JP5892544B2 - 流体管分岐装置 - Google Patents
流体管分岐装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5892544B2 JP5892544B2 JP2012068604A JP2012068604A JP5892544B2 JP 5892544 B2 JP5892544 B2 JP 5892544B2 JP 2012068604 A JP2012068604 A JP 2012068604A JP 2012068604 A JP2012068604 A JP 2012068604A JP 5892544 B2 JP5892544 B2 JP 5892544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- branch
- fluid
- pipe
- fluid pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
流体管の外周面に密封状に外嵌されるケース体と、該ケース体内を進退移動することで流体管に作業孔を穿設するとともに、前記作業孔の対向位置に該作業孔を介して分岐孔を穿設する穿孔装置と、前記作業孔側を閉塞する閉塞手段と、から成り、前記分岐孔を介して流体管内を流れる流体を不断流状態で分岐させる流体管分岐装置であって、
前記ケース体には、前記作業孔を穿設するための作業管部と、流体管における前記分岐孔に連通する分岐管部と、前記作業管部及び前記分岐管部に連通する連通部と、が設けられ、
前記穿孔装置は、前記作業孔を穿設する第1カッタ部材と、該第1カッタ部材よりも小径であり前記分岐孔を穿設する第2カッタ部材と、を取り替え可能に備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、作業管部を介し作業孔を穿設した際に、作業孔から流出した流体が連通部を介して分岐管部に流入し、流体管内と分岐管部内との圧力差を解消して同圧とすることができ、分岐孔を穿設する際に流体管に過大な負荷がかかることが防がれるとともに、穿孔装置によって容易に分岐孔を穿設することができる。さらに、分岐孔を穿設後には、流体管内と分岐管部内とが同圧となっているため、分岐孔から噴出する流体圧によって下流側に配設される配管等に影響を及ぼすことが防がれる。また、第2カッタ部材が第1カッタ部材よりも小径であることにより、第1カッタ部材により比較的大径の作業孔を穿設するとともに、第1カッタ部材を第2カッタ部材に取り替え、第2カッタ部材が作業孔を介して進行移動することで作業孔に引っかかることなく、容易に作業孔の対向位置へアプローチできる。更に、分岐孔を穿設後、第2カッタ部材を退行移動させる際に第2カッタ部材が作業孔に引っかかることがなく、流体管及び第2カッタ部材に負荷をかけず容易に穿孔作業を行うことができる。
前記穿孔装置は、前記第1カッタ部材よりも進行方向に突設された第1センタードリルと、前記第2カッタ部材よりも進行方向に突設され前記第1センタードリルよりも長寸の第2センタードリルと、を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1センタードリルよりも第2センタードリルが長寸に突設されていることにより、第2センタードリルが確実に作業孔の対向位置に穿孔するため、この第2センタードリルに穿孔装置が案内され、安定した状態で分岐孔を穿設することができる。
前記分岐管部には、前記分岐孔が穿設される際に前記ケース体内の流体を外部へ排出可能な排出開口が設けられているとともに、該排出開口は、前記作業孔と前記穿孔装置との間隙領域よりも小さい開口領域を有することを特徴としている。
この特徴によれば、排出開口から外方へ排出される流体の流量は、作業孔からケース体内に流出される流体の流量よりも少なくなっているため、作業孔から流出する流体がケース体内に充満した状態を維持することができ、流体管内とケース体内とが同圧である状態で、分岐孔を穿設時に形成される切粉等の夾雑物を排出開口から外部へ排出することができる。
前記閉塞手段には、前記作業孔に嵌合する防錆部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、閉塞手段に防錆部が設けられていることにより、作業孔に錆びが発生することを防止できるとともに、別途に作業孔を防錆する工程を行うことなく、作業孔を閉塞手段によって閉塞すると同時に作業孔の防錆が行われるため、作業を簡略化できる。
前記分岐孔には、該分岐孔に嵌合する略円筒状の防錆コアが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、分岐孔の内周面が防錆コアによって被覆され、分岐孔に錆びが発生することを防止できる。
3 ケース体
4 作業孔
5 分岐孔
6,61 閉塞体(閉塞手段)
7 防錆コア
11 作業管部
12 分岐管部
13 連通部
14 排出管
14a 排出開口
50A,50B 穿孔装置
52a 第1カッタ部材
52b 第2カッタ部材
53a 第1センタードリル
53b 第2センタードリル
62 防錆部
Claims (5)
- 流体管の外周面に密封状に外嵌されるケース体と、該ケース体内を進退移動することで流体管に作業孔を穿設するとともに、前記作業孔の対向位置に該作業孔を介して分岐孔を穿設する穿孔装置と、前記作業孔側を閉塞する閉塞手段と、から成り、前記分岐孔を介して流体管内を流れる流体を不断流状態で分岐させる流体管分岐装置であって、
前記ケース体には、前記作業孔を穿設するための作業管部と、流体管における前記分岐孔に連通する分岐管部と、前記作業管部及び前記分岐管部に連通する連通部と、が設けられ、
前記穿孔装置は、前記作業孔を穿設する第1カッタ部材と、該第1カッタ部材よりも小径であり前記分岐孔を穿設する第2カッタ部材と、を取り替え可能に備えていることを特徴とする流体管分岐装置。 - 前記穿孔装置は、前記第1カッタ部材よりも進行方向に突設された第1センタードリルと、前記第2カッタ部材よりも進行方向に突設され前記第1センタードリルよりも長寸の第2センタードリルと、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の流体管分岐装置。
- 前記分岐管部には、前記分岐孔が穿設される際に前記ケース体内の流体を外部へ排出可能な排出開口が設けられているとともに、該排出開口は、前記作業孔と前記穿孔装置との間隙領域よりも小さい開口領域を有することを特徴とする請求項1または2に記載の流体管分岐装置。
- 前記閉塞手段には、前記作業孔に嵌合する防錆部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の流体管分岐装置。
- 前記分岐孔には、該分岐孔に嵌合する略円筒状の防錆コアが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の流体管分岐装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012068604A JP5892544B2 (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 流体管分岐装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012068604A JP5892544B2 (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 流体管分岐装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013199984A JP2013199984A (ja) | 2013-10-03 |
JP5892544B2 true JP5892544B2 (ja) | 2016-03-23 |
Family
ID=49520371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012068604A Active JP5892544B2 (ja) | 2012-03-26 | 2012-03-26 | 流体管分岐装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5892544B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6405231B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2018-10-17 | 株式会社水道技術開発機構 | 作業具導入方法及び作業具導入装置 |
JP7475274B2 (ja) * | 2018-09-05 | 2024-04-26 | コスモ工機株式会社 | 流体制御装置の設置方法及び設置装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1805710A (en) * | 1929-06-17 | 1931-05-19 | Mueller Co | Packing for pipe cutters and valve inserting machines |
JPS52135515U (ja) * | 1976-04-10 | 1977-10-14 | ||
JPS5920086U (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-07 | コスモ工機株式会社 | 水道管分岐工事用補助装置 |
JP3501481B2 (ja) * | 1993-10-15 | 2004-03-02 | 矢野技研株式会社 | 管継手 |
JP3677347B2 (ja) * | 1996-04-18 | 2005-07-27 | コスモ工機株式会社 | 流水管の緊急取水装置及びその設置工法 |
JP4189935B2 (ja) * | 1998-09-07 | 2008-12-03 | コスモ工機株式会社 | 流体管の穿孔方法および穿孔用凹部形成装置 |
JP3838897B2 (ja) * | 2001-10-16 | 2006-10-25 | 株式会社水道技術開発機構 | 管分岐口への防錆ブッシュの取付け方法及びそれに用いられる管継手 |
-
2012
- 2012-03-26 JP JP2012068604A patent/JP5892544B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013199984A (ja) | 2013-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5124310B2 (ja) | 制水体設置装置 | |
JP5892544B2 (ja) | 流体管分岐装置 | |
WO2019167646A1 (ja) | 配管構造および工法および管工事方法 | |
JP2006250295A (ja) | 既設流体管の不断水仕切弁設置方法及び仕切弁設置装置 | |
JP5636210B2 (ja) | 制流弁及びその設置方法 | |
JP6234671B2 (ja) | 分岐管部撤去装置及びその方法 | |
JP5944705B2 (ja) | 分岐開口連通方法 | |
JP5183234B2 (ja) | 制水体設置装置 | |
JP5656470B2 (ja) | 穿孔防錆方法 | |
JP4642536B2 (ja) | 既設流体管の不断水流路処理装置 | |
JP4879575B2 (ja) | 管接続部材の脱着方法 | |
JP5826682B2 (ja) | 管切断面の防蝕装置及び防蝕方法 | |
JP6450632B2 (ja) | 管切断面の防蝕装置及び防蝕方法 | |
JP6369678B2 (ja) | 管ユニット | |
JP4944735B2 (ja) | 管継手 | |
JP5766410B2 (ja) | コア嵌設装置及びその嵌設方法 | |
JP5832929B2 (ja) | 流体管分岐装置及び流体分岐方法 | |
JP2015064074A (ja) | 止流体装置取替方法 | |
JP6385547B2 (ja) | 分岐管部撤去装置及びその方法 | |
JP2013185683A (ja) | コア嵌設装置及びその方法 | |
JP5947581B2 (ja) | コア組付装置及びそれを用いたコア嵌設方法 | |
JP2013127293A (ja) | 樹脂製分岐管接続装置 | |
JP5156404B2 (ja) | 掘削機 | |
JP5548564B2 (ja) | コア | |
EP3904739A1 (en) | Fluid control device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150209 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5892544 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |