JP2009257396A - 分岐口閉塞手段及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】略円筒形状の既設流体管1に連通する筒状部11及び開閉部12から成り、既設流体管1の外壁の所定箇所に取付けられる接続部材10と、筒状部11内の既設流体管1の管壁を穿孔する穿孔手段と、閉塞体設置手段27,32により設置され、既設流体管1内の分岐口1aを密封状に閉塞する閉塞体30と、から構成されており、閉塞体30の外面30aは、略円筒形状の既設流体管1に対応するように、略円弧状の断面形状が長手方向に延びる略蒲鉾形状に形成されており、分岐口1a周囲の既設流体管1の内壁1bに亘って当接するように成っている。
【選択図】図11
Description
略円筒形状の既設流体管に形成され、該既設流体管から分岐した分岐部が延設された分岐口を不断流状態で閉塞する分岐口閉塞手段であって、
前記既設流体管に連通する筒状部及び該筒状部を開閉可能な開閉部から成り、前記既設流体管の外壁の所定箇所に取付けられる接続部材と、
前記接続部材に取付けられ、前記開閉部を開状態にして前記筒状部内の既設流体管の管壁を穿孔する穿孔手段と、
該穿孔手段による管壁の穿孔の後に、前記開閉部を開状態にして閉塞体設置手段により設置され、既設流体管内の前記分岐口を密封状に閉塞する閉塞体と、から構成されており、
前記閉塞体の外面は、略円筒形状の前記既設流体管に対応するように、略円弧状の断面形状が長手方向に延びる略蒲鉾形状に形成されており、前記分岐口周囲の前記既設流体管の内壁に亘って当接するように成っていることを特徴としている。
この特徴によれば、接続部材に取付けられる閉塞体設置手段により穿孔を通じ既設流体管内部の分岐口に設置される閉塞体の外面が、略円筒形状の既設流体管に対応するように、略蒲鉾形状に形成されており、分岐口周囲に亘って既設流体管の内壁に当接して分岐口を密封状に閉塞できるため、不断流状態で、分岐口から分岐している分岐部の所望の箇所を除去することができる。また、閉塞体の外面が略蒲鉾形状に形成されていることで、一般的に多く用いられる略円筒形状に形成された既設流体管の内壁に当接することができ、閉塞体の汎用性が高まる。
前記接続部材は、前記分岐口に前記既設流体管の管軸を挟んで対向する所定箇所に接続されていることを特徴としている。
この特徴によれば、接続部材は、前記分岐口に前記既設流体管の管軸を挟んで対向する所定箇所に接続されていることで、穿孔と分岐口とを略同軸に形成できるため、閉塞体設置手段を同軸上に直線的に延ばして閉塞体を設置し易い。
前記閉塞体の外面に、前記分岐口の外周を囲む環状シールが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、閉塞体の外面に設けられた分岐口の外周を囲む環状シールを、既設流体管の内壁との間に介在させることで、既設流体管内の流体が環状シールの内側に位置する分岐口側へ流通することを防ぎ、閉塞体を確実に密封状に閉塞できる。
前記分岐口に、前記既設流体管と前記分岐部との溶接接続による溶接部が形成されており、前記環状シールは、前記溶接部よりも外周側に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、環状シールが、既設流体管と分岐部との溶接接続で凹凸形状に形成され易い溶接部よりも外周側に設けられているため、溶接部に接触することで流体が漏出してしまう虞を回避できる。
前記閉塞体の外面における前記分岐口に対向する対向箇所が、凹形状を成していることを特徴としている。
この特徴によれば、閉塞体の外面における既設流体管の内壁と当接することの無い箇所である対向箇所が凹形状を成していることで、閉塞体の体積を減らして軽量化が可能となる。
略円筒形状の既設流体管に形成され、該既設流体管から分岐した分岐部が延設された分岐口を不断流状態で閉塞する分岐口閉塞方法であって、
前記既設流体管に連通する筒状部及び該筒状部を開閉可能な開閉部から成る接続部材を、前記既設流体管の外壁の所定箇所に取付ける取付工程と、
前記取付工程の後に、前記接続部材に取付けられた穿孔手段により、前記開閉部を開状態にして前記筒状部内の既設流体管の管壁を穿孔する穿孔工程と、
前記穿孔工程の後に、前記接続部材に取付けられた閉塞体設置手段により、前記開閉部を開状態にして閉塞体を既設流体管内の前記分岐口に設置し、該分岐口を密封状に閉塞する閉塞工程と、から構成されており、
前記閉塞体の外面は、略円筒形状の前記既設流体管に対応するように、略円弧状の断面形状が長手方向に延びる略蒲鉾形状に形成されており、前記分岐口周囲の前記既設流体管の内壁に亘って当接するように成っていることを特徴としている。
この特徴によれば、接続部材に取付けられる閉塞体設置手段により穿孔を通じ既設流体管内部の分岐口に設置される閉塞体の外面が、略円筒形状の既設流体管に対応するように、略蒲鉾形状に形成されており、分岐口周囲に亘っての既設流体管の内壁に当接して分岐口を密封状に閉塞できるため、不断流状態で、分岐口から分岐している分岐部の所望の箇所を除去することができる。また、閉塞体の外面が略蒲鉾形状に形成されていることで、一般的に多く用いられる略円筒形状に形成された既設流体管の内壁に当接することができ、閉塞体の汎用性が高まる。
1a 分岐口
1d 穿孔部
2 分岐管
10 接続部材
11 筒状部
12 開閉部
13 穿孔手段
15 カッタドリル
20 カメラ
23 洗浄ノズル
27 押込み棒(閉塞体設置手段)
30 閉塞体
30a 外面
30b 凹形部
31 環状シール
32 押込み機(閉塞体設置手段)
Claims (6)
- 略円筒形状の既設流体管に形成され、該既設流体管から分岐した分岐部が延設された分岐口を不断流状態で閉塞する分岐口閉塞手段であって、
前記既設流体管に連通する筒状部及び該筒状部を開閉可能な開閉部から成り、前記既設流体管の外壁の所定箇所に取付けられる接続部材と、
前記接続部材に取付けられ、前記開閉部を開状態にして前記筒状部内の既設流体管の管壁を穿孔する穿孔手段と、
該穿孔手段による管壁の穿孔の後に、前記開閉部を開状態にして閉塞体設置手段により設置され、既設流体管内の前記分岐口を密封状に閉塞する閉塞体と、から構成されており、
前記閉塞体の外面は、略円筒形状の前記既設流体管に対応するように、略円弧状の断面形状が長手方向に延びる略蒲鉾形状に形成されており、前記分岐口周囲の前記既設流体管の内壁に亘って当接するように成っていることを特徴とする分岐口閉塞手段。 - 前記接続部材は、前記分岐口に前記既設流体管の管軸を挟んで対向する所定箇所に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の分岐口閉塞手段。
- 前記閉塞体の外面に、前記分岐口の外周を囲む環状シールが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の分岐口閉塞手段。
- 前記分岐口に、前記既設流体管と前記分岐部との溶接接続による溶接部が形成されており、前記環状シールは、前記溶接部よりも外周側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の分岐口閉塞手段。
- 前記閉塞体の外面における前記分岐口に対向する対向箇所が、凹形状を成していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の分岐口閉塞手段。
- 略円筒形状の既設流体管に形成され、該既設流体管から分岐した分岐部が延設された分岐口を不断流状態で閉塞する分岐口閉塞方法であって、
前記既設流体管に連通する筒状部及び該筒状部を開閉可能な開閉部から成る接続部材を、前記既設流体管の外壁の所定箇所に取付ける取付工程と、
前記取付工程の後に、前記接続部材に取付けられた穿孔手段により、前記開閉部を開状態にして前記筒状部内の既設流体管の管壁を穿孔する穿孔工程と、
前記穿孔工程の後に、前記接続部材に取付けられた閉塞体設置手段により、前記開閉部を開状態にして閉塞体を既設流体管内の前記分岐口に設置し、該分岐口を密封状に閉塞する閉塞工程と、から構成されており、
前記閉塞体の外面は、略円筒形状の前記既設流体管に対応するように、略円弧状の断面形状が長手方向に延びる略蒲鉾形状に形成されており、前記分岐口周囲の前記既設流体管の内壁に亘って当接するように成っていることを特徴とする分岐口閉塞方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0272290A (ja) * | 1988-09-02 | 1990-03-12 | Toho Gas Kk | 取出し管の撤去工法および装置 |
JPH11210974A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-06 | Tokyo Gas Co Ltd | スラッジ除去用フランジ装置 |
JP2007170527A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Cosmo Koki Co Ltd | 管接続部材の脱着方法 |
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