JP5947581B2 - コア組付装置及びそれを用いたコア嵌設方法 - Google Patents
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Description
流体管に穿設された穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、前記穿孔に嵌設されるコアと、前記ケース内で前記コアを介して進退移動し流体管内を開閉する弁体とを備え、穿孔に嵌設される前のコアが組み付けられたコア組付装置であって、
前記ケースは、流体管に取り付けられた分岐管と、該分岐管に密封状に接続される弁体が収納可能な弁蓋とで構成され、
前記コアは、周方向の一部が切断された切欠き部を有するC型筒状体であり、該コアの後端部において外径方向に膨出したフランジ部が形成され、該フランジ部の前記切欠き部には外径方に突出した一対の鍔部、及び該鍔部と対向する側には外径方に突出した係合突部が、それぞれ設けられ、前記弁体を進退方向に移動させる際にガイドするための分岐管の内面に形成した一対のガイド溝に、前記一対の鍔部と係合突部が摺動可能に嵌合していることを特徴としている。
この特徴によれば、コアが分岐管の内周面に移動かつ縮径可能となるように保持されているので、分岐管周りに専用の組付及び押し込み用具を用いることなく、穿孔に向かう押込み力を作用するだけで、コアを穿孔に容易にかつ確実に嵌設することができる。また、切欠き部を有するC型筒状体に構成されたコアは容易に縮径状態となるので、分岐管内の所望位置に挿入して縮径状態を開放すれば、コアの拡径弾発力により分岐管の該所望位置に確実に保持することができる。さらに、コアに対し穿孔に向かう押込み力が作用したときに、コアのフランジ部の一対の鍔部と係合突部がそれぞれ一対のガイド溝に沿って移動するので、穿孔に対し正確にコアを嵌合させることができ、しかも弁体を進退方向に移動させるための形成されたガイド溝を利用することで、コアのためのガイド溝を新たに設ける必要がない。
前記分岐管の内周面は、前記コアが保持されている箇所から穿孔に向かって漸次縮径するテーパ面で形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、コアに対し穿孔に向かう押込み力が作用したときに、コアを漸次縮径させて穿孔に対し的確にかつ大きな復元力を生じさせることができるように嵌設させることが可能である。
前記コアの外周部には、前記穿孔の略全内周面に亘り当接する防錆部材を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、コアの防錆部材を穿孔の略全内周面に亘り当接させることで、穿孔の防錆を確実にできる。
前記弁体の穿孔方向に向かう押込み力で、前記分岐管の内周面に保持されているコアを押込んで、該コアを穿孔に嵌設することを特徴としている。
この特徴によれば、弁体を閉鎖方向に進行させる工程でコアを穿孔に嵌設することができるので、嵌設作業を容易に行うことができる。
前記分岐管に対し弁蓋を取り付ける際の該弁蓋の先端部による穿孔方向に向かう押込み力で、前記分岐管の内周面に保持されているコアを押込んで、該コアを穿孔に嵌設することを特徴としている。
この特徴によれば、分岐管に対し弁蓋を取り付ける工程でコアを穿孔に嵌設することができるので、嵌設作業を容易に行うことができる。
2 ケース
3,60 弁蓋
5 弁体
10 コア組付装置
12 分岐管
12a ガイド溝
12b テーパ面
40,40’ コア
41 C型筒条体
41a 切欠き部
41b,41e フランジ部
41b’ 鍔部
41c 係合突部
42 防錆部材
50 穿孔装置
Claims (5)
- 流体管に穿設された穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、前記穿孔に嵌設されるコアと、前記ケース内で前記コアを介して進退移動し流体管内を開閉する弁体とを備え、穿孔に嵌設される前のコアが組み付けられたコア組付装置であって、
前記ケースは、流体管に取り付けられた分岐管と、該分岐管に密封状に接続される弁体が収納可能な弁蓋とで構成され、
前記コアは、周方向の一部が切断された切欠き部を有するC型筒状体であり、該コアの後端部において外径方向に膨出したフランジ部が形成され、該フランジ部の前記切欠き部には外径方に突出した一対の鍔部、及び該鍔部と対向する側には外径方に突出した係合突部が、それぞれ設けられ、前記弁体を進退方向に移動させる際にガイドするための分岐管の内面に形成した一対のガイド溝に、前記一対の鍔部と係合突部が摺動可能に嵌合していることを特徴とするコア組付装置。 - 前記分岐管の内周面は、前記コアが保持されている箇所から穿孔に向かって漸次縮径するテーパ面で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコア組付装置。
- 前記コアの外周部には、前記穿孔の略全内周面に亘り当接する防錆部材を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のコア組付装置。
- 前記請求項1ないし3のいずれかに記載のコア組付装置を用いたコア嵌設方法であって、
前記弁体の穿孔方向に向かう押込み力で、前記分岐管の内周面に保持されているコアを押込んで、該コアを穿孔に嵌設することを特徴とするコア嵌設方法。 - 前記請求項1ないし3のいずれかに記載のコア組付装置を用いたコア嵌設方法であって、
前記分岐管に対し弁蓋を取り付ける際の該弁蓋の先端部による穿孔方向に向かう押込み力で、前記分岐管の内周面に保持されているコアを押込んで、該コアを穿孔に嵌設することを特徴とするコア嵌設方法。
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