配合比が50/50〜10/90(重量比)である
エアゾール組成物である。
前記油性基剤は、常温で液体であり、原液中の水性成分と液化ガスとの乳化状態を調整する、後述する水溶性高分子と併用することで吐出物中に液化ガスを液体状態で保持しやすくし、液化ガスをゆっくりと気化させ、徐々に発泡して発泡効果を持続させる、吐出物の泡立ちを抑制する、などの効果を得る目的で用いられる。
前記油性基剤としては、たとえば、ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(IV:120 OV:320 IOB:0.38)、ジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール(IV:120 OV:270 IOB:0.44)、ジ−2−エチルへキサン酸ネオペンチルグリコール(IV:120 OV:350 IOB:0.34)、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール(IV:120 OV:490 IOB:0.24)、ジラウリン酸プロピレングリコール(IV:120 OV:540 IOB:0.22)、ジステアリン酸エチレングリコール(IV:120 OV:520 IOB:0.23)、ジラウリン酸ジエチレングリコール(IV:195 OV:560 IOB:0.35)、ジステアリン酸ジエチレングリコール(IV:195 OV:800 IOB:0.24)、ジイソステアリン酸ジエチレングリコール(IV:195 OV:700 IOB:0.25)、ジオレイン酸ジエチレングリコール(IV:199 OV:800 IOB:0.25)、ジラウリン酸トリエチレングリコール(IV:270 OV:600 IOB:0.45)、ジステアリン酸トリエチレングリコール(IV:270 OV:840 IOB:0.32)、ジイソステアリン酸トリエチレングリコール(IV:270 OV:820 IOB:0.33)、ジオレイン酸トリエチレングリコール(IV:274 OV:840 IOB:0.33)、などの脂肪酸と2価アルコールのジエステル;モノステアリン酸プロピレングリコール(IV:160 OV:420 IOB:0.38)、モノオレイン酸プロピレングリコール(IV:162 OV:420 IOB:0.39)、モノステアリン酸エチレングリコール(IV:160 OV:400 IOB:0.40)、などの脂肪酸と2価アルコールのモノエステル;トリ2−エチルへキサン酸グリセリル(IV:180 OV:510 IOB:0.35)、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン(IV:180 OV:540 IOB:0.33)、などの脂肪酸と3価アルコールのトリエステル;メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(IV:97 OV:350 IOB:0.28)などの芳香族カルボン酸とアルコールのエステル;イソノナン酸イソノニル(IV:60 OV:300 IOB:0.20)などの分岐脂肪酸と分岐アルコールのエステル;など、IOB値(IV/OV)が0.2〜0.5であるものがあげられ、IOB値は0.22〜0.45であることが好ましい。油性基剤のIOB値が0.2よりも小さいまたは0.5よりも大きい場合は、原液中の水性成分と液化ガスの乳化状態が低下しやすく、液化ガスの保持力が低下して破泡効果が持続しにくくなる。また、油性基剤の無機性値(IV)は50〜300であることが好ましく、さらに好ましくは、80〜200である。有機性値(OV)は200〜900であることが好ましく、さらに好ましくは、250〜600である。油性基剤の無機性値および有機性値が前記範囲外の場合も原液中の水性成分と液化ガスの乳化状態が低下しやすく、液化ガスの保持力が低下して破泡効果が持続しにくくなる。特に、吐出物中の液化ガスの保持性に優れ、破泡による音と刺激が得られやすい点から、脂肪酸と2価アルコールのジエステル、芳香族カルボン酸とアルコールのエステルが好ましい。
前記油性基剤の配合量は、原液中3〜30重量%、さらには5〜25重量%であることが好ましい。油性基剤の配合量が3重量%よりも少ない場合は、破泡による音とはじけによる心地よい感触が持続する効果が得られにくく、30重量%よりも多い場合は発泡性が小さく、破泡効果が得られにくくなる、乾燥性が悪くなるなど、使用感が低下する。
前記水溶性高分子は、前述した油性基剤と配合することで吐出物中に液化ガスを液体状態で保持しやすくし、吐出物の液膜強度を強くして破泡時に大きな音を発し、破泡による心地よい感触を得る、吐出物を流れ落ちにくくする、などの効果を得る目的で用いられる。
前記水溶性高分子としては、たとえば、キサンタンガム、ジェランガム、カラギーナン、グアガムなどのガム類;ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ニトルセルロース、結晶セルロース、メチルセルロース、エチルセルロースなどのセルロース類;寒天、デキストリン、ペクチン、デンプン、ゼラチン、ゼラチン加水分解物、アルギン酸ナトリウム、変性ポテトスターチ、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマーなどがあげられる。
前記水溶性高分子の配合量は、原液中0.01〜5重量%、さらには0.05〜3重量%であることが好ましい。水溶性高分子の配合量が0.01重量%よりも少ない場合は前述の効果が得られにくくなる傾向があり、5重量%よりも多い場合は原液の粘度が高くなりすぎ、液化ガスと混ざりにくく乳化が困難になる。
前記界面活性剤は、油性基剤と水を乳化させる、さらにはエアゾール容器内で原液と液化ガスとを乳化させる、吐出物中に液化ガスを保持させ、破泡したときにパチパチと音を立てるフォームを得る目的で配合される。
前記界面活性剤としては、たとえば、モノヤシ油脂肪酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノオレイン酸POEソルビタンなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;POE・POPセチルエーテル、POE・POPデシルテトラデシルエーテルなどのポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル;モノステアリン酸POEグリセリルなどのポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;POEラノリンアルコールなどのポリオキシエチレンラノリンアルコール;POE硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEラウリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POEオクチルドデシルエーテル、POEイソセチルエーテル、POEイソステアリルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル;モノステアリン酸ポリエチレングリコールなどのポリエチレングリコール脂肪酸エステル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノミリスチン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸ペンタグリセリル、モノミリスチン酸ペンタグリセリル、モノオレイン酸ペンタグリセリル、モノステアリン酸ペンタグリセリル、モノラウリン酸デカグルセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノリノール酸デカグリセリルなどのポリグリセリン脂肪酸エステル;モノオレイン酸POEグリセリルなどのポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;モノパルミチン酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノイソステアリン酸POEソルビタン、モノオレイン酸POEソルビタンなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;モノラウリン酸POEソルビット、テトラステアリン酸POEソルビット、テトラオレイン酸POEソルビットなどのポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル;などのHLBが10〜18、好ましくは11〜17であるものがあげられる。HLBが10よりも小さい場合は、液化ガスが連続相になりやすく吐出物が破泡音を発しにくくなる傾向があり、HLBが18よりも大きい場合は発泡が大きくなりすぎて吐出物が破泡音を発しにくくなる傾向がある。
前記界面活性剤の配合量は、原液中0.01〜10重量%、さらには0.1〜5重量%であることが好ましい。界面活性剤の配合量が0.01重量%よりも少ない場合は、油性基剤と水とが乳化しにくく、さらには原液と液化ガスとが乳化しにくくなり、エアゾール組成物を吐出しても破泡音が得られにくくなる傾向があり、10重量%よりも多い場合は皮膚上で残りやすくなり使用感が低下する。
前記水は、水溶性高分子、界面活性剤、水溶性の有効成分などを溶解するための溶媒であり、原液の水性成分を構成し、前記油性基剤と乳化する。またエアゾール容器内部では液化ガスと乳化し、吐出されると、液化ガスの揮発により液膜となってフォームを形成する。
前記水としては、たとえば、精製水、イオン交換水、生理食塩水、海洋深層水などがあげられる。
前記水の配合量は、原液中40〜95重量%、さらには50〜90重量%であることが好ましい。水の配合量が40重量%よりも少ない場合は乳化物を形成しにくくなり、95重量%よりも多い場合は破泡による音とはじけによるマッサージ的効果のある心地よい刺激が持続しにくくなる。
本発明に用いられる原液は、用途や目的などに応じて有効成分、低級アルコール、油分、粉体などを配合することができる。
前記有効成分としては、たとえば、クロタミトン、d−カンフルなどの鎮痒剤、サリチル酸メチル、インドメタシン、ピロキシカム、フェルビナク、ケトプロフェンなどの消炎鎮痛剤;オキシコナゾール、クロトリマゾール、スルコナゾール、ビフォナゾール、ミコナゾール、イソコナゾール、エコナゾール、チオコナゾール、ブテナフィン、およびこれらの塩酸塩、硝酸塩、酢酸塩などの塩、などの抗真菌剤;酸化亜鉛、アラントインヒドロキシアルミニウム、タンニン酸、クエン酸、乳酸などの収斂剤;アラントイン、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、アズレンなどの抗炎症剤;塩酸ジブカイン、塩酸テトラカイン、リドカイン、塩酸リドカインなどの局所麻酔剤;ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミンなどの抗ヒスタミン剤;パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化クロルヘキシジン、感光素、パラクロルメタクレゾールなどの殺菌消毒剤;l−メントール、カンフルなどの清涼剤;エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、コラーゲン、キシリトール、ソルビトール、ヒアルロン酸、カロニン酸、乳酸ナトリウム、dl−ピロリドンカルボン酸塩、ケラチン、カゼイン、レシチン、尿素などの保湿剤;ラウリル酸メタクリレート、安息香酸メチル、フェニル酢酸メチル、ゲラニルクロトレート、ミリスチン酸アセトフェノン、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジルなどの消臭剤;N,N−ジエチル−m−トルアミド(ディート)、カプリル酸ジエチルアミドなどの害虫忌避剤;グリシン、アラニン、ロイシン、セリン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニンなどのアミノ酸;ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、エチルヘキシルトリアゾン、オキシベンゾン、ヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸、ジヒドロキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシベンゾフェノンなどの紫外線吸収剤;酸化亜鉛、酸化チタン、オクチルトリメトキシシラン被覆酸化チタンなどの紫外線散乱剤;レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、パントテン酸カルシウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、dl−α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール、ジベンゾイルチアミン、リボフラビンおよびこれらの混合物などのビタミン類;アスコルビン酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソールなどの酸化防止剤;シャクヤクエキス、ヘチマエキス、バラエキス、レモンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、セージエキス、茶エキス、海藻エキス、プラセンタエキス、シルク抽出液などの抽出液;アルブチン、コウジ酸などの美白剤;天然香料、合成香料などの各種香料;などがあげられる。
前記有効成分の配合量は、原液中0.05〜20重量%、好ましくは0.1〜15重量%配合される。有効成分の配合量が0.05重量%よりも少ない場合は、有効成分の効果が充分に発揮できない傾向があり、20重量%よりも多い場合は、有効成分濃度が高くなりすぎ、有効成分によっては人体へ悪影響を及ぼす場合がある。
前記低級アルコールは、使用感を向上させるだけでなく、前記油性基剤や油溶性有効成分を溶解するための溶媒として用いられる。
前記低級アルコールとしては、たとえば、エタノール、イソプロパノールなどの炭素数が2〜3個の1価アルコールがあげられる。
前記低級アルコールの配合量は、原液中3〜30重量%であることが好ましく、さらには5〜25重量%であることが好ましい。前記低級アルコールの配合量が3重量%よりも少ない場合は前述の効果が得られにくく、30重量%を超える場合は原液と液化ガスとが乳化しにくくなる。
前記油分は、使用感を向上させる以外にも、原液と液化ガスとの乳化状態を調整する、吐出物の状態を調整する、などの目的で用いられる。
前記油分としては、たとえば、流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、イソパラフィンなどの炭化水素油;アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピルなどのIOB値が0.2未満または0.5以上であるエステル油;メチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、テトラヒドロテトラメチルシクロテトラシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサンなどのシリコーンオイル;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸などの脂肪酸;ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ラノリンアルコールなどの高級アルコール;アボガド油、マカダミアナッツ油、シア脂、オリーブ油、ツバキ油などの油脂;ミツロウ、ラノリンロウなどのロウ類;などがあげられ、常温で固体または液体のものが用いられる。なお、本願発明では、前記油性基剤と前記油分を、区別して記載している。IOB値が0.2〜0.5で、かつ常温で液体のものを油性基剤とし、その他を油分としている。
前記油分の配合量は、原液中1〜20重量%、さらには3〜15重量%であることが好ましい。油分の配合量が1重量%よりも少ない場合は、油分を配合する効果が得られにくく、20重量%よりも多い場合は乾燥性が悪くなるなど、使用感が低下する。
前記粉体は、原液と液化ガスとを乳化しやすくする、乳化安定性を向上させるなど、乳化補助剤として用いられる。また、粉体自体が有効成分として作用したり、他の有効成分を担持する担体、付着剤などとしても用いられる。
前記粉体としては、たとえば、タルク、酸化亜鉛、カオリン、雲母、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸亜鉛、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、ゼオライト、セラミックパウダー、窒化ホウ素などがあげられる。
前記粉体の配合量は、原液中0.1〜5重量%、さらには0.3〜3重量%であることが好ましい。粉体の配合量が0.1重量%よりも少ない場合は、粉体を配合する効果が得られにくく、5重量%よりも多い場合はバルブや吐出部材の吐出孔で詰まりやすくなる。また静置した状態で長期間保存した場合、粉体が容器底部で固まりやすくなり(ケーキング)、均一な組成物を吐出し難くなる。
本発明に用いられる原液は、水溶性高分子、界面活性剤、必要に応じて配合される有効成分を水に溶解させて水性成分を調整し、油性基剤や水に溶解しにくい有効成分を低級アルコールに溶解させて油性成分を調整する。次いで水性成分と油性成分を、必要に応じて配合される粉体とともに混合して乳化させることにより調製することができる。
前記液化ガスは、エアゾール容器内では液体であり、原液と乳化して乳化物を形成する。大気中に吐出されると、油性基剤と水溶性高分子により、吐出物中に長く保持され、ゆっくりと気化することにより吐出物の発泡を長く継続させ、破泡時にはパチパチと音を立てる。また泡をはじけさせて皮膚に心地よい感触を付与する。さらに気化熱による冷却効果を付与する。
前記液化ガスとしては、たとえば、プロパン、ノルマルブタン、イソブタンおよびこれらの混合物である液化石油ガス、ジメチルエーテル、前記液化石油ガスとジメチルエーテルの混合物などがあげられる。
前記液化ガスのうち、原液と乳化しやすく安定性に優れており、吐出物が起泡して破泡音を立てる泡を作りやすい点から、液化石油ガスを液化ガス中に60重量%以上、さらには70重量%以上含有するものを用いることが好ましい。
本発明のエアゾール組成物は、たとえば、耐圧容器に原液を充填し、次いで液化ガスをアンダーカップ充填などで充填したのちバルブを固着し、エアゾール容器を振とうして原液と液化ガスとを乳化させることにより調製することができる。
前記原液と液化ガスとの配合比(重量比)は50/50〜10/90であり、45/55〜15/85であることが好ましい。配合比が50/50よりも大きい場合は、すなわち、液化ガスの配合量がエアゾール組成物中50重量%よりも少ない場合は、吐出物中に含まれる液化ガスが少なく、破泡による音が小さく、泡のはじけによる心地よい感触が得られにくく、これらの破泡効果が持続しにくくなる。また、配合比が10/90よりも小さい場合、すなわち、液化ガスの配合量が90重量%よりも多い場合は液化ガスを乳化しにくく、乳化が不安定になりやすい。
なおエアゾール組成物の圧力を調整するために、加圧剤として炭酸ガス、チッ素ガス、圧縮空気、酸素ガスなどの圧縮ガスを用いることができる。
本発明のエアゾール組成物は、吐出直後は一部が発泡した粘性を有する液状となり、その後徐々に発泡し、発泡物に指先などでせん断を加えなくてもパチッと大きな破泡音を発しながら泡がはじけ、はじけによる心地よい感触が得られ、それら破泡効果が長時間持続するため、日焼け時のほてり止め、日焼け防止、鎮痛剤、鎮痒剤、育毛剤など、皮膚や頭皮に使用する人体用製品に好適に用いることができる。
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
評価方法を下記に示す。なお、評価は耐圧容器を25℃の恒温水槽に1時間保持し、エアゾール組成物を25℃に調整したものを用いた。
1)乳化
原液と液化ガスを透明な耐圧容器(ポリエチレンテレフタレート製)に充填し、これを上下に振り、原液と液化ガスが乳化するのを目視で確認し、それに要した回数を下記の水準に基づき評価した。
○:20回以内に乳化した。
△:20〜30回で乳化した。
×:30回振っても乳化しない。
2)せん断を加えたときの破泡音
エアゾール組成物を0.5g手のひらに吐出し、手のひら同士をこすり合わせて吐出物にせん断を加えたときの破泡音の大きさを、比較例1を規準として下記の基準に基づき評価した。
○:比較例1よりも大きな音を発する。
△:比較例1と同じ程度の大きさの音を発する。
×:比較例1よりも小さな音を発する。
××:破泡音を発しない。
3)せん断を加えないときの破泡音
エアゾール組成物を0.5g手のひらに吐出し、放置したときの破泡音の大きさを、比較例1を規準として下記の基準に基づき評価した。
○:比較例1よりも大きな音を発する。
×:比較例1と同じ程度の大きさの音を発する。(非常に小さい音)
××:破泡音を発しない。
4)持続時間
比較例1を規準として破泡音が発せられる時間を下記の基準に基づき評価した。
○:比較例1よりも2倍以上長く破泡音を発する。
△:比較例1と同じ程度の時間、破泡音を発する。
×:比較例1よりも破泡音を発する時間が短い。
××:破泡音を発しない。
実施例1
下記の原液を調製し、原液20gをポリエチレンテレフタレート製耐圧容器に充填した。アンダーカップ充填により液化石油ガス30gを充填し、耐圧容器の開口部にエアゾールバルブをクリンプした。次いでエアゾール容器を上下に振り、原液と液化石油ガスとを乳化させてエアゾール組成物を製造した。
なおエアゾールバルブとして、ステム孔径が直径0.5mm、ハウジングの孔径のうち、下孔が直径2.0mm、横孔なしのものを使用した。また、吐出部材として、噴口が3.5mmである正立用スパウトを使用した。
<原液>
ヒドロキシエチルセルロース(*1) 1.00
PEG−20ソルビタンココエート(*2) 0.50
シクロメチコン(*3) 5.00
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*4) 10.00
タルク 0.50
エタノール 15.00
メチルパラベン 0.10
DETA−2NA(*5) 0.05
精製水 67.85
合 計 100.00(重量%)
<エアゾール組成物>
原液/液化石油ガス(*6)=40/60(重量比)
*1:HEC-SE850(商品名)、ダイセル化学社製
*2:NIKKOL TL-10(商品名)、HLB16.9、日光ケミカルズ社製
*3:SH245(商品名)、東レDCシリコーン社製
*4:Neosolue-MP(商品名)、IV:120 OV:320 IOB:0.38、日本精化社製
*5:クレワットN(商品名)、帝国化学産業社製
*6:イソブタンとノルマルブタンの混合物、20℃での蒸気圧が0.15(MPa)
実施例2
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオールの代わりにジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール(*7)を用いたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。
*7:Neosolue-DE(商品名)、IV:120 OV:270 IOB:0.44、日本精化社製
実施例3
原液と液化石油ガスの比率を30/70(重量比)としたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。結果を表1に示す。
比較例1
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオールを配合せず、精製水の配合量を77.85重量%としたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。結果を表1に示す。
比較例2
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオールをミリスチン酸イソプロピル(*8)に置き換えたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。結果を表1に示す。
*8:IPM-EX(商品名)、IV:60 OV:330 IOB:0.18、日光ケミカルズ社製
比較例3
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオールをアジピン酸ジイソプロピル(*9)に置き換えたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。結果を表1に示す。
*9:NIKKOL DID(商品名)、IV:120 OV:220 IOB:0.55、日光ケミカルズ社製
比較例4
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオールの配合量を1重量%、精製水の配合量を76.85重量%としたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。結果を表1に示す。
比較例5
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオールの配合量を35重量%、精製水の配合量を42.85重量%としたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。結果を表1に示す。
比較例6
原液と液化石油ガスの比率を60/40(重量比)としたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。結果を表1に示す。
比較例7
原液と液化石油ガスの比率を5/95(重量比)としたこと以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を製造した。結果を表1に示す。
Figure 0005180601
表1に示されるように、比較例2において、油性基剤のIOB値が0.2を下回る場合、または比較例3において、0.5を超える場合には、破泡音が小さく、その持続時間も短かった。また、比較例4において、油性基剤の配合量が3%を下回る場合には、破泡音が小さく、その持続時間も短かった。比較例5において、油性基剤の配合量が30%を超える場合には、乳化状態も悪く、破泡音もさらに小さく、破泡時間もさらに短かった。また、比較例6において、原液の液化ガスに対する配合比が50%を超える場合には、破泡音が小さく、持続時間も短かった。比較例7において、原液の液化ガスに対する配合比が10%を下回る場合には、乳化せず、破泡音を発せず、泡も持続しなかった。
実施例1〜3のエアゾール組成物は、吐出直後はやや粘性を有する液状であり、時間経過と共に発泡し、泡にせん断を加えなくても破泡時にパチパチと大きな音を発する。また手のひら同士をこすり合わせて吐出物にせん断を加えるとさらに大きな音を発し、泡のはじけによる心地よい感触が得られた。
次に処方例を示す。
処方例1(日焼け止め)
下記の原液を調製し、原液40gをアルミニウム製耐圧容器に充填した。アンダーカップ充填により液化石油ガス60gを充填し、耐圧容器の開口部にエアゾールバルブをクリンプした。次いでエアゾール容器を上下に振り、原液と液化石油ガスとを乳化させてエアゾール組成物を製造した。
<原液>
ヒドロキシエチルセルロース(*1) 1.00
PEG−20ソルビタンココエート(*2) 0.50
シクロメチコン(*3) 5.00
ポリシリコン−15(*10) 5.00
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(*11) 2.50
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*4) 10.00
タルク 0.50
エタノール 15.00
メチルパラベン 0.10
DETA−2NA(*5) 0.05
精製水 60.35
合 計 100.00(重量%)
<エアゾール組成物>
原液/液化石油ガス(*6)=40/60(重量比)
*10:PARSOL SLX(商品名)、DSMニュートリション社製
*11:PARSOL 1789(商品名)、IV:97 OV:350 IOB:0.28、DSMニュートリション社製
処方例2(消炎鎮痛剤)
下記の原液を使用した以外は処方例1と同様にして、エアゾール組成物を製造した。
<原液>
インドメタシン 1.00
l−メントール 0.50
1.3−ブチレングリコール 5.00
タルク 1.00
キサンタンガム 0.50
POE(20)POP(8)セチルエーテル(*12) 1.00
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*4) 10.00
イソノナン酸イソノニル(*13) 5.00
エタノール 20.00
メチルパラベン 0.10
精製水 55.90
合 計 100.00(重量%)
<エアゾール組成物>
原液/液化石油ガス(*6)=40/60(重量比)
*12:NIKKOL PBC-44(商品名)、日光ケミカルズ社製
*13:サラコス99(商品名)、IV:60 OV:300 IOB:0.20、日清オイリオグループ社製
処方例3(かゆみ止め)
下記の原液を調製し、原液30g、液化石油ガス70gを充填した以外は処方例1と同様にして、エアゾール組成物を製造した。
<原液>
ジフェンヒドラミン 1.00
リドカイン 2.00
サリチル酸グリコール 5.00
l−メントール 0.50
グリチルリチン酸ジカリウム 0.50
尿素 10.00
POE(60)硬化ヒマシ油(*14) 1.00
タルク 1.00
エタノール 10.00
ヒドロキシエチルセルロース 0.30
モノステアリン酸プロピレングリコール(*15) 10.00
メチルパラベン 0.10
精製水 58.60
合 計 100.00(重量%)
<エアゾール組成物>
原液/液化石油ガス(*6)=30/70(重量比)
*14:NIKKOL HCO-60(商品名)、日光ケミカルズ社製
*15:EMALEX PG-M-S(商品名)、IV:160 OV:420 IOB:0.38、日本エマルジョン社製
処方例4(育毛剤)
下記の原液を使用した以外は処方例1と同様にして、エアゾール組成物を製造した。
<原液>
トウガラシチンキ 0.05
酢酸dl−α−酢酸トコフェロール 0.50
レゾルシン 0.10
l−メントール 0.10
1.3−ブチレングリコール 3.00
POE(20)POP(8)セチルエーテル(*12) 1.00
タルク 1.00
エタノール 20.00
カラギーナン 0.50
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*4) 10.00
ジラウリン酸トリエチレングリコール(*16) 5.00
メチルパラベン 0.10
精製水 58.65
合 計 100.00(重量%)
<エアゾール組成物>
原液/液化石油ガス(*6)=40/60(重量比)
*16:EMALEX TEG-di-L(商品名)、IV:270 OV:600 IOB:0.45、日本エマルジョン社製
処方例5(収れん剤)
下記の原液を使用した以外は処方例1と同様にして、エアゾール組成物を製造した。
<原液>
グリチルリチン酸ジカリウム 0.05
l−メントール 0.05
アロエエキス 0.05
POE(20)POP(8)セチルエーテル(*12) 1.00
タルク 1.00
エタノール 15.00
カラギーナン 0.50
ジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール(*7) 15.00
メチルパラベン 0.10
精製水 67.25
合 計 100.00(重量%)
<エアゾール組成物>
原液/液化石油ガス(*6)=40/60(重量比)
以上、本発明のエアゾール組成物は、皮膚などに吐出すると粘稠液やペースト状となり、その後発泡してフォームを形成し、さらに発泡して自発的にパチパチと大きな破泡音を発し、この粘稠液やペーストあるいはフォームに指先や手のひらなどでせん断を加えた場合には、さらに大きくパチパチと破泡音を発し、破泡時の音と泡のはじけによる心地よい感触が得られ、かつこれら破泡効果を長時間持続することができる。

Claims (5)

  1. 原液と液化ガスとからなるエアゾール組成物であって、
    前記原液が油性基剤と水溶性高分子と界面活性剤と水とを含有し、
    前記油性基剤のIOB値(無機性/有機性バランス)が0.2〜0.5であり、配合量が原液中3〜30重量%であり、
    該油性基剤が、脂肪酸と2価アルコールのジエステル、芳香族カルボン酸とアルコールのエステル、脂肪酸と2価アルコールのモノエステルおよび分岐脂肪酸と分岐アルコールのエステルからなる群から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記水溶性高分子が、ガム類およびセルロース類から選ばれる少なくとも1種であり、
    前記水溶性高分子の配合量が原液中0.01〜5重量%であり、
    前記原液と前記液化ガスとの配合比が50/50〜10/90(重量比)であり、
    吐出物が破泡音を発するエアゾール組成物。
  2. 前記油性基剤の無機性値(IV)が50〜300であり、有機性値(OV)が200〜900である請求項1記載のエアゾール組成物。
  3. 前記油性基剤の配合量が原液中5〜25重量%である請求項1または2記載のエアゾール組成物。
  4. 前記水の配合量が原液中40〜95重量%である請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
  5. 前記原液と前記液化ガスとの配合比が45/55〜15/85(重量比)である請求項1〜4のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
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