JP5636210B2 - 制流弁及びその設置方法 - Google Patents
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Description
流体管に穿設される穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、該ケース内にて非上昇の回転ネジの回転により前記穿孔を介し操作される弁体と、該穿孔に嵌設され内部を介し前記弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、から構成され、前記流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁であって、
前記弁体は、弁本体と前記弁本体を被覆して弾性体から成るゴム体を備え、前記ゴム体は、前記回転ネジの回転により前記流体管の内周面に追随して弾性変形し、前記流体管の内周面に亘って密接することで流路が遮断され、前記流体管の内周面から離間することで流路が開放され、
前記コアは、前記穿孔近傍の流体管内面に係合する係合部を備え、前記穿孔が穿設された後に前記ゴム体が流路を遮断するときに、前記ゴム体の外周面に取外し可能に取付けられて該ゴム体とともに前記穿孔にアプローチし、前記係合部が前記流体管内面に係合することで該穿孔に嵌設され、前記ゴム体が前記流路を開放するときに前記穿孔に嵌設された状態のまま前記ゴム体から取外されることを特徴としている。
この特徴によれば、内部を介し弁体を挿入できる略筒状体のコアを、穿孔が穿設された後に流路を遮断する弁体に取外し可能に取付けておくだけで、特段のコアの嵌設手段を要さずに、弁体による穿孔を介した流路遮断の際に、コアを弁体から未だ取外すことなく係合部を流体管内面に係合させ、後の流路開放の動作の際に、係合部の係合を反力として利用してコアを弁体から取外すことで、コアを穿孔に容易に嵌設することができる。
前記係合部は、縮径方向に変形可能な弾性を有し自然状態で前記穿孔よりも外径方向に突出形成された鍔部であることを特徴としている。
この特徴によれば、鍔部を弾性により縮径させて穿孔内を挿通し、穿孔を貫通した後に流体管内で自然状態に弾性復元させることで、簡単に穿孔に係合させることができる。
前記コアは、前記穿孔の略全内周面に亘り当接する防食部材を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、コアの防食部材を穿孔の略全内周面に亘り当接させることで、穿孔の防食を確実にできる。
前記コアは、前記穿孔よりも大径の後端部を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、コアの後端部を穿孔近傍の流体管外面に当接させることで、コアの過挿入を防止できる。
流体管に穿設される穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、該ケース内にて非上昇の回転ネジの回転により前記穿孔を介し操作される弁体と、該穿孔に嵌設され内部を介し前記弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、を用い、前記流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁の設置方法であって、
前記弁体は、弁本体と前記弁本体を被覆して弾性体から成るゴム体を備え、前期ゴム体は、前記回転ネジの回転により前記流体管の内周面に追随して弾性変形し、前記流体管の内周面に亘って密接することで流路が遮断され、前記流体管の内周面から離間することで流路を開放され、
前記コアは、前記穿孔近傍の流体管内面に係合する係合部を備え、前記穿孔が穿設された後に前記ゴム体が流路を遮断するときに、前記ゴム体の外周面に取外し可能に取付けられて該ゴム体とともに前記穿孔にアプローチし、前記係合部が前記流体管内面に係合することで該穿孔に俄設され、前記ゴム体が前記流路を開放するときに前記穿孔に嵌設された状態のまま前記ゴム体から取外されることを特徴としている。
この特徴によれば、内部を介し弁体を挿入できる略筒状体のコアを、穿孔が穿設された後に流路を遮断する弁体に取外し可能に取付けておくだけで、特段のコアの嵌設手段を要さずに、弁体による穿孔を介した流路遮断の際に、コアを弁体から未だ取外すことなく係合部を流体管内面に係合させ、後の流路開放の動作の際に、係合部の係合を反力として利用してコアを弁体から取外すことで、コアを穿孔に容易に嵌設することができる。
2 ケース
4 回転ネジ
5 弁体
10 制水弁(制流弁)
40 コア
41 筒状体
41a 鍔部(係合部)
41d 後端部
42 防食部材
50 穿孔装置
Claims (5)
- 流体管に穿設される穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、該ケース内にて非上昇の回転ネジの回転により前記穿孔を介し操作される弁体と、該穿孔に嵌設され内部を介し前記弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、から構成され、前記流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁であって、
前記弁体は、弁本体と前記弁本体を被覆して弾性体から成るゴム体を備え、前記ゴム体は、前記回転ネジの回転により前記流体管の内周面に追随して弾性変形し、前記流体管の内周面に亘って密接することで流路が遮断され、前記流体管の内周面から離間することで流路が開放され、
前記コアは、前記穿孔近傍の流体管内面に係合する係合部を備え、前記穿孔が穿設された後に前記ゴム体が流路を遮断するときに、前記ゴム体の外周面に取外し可能に取付けられて該ゴム体とともに前記穿孔にアプローチし、前記係合部が前記流体管内面に係合することで該穿孔に嵌設され、前記ゴム体が前記流路を開放するときに前記穿孔に嵌設された状態のまま前記ゴム体から取外されることを特徴とする制流弁。 - 前記係合部は、縮径方向に変形可能な弾性を有し自然状態で前記穿孔よりも外径方向に突出形成された鍔部であることを特徴とする請求項1に記載の制流弁。
- 前記コアは、前記穿孔の略全内周面に亘り当接する防食部材を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の制流弁。
- 前記コアは、前記穿孔よりも大径の後端部を備えていることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載の制流弁。 - 流体管に穿設される穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、該ケース内にて非上昇の回転ネジの回転により前記穿孔を介し操作される弁体と、該穿孔に嵌設され内部を介し前記弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、を用い、前記流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁の設置方法であって、
前記弁体は、弁本体と前記弁本体を被覆して弾性体から成るゴム体を備え、前期ゴム体は、前記回転ネジの回転により前記流体管の内周面に追随して弾性変形し、前記流体管の内周面に亘って密接することで流路が遮断され、前記流体管の内周面から離間することで流路を開放され、
前記コアは、前記穿孔近傍の流体管内面に係合する係合部を備え、前記穿孔が穿設された後に前記ゴム体が流路を遮断するときに、前記ゴム体の外周面に取外し可能に取付けられて該ゴム体とともに前記穿孔にアプローチし、前記係合部が前記流体管内面に係合することで該穿孔に俄設され、前記ゴム体が前記流路を開放するときに前記穿孔に嵌設された状態のまま前記ゴム体から取外されることを特徴とする制流弁の設置方法。
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JP2010121880A JP5636210B2 (ja) | 2010-05-27 | 2010-05-27 | 制流弁及びその設置方法 |
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