JP2011106659A - 管接続装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体管1を被覆する被覆部11と、流体管1に形成される分岐口の開口縁に沿った開口縁13aを有した開口部13と、分岐口を穿設する穿孔機16を水密に接続可能に開口した接続部15と、開口部13と接続部15とを連通可能な開閉弁部14とを備え、流体管1に対し水密に接続される管接続装置10であって、接続部15の内周面に、分岐管と係合する係合部15a,15bが設けられており、穿孔機16の接続時に、係合部15a,15bへの切り粉の進入を阻止する筒状体17が、穿孔機16と係合部15a,15bとの間に介設されている。
【選択図】図1
Description
流体管を被覆する被覆部と、該流体管に形成される分岐口の開口縁に沿った開口縁を有した開口部と、前記分岐口を穿設する穿孔機若しくは分岐管を水密に接続可能に開口した接続部と、前記開口部と接続部とを連通可能な開閉弁部と、を備え、前記流体管に対し水密に接続される管接続装置であって、
前記接続部の内周面に、前記分岐管の接続時に該分岐管と係合する係合部が設けられており、前記穿孔機の接続時に、前記係合部への切り粉の進入を阻止する筒状体が、前記穿孔機と前記係合部との間に介設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、穿孔機と接続部の内周面との間に介設された筒状体により、穿孔機で分岐口を穿設する際の切り粉が係合部へ進入することを阻止できるため、分岐口の穿設後、係合部が切り粉の進入により不具合を生じることなく分岐管に係合し、分岐管を接続部に水密性を維持した状態で接続できる。
前記筒状体は、前記接続部の前記係合部よりも前記開閉弁部側に当接する先端周面に、密着部材を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状体を接続部の開閉弁部側に向けて押し込むだけで、先端周面に備えた密着部材により係合部よりも開閉弁部側で密着し、切り粉の進入を簡単に防ぐことができる。
前記筒状体は、該筒状体の介設時に前記接続部の外側端に当接する鍔部を備え、該鍔部に、前記接続部の外側端に向けて螺挿可能なネジが設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状体を介設して穿孔機により分岐口を穿設した後に、筒状体の鍔部に設けられたネジを接続部の外側端に向けて螺挿するだけで、外側端を反力として利用して筒状体を接続部から取外すことができる。
前記接続部の外側端に、前記穿孔機の付属部品である止水蓋が取り付けられ、該止水蓋に、前記接続部の外部に連通可能な連通路が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、穿孔機で分岐口を穿設する際に、止水蓋に形成された連通路を開放することで、発生する切り粉を連通路を介して接続部の外部に排出できる。
前記止水蓋は、前記接続部に外嵌されたフランジ部材に対し固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、接続部に外嵌されたフランジ部材を用い止水蓋を固定できるため、接続部が、止水蓋を固定する構造を予め備える必要がなく、汎用性が高まる。
前記筒状体は、前記接続部のフランジ部に接続可能な第1のフランジと、前記穿孔機の付属部品である止水蓋に接続可能な第2のフランジと、を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、筒状体の第1のフランジを接続部のフランジ部に接続するとともに、第2のフランジを止水蓋に接続することで、接続部と止水蓋との接続が筒状体を介してできることになり、接続部と止水蓋とを接続するための別段の介設部材を不要にできる。
この特徴によれば、穿孔機で分岐口を穿設する際に、止水蓋に形成された連通路を開放することで、発生する切り粉を連通路を介して接続部の外部に排出できる。
1a 分岐口
1b 開口縁
10 管接続装置
11 被覆部
12 筐体
13 開口部
13a 開口縁
14 開閉弁部
14a 弁体
15、15’ 接続部
15a 環状溝(係合部)
15b 拡径部(係合部)
15c 外側端
15e 凹溝
15h フランジ部
16 穿孔機
17 筒状体
18 ボーラーヘッド(止水蓋)
18a 連通路
19 排出バルブ
20 フランジ部材
21 カッタ
22 ロックリング
23 止水パッキン
26 止水部材
28 ネジ
29 コア
29a 突出口
37 筒状体
37a 第1のフランジ
37g 第2のフランジ
40 分岐管
Claims (7)
- 流体管を被覆する被覆部と、該流体管に形成される分岐口の開口縁に沿った開口縁を有した開口部と、前記分岐口を穿設する穿孔機若しくは分岐管を水密に接続可能に開口した接続部と、前記開口部と接続部とを連通可能な開閉弁部と、を備え、前記流体管に対し水密に接続される管接続装置であって、
前記接続部の内周面に、前記分岐管の接続時に該分岐管と係合する係合部が設けられており、前記穿孔機の接続時に、前記係合部への切り粉の進入を阻止する筒状体が、前記穿孔機と前記係合部との間に介設されていることを特徴とする管接続装置。 - 前記筒状体は、前記接続部の前記係合部よりも前記開閉弁部側に当接する先端周面に、密着部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の管接続装置。
- 前記筒状体は、該筒状体の介設時に前記接続部の外側端に当接する鍔部を備え、該鍔部に、前記接続部の外側端に向けて螺挿可能なネジが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の管接続装置。
- 前記接続部の外側端に、前記穿孔機の付属部品である止水蓋が取り付けられ、該止水蓋に、前記接続部の外部に連通可能な連通路が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の管接続装置。
- 前記止水蓋は、前記接続部に外嵌されたフランジ部材に対し固定されていることを特徴とする請求項4に記載の管接続装置。
- 前記筒状体は、前記接続部のフランジ部に接続可能な第1のフランジと、前記穿孔機の付属部品である止水蓋に接続可能な第2のフランジと、を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の管接続装置。
- 前記止水蓋に、前記接続部の外部に連通可能な連通路が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の管接続装置。
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2009
- 2009-12-01 JP JP2009273917A patent/JP5486910B2/ja active Active
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