JP4642536B2 - 既設流体管の不断水流路処理装置 - Google Patents
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Description
前記スリーブと前記既設流体管との間に環状のストッパが設けられ、該ストッパが前記スリーブの前記筐体側の前記既設流体管の周方向に亘って形成されているとともに、前記ストッパと前記密封材との間に閉塞された前記間隙を外部に連通する排気孔が前記ストッパに設けられ、前記間隙に連通する注入孔が前記スリーブに設けられており、前記注入孔から前記間隙に、充填前に流動性を有し充填後に硬化する充填材が充填されていることを特徴としている。
この特徴によれば、密封ケース内部のスリーブと既設流体管との間隙に充填材が充填されており、スリーブと既設管との間に既設流体管内の流体が浸入することがないため、ストッパと密封材との間におけるスリーブと既設流体管とが防錆される。
また、充填材が、充填前に流動性を有し充填後に硬化する硬化材からなるため、該間隙が余すところなく充填された後に硬化材が硬化して、密封ケースと既設流体管とが一体化して剛性が増すため、密封ケースの水密性が維持される。
この特徴によれば、ストッパと第2ストッパとの間におけるスリーブと既設流体管との間隙に充填材が充填されており、充填材がシール材と直接的に接触することないため、シール材が充填材と接触することによる劣化を防止することができる。
この特徴によれば、スリーブの内方端部近傍に、既設流体管側に膨出する凸部が形成されており、充填材の充填によりストッパが筐体側に押圧されても凸部によりストッパが所定箇所に保持されるため、充填材が筐体内に漏洩することなくスリーブと既設流体管との間隙に充填される。
この特徴によれば、ストッパの形成される位置の近傍に第1スリーブの外方端部を形成することができ、第2スリーブを第1スリーブと一体化する前にストッパを挿入して取付けることができるため、スリーブの既設流体管軸方向の長さに関わらず、ストッパの取付け作業が容易となる。
本発明の請求項5に記載の既設流体管の不断水流路処理装置は、少なくとも1個のスリーブと筐体とからなる分割構造の密封ケースで、既設流体管の一部を、該既設流体管外面と前記スリーブ内面との間に間隙を形成して被覆し、前記スリーブの外方端部と前記既設流体管とを密封材で周方向に亘って水密的に密封して、前記既設流体管の管壁の一部を不断水状態で穿孔し、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水流路処理装置であって、
前記スリーブと前記既設流体管との間に環状のストッパが設けられ、該ストッパが前記穿孔により管壁の一部に形成された開口の周辺に形成されているとともに、前記ストッパと前記密封材との間に閉塞された前記間隙を外部に連通する排気孔が前記ストッパに設けられ、前記間隙に連通する注入孔が前記スリーブに設けられており、前記注入孔から前記間隙に、充填前に流動性を有し充填後に硬化する充填材が充填されていることを特徴としている。
この特徴によれば、請求項1の発明と同様の作用効果を奏する。
4 バタフライ弁
5 上蓋部
6 仕切壁
7 弁体
8a、8b シール材
10、10a 密封ケース
10’、10a’ 分割密封ケース
11 筐体
12、12a スリーブ
12a1 第1スリーブ
12a2 第2スリーブ
13 排出口
15 側面段部
16 底面段部
17 フランジ
17a ボルト孔
18 凸部
19 段部
20 注入孔
21 排気孔
22 水抜き孔
25 パッキン(ストッパ)
26 第2パッキン(第2ストッパ)
29 案内片
40 開閉軸
50 押し輪
50a ボルト孔
51 ボルトナット
52 押し込みボルト
53 ゴム輪(密封材)
61 調整ボルト
64 押し爪
A、A’ 開口部
C 中心軸
E 特定エリア
H 開口
K、K’ 間隙
M モルタル材(充填材)
U 上方開口部
Y 溶接部
Claims (5)
- 少なくとも1個のスリーブと筐体とからなる分割構造の密封ケースで、既設流体管の一部を、該既設流体管外面と前記スリーブ内面との間に間隙を形成して被覆し、前記スリーブの外方端部と前記既設流体管とを密封材で周方向に亘って水密的に密封して、前記既設流体管の所定切断箇所を不断水状態で切断し、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水流路処理装置であって、
前記スリーブと前記既設流体管との間に環状のストッパが設けられ、該ストッパが前記スリーブの前記筐体側の前記既設流体管の周方向に亘って形成されているとともに、前記ストッパと前記密封材との間に閉塞された前記間隙を外部に連通する排気孔が前記ストッパに設けられ、前記間隙に連通する注入孔が前記スリーブに設けられており、前記注入孔から前記間隙に、充填前に流動性を有し充填後に硬化する充填材が充填されていることを特徴とする既設流体管の不断水流路処理装置。 - 前記密封材が、前記スリーブの外方から押し輪の押圧により嵌挿されるシール材からなり、前記ストッパと前記シール材との間における前記スリーブと前記既設流体管との間に、前記既設流体管の周方向に亘って環状の第2ストッパが形成されており、前記ストッパと前記第2ストッパとの間における前記スリーブと前記既設流体管との間隙に前記充填材が充填されている請求項1に記載の既設流体管の不断水流路処理装置。
- 前記ストッパの前記筐体寄りには、前記スリーブ内面若しくは前記筐体から前記既設流体管側に膨出し、前記ストッパと当接可能な凸部が形成されている請求項1に記載の既設流体管の不断水流路処理装置。
- 前記スリーブが、前記筐体と一体的に形成される第1スリーブと、別体の第2スリーブとからなり、前記密封ケースで前記既設流体管を被覆して、前記第1スリーブと前記既設流体管との間に前記ストッパを形成した後に、前記第1スリーブと前記第2スリーブとを一体化するようになっている請求項1に記載の既設流体管の不断水流路処理装置。
- 少なくとも1個のスリーブと筐体とからなる分割構造の密封ケースで、既設流体管の一部を、該既設流体管外面と前記スリーブ内面との間に間隙を形成して被覆し、前記スリーブの外方端部と前記既設流体管とを密封材で周方向に亘って水密的に密封して、前記既設流体管の管壁の一部を不断水状態で穿孔し、流路の遮断若しくは流路を形成する既設流体管の不断水流路処理装置であって、
前記スリーブと前記既設流体管との間に環状のストッパが設けられ、該ストッパが前記穿孔により管壁の一部に形成された開口の周辺に形成されているとともに、前記ストッパと前記密封材との間に閉塞された前記間隙を外部に連通する排気孔が前記ストッパに設けられ、前記間隙に連通する注入孔が前記スリーブに設けられており、前記注入孔から前記間隙に、充填前に流動性を有し充填後に硬化する充填材が充填されていることを特徴とする既設流体管の不断水流路処理装置。
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- 2005-04-20 JP JP2005122267A patent/JP4642536B2/ja active Active
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