JP7108502B2 - 発泡性組成物 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態の発泡性組成物は、水と界面活性剤とハイドロフルオロオレフィンとを含む乳化原液と、圧縮ガスとからなる。ハイドロフルオロオレフィンの沸点は、5~30℃であり、乳化原液中、40~90質量%含まれる。以下、それぞれについて説明する。
乳化原液は、水と界面活性剤とハイドロフルオロオレフィンとを含む。
水は、溶媒として用いられる。水が含まれることにより、発泡性組成物は、吐出されると乳化原液に溶解していた圧縮ガスの放出およびハイドロフルオロオレフィンの気化により発泡してフォームを形成することができる。泡は、頭髪や腕等の適用箇所において弾け、心地よい刺激を付与することができる。
界面活性剤は、ハイドロフルオロオレフィンを原液基材と乳化させる乳化剤として配合される。また、界面活性剤は、外部に吐出されたときに、乳化原液中に溶解していた圧縮ガスが放出されて小さな気泡となって分散し、この気泡の発生によって乳化原液中に乳化していたハイドロフルオロオレフィンの気化が促進されて、乳化原液を発泡させてフォームを形成する等の目的で配合される。
ハイドロフルオロオレフィンは、容器内では微細な乳化粒子となって原液基材と乳化して乳化原液を形成しており、かつ、圧縮ガスを溶解する。ハイドロフルオロオレフィンは、外部に吐出されると気化して乳化原液を発泡させる。
乳化原液は、上記水、界面活性剤、ハイドロフルオロオレフィンのほかに、適宜、有効成分、アルコール、水溶性高分子、油剤、パウダー等の任意成分を含んでもよい。
圧縮ガスは、乳化原液を加圧して外部に吐出する噴射剤として配合される。また、圧縮ガスは、乳化原液に一部が溶解することにより、発泡性組成物が外部に吐出された際に、溶解していた圧縮ガスが微細な気泡となり、ハイドロフルオロオレフィンの気化を促進させ、乳化原液を発泡させてフォームを形成する発泡剤として作用する。
本発明の一実施形態の吐出製品は、上記した発泡性組成物が充填され、圧縮ガスにより乳化原液を加圧して吐出する、吐出製品である。なお、本発明の吐出製品は、圧縮ガスにより乳化原液を加圧して吐出することのできる構成を備えていればよく、このような構成は特に限定されない。そこで、本実施形態では、一例として、発泡性組成物と圧縮ガスとが充填された容器本体と、容器本体に取り付けられたバルブ機構とを主に備える吐出製品について説明する。
容器本体は、乳化原液および圧縮ガスが充填される容器である。容器本体は、上部に開口を有する有底筒状の耐圧容器である。開口は、乳化原液を充填するための充填口であり、後述するバルブ機構により閉止される。
バルブ機構は、容器本体の開口を閉止して密封するための部材である。また、バルブ機構は、ハウジングと、容器本体の内外を連通するステム孔が形成されたステムと、ステム孔の周囲に取り付けられ、ステム孔を閉止するためのステムラバーとを主に備える。ハウジングは、ステムを収容する。ステムは、略円筒状の部位であり、吐出時にハウジング内に取り込まれた発泡性組成物が通過するステム内通路が形成されている。ステム内通路の下端近傍には、ハウジング内の空間とステム内通路とを連通するステム孔が形成されている。ステムの上端には、発泡性組成物を吐出するための吐出部材が取り付けられる。ステムラバーは、ステム孔の周囲に取り付けられ、ハウジングの内部空間と外部とを適宜遮断するための部材である。ステムラバーは、円盤状の部材であり、非吐出時において、内周面をステムのステム孔が形成された外周面と密着させて、ステム孔を閉止する。
吐出部材は、発泡性組成物を吐出するための部材であり、ステムの上端に取り付けられる。吐出部材は、ノズル部と、使用者が指等により操作する操作部とを主に備える。ノズル部は、略円筒状の部位であり、発泡性組成物が通過する吐出通路が形成されている。吐出通路の先端には開口(吐出孔)が形成されている。吐出孔からは、発泡性組成物が吐出される。吐出孔の数および形状は特に限定されない。吐出孔は、複数であってもよい。また、吐出孔の形状は、略円形状、略角形状等であってもよい。
以下の処方(単位:質量%)に従って、ハイドロフルオロオレフィンを含まない原液基材1を調製した。アルミニウム製耐圧容器(満注量130mL)に、原液基材1を21.0g(乳化原液中24.8質量%、30容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を63.7g(乳化原液中75.2質量%、70容量%)充填し、耐圧容器の開口部にバルブを取り付けて密封した。容器を振とうして原液基材1とハイドロフルオロオレフィンとを乳化させた。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは3.0gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は42.2g/Lであった。
*1:HFO-1233zd、沸点19℃、液密度1.3g/mL
モノラウリン酸POE(20)ソルビタン(*2) 1.0
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン(*3) 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
メチルパラベン 0.1
エタノール 5.0
精製水 92.7
タルク 1.0
合計 100.0(質量%)
*2:NIKKOL TL-10(商品名)、日光ケミカル(株)製
*3:NIKKOL TS-10V(商品名)、日光ケミカルズ(株)製
原液基材1を24.5g(乳化原液中29.3質量%、35容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を59.2g(乳化原液中70.7質量%、65容量%)充填したこと以外は実施例1と同様にして乳化原液を調製した。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは2.9gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は41.4g/Lであった。
原液基材1を17.5g(乳化原液中20.4質量%、25容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を67.3g(乳化原液中79.6質量%、75容量%)充填したこと以外は実施例1と同様にして乳化原液を調製した。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは3.2gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は45.1g/Lであった。
原液基材1を14.0g(乳化原液中16.1質量%、20容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を72.8g(乳化原液中83.9質量%、80容量%)充填したこと以外は実施例1と同様にして乳化原液を調製した。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは3.5gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は49.4g/Lであった。
原液基材1を10.5g(乳化原液中11.9質量%、15容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を77.4g(乳化原液中88.1質量%、85容量%)充填したこと以外は実施例1と同様にして乳化原液を調製した。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは3.5gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は49.4g/Lであった。
アルミニウム製耐圧容器(満注量130mL)に、原液基材1を21.0g(乳化原液中36.6質量%、炭酸ガスを除く発泡性組成物中30.3質量%、30容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン)を36.4g(乳化原液中63.4質量%、炭酸ガスを除く発泡性組成物中52.4質量%、40容量%)充填し、耐圧容器の開口部にバルブを取り付けて密封した。さらに、バルブのステムからブタン(*4)を12.0g(炭酸ガスを除く発泡性組成物中17.3質量%、30容量%)充填し、容器を振とうして原液基材1とハイドロフルオロオレフィンとブタンを乳化させた。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは2.0gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は28.1g/Lであった。
*4:ノルマルブタン(沸点-0.5℃)とイソブタン(沸点-11.7℃)の混合物、液密度0.573g/mL
炭酸ガスの代わりに窒素ガスを充填し、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整したこと以外は実施例1と同様にして発泡性組成物を調製した。なお、充填した窒素ガスは0.4gであり、液相に溶解している窒素ガスの濃度は5.3g/Lであった。
原液基材1を49.0g(乳化原液中64.2質量%、70容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を27.3g(乳化原液中35.8質量%、30容量%)充填したこと以外は実施例1と同様にして乳化原液を調製した。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは1.6gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は22.9g/Lであった。
原液基材1を7.0g(乳化原液中7.9質量%、10容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を81.9g(乳化原液中92.1質量%、90容量%)充填したこと以外は実施例1と同様にして乳化原液を調製した。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは3.7gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は52.2g/Lであった。
アルミニウム製耐圧容器(満注量130mL)に、原液基材1を21.0g(炭酸ガスを除く発泡性組成物中42.8質量%、30容量%)充填し、口部にバルブを取り付けて密封した。さらに、バルブのステムからブタンを28.1g(炭酸ガスを除く発泡性組成物中57.2質量%、70容量%)充填し、容器を振とうして原液基材とブタンを乳化させた。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは1.2gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は16.7g/Lであった。
アルミニウム製耐圧容器(満注量130mL)に、原液基材1を21.0g(炭酸ガスを除く発泡性組成物中32.6質量%、30容量%)、イソペンタン(*5)を43.4g(炭酸ガスを除く発泡性組成物中67.4質量%、70容量%)充填し、耐圧容器の開口部にバルブを取り付けて密封した。容器を振とうして原液基材とイソペンタンを乳化させた。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは2.0gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は27.9g/Lであった。
*5:沸点27.8℃、液密度0.62g/mL
25℃に調整した恒温水槽中に1時間浸漬して内容物の温度を25℃に調整した吐出製品を用いて、手のひら上に発泡性組成物を吐出したときの吐出物の状態を評価した。
(評価基準)
◎:吐出物は、泡立ちは小さいが次々と泡立った。
○1:吐出物は、泡立った。
○2:吐出物は、泡立った(泡の粒は微細であった)。
×:吐出物は、ほとんど泡立たなかった。
25℃に調整した恒温水槽中に1時間浸漬して内容物の温度を25℃に調整した吐出製品を用いて、手のひら上に発泡性組成物を吐出し、吐出物を頭皮に押し当てるように塗布したときの冷却感を評価した。
(評価基準)
◎:吐出物は、適度な冷却感が得られ、かつ、冷却感が3分を超えて持続した。
○:吐出物は、適度な冷却感が得られ、かつ、冷却感が2~3分持続した。
×1:吐出物は、塗布直後に強い冷却感が得られたが、冷却感が持続しなかった。
×2:吐出物は、冷却感がほとんど得られなかった。
25℃に調整した恒温水槽中に1時間浸漬して内容物の温度を25℃に調整した吐出製品を用いて、手のひら上に発泡性組成物を吐出し、吐出物を頭皮に押し当てるように塗布したときのマッサージ効果を評価した。
(評価基準)
◎:ピリピリする心地よい刺激が感じられた。
○:マイルドな刺激が感じられた。
×:刺激は感じられなかった。
以下の処方に従って、ハイドロフルオロオレフィンを含まない原液基材2を調製した。アルミニウム製耐圧容器(満注量130mL)に、原液基材2を21.0g(乳化原液中24.8質量%、30容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を63.7g(乳化原液中75.2質量%、70容量%)充填し、耐圧容器の開口部にバルブを取り付けて密封した。容器を振とうして原液基材2とハイドロフルオロオレフィンとを乳化させた。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは2.9gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は40.7g/Lであった。
モノラウリン酸POE(20)ソルビタン(*2) 1.0
POE(20)POP(8)セチルエーテル(*4) 0.2
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
メチルパラベン 0.1
メントール 0.5
d-カンフル 0.5
センブリ抽出液 0.3
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
D-パンテノール 0.3
エタノール 5.0
精製水 90.9
タルク 1.0
合計 100.0(質量%)
*4:NIKKOL PBC-44(商品名)、日光ケミカルズ(株)製
以下の処方に従って、ハイドロフルオロオレフィンを含まない原液基材3を調製した。アルミニウム製耐圧容器(満注量130mL)に、原液基材3を20.6g(乳化原液中24.4質量%、30容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を63.7g(乳化原液中75.6質量%、70容量%)充填し、耐圧容器の開口部にバルブを取り付けて密封した。容器を振とうして原液基材2とハイドロフルオロオレフィンとを乳化させた。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは3.2gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は45.0g/Lであった。
モノラウリン酸POE(20)ソルビタン(*2) 1.0
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン(*4) 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
メチルパラベン 0.1
メントール 0.2
イソプロピルメチルフェノール 1.0
スルホ石炭酸亜鉛 0.3
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール 3.0
エタノール 10.0
精製水 82.8
タルク 1.0
合計 100.0(質量%)
以下の処方に従って、ハイドロフルオロオレフィンを含まない原液基材4を調製した。アルミニウム製耐圧容器(満注量130mL)に、原液基材4を20.4g(乳化原液中24.2質量%、30容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を63.7g(乳化原液中75.8質量%、70容量%)充填し、耐圧容器の開口部にバルブを取り付けて密封した。容器を振とうして原液基材2とハイドロフルオロオレフィンとを乳化させた。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは3.0gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は42.1g/Lであった。
モノラウリン酸POE(20)ソルビタン(*2) 1.0
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン(*4) 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
メチルパラベン 0.1
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルと
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルの混合物(*5) 10.0
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0
メチルパラベン 0.1
エタノール 15.0
精製水 58.7
微粒子酸化チタン(*6) 1.0
微粒子酸化亜鉛(*7) 5.0
タルク 0.5
合計 100.0(質量%)
*5:ユビナールA Plus B(商品名)、BASFジャパン(株)製
*6:MT-100AQ(商品名)、テイカ(株)製
*7:MZ-500HP(商品名)、テイカ(株)製
以下の処方に従って、ハイドロフルオロオレフィンを含まない原液基材5を調製した。アルミニウム製耐圧容器(満注量130mL)に、原液基材5を24.5g(乳化原液中29.3質量%、35容量%)、ハイドロフルオロオレフィン(1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(*1))を59.2g(乳化原液中70.7質量%、65容量%)充填し、耐圧容器の開口部にバルブを取り付けて密封した。容器を振とうして原液基材2とハイドロフルオロオレフィンとを乳化させた。次いで、バルブのステムから炭酸ガスを充填して乳化原液に溶解させ、平衡圧力を0.5MPa(25℃)に調整した。なお、充填した炭酸ガスは2.8gであり、液相に溶解している炭酸ガスの濃度は39.3g/Lであった。
モノラウリン酸POE(20)ソルビタン(*2) 1.0
モノステアリン酸POE(20)ソルビタン(*3) 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
メチルパラベン 0.1
メントール 0.5
N,N-ジエチル-m-トルアミド 10.0
エタノール 5.0
精製水 82.2
タルク 1.0
合計 100.0(質量%)
(評価基準)
◎:ピリピリする心地よい刺激が感じられた。
○:マイルドな刺激が感じられた。
×:刺激は感じられなかった。
Claims (3)
- 水と界面活性剤とハイドロフルオロオレフィンとを含む乳化原液と、圧縮ガスとからなり、
前記ハイドロフルオロオレフィンは、沸点が5~30℃であり、乳化原液中、40~90質量%含まれ、
前記ハイドロフルオロオレフィンは、沸点が19℃である1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペンである、発泡性組成物。 - 前記圧縮ガスは、炭酸ガスおよび亜酸化窒素のうち少なくともいずれか1種を含む高溶解性圧縮ガスを含み、25℃、0.5MPaにおいて、前記発泡性組成物の液相に28.0g/L以上溶解している、請求項1記載の発泡性組成物。
- 前記圧縮ガスは、窒素、酸素、空気および水素のうち少なくともいずれか1種を含む低溶解性圧縮ガスを含み、25℃、0.5MPaにおいて、前記発泡性組成物の液相に3.0g/L以上溶解している、請求項1記載の発泡性組成物。
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