JP2010043721A - 管接続部材の脱着装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対のフランジF1,F2の対向面間に間隙25を形成した後に挿入され、連通部Bを密封する弁体4と、弁体4を外方から操作可能に収納した弁体収納部13を備え、一対のフランジF1,F2に間隙25を形成可能に密封状に取り付けられる取付部材5と、から構成されており、弁体4は、一対のフランジF1,F2の間隙25に挿入することで、連通部B側のフランジF1に付着したパッキン屑P’を剥離する剥離部17を有している。
【選択図】図7
Description
既設流体管に連通した連通部と、該連通部に接続された管接続部材との間で、パッキンを介し所定数のボルトで結合した一対のフランジに密封状に取り付けられ、前記一対のフランジの対向面間で前記連通部を密封し、不断流状態で管接続部材の脱着を行う管接続部材の脱着装置であって、
前記一対のフランジの対向面間に間隙を形成した後に挿入され、前記連通部を密封する弁体と、
前記弁体を外方から操作可能に収納した弁体収納部を備え、前記一対のフランジに間隙を形成可能に密封状に取り付けられる取付部材と、から構成されており、
前記弁体は、前記一対のフランジの間隙に挿入することで、前記連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離する剥離部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、一対のフランジの対向面間に間隙を形成した後に挿入され、連通部を密封する弁体が、連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離する剥離部を有していることで、一対のフランジに密封状に取り付けられる取付部材の弁体収納部に収納した弁体を、外方から操作して一対のフランジの間隙に挿入する挿入動作を利用して、連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離できるため、連通部側のフランジを開放してパッキン屑を剥離する手間を要することなく、管接続部材を脱着できる。
前記取付部材は、前記一対のフランジとの間に、前記剥離部により剥離したパッキン屑を収容する収容部を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、弁体によって剥離したパッキン屑を収容部に収容しておくことができるので、一対のフランジの間隙に挿入する弁体が、剥離したパッキン屑と干渉してしまうことを防止できるばかりか、既設流体管内にパッキン屑が流入してしまうことを防止できる。
前記収容部は、該収容部内を外方から視認可能な窓部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、窓部を通して収容部内を視認することで、剥離したパッキン屑を確認できるとともに、収容部内にパッキン屑が収容されたことを基に、弁体による連通部の密封が完了したことを判断できる。
前記取付部材は、前記管接続部材側のフランジの外周に沿って設けられた内壁部を更に備えており、
前記管接続部材側のフランジに、前記内壁部との間を密封する密封部材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、既設流体管に連通する連通部側のフランジに対し、管接続部材側のフランジを移動して、一対のフランジの対向面間に間隙を形成する際に、管接続部材側のフランジに設けられている密封部材が、管接続部材側のフランジの移動に追従して移動して、管接続部材側のフランジの外周に沿って設けられた内壁部との密封状態を維持するため、管接続部材側のフランジの移動範囲全域に亘る密封部材の配置を要さず、管接続部材側のフランジの移動方向の密封部材の幅寸を省くことができる。
前記管接続部材側のフランジに、前記密封部材が周方向に亘って嵌合されるプレート部材が設けられており、該プレート部材は、前記一対のフランジを結合しているボルトの数に分割された分割構造を有しているとともに、分割された各々のプレート部材に、前記ボルトを挿通するボルト孔が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、管接続部材側のフランジに、密封部材が周方向に亘って嵌合されるプレート部材が設けられていることで、密封部材が、管接続部材側のフランジの移動に対し確実に追従できるばかりか、分割構造を有し各々にボルト孔が形成されたプレート部材を、所定数のボルトを一本ずつ挿通することで、プレート部材を密封状態を維持したまま取付できる。
既設流体管に連通した連通部と、該連通部に接続された管接続部材との間で、パッキンを介し所定数のボルトで結合した一対のフランジに密封状に取り付けられ、前記一対のフランジの対向面間で前記連通部を密封し、不断流状態で管接続部材の脱着を行う管接続部材の脱着方法であって、
前記一対のフランジの対向面間に間隙を形成した後に挿入され、前記連通部を密封する弁体と、
前記弁体を外方から操作可能に収納した弁体収納部を備え、前記一対のフランジに間隙を形成可能に密封状に取り付けられる取付部材と、を用い、
前記弁体は、前記両フランジの対向面間に挿入することで、前記連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離する剥離部を有しており、
前記取付部材を、前記一対のフランジに密封状に取り付ける取付工程と、
前記取付工程の後に、ボルトを緩めて前記一対のフランジの対向面間に間隙を形成する間隙形成工程と、
前記弁体を前記間隙に挿入すると同時に、該弁体の剥離部により前記連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離する弁体挿入工程と、
管接続部材を脱着する脱着工程と、から構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、一対のフランジの対向面間に間隙を形成した後に挿入され、連通部を密封する弁体が、連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離する剥離部を有していることで、取付工程で一対のフランジに密封状に取り付けられる取付部材の弁体収納部に収納した弁体を、弁体挿入工程で外方から操作して一対のフランジの間隙に挿入する挿入動作を利用して、連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離できるため、連通部側のフランジを開放してパッキン屑を剥離する手間を要することなく、脱着工程で管接続部材を脱着できる。特に、弁体の挿入と、パッキン屑の剥離を同時に行うことができるので、管接続部材の着脱作業の工程を短縮することができる。
2 止水プレート(プレート部材)
2a プレート片
2e 密封ゴム(密封部材)
3 脱着装置
3e 内壁部
4 弁体
5 取付部材
13 弁体収納部
17 剥離部
20 収容部
22 透光パネル(窓部)
25 間隙
26 テーパ部
B 連通部
V1,V2 補修弁(管接続部材)
F1,F2 フランジ
BN1 ボルト・ナット
BN2 作業用ボルト・ナット
P,P2 パッキン
P’ パッキン屑
Claims (6)
- 既設流体管に連通した連通部と、該連通部に接続された管接続部材との間で、パッキンを介し所定数のボルトで結合した一対のフランジに密封状に取り付けられ、前記一対のフランジの対向面間で前記連通部を密封し、不断流状態で管接続部材の脱着を行う管接続部材の脱着装置であって、
前記一対のフランジの対向面間に間隙を形成した後に挿入され、前記連通部を密封する弁体と、
前記弁体を外方から操作可能に収納した弁体収納部を備え、前記一対のフランジに間隙を形成可能に密封状に取り付けられる取付部材と、から構成されており、
前記弁体は、前記一対のフランジの間隙に挿入することで、前記連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離する剥離部を有していることを特徴とする管接続部材の脱着装置。 - 前記取付部材は、前記一対のフランジとの間に、前記剥離部により剥離したパッキン屑を収容する収容部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の管接続部材の脱着装置。
- 前記収容部は、該収容部内を外方から視認可能な窓部を有していることを特徴とする請求項2に記載の管接続部材の脱着装置。
- 前記取付部材は、前記管接続部材側のフランジの外周に沿って設けられた内壁部を更に備えており、
前記管接続部材側のフランジに、前記内壁部との間を密封する密封部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の管接続部材の脱着装置。 - 前記管接続部材側のフランジに、前記密封部材が周方向に亘って嵌合されるプレート部材が設けられており、該プレート部材は、前記一対のフランジを結合しているボルトの数に分割された分割構造を有しているとともに、分割された各々のプレート部材に、前記ボルトを挿通するボルト孔が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の管接続部材の脱着装置。
- 既設流体管に連通した連通部と、該連通部に接続された管接続部材との間で、パッキンを介し所定数のボルトで結合した一対のフランジに密封状に取り付けられ、前記一対のフランジの対向面間で前記連通部を密封し、不断流状態で管接続部材の脱着を行う管接続部材の脱着方法であって、
前記一対のフランジの対向面間に間隙を形成した後に挿入され、前記連通部を密封する弁体と、
前記弁体を外方から操作可能に収納した弁体収納部を備え、前記一対のフランジに間隙を形成可能に密封状に取り付けられる取付部材と、を用い、
前記弁体は、前記両フランジの対向面間に挿入することで、前記連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離する剥離部を有しており、
前記取付部材を、前記一対のフランジに密封状に取り付ける取付工程と、
前記取付工程の後に、ボルトを緩めて前記一対のフランジの対向面間に間隙を形成する間隙形成工程と、
前記弁体を前記間隙に挿入すると同時に、該弁体の剥離部により前記連通部側のフランジに付着したパッキン屑を剥離する弁体挿入工程と、
管接続部材を脱着する脱着工程と、から構成されていることを特徴とする管接続部材の脱着方法。
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