JPH11210974A - スラッジ除去用フランジ装置 - Google Patents

スラッジ除去用フランジ装置

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JPH11210974A
JPH11210974A JP1186298A JP1186298A JPH11210974A JP H11210974 A JPH11210974 A JP H11210974A JP 1186298 A JP1186298 A JP 1186298A JP 1186298 A JP1186298 A JP 1186298A JP H11210974 A JPH11210974 A JP H11210974A
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JP
Japan
Prior art keywords
main pipe
sludge
flange
operating bar
gate valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1186298A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Fujimaki
輝明 藤巻
Nagayuki Ono
修幸 小野
Minoru Nemoto
実 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kokan Koji KK
JFE Engineering Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kokan Koji KK
Tokyo Gas Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Koji KK, Tokyo Gas Co Ltd, NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Koji KK
Priority to JP1186298A priority Critical patent/JPH11210974A/ja
Publication of JPH11210974A publication Critical patent/JPH11210974A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノーブロー工法において、スラッジ60を除
去できるようにする。 【解決手段】 本管53内の流体の流れを止めずに、本
管53の工事を施工するノーブロー工法で使用する継手
50、ゲートバルブ30を使って、フランジ1を本管5
3に装着し、フランジ1に、操作棒2を、回動、揺動、
摺動可能に設けて、操作棒2の破砕具11でスラッジ6
0を除去できるように形成したスラッジ除去用フランジ
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノーブロー工法に
おいて、本管内に残留しているスラッジを除去すること
のできるフランジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノーブロー工法は、配管内の流れを止め
ずに工事が可能な工法である。前記ノーブロー工法にお
いては、図3に示すように、本管53に継手50を溶接
した後、継手50にゲートバルブ30を取付け、ゲート
バルブ30の上に穿孔機31をセットして、本管53を
穿孔する。
【0003】そして、ゲートバルブ30から穿孔機31
を取り外して、ゲートバルブ30に遮断機80を取付け
て、本管53内の遮断をする(図4に一部図示)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノーブロー
工法においては、本管53内の清掃ができないのである
が、本管53内に、図4に示すようにスラッジ60が存
在している場合がある。
【0005】そして、本管53内のスラッジ60の存在
の有無は、本管53に継手50を溶接して、本管53を
穿孔した後、遮断機80で本管53の内部の流体の流れ
を遮断してみて、解ることである。
【0006】すなわち、図4に示すように、遮断機80
のストッパ81で、本管53を遮断した後に、流れの下
流側の本管53に、パージ継手70を溶接して取付け、
このパージ継手70の上にボールバルブ71をセット
し、ボールバルブ71の上に小型穿孔機72をセットし
て、本管53を小型穿孔機72で穿孔して、遮断機80
より下流側の流体の圧力を解放する。
【0007】このとき、下流の本管53に取付けたボー
ルバルブ78で本管53の流れを遮断している。そし
て、ボールバルブ71を用いて、本管53の下流の流れ
を解放した後、遮断機80のストッパ81が、スラッジ
60のない状態で正確にセットされていれば、そのスト
ッパ81のシール性は完全である。
【0008】従って、ボールバルブ71を、漏洩検査す
ることにより、ストッパ81の作動状態が解る。そし
て、本管53の内部にスラッジ60があると、ストッパ
81と本管53の内面の間に、隙間が生じ、流体がスト
ッパ81から漏洩して、ボールバルブ71で、圧力を持
っている流体が検知される。
【0009】そして、前記スラッジ60は、一般に本管
53の内面の下部に、長年に渡って蓄積され、場所によ
っては硬度が高くなって固形になっているものもある。
そして、シールが不良となるのは、図4のA−A線で断
面した図5に示すように、スラッジ60の表面と本管5
3の内面の非連続部73に、ストッパ81のゴム74が
追従せずに、隙間75が生じるためである。
【0010】さらに、前記隙間75がストッパ81でシ
ールされた場合でも、スラッジ60と本管53の内面の
間は、密着しておらず、このスラッジ60の部分から、
漏洩が生じることもある。
【0011】そして、前記したスラッジ60が本管53
内に存在することは、本管53に継手50を溶接し、本
管53を穿孔し、そして、本管53を遮断して、本管5
3の下流の圧力を解放して、はじめて解ることである。
【0012】そして、従来は、本管53内にスラッジ6
0が存在することを確認すると、ノーブロー工法のその
箇所での工事を中止して、本管53の他の場所で、再度
ノーブロー工法の工事を施工しなければならず、不経済
であり、また、時間も掛かった。
【0013】本発明は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、ノーブロー工法において、本管53内にスラッジ
60が存在しても、工事箇所を移すことなく、スラッジ
60を除去できるようにすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ノーブロ
ー工法において本管53に溶接された、継手50に取付
けられるゲートバルブ30に、着脱可能に装着できるフ
ランジ1を設け、このフランジ1には、フランジ1を気
密状態で上下に貫通する操作棒2を設け、この操作棒2
は、前記フランジ1に対して、回転可能で、かつ、揺動
可能で、さらに、前後摺動可能に、フランジ1を貫通し
て設けてあり、さらに、本管53の穿孔51より本管5
3内に挿入される操作棒2の先端部には、本管53内の
スラッジ60を破砕して除去できる破砕具11を取付け
てスラッジ除去用フランジ装置とした。
【0015】第2の発明は、第1の発明において、フラ
ンジ1に本管53内を覗くことのできる覗き窓15を設
け、覗き窓15に気密状態で嵌入した透明体16を設け
てスラッジ除去用フランジ装置とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図に基づいて本発明の実施の
形態の説明をする。図は本発明の一実施の形態の説明に
使用される図である。
【0017】この実施の形態は、図3に示す本管53に
溶接して接着された継手50に、ゲートバルブ30を図
示してないボルトとナットで着脱可能に取付ける。そし
て、ゲートバルブ30に、穿孔機31を図示してないボ
ルトとナットで着脱可能に取付ける。そして、穿孔具3
2で、本管53を穿孔51する。
【0018】そして、前記穿孔具32を穿孔機31内に
引き上げて、ゲートバルブ30を閉ざし、ゲートバルブ
30から穿孔機31を取り外して、ゲートバルブ30
に、この実施の形態のスラッジ除去用フランジ装置のフ
ランジ1を図示してないボルトとナットで、着脱可能に
取付けるものである。
【0019】前記フランジ1の中央部の孔は、図2に断
面で示すように、球面状の凹曲面5に形成されている。
そして、前記断面が凹曲面5の孔には、球4が回動可能
に挿入されている。そして、前記フランジ1の下面の中
央部には、凹部が設けてある。
【0020】そして、前記凹部の内周面には、雌ねじ8
が形成されており、前記凹部に嵌入する環状の押え具6
は、押え具6の外周面に形成した雄ねじ7が、前記凹部
の雌ねじ8に螺合するように形成されている。
【0021】そして、前記環状の押え具6の内面は、前
記フランジ1に形成された球面状の凹曲面5と同様の凹
曲面が形成され、フランジ1の中央部の孔に挿入された
球4の脱出を押えている。
【0022】そして、球4の中央部には、操作棒2が、
嵌入される孔が設けてあり、操作棒2は球4の孔に挿入
されて、フランジ1を上下に貫通している。そして、操
作棒2の先端部には、スラッジ60を破砕して除去でき
る破砕具11が取付けてある。
【0023】そして、前記球4の孔の内側に形成した凹
溝には、Oリング3が嵌入され、球4と操作棒2との間
を、気密状態にシールしている。そして、押え具6の上
面に形成した凹溝には、Oリング9が嵌入され、フラン
ジ1と押え具6との間を気密状態にシールしている。
【0024】そして、押え具6の凹曲面に形成した凹溝
には、Oリング10が嵌入され、球4と押え具6の凹曲
面との間を気密状態にシールしている。また、フランジ
1には、フランジ1を上下に貫通していて、フランジ1
の装着された本管53内を覗くことのできる覗き窓15
が設けてある。
【0025】そして、前記覗き窓15には、透明なプラ
スチックで形成した透明体16が嵌入されている。そし
て、透明体16に形成した凹溝に、Oリング17が嵌入
され、覗き窓15を気密状態にシールしている。
【0026】以上説明したスラッジ除去用フランジ装置
は、図1に示すように、本管53に溶接した継手50に
ゲートバルブ30を取付け、このゲートバルブ30にフ
ランジ1を装着する。
【0027】そして、操作棒2を延ばして、その先端部
の破砕具11を、フランジ1の外部より操作して、図4
に示すストッパ81が本管53の内面に接する箇所にあ
るスラッジ60を破砕し、除去する。
【0028】そして、操作棒2を回転させ、延長し、収
縮させ、揺動させ、さらに、スラッジ60の除去状態を
覗き窓15から視察しながら、スラッジ60の除去作業
を行う。
【0029】
【発明の効果】本発明は、ノーブロー工法で装着した継
手50・ゲートバルブ30を利用して、スラッジ除去用
フランジ装置を設置し、本管53内を遮断するストッパ
81の当接する部分のスラッジ60を、破砕し除去でき
るものである。
【0030】したがって、当初施工した箇所の本管53
内にスラッジ60が存在しても、この箇所で工事を完了
させることができ、他の箇所で再度本管53を穿孔して
工事をする必要がないものである。
【0031】よって、工事を経済的に行うことができ、
短期間で施工できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の説明用の断面図
【図2】本発明の一実施の形態の説明用の要部の拡大し
た断面図
【図3】従来例と本発明の一実施の形態の説明用の断面
【図4】従来例と本発明の一実施の形態の説明用の断面
【図5】従来例の説明用の図で、図4のA−A線の断面
【符号の説明】
1 フランジ 2 操作棒 3 Oリング 4 球 5 凹曲面 6 押え具 7 雄ねじ 8 雌ねじ 9 Oリング 10 Oリング 11 破砕具 15 覗き窓 16 透明体 17 Oリング 30 ゲートバルブ 31 穿孔機 32 穿孔具 50 継手 51 穿孔 53 本管 60 スラッジ 70 パージ継手 71 ボールバルブ 72 小型穿孔機 73 非連続部 74 シール用のゴム 75 隙間 78 ボールバルブ 80 遮断機 81 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 修幸 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 根本 実 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノーブロー工法において本管53に溶接
    された、継手50に取付けられるゲートバルブ30に、
    着脱可能に装着できるフランジ1を設け、このフランジ
    1には、フランジ1を気密状態で上下に貫通する操作棒
    2を設け、この操作棒2は、前記フランジ1に対して、
    回転可能で、かつ、揺動可能で、さらに、前後摺動可能
    に、フランジ1を貫通して設けてあり、さらに、本管5
    3の穿孔51より本管53内に挿入される操作棒2の先
    端部には、本管53内のスラッジ60を破砕して除去で
    きる破砕具11を取付けたスラッジ除去用フランジ装
    置。
  2. 【請求項2】 フランジ1に本管53内を覗くことので
    きる覗き窓15を設け、覗き窓15に気密状態で嵌入し
    た透明体16を設けた請求項1記載のスラッジ除去用フ
    ランジ装置。
JP1186298A 1998-01-23 1998-01-23 スラッジ除去用フランジ装置 Pending JPH11210974A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009257396A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Cosmo Koki Co Ltd 分岐口閉塞手段及び方法
JP2010043722A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Cosmo Koki Co Ltd 管接続部材の脱着装置及びその方法
JP2010043721A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Cosmo Koki Co Ltd 管接続部材の脱着装置及びその方法
JP2013019528A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd ライニング管の貫通孔形成方法及びライニング管用の膜切断装置
CN112547261A (zh) * 2020-12-15 2021-03-26 铜陵有色金属集团股份有限公司 快速排除硫铁矿烧渣的排渣管路及其使用方法

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