JP2011247362A - 制流弁及びその設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コアの穿孔への嵌設作業を容易に行うことができる制流弁及びその設置方法を提供すること。
【解決手段】流体管1に穿設される穿孔Qに連通し流体管1の外周を密封状に被覆したケース2と、ケース2内にて非上昇の回転ネジ4の回転により穿孔Qを介し操作される弁体5と、穿孔Qに嵌設され内部を介し弁体5を挿入可能な略筒状体のコア40と、から構成され、流体管1の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁10であって、コア40は、穿孔Q近傍の流体管1内面に係合する係合部41aを備え、穿孔Qが穿設された後に弁体5が流路を遮断するときに、弁体5の外周面に取外し可能に取付けられて弁体5とともに穿孔Qにアプローチし、係合部41aが流体管1内面に係合することで穿孔Qに嵌設され、弁体5が流路を開放するときに穿孔Qに嵌設された状態のまま弁体5から取外される。
【選択図】図6

Description

本発明は、流体管に穿設される穿孔に連通し流体管の外周を密封状に被覆したケースと、このケース内にて非上昇の回転ネジの回転により穿孔を介し操作される弁体と、この穿孔に嵌設され内部を介し弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、から構成され、流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁及びその設置方法に関する。
従来の制流弁は、流体管の外周を密封したケース内にて管壁に穿孔を穿設し、ケースに接続した取付手段を配設するとともに、この取付手段を用いて筒状体から成るコアを拡径させることで穿孔に嵌設している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−68920号公報(第10頁、第7図)
しかしながら、特許文献1にあっては、コアを穿孔に取付けた後に、この穿孔若しくは穿孔周辺を分岐部として開閉を要する場合は、前記の取付手段から替えた別段の設置手段を新たに用いて開閉弁を設置する必要があり、コアの穿孔への嵌設を含む一連の制流弁設置作業が煩雑になるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、コアの穿孔への嵌設作業を容易に行うことができる制流弁及びその設置方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の制流弁は、
流体管に穿設される穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、該ケース内にて非上昇の回転ネジの回転により前記穿孔を介し操作される弁体と、該穿孔に嵌設され内部を介し前記弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、から構成され、前記流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁であって、
前記コアは、前記穿孔近傍の流体管内面に係合する係合部を備え、前記穿孔が穿設された後に前記弁体が流路を遮断するときに、前記弁体の外周面に取外し可能に取付けられて該弁体とともに前記穿孔にアプローチし、前記係合部が前記流体管内面に係合することで該穿孔に嵌設され、前記弁体が前記流路を開放するときに前記穿孔に嵌設された状態のまま前記弁体から取外されることを特徴としている。
この特徴によれば、内部を介し弁体を挿入できる略筒状体のコアを、穿孔が穿設された後に流路を遮断する弁体に取外し可能に取付けておくだけで、特段のコアの嵌設手段を要さずに、弁体による穿孔を介した流路遮断の際に、コアを弁体から未だ取外すことなく係合部を流体管内面に係合させ、後の流路開放の動作の際に、係合部の係合を反力として利用してコアを弁体から取外すことで、コアを穿孔に容易に嵌設することができる。
本発明の制流弁は、
前記係合部は、縮径方向に変形可能な弾性を有し自然状態で前記穿孔よりも外径方向に突出形成された鍔部であることを特徴としている。
この特徴によれば、鍔部を弾性により縮径させて穿孔内を挿通し、穿孔を貫通した後に流体管内で自然状態に弾性復元させることで、簡単に穿孔に係合させることができる。
本発明の制流弁は、
前記コアは、前記穿孔の略全内周面に亘り当接する防食部材を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、コアの防食部材を穿孔の略全内周面に亘り当接させることで、穿孔の防食を確実にできる。
本発明の制流弁は、
前記コアは、前記穿孔よりも大径の後端部を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、コアの後端部を穿孔近傍の流体管外面に当接させることで、コアの過挿入を防止できる。
本発明の制流弁の設置方法は、
流体管に穿設される穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、該ケース内にて非上昇の回転ネジの回転により前記穿孔を介し操作される弁体と、該穿孔に嵌設され内部を介し前記弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、を用い、前記流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁の設置方法であって、
前記コアは、前記穿孔近傍の流体管内面に係合する係合部を備え、前記穿孔が穿設された後に前記弁体が流路を遮断するときに、前記弁体の外周面に取外し可能に取付けられて該弁体とともに前記穿孔にアプローチし、前記係合部が前記流体管内面に係合することで該穿孔に嵌設され、前記弁体が前記流路を開放するときに前記穿孔に嵌設された状態のまま前記弁体から取外されることを特徴としている。
この特徴によれば、内部を介し弁体を挿入できる略筒状体のコアを、穿孔が穿設された後に流路を遮断する弁体に取外し可能に取付けておくだけで、特段のコアの嵌設手段を要さずに、弁体による穿孔を介した流路遮断の際に、コアを弁体から未だ取外すことなく係合部を流体管内面に係合させ、後の流路開放の動作の際に、係合部の係合を反力として利用してコアを弁体から取外すことで、コアを穿孔に容易に嵌設することができる。
実施例における制流弁の流体管を穿設している状態を示す一部断面図である。 弁体にコアを取付けた状態を示す一部断面の正面図である。 図2と同じく一部断面の側面図である。 (a)はコアの一部断面の側面図であり、(b)はコアの一部断面の正面図であり、(c)はコアの平面図である。 弁体が流路を遮断した状態を示す一部断面の正面図である。 図5と同じく側面断面図である。 弁体が流路を開放した状態を示す一部断面の正面図である。 図7と同じく一部断面の側面図である。
本発明に係る制流弁及びその設置方法を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る制流弁及びその設置方法につき、図1から図8を参照して説明する。図2,3に示されるように、本発明の制流弁としての制水弁10は、主として、内部を上水が流れる流体管1の上部に穿設される穿孔Qに連通し流体管1の外周を水密に被覆したケース2と、回転ネジ4の回転によりケース2内にて上下動、すなわち回転ネジ4の軸方向に操作される仕切弁である弁体5と、後述のように穿孔Qに嵌設され内部を介し弁体5を挿入可能な略筒状体のコア40とを有し、流体管1の管路を遮断若しくは開放する。
本実施例の流体管1は、断面視略円形状に形成された金属製管から成り、内周面がモルタル層で被覆されている。尚、流体管の内周面はモルタル層に限らず、例えばエポキシ樹脂等により被覆されてもよく、若しくは適宜の材料を粉体塗装により流体管の内周面に被覆してもよい。また、本実施例では流体管1内の流体は上水であるが、流体管の内部を流れる流体は必ずしも上水に限らず、例えば工業用水であってもよいし、また気体や気液混合状態の流体が流れる流体管であっても構わない。
流体管1の外周面に固定に取付けられるケース2は、いわゆる割T字管であって、流体管1の管軸と略直交する上下方向の内空部を備えた分岐管12及び弁蓋3と、流体管1の外周の下側を被覆するカバー11と、からなる。
図1に示されるように、先ず分岐管12とカバー11とを、流体管1を挟む位置で対向させ、流体管1の長手方向に沿って配置された複数のボルト・ナット13により締結する。ここで、後述する穿設により流体管1内からの溢水が生じないよう、穿孔Qの外周に沿ったゴムリング22が、分岐管12の内面と流体管1の外面との間に介設されている。そして、流体管1にカバー11、分岐管12を取付けた後に、分岐管12内に水圧を加えることで、流体管1の外面と分岐管12の内面との間隙の水密性を適宜確認してもよい。
次に、分岐管12の上フランジ12aに、内部に作業弁36及び穿孔装置50を配設した筐体35を水密に接続する。穿孔装置50は、図示しない駆動手段に接続され分岐管12内を流体管1に向け軸方向に伸出するとともに軸周りに回転する軸部材51と、軸部材51の先端に固設され流体管1を穿設する穿孔刃52aを備えたカッタ部材52と、から主として構成されており、カッタ部材52を流体管1の外面にアプローチして外壁を穿孔し、流体管1の管壁に穿孔Qを穿設する。
穿孔装置50による穿孔Qの穿設後、穿孔装置50及び筐体35に替えて、図2,3に示されるように、穿孔Qを開閉する弁体5と、弁体5の外周面に予め取外し可能に取付けておいたコア40とをケース2内に配設する。より詳しくは、先ず筐体35上端部に図示しない外カバーを水密に接続するとともに、前記外カバー内に、弁蓋3、コア40を取付けた弁体5、そして回転ネジ4の各部材を互いに組付けた状態で配設し、更にこれ等部材を、前記外カバーに予め取付けた押圧手段(図示略)により不断水状態で押圧することで、分岐管12の上フランジ12aに弁蓋3を密封状に組付ける。弁蓋3は、分岐管12の内径より小径の外径を有しており、弁蓋3の下部の外周に沿って設けられたOリング19により、分岐管12の内周面に沿って水密に嵌挿されている。また弁蓋3を定置させるよう、リング状のフランジ9が弁蓋3に挿入され、固定ボルト16で弁蓋3の位置固定を行いながら、ボルト・ナット14でフランジ9と分岐管12とを締結する。フランジ9は、その内周部が弁蓋3の外周部に係合することで、弁蓋3を上下方向に規制している。
回転ネジ4は、弁蓋3の頂部に穿設された挿通孔32に回転自在に貫通して、上端部を弁蓋3の外部に突出して取り付けられている。押え板33は、弁蓋3の上端面にボルト34で固定され、回転ネジ4の抜出しを阻止する。上記構成により、回転ネジ4はケース2に対し正逆両方向に回転自在であるが上下動はしない。4bは、回転ネジ4の上端部を除いて略全長に亘ってその周面が螺設されたネジ部である。ネジこま25は、後述する弁体5の上端部に形成されたガイド溝21に嵌合するとともに、ネジ部4bに螺合しており、回転ネジ4の上端部に形成された回転操作部4aの回転に応じネジ部4bが回転することで、ネジ部4bに沿って螺挿するネジこま25に追随して弁体5が上下動可能となる。
図2,3に示されるように、弁体5は、鋳物や鋼材などにより形成された図示しない弁本体と、前記弁本体の略全面に亘り被覆して弾性材から成るゴム体7とを備える。弁体5は、回転ネジ4のネジ部4bを挿入する挿入孔31が形成されている。また図2,7に示されるように、ゴム体7の外面にくびれ部7aが周方向に形成されており、このくびれ部7aにコア40を係合させて取付けることで、コア40は、後述する弁体5の下方動作においては弁体5から外れてしまうことが無い。
また、弁体5における上下流側の外面に、上下方向に沿った張出部8、8が、ケース2を構成する弁蓋3若しくは分岐管12の内面に設けられた溝部3aに沿って摺接可能に上下方向に延設されている。上記のように構成された張出部8、8が溝部3aに当接することで、回転ネジ4の回転に伴う弁体5の回転を規制できるように成っている。
ゴム体7は、流体管1の内周面、及び後述のように穿孔Qに嵌設されるコア40の周面に沿って水密に当接することで流体管1の管路を遮断可能に形成されている。また、前記した弁本体(図示略)は、その略全表面に塗布された離型剤を介してゴム体7により被覆されており、この離型剤により前記弁本体とゴム体7との互いの密着が防止されている。
このようにすることで、ゴム体7が、離型剤により前記弁本体に対して密着していないため、回転ネジ4の回転により弁体5を流体管1に向かって仕切り動作する際に(図5,6参照)、流体管1の内周面に追随して弾性変形し易く、流体管1の内周面に亘って十分に水密性を維持できる。
次に、図4(a)〜(c)に示されるように、本実施例のコア40は、流体管1の管壁を穿孔形成した穿孔Qを防食するために用いられる。詳述するとコア40は、平面視略円形状の周壁を有し内部が貫通形成された筒状体41と、この筒状体41の外周面に配設された防食部材42と、から構成されており、コア40の先端部は、断面視略円形状の流体管1に径方向に穿設された穿孔Qの内周面形状に沿うように、周方向に曲線形状に形成されている。筒状体41は比較的硬質であって縮径方向に変形可能な弾性を有する例えばポリエチレン等の樹脂材から成り、この筒状体41の外周面に、筒状体41と同等種の若しくは異種であって筒状体41よりも軟質であって弾性を有する樹脂材から成る防食部材42が、図示しない接着材により接着されている。尚、防食部材は、例えば筒状体の外周面に熱溶着されていてもよい。
筒状体41は、より具体的には、自然状態で穿孔Qよりも外径方向に突出形成され、縮径変形することで穿孔Qを通過し流体管1の内部に配置される先端部41bと、先端部41bに連続して延設された胴部41cと、更に胴部41cに連続し穿孔Qよりも大径に膨出した後端部41dとから成る。先端部41bは、流体管1に穿設された穿孔Qの曲面形状に沿うように、流体管1の内周面と略同じ曲率の曲面形状の先端面を有している。また、図4(a)に示されるように、先端部41bにおける流体管1の管頂を含む近傍に配置される部分が、穿孔Qよりも外径方向に突出した係合部としての鍔部41aに形成されている。
この胴部41cの外周面に亘って接着された防食部材42は、その自然状態においては穿孔Qよりも大径であって、筒状体41よりも軟質であるため更に弾性変形し易く形成されている。
上記構成を有する制水弁10において、コア40の穿孔Qへの取り付けについて説明する。図1に示したように穿孔装置50により流体管1に穿孔Qを穿設した後に、図2,3に示すように、外周面にコア40を取外し可能に取付けた弁体5が、非上昇の回転ネジ4の回転により、ケース2内部をコア40とともに下方に動作することで、弁体5の外周面に取付けられたコア40は、先端部41bの鍔部41aを縮径変形させつつ穿孔Q内に挿入される。
図5,6に示されるように、弁体5のゴム体7が穿孔Qを介し流体管1内周面に亘って密接することで管路を遮断するとともに、コア40は、穿孔Qを通過した鍔部41aが流体管1の内部において弾性復元し流体管1の内周面に係合することで、穿孔Qに嵌設される。コア40は、穿孔Qに嵌設した状態では、流体管1の金属素地が露出した穿孔Qの内周面に亘り防食部材42が当接することで、穿孔Qを防食するように成っている。この状態でコア40の後端部41dは、穿孔Q近傍の流体管1の外周面に当接する。
次に、図7,8に示されるように、回転ネジ4の回転により、弁体5がケース2内部を上方に動作することで、弁体5の外面に取付けられたコア40に対し上方に向かう引上げ力が作用するが、コア40の鍔部41aが穿孔Q近傍の流体管1の内周面に係合していることが反力として作用するため(図6点線囲い部参照)、コア40は、前記引上げ力に抗して穿孔Qに嵌設された状態を維持し、すなわち上方に移動する弁体5のくびれ部7aから取外されることになる。弁体5がケース2内を上方に移動しゴム体7が流体管1の内周面から離間することで、流体管1の管路は開放される。
以降、コア40が穿孔Qに対し嵌設された状態、すなわちコア40が穿孔Qを防食している状態を維持したまま、使用者が任意で回転ネジ4を回転することにより、弁体5が下方に移動することで流体管1の管路を遮断し(図5,6参照)、若しくは弁体5が上方に移動することで管路を開放できるように成る(図7,8参照)。
以上説明した制水弁10の構成、及びその設置方法に依れば、内部を介し弁体5を挿入できる略筒状体のコア40を、穿孔Qが穿設された後に流体管1の流路を遮断する弁体5に取外し可能に取付けておくだけで、特段のコアの嵌設手段を要さずに、弁体5による穿孔Qを介した流路遮断の際に、コア40を弁体5のくびれ部7aから未だ取外すことなく係合部としての鍔部41aを流体管1内面に係合させ、後の流路開放の動作の際に、鍔部41aの係合を反力として利用してコア40を弁体5から取外すことで、コア40を穿孔Qに容易に嵌設することができる。
また、コア40の係合部としての縮径方向に変形可能な弾性を有し自然状態で穿孔Qよりも外径方向に突出形成された鍔部41aを、弾性により縮径させて穿孔Q内を挿通し、穿孔Qを貫通した後に流体管1内で自然状態に弾性復元させることで、簡単に穿孔Qに係合させることができる。
また、コア40の防食部材42を穿孔Qの略全内周面に亘り当接させることで、穿孔Qの防食を確実にできる。
更に、コア40を構成する穿孔Qよりも大径の後端部41dを、穿孔Q近傍の流体管1外面に当接させることで、コア40の過挿入を防止できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、制流弁としての制水弁10の弁体5は、ケース2内で回転ネジ4の軸方向に操作される仕切弁であったが、本発明の弁体は、流体管の流路の遮断時にコアの当接部と密封状に当接する構成を有していれば、例えば軸回りに回転操作されることで流路を遮断するいわゆるバタフライ弁等であってもよい。
また例えば、前記実施例では、流体管1が金属製の管であって、コア40が流体管1に穿設された穿孔Qを防食する防食部材42を備えた防食用のコアであるが、流体管の材質若しくはコアの用途は必ずしも本実施例に限られず、例えば流体管が塩ビ管等の樹脂製の管であるとともに、コアが前記樹脂製の管に穿設された穿孔の周囲管壁を強度を増進する用途で設けられるコアであっても構わない。
また例えば、前記実施例では、コア40を構成する筒状体41及び防食部材42が、ポリエチレン等の樹脂材から成っているが、コアを構成する部材の材質は、例えばゴム材であってもよいし、エラストマー等の他の材料から成るものでも構わない。
1 流体管
2 ケース
4 回転ネジ
5 弁体
10 制水弁(制流弁)
40 コア
41 筒状体
41a 鍔部(係合部)
41d 後端部
42 防食部材
50 穿孔装置

Claims (5)

  1. 流体管に穿設される穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、該ケース内にて非上昇の回転ネジの回転により前記穿孔を介し操作される弁体と、該穿孔に嵌設され内部を介し前記弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、から構成され、前記流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁であって、
    前記コアは、前記穿孔近傍の流体管内面に係合する係合部を備え、前記穿孔が穿設された後に前記弁体が流路を遮断するときに、前記弁体の外周面に取外し可能に取付けられて該弁体とともに前記穿孔にアプローチし、前記係合部が前記流体管内面に係合することで該穿孔に嵌設され、前記弁体が前記流路を開放するときに前記穿孔に嵌設された状態のまま前記弁体から取外されることを特徴とする制流弁。
  2. 前記係合部は、縮径方向に変形可能な弾性を有し自然状態で前記穿孔よりも外径方向に突出形成された鍔部であることを特徴とする請求項1に記載の制流弁。
  3. 前記コアは、前記穿孔の略全内周面に亘り当接する防食部材を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の制流弁。
  4. 前記コアは、前記穿孔よりも大径の後端部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の制流弁。
  5. 流体管に穿設される穿孔に連通し該流体管の外周を密封状に被覆したケースと、該ケース内にて非上昇の回転ネジの回転により前記穿孔を介し操作される弁体と、該穿孔に嵌設され内部を介し前記弁体を挿入可能な略筒状体のコアと、を用い、前記流体管の流路を遮断若しくは開放可能な制流弁の設置方法であって、
    前記コアは、前記穿孔近傍の流体管内面に係合する係合部を備え、前記穿孔が穿設された後に前記弁体が流路を遮断するときに、前記弁体の外周面に取外し可能に取付けられて該弁体とともに前記穿孔にアプローチし、前記係合部が前記流体管内面に係合することで該穿孔に嵌設され、前記弁体が前記流路を開放するときに前記穿孔に嵌設された状態のまま前記弁体から取外されることを特徴とする制流弁の設置方法。
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