JP2000116919A - 遊技島管理システム - Google Patents

遊技島管理システム

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Publication number
JP2000116919A
JP2000116919A JP10375345A JP37534598A JP2000116919A JP 2000116919 A JP2000116919 A JP 2000116919A JP 10375345 A JP10375345 A JP 10375345A JP 37534598 A JP37534598 A JP 37534598A JP 2000116919 A JP2000116919 A JP 2000116919A
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JP
Japan
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game
management system
detection
game island
island management
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Application number
JP10375345A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Hisaharu Takarada
久治 宝田
Hiroshi Endo
大志 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技島における各障害の発生前に、その不具
合を検知し、対処できるようにする。 【解決手段】 遊技台8を少なくとも1台設置可能とさ
れた遊技島1と、該遊技島1の適宜箇所に配設された検
知手段10〜15と、該検知手段10〜15にて検出さ
れる電気的検知内容を収集、監視する収集監視装置34
と、前記収集された電気的検知内容を出力する検知内容
出力手段31bとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、パチンコ台やス
ロットマシン等の遊技台を備え、主に遊技場に設置され
る遊技島の管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、これら遊技島の管理システムとし
ては、遊技島内部に遊技媒体であるパチンコ玉やメダル
の詰りに伴う遊技媒体不足を検知する遊技媒体検知部
や、揚送装置の停止等を検知して遊技島外部に設けられ
た告知ランプ等を点灯するもの等が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の遊技島管理システムでは、前記のように遊技媒体
不足や揚送不能等の各障害が発生した時点でこれを報知
することから、これら報知がなされても、遊技媒体不足
等により遊技が中断されてしまうことが多く、障害復旧
までに多くの時間を費やすことから、復旧作業中は該遊
技島が閉鎖されることもあり、遊技場が大きな損害を受
けてしまうという問題があった。
【0004】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、これら遊技島における各障害の発生
前に、その不具合を検知し、対処することで遊技場にと
って損害のない安心して使用することのできる遊技島の
管理システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題を解決する
ために、本発明の遊技島管理システムは、所定の遊技媒
体を用いて遊技が行われ、予め定められた遊技状態にな
ったことを条件として遊技者に有利な特定遊技状態が発
生する遊技台を、少なくとも1台設置可能とされた遊技
島と、該遊技島の適宜箇所に配設された検知手段と、該
検知手段にて検出される電気的検知内容を収集、監視す
る収集監視装置と、前記収集された電気的検知内容を出
力する検知内容出力手段と、から成ることを特徴として
いる。この特徴によれば、前記検知手段により検出され
た電気的検知内容が収集監視装置に逐次収集され、前記
検知内容出力手段から出力できることから、これら出力
された検知内容に基づき、遊技島に障害が発生する以前
にその不具合を確認、対処することが可能となる。
【0006】本発明の遊技島管理システムは、予め設定
された基準値または基準領域値と、前記電気的検知内容
とを逐次比較する比較判断手段を具備し、該比較の結果
において前記電気的検知内容が異常と判断された際に、
前記検知内容出力手段に該異常の報知を出力することが
好ましい。このようにすれば、予め遊技島の最適稼働条
件で得られた基準値または基準領域値を設定すること
で、これら基準値または基準領域値に基づいた異常判断
が確実になされ、自動的に異常が報知されるようになる
ばかりか、これら異常への対処が良好になされたかを確
認することもできる。
【0007】本発明の遊技島管理システムは、前記異常
時の検知内容を記憶する記憶手段を具備することが好ま
しい。このようにすれば、過去における異常時の検知内
容を再度確認することができるばかりか、これら異常時
の検知内容から、その遊技島の特性や起こりやすい異常
を把握できる。
【0008】本発明の遊技島管理システムは、日時情報
を出力可能な時計手段を具備し、前記異常時の検知内容
をその日時情報とともに記憶することが好ましい。この
ようにすれば、過去の異常発生時の日時ばかりか、異常
発生の時間間隔を確認でき、将来の異常発生の日時を予
測できるようにもなる。
【0009】本発明の遊技島管理システムは、遊技場内
の複数の前記遊技島に配設された前記検知手段と前記収
集監視装置とを接続する通信手段を具備することが好ま
しい。このようにすれば、複数の遊技島における電気的
検知内容を、収集監視装置にて集中管理できるようにな
る。
【0010】本発明の遊技島管理システムは、複数の各
遊技場に配設された前記各収集監視装置と通信手段を介
して接続され、遊技場外の所定場所に設けられた集中監
視装置を具備することが好ましい。このようにすれば、
複数の各遊技場に存在する遊技島の電気的検知内容を、
集中監視装置にて遠隔管理できるようになる。
【0011】本発明の遊技島管理システムは、前記検知
手段が遊技媒体通路を移動する遊技媒体の移動速度を検
出する速度センサであることが好ましい。このようにす
れば、遊技媒体の流下や揚送等の移動速度を測定するこ
とで、遊技媒体の汚れ状況や異物の侵入状況等を検知で
き、これら汚れや異物の侵入による玉詰り等の障害発生
前に異常を検知できる。
【0012】本発明の遊技島管理システムは、前記検知
手段が遊技媒体通路および/または遊技媒体貯溜部に配
設された光透過センサであることが好ましい。このよう
にすれば、前記光透過センサを遊技媒体通路および/ま
たは遊技媒体貯溜部に設置することで、これら遊技媒体
通路や遊技媒体貯溜部の汚れ状況が検知され、これら汚
れによる玉詰り等の障害発生前に異常を検知できる。
【0013】本発明の遊技島管理システムは、前記検出
手段が前記遊技島内部の所定箇所に配設された温度セン
サであることが好ましい。このようにすれば、前記温度
センサを遊技島内部の揚送装置や研磨装置等の駆動モー
タに設置することで、これら駆動モータの負荷状態を検
知でき、揚送装置や研磨装置に停止等の障害が生じる以
前にその異常を検知できるばかりか、前記温度センサを
適宜位置に配置して遊技島内部の温度を監視すること
で、火災等の発生前にその異常を検知できる。
【0014】本発明の遊技島管理システムは、前記検出
手段が遊技媒体貯溜部および/または遊技媒体通路を監
視する画像認識センサであることが好ましい。このよう
にすれば、これら画像認識センサを前記遊技媒体貯溜部
や前記遊技媒体通路を監視するように設置することで、
これら貯溜部や遊技媒体通路等への異物の侵入を検知で
き、これら異物による玉詰りや揚送装置および研磨装置
の停止等の障害が生じる以前に異常を検知できる。
【0015】本発明の遊技島管理システムは、前記検出
手段が、前記遊技島内の所定機器への通電回路に設けら
れた電流検出センサおよび/または電圧検出センサであ
ることが好ましい。このようにすれば、遊技島内に設置
された機械台や揚送装置および研磨装置等への通電回路
に前記電流検出センサおよび/または電圧検出センサを
設けることで、その負荷状況や供給電圧状況を検知で
き、これら機械台や揚送装置および研磨装置が停止する
以前にその異常を検知できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の遊技島管理
システムを備えた遊技島1を示す一部破断正面図であ
り、図において8は該遊技島に複数列設される遊技機と
してのパチンコ機械台であり、5はこれら各パチンコ機
械台8に遊技媒体であるパチンコ玉をを貯溜する上部タ
ンクであり、該上部タンク5内に揚送、貯溜されたパチ
ンコ玉は、前記遊技島1内の長手方向に所定の傾斜を有
して配設された本流樋6に流入するようになっている。
【0018】これら前記本流樋6に流入したパチンコ玉
は、図2に示すような該本流樋6に所定間隔にて配設さ
れる支流樋7を介して、前記パチンコ機械台8の上部位
置に設けられた上部供給皿8’に供給されるようになっ
ており、これらパチンコ玉が流下する玉通路下部には、
該パチンコ玉の供給および停止を行うシャッタ(図示せ
ず)と、所定時間において供給される該パチンコ玉の玉
数を非接触にて計数して、その流下速度を測定する速度
センサとを具備する補給ユニット12が設けられてお
り、これら各補給ユニット12は後述する情報収集端末
34に各々接続されていて、前記にて測定されるパチン
コ玉の流下速度が出力されるようになっている。
【0019】前記にて各パチンコ機械台8に供給され、
アウト玉として排出されるパチンコ玉は、パチンコ機械
台8の裏面下部に設けられた下部受け皿(図示せず)内
に収容され、該下部受け皿に連通する排出口9より、遊
技島1内下部の長手方向に遊技島の略中央部へと傾斜し
て敷設された下部タンク2内部に排出されて、遊技島の
略中央部に設けられた揚送研磨装置3へ集められる。
【0020】これら、集められたパチンコ玉は、前記揚
送研磨装置3にて、揚送研磨通路4を介して前記上部タ
ンク内へ研磨、揚送されて、遊技島1内部を循環するよ
うになっており、図1中の17は、オーバーフロー樋で
あり、前記上部タンク5よりオーバーフローするパチン
コ玉が、前記揚送研磨装置3へ適宜返却されるようにな
っている。
【0021】本実施例の遊技島1に用いた揚送研磨装置
3は、図3および図5に示すような構成とされており、
前記下部タンク2から排出されるパチンコ玉は、異物が
落下可能なようにその下方が開放され、パチンコ玉を一
列状に整列させる整流樋16上を流下して、両方向から
流入するパチンコ玉を合流して前記揚送研磨装置3に供
給する進路変更樋18に流入する。
【0022】これら前記各整流樋16の上部位置には、
画像認識センサ15が配設されており、前記整流樋16
上に異物が存在する場合に、これを認識して異物が存在
することを後述する情報収集端末34に出力するように
なっている。
【0023】これら進路変更樋18から供給されるパチ
ンコ玉は、前記揚送研磨装置3内部に配設され、駆動モ
ータ22より駆動ギア23、24を介して所定方向に回
転駆動されるとともに、その外周部にパチンコ玉と係合
する円弧状の凹部26を有する揚送スプロケット25に
供給される。
【0024】次いで該パチンコ玉は、前記揚送スプロケ
ット25の所定位置に配置され、前記凹部26との係合
を解除する揚送ガイド29により、透明なアクリル製の
研磨管21に、一列上に揚送研磨通路4へ揚上排出され
るようになっており、本実施例では、図4に示すよう
に、これら揚送スプロケット25を有する研磨管21が
8つ併設されて揚送研磨通路4形成されている。
【0025】これら揚送研磨通路4を形成する研磨管2
1は、パチンコ玉8がほぼ一列状として通過できるよう
な内径を有する透明なアクリル樹脂管であり、その内面
には適宜な表面粗さの凹凸が形成されており、揚送の間
にパチンコ玉の研磨が行なわれるようになっており、こ
れら8本並列された研磨管21は、連結部材30によ
り、その上下の所定位置において連係されて形成されて
いる。
【0026】また、この揚送研磨通路4の所定位置に
は、これら研磨管21の汚れを光の透過により測定する
発光ユニット19と受光ユニット20とから成る光透過
センサ11が設けられており、透過した光の強度を所定
の電圧信号として後述する情報収集端末34に出力する
ようになっている。
【0027】これら揚送研磨通路4を通って、揚送、研
磨されたパチンコ玉は、上部タンク5内部の上部ユニッ
ト3’より、上部タンク5内部に排出されて貯溜される
ようになっており、図3において27はパチンコ玉8の
逆流を防止する逆流防止爪、28は係止スプリングであ
る。
【0028】また、本実施例では前記駆動モータ22
に、温度センサ14を取付けており、該駆動モータ22
の温度情報が、後述する情報収集端末34に出力される
ようになっている。
【0029】また、本実施例では、図1に示すように、
前記各下部タンク2の側面所定位置に透明窓部(図示せ
ず)を設け、ここに前記光透過センサ11と同様の発光
ユニットと受光ユニットから成る光透過センサ13を設
けており、これら光透過センサ13は後述する情報収集
端末34に接続されて、その透過した光の強度を所定の
電圧信号として出力するようになっており、該下部タン
ク2の汚れ状況を検知できるようになっている。
【0030】また、図1中の10は、遊技島1の上部位
置に配置された温度センサであり、この温度センサ10
も後述する情報収集端末34に接続されている。
【0031】また、本実施例では、図6に示すように、
所定の交流電源に前記揚送研磨装置3およびパチンコ機
械台8が接続されており、これら交流電源の電圧を測定
する電圧検出センサVと、前記揚送研磨装置3および各
パチンコ機械台8への供給電流を測定する電流検出セン
サA1〜Anが、配電線上に配設され、その測定値が後
述する情報収集端末34に出力されるようになってい
る。
【0032】これら遊技島1内部に配設された各センサ
から成る本実施例の遊技島管理システムの構成およびそ
の動作を図7および図8に基づいて説明すると、まず、
前記の各センサは図7に示すように、各遊技島1毎に設
けられた収集監視装置である情報収集端末34に接続さ
れ、各センサが測定または検出した情報が該情報収集端
末34に出力され、逐次監視されるようになっている。
【0033】これら前記情報収集端末34にて収集され
た各遊技島1の情報は、通信手段である通信ユニット3
3および通信ケーブル35を介して通信ユニット32に
送信され、遊技場内の所定位置に設けられた集中監視装
置である管理コンピュータ31に出力される。
【0034】この管理コンピュータ31は、コンピュー
タ本体31aと出力手段としての表示モニタ31bとか
ら成り、該コンピュータ本体31a内部には、予め設定
された基準値または基準領域値や、前記各情報収集端末
34より送信される各種センサの情報を、前記基準値ま
たは基準領域値と逐次比較して該検情報が異常か否かの
判断を行う比較判断プログラムや、該異常の内容をその
発生日時関連付けて記憶する記憶手段であるハードディ
スク(図示せず)が内蔵されており、該管理コンピュー
タ31が、前記比較判断プログラムを実行することによ
って比較判断手段が形成され、前記各情報収集端末34
より送信される各種センサの情報が異常である場合に
は、瞬時にその異常内容を前記表示モニタ31bに表示
して報知するとともに、その発生場所(遊技島番号等)
および異常内容、発生日時情報とを関連付けて前記ハー
ドディスクに記憶するようになっている。
【0035】また、これら異常と判断された場合には、
前記管理コンピュータ31は、通信手段である通信モデ
ム36および通信回線37を介して、その異常の発生場
所(遊技場番号および遊技島番号等)および異常内容、
発生日時情報を関連付けて該遊技場外の所定場所にある
集中管理センター内の集中管理コンピュータ39に送信
する。
【0036】これら送信データは、前記通信回線37に
接続された通信モデム38により受信されて前記集中管
理コンピュータ39に出力され、集中管理コンピュータ
39の本体39a内部の記憶装置に記憶されるととも
に、図9(a)に示すように、該異常内容が該集中管理
コンピュータ39の表示モニタ39b上に表示されるよ
うになっている。
【0037】また、これら集中管理コンピュータ39に
おいては、図9(b)に示すように、各遊技場の各遊技
島毎の異常履歴内容が、その発生日時とともに表示され
るようになっており、前記管理コンピュータ31におい
ても、その遊技場内の各遊技島毎の異常履歴内容が同様
に表示されるようになっている。
【0038】これら前記管理コンピュータ31における
比較判断の状況を、前記各センサからの個々の出力に関
して説明すると、前記支流樋7に設けられた各補給ユニ
ット12からは、パチンコ玉の流下速度が出力され、こ
の流下速度が所定の基準値(本実施例では800個/分
とした)以下となった場合に、異常と判断されるように
なっており、これら支流樋7における流下速度は、パチ
ンコ玉の表面汚れと密接に関係し、この汚れが多くなる
とその流下速度が低下することから、これら遊技島1内
部のパチンコ玉の汚れ状況を把握することができ、該パ
チンコ玉の汚れに伴うパチンコ玉の詰り等の障害が生じ
る前に、素早い対応ができるようになるとともに、前記
流下速度の低下に伴うパチンコ機械台8へのパチンコ玉
の供給量が低下して、パチンコ機械台8における玉不足
の障害が生じ、遊技が中断される前に迅速な対処が可能
となる。
【0039】前記本実施例では、これらパチンコ玉の流
下速度を測定しているが、これら流下速度を測定するこ
とで、パチンコ玉の汚れ状況をも把握できることから好
ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れらパチンコ玉の速度を揚送装置等の付勢された状況下
におけるパチンコ玉の移動速度を測定するようにして良
く、その測定位置等は任意とされる。
【0040】また、本実施例では、前記のように各支流
樋7に補給ユニット12を設けているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら補給ユニット12の
配置個数等は適宜に選択すれば良い。
【0041】また、前記画像認識センサ15を用いるこ
とで、前記整流樋16上の異物の存在を検知することが
できるようになり、これら異物が前記揚送研磨装置3の
内部に侵入して、揚送研磨装置3が停止または破損する
障害が生じる以前に、迅速な対応を実施することができ
るようになる。
【0042】これら画像認識センサ15を本実施例では
前記整流樋16上に配置しているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、これら画像認識センサ15を前
記本流樋等の他の玉通路上や前記上部タンクや下部タン
ク等に配置して異物を検出するようにしても良く、これ
ら画像認識センサの配置数等は適宜選択すれば良い。
【0043】また、前記光透過センサ11、13を用い
ることで、揚送研磨通路4の汚れ状況や遊技媒体貯溜部
である下部タンク2の汚れ状況が検知され、これら汚れ
に伴う揚送研磨通路4の研磨不足による各部への汚れの
回り発生や、揚送研磨通路4および下部タンク2の詰り
等の障害発生前に、適切な対応を実施できるようにな
る。
【0044】これら光透過センサ11、13を本実施例
では前記揚送研磨通路4や下部タンク2に配置している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら光
透過センサ11、13を前記本流樋等の他の玉通路上や
前記上部タンク等に配置して、その汚れ状況を検出する
ようにしても良く、これら光透過センサの配置数は適宜
選択すれば良い。
【0045】また、前記温度センサ10、14を用いる
ことで、遊技島1内部の温度異常を検知でき、火災等の
重大障害が発生する前に異常を検知して対処することが
できるとともに、前記温度センサ14のように、駆動モ
ータ22に温度センサ設けることで、これら駆動モータ
22に所定以上の負荷が発生したり、故障等で発熱した
場合に、その異常を駆動モータ22の停止による揚送停
止という重大障害が発生する前に、適切な対処ができる
ようになる。
【0046】これら各温度センサ10、14は、本実施
例では遊技島1の上部位置や駆動モータ22に接して配
置しているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、これら配置位置や個数等は適宜に選択すれば良い。
【0047】また、前記電圧検出センサVおよび電流検
出センサA1〜Anを用いることで、各機器に供給され
る電圧の変動、特に落雷時等に生じる電圧降下等を、各
機器が動作不能となる前に検知することができるように
なるとともに、前記揚送研磨装置3および各パチンコ機
械台8、8・・に供給される電流の変動を検知すること
で、揚送研磨装置3および各パチンコ機械台8、8・・
に異常な負荷が生じていることを素早く検知することが
でき、これら異常負荷により揚送研磨装置3および各パ
チンコ機械台8に故障が生じる前の対処が可能となる。
【0048】以上、本発明の実施形態を図面に基づき前
記各実施例にて説明してきたが、本発明はこれら各実施
例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる
ことは言うまでもない。
【0049】また、前記管理コンピュータ31または集
中管理コンピュータ39に、前記異常履歴からの学習プ
ログラムを実行させ、前記記憶手段に記憶されている基
準値または基準領域位置を、過去の履歴から適宜修正す
るようにしても良い。
【0050】また、本実施例においては、前記比較判断
手段を前記比較判断プログラムに基づき管理コンピュー
タ31が実施するようにしているが、これら比較判断プ
ログラムを前記情報収集端末にマイクロコンピュータお
よび記憶部を設けて実施させ、異常が生じた際に異常内
容を前記管理コンピュータ31に出力するようにしても
良い。
【0051】また、本実施例では、前記のような揚送研
磨装置3を用いているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、その他の布研磨揚送装置やペレット研磨揚
送装置等を用いても良い。
【0052】また、前記遊技島をユニット構成とするこ
と等は任意とされることは言うまでもない。
【0053】また、本発明における遊技玉貯溜部とは、
遊技媒体を貯溜可能とされたものであれば良く、貯溜タ
ンクのみならず樋等に玉を貯溜すること等の全ての貯溜
形態を含むものである。
【0054】また、前記実施例においては、遊技台をパ
チンコ機械台8とし、これに伴い遊技媒体をパチンコ玉
としているが、本発明はこれに限定されうものではな
く、これら遊技台は、コイン等の小片の遊技媒体を用い
て遊技を行う遊技機であれば良い。
【0055】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0056】(a)請求項1の発明によれば、前記検知
手段により検出された電気的検知内容が収集監視装置に
逐次収集され、前記検知内容出力手段から出力できるこ
とから、これら出力された検知内容に基づき、遊技島に
障害が発生する以前にその不具合を確認、対処すること
が可能となる。
【0057】(b)請求項2の発明によれば、予め遊技
島の最適稼働条件で得られた基準値または基準領域値を
設定することで、これら基準値または基準領域値に基づ
いた異常判断が確実になされ、自動的に異常が報知され
るようになるばかりか、これら異常への対処が良好にな
されたかを確認することもできる。
【0058】(c)請求項3の発明によれば、過去にお
ける異常時の検知内容を再度確認することができるばか
りか、これら異常時の検知内容から、その遊技島の特性
や起こりやすい異常を把握できる。
【0059】(d)請求項4の発明によれば、過去の異
常発生時の日時ばかりか、異常発生の時間間隔を確認で
き、将来の異常発生の日時を予測できるようにもなる。
【0060】(e)請求項5の発明によれば、複数の遊
技島における電気的検知内容を、収集監視装置にて集中
管理できるようになる。
【0061】(f)請求項6の発明によれば、複数の各
遊技場に存在する遊技島の電気的検知内容を、集中監視
装置にて遠隔管理できるようになる。
【0062】(g)請求項7の発明によれば、遊技媒体
の流下や揚送等の移動速度を測定することで、遊技媒体
の汚れ状況や異物の侵入状況等を検知でき、これら汚れ
や異物の侵入による玉詰り等の障害発生前に異常を検知
できる。
【0063】(h)請求項8の発明によれば、前記光透
過センサを遊技媒体通路および/または遊技媒体貯溜部
に設置することで、これら遊技媒体通路や遊技媒体貯溜
部の汚れ状況が検知され、これら汚れによる玉詰り等の
障害発生前に異常を検知できる。
【0064】(i)請求項9の発明によれば、前記温度
センサを遊技島内部の揚送装置や研磨装置等の駆動モー
タに設置することで、これら駆動モータの負荷状態を検
知でき、揚送装置や研磨装置に停止等の障害が生じる以
前にその異常を検知できるばかりか、前記温度センサを
適宜位置に配置して遊技島内部の温度を監視すること
で、火災等の発生前にその異常を検知できる。
【0065】(j)請求項10の発明によれば、これら
画像認識センサを前記遊技媒体貯溜部や前記遊技媒体通
路を監視するように設置することで、これら貯溜部や遊
技媒体通路等への異物の侵入を検知でき、これら異物に
よる玉詰りや揚送装置および研磨装置の停止等の障害が
生じる以前に異常を検知できる。
【0066】(k)請求項11の発明によれば、遊技島
内に設置された機械台や揚送装置および研磨装置等への
通電回路に前記電流検出センサおよび/または電圧検出
センサを設けることで、その負荷状況や供給電圧状況を
検知でき、これら機械台や揚送装置および研磨装置が停
止する以前にその異常を検知できる。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技島管理システムを
用いた遊技島を示す一部破断側面模式図である。
【図2】本発明の実施例における遊技島内の支流樋部を
示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施例における遊技島内の揚送研磨装
置を示す側断面図である。
【図4】本発明の実施例における遊技島内の揚送研磨装
置に用いた揚送研磨通路を示す外観斜視図である。
【図5】本発明の実施例における遊技島内の揚送研磨装
置部を示す上面図である。
【図6】本発明の実施例における遊技島内の配電状況を
示す図である。
【図7】本発明の実施例における遊技島管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施例における遊技島管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施例における遊技島管理システムの
集中管理コンピュータの表示出力を示す図である。
【符号の説明】
l 遊技島 2 下部タンク 3 揚送研磨装置 3’ 上部ユニット 4 揚送研磨通路 5 上部タンク 6 本流樋 7 支流樋 8 パチンコ機械台(遊技台) 8’ 上部供給皿 9 排出口 10 温度センサ(検知手段) 11 光透過センサ(検知手段) 12 補給ユニット(速度センサ)(検知手段) 13 光透過センサ(検知手段) 14 温度センサ(検知手段) 15 画像認識センサ(検知手段) 16 整流樋 17 オーバーフロー樋 18 進路変更樋 19 発光ユニット 20 受光ユニット 21 研磨管 22 駆動モータ 23 駆動ギア 24 駆動ギア 25 揚送スプロケット 26 凹部 27 逆流防止爪 28 係止スプリング 29 揚送ガイド 30 連結部材 31 管理コンピュータ(比較判断手段、記憶手
段) 31a コンピュータ本体 31b 表示モニタ(出力手段) 32 通信ユニット(通信手段) 33 通信ユニット(通信手段) 34 情報収集端末(収集監視装置) 35 通信ケーブル 36 通信モデム(通信手段) 37 通信回線 38 通信モデム(通信手段) 39 集中管理コンピュータ(記憶手段) 39a コンピュータ本体 39b 表示モニタ(出力手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の遊技媒体を用いて遊技が行われ、
    予め定められた遊技状態になったことを条件として遊技
    者に有利な特定遊技状態が発生する遊技台を、少なくと
    も1台設置可能とされた遊技島と、該遊技島の適宜箇所
    に配設された検知手段と、該検知手段にて検出される電
    気的検知内容を収集、監視する収集監視装置と、前記収
    集された電気的検知内容を出力する検知内容出力手段
    と、から成ることを特徴とする遊技島管理システム。
  2. 【請求項2】 予め設定された基準値または基準領域値
    と、前記電気的検知内容とを逐次比較する比較判断手段
    を具備し、該比較の結果において前記電気的検知内容が
    異常と判断された際に、前記検知内容出力手段に該異常
    の報知を出力する請求項1に記載の遊技島管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記異常時の検知内容を記憶する記憶手
    段を具備する請求項2に記載の遊技島管理システム。
  4. 【請求項4】 日時情報を出力可能な時計手段を具備
    し、前記異常時の検知内容をその日時情報とともに記憶
    する請求項3に記載の遊技島管理システム。
  5. 【請求項5】 遊技場内の複数の前記遊技島に配設され
    た前記検知手段と前記収集監視装置とを接続する通信手
    段を具備する請求項1〜4のいずれかに記載の遊技島管
    理システム。
  6. 【請求項6】 複数の各遊技場に配設された前記各収集
    監視装置と通信手段を介して接続され、遊技場外の所定
    場所に設けられた集中監視装置を具備する請求項1〜5
    のいずれかに記載の遊技島管理システム。
  7. 【請求項7】 前記検知手段が遊技媒体通路を移動する
    遊技媒体の移動速度を検出する速度センサである請求項
    1〜6のいずれかに記載の遊技島管理システム。
  8. 【請求項8】 前記検知手段が遊技媒体通路および/ま
    たは遊技媒体貯溜部に配設された光透過センサである請
    求項1〜7のいずれかに記載の遊技島管理システム。
  9. 【請求項9】 前記検出手段が前記遊技島内部の所定箇
    所に配設された温度センサである請求項1〜8のいずれ
    かに記載の遊技島管理システム。
  10. 【請求項10】 前記検出手段が遊技媒体貯溜部および
    /または遊技媒体通路を監視する画像認識センサである
    請求項1〜9のいずれかに記載の遊技島管理システム。
  11. 【請求項11】 前記検出手段が、前記遊技島内の所定
    機器への通電回路に設けられた電流検出センサおよび/
    または電圧検出センサである請求項1〜10のいずれか
    に記載の遊技島管理システム。
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