JPH09168662A - パチンコ島台 - Google Patents

パチンコ島台

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Publication number
JPH09168662A
JPH09168662A JP34961295A JP34961295A JPH09168662A JP H09168662 A JPH09168662 A JP H09168662A JP 34961295 A JP34961295 A JP 34961295A JP 34961295 A JP34961295 A JP 34961295A JP H09168662 A JPH09168662 A JP H09168662A
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JP
Japan
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pachinko island
island stand
detection sensor
fan device
temperature
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JP34961295A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
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Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ島台内部の温度・湿度を最適な状態
に自動的に保持することが可能なパチンコ島台を提供す
る。 【解決手段】 パチンコ島台1の天井面8に、内部の空
気を外部に放出するファン装置10を設けると共に、パ
チンコ島台1の上部の適宜位置に温度検知センサー20
を設け、補給樋13に該補給樋13を加熱する加熱手段
と湿度検知センサー18を設け、温度検知センサー20
の検知した温度によってファン装置10を駆動制御し、
湿度検知センサー18によって検知した湿度によって加
熱手段を駆動制御する駆動制御手段を設けることによ
り、パチンコ島台1の内部の温度及び湿度が自動的に調
節され、パチンコ機2のコントロール基板や他の機器の
基板等に悪影響を与えることがなく、また、補給樋13
に結露が生じることなく、補給玉のスムーズな流れを保
証することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列設される複数の
パチンコ機から排出された使用済玉を、回収樋,玉揚送
装置,及び補給樋を介して循環使用するように構成され
たパチンコ島台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ島台を構成する部材、例
えば、欄間、幕板等に空気吸入口を設け、遊技場内の汚
れた空気をパチンコ島台内部に敷設されたダクト管を介
して外部に放出するものは、幾つか提案されていた。こ
のような装置は、遊技場内の空気清浄を目的とするもの
で、例えば、パチンコ島台に列設される複数のパチンコ
機から発せられてパチンコ島台の内部に籠った熱気や湿
気を取り去るものではなかった。また、パチンコ島台の
湿気によってパチンコ機や台間玉貸機にパチンコ玉を供
給する補給樋に結露が生じて玉の流れが悪くなる場合が
あるが、このような場合には、遊技場の店員が補給樋を
暖める加熱手段のスイッチを手動的にON・OFFさせ
ることにより結露を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、パチンコ島台内部の熱気や湿気を放置した場合
には、パチンコ機の背面に設けられる遊技動作を制御す
るコントロール基板に悪影響を与えて誤動作を生ぜしめ
たり、温度降下に伴う補給樋での結露を見逃したり、あ
るいは加熱手段スイッチの切り忘れが生じたりするとい
う欠点があった。また、パチンコ島台内部の温度と湿度
とは、微妙に関係し、それらを総合的に監視する装置
は、従来なかった。本発明は、上記した事情に鑑みなさ
れたもので、その目的とするところは、パチンコ島台内
部の温度・湿度を最適な状態に自動的に保持することが
可能なパチンコ島台を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明が採用した解決手段の一例を図面に基づ
いて説明すると、列設される複数のパチンコ機2から排
出された使用済玉を、回収樋19,玉揚送装置6a,及
び補給樋13等を介して循環使用するように構成された
パチンコ島台1において、該パチンコ島台1の天井面8
に、内部の空気を外部に放出するファン装置10を設け
ると共に、パチンコ島台1の適宜位置に温度検知センサ
ー20を設け、前記補給樋13に該補給樋13を加熱す
る加熱手段17と湿度検知センサー18を設け、前記温
度検知センサー20の検知した温度によって前記ファン
装置10を駆動制御し、前記湿度検知センサー18によ
って検知した湿度によって前記加熱手段17を駆動制御
する駆動制御手段を設けることにより、パチンコ島台1
の内部の温度及び湿度が自動的に調節され、パチンコ機
2のコントロール基板や他の機器の基板等に悪影響を与
えることがなく、また、補給樋13に結露が生じること
なく、補給玉のスムーズな流れを保証することができ
る。
【0005】また、前記ファン装置10は、その強さが
複数段階に切換可能に構成され、前記駆動制御手段は、
前記温度検知センサー20の検知した温度の高低に基づ
いて前記ファン装置10の強弱を制御するように構成す
ることによって、きめ細かな調節を行うことができる。
【0006】また、前記ファン装置10が設けられる天
井面8は、パチンコ島台1の長さ方向に対して分割した
板材8によって構成され、この板材8の1つに前記ファ
ン装置10を固着すると共に各板材8をパチンコ島台1
に対して着脱自在に設けることにより、ファン装置10
の清掃や点検等を簡単に行うことができる。
【0007】更に、前記加熱手段は、前記補給樋13の
裏面に引き通された熱線17とすることにより、補給樋
13上の玉の流れを阻害することなく、また、玉の流下
する個所の結露を早急に解消することができる点で有利
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。まず、実施形態に係るパチンコ島台
1の構造を図1及び図6を参照して説明する。図1は、
パチンコ島台1を示す斜視図であり、図6は、1つのパ
チンコ島台1の内部の構造を示す一部破断正面図であ
る。図において、パチンコ島台1は、周知のように、多
数のパチンコ機2を背向列設するもので、各パチンコ機
2の間には、パチンコ機2と1対1で対応するように台
間の玉貸機3が挟持されている。また、パチンコ島台1
の中央には、玉揚送装置収納ボックス6が設けられ、そ
の内部に玉揚送装置6aが立設されている。玉揚送装置
6aの左サイドには、遊技客が獲得した景品玉を返却し
たときに、その返却玉数を数値記録したレシートを発行
する玉返却装置4が設けられている。また、玉返却装置
4の隣接する位置には、両替機5も設けられている。
【0009】ところで、図2に示すように、パチンコ島
台1の内部には、前述したようにそのほぼ中央に玉揚送
装置6aが立設されているが、本実施形態における玉揚
送装置6aは、モータを内蔵した下部駆動プーリにより
無端状の搬送ベルトを回転駆動するものであり、該搬送
ベルトの摩擦力により導入樋から導入された玉を研磨布
装着扉(図示しない)に接触させながら上昇せしめ、最
終的に上端の排出口から上部タンク21内に排出するよ
うになっている。なお、玉揚送装置は、本実施形態とは
別に、螺旋体によって研磨ペレットと玉とを混合しなが
ら揚送する形式のもの、又はベルトにバケットを固定し
た形式のものであっても良い。
【0010】玉揚送装置6aによって揚送されて上部タ
ンク21に貯留された玉は、上部タンク21の底面両端
部からパチンコ島台1の両端部に向かって下方傾斜した
左右の各補給樋13に流出する。この補給樋13の途中
部位には、各パチンコ機2及び玉貸機3に対応した分離
器15が設けられている。これにより、玉揚送装置6a
により揚送研磨された研磨済の玉は、上部タンク21の
底面両端部から各補給樋13に流出され、その後、分離
器15によって各パチンコ機2の背面上部に設けられた
周知の賞品玉タンク及び玉貸機3に供給されるようにな
っている。なお、上記分離器15には、周知のように補
給された玉数を計数するための計数装置が付設されてお
り、この計数装置から遊技場に設けられる図示しない管
理コンピュータに補給玉数信号が送られるようになって
いる。
【0011】また、前記上部タンク21の側部底面に
は、上記補給樋13上に玉が満杯となったときに玉が流
出する還流通路体(図示しない)が連通されており、こ
の還流通路体が前記玉揚送装置収納ボックス6の一側面
に形成されている。また、この還流通路体、パチンコ機
2における賞品玉の使用が少なく補給樋13への玉の補
給が必要なくなったとき、余剰の玉を玉揚送装置6aの
下部両側に設置される左右の各玉貯留タンク22a,2
2bに還流するものである。
【0012】玉貯留タンク22a,22bの底面は、前
記玉揚送装置6aに向かって下り傾斜する回収樋19を
構成している。このため、パチンコ機2で使用されて排
出された使用済玉、玉返却装置4から返却された返却
玉、及び上部タンク21から還流された還流玉は、一旦
玉貯留タンク22a,22bに貯留された後、回収樋1
9によって玉揚送装置6aに導かれ、以後、上述したよ
うに、玉揚送装置6aにより揚送研磨された研磨済の玉
が上部タンク21の底面両端部から各補給樋13に流出
され、その後、分離器15によって各パチンコ機2の背
面上部に設けられた周知の賞品玉タンク及び玉貸機3に
供給されてパチンコ島台1の内部を循環するようになっ
ている。
【0013】パチンコ島台1の概略的な構成は、以上説
明したとおりであるが、本実施形態においては、パチン
コ島台1の天井面を構成する板材が凸板状に形成された
複数のドーム板8から構成され、幕板7が開閉自在に取
り付けられるパチンコ島台1の横桟に対して前記ドーム
板8が着脱自在に装着されるようになっている。また、
ドーム板8にファン装置10が取り付けられるが、その
詳細な構造は、後に詳述する。また、パチンコ島台1の
内部には、パチンコ機2の列設位置の上部にその検知温
度によって前記ファン装置10を駆動制御する温度検知
センサー20が適宜の数設けられている。この温度検知
センサー20の取付位置は、パチンコ機2のコントロー
ル基板の設置位置から上部であればどのような位置であ
っても良い。また、温度検知センサー20とファン装置
10との対応関係は、1対1であっても、複数のセンサ
ー20に対して1個のファン装置10を対応させても良
い。更に、前記補給樋13には、熱線17と該熱線17
を駆動制御する湿度検知センサー18が設けられてい
る。湿度検知センサー18は、樋状に形成される補給樋
13のやや上部に設けられるが、補給樋13の近傍であ
れば、その設置個所は問わない。また、補給樋13の詳
細な構成については、後に詳述する。
【0014】次に、図2乃至図4を参照してファン装置
10について説明する。図2及び図3は、パチンコ島台
1の部分斜視図であり、図4は、ファン装置10の分解
斜視図である。図2において、前述したように、ファン
装置10は、1つのドーム板8に設けられるものである
が、そのドーム板8は、パチンコ島台1の長手方向に沿
って分割された合成樹脂製又は金属製(例えば、アルミ
ニューム薄板)の板材であり、その装着は、パチンコ島
台1最上部の横桟に形成される係合溝23にドーム板8
の両端部を係合させることにより行ったり、あるいは図
3に示すように、前記横桟にドーム板8の両端部を載置
した状態で止め金具24でネジ止め挟持することにより
行う。前者の場合には、ドーム板8を僅かに変形させる
ことにより両端部を係合溝23から外すことによりドー
ム板8を取り外すことができ、後者の場合には、止め金
具20を外すことにより、ドーム板8を簡単に取り外す
ことができる。
【0015】ところで、上記したドーム板8には、ファ
ン装置10を取り付けることができるようになってお
り、これについて図4を参照して説明すると、ドーム板
8のほぼ中央に円形の開口9が開設され、その開口9を
挟んで上部に網状蓋11が下部にファン装置10がビス
12によって共締されることによって構成されている。
このようなファン装置10を装着したドーム板8を適宜
間隔をおいてパチンコ島台1の天井部に装着すれば良
い。この際、ドーム板8が着脱自在に装着され得るの
で、ファン装置10の清掃や点検を簡単に行うことがで
きる。
【0016】次に、図5を参照して補給樋13の構成に
ついて説明する。図5は、補給樋13の斜視図である。
図において、補給樋13は、金属製(アルミニューム
製)の底面盤の側足部に適宜長さの側壁板14(これは
プラスチック製であるが熱伝導率を考慮してアルミニュ
ーム製としてもよい)を取り付けて構成されるものであ
るが、その取付は、底面盤の側足部に突設される挿入溝
13aに側壁板14の下部を嵌入した状態で側壁板14
の上端と挿入溝13aの外側下部とに係合する装飾補助
具14aを装着することにより行われる。なお、前記分
離器15も挿入溝13aに挿入されて支持される。ま
た、補給樋13の底面盤の裏面には、熱線17を嵌着す
るための熱線嵌着溝16が長さ方向に沿って適宜間隔で
一体的に形成され、その熱線嵌着溝16にニクロム線等
からなる熱線17が嵌着される。これによって熱線17
が補給樋13の長さ方向に玉の流下に邪魔とならないよ
うに引き通される。なお、熱線嵌着溝16に装着される
熱線17に代えて、熱線が絶縁物質によって被覆された
プリント熱線を補給樋13の底面盤裏面に貼付して加熱
手段としても良い。
【0017】上記のように構成されるパチンコ島台1に
設けられる温度検知センサー20とファン装置10との
関係及び湿度検知センサー18と熱線17との関係につ
いて図7及び図8を参照して説明する。図7は、温度検
知センサー20とファン装置10との関係及び湿度検知
センサー18と熱線17との関係を示す一覧表図、図8
は、図示しない制御手段によって制御される動作を示す
フロー図である。図7において、ファン装置10は、そ
の強さが複数段階に切換可能に構成され、各段階の強さ
は、温度検知センサー20の検知する温度に依存してい
る。例えば、検知した温度が25℃未満の場合には、O
FF状態であり、25℃以上40℃未満で弱の強さであ
り、40℃以上70℃未満で中の強さであり、70℃以
上90℃未満で強の強さであり、90℃以上の場合に
は、強を維持すると共に点滅信号で報知(報知先は、例
えばパチンコ島台に設けられるトップランプや管理室)
する。一方、湿度検知センサー18と熱線17との関係
は、湿度検知センサー18の検知した相対湿度が所定値
(図示の場合には、70%)を超えるときに結露し易い
ので、熱線17をONとして、70%以下のとき熱線1
7をOFFとするものである。もちろん、この所定値の
設定は、自由に行うことができる。
【0018】上記した一覧表図に基づいて実際に駆動制
御手段によって制御される動作を図8を参照して説明す
ると、ステップ10で遊技場の店員等が前夜設定したタ
イマーの設定時刻になったか否かを判定する。この設定
時刻は、例えば、開店1時間前の時刻を設定すれば十分
である。何故なら、結露等が生じていてもそれらを解消
するために30分程度あれば良いからである。しかし
て、タイマーによって設定した時刻が経過したときに
は、ステップ12で元電源がセットされ、その後、ステ
ップ14で温度検知センサー20及び湿度検知センサー
18をONし、ステップ16で温度検知センサー20で
検知している温度、湿度検知センサー18で検知してい
る相対湿度を読み込む。
【0019】その後、ステップ18で温度検知センサー
20で検知している温度が25℃未満であるか否かが判
別され、未満であるときには、ステップ20でファン装
置10を駆動することなくOFF状態として後述するス
テップ44に進み、25℃未満ではないと判別されたと
きには、ステップ22で25℃以上40℃未満か否か判
別され、その間の温度であると判別されたときには、ス
テップ24でファン装置10を弱状態でONにしてステ
ップ44に進む。また、ステップ22で40℃未満では
ないと判別されたときには、ステップ26で40℃以上
70℃未満か否か判別され、その間の温度であると判別
されたときには、ステップ28でファン装置10を中状
態でONにしてステップ44に進む。更に、ステップ2
6で70℃未満ではないと判別されたときには、ステッ
プ30で70℃以上90℃未満か否か判別され、その間
の温度であると判別されたときには、ステップ32でフ
ァン装置10を強状態でONにしてステップ44に進
む。このように、本実施形態においては、温度検知セン
サー20で検知した温度の高低に応じてファン装置10
の強弱を制御するように構成しているので、きめ細かな
調節を行うことができる。もちろん、1つの温度を決め
て、その温度よりも高い場合にだけファン装置10をO
Nし、低い場合には、OFFとするように制御しても良
い。
【0020】また、温度検知センサー20の検知した温
度が90℃以上であるとステップ30で判別されると、
ステップ34で点滅信号の出力が導出され、ステップ3
6で熱線17がOFFとされ、また、ステップ38でフ
ァン装置10を強状態でONにする。そして、そのよう
な状態がステップ40で店員等の手動操作によって操作
される解除スイッチ40がONされたと判別されるまで
継続される。なお、解除スイッチ40がONされるまで
は、当該パチンコ島台1での営業を中止することが望ま
しい。しかして、ステップ40で解除スイッチがONさ
れたと判別されると、ステップ42で点滅信号の出力が
OFFとされて前記ステップ16に戻って以後の動作を
行う。このように危険温度以上になると報知手段で報知
するように構成されているので、営業中に失火等の危険
な状態となることを未然に防止することができる。
【0021】ところで、上記のように温度検知センサー
20による制御に引き続いて、ステップ44では、ステ
ップ16で読み込まれた相対湿度が70%以下か否かが
判別される。相対湿度が70%以下であると判別された
ときには、ステップ46で熱線17がOFFとされ、7
0%を超えると判別されたときには、ステップ48で熱
線17がONとされる。次いで、ステップ50で閉店時
間か否かが判別され、閉店時間でなければ、前記ステッ
プ16に戻り、ステップ16〜50の処理を繰り返す。
また、閉店時間であると判別されたとき(タイマーで時
刻を計時して判別しても良いし、元電源をリセットして
も良い)には、ステップ52で熱線17をOFFとし、
ステップ54でファン装置10をOFFとした後、ステ
ップ56で温度検知センサー20及び湿度検知センサー
18をOFFとして制御を終了する。
【0022】以上、説明したように、本実施形態におい
ては、列設される複数のパチンコ機2から排出された使
用済玉を、回収樋19,玉揚送装置6a,及び補給樋1
3等を介して循環使用するように構成されたパチンコ島
台1において、該パチンコ島台1の天井面8に、内部の
空気を外部に放出するファン装置10を設けると共に、
パチンコ島台1の上部の適宜位置に温度検知センサー2
0を設け、前記補給樋13に該補給樋13を加熱する熱
線17と湿度検知センサー18を設け、前記温度検知セ
ンサー20の検知した温度によって前記ファン装置10
を駆動制御し、前記湿度検知センサー18によって検知
した湿度によって前記熱線17を駆動制御する駆動制御
手段を設けることにより、パチンコ島台1の内部の温度
及び湿度が自動的に調節され、パチンコ機2のコントロ
ール基板や他の機器の基板等に悪影響を与えることがな
く、また、補給樋13に結露が生じることなく、補給玉
のスムーズな流れを保証することができる。
【0023】また、前記ファン装置10は、その強さが
複数段階に切換可能に構成され、前記駆動制御手段は、
前記温度検知センサー20の検知した温度の高低に基づ
いて前記ファン装置10の強弱を制御するように構成す
ることによって、きめ細かな調節を行うことができる。
【0024】また、前記ファン装置10が設けられる天
井面8は、パチンコ島台1の長さ方向に対して分割した
板材8によって構成され、この板材8の1つに前記ファ
ン装置10を固着すると共に各板材8をパチンコ島台1
に対して着脱自在に設けることにより、ファン装置10
の清掃や点検等を簡単に行うことができる。
【0025】更に、前記加熱手段は、前記補給樋13の
裏面に引き通された熱線17とすることにより、補給樋
13上の玉の流れを阻害することなく、また、玉の流下
する個所の結露を早急に解消することができる点で有利
である。
【0026】なお、上記した実施形態では、温度検知セ
ンサー20でファン装置10のみを制御し、湿度検知セ
ンサー18で熱線17のみを制御するようにしたが、こ
のように制御しても、例えば、熱線17のONによりパ
チンコ島台1内部の温度が上昇しても、その上昇した温
度を温度検知センサー20で検知してファン装置10を
駆動制御するので、結果的にパチンコ島台1内部の環境
をトータル的にしかも自動的に制御することができる。
【0027】また、図1に示すように、玉揚送装置収納
ボックス6で分断される左右のパチンコ島台1の天井面
8に1個ずつのファン装置10を設けたが、各パチンコ
島台に複数のファン装置10及び複数の温度検知センサ
ー20(例えば、数台のパチンコ機2に対して1個の割
合、又は1つのパチンコ機2に対して1個)を設け、こ
れらをそれぞれに対応する温度検知センサー20毎に制
御しても良いし、複数の温度検知センサーのうち少なく
とも1つが所定の温度を検知したときに、複数のファン
装置10を同時に駆動制御しても良い。
【0028】更に、ファン装置10からパチンコ島台1
の外部に吹き出された暖気をそのまま遊技場の中に放出
するようにしても良いが、遊技場のエアーコンディショ
ンを考慮してファン装置10の上部にダクト管を接続し
ても良い。
【0029】また、上記した実施形態では、湿度検知セ
ンサー18によって駆動される熱線17を補給樋13だ
けに設けたものを示したが、玉が流下する樋状部分や玉
が貯留される貯留タンク部分に加熱手段を設け、この加
熱手段を湿度検知センサー18で制御するようにしても
良い。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、列設される複数のパチンコ機か
ら排出された使用済玉を、回収樋,玉揚送装置,及び補
給樋等を介して循環使用するように構成されたパチンコ
島台において、該パチンコ島台の天井面に、内部の空気
を外部に放出するファン装置を設けると共に、パチンコ
島台の上部の適宜位置に温度検知センサーを設け、前記
補給樋に該補給樋を加熱する加熱手段と湿度検知センサ
ーを設け、前記温度検知センサーの検知した温度によっ
て前記ファン装置を駆動制御し、前記湿度検知センサー
によって検知した湿度によって前記加熱手段を駆動制御
する駆動制御手段を設けることにより、パチンコ島台の
内部の温度及び湿度が自動的に調節され、パチンコ機の
コントロール基板や他の機器の基板等に悪影響を与える
ことがなく、また、補給樋に結露が生じることなく、補
給玉のスムーズな流れを保証することができる。
【0031】また、前記ファン装置は、その強さが複数
段階に切換可能に構成され、前記駆動制御手段は、前記
温度検知センサーの検知した温度の高低に基づいて前記
ファン装置の強弱を制御するように構成することによっ
て、きめ細かな調節を行うことができる。
【0032】また、前記ファン装置が設けられる天井面
は、パチンコ島台の長さ方向に対して分割した板材によ
って構成され、この板材の1つに前記ファン装置を固着
すると共に各板材をパチンコ島台1に対して着脱自在に
設けることにより、ファン装置の清掃や点検等を簡単に
行うことができる。
【0033】更に、前記加熱手段は、前記補給樋の裏面
に引き通された熱線とすることにより、補給樋上の玉の
流れを阻害することなく、また、玉の流下する個所の結
露を早急に解消することができる点で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るパチンコ島台を示す斜視図であ
る。
【図2】パチンコ島台の一部を示す斜視図である。
【図3】同じく、パチンコ島台の一部を示す斜視図であ
る。
【図4】ファン装置の分解斜視図である。
【図5】補給樋の斜視図である。
【図6】パチンコ島台の内部の構造を示す一部破断正面
図である。
【図7】温度検知センサーとファン装置との関係及び湿
度検知センサーと熱線との関係を示す一覧表図である。
【図8】図示しない制御手段によって制御される動作を
示すフロー図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台 2 パチンコ機 6 玉揚送装置収納ボックス 6a 玉揚送装置 8 ドーム板(板材) 10 ファン装置 13 補給樋 14 側壁板 15 分離器 16 熱線嵌着溝 17 熱線(加熱手段) 18 湿度検知センサー 19 回収樋 20 温度検知センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列設される複数のパチンコ機から排出さ
    れた使用済玉を、回収樋,玉揚送装置,及び補給樋等を
    介して循環使用するように構成されたパチンコ島台にお
    いて、 該パチンコ島台の天井面に、内部の空気を外部に放出す
    るファン装置を設けると共に、パチンコ島台の適宜位置
    に温度検知センサーを設け、 前記補給樋に該補給樋を加熱する加熱手段と湿度検知セ
    ンサーを設け、 前記温度検知センサーの検知した温度によって前記ファ
    ン装置を駆動制御し、前記湿度検知センサーによって検
    知した湿度によって前記加熱手段を駆動制御する駆動制
    御手段を設けたことを特徴とするパチンコ島台。
  2. 【請求項2】 前記ファン装置は、その強さが複数段階
    に切換可能に構成され、 前記駆動制御手段は、前記温度検知センサーの検知した
    温度の高低に基づいて前記ファン装置の強弱を制御する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ島
    台。
  3. 【請求項3】 前記ファン装置が設けられる天井面は、
    パチンコ島台の長さ方向に対して分割した板材によって
    構成され、この板材の1つに前記ファン装置を固着する
    と共に各板材をパチンコ島台に対して着脱自在に設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ
    島台。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は、前記補給樋の裏面に引
    き通された熱線であることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載のパチンコ島台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153603A (ja) * 2000-11-16 2002-05-28 Heiwa Corp 遊技機

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