JP4700435B2 - 制水体設置装置 - Google Patents

制水体設置装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4700435B2
JP4700435B2 JP2005230788A JP2005230788A JP4700435B2 JP 4700435 B2 JP4700435 B2 JP 4700435B2 JP 2005230788 A JP2005230788 A JP 2005230788A JP 2005230788 A JP2005230788 A JP 2005230788A JP 4700435 B2 JP4700435 B2 JP 4700435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
ring
joint
water control
existing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005230788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007046680A (ja
Inventor
聡 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Koki Co Ltd
Original Assignee
Cosmo Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cosmo Koki Co Ltd filed Critical Cosmo Koki Co Ltd
Priority to JP2005230788A priority Critical patent/JP4700435B2/ja
Publication of JP2007046680A publication Critical patent/JP2007046680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4700435B2 publication Critical patent/JP4700435B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

本発明は、既設管の一部を水密的に密封した筐体内において、既設管の所定箇所を既設管切除手段により切除し、所定箇所に管軸と平行に配置されるスリーブ部を有する制水体を設置して、制水体のスリーブ部と既設管との間に継手体を水密的に接続する制水体設置装置に関する。
従来の制水体設置装置は、継手体が、既設管の外周に沿って管軸方向に移動可能な継手リングと、スリーブ部の内面に沿って水密的に管軸方向に移動可能であり継手リングと接続される密封リングと、弾性を有し継手リングと密封リングとの間を周方向に亘って密封する第1シールと、弾性を有し継手リングと既設管との間隙を周方向に亘って密封する第2シールと、からなり、筐体内において水密的に既設管と制水体との接続をしている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2649427号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、継手リング(特許文献1における可動接続環1)の制水体(特許文献1における流体弁V)側の内面と、既設管(特許文献1における流体管P)の外面との間隙が、周方向に沿って形成されており、継手リングの接続の際に継手リングの管頂部が自重により下垂して、該管頂部における継手リングと既設管との間隙が狭まり、該接続が円滑にされない場合があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、継手リングの管頂部が自重により下垂して、該管頂部における継手リングと既設管との間隙が狭まることを防止でき、該管頂部における継手リングと密封リングとの接続が円滑にされる制水体設置装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の制水体設置装置は、既設管の一部を水密的に密封した筐体内において、前記既設管の所定箇所を既設管切除手段により切除し、前記所定箇所に管軸と平行に配置されるスリーブ部を有する制水体を設置して、前記制水体のスリーブ部と前記既設管との間に継手体を水密的に接続する制水体設置装置であって、
前記継手体が、前記既設管の外径より大径の内径を有するリング体であって前記既設管の外周に沿って管軸方向に移動可能な継手リングと、前記継手リングと略同径のリング体であって前記スリーブ部を管軸に沿って水密的に管軸方向に移動可能であり前記継手リングと接続される密封リングと、弾性を有し管軸方向において前記既設管の切断面よりも前記制水体側にて前記継手リングと前記密封リングとの間を周方向に亘って水密的に密封する第1シールと、弾性を有し管軸方向において前記既設管の切断面よりも前記第1シールの対面側にて前記継手リングと前記既設管との間隙を周方向に亘って水密的に密封する第2シールと、からなり、
少なくとも前記既設管の管頂部において、前記継手リングと前記既設管との間隙に嵌挿されるスペーサが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、既設管の管頂部において継手リングと既設管との間隙にスペーサが嵌挿されており、継手リングの管頂部が自重により下垂して、該管頂部における継手リングと既設管との間隙が狭まることを防止できるため、該管頂部における継手リングと密封リングとの接続が円滑にされる。
本発明の請求項2に記載の制水体設置装置は、請求項1に記載の制水体設置装置であって、前記スペーサが、更に前記既設管の管底部において、前記継手リングと前記既設管との間隙に嵌挿されていることを特徴としている。
この特徴によれば、既設管の管頂部及び管底部において継手リングと既設管との間隙にスペーサが嵌挿されており、該管頂部のみでなく該管底部においても継手リングと既設管との間隙が狭まることを防止できるため、継手リングと密封リングとの接続が、より一層確実にされる。
本発明の請求項3に記載の制水体設置装置は、請求項1に記載の制水体設置装置であって、前記スペーサが、更に前記既設管の全周に亘って、前記継手リングと前記既設管との間隙に嵌挿されていることを特徴としている。
この特徴によれば、既設管の全周に亘って継手リングと既設管との間隙にスペーサが嵌挿されており、継手リングの軸心と既設管の管軸とにずれが生じて、継手リングと既設管との間隙が狭まることを全周に亘って防止できるため、継手リングと密封リングとの接続が、全周に亘って確実にされる。
本発明の請求項4に記載の制水体設置装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の制水体設置装置であって、前記密封リング及び前記継手リングには、前記密封リングと前記継手リングとの接続を相互に誘導する誘導手段が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、密封リング及び継手リングに形成された誘導手段により、密封リングと継手リングとが、相互に誘導されてスムーズに接続される。
本発明の請求項5に記載の制水体設置装置は、請求項4に記載の制水体設置装置であって、前記誘導手段が、前記密封リングの前記継手リング側の端部が管軸方向に膨出している膨出部であって、前記継手体が接続された状態において、前記膨出部が、前記継手リングの内面と前記既設管の外面との間隙に、周方向に沿って嵌挿されていることを特徴としている。
この特徴によれば、誘導手段が、密封リングの前記継手リング側の端部が管軸方向に膨出している膨出部であるため、シンプルな構造で密封リングと継手リングとの接続が可能となる。
本発明の請求項6に記載の制水体設置装置は、請求項5に記載の制水体設置装置であって、前記スペーサが、管軸方向において前記既設管の切断面と前記第2シールとの間にて嵌挿されており、前記継手体が接続された状態において、前記膨出部が、前記スペーサの前記密封リング側の端面と周方向に沿って当接していることを特徴としている。
この特徴によれば、誘導手段である膨出部を利用して、スペーサの密封リング側の端面と当接することで、スペーサを介して第2シールが周方向に亘ってずれることなく配設され、継手リングと既設管との間隙の密封が維持される。
本発明の請求項7に記載の制水体設置装置は、請求項6に記載の制水体設置装置であって、前記継手体が接続された状態において、前記第2シールが、前記継手リングの内面と前記スペーサの前記第2シール側の端面との間にて管軸方向に挟圧されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第2シールが、継手リングの内面とスペーサの第2シール側の端面との間にて管軸方向に挟圧されているため、管軸と直交方向における第2シールの弾力が増して、継手リングと既設管との間隙の密封状態が確実に維持される。
本発明の請求項8に記載の制水体設置装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の制水体設置装置であって、前記密封リングの前記継手リング側が、前記継手体が接続された状態において前記既設管の切断面と周方向に沿って当接可能な張出端面を有し、管軸に向かって張出する張出部に形成されており、前記張出端面に周方向に沿って防錆材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、張出部に形成された張出端面に、周方向に沿って防錆材が設けられており、継手体が接続された状態において、既設管の切断面と防錆材が設けられた張出端面とが当接するため、切断により本部材が露出した既設管の切断面が防錆される。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1(a)は、本発明の実施例における筐体を既設水道管に装着した状況及び管内流体の流下方向を示した概略平面図であり、(b)は、同じく筐体内部の既設水道管を切断した状況を示した概略平面図であり、(c)は、同じく筐体内部に流体弁を設置した状況を示した概略平面図であり、(d)は、同じく筐体を取り外した状況を示した概略平面図である。図2(a)は、継手リングを既設水道管に装着した状況を示した一部断面図であり、(b)は、筐体を既設水道管に装着した状況を示した一部断面図である。図3は、筐体を既設水道管に装着した状況を示した側面図である。図4は、筐体内部の既設水道管を切除する状況を示した概略図である。図5は、筐体内部に流体弁を設置する状況を示した一部断面図である。図6(a)は、継手体の接続工程のうち継手リングが密封リングに向かって移動する工程を示した拡大断面図であり、(b)は、同じく継手リングと密封リングとを接続する工程を示した拡大断面図であり、(c)は、同じく継手リング及び密封リングを流体弁と対面する方向に向かって移動する工程を示した拡大断面図である。図7は、継手体の接続後に筐体を取り外した状況を示した断面図である。
先ず、本実施例の制水体設置装置の概要について説明する。
図1(a)に示されるように、本発明の既設管であって上水管である既設水道管1において接続される制水体の配管状況を説明すると、例えば既設水道管1の一部に撤去や補修が必要な特定エリアEよりも上流側である所定箇所Sにおいて、筐体10を既設水道管1の外周面に水密的に装着し、図1(b)、(c)に示されるように、所定箇所Sを切除して、本発明の制水体である流体弁4を水密的に接続し、図1(d)に示されるように、既設水道管1の既設流路を開閉可能とする構成を有している。
図1(d)に示されるように、流体弁4内部の弁体4cを閉状態とすることにより、既設水道管1の特定エリアEには管内流体が流下しないように操作できるため、特定エリアEに位置する管部分の撤去やあるいは補修等の作業が可能となる。
尚、本発明の制水体は、特に本実施例の流体弁4に限られるものではなく、既設管内部の管路を遮断、変更若しくは切替可能に形成されるものであればよい。
次に、本実施例の制水体設置装置について設置工程に基づいて説明する。
図1及び図2(a)に示されるように、本実施例の継手リング11は、既設水道管1を後述のように切除する所定箇所Sの上流側及び下流側近傍において、既設水道管1の外面に周方向に沿って夫々取付けられる。
また、該取付けられた継手リング11よりも所定箇所S寄りに、両端を接続することにより無端状に形成される弾性を有する第2シール14が、所定箇所Sの上流側及び下流側近傍において、既設水道管1の外面に周方向に沿って夫々取付けられる。
更に、該取付けられた第2シール14よりも所定箇所S寄りに、本発明のスペーサ15が、所定箇所Sの上流側及び下流側近傍において、既設水道管1の外面に周方向に沿って夫々取付けられる。
次に、図2(b)に示されるように、既設水道管1の所定箇所Sと、上述したように既設水道管1に取付けられた継手リング11、第2シール14及びスペーサ15を一括に囲繞可能に形成される筐体10が、既設水道管1の外面に水密的に取付けられる。
図3に示されるように、筐体10は、ボルトナット9により取り外し可能であって水密的に接続される上下2分割構造を有しており、対面した側面において既設水道管1の外径と略同径に形成される側方開口部10aと、既設水道管1の周面と、を合わせるように既設水道管1を囲繞して、側方開口部10aと既設水道管1との間に水密性を有するパッキン43を嵌挿して、分割構造を有する押し輪41、42にて密封している。
また、筐体10は、上部に既設水道管1の外径よりも大径なる平面視円形の上方開口部10bを有しており、上方開口部10bの上方を開閉自在とする開閉弁20を備えており(図4参照)、後述する既設水道管1の切断機30及び既設水道管1の切断後の管片1aが、上方開口部10bを通じて筐体10から出入するようになっている。
次に、既設水道管1の切除について説明する。
図4に示されるように、本発明の既設管切除手段である切断機30は、上方開口部10bの内径と略同径の内径を有する胴体31と、胴体31の内部空間に収納される穿孔用カッタ32と、穿孔用カッタ32を既設水道管1の所定箇所Sに向けて押圧可能な押圧シリンダ33と、から構成されている。
更に、穿孔用カッタ32は、既設水道管1の外径よりも大なる内径及び高さを有し、下端周縁に下向きに配設された穿孔刃32aと、穿孔刃32aと同じ中心軸を有し穿孔刃32aよりも下方の位置に下向きに配設されたセンタードリル32bと、センタードリル32bの先方に設けられた掛止片32cと、を有する内空円筒状に形成されている。
次に、既設水道管1の切断工程について説明すると、開閉弁20を閉状態とし、円筒状の穿孔用カッタ32の中心軸がほぼ鉛直方向を向き、かつ筐体10内の既設水道管1の中心軸とほぼ直交方向に交差する位置に配設するように、胴体31を開閉弁20の上方に水密的に連通接続する。
次に、開閉弁20を開状態とし、穿孔用カッタ32を回転動作させながら、穿孔刃32aが、既設水道管1の全断面を通過するように進退移動させる押圧シリンダ33により、穿孔用カッタ32を下降動作させる。穿孔用カッタ32の回転動作及び下降動作により、既設水道管1は穿孔用カッタ32の下端周縁の直径寸法分離間した2箇所の切断面で、既設水道管1上面の外周面から下方に徐々に切断され、穿孔刃32aが既設水道管1の全断面を通過するように下降動作した地点で、2箇所の切断面で既設水道管1が切断され、2箇所の切断面の間で管片1aが、既設水道管1の管路から分断される。
上述の既設水道管1の切断動作において、既設水道管1は不断水状態であるため、本実施例の既設水道管1内は水圧が加わった満水状態であり、穿孔用カッタ32による切断動作において、センタードリル32bが既設水道管1上面の外周面から既設水道管1の内部に達した時点で、既設水道管1の内部の流体が管外に漏出し、筐体10の内空間及び上方に連通接続した胴体31内部を満たすようになる。ただし、既設水道管1の内部から漏出した流体が、筐体10の外部に漏出することはない。したがって、既設水道管1内の流体を不断水状態のまま、切断動作が可能となる。
また、既設水道管1の切断の際に発生する切り粉は、筐体10の所定箇所S近傍の下部に開閉自在に設けられた排出口10cにより、既設水道管1内の流体と共に排出できるようになっている。
次に、既設水道管1の切断動作後に、胴体31の内部に配設した穿孔用カッタ32と、センタードリル32bの掛止片32cに掛止した切断後の管片1aと、を同時に筐体10の外部に搬出する。
また、筐体10内からの搬出工程は、搬出物(管片1aと既設管切除手段)を胴体31内部へ引き上げた後に、開閉弁20を閉じることにより、既設水道管1内の流体は筐体10外部に漏れず、不断水状態での搬出作業が可能となる。
尚、本発明における既設管切除手段は、必ずしも上述の構成に限られるものではなく、筐体10内における既設管の所定箇所Sを水密的に切除するものであれば、例えば既設管の周方向に切削手段が回転することにより、既設管を切断してもよい。
次に、流体弁4と既設水道管1との接続について説明する。
図5に示されるように、管片1aを除去した後の既設水道管1の所定箇所Sには、本発明の制水体である流体弁4が、予め筐体10内に設けられた受台7上に設置されるようになっている。流体弁4を筐体10内の所定箇所Sに搬入設置する搬入設置手段は、特に図示しないが、上方開口部10bと水密的に且つ取り外し可能に連通接続される胴部内に、流体弁4を所定箇所Sに設置可能な設置手段が形成されている構成を有していればよい。
流体弁4は、既設水道管1の外径と略同径の外径を備えるスリーブ部4aを両側部に有し、中央部には、上端が外部に突出した弁軸4bの回動により内部が開閉可能に形成される弁体4cが設けられている。
上述した流体弁4と既設水道管1との接続は、継手体により行う。本発明の継手体は、既設水道管1の外径より大径の内径を有するリング体であって既設水道管1の外周に沿って管軸C方向に移動可能な継手リング11と、継手リング11と略同径のリング体であってスリーブ部4aの外周に沿って水密的に管軸C方向に移動可能であり後述のように継手リング11と接続される密封リング12と、弾性を有し管軸C方向において既設水道管1の切断面1bよりも流体弁4側にて継手リング11と密封リング12との間を周方向に亘って水密的に密封する第1シール13と、弾性を有し管軸C方向において既設水道管1の切断面1bよりも第1シール13の対面側にて継手リング11と既設水道管1との間隙を周方向に亘って水密的に密封する第2シール14と、からなる。
継手リング11について詳細に説明すると、継手リング11の内面と既設水道管1の外面との間には、上述した第2シール14が嵌挿されるように、周方向に亘って所定の間隙K1を有している。また、流体弁4寄りにおける継手リング11の内面と既設水道管1の外面との間隙K2は、後述する密封リング12との接続が行われるために、間隙K1より若干大きく形成されている。
また、筐体10の側方開口部10a寄りにおける継手リング11の外面には、外方に向かって凸部に形成される凸型部11bが、周方向に沿って設けられており、筐体10の側面に管軸C方向に軸支される送りねじ5に螺合され、管軸C方向に移動可能に形成される凹型片6に嵌合されている。従って、筐体10の側方外部に突出した送りねじ5の端部5aを正逆回動することにより、凹型片6の移動と共に、継手リング11が管軸C方向に移動可能となる。
次に、密封リング12について詳細に説明すると、継手リング11寄りにおける密封リング12の端部が、本発明の誘導手段であって、管軸C方向に膨出する膨出部12bに形成されており、後述する接続工程において、同様に本発明の誘導手段である継手リング11の内面と既設水道管1の外面との間隙K2に、周方向に沿って嵌挿されるようになっている。また、継手リング11側の密封リング12の外面に、周方向に亘って第1シール13が設けられている。
また、密封リング12の継手リング11側が、図6に示されるように継手体が接続された状態において、既設水道管1の切断面1bと周方向に沿って当接可能な張出端面12dを有し、管軸Cに向かって張出する張出部12cに形成されている。更に、張出端面12dには周方向に沿って防錆材16が設けられている。
また、密封リング12の内面に形成された凹溝12eには、密封リング12の内面及びスリーブ部4aの外面と当接するOリング17が、周方向に亘って設けられており、密封リング12の管軸C方向の移動が水密的に行われるようになっている。
次に、スペーサ15について詳細に説明すると、継手体が接続された状態において、間隙K2に周方向に亘って嵌挿される端部15aと、同様に間隙K1に周方向に亘って嵌挿される端部15bと、端部15a及び端部15bを管軸方向につなぐ部分と、から構成されている。
次に、継手リング11と密封リング12との接続工程について詳細に説明する。
先ず、図5及び図6(a)に示されるように、筐体10内の所定箇所Sに流体弁4が設置された状態において、筐体10の側方外部に突出した送りねじ5の端部5aを正転回動することにより、凹型片6を介して、継手リング11が、既設水道管1の外面に沿って密封リング12に向かって移動する。
継手リング11の移動に伴って継手リング11の内端面と当接した第2シール14が、継手リング11と共に既設水道管1の外面に沿って密封リング12に向かって移動する。同様にスペーサ15が、継手リング11及び第2シール14と共に既設水道管1の外面に沿って密封リング12に向かって移動して、該移動と共に、密封リング12寄りにおけるスペーサ15の端部15aが、間隙K2に全周に亘って嵌挿された状態となる。
更に、継手リング11を移動することにより、継手リング11の内面と密封リング12の外面とが当接し、図6(b)に示されるように、継手リング11の内面と第1シール13とが、周方向に亘って当接するようになる。
既設水道管1の全周に亘って、間隙K2にスペーサ15の端部15aが嵌挿されており、このようにすることで、継手リング11の軸心と既設水道管1の管軸Cとにずれが生じて、間隙K2が狭まることを全周に亘って防止できるため、継手リング11と密封リング12との接続が、全周に亘って確実にされる。
特に、既設水道管1の管頂部において、間隙K2にスペーサ15の端部15aが嵌挿されており、このようにすることで、継手リング11の管頂部が自重により下垂して、該管頂部における間隙K2が狭まることを防止できるため、該管頂部における継手リング11と密封リング12との接続が円滑にされる。
尚、本実施例のスペーサ15は、全周に亘って間隙K1、K2に嵌挿されるように形成されているが、本発明のスペーサは、少なくとも既設水道管1の管頂部において継手リングと既設管との間隙に嵌挿されるように形成されていればよく、例えば、スペーサが、既設管の管頂部及び管底部において、継手リングと既設管との間隙に嵌挿されるように形成されていてもよい。
このようにすることで、該管頂部のみでなく該管底部においても継手リングと既設管との間隙が狭まることを防止できるため、継手リング11と密封リング12との接続が、より一層確実にされる。
また、継手リング11と密封リング12とが接続される際には、密封リング12の継手リング11側の端部が管軸C方向に膨出している膨出部12bと、継手リング11の内面と既設水道管1の外面との間隙K2とが係合され、このようにすることで、密封リング12と継手リング11とが、相互に誘導されてスムーズに接続される(図6(a)、(b)参照)。
また、上述のように、本発明の誘導手段が、密封リング12の継手リング11側の端部が管軸C方向に膨出している膨出部12bであるため、シンプルな構造で密封リング12と継手リング11との接続が可能となる。
尚、上述した継手リング11と密封リング12との接続の際には、筐体10の側面に設けられた明り取り窓10dより筐体10の内部を照らしながら、同様に筐体10の側面に複数箇所(本実施例では片側4箇所)設けられた覗き窓8により、筐体10の外部から内部の状況を視認して、該接続を行うことができるようになっており、該状況に応じて筐体10内部に設置された流体弁4の設置位置のずれを、図示しない調整手段により調整することができる。
また、図6(b)に示されるように、継手リング11と密封リング12とが接続された状態において、管軸C方向に膨出した密封リング12の膨出部12bが、スペーサ15の密封リング12側の端部15a端面と、周方向に沿って当接している。このようにすることで、本発明の誘導手段である膨出部12bを利用して、スペーサ15を介して第2シール14が周方向に亘ってずれることなく配設され、間隙K1の密封が維持される。
また、継手リング11と密封リング12とが接続された状態において、第2シール14が、間隙K1において、継手リング11の内端面とスペーサ15の端部15b端面との間にて管軸C方向に挟圧されている。このようにすることで、管軸Cと直交方向における第2シール14の弾力が増して、間隙K1の密封状態が確実に維持される。
尚、スペーサ15は、上述したように密封リング12の継手リング11側の端面により第2シール14を管軸C方向に押圧するに足る程度に、管軸C方向に所定の長さを有している。
また、既設水道管1の外面において、既設水道管1の切断面1bよりも流体弁4側においては、継手リング11と密封リング12との間を周方向に亘って密封する第1シール13が形成され、切断面1bよりも第1シール13の対面側においては、間隙K1を周方向に亘って密封する第2シール14が形成されているために、既設水道管1の内部流体が、切断面1bから既設水道管1の外部に流出することは封じられている。
ここで、筐体10の上方開口部10b若しくは排出口10cを開口し、筐体10内部に滞留した流体を排出した後に、継手リング11の外面と密封リング12の外面とに、管軸C方向に略同軸に形成された挿通孔11a、12aに、ボルト21を挿通してナット22を螺合する。このようにすることで、既設水道管1と流体弁4とが水密的に接続された状態において、継手リング11と密封リング12とが一体的に接続される。
次に、図6(c)に示されるように、送りねじ5の端部5aを逆転回動することにより、凹型片6を介して、継手リング11及び密封リング12が一体的に、既設水道管1の外面に沿って流体弁4と対面する方向に向かって移動する。
該移動により、継手リング11と密封リング12とが接続された状態にて、密封リング12の膨出部12bが、間隙K2に周方向に沿って嵌挿されるため、既設水道管1と流体弁4とが、接続の際に管軸Cと直交方向にずれが生じることを防止して、水密的な接続が維持される。
また、張出端面12dに周方向に沿って防錆材16が設けられており、該接続された状態にて、既設水道管1の切断面1bと、防錆材16が設けられた張出端面12dと、が当接する。このようにすることで、切断により本部材が露出した既設水道管1の切断面1bが防錆される。
ここで上述の本部材とは、既設管本来の材質で構成される部材のことであり、特に汎用の既設管は、既設管の本部材の内外表面に、防錆効果を有する材料が塗布されている場合が多く、既設管の切断により切断面において本部材が露出するために、上述したように切断面1bと防錆材16とを当接させることによる防錆の効果が発揮される。
最後に、図7に示されるように、既設水道管1を囲繞していた筐体10を取り外して、継手リング11の凸型部11b内周面と既設水道管1外面との間に、水密性を有する防水シール23を周方向に亘って嵌挿し、分割構造を有する押し輪24にて密封する。図1(d)に示されるように、流体弁4を外部から開閉することで、管内の流体の流れを制御できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
上記実施例では、本発明の既設管である既設水道管1の管内流体は上水であるが、既設管の管内流体は、例えば下水でもよいしガスでもよい。
また、上記実施例では、筐体10の側面に軸支された送りねじ5の回動により、継手リング11を管軸C方向に移動可能としているが、継手リング11が既設管に沿って管軸C方向に移動するものであれば、移動手段は、上記実施例に限られず何でもよい。
また、上記実施例では、継手リング11と密封リング12とをボルト21及びナット22にて係合して一体的とし、管軸C方向に移動可能としているが、継手リング11と密封リング12とを一体的に移動可能とするものであれば、係合方法は、上記実施例に限られず何でもよい。
また、上記実施例では、第1シール13が、継手リング11側の密封リング12の外面に設けられていたが、第1シール13は、既設水道管1の切断面1bより流体弁4側にて継手リング11と密封リング12とを水密的に密封するものであれば、第1シール13の設けられる箇所は、上記実施例に限られず、例えば密封リング12側の継手リング11の内面であってもよい。
更に、上記実施例では、密封リング12の継手リング11側の端部が、本発明の誘導手段である膨出部12bに形成され、膨出部12bが、継手リング11の内面と既設水道管1の外面との間隙K2に、周方向に沿って嵌挿されているが、誘導手段の形状は、継手リング11と密封リング12との接続を相互に誘導するものであれば、上記実施例に限られず何でもよい。
(a)は、本発明の実施例における筐体を既設水道管に装着した状況及び管内流体の流下方向を示した概略平面図であり、(b)は、同じく筐体内部の既設水道管を切断した状況を示した概略平面図であり、(c)は、同じく筐体内部に流体弁を設置した状況を示した概略平面図であり、(d)は、同じく筐体を取り外した状況を示した概略平面図である。 (a)は、継手リングを既設水道管に装着した状況を示した一部断面図であり、(b)は、筐体を既設水道管に装着した状況を示した一部断面図である。 筐体を既設水道管に装着した状況を示した側面図である。 筐体内部の既設水道管を切除する状況を示した概略図である。 筐体内部に流体弁を設置する状況を示した一部断面図である。 (a)は、継手体の接続工程のうち継手リングが密封リングに向かって移動する工程を示した拡大断面図であり、(b)は、同じく継手リングと密封リングとを接続する工程を示した拡大断面図であり、(c)は、同じく継手リング及び密封リングを流体弁と対面する方向に向かって移動する工程を示した拡大断面図である。 継手体の接続後に筐体を取り外した状況を示した断面図である。
符号の説明
1 既設水道管(既設管)
1a 管片
1b 切断面
4 流体弁(制水体)
4a スリーブ部
4b 弁軸
4c 弁体
5 送りねじ
5a 端部
6 凹型片
7 受台
8 覗き窓
9 ボルトナット
10 筐体
10a 側方開口部
10b 上方開口部
10c 排出口
10d 明り取り窓
11 継手リング
11a 挿通孔
11b 凸型部
12 密封リング
12a 挿通孔
12b 膨出部(誘導手段)
12c 張出部
12d 張出端面
12e 凹溝
13 第1シール
14 第2シール
15 スペーサ
15a、15b 端部
16 防錆材
17 Oリング
20 開閉弁
21 ボルト
22 ナット
23 防水シール
24 押し輪
30 切断機(既設管切除手段)
31 胴体
32 穿孔用カッタ
32a 穿孔刃
32b センタードリル
32c 掛止片
33 押圧シリンダ
41、42 押し輪
43 パッキン
C 管軸
E 特定エリア
K1 間隙(誘導手段)
K2 間隙
S 所定箇所

Claims (8)

  1. 既設管の一部を水密的に密封した筐体内において、前記既設管の所定箇所を既設管切除手段により切除し、前記所定箇所に管軸と平行に配置されるスリーブ部を有する制水体を設置して、前記制水体のスリーブ部と前記既設管との間に継手体を水密的に接続する制水体設置装置であって、
    前記継手体が、前記既設管の外径より大径の内径を有するリング体であって前記既設管の外周に沿って管軸方向に移動可能な継手リングと、前記継手リングと略同径のリング体であって前記スリーブ部を管軸に沿って水密的に管軸方向に移動可能であり前記継手リングと接続される密封リングと、弾性を有し管軸方向において前記既設管の切断面よりも前記制水体側にて前記継手リングと前記密封リングとの間を周方向に亘って水密的に密封する第1シールと、弾性を有し管軸方向において前記既設管の切断面よりも前記第1シールの対面側にて前記継手リングと前記既設管との間隙を周方向に亘って水密的に密封する第2シールと、からなり、
    少なくとも前記既設管の管頂部において、前記継手リングと前記既設管との間隙に嵌挿されるスペーサが設けられていることを特徴とする制水体設置装置。
  2. 前記スペーサが、更に前記既設管の管底部において、前記継手リングと前記既設管との間隙に嵌挿されている請求項1に記載の制水体設置装置。
  3. 前記スペーサが、更に前記既設管の全周に亘って、前記継手リングと前記既設管との間隙に嵌挿されている請求項1に記載の制水体設置装置。
  4. 前記密封リング及び前記継手リングには、前記密封リングと前記継手リングとの接続を相互に誘導する誘導手段が形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の制水体設置装置。
  5. 前記誘導手段が、前記密封リングの前記継手リング側の端部が管軸方向に膨出している膨出部であって、前記継手体が接続された状態において、前記膨出部が、前記継手リングの内面と前記既設管の外面との間隙に、周方向に沿って嵌挿されている請求項4に記載の制水体設置装置。
  6. 前記スペーサが、管軸方向において前記既設管の切断面と前記第2シールとの間にて嵌挿されており、前記継手体が接続された状態において、前記膨出部が、前記スペーサの前記密封リング側の端面と周方向に沿って当接している請求項5に記載の制水体設置装置。
  7. 前記継手体が接続された状態において、前記第2シールが、前記継手リングの内面と前記スペーサの前記第2シール側の端面との間にて管軸方向に挟圧されている請求項6に記載の制水体設置装置。
  8. 前記密封リングの前記継手リング側が、前記継手体が接続された状態において前記既設管の切断面と周方向に沿って当接可能な張出端面を有し、管軸に向かって張出する張出部に形成されており、前記張出端面に周方向に沿って防錆材が設けられている請求項1ないし7のいずれかに記載の制水体設置装置。
JP2005230788A 2005-08-09 2005-08-09 制水体設置装置 Expired - Fee Related JP4700435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005230788A JP4700435B2 (ja) 2005-08-09 2005-08-09 制水体設置装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005230788A JP4700435B2 (ja) 2005-08-09 2005-08-09 制水体設置装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007046680A JP2007046680A (ja) 2007-02-22
JP4700435B2 true JP4700435B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=37849667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005230788A Expired - Fee Related JP4700435B2 (ja) 2005-08-09 2005-08-09 制水体設置装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4700435B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009185953A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Cosmo Koki Co Ltd 制水体設置装置
JP5306890B2 (ja) * 2009-04-17 2013-10-02 コスモ工機株式会社 防錆装置
JP5306891B2 (ja) * 2009-04-17 2013-10-02 コスモ工機株式会社 防錆装置
JP5346721B2 (ja) * 2009-07-15 2013-11-20 コスモ工機株式会社 制水体設置装置
JP5372638B2 (ja) * 2009-07-23 2013-12-18 コスモ工機株式会社 制水体設置装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57177150U (ja) * 1981-05-07 1982-11-09
JPH02103593U (ja) * 1989-02-06 1990-08-17
JPH03265797A (ja) * 1990-03-15 1991-11-26 Cosmo Koki Kk 流体制御弁等の不断水設置方法及びその密封接続装置
JPH03272389A (ja) * 1990-03-19 1991-12-04 Cosmo Koki Kk 流体制御弁等の不断水設置方法及びその密封接続装置
JPH07139688A (ja) * 1993-11-16 1995-05-30 Kubota Corp 管接続部における管端防食コア
JPH11230427A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Kana Flex Corporation Kk 排水管構造及び排水管施工方法
JP2001099381A (ja) * 1999-09-27 2001-04-10 Suiken:Kk 管表面への外装体装着方法およびその装置ならびに不断流工法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6430987A (en) * 1987-07-24 1989-02-01 Katada Tekkosho Kk Method of exchanging steel pipe in piping in concrete

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57177150U (ja) * 1981-05-07 1982-11-09
JPH02103593U (ja) * 1989-02-06 1990-08-17
JPH03265797A (ja) * 1990-03-15 1991-11-26 Cosmo Koki Kk 流体制御弁等の不断水設置方法及びその密封接続装置
JPH03272389A (ja) * 1990-03-19 1991-12-04 Cosmo Koki Kk 流体制御弁等の不断水設置方法及びその密封接続装置
JPH07139688A (ja) * 1993-11-16 1995-05-30 Kubota Corp 管接続部における管端防食コア
JPH11230427A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Kana Flex Corporation Kk 排水管構造及び排水管施工方法
JP2001099381A (ja) * 1999-09-27 2001-04-10 Suiken:Kk 管表面への外装体装着方法およびその装置ならびに不断流工法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007046680A (ja) 2007-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4700435B2 (ja) 制水体設置装置
JP5124310B2 (ja) 制水体設置装置
JP4642511B2 (ja) 既設流体管の不断水仕切弁設置方法及び仕切弁設置装置
JP4744988B2 (ja) 制水体設置装置
JP4494225B2 (ja) 不断水制水体設置装置
JP4744981B2 (ja) 制水体設置装置
JP2016098920A (ja) 管接続部材設置装置
JP4919638B2 (ja) 制水体設置装置
JP4541909B2 (ja) 既設流体管の不断水制水体設置装置
JP2007263248A (ja) 制水体設置装置
JP4642522B2 (ja) 既設流体管の不断水制水体設置装置
KR20010022513A (ko) 안전 밸브
JP2016048118A (ja) 取付構造
JP4642521B2 (ja) 既設流体管の不断水制水体設置装置
JP5813492B2 (ja) 防錆装置
JP4907095B2 (ja) 既設流体管の不断水制水体設置装置
JP4541855B2 (ja) 既設流体管の流路開閉装置
JP2013117296A (ja) 取付構造
JP4884171B2 (ja) 管の切断装置
JP2013117295A (ja) 弁筐体設置方法
JP5832929B2 (ja) 流体管分岐装置及び流体分岐方法
JP4519580B2 (ja) 既設流体管の不断水流路形成装置
JP4963184B2 (ja) 既設管の密封ケース取付方法及び装置
JP7061004B2 (ja) 流体管への孔部形成方法及び孔部形成方法に用いられる分岐路形成装置
JP4494178B2 (ja) 既設流体管の流路開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110304

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees