JP4642511B2 - 既設流体管の不断水仕切弁設置方法及び仕切弁設置装置 - Google Patents
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Description
既設流体管の一部を密封ケースで水密的に密封して、前記既設流体管の所定切除箇所を不断水状態で切除して、少なくとも上蓋と動力伝達手段により動作可能な弁体とからなる仕切弁を、前記密封ケースの内部を押動可能な挿入手段にて前記所定切除箇所に設置するのと略同時に、前記上蓋により前記密封ケース内部の前記弁体側を水密的に密封して、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水仕切弁設置方法であって、
前記上蓋の上面には、予め前記動力伝達手段と、前記動力伝達手段を水密的に被覆可能なカバーとが取り付けられており、
前記密封ケースが、互いの接続口を介して分割可能に接続され前記密封ケース内部を開閉可能な開閉弁を有する作業ケースと、筐体とからなり、前記所定切除箇所が前記筐体の内部に設けられており、
前記カバーの外側周面に、略水平のローラ軸周りに回転可能なガイドローラが該カバーの周方向に沿って複数箇所設けられ、
前記仕切弁が前記挿入手段にて前記所定切除箇所に設置される際に、前記ガイドローラが前記作業ケースの内面と当接して、回転しながら前記仕切弁を前記筐体内部の前記所定切除箇所に案内して、
前記筐体の前記接続口の近傍において前記上蓋により前記弁体側が水密的に密封した後に、前記カバーと前記作業ケースとを取り外すことを特徴としている。
この特徴によれば、仕切弁の上蓋の上面に予め動力伝達手段を水密的に被覆可能なカバーが取り付けられており、水密的に密封された密封ケース内において、上蓋の上面に予め動力伝達手段を取り付けた状態にて仕切弁の設置が可能となるため、仕切弁の設置後に動力伝達手段を再度設置する作業を要することなく、設置工程を短縮化することができる。
また、密封ケースが、分割可能に接続され開閉弁を有する作業ケースと、筐体とからなり、筐体の近傍において上蓋により筐体の内部を密封した後に、カバーと作業ケースとを取り外すことにより、仕切弁設置後に既設流体管を密封して残置される筐体が小型化できるため、筐体の既設流体管への密封作業がし易くなる。
既設流体管の一部を密封ケースで水密的に密封して、前記既設流体管の所定切除箇所を不断水状態で切除して、少なくとも上蓋と動力伝達手段により動作可能な弁体とからなる仕切弁を、前記密封ケースの内部を押動可能な挿入手段にて前記所定切除箇所に設置して、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水仕切弁設置装置であって、
前記仕切弁設置時に、前記上蓋が前記密封ケース内部の前記弁体側を水密的に密封し且つ、前記上蓋の上面には、予め前記動力伝達手段と、前記動力伝達手段を水密的に被覆可能であり前記上蓋に着脱可能なカバーと、が取り付けられており、
前記密封ケースが、互いの接続口を介して分割可能に接続され前記密封ケース内部を開閉可能な開閉弁を有する作業ケースと、筐体とからなり、前記所定切除箇所が前記筐体の内部に設けられており、
前記カバーの外側周面に、略水平のローラ軸周りに回転可能なガイドローラが該カバーの周方向に沿って複数箇所設けられ、
前記仕切弁が前記挿入手段にて前記所定切除箇所に設置される際に、前記ガイドローラが前記作業ケースの内面と当接して、回転しながら前記仕切弁を前記筐体内部の前記所定切除箇所に案内するようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、仕切弁の上蓋の上面に予め動力伝達手段を水密的に被覆可能なカバーが取り付けられており、水密的に密封した密封ケース内において、上蓋の上面に予め動力伝達手段を取り付けた状態にて仕切弁の設置が可能となるため、既設流路から流れ込む流体の浸入をカバーにより防いでおり、設置の際に動力伝達手段を防護できる。
また、密封ケースが、分割可能に接続され開閉弁を有する作業ケースと、筐体とからなり、所定切除箇所が筐体の内部に設けられていることにより、筐体の内部を水密的に密封した後に、カバーと共に作業ケースを取り外すことができるため、仕切弁設置後の構造がシンプルになるばかりか、カバーや作業ケースの再利用が可能となる。
この特徴によれば、ギア減速手段を予め上蓋に取り付けて水密的なカバーで被覆することにより、仕切弁の設置の際に流体の浸入を防ぐことができるため、ギア部を有するギア減速手段の潤滑性を確保できるばかりか、ギア部に付着している潤滑材が既設流路に混入することを防護できる。
2 カバー
3 ガイドローラ
4 バタフライ弁(仕切弁)
5 上蓋
6 仕切壁
7 弁体
8a、8b、8c シール材
9 作業筒(作業ケース)
9a 接続口
9b 作業口
10 筐体
10a 接続口
11 上部筐体
12 下部筐体
17 フランジ
19 段部
23 固定プラグねじ
24 カバー体
25 環状部材
26 接続部
27 ボルト
28 減速ギア(動力伝達手段)
28a ギア部
29 操作軸
30 開閉弁
31 胴体(作業ケース)
32 穿孔用カッタ
33 ストローク
34 挿入機(挿入手段)
35 挿入ロッド
36 ローラ軸
40 開閉軸
E 特定エリア
S 中空内部
Claims (3)
- 既設流体管の一部を密封ケースで水密的に密封して、前記既設流体管の所定切除箇所を不断水状態で切除して、少なくとも上蓋と動力伝達手段により動作可能な弁体とからなる仕切弁を、前記密封ケースの内部を押動可能な挿入手段にて前記所定切除箇所に設置するのと略同時に、前記上蓋により前記密封ケース内部の前記弁体側を水密的に密封して、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水仕切弁設置方法であって、
前記上蓋の上面には、予め前記動力伝達手段と、前記動力伝達手段を水密的に被覆可能なカバーとが取り付けられており、
前記密封ケースが、互いの接続口を介して分割可能に接続され前記密封ケース内部を開閉可能な開閉弁を有する作業ケースと、筐体とからなり、前記所定切除箇所が前記筐体の内部に設けられており、
前記カバーの外側周面に、略水平のローラ軸周りに回転可能なガイドローラが該カバーの周方向に沿って複数箇所設けられ、
前記仕切弁が前記挿入手段にて前記所定切除箇所に設置される際に、前記ガイドローラが前記作業ケースの内面と当接して、回転しながら前記仕切弁を前記筐体内部の前記所定切除箇所に案内して、
前記筐体の前記接続口の近傍において前記上蓋により前記弁体側が水密的に密封した後に、前記カバーと前記作業ケースとを取り外すことを特徴とする既設流体管の不断水仕切弁設置方法。 - 既設流体管の一部を密封ケースで水密的に密封して、前記既設流体管の所定切除箇所を不断水状態で切除して、少なくとも上蓋と動力伝達手段により動作可能な弁体とからなる仕切弁を、前記密封ケースの内部を押動可能な挿入手段にて前記所定切除箇所に設置して、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水仕切弁設置装置であって、
前記仕切弁設置時に、前記上蓋が前記密封ケース内部の前記弁体側を水密的に密封し且つ、前記上蓋の上面には、予め前記動力伝達手段と、前記動力伝達手段を水密的に被覆可能であり前記上蓋に着脱可能なカバーと、が取り付けられており、
前記密封ケースが、互いの接続口を介して分割可能に接続され前記密封ケース内部を開閉可能な開閉弁を有する作業ケースと、筐体とからなり、前記所定切除箇所が前記筐体の内部に設けられており、
前記カバーの外側周面に、略水平のローラ軸周りに回転可能なガイドローラが該カバーの周方向に沿って複数箇所設けられ、
前記仕切弁が前記挿入手段にて前記所定切除箇所に設置される際に、前記ガイドローラが前記作業ケースの内面と当接して、回転しながら前記仕切弁を前記筐体内部の前記所定切除箇所に案内するようになっていることを特徴とする既設流体管の不断水仕切弁設置装置。 - 前記動力伝達手段が、ギア減速手段である請求項2に記載の既設流体管の不断水仕切弁設置装置。
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