JP4713237B2 - 受口用栓 - Google Patents
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Description
受口に嵌挿される凸状部と前記受口より大径の鍔状部とを有する栓部材と、前記受口の外面の所定位置に取付けられる固定部材と、前記栓部材の凸状部の外面と前記受口の内面との間隙を水密的に密封するシール部材と、前記受口に対して前記栓部材を嵌挿または離脱させる係合部材と、から構成される受口用栓であって、
前記係合部材が、
頭部を前記固定部材側に配置して、前記栓部材の鍔状部と前記固定部材の鍔部とに設けられたボルト孔に挿通されるボルトと、
前記鍔状部のボルト孔を挿通した前記ボルトの前方側に螺挿される第1ナットと、
前記第1ナットに対して前記鍔状部を挟んで前記ボルトに螺挿される第2ナットと、からなり、
前記固定部材には、前記鍔部の後方に前記ボルトの頭部が当接するストッパが設けられており、
前記第1ナットを螺入して締め付け、前記栓部材を前記受口に嵌挿させるとともに、
前記第1ナットの締め付けを解除し、前記ボルトの頭部を前記固定部材のストッパに当接させた状態で第2ナットを螺出させて、前記栓部材を前記受口から離脱させることを特徴としている。
この特徴によれば、シール部材が受口の内方にあるので外的要因による劣化を避けることができ、かつ係合部材が、栓部材を受口から離脱可能に作動するため、工具等を要することなく、栓部材のスムーズな嵌挿作動及び離脱作動が可能となる。また、ボルトの頭部をストッパと当接することで、栓部材を受口の内面から離脱する場合の反力を得ることができる。
受口に嵌挿される凸状部と前記受口より大径の鍔状部とを有する栓部材と、前記受口の外面の所定位置に取付けられる固定部材と、前記栓部材の凸状部の外面と前記受口の内面との間隙を水密的に密封するシール部材と、前記受口に対して前記栓部材を嵌挿または離脱させる係合部材と、から構成される受口用栓であって、
前記係合部材が、
前記固定部材の鍔部に形成される切欠き部から該切欠き部に連通する固定部材ボルト孔に挿入され、頭部を前記固定部材側に配置して、前記固定部材ボルト孔と前記栓部材の鍔状部に設けられたボルト孔とに挿通されたボルトと、
前記鍔状部のボルト孔を挿通した前記ボルトの前方側に螺挿される第1ナットと、
前記第1ナットに対して前記鍔状部を挟んで前記ボルトに螺挿される第2ナットと、からなり、
前記固定部材には、前記鍔部の後方に前記ボルトの頭部が当接するストッパが、前記ボルトの頭部に近接して設けられており、
前記第1ナットを螺入して締め付け、前記栓部材を前記受口に嵌挿させるとともに、
前記第1ナットの締め付けを解除し、前記ボルトの頭部を前記固定部材のストッパに当接させた状態で第2ナットを螺出させて、前記栓部材を前記受口から離脱させることを特徴としている。
この特徴によれば、シール部材が受口の内方にあるので外的要因による劣化を避けることができ、かつ係合部材が、栓部材を受口から離脱可能に作動するため、工具等を要することなく、栓部材のスムーズな嵌挿作動及び離脱作動が可能となる。また、固定部材ボルト孔が、切欠き部と連通しており、ボルトを切欠き部から固定部材ボルト孔に挿入できるため、ボルトの頭部の後方側に近接したストッパが邪魔になることなく、ボルトを所定の係合位置に配置できる。そしてボルトの頭部をストッパと当接することで、栓部材を受口の内面から離脱する場合の反力を得ることができる。
前記受口の端部における外面が、前記受口の開口に向かって拡開するテーパ面に形成されており、前記固定部材が、前記テーパ面に当接して、前記栓部材方向への移動が防止されていることを特徴としている。
この特徴によれば、固定部材が、外面が受口の開口に向かって拡開するテーパ面に当接して、栓部材方向への移動が防止されているため、係合部材が、固定部材の反力を確実に利用して、栓部材を嵌挿作動することが出来る。
前記固定部材の端部が、前記受口の端面と当接するように、前記受口の軸中心に向かって張出する張出部に形成されており、前記固定部材の張出部が、前記受口の端面に当接して、前記固定部材が、前記受口の軸方向において内方向への移動が防止されていることを特徴としている。
この特徴によれば、受口の軸中心に向かって張出する張出部に形成される固定部材の端部が、受口の端面に当接して、前記固定部材が、受口の軸方向において内方向への移動が防止されているため、係合部材が、固定部材の反力を確実に利用して、栓部材を離脱作動することが出来る。
前記ボルトは、前記頭部がT型に形成されたT頭ボルトであることを特徴としている。
この特徴によれば、第1ナット若しくは第2ナットを螺入若しくは螺出する場合には、T型に形成された頭部が、固定部材の側面と当接することによりその回動が阻止されるため、頭部にスパナ等の特段の工具による固定を要することなく、第1ナット若しくは第2ナットのみを前記工具により螺入若しくは螺出することができる。
2 受口用栓
3 埋設物
4 直管
5 T字管
6 受口
6a テーパ面
6b 膨出部
6c 凹部
6d 端面
10 栓部材
10a 凸状部
10b 鍔状部
10c ボルト孔
10d 水抜き孔
10e 空気抜き孔
11 シール部材
11a 嵌合部
11b バルブ部
12 固定部材
12a 張出部
12b 鍔部
12c 固定ボルト孔
12d 取付ボルト孔
13 取付ボルトナット
14 固定ボルト(ボルト)
14a 頭部
15 第1ナット
16 第2ナット
17 ストッパ
22 固定部材
22b 鍔部
22c 固定ボルト孔
22e 切欠き部
27 ストッパ
30 栓部材
30b 鍔状部
30f 離脱ボルト孔
32 固定部材
39 離脱ボルト
40、41 プラグ
C,D 中心軸線
Claims (5)
- 受口に嵌挿される凸状部と前記受口より大径の鍔状部とを有する栓部材と、前記受口の外面の所定位置に取付けられる固定部材と、前記栓部材の凸状部の外面と前記受口の内面との間隙を水密的に密封するシール部材と、前記受口に対して前記栓部材を嵌挿または離脱させる係合部材と、から構成される受口用栓であって、
前記係合部材が、
頭部を前記固定部材側に配置して、前記栓部材の鍔状部と前記固定部材の鍔部とに設けられたボルト孔に挿通されるボルトと、
前記鍔状部のボルト孔を挿通した前記ボルトの前方側に螺挿される第1ナットと、
前記第1ナットに対して前記鍔状部を挟んで前記ボルトに螺挿される第2ナットと、からなり、
前記固定部材には、前記鍔部の後方に前記ボルトの頭部が当接するストッパが設けられており、
前記第1ナットを螺入して締め付け、前記栓部材を前記受口に嵌挿させるとともに、
前記第1ナットの締め付けを解除し、前記ボルトの頭部を前記固定部材のストッパに当接させた状態で第2ナットを螺出させて、前記栓部材を前記受口から離脱させることを特徴とする受口用栓。 - 受口に嵌挿される凸状部と前記受口より大径の鍔状部とを有する栓部材と、前記受口の外面の所定位置に取付けられる固定部材と、前記栓部材の凸状部の外面と前記受口の内面との間隙を水密的に密封するシール部材と、前記受口に対して前記栓部材を嵌挿または離脱させる係合部材と、から構成される受口用栓であって、
前記係合部材が、
前記固定部材の鍔部に形成される切欠き部から該切欠き部に連通する固定部材ボルト孔に挿入され、頭部を前記固定部材側に配置して、前記固定部材ボルト孔と前記栓部材の鍔状部に設けられたボルト孔とに挿通されたボルトと、
前記鍔状部のボルト孔を挿通した前記ボルトの前方側に螺挿される第1ナットと、
前記第1ナットに対して前記鍔状部を挟んで前記ボルトに螺挿される第2ナットと、からなり、
前記固定部材には、前記鍔部の後方に前記ボルトの頭部が当接するストッパが、前記ボルトの頭部に近接して設けられており、
前記第1ナットを螺入して締め付け、前記栓部材を前記受口に嵌挿させるとともに、
前記第1ナットの締め付けを解除し、前記ボルトの頭部を前記固定部材のストッパに当接させた状態で第2ナットを螺出させて、前記栓部材を前記受口から離脱させることを特徴とする受口用栓。 - 前記受口の端部における外面が、前記受口の開口に向かって拡開するテーパ面に形成されており、前記固定部材が、前記テーパ面に当接して、前記栓部材方向への移動が防止されている請求項1または2に記載の受口用栓。
- 前記固定部材の端部が、前記受口の端面と当接するように、前記受口の軸中心に向かって張出する張出部に形成されており、前記固定部材の張出部が、前記受口の端面に当接して、前記固定部材が、前記受口の軸方向において内方向への移動が防止されている請求項1ないし3のいずれかに記載の受口用栓。
- 前記ボルトは、前記頭部がT型に形成されたT頭ボルトである請求項1ないし4のいずれかに記載の受口用栓。
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