JP3925437B2 - パチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置 - Google Patents

パチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のパチンコ機を列設すると共に、玉を揚送する還元機と、該還元機によって揚送された玉を前記複数のパチンコ機に補給する補給樋と、前記複数のパチンコ機から排出された玉を前記還元機に向けて回収する回収樋と、所定量の玉を貯留する貯留タンクと、を備えたパチンコ島台が複数配列されたパチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ島台に設けられる還元機やパチンコ機をディスプレイ上に図形表示して、還元機のトラブルやパチンコ機の補給状況を表示するようにした管理装置は、例えば、特公平6−32684号に開示されている。しかして、この管理装置に表示される図形は、還元機の異常やパチンコ機の稼働状況を色で表示するだけであり、実際に、パチンコ島台の内部で玉がどのような状況で移動し貯留されているのかを表示するものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、上記した従来の管理装置では、異常箇所がわかるにしても、異常が発生することを事前に予測することはできないという欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、パチンコ島台における玉の稼働状況をリアルタイムに知ることができ、それによって異常の発生を事前に予測することが可能なパチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明の採用した具体的な手段について図面を参照して説明する。請求項1の発明においては、図1,図2,図5及び図6に示すように、複数のパチンコ機2を列設すると共に、玉を揚送する還元機4と、該還元機4によって揚送された玉を前記複数のパチンコ機2に補給する補給樋6と、前記複数のパチンコ機2から排出された玉を前記還元機4に向けて回収する回収樋14と、所定量の玉を貯留する貯留タンク15,17と、を備えたパチンコ島台1が複数配列されたパチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置において、前記パチンコ島台1には、遊技客に賞球として排出した玉を返却する玉返却装置21と、前記貯留タンク15,17に貯留される上限玉量を検出する玉量センサー18と、を設け、前記稼働状況監視管理装置には、前記玉返却装置21及び前記玉量センサー18を配線で接続すると共に、前記玉量センサー18によって前記上限玉量が検出されているにも係わらず前記玉返却装置21が停止しない状態を前記玉返却装置21の制御異常とし、該制御異常に対応する異常表示画面130を表示するモニター装置を接続することを特徴とするものである。
【0005】
上記のように構成することにより、各パチンコ島台1に貯留される玉量や玉返却装置21の駆動状況をリアルタイムに理解することができ、玉返却装置21が正常に稼働しているか否かを理解することができる。
【0006】
また、請求項2の発明においては、図1及び図2に示すように、前記モニター装置Aには、少なくとも、パチンコ遊技場に配列される複数のパチンコ島台1を表示する島台画像41a〜41eと、前記玉量センサー16,18の検出出力に基づいて各パチンコ島台1に貯留される玉量を表示する玉量画像46a〜46eと、前記玉返却装置21に対応する玉返却装置画像42a〜42eと、が表示されるメイン画面40を、前記異常表示画面130に切り替えて表示することを特徴とするものである。
【0007】
上記のように構成することにより、各パチンコ島台1に貯留される玉量や移送装置28の駆動状況をリアルタイムに理解することができる。
【0008】
また、請求項3の発明においては、図2及び図4に示すように、前記稼働状況監視管理装置には、前記玉返却装置21を自動制御する自動制御手段と独立して手動的に操作し得る手動制御手段を有し、該手動制御手段が操作されたときに、当該手動制御手段によって制御されているパチンコ島台1の前記メイン画面40の島台画像に手動操作中である旨を表示することを特徴とするものである。
【0009】
上記のように構成することにより、個々のパチンコ島台1の玉返却装置21を独立して手動操作できることにより、自動制御だけで対応できない状況に対して迅速に対応することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係るパチンコ島台1の構成について説明する。図1は、パチンコ島台1の内部構造を示す概略図である。
【0011】
図1において、パチンコ島台1は、周知のように、複数のパチンコ機2と台間玉貸機3とを交互に横方向に列設すると共に、パチンコ島台1の中央に立設され且つ玉を揚送する還元機4と、該還元機4によって揚送された玉を前記複数のパチンコ機2に補給する補給樋6と、前記複数のパチンコ機2から排出された玉を前記還元機4に向けて回収する回収樋14と、所定量の玉を貯留する貯留タンク15,17と、を備えて構成されるものである。また、図示のパチンコ島台1の中程には、前記玉貸機3から投入された紙幣や硬貨を島端に運搬するための紙幣・硬貨搬送装置26が設けられている。
【0012】
より詳細に説明すると、玉を研磨しながら揚送する還元機4は、図示の実施形態の場合、モータによって周回する革ベルトと該革ベルトと対面して設けられる研磨布との摩擦力によって下部の玉入口から複数列状に取り込んだ玉を上部に揚送するものである。また、還元機4の上部出口には、揚送された玉を検出するための還元機センサー24が各列に対応して設けられ、この還元機センサー24によって単位時間当りの玉の揚送個数や揚送状況の適否等を検出することができるようになっている。また、前記研磨布を自動的に巻き取る研磨布巻取装置27がその一側側面に取り付けられている。なお、還元機4には、還元機センサー24以外の計測機器(例えば、モータの回転数を計測するタコメータ等)を付設しても良い。
【0013】
前記還元機4によって揚送された玉は、一時的に上部タンク5に貯留され、その後、該上部タンク5の底面から島台端部に向けて傾斜状に設けられる補給樋6に補給される。補給樋6には、その底面に補給樋6を暖めるための熱線7が敷設されており、また、パチンコ島台1の内部の湿度を計測する湿度センサー8や、内部の温度を計測する温度センサー9bがその近傍に配置されている。なお、温度センサー9bは、列設されるパチンコ機2よりやや上部に配置されているが、パチンコ機2の背面位置にも温度センサー9aが設けられ、パチンコ島台1の内部の複数箇所に配置されている。また、湿度センサー8及び温度センサー9a,9bの数は、任意に設定すれば良い。
【0014】
また、補給樋6には、各パチンコ機2及び台間玉貸機3に対応するように分離器10が設けられ、補給樋6を流下する玉を分離器10で分離させ、各パチンコ機2及び台間玉貸機3に供給している。分離器10で分離された玉は、パチンコ機2の背面上部の賞球タンクに供給されるが、賞球タンクを含むパチンコ機2は、パチンコ島台1に対して開閉動作されるので、その開閉動作時に分離器10から分離して誘導した玉が落下しないように接続器11が設けられている。なお、分離器10及び接続器11には、玉の流下を検出するセンサー(図示しない)が付設されており、玉の正確な供給動作の検出と不要な落下動作とを検出するようになっている。
【0015】
更に、補給樋6の流下端には、玉抜きストッパー装置12が設けられる。この玉抜きストッパー装置12は、前記した分離器10の構造の一部を利用しており、屈曲状に形成されて玉を一列に整列して流下させる玉流路の底面に電気的駆動源であるソレノイドによって制御されるストッパーを突入退避し得るように構成されるものである。そして、ストッパーが退避したときには、玉抜管13を介して玉を後述する回収樋14に向けて落下せしめるものである。しかして、この玉抜きストッパー装置12は、通常の営業時において、玉を流下させないようにストッパーが玉を堰止めているが、開店前の馴らし運転時に、ストッパーを退避させて玉を流下せしめ、それと同時に前記還元機4を駆動して玉を補給樋6、玉抜管13、回収樋14、還元機4というように循環せしめ、その玉の循環中に前記熱線7や後述するベンチレーションファン23を前記湿度センサー8及び温度センサー9a,9bの測定値に基づいて制御しながらパチンコ島台1の内部の温度や湿気等のコンディションを整えるものである。つまり、玉抜きストッパー装置12は、主として開店前のベンチレーションシステム制御時に使用されるものである。
【0016】
一方、パチンコ島台1の下部空間には、島台端部から前記還元機4に向けて下り傾斜する回収樋14が敷設され、その下流側の一部がメインタンク15内を貫通しており、その上流側の一部がサブタンク17内を貫通している。メインタンク15及びサブタンク17は、そのパチンコ島台1で使用する多量の玉を貯留しておくものであり、それぞれ貯留される玉量を検出する玉量センサー16,18が水平方向に複数配置されている。この玉量センサー16,18によって検出された玉量は、パチンコ島台1の島端上部側面に設けられる玉量表示器32に表示されるようになっていると共に、後述するモニター装置Aにも表示されるようになっている。
【0017】
しかして、各パチンコ機2から排出された玉及びパチンコ島台1の端部外側に配置される玉返却装置21から返却された玉は、回収樋14を介して優先的に還元機4に供給されるが、遊技客に対して賞球として排出する玉が少なくなると余剰の玉が発生し、その余剰の玉は、まず、メインタンク15に貯留される。そして、メインタンク15が満杯となったときには、サブタンク17の下流側の回収樋14に設けられるストッパー装置20を作動させて玉返却装置21から返却される玉を強制的に上流側のサブタンク17に貯留する。そして、サブタンク17が満タンとなったときには、玉返却装置21の返却口を閉塞して玉の返却を受けつけないようにしている。
【0018】
逆に、玉返却装置21を介して返却される玉が少なく且つ遊技客に賞球として排出する玉が多くなったときには、まず、ストッパー装置20を開放してサブタンク17に貯留されていた玉をミニ還元機19を介して回収樋14に揚送してサブタンク17に貯留されている玉を優先的に消費し、それでも不足する場合には、メインタンク15に貯留されている玉を消費するようにしている。なお、サブタンク17の満タンが解消されても直ちに玉返却装置21の返却口が開放されるのではなく、所定時間(例えば、10分;この時間は調節し得るようにしておけば良い)経過した後に開放するようにすることが望ましい。これによって玉返却装置21の返却口の開閉を煩雑に行わないようにすることができる。
【0019】
なお、メインタンク15の側面には、除湿剤が入れられた除湿タンク22が設けられており、その除湿タンク22に水位センサー(図示しない)を設けることにより、除湿タンク22の除湿剤の交換時期を知ることができる。また、メインタンク15と前記上部タンク5とは、図示しない還流樋で接続されており、上部タンク5から溢れた玉をメインタンク15の上流側に導くようになっている。
【0020】
また、パチンコ島台1の天井面には、パチンコ島台1の内部の空気を強制的に外部に排出するベンチレーションファン23が複数個設けられている。このベンチレーションファン23は、前記湿度センサー8及び温度センサー9a,9bの計測値に基づいて駆動されるものであるが、ベンチレーションファン23と湿度センサー8及び温度センサー9a,9bとの対応関係は、1対1でも、1対複数でも、複数対複数でもよい。
【0021】
また、図示のパチンコ島台1においては、前記補給樋6の上流側に隣接するパチンコ島台に余剰の玉を移送する移送装置28が接続されている。この移送装置28は、補給樋6からの玉を取り込む取込部29と該取込部29から取り込んだ玉を強制的に移動せしめるための移送モータ30と、該移送モータ30によって強制的に移動せしめられる玉を隣接するパチンコ島台の上部タンクに供給する移送管31とから構成されるものである。そして、移送管31によって移送される移送玉は、移送センサー34によって検出され、例えば、単位時間当りの移送玉量を計測したり、移送管31での玉詰まり等を検出するために使用されるものである。
【0022】
更に、パチンコ島台1に設けられる上記した還元機4、熱線7、玉抜きストッパー装置12、ミニ還元機19、ストッパー装置20、玉返却装置21、ベンチレーションファン23、紙幣・硬貨搬送装置26、研磨布巻取装置27、及び移送装置28等の機器や、湿度センサー8、温度センサー9a,9b、玉量センサー16,18、除湿タンク22に設けられる水位センサー、還元機センサー24、及び移送センサー34等の各種のセンサーは、パチンコ遊技場の図示しない管理室に設置されるコンピュータからなる稼働状況監視管理装置と配線によって接続されている。このため、これらの配線及びその他パチンコ島台1に設置される機器の配線を整理して収納するためにパチンコ島台1の中程やや上部には、配線設置部材25が水平方向に設置されている。また、パチンコ島台1の島端上部にパチンコ機2で特賞状態が発生したときやトラブルが発生したとき等に点灯するトップランプ33が設けられている。
【0023】
ところで、パチンコ島台1に設けられる機器やセンサーと接続される稼働状況監視管理装置には、図2に示されるモニター装置Aも配線で接続される。このモニター装置Aは、表示される画像を指定することにより制御信号が導出される機能を有するものであり、例えば、操作者が画像に触ることにより制御信号を導出するタッチパネル式モニター装置Aや、マウスを使用して画像を指定することにより制御信号を導出するウインドーズ形式のモニター装置Aであってもよい。図示の場合には、タッチパネル式モニター装置A(以下、単にモニター装置Aという)を示している。なお、稼働状況監視管理装置のマイクロコンピュータには、パチンコ島台1に設けられる前記機器を自動制御するプログラムと独立して個々に制御するプログラムとが搭載されている。
【0024】
しかして、このモニター装置Aに表示される画面について図2乃至図5を参照して説明する。図2は、当初に表示されるメイン画面40の正面図であり、図3は、ベンチレーションシステム画面60の正面図であり、図4は、単位島画面90の正面図であり、図5は、異常表示画面130の正面図である。まず、メイン画面40について説明する。
【0025】
図2において、メイン画面40には、パチンコ遊技場の配列される複数のパチンコ島台1を表示するパチンコ島台画像41a〜41e(トップランプ33の画像を含む)が表示され、そのパチンコ島台画像41a〜41eの内部に玉返却装置画像42a〜42eが表示され、各パチンコ島台画像41a〜41eの上部間に差し渡されるアーチ移送管画像43a〜43dが表示され、該アーチ移送管画像43a〜43dの内側左右に移送モータ画像44a〜44hが表示され、各パチンコ島台画像41a〜41eの上部に前記アーチ移送管画像43a〜43dで移送されている単位時間当りの搬送個数を表示するアーチ移送量表示画像45a〜45dが表示され、各パチンコ島台画像41a〜41eの側方に貯留される玉量を表示する玉量表示画像46a〜46eが表示され、各パチンコ島台画像41a〜41eの下部にそれぞれのパチンコ島台1に内蔵される還元機4によって揚送される単位時間当りの搬送個数を表示する還元機揚送量表示画像47a〜47eが表示されている。
【0026】
上記の各画像のうち、玉返却装置21の返却口が閉じている状態のときには、その閉じている玉返却装置21に対応する玉返却装置画像42a,42dを所定の色で表示することにより一目で分かり、その時に玉量表示画像46a,46dを見れば、貯留量が満杯であることが理解でき、逆に玉返却装置画像42a〜42eと玉量表示画像46a〜46eの対応関係が上記のように対応してなければ、玉返却装置21又は玉量センサー16,18のいずれかに異常があることが理解できる。また、アーチ移送管画像43a〜43dには、移送される玉の方向が表示され、その方向と移送モータ画像44a〜44hの回転駆動表示(矢印)と玉量表示画像46a〜46eとの対応関係を見ることにより、移送装置28が正常に稼働しているか否かを理解することができる。更に、アーチ移送量表示画像45a〜45d及び還元機揚送量表示画像47a〜47eに表示される値を見ることにより、移送装置28及び還元機4の能力が正常に発揮されているか否かを理解することができる。
【0027】
つまり、本実施形態においては、各パチンコ島台1に貯留される玉量や還元機4の駆動状況、及び移送装置28の駆動状況をリアルタイムに理解することができるので、それらの状況が通常の状況と比べて異なる挙動を示したときには、そのまま放置すれば異常が発生することを予測することができるため、予測される異常に対する対応策を事前にとることができる。
【0028】
また、メイン画面40には、上記した画像以外に、手動運転中である旨を表示する手動運転表示画像48、異常が発生した旨を表示する異常発生表示画面49、自動制御か手動制御かを選択する自動制御選択画像50、ベンチレーションシステムの自動制御か手動制御かを選択するベンチレーションシステム選択画像51、還元機4を駆動を選択する還元機選択画像52、及びパチンコ機2の電源を投入を選択するパチンコ機選択画像53が表示されるようになっている。なお、上記の選択は、すべて全島台を対象とする選択であり、個々の島台に対する選択は、後述するように、選択すべきパチンコ島台1に対応するパチンコ島台画像41a〜41eにタッチすることにより、単位島画像90を呼び出すことにより行うことができる。また、各選択画像が選択されたときの動作については、後に説明する。
【0029】
次に、上記したベンチレーションシステム選択画像51のうち、ベンチレーションシステム設定変更画像51cがタッチされたときに表示されるベンチレーションシステム画面60について、図3を参照して説明する。図3において、ベンチレーションシステム画面60は、ベンチレーション関連機器の設定を示す設定画像部と、ベンチレーション関連機器を手動操作する手動モード画像85とに分かれる。
【0030】
しかして、設定画像部として、開店時刻や閉店時刻を設定する時刻設定画像79と湿度を設定する湿度設定画像80とを有する設定モード画像86と、開店時刻を表示する開店時刻画像62と、開店時刻を設定することによって自動的に設定されるシステム始動時刻を表示する始動時刻画像61と、閉店時刻を表示する閉店時刻画像63と、設定された湿度を表示する設定湿度画像64と、前記湿度センサー8が計測した湿度を表示する湿度画像65と、運転モードを選択するための自動モード画像66、手動モード画像67、試験(テスト)モード画像68と、各動作であることを表示する準備表示画像69、始動表示画像70、待機表示画像71と、異常が発生したことを表示する警報表示画像72と、設定モード画像86によって設定された数値を確定又は取り消す際に操作する決定画像82及び取消画像83と、ベンチレーションシステムに異常が生じたときに操作する非常停止画像84と、メイン画面40に復帰する際に操作する戻る画像81と、が表示されている。
【0031】
また、上記した手動モード画像67が操作選択されているときに操作し得る手動モード画像85には、玉抜きストッパー装置12のON・OFF画像73,74と、熱線7のON・OFF画像75,76と、ベンチレーションファンのON・OFF画像77,78と、が表示されている。これらの操作時における作用については、後に詳述する。
【0032】
上記のように、モニター装置Aには、ベンチレーションシステムを自動制御する自動制御手段と手動制御する手動制御手段のいずれかを選択するベンチレーションシステム選択画像51と、手動制御手段が選択されたときに個々の装置の駆動を選択的に操作し得る手動モード表示画像85と、を表示し得るようにしたので、稼働状況を監視管理するモニター装置Aを利用してパチンコ島台1内部の温度や湿気等のコンディションを自動的又は手動的に調整できるものである。
【0033】
次に、メイン画像40において、選択すべきパチンコ島台1に対応するパチンコ島台画像41a〜41eにタッチすることにより呼び出される単位島画面90について図4を参照して説明する。単位島画面90には、タッチ選択されたパチンコ島台1を表示するパチンコ島台画像91が表示され、そのパチンコ島台画像91の外側に玉返却装置画像92が表示され、他のパチンコ島台画像の間に差し渡されるアーチ移送管画像93a,93bが表示され、該アーチ移送管画像93a,93bの内側左右に移送モータ画像94a,94bが表示され、アーチ移送管画像93a,93bの下部に前記アーチ移送管画像93a,93bで移送されている単位時間当りの搬送個数を表示するアーチ移送量表示画像95a,95bが表示され、パチンコ島台画像91の内部に貯留される玉量を表示する玉量表示画像96が表示され、パチンコ島台画像90の下部に還元機4によって揚送される単位時間当りの搬送個数を表示する還元機揚送量表示画像97が表示される。更に、単位島画面90の下部には、メインタンク15に対応するメインタンク画像99とサブタンク17に対応するサブタンク画像101とミニ還元機19に対応するミニ還元機画像103とストッパー装置20に対応するストッパー装置画像104とが表示され、メインタンク画像99及びサブタンク画像101の内部には、玉量表示画像100,102がそれぞれ表示され、更に、ミニ還元機画像103の上部にミニ還元機19の単位時間当りの揚送量を表示するミニ還元機揚送量表示画像98が表示されている。
【0034】
単位島画面90には、上記した画像以外に、玉の循環システムを手動制御する際にタッチ操作し得る手動モード画像105が表示されるようになっている。手動モード画像105内には、還元機4をON・OFFする画像106,107、アーチ移送装置28をON・OFFする画像108,109、ミニ還元機19をON・OFFする画像110,111、ストッパー装置20をON・OFFする画像112,113、自動制御モードに戻るための画像114、パチンコ機2の電源をON・OFFするための画像115,116、パチンコ機2の施錠を一斉に解除するための画像117、布ベルト自動巻取装置27(研磨布巻取装置)を駆動するための画像118、玉返却装置21の返却口を停止するための画像119、その返却口を開放するための画像120、及び満タン解除後に返却口を開放するまでの時間を設定するための画像121、ベンチレーションシステムを手動で制御するための画像122が含まれている。なお、これらの画像によって手動制御されるのは、当然のことながら、当該単位島画面90に表示されているパチンコ島台1に対してのみ有効となるものである。また、ベンチレーション手動画像122をタッチ操作したときには、前記図3と同じベンチレーションシステム画面60が表示されるが、そのシステム画面60は、これまた当然のことながら、当該単位島画面90に表示されているパチンコ島台1に対してのみ対応するものである。なお、単位島画面90に対する制御の説明も後に詳述する。更に、単位島画面90には、メイン画面40に戻るための戻る画像123も表示されるようになっている。
【0035】
次に、異常が生じたときに表示される異常表示画面130について図5を参照して説明する。異常状態が発生するとモニター装置Aには、図5に示す異常表示画面130が表示される。異常表示画面130には、遊技場に設置される複数のパチンコ島台とカウンター等の遊技場の平面図が概略的に表示される遊技場画像131と、異常を生じた島台の異常箇所を表示する単一島台異常箇所表示画像132と、が表示され、前記遊技場画像131に表示されるパチンコ島台のうち、異常が生じた島台が色を変えて表示され、その色を変えて表示される島台の異常が生じた箇所を単一島台異常箇所表示画像132でも色を変えたり点滅させたりして表示するようになっている。
【0036】
なお、図5においては、玉詰まり異常についての画像を示したが、例えば、図6及び図7に示す各種の異常に対して、適切な画像を表示して、その異常の種類及び対処の仕方を画面表示しても良い。また、異常状態となったときには、図示しないが、パチンコ島台1の端部の装飾飾り枠に液晶表示器を設けて異常表示画面130と同一の画面を表示したり、あるいはパチンコ島台1の上部に異常種類報知信号を発信する発信機を設け、その発信機からの信号を受ける受信機(例えば、ポケットベルタイプのもの)を遊技場の店員に持たせるようにして、異常に対して迅速に対処し得るようにしても良い。更に、図8に示すように、異常状態となったときに、その信号を公衆回線等を利用してメンテナンス会社のコンピュータBに送信し、メンテナンス会社のコンピュータBに異常データの履歴を蓄積することにより、各種の機器の状況を常日頃把握できるので、異常状態が発生したときでもメンテナンス会社のコンピュータBのデータ画面140を確認することにより、その異常状態に対して極めて迅速に対応することができる。
【0037】
次に、図9乃至図25を参照してモニター装置Aにおける操作に基づく動作について説明する。まず、図9及び図10を参照してメイン画面40における制御動作について説明する。図9及び図10は、画面制御のメインルーチンを示すフロー図である。図9において、稼働状況監視管理装置の電源を投入し且つモニター装置Aの電源を投入すると、ステップ2で全島のデータを抽出し、ステップ4で画面表示を行う。ステップ4の画面表示は、メイン画面の表示である。次いで、図10に示すように、ステップ6で画面上タッチがあると判断されるまで、ステップ20の異常信号の導出を監視するが、画面上タッチがあると判別された場合には、以下のステップ8〜18でそのタッチ操作が何のタッチ操作であったか否かが判別される。ステップ8で自動制御画像50へのタッチであると判別された場合には、ステップ30で自動制御画面制御サブルーチンを実行し、ステップ10でベンチレーションシステム画像51へのタッチであると判別されたときには、ステップ50でベンチレーションシステム画面制御サブルーチンを実行し、ステップ12で還元機画像52へのタッチであると判別されたときには、ステップ130で還元機画面制御サブルーチンを実行し、ステップ14でパチンコ機画面53へのタッチであると判別されたときには、ステップ140でパチンコ機画面制御サブルーチンが実行され、ステップ16でパチンコ島台画像41a〜41eのうちの任意の第n島へのタッチであると判別されたときには、ステップ18でその第n島のデータを抽出した後、ステップ150で島画面制御サブルーチンを実行する。なお、ステップ20では、異常信号があるか否かが判別され、異常信号があれば、ステップ220の異常画面制御サブルーチンを実行するものである。
【0038】
上記したメインルーチンにしたがって画面制御が行われるのであるが、以下、各サブルーチンについて説明する。まず、図11を参照してステップ30の自動制御画面制御サブルーチンについて説明する。ステップ31で全島自動制御OFF画像50bへのタッチがあるか否かが判別され、あると判別されたときには、ステップ32で全島自動制御OFF画像を点灯表示し、ステップ33で全島の玉返却装置の返却口(以下、シャッターという)を閉じ、ステップ34で全島の還元機を停止し、ステップ35で全島還元機OFF画像52bを点灯表示し、ステップ36で全島のパチンコ機の電源を切り、ステップ37で全島パチンコ機電源OFF画像53bを点灯表示し、ステップ38で全島自動制御を停止する。
【0039】
一方、ステップ31で「NO」と判別された場合には、ステップ39ですでに全島自動制御作動しているか否かが判別され、すでにしていれば以下の処理を行うことなくサブルーチンを終了し、未だしていない場合には、ステップ40で手動運転中画像48を消灯表示し、ステップ41で全島自動制御ON画像50aを点灯表示し、ステップ42で全島の還元機4を始動し、ステップ43で全島のシャッターを開き、ステップ44で全島還元機ON画像52aを点灯表示し、ステップ45で全島のパチンコ機電源を投入し、ステップ46で全島パチンコ機電源ON画像53aを点灯表示し、ステップ47で全島自動制御を始動する。
【0040】
次に、ステップ50のベンチレーションシステム画面制御サブルーチンについて図12乃至図18を参照して説明する。ステップ51で全島システムOFF画像51bへのタッチがあるか否かが判別され、タッチがあれば、ステップ52で全島のベンチレーションシステム制御が停止され、ステップ53で全島ベンチレーションシステムOFF画像51bが点灯表示される。一方、ステップ51で「NO」と判別された場合には、ステップ54で全島ベンチレーションシステムON画像51aがタッチされたか否かが判別され、タッチされていればステップ55で全島のベンチレーションシステムの自動制御が始動され、ステップ56で全島ベンチレーションシステムON画像51aが点灯表示される。更に、前記ステップ54で「NO」と判別されたときには、ステップ57で全島ベンチレーションシステム変更設定画像51cがタッチされたか否かが判別され、タッチされていれば、ステップ58で図13に示すベンチレーション設定画面制御サブルーチンが実行される。
【0041】
ステップ58のベンチレーション設定画面制御サブルーチンは、図13に示すように、ステップ59でベンチレーション画面処理を実行する。この処理は、モニター装置Aに図3に示すベンチレーションシステム画面90を表示する処理である。次いで、ステップ60で運転モードの試験モード画像68にタッチしたか否か、ステップ61で自動モード画像66にタッチしたか否か、ステップ62で手動モード画像67にタッチしたか否か、ステップ63で設定モード画像86にタッチしたか否か、ステップ64で戻る画像81にタッチしたか否かが順次判別される。そして、それぞれのステップ60〜63で「YES」と判別された場合には、ステップ70の試験制御サブルーチン、ステップ80で自動運転制御サブルーチン、ステップ90の手動制御サブルーチン、ステップ120の設定制御サブルーチンが実行される。
【0042】
ステップ70の試験制御サブルーチンは、図14に示すように、ステップ71で運転モード試験画像68を点灯表示し、ステップ72で全島のベンチレーションシステムの運転モードを試験に設定し試験運転を実行してサブルーチンを終了する。
【0043】
ステップ80の自動運転制御サブルーチンは、図15に示すように、ステップ81で全島のベンチレーションシステム運転モードを自動に設定して自動制御を行い、ステップ82で運転モードの自動モード画像66を点灯表示し、ステップ83でメイン画面の全島ベンチレーションシステムON画像51aを点灯表示してサブルーチンを終了する。
【0044】
ステップ90の手動制御サブルーチンは、図16及び図17に示すように、ステップ91〜108で手動モード画像85のそれぞれの画像73〜78にタッチしたか否かを判別してタッチしていれば、それぞれの画像を点灯表示すると共にそれぞれの機器をON又はOFFとし、ステップ109で運転モードの手動モード画像67を点灯表示し、ステップ110でメイン画面40の全島ベンチレーションOFF画像51bと手動運転中48とを点灯表示する。また、ステップ111で決定画像82にタッチしたか否かが判別され、タッチしたときには、サブルーチンは終了する。
【0045】
ステップ120の設定制御サブルーチンは、図18に示すように、ステップ121〜127で時刻・湿度をすべてリセットして、その後時刻設定画像79を操作する毎に設定対象時刻が切り替わると共にキーボードで時刻を設定し、同様に湿度設定画像80を操作した後にキーボードで湿度を設定し、それぞれの設定が終了した後には、ステップ129で決定画像82をタッチすることによりサブルーチンが終了する。
【0046】
次に、メインルーチンのステップ130における還元機画面制御サブルーチンは、図19に示すように、ステップ131で全島還元機OFF画像52bがタッチされたか否かが判別され、タッチされた場合には、ステップ132で全島還元機OFF画像52bを点灯表示した後、ステップ134で全島の還元機4を停止せしめる。一方、ステップ131で「NO」と判別されたときには、ステップ135ですでに全島還元機が作動しているか否かが判別され、作動していないと判別されたときには、ステップ136で全島還元機ON画像52aを表示して、ステップ137で全島の還元機を始動し、ステップ138で全島のシャッターを開いてサブルーチンを終了する。
【0047】
次に、ステップ140のパチンコ機画面制御サブルーチンについて図20を参照して説明する。ステップ141で全島パチンコ機電源OFF画像53bがタッチされたか否かが判別され、タッチされた場合には、ステップ142で全島パチンコ機電源画像53bを点灯表示した後、ステップ143で全島のパチンコ機電源をOFFとする。一方、ステップ141で「NO」と判別されたときには、ステップ144ですでに全島パチンコ機電源が投入されているか否かが判別され、投入されていないと判別されたときには、ステップ145で全島パチンコ機電源ON画像53aを表示して、ステップ146で全島のパチンコ機に電源を投入してサブルーチンを終了する。
【0048】
次に、ステップ150の島画面制御サブルーチンを図21乃至図24を参照して説明する。ステップ151で単位島画面90が表示され、ステップ152でタッチがあるか否かが判別され、あれば、ステップ153でそのタッチが手動モード画像105であるのか、あるいはベンチレーション手動画像122であるのかが判別され、手動モード画像105であると判別されたときには、ステップ160で手動モード制御サブルーチンを実行し、ステップ154でメイン画面40のn島に「手動運転中」という表示を行い(図2には、図示しない)、一方、ベンチレーション手動画像122である場合には、ステップ210のベンチレーション島画像制御サブルーチンが実行される。なお、このベンチレーション島画像制御サブルーチンは、前述した図13乃至図18とほとんど同じであり、対象が1つのパチンコ島台だけを制御する点でだけが相違するものである。したがって、ステップ210についてのフロー図は、省略する。
【0049】
一方、前記ステップ160の手動モード制御サブルーチンにおいては、図22乃至図24に示すように、ステップ161〜206において、手動モード画像105の中のそれぞれの画像106〜121をタッチしたか否かを判別してタッチしていれば、それぞれの画像を点灯表示すると共にそれぞれの機器をON又はOFFとしているものである。
【0050】
次に、メインルーチンのステップ220の異常画面制御サブルーチンについて図25を参照して説明すると、ステップ221でメイン画面40の異常発生画像49を点灯表示し、ステップ222で異常データのあったn島から異常データを抽出し、ステップ223で図5に示す異常表示画面130をモニター装置Aに表示し、ステップ224でその異常が初回か否かを判別し、初回であれば、ステップ225で異常データをメモリに格納して蓄積しておき、ステップ226で異常信号が導出され続けているか否かを判別し、異常信号の導出が終了した場合には、ステップ227で画面をクリアしメイン画面40に戻る。
【0051】
以上、実施形態に係る遊技場の稼働状況監視管理装置の構成及び作用について説明してきたが、本実施形態によれば、図1及び図2に示すように、複数のパチンコ機2を列設すると共に、玉を揚送する還元機4と、該還元機4によって揚送された玉を前記複数のパチンコ機2に補給する補給樋6と、前記複数のパチンコ機2から排出された玉を前記還元機4に向けて回収する回収樋14と、所定量の玉を貯留する貯留タンク15,17と、を備えたパチンコ島台1が複数配列され且つ隣接するパチンコ島台1の相互間に玉を移送する移送装置28が設けられたパチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置において、前記パチンコ島台1には、前記還元機4の稼働状況を検出する還元機センサー24と、前記貯留タンク15,17に貯留される玉量を検出する玉量センサー16,18と、前記移送装置28の稼働状況を検出する移送センサー34と、を設け、前記稼働状況監視管理装置には、前記還元機4及び移送装置28並びに前記各種センサー24,16,18,34を配線で接続すると共にそれらを自動制御する自動制御手段と独立して手動的に操作し得る手動制御手段とを有し、さらに表示される画像を指定することにより制御信号が導出される機能を有するモニター装置Aを接続し、前記モニター装置Aには、少なくとも、パチンコ遊技場に配列される複数のパチンコ島台1を表示する島台画像41a〜41eと、各パチンコ島台1に貯留される玉量を表示する玉量画像46a〜46eと、前記還元機4によって揚送される単位時間当りの玉量を表示する揚送量表示画像47a〜47eと、前記移送装置28によって移送される単位時間当りの玉量を表示する移送量表示画像45a〜45dと、前記還元機4及び移送装置28を自動制御するか否かを選択する自動制御選択画像50と、が表示されるメイン画面40を表示するように構成したので、各パチンコ島台1に貯留される玉量や還元機4の駆動状況、及び移送装置28の駆動状況をリアルタイムに理解することができ、それらの状況が通常の状況と比べて異なる挙動を示したときには、そのまま放置すれば異常が発生することを予測することができるため、予測される異常に対する対応策を事前にとることができる。
【0052】
また、本実施形態においては、図2及び図4に示すように、前記モニター装置Aには、前記島台画像41a〜41eのうち任意の島台画像を指定する操作をしたときに、少なくとも、当該パチンコ島台における島台画像91と、玉量画像96と、揚送量表示画像97と、移送量表示画像95a,95bと、前記還元機4及び移送装置28を手動操作し得る手動操作画像105と、が表示される単位島画面90を表示するようにしたので、個々のパチンコ島台1の島台画像91等を表示し且つ個々のパチンコ島台1の還元機4や移送装置28を独立して手動操作できることにより、自動制御だけで対応できない状況に対しても迅速に対応することができる。
【0053】
更に、本実施形態においては、図1,図2及び図3に示すように、前記パチンコ島台1には、前記補給樋7の終端部に前記回収樋14に向けて玉の流下を許容する玉抜きストッパー装置12と、前記補給樋6を暖める熱線7と、内部の温度を計測する温度センサー9a,9bと、内部の湿度を計測する湿度センサー8と、内部の空気を強制的に外部に排出するベンチレーションファン23と、を設け、前記稼働状況監視管理装置には、前記玉抜きストッパー装置12、熱線7、温度センサー9a,9b、湿度センサー8、及びベンチレーションファン23を配線で接続すると共にそれらを自動制御する自動制御手段と独立して手動的に操作し得る手動制御手段とを有し、前記モニター装置Aには、前記自動制御手段と手動制御手段のいずれかを選択するベンチレーションシステム選択画像51と、手動制御手段が選択されたときに個々の装置の駆動を選択的に操作し得る手動モード表示画像85と、を表示し得る用にしたので、稼働状況を監視管理するモニター装置Aを利用してパチンコ島台1内部の温度や湿気等のコンディションを自動的又は手動的に調整できるという利点がある。
【0054】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、各パチンコ島台に貯留される玉量や玉返却装置の駆動状況をリアルタイムに理解することができ、また、玉返却装置が正常に稼働しているか否かを理解することができる。
【0055】
また、本発明においては、各パチンコ島台に貯留される玉量や移送装置の駆動状況をリアルタイムに理解することができる。
【0056】
また、本発明においては、個々のパチンコ島台の玉返却装置を独立して手動操作できることにより、自動制御だけで対応できない状況に対して迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係るパチンコ島台の内部構造を示す概略図である。
【図2】 モニター画面に当初に表示されるメイン画面の正面図である。
【図3】 ベンチレーションシステム画面の正面図である。
【図4】 単位島画面の正面図である。
【図5】 異常表示画面の正面図である。
【図6】 稼働中において発生し得る異常状態の一覧表図である。
【図7】 稼働中において発生し得る異常状態の一覧表図である。
【図8】 他のコンピュータに伝送された異常の履歴の一例を示すデータ画面の正面図である。
【図9】 画面制御のメインルーチンを示すフロー図である。
【図10】 メインルーチンの続きを示すフロー図である。
【図11】 自動制御画面制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図12】 ベンチレーションシステム画面制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図13】 図12のサブルーチン内のベンチレーション設定画面制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図14】 図13のサブルーチン内の試験制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図15】 図13のサブルーチン内の自動運転制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図16】 図13のサブルーチン内の手動制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図17】 図16の続きのフロー図である。
【図18】 図13のサブルーチン内の設定制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図19】 還元機画面制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図20】 パチンコ機画面制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図21】 島画面制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図22】 図21のサブルーチン内の手動モード制御サブルーチンを示すフロー図である。
【図23】 図22の続きのフロー図である。
【図24】 図23の続きのフロー図である。
【図25】 異常画面制御サブルーチンのフロー図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台
2 パチンコ機
4 還元機
6 補給樋
7 熱線
12 玉抜きストッパー装置
14 回収樋
15 メインタンク
16 玉量センサー
17 サブタンク
18 玉量センサー
19 ミニ還元機
20 ストッパー装置
21 玉返却装置
23 ベンチレーションファン
24 還元機センサー
28 移送装置
34 移送センサー
40 メイン画面
41a〜41e パチンコ島台画像
45a〜45d アーチ移送量表示画像
46a〜46e 玉量表示画像
47a〜47e 還元機揚送量表示画像
50 自動制御選択画像
51 ベンチレーションシステム選択画像
60 ベンチレーションシステム画面
90 単位島画面
130 異常表示画面

Claims (3)

  1. 複数のパチンコ機を列設すると共に、玉を揚送する還元機と、該還元機によって揚送された玉を前記複数のパチンコ機に補給する補給樋と、前記複数のパチンコ機から排出された玉を前記還元機に向けて回収する回収樋と、所定量の玉を貯留する貯留タンクと、を備えたパチンコ島台が複数配列されたパチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置において、
    前記パチンコ島台には、遊技客に賞球として排出した玉を返却する玉返却装置と、前記貯留タンクに貯留される上限玉量を検出する玉量センサーと、を設け、
    前記稼働状況監視管理装置には、前記玉返却装置及び前記玉量センサーを配線で接続すると共に、前記玉量センサーによって前記上限玉量が検出されているにも係わらず前記玉返却装置が停止しない状態を前記玉返却装置の制御異常とし、該制御異常に対応する異常表示画面を表示するモニター装置を接続することを特徴とするパチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置。
  2. 前記モニター装置には、少なくとも、パチンコ遊技場に配列される複数のパチンコ島台を表示する島台画像と、前記玉量センサーの検出出力に基づいて各パチンコ島台に貯留される玉量を表示する玉量画像と、前記玉返却装置に対応する玉返却装置画像と、が表示されるメイン画面を、前記異常表示画面に切り替えて表示することを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置。
  3. 前記稼働状況監視管理装置には、前記玉返却装置を自動制御する自動制御手段と独立して手動的に操作し得る手動制御手段を有し、
    該手動制御手段が操作されたときに、当該手動制御手段によって制御されているパチンコ島台の前記メイン画面の島台画像に手動操作中である旨を表示することを特徴とする請求項2記載のパチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置。
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