JP5832929B2 - 流体管分岐装置及び流体分岐方法 - Google Patents
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Description
流体管の所定方向から穿設することで形成される分岐孔を介し、該流体管内を流れる流体を不断流状態で前記所定方向と異なる方向に分岐させるための流体管分岐装置であって、
流体管は、ケース体によって流体管の外周面との間に少なくとも一部所要空間を形成した状態で密封状に外嵌されており、前記ケース体には、前記分岐孔を穿設するための作業管部と、該作業管部に前記所要空間を介し連通する分岐管部と、前記ケース体の前記所要空間内を移動することで前記作業管部及び前記分岐管部を開閉可能な弁体と、が設けられており、
該弁体は、前記分岐管部を閉塞するとともに前記作業管部を開放し、また該作業管部を閉塞するとともに前記分岐管部を開放するように設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、ケース体の所要空間内を移動する弁体がケース体に設けられていることにより、作業管部及び分岐管部に別段の開閉弁等を設ける必要がなく、流体管分岐装置の構造をコンパクトにすることができる。さらに、流体管に分岐孔を穿設する場合には、弁体によって作業管部を開放することで分岐管部が閉塞され、寸法精度や位置精度等が要求される分岐孔を弁体で開閉する必要がないばかりか、流体を所定方向と異なる方向に分岐させる場合には、分岐管部を開放することで作業管部が閉塞されるため、穿孔及び分岐作業を容易に行うことができる。
前記作業管部及び前記分岐管部の周縁部には、環状のシール部材が設けられることを特徴としている。
この特徴によれば、環状のシール部材が設けられることにより、作業管部及び分岐管部を閉塞した際に密封性を高めることができるとともに、弁体は、シール部材に当接しながら摺動するため、ケース体の内周面との摺動によって損傷することが防がれる。
前記ケース体には、前記弁体を外方から操作可能な操作部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、ケース体の外方から容易に作業管部及び分岐管部を閉塞または開放することができる。
前記ケース体は、複数の分割体から成り、該分割体の一つに前記作業管部及び前記分岐管部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、複数の分割体のうち、一つの分割体に作業管部及び分岐管部がまとめて設けられているので、流体管への組み付け及び取り外し作業が楽に行える。
前記分岐孔に防錆コアが被嵌されていることを特徴としている。
この特徴によれば、分岐孔を穿設した作業管部を利用して容易に防錆コアを分岐孔に被嵌させることができる。
流体管の所定方向から穿設することで形成される分岐孔を介し、該流体管内を流れる流体を不断流状態で前記所定方向と異なる方向に分岐させるための流体分岐方法であって、
作業管部と分岐管部とが所要空間を介し連通し、且つ前記所要空間内を移動することで前記作業管部及び分岐管部を開閉可能な弁体を設けたケース体によって、流体管を密封状に外嵌し、次に前記弁体によって前記分岐管部を閉塞するとともに前記作業管部を開放して、該作業管部を介し穿設手段を用いて流体管に分岐孔を穿設するとともに前記分岐管部に分岐管を接続し、その後前記弁体によって前記作業管部を閉塞するとともに前記分岐管部を開放して、流体管内を流れる流体を分岐孔を介して分岐管部側に流すようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、ケース体には、所要空間内を移動することで作業管部及び分岐管部を開閉可能な弁体が設けられていることにより、作業管部及び分岐管部に別段の開閉弁等を設ける必要がなく、流体分岐方法にかかるスペースをコンパクトにすることができる。更に、流体管に分岐孔を穿設する場合には、弁体によって作業管部を開放することで分岐管部を閉塞し、寸法精度や位置精度等が要求される分岐孔を弁体で開閉する必要がないばかりか、流体管内を流れる流体を分岐させる場合には、分岐管部を開放することで作業管部を閉塞するため、穿孔及び分岐作業が単純化され、作業を容易に行うことができる。
3 ケース体
3a 上部ケース体(分割体)
3b 下部ケース体(分割体)
6a,6b シール部材
9 弁体
10 操作部
11 分岐管部
13 分岐孔
14 防錆コア
15 作業管部
23 カッター(穿設手段)
27 分岐管
S 所要空間
Claims (6)
- 流体管の所定方向から穿設することで形成される分岐孔を介し、該流体管内を流れる流体を不断流状態で前記所定方向と異なる方向に分岐させるための流体管分岐装置であって、
流体管は、ケース体によって流体管の外周面との間に少なくとも一部所要空間を形成した状態で密封状に外嵌されており、前記ケース体には、前記分岐孔を穿設するための作業管部と、該作業管部に前記所要空間を介し連通する分岐管部と、前記ケース体の前記所要空間内を移動することで前記作業管部及び前記分岐管部を開閉可能な弁体と、が設けられており、
該弁体は、前記分岐管部を閉塞するとともに前記作業管部を開放し、また該作業管部を閉塞するとともに前記分岐管部を開放するように設けられていることを特徴とする流体管分岐装置。 - 前記作業管部及び前記分岐管部の周縁部には、環状のシール部材が設けられることを特徴とする請求項1に記載の流体管分岐装置。
- 前記ケース体には、前記弁体を外方から操作可能な操作部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の流体管分岐装置。
- 前記ケース体は、複数の分割体から成り、該分割体の一つに前記作業管部及び前記分岐管部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の流体管分岐装置。
- 前記分岐孔に防錆コアが被嵌されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の流体管分岐装置。
- 流体管の所定方向から穿設することで形成される分岐孔を介し、該流体管内を流れる流体を不断流状態で前記所定方向と異なる方向に分岐させるための流体分岐方法であって、
作業管部と分岐管部とが所要空間を介し連通し、且つ前記所要空間内を移動することで前記作業管部及び分岐管部を開閉可能な弁体を設けたケース体によって、流体管を密封状に外嵌し、次に前記弁体によって前記分岐管部を閉塞するとともに前記作業管部を開放して、該作業管部を介し穿設手段を用いて流体管に分岐孔を穿設するとともに前記分岐管部に分岐管を接続し、その後前記弁体によって前記作業管部を閉塞するとともに前記分岐管部を開放して、流体管内を流れる流体を分岐孔を介して分岐管部側に流すようにしたことを特徴とする流体分岐方法。
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