JP4684407B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機やスロット機等の遊技機、特に、遊技機の裏側に設けられる電源装置が発生する熱の排熱に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平6−47156号公報では、パチンコ機等の遊技機の裏側において、制御回路とは別の場所に電源装置を取付け、島トランスと呼ばれるパチンコ店の島設備に設けられた島側トランスより供給されたAC24ボルトのような交流を電源装置(交流直流変換装置)がDC5ボルト、DC12ボルト、DC24ボルト、DC30ボルト等の複数の直流電圧に変換して必要とする制御回路に供給する遊技機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、公的機関の検査容易化・不正防止等の観点から、パチンコ機等の遊技機に搭載される制御回路が、主制御,図柄制御,表示灯制御,音声制御、賞球払出制御、発射制御等の多くの機能別に分割された場合、あるいは、遊技機に搭載される電気部品が多くなる場合等、上記電源装置が変換する電力量が多くなり、電源装置が多量の熱を発生するので、この熱が、遊技機の裏側に設けられている上記制御回路や部品等に悪影響を与えてしまうという課題があった。
本発明は、電源装置が発生する熱が制御回路や部品等に悪影響を与えてしまうような事態を回避できるようにした遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の遊技機は、遊技機の裏側に設けられて島側から供給される交流電圧を複数種の直流電圧に変換する電源装置と、上記電源装置の上方に位置するように遊技機の裏側に設けられた制御回路と、上記電源装置が交流電圧を複数種の直流電圧に変換する際に発生する熱を上記制御回路にふれないように排出する排熱手段とを備え、上記電源装置は、電源ベースプレートとこの電源ベースプレートに取付けられる蓋ケーシングとからなる電源ケース内に、交流を直流に変換するための交流直流変換部品が実装された回路基板を内蔵しており、遊技機の裏側に取付けられた上記電源装置の上記電源ケースは、下方側に空気流入孔を有するとともに、上部側に排熱孔を有し、上記排熱手段は、遊技機の裏側に取付けられた上記電源装置の上面との間に空間を形成する如く上記電源装置の上方側を被うように設けられた排熱ダクトを備え、上記排熱ダクトは、遊技機の裏側外部に連通する複数の第1の排熱孔と遊技機の一方の側部側の外部に連通する複数の第2の排熱孔とを有し、上記排熱ダクトの上部側の壁は、第2の排熱孔が設けられている一方の側部に向けて上方に傾斜する如く形成されていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
以下、図に基づいて本願の実施の形態1を説明する。
図1はパチンコ機などの遊技機の裏側と電源装置の関係を示す斜視図である。
図1において、1は遊技機の本体枠であり、この本体枠1は図外のゲージ盤と通称される遊技盤をパチンコ店の島に交換可能に取付けるための額縁状の部材である。本体枠1は、パチンコ店の島に固定される外枠2と遊技盤を取付けるための前枠3とからなり、外枠2に対して前枠3が上下の枠ヒンジ4,5により前方に片開き可能に取付けられて成る。前枠3の裏面下部のほぼ中央には流しユニット6を有する。流しユニット6は前枠3の前面側に設けられた図外の上皿に入りきれない賞球を前枠3の前面側に設けられた図外の下皿に誘導する部材である。前枠3の裏面には鋼板のような導電部材であるリアプレート10を備える。リアプレート10は、前枠3と類似形であるが、前枠3より縦幅が小さく、前枠3の上側に寄せられ、リアプレート10の膨出部11の周縁に設けられたリアフランジ部12が前枠3の裏面に図外の止ねじにより取付けられることにより、膨出部11と前枠3とにより囲まれた盤収納室B(図3参照)を形成する。膨出部11の裏壁には、遊技盤の裏面に実装された部品を避ける窓13、アウト球中継口14、発射戻球中継口15、賞球ガイド逃げ口16、スピーカ音放出口17が形成される。スピーカ音放出口17は金属製の穴あき板18により蓋をされる。穴あき板18にあけられた多数の図外の小孔はスピーカ音をリアプレートの裏側に放出すると共にピアノ線と呼ばれるような不正操作部材の通過を遮断する。
【0006】
前枠3の自由端3f側に位置するリアプレート10の一側部10s側には、前枠3を外枠2にロックあるいはアンロックするロック機構20が組付けられる。そして、前枠3が閉じられることにより、ロック機構20の上下のロックレバー21,22が外枠2の内部一側に設けられた上下の止具23,24に接触して下方に回転する。引続き、ロックレバー21,22が止具23,24を超えることにより、ロックレバー21,22がロック機構20に内蔵されたばね力で元の位置に戻り止具23,24に係合する。これにより、ロック機構20は前枠3を外枠2に開閉不能にロックする。その状態において、図外のキープレートが人為操作で前枠3の前側より施錠装置25に差込まれて一方向に回転操作されると、施錠装置25がロック機構20のロックレバー21,22を下方に回転し止具23,24より外す。これにより、ロック機構20は前枠3を外枠2に開閉可能にアンロックする。その状態のまま、前枠3が人為操作で前側に引かれることにより、前枠3が枠ヒンジ4,5を中心として片開きされる。
【0007】
膨出部11の裏壁の下部には、ねじ孔である複数の電源装置被取付孔部26,26がアウト球中継口14よりも下部に形成されている。
【0008】
上記盤収納室Bには図示しない遊技盤が収納され、この遊技盤の裏側には、後述する発射制御回路以外の主制御,図柄制御,表示灯制御,音声制御、賞球払出制御等などの制御回路や他の種々の部品が取付けられ、これらの制御回路や部品は、図7,8に示すように、リアケース27で被われており、このリアケース27の上方には貯留タンク28が設けられている。
【0009】
本願の遊技機における電源装置30は、上記リアケース27を避け、また、図外のアウト球皿等の島設備を避けて配置される。即ち、遊技機の裏側において、アウト球皿等の島設備より上方で、かつ、リアケース27より下方に配置される。
【0010】
本実施の形態1による遊技機は、イメージ的には、図7に示すように、リアプレート10の一側部10s側に電源装置30を取付け、そして、電源装置30の上方側に排熱ダクト40を設けて、矢印のように、電源装置30が発生する熱を遊技機の一方の側部1s(図1参照)側に導いて外部に排出するものである。
【0011】
図2はリアプレート10の裏側に電源装置30,及び排熱手段としての排熱カバー50を取付けた状態をリアプレート10の一側部10s側から見た側面図、図3は図2の縦断面図(図4のA−A断面図に相当)、図4は図2の部分を遊技機の裏側から見た図、図5は遊技機の裏側から見た電源装置と排熱カバーの関係及び空気の流れ(矢印で示す)を示す図、図6は排熱カバーの一方の側部付近を示す斜視部である。
【0012】
上記電源装置30は、電源ベースプレート31とこの電源ベースプレート31に取付けられる蓋ケーシング32とからなる電源ケース33内に、交流を直流に変換するための交流直流変換部品が実装された回路基板等を内蔵している。即ち、島側から供給される交流電圧を複数種の直流電圧に変換して上述した複数の制御回路に所望の直流電圧を供給する交流直流変換機能を備えるものである。従って、各制御回路を小さくでき、回路配置レイアウトの自由度が増す。
【0013】
上記電源ベースプレート31の上方には取付ブラケット31a,31aが設けられており、電源装置30は、上記取付ブラケット31a,31aを介して上記電源装置被取付孔部26,26にねじ29により取付けられる。
【0014】
また、図5に示すように、電源ケース33内の上部側及び左側部(あるいは右側部)にアルミニウム製等の放熱板34が設けられている。尚、放熱板34は、電源ケース33の上部側にのみ設けてもよい。また、回路基板の発熱部品に近い部分に放熱板34を設けておいてもよい。これにより、放熱効率を良くでき、電源装置30の過熱防止効果を高めることができる。
また、図5に示すように、電源ケース33の周囲には、多数の小径の孔が設けられており、電源ケース33の下方側に設けられている孔が空気流入孔35として機能し、電源ケース33の上部側に設けられている孔が電源装置排熱孔36として機能する。尚、電源ケース33の上部側及び左側部(あるいは右側部)に孔を設ける場合は、電源ケース33内の上部側及び左側部(あるいは右側部)に放熱板34は設けなくともよい。空気流入孔35と電源装置排熱孔36とを形成したことにより、空冷効率を良くでき、電源装置30の過熱防止効果を高めることができる。
ただし、放熱板34による放熱効果と空気流入孔35及び電源装置排熱孔36による排熱効果の両方を効果的に得るために、これらを全て設けるようにして、電源装置30を効果的に冷却できるように構成することが好ましい。このようにすれば、電源装置30の過熱防止効果を一層高めることができ、安定した電源の供給が行なえるようになる。
【0015】
50は排熱手段としての排熱カバーであり、これはポリカーボネート,ABS等の樹脂カバーより成る。この排熱カバー50は、排熱ダクトを構成する排熱ダクト部分41と板材を構成する板材部分42と表面被い部を構成する表面被い部分43とから成る。
【0016】
上記排熱ダクト部分41は、電源装置30の上面30aとの間に空間Uを形成する如く電源装置30の上方側を被うものであり、排熱ダクトとして機能する。これにより、電源装置30で発生して上昇してくる熱を排熱する。
【0017】
この排熱ダクト部分41は、遊技機の表側とは反対側の壁41aに、裏側外部に連通する複数の第1の排熱孔41bを有する。これにより、電源装置30で発生して上昇してくる熱は、遊技機の裏側方向に排出される。
【0018】
また、第1の排熱孔41bの裏側外部側には、流路41Xを構成する流路構成カバー41Yが設けられ、上記第1の排熱孔41bを介して排出された熱を上記流路41Xを介して遊技機の一方の側部1s側(リアプレート10の一側部10sに対応する側部側)に導くようにしている(尚、図4では、流路構成カバー41Yの図示を省略している)。これにより、排熱ダクト部分41に導かれてくる熱を遊技機の側部1s側の外部に排出できるので、電源装置30が発生する熱を、この電源装置30より上方に設けられたリアケース27内の制御回路等にふれないように排出することができるようになる。この流路構成カバー41Yは、図6に示すように、第1の排熱孔41bの上側の壁41aより設けられたフランジ41g上及び壁41aに当接するようにアングル部41Yaを載置して取付けられる断面コ字状のものである。尚、排熱ダクト部分41の上記流路構成カバー41Yの終端41Yeに対応する部分には、上記流路41Xを介して送られてくる熱をよりスムーズに遊技機の側部1s側の外部に排出するための排出連絡路を構成する凹部41hを形成してもよい。
【0019】
また、排熱ダクト部分41は、一方の側部側(リアプレート10の一側部10s側)の壁41cに、遊技機の側部1s側の外部に連通する複数の第2の排熱孔41dを有する。尚、第2の排熱孔41dは、図2に示すように、上下方向に複数個設けるようにしてもよいし、図6に示すように、左右方向に複数個設けるようにしてもよい。これにより、排熱ダクト部分41に導かれてくる熱を遊技機の側部1s側の外部に排出できるので、電源装置30が発生する熱を、この電源装置30より上方に設けられたリアケース27内の制御回路等にふれないように排出することができるようになる。
【0020】
また、図2,4に示すように、排熱ダクト部分41の一方の側部側より突出する如く、電源装置30の電源スイッチ30Sが設けられていて、外部から電源スイッチ30Sを操作できるようになっている。尚、この電源スイッチ30Sは、外部から操作できるように上記凹部41h(図6参照)に設けるようにしてもよい。
【0021】
また、排熱ダクト部分41の上部側の壁41e,41fは、図4〜図6に示すように、上記第2の排熱孔41dが設けられている一方の側部に向けて上方に傾斜する如く形成されている。これにより、排熱ダクト部分41に導かれてきた熱を上記第2の排熱孔41dにスムーズに導くことができ、排熱ダクト部分41内に熱気が長時間こもるような事態を回避でき、効率的な排熱処理が行なえる。
【0022】
また、排熱ダクト部分41における遊技機の表側には、アウト通路410を構成するアウト通路構成部41Aを備えている。このように、遊技機の機能構成部品であるアウト通路構成部41A等を用いて排熱ダクト部分41を構成しているので、専用の排熱ダクトを設けるのに比べて、省コスト化,省スペース化が図れる。
【0023】
上記板材部分42は、排熱ダクト部分41における遊技機の表側とは反対側の壁41aより下方に延長して、電源装置30の裏面30bとの間に隙間D(=排熱のための気道)を形成し、電源装置30の裏面30bとの間で隙間Dを形成する面とは反対側の面に発射制御回路アダプター60を介して発射制御回路61が取付けられる部分である。尚、発射制御回路61以外の制御回路や他の部品を取付けてもよい。
【0024】
この板材部分42により電源装置30の裏面30bとの間に上記隙間Dを形成するようにしたので、電源装置30が発生する熱を、電源装置30の裏側に配置された発射制御回路61等にふれないように排出でき、上記発射制御回路61等の回路や部品に熱を伝えにくくなる。特に、この隙間Dを介して下から流れてくる空気で電源装置排熱孔36から排出される熱が排熱ダクト部分41にすぐに上昇するので、上記発射制御回路61等の回路や部品に熱を伝えにくくできる。従って、電源装置60の裏側に設けられた発射制御回路61等に悪影響を与えてしまうような事態を回避できるようになる。
また、リアケース27内において発射制御回路61等の設置スペースを省略できるので、リアケース27を小さくでき、また、回路配置レイアウトにおいて、発射制御回路61等の回路のスペースを考慮しなくてもよくなるので、回路配置レイアウトの自由度が増すという効果が得られるという、上記電源装置30の裏側30bに発射制御回路61等の回路や部品を取付けるという構成において、電源装置の過熱も防止でき、安定した電源の供給が行なえるようになる。
尚、以上の板材部分42を設けたことによる効果は、仮に、電源ケース33に放熱板34や空気流入孔35や電源装置排熱孔36が設けられていない場合においても得られるものである。即ち、放熱板34や空気流入孔35や電源装置排熱孔36が設けられている場合に比べて効果は小さいかもしれないが、上述の効果は得られる。
【0025】
上記表面被い部分43は、上記アウト通路構成部41Aより下方に延長して、電源装置30の表面30fの上部側を被うものである。この表面被い部分43が電源装置30の電源ベースプレート31(電源装置の表面30f)とリアプレート10との間に介在された状態で、ねじ29により上記電源装置30及び表面被い部分43がリアプレート10の電源装置被取付孔部26に取付けられ、排熱カバー50も取付けられることになる。これにより、表面被い部44が電源装置30の表面30fとリアプレート10との間に介在しているので、上記電源装置30からの熱が上記リアプレート10に伝わりにくくなる。つまり、電源装置30の熱をリアプレート10に伝導させるよりも、主に、空冷により電源装置30を冷却するようにしている。よって、リアプレート10を介して遊技機に熱を伝えにくくでき、遊技機の温度上昇を抑えることができる。
【0026】
また、電源装置30をリアプレート10、即ち、極力、遊技機の前側(遊技者側)に近い位置に取付けるようにしているので、遊技機の奥行寸法を小さくできる。特に、上述のように、板材部分42の裏側に発射制御回路61等の回路や部品を取付けても、遊技機の奥行寸法を小さくできるようになる。
【0027】
実施の形態1によれば、電源装置30の上方に空間Uを形成する如く配置され、第1排熱孔41b,第2排熱孔41dを備える排熱ダクト部分41と、電源装置30の裏面30b側を被い、電源装置30の裏面30bとの間で隙間Dを形成し、発射制御回路61等が取付けられる上記板材部分42とを備えた排熱手段としての排熱カバー50を具備するので、上記排熱ダクト部分41により、電源装置30が発生する熱を、この電源装置30より上方のリアケース27内に設けられた制御回路等にふれないように排出することができ、
また、板材部分42により、電源装置30が発生する熱を、電源装置30の裏側に配置された発射制御回路61等にふれないように排出でき、発射制御回路61等の回路や部品に熱を伝えにくくできる。従って、電源装置30が発生する熱が、制御回路や部品等に悪影響を与えてしまうような事態を回避できるようになる。
また、板材部分42により、リアケース27を小さくでき、回路配置レイアウトの自由度が増すという効果が得られるという、電源装置30の裏側30bに発射制御回路61等の回路や部品を取付けるという構成において、電源装置30の過熱も防止でき、安定した電源の供給が行なえるようになる。
また、本実施の形態1では、排熱ダクト部分41と板材部分42とが連続している排熱カバー50を備え、制御回路や部品等が設けられている部分と排熱部分とが排熱カバー50で遮断されるので、電源装置30が発生する熱が、制御回路や部品等に悪影響を与えてしまうような事態を回避できるという効果は高い。
【0028】
尚、遊技機の裏側に設けられた電源装置30の上方を被い、電源装置30が発生する熱を、この電源装置30より上方に設けられた制御回路等にふれないように排出する排熱手段としての排熱ダクト部分41を備えただけの構成でも、電源装置30が発生する熱を、電源装置30より上方に設けられたリアケース27内の制御回路等にふれないように排出でき、電源装置30が発生する熱が制御回路や部品等に悪影響を与えてしまうような事態を回避できる。
また、この構成に、上記板材部分42を備えた構成とすれば、板材部分42を設けたことによる上述したような効果が得られる。尚、この効果は、板材部分42を排熱ダクト部分41より分離して設けるようにした場合でも得られる。
【0029】
また、遊技機の裏側に設けられた電源装置30の裏面30bとの間に隙間Dを設けて配置され、上記電源装置30の裏面30bとの間で隙間Dを形成する面とは反対側の面に発射制御回路61等が取付けられる板材部分42を備えただけの構成でも、板材部分42を設けたことによる上述したような効果が得られる。
また、この構成に、上記排熱ダクト部分41を加えた構成とすれば、排熱ダクト部分41を設けたことによる上述したような効果が得られる。尚、この効果は、排熱ダクト部分41を板材部分42より分離して設けるようにした場合でも得られる。
【0030】
尚、上記第1の排熱孔41b,第2の排熱孔41dのうち、いずれか一方のみを設けるだけでもよい。
【0031】
実施の形態2
実施の形態1では、第1の排熱孔41bの裏側外部側に流路41Xを構成する流路構成カバー41Yを設けたが、例えば、フランジ41gを裏側方向に長くして、第1の排熱孔41bを介して排熱される熱がリアケース27に直接ふれないようにしたり、あるいは、リアケース27の下側を塞ぐ(密封する)ようにして、第1の排熱孔42bを介して排熱される熱がリアケース27内に入らないようにすれば、流路構成カバー41Yを設けなくともよい。
【0032】
実施の形態3
また、図7に示すように、電源装置30の上方に、電源装置30より導かれてきた熱を遊技機の一方の側部方向に導いた後に排出口45より排出する専用の排熱ダクト40を設けるだけの構成としてもよい。
【0033】
実施の形態4
また、例えば、図8に示すように、電源装置30を、遊技機の裏側において左右方向のほぼ中央で、かつ、リアケース27の下方に取付けるようにして、電源装置30の上方に、電源装置30より導かれてきた熱を遊技機の裏側方向に導いた後に排出口46より排出する専用の排熱ダクト40Aを設けるだけの構成としてもよい。尚、図7,8において(a)は裏面図、(b)は側面図である。
【0034】
実施の形態2〜4においても、電源装置30が発生する熱を、この電源装置30より上方のリアケース27内に設けられた制御回路等にふれないように排出することができ、従って、電源装置30が発生する熱が、制御回路や部品等に悪影響を与えてしまうような事態を回避できるようになる。
尚、実施の形態3,4の構成に加えて、上記板材部分42に相当する板材を設けるようにすれば、板材部分42を設けたことによる上述したような効果が得られることはいうまでもない。
【0035】
実施の形態5
尚、遊技機の裏側においてリアケース27の下側に電源装置30を設けるようにして、上述したような排熱カバー50を設けずに、リアケース27の下側を塞ぐ(密封する)ようにするだけでもよい。これによれば、リアケース27そのものが排熱手段として機能し、リアケース27内に設けられた制御回路等にふれないよう熱を排出することができる。従って、実施の形態5によっても、電源装置30が発生する熱が、制御回路や部品等に悪影響を与えてしまうような事態を回避できるようになるという効果が得られる。。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、遊技機の裏側に設けられて島側から供給される交流電圧を複数種の直流電圧に変換する電源装置と、上記電源装置の上方に位置するように遊技機の裏側に設けられた制御回路と、上記電源装置が交流電圧を複数種の直流電圧に変換する際に発生する熱を上記制御回路にふれないように排出する排熱手段とを備え、上記電源装置は、電源ベースプレートとこの電源ベースプレートに取付けられる蓋ケーシングとからなる電源ケース内に、交流を直流に変換するための交流直流変換部品が実装された回路基板を内蔵しており、遊技機の裏側に取付けられた上記電源装置の上記電源ケースは、下方側に空気流入孔を有するとともに、上部側に排熱孔を有し、上記排熱手段は、遊技機の裏側に取付けられた上記電源装置の上面との間に空間を形成する如く上記電源装置の上方側を被うように設けられた排熱ダクトを備え、上記排熱ダクトは、遊技機の裏側外部に連通する複数の第1の排熱孔と遊技機の一方の側部側の外部に連通する複数の第2の排熱孔とを有し、上記排熱ダクトの上部側の壁は、第2の排熱孔が設けられている一方の側部に向けて上方に傾斜する如く形成されているので、電源装置が発生する熱が、電源装置の上方に設けられた制御回路に悪影響を与えてしまうような事態を回避できるようになる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による遊技機の裏側と電源装置の関係を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態1における電源装置及び排熱手段としての排熱カバーを取付けた状態をベースプレートの一側部側から見た側面図である。
【図3】 図2の縦断面図(図4のA−A断面図に相当)である。
【図4】 図2の部分を遊技機の裏側から見た図である。
【図5】 実施の形態1における遊技機の裏側から見た電源装置と排熱カバーの関係及び空気の流れを示す図である。
【図6】 実施の形態1における排熱カバーの一方の側部付近を示す斜視部である。
【図7】 実施の形態3を説明するためのイメージ図である。
【図8】 実施の形態4を説明するためのイメージ図である。
【符号の説明】
3 前枠、10 リアプレート、30 電源装置、33 電源ケース、
34 放熱板、35 空気流入孔、36 電源装置排熱孔、
40,40A 排熱ダクト(排熱手段)、41 排熱ダクト部分、
41A アウト通路構成部(機能構成部品)、41b 第1の排熱孔、
41d 第2の排熱孔、41Ya 流路構成カバー、
41e,41f 排熱カバーの一側部側の壁、42 板材部分(板材)、
43 表面被い部分(表面被い部)、50 排熱カバー(排熱手段)、
61 発射制御回路(制御回路等)、D 隙間。

Claims (1)

  1. 遊技機の裏側に設けられて島側から供給される交流電圧を複数種の直流電圧に変換する電源装置と、上記電源装置の上方に位置するように遊技機の裏側に設けられた制御回路と、上記電源装置が交流電圧を複数種の直流電圧に変換する際に発生する熱を上記制御回路にふれないように排出する排熱手段とを備え、
    上記電源装置は、電源ベースプレートとこの電源ベースプレートに取付けられる蓋ケーシングとからなる電源ケース内に、交流を直流に変換するための交流直流変換部品が実装された回路基板を内蔵しており、
    遊技機の裏側に取付けられた上記電源装置の上記電源ケースは、下方側に空気流入孔を有するとともに、上部側に排熱孔を有し、
    上記排熱手段は、遊技機の裏側に取付けられた上記電源装置の上面との間に空間を形成する如く上記電源装置の上方側を被うように設けられた排熱ダクトを備え、
    上記排熱ダクトは、遊技機の裏側外部に連通する複数の第1の排熱孔と遊技機の一方の側部側の外部に連通する複数の第2の排熱孔とを有し、
    上記排熱ダクトの上部側の壁は、第2の排熱孔が設けられている一方の側部に向けて上方に傾斜する如く形成されていることを特徴とする遊技機
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