JP2539428Y2 - パチンコ島台における玉量均等装置 - Google Patents
パチンコ島台における玉量均等装置Info
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- JP2539428Y2 JP2539428Y2 JP2727592U JP2727592U JP2539428Y2 JP 2539428 Y2 JP2539428 Y2 JP 2539428Y2 JP 2727592 U JP2727592 U JP 2727592U JP 2727592 U JP2727592 U JP 2727592U JP 2539428 Y2 JP2539428 Y2 JP 2539428Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パチンコ島台間の玉量
均等化装置にかかり、貯留タンクに設けた玉量検知セン
サーによって玉の増減状態を判定し、その判定によって
補給量を均等化する装置に関する。
均等化装置にかかり、貯留タンクに設けた玉量検知セン
サーによって玉の増減状態を判定し、その判定によって
補給量を均等化する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ島台間の玉貯留量均等化装置
は、遊技を円滑稼働する上で大変重要とされている。遊
技客の獲得した景品玉は遊技した島台へ返却することで
玉量平均化となるが、必ずしも限定されず、例えば自島
の計数器が混雑している場合、隣接島または、ホールに
おいて出口方面の計数器へ返却される頻度が高い。この
ように他の遊技島へ戻されるパチンコ玉が増えると、各
島台間でのパチンコ玉貯留量のバランスが崩れてしま
い、ある遊技島ではパチンコ玉が不足して遊技機へパチ
ンコ玉を補給することができなくなり、また別の遊技島
ではパチンコ玉が過剰となったことを起因とする玉補給
循環機構の要である玉揚送機の故障事故が発生した。
は、遊技を円滑稼働する上で大変重要とされている。遊
技客の獲得した景品玉は遊技した島台へ返却することで
玉量平均化となるが、必ずしも限定されず、例えば自島
の計数器が混雑している場合、隣接島または、ホールに
おいて出口方面の計数器へ返却される頻度が高い。この
ように他の遊技島へ戻されるパチンコ玉が増えると、各
島台間でのパチンコ玉貯留量のバランスが崩れてしま
い、ある遊技島ではパチンコ玉が不足して遊技機へパチ
ンコ玉を補給することができなくなり、また別の遊技島
ではパチンコ玉が過剰となったことを起因とする玉補給
循環機構の要である玉揚送機の故障事故が発生した。
【0003】このような問題対策として各計数器の返却
口に返却不能の表示板を設けて玉の返却制御をしたり、
また計数器の返却口に蓋等を設けて返却停止を図ってい
たが長時間の計数器閉塞となり、遊技客は返却可能な計
数器まで玉箱を持ち運ぶ労力を余儀なくされ、サービス
の点においても問題があった。
口に返却不能の表示板を設けて玉の返却制御をしたり、
また計数器の返却口に蓋等を設けて返却停止を図ってい
たが長時間の計数器閉塞となり、遊技客は返却可能な計
数器まで玉箱を持ち運ぶ労力を余儀なくされ、サービス
の点においても問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】遊技客が獲得したパチ
ンコ玉(景品玉)を、それらを払い出した遊技島の計数
器だけに戻せば、各遊技島でのパチンコ玉貯留量は一定
に保たれて均等化されるのであるが、遊技客が獲得した
景品玉は遊技した島台に必ずしも返却されるとは限ら
ず、島台間の玉貯留量は不均等が生じる場合があった。
このような問題に鑑みなされたもので各島台の玉貯留量
を検知し、その検知に基づき玉貯留量を平均化するのに
好適な遊技島のパチンコ玉貯留量均等化装置を提供する
ことにある。
ンコ玉(景品玉)を、それらを払い出した遊技島の計数
器だけに戻せば、各遊技島でのパチンコ玉貯留量は一定
に保たれて均等化されるのであるが、遊技客が獲得した
景品玉は遊技した島台に必ずしも返却されるとは限ら
ず、島台間の玉貯留量は不均等が生じる場合があった。
このような問題に鑑みなされたもので各島台の玉貯留量
を検知し、その検知に基づき玉貯留量を平均化するのに
好適な遊技島のパチンコ玉貯留量均等化装置を提供する
ことにある。
【課題を解決するための手段】パチンコ遊技場に複数設
置される島台に小型タンクと玉貯留タンクと玉返却装置
とを備えた島台にあって、前記玉貯留タンクに玉検知手
段と該玉検知手段からの信号指令によって制御するセン
サー装置とを設け、前記島台小型タンクの玉流出口に開
閉制御する開閉シャッターと、玉通路を設けたユニット
島交流樋とを形成し、前記島台小型タンク間に、前記ユ
ニット島交流樋を架設し、前記玉貯留タンクの玉検知手
段からの信号指令によって、前記開閉シャツターを開閉
制御するよう構成したことを特徴としたことにある。
置される島台に小型タンクと玉貯留タンクと玉返却装置
とを備えた島台にあって、前記玉貯留タンクに玉検知手
段と該玉検知手段からの信号指令によって制御するセン
サー装置とを設け、前記島台小型タンクの玉流出口に開
閉制御する開閉シャッターと、玉通路を設けたユニット
島交流樋とを形成し、前記島台小型タンク間に、前記ユ
ニット島交流樋を架設し、前記玉貯留タンクの玉検知手
段からの信号指令によって、前記開閉シャツターを開閉
制御するよう構成したことを特徴としたことにある。
【0005】
【作用】本考案の作用を説明する。図1は、島台1A乃
至1D(4台で説明)と玉貯留タンク11に装置される
センサー装置12と島台上部の小型タンクTに設置され
る開閉シャッター20の状態断面略図を示し、開店時、
各島台1に貯留される玉量は略均等化状態で開始される
が、遊技開始によって入賞による景品玉の払出および遊
技客の返却によって島台から玉の減量、または増量する
玉保有量を常時センサー装置12で監視し、その増減状
況に応じて、例えば島台1Aが玉不足となった場合、島
台1B、1Cの玉保有量を比較判定し、その玉量状態を
感知し、本実施例の多い島台1B側から補給される。こ
のように、島台1Cより島台1B側が多いため島台1B
から補給するようになっている。このように隣接島台間
での玉量を検知し、該隣接島台の多い方から少ない方に
補給するようになっている。
至1D(4台で説明)と玉貯留タンク11に装置される
センサー装置12と島台上部の小型タンクTに設置され
る開閉シャッター20の状態断面略図を示し、開店時、
各島台1に貯留される玉量は略均等化状態で開始される
が、遊技開始によって入賞による景品玉の払出および遊
技客の返却によって島台から玉の減量、または増量する
玉保有量を常時センサー装置12で監視し、その増減状
況に応じて、例えば島台1Aが玉不足となった場合、島
台1B、1Cの玉保有量を比較判定し、その玉量状態を
感知し、本実施例の多い島台1B側から補給される。こ
のように、島台1Cより島台1B側が多いため島台1B
から補給するようになっている。このように隣接島台間
での玉量を検知し、該隣接島台の多い方から少ない方に
補給するようになっている。
【0006】また玉保有量がセンサー装置12の玉検知
部ホの場合、玉貯留タンク11内の玉不足非常時を示
し、その場合隣接島台両側から補給される。尚開閉シャ
ッター20を全開、閉塞で説明したが微調整の場合半開
として作動するようにしても良い。
部ホの場合、玉貯留タンク11内の玉不足非常時を示
し、その場合隣接島台両側から補給される。尚開閉シャ
ッター20を全開、閉塞で説明したが微調整の場合半開
として作動するようにしても良い。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を説明する。図1は、島台1
A,1B,1C,1Dの内部状況を示し、島台1A,1
Bは普通島(両側にパチンコ機を装置)であり、島台1
C,1Dは、壁島(片側のみパチンコ機)で示されてい
る。島台1の下方内部には、玉貯留タンク11が内蔵さ
れ、該玉貯留タンク11の適宜箇所にセンサー装置12
が各々付設されている。まず玉貯留タンク11を説明す
る。島台1A(内部構成において普通島はこれに準じて
いるため説明は1Aで総称する)の腰板部2の長手方向
に、通常島台1島当たりで遊技機を円滑に駆動する総玉
数を収容可能な玉貯留タンク11を形成し、該玉貯留タ
ンク11の適宜箇所に5段階(限定なし)で玉量を検知
するセンサー装置12を装着する。センサー装置12
は、玉貯留タンク11に対応した高さの長方形垂直板
に、予め5段階設定で高さ方向に位置空間を設定した取
付基台に玉検知部イ,ロ,ハ,ニ,ホを設け、通電性の
高い部材で囲設形成し、玉貯留タンク11に貯留される
玉量に伴いパチンコ玉と玉検知部イ,ロ,ハ,ニ,ホが
感知することでセンサー装置12が作用されるよう形成
する。センサー装置12の、玉検知部イは、玉貯留タン
ク11の貯留玉量上限位置で設定し、玉検知部ホは、玉
貯留タンク11の貯留玉量下限位置となり、玉検知部
ロ,ニは調整、玉検知部ハは、通常状態(略均等化)の
玉量となる。
A,1B,1C,1Dの内部状況を示し、島台1A,1
Bは普通島(両側にパチンコ機を装置)であり、島台1
C,1Dは、壁島(片側のみパチンコ機)で示されてい
る。島台1の下方内部には、玉貯留タンク11が内蔵さ
れ、該玉貯留タンク11の適宜箇所にセンサー装置12
が各々付設されている。まず玉貯留タンク11を説明す
る。島台1A(内部構成において普通島はこれに準じて
いるため説明は1Aで総称する)の腰板部2の長手方向
に、通常島台1島当たりで遊技機を円滑に駆動する総玉
数を収容可能な玉貯留タンク11を形成し、該玉貯留タ
ンク11の適宜箇所に5段階(限定なし)で玉量を検知
するセンサー装置12を装着する。センサー装置12
は、玉貯留タンク11に対応した高さの長方形垂直板
に、予め5段階設定で高さ方向に位置空間を設定した取
付基台に玉検知部イ,ロ,ハ,ニ,ホを設け、通電性の
高い部材で囲設形成し、玉貯留タンク11に貯留される
玉量に伴いパチンコ玉と玉検知部イ,ロ,ハ,ニ,ホが
感知することでセンサー装置12が作用されるよう形成
する。センサー装置12の、玉検知部イは、玉貯留タン
ク11の貯留玉量上限位置で設定し、玉検知部ホは、玉
貯留タンク11の貯留玉量下限位置となり、玉検知部
ロ,ニは調整、玉検知部ハは、通常状態(略均等化)の
玉量となる。
【0008】このセンサー装置12に取付部(図示省
略)を設け、玉貯留タンク11の適宜内壁に装着する。
センサー装置12から導出した玉検知部配線を結線して
基台一側に引き出し、開閉シャッター20のソレノイド
Pの指令基板に接続するよう形成する。ここで図1,図
2を参照し島台1A,1B,1C,1Dに設けた開閉シ
ャツター20A乃至20Fと玉貯留タンク11内の玉量
検知信号によって、どのように開閉制御するか開閉シャ
ツター20A乃至20Fの関係を説明する。玉補給始端
部となる小型タンクTの内壁始端箇所に、玉通路を開閉
する開閉シャツター20A乃至20Fを装着する。開閉
シャツター20A乃至20Fは玉通路を閉塞する略L字
状弁で形成し、L字状弁一側にソレノイドP(モーター
装置としても良い)を各々設け、ソレノイドPと前記セ
ンサー装置12の信号線と接続し、信号指令に基づき開
閉シャツター20A乃至20Fを開閉制御することで玉
量を調整する。ここで島台1A,1Bを基本としたセン
サー装置12と、開閉シャツター20A乃至20Fの信
号指令による補給玉量制御を図面に基づき詳述する。
略)を設け、玉貯留タンク11の適宜内壁に装着する。
センサー装置12から導出した玉検知部配線を結線して
基台一側に引き出し、開閉シャッター20のソレノイド
Pの指令基板に接続するよう形成する。ここで図1,図
2を参照し島台1A,1B,1C,1Dに設けた開閉シ
ャツター20A乃至20Fと玉貯留タンク11内の玉量
検知信号によって、どのように開閉制御するか開閉シャ
ツター20A乃至20Fの関係を説明する。玉補給始端
部となる小型タンクTの内壁始端箇所に、玉通路を開閉
する開閉シャツター20A乃至20Fを装着する。開閉
シャツター20A乃至20Fは玉通路を閉塞する略L字
状弁で形成し、L字状弁一側にソレノイドP(モーター
装置としても良い)を各々設け、ソレノイドPと前記セ
ンサー装置12の信号線と接続し、信号指令に基づき開
閉シャツター20A乃至20Fを開閉制御することで玉
量を調整する。ここで島台1A,1Bを基本としたセン
サー装置12と、開閉シャツター20A乃至20Fの信
号指令による補給玉量制御を図面に基づき詳述する。
【0009】図において、島台1Aのセンサー装置12
の玉検知部はニを表示し、玉貯留量は下限状態になって
いる。また島台1Bのセンサー装置12の玉検知部はホ
を示し、玉量は満タン状態を示している。この際島台1
Bのセンサー装置12の信号は自島の開閉シャツター2
0C,20Dを開放し、島台1A,1Dの開閉シャッタ
ー20B,20Fを閉塞するよう指令する。このため島
台1Bの貯留玉は島台1Aまたは1D側に流動すると共
に、島台1Aまたは1Dの開閉シャツター20B,20
Fを閉塞することによりこれ以上の補給を遮断する。従
いこれ以上の補給はなされないため玉貯留量は減量し満
タン状態を解消する。
の玉検知部はニを表示し、玉貯留量は下限状態になって
いる。また島台1Bのセンサー装置12の玉検知部はホ
を示し、玉量は満タン状態を示している。この際島台1
Bのセンサー装置12の信号は自島の開閉シャツター2
0C,20Dを開放し、島台1A,1Dの開閉シャッタ
ー20B,20Fを閉塞するよう指令する。このため島
台1Bの貯留玉は島台1Aまたは1D側に流動すると共
に、島台1Aまたは1Dの開閉シャツター20B,20
Fを閉塞することによりこれ以上の補給を遮断する。従
いこれ以上の補給はなされないため玉貯留量は減量し満
タン状態を解消する。
【0010】このように遊技場に多数列設する島台1A
乃至1D間の玉量調整は各島台1内に内蔵する玉貯留タ
ンク11の内壁に設けたセンサー装置12の玉検知部
イ,ロ,ハ,ニ,ホの玉量に対応して、例えば島台1A
が玉不足信号を指令した場合、島台1B、1Cの玉保有
量を比較判定し、その玉量状態を検知し、不足島台側を
優先して玉量の多い一側島台から補給するよう形成され
る。また、信号指令の瞬時の差が生じた場合、早い方を
選択し信号指令するようになっている。
乃至1D間の玉量調整は各島台1内に内蔵する玉貯留タ
ンク11の内壁に設けたセンサー装置12の玉検知部
イ,ロ,ハ,ニ,ホの玉量に対応して、例えば島台1A
が玉不足信号を指令した場合、島台1B、1Cの玉保有
量を比較判定し、その玉量状態を検知し、不足島台側を
優先して玉量の多い一側島台から補給するよう形成され
る。また、信号指令の瞬時の差が生じた場合、早い方を
選択し信号指令するようになっている。
【0011】つぎに補給樋40を説明する。島台1A、
1B間長さで、予め玉流動に適応する勾配を設けてX状
の補給樋40をユニット型で形成する。ユニット型の補
給樋40は、内部にX状に交差するジョイント部39を
有して玉流入口、玉受口で構成する玉通路を設け、補給
樋40の上部が玉流入口、下部に玉受口が設けられてい
る。図2,図3に基づき説明すれば補給樋40の玉流入
口から流入した玉は、中央部の交差状のジョイント部3
9を流下し玉受口から対面する島台小型タンクT側に円
滑に流下するようになっている。このジョイント部39
は、略矩形状の透視部材で外部から可視可能に形成され
玉の流下状態が常時点検できるようになっている。
1B間長さで、予め玉流動に適応する勾配を設けてX状
の補給樋40をユニット型で形成する。ユニット型の補
給樋40は、内部にX状に交差するジョイント部39を
有して玉流入口、玉受口で構成する玉通路を設け、補給
樋40の上部が玉流入口、下部に玉受口が設けられてい
る。図2,図3に基づき説明すれば補給樋40の玉流入
口から流入した玉は、中央部の交差状のジョイント部3
9を流下し玉受口から対面する島台小型タンクT側に円
滑に流下するようになっている。このジョイント部39
は、略矩形状の透視部材で外部から可視可能に形成され
玉の流下状態が常時点検できるようになっている。
【0012】このジョイント部39の下端に、該ジョイ
ント部39を下方から上下に調整する調整具41が装着
されている。調整具41は、後述する装飾BOX46の
外側から補給樋40のジョイント部39の下端まで貫通
する調整用ボルト41Aを螺着し、装飾BOX46の下
部外側からナットで締着略固定する。補給樋40が玉の
重量で下方に垂下した場合等、玉流れ状態が悪くなった
場合この調整具41によって上下に操作して調整する。
ント部39を下方から上下に調整する調整具41が装着
されている。調整具41は、後述する装飾BOX46の
外側から補給樋40のジョイント部39の下端まで貫通
する調整用ボルト41Aを螺着し、装飾BOX46の下
部外側からナットで締着略固定する。補給樋40が玉の
重量で下方に垂下した場合等、玉流れ状態が悪くなった
場合この調整具41によって上下に操作して調整する。
【0013】このように形成された補給樋40を、該補
給樋40が包囲可能とする装飾BOX46で全体を被覆
形成する。この装飾BOX46の中央部にも透視部材に
よって透し窓47(図4参照)が開設され補給樋40の
玉流下状態をこの透し窓47で点検出来るようになって
いる。また、装飾BOX46の下端中央部に前記した調
整具41の下端ネジ部が露出されており営業中であって
も外部から調整用ボルト41Aによって調整自在になっ
ている。このように形成された補給樋40内蔵の装飾B
OX46を島台1,1間に嵌着し固定するがここで取付
部を説明する。まず補給樋40が固着される小型タンク
Tから説明すれば、小型タンクT,Tの両側壁(島台と
対面する側)に補給樋40の上部玉流入口と下部玉受口
とを挿着する開口部を開設する。上部の玉流入口には、
前記した玉通路を開閉するL字状弁が設けられている。
給樋40が包囲可能とする装飾BOX46で全体を被覆
形成する。この装飾BOX46の中央部にも透視部材に
よって透し窓47(図4参照)が開設され補給樋40の
玉流下状態をこの透し窓47で点検出来るようになって
いる。また、装飾BOX46の下端中央部に前記した調
整具41の下端ネジ部が露出されており営業中であって
も外部から調整用ボルト41Aによって調整自在になっ
ている。このように形成された補給樋40内蔵の装飾B
OX46を島台1,1間に嵌着し固定するがここで取付
部を説明する。まず補給樋40が固着される小型タンク
Tから説明すれば、小型タンクT,Tの両側壁(島台と
対面する側)に補給樋40の上部玉流入口と下部玉受口
とを挿着する開口部を開設する。上部の玉流入口には、
前記した玉通路を開閉するL字状弁が設けられている。
【0014】つぎに装飾BOX46を嵌合取付するユニ
ット取付枠45を小型タンクTの外側壁に形成する。装
飾BOX46が装設可能とするユニット取付枠45は略
額縁状に鍔部49を形成し鍔部49の複数の平面取付部
に固定用ネジ装着孔44が開設されユニット取付枠45
を小型タンクTの側面壁に固定し、装飾BOX46を挿
着するが、その際前記した玉流入口と玉受口と補給樋4
0の対応する先端とを合致し、取付用ネジで固定させ
る。
ット取付枠45を小型タンクTの外側壁に形成する。装
飾BOX46が装設可能とするユニット取付枠45は略
額縁状に鍔部49を形成し鍔部49の複数の平面取付部
に固定用ネジ装着孔44が開設されユニット取付枠45
を小型タンクTの側面壁に固定し、装飾BOX46を挿
着するが、その際前記した玉流入口と玉受口と補給樋4
0の対応する先端とを合致し、取付用ネジで固定させ
る。
【0015】前記説明した補給樋40は、先に本出願人
が実願平2−4010号で技術開示した装置の転用とす
るものであるが、補給樋40をホールに対応した装飾形
状となし、島台1A通路上部を違和感のない形状に構成
しても良い。尚各開閉シャッター20A乃至20Fを手
動操作可能とするスイッチを別途に装置し、緊急の際取
扱を容易とすることで早期解決をはかるよう構成しても
良い。つぎに玉返却装置30を図4で説明すれば、島台
1長手方向略中央部にパチンコ機1台分のスペースを設
けて装置される。玉返却装置30の前面下方に返却口2
1を平面略四角形の箱体となし、該返却口21の底面と
玉貯留タンク11間に図示しない玉通路が形成され返却
玉を返却するようになっている。その玉通路適宜箇所に
返却玉を計数する計数検知部(図示省略)を装着し、そ
の数値を計数検知部から計数管理装置に信号指令するよ
うになっている。返却口21の上部位置に前記返却玉の
計数数値を印字し、レシート発行等遊技にかかる管理装
置をコンパクトに内蔵し、その表面にその数値を表示す
る表示部22、その表示をプリンター信号指令によって
レシートまたはカードで払い出すカード発行口23が形
成される。
が実願平2−4010号で技術開示した装置の転用とす
るものであるが、補給樋40をホールに対応した装飾形
状となし、島台1A通路上部を違和感のない形状に構成
しても良い。尚各開閉シャッター20A乃至20Fを手
動操作可能とするスイッチを別途に装置し、緊急の際取
扱を容易とすることで早期解決をはかるよう構成しても
良い。つぎに玉返却装置30を図4で説明すれば、島台
1長手方向略中央部にパチンコ機1台分のスペースを設
けて装置される。玉返却装置30の前面下方に返却口2
1を平面略四角形の箱体となし、該返却口21の底面と
玉貯留タンク11間に図示しない玉通路が形成され返却
玉を返却するようになっている。その玉通路適宜箇所に
返却玉を計数する計数検知部(図示省略)を装着し、そ
の数値を計数検知部から計数管理装置に信号指令するよ
うになっている。返却口21の上部位置に前記返却玉の
計数数値を印字し、レシート発行等遊技にかかる管理装
置をコンパクトに内蔵し、その表面にその数値を表示す
る表示部22、その表示をプリンター信号指令によって
レシートまたはカードで払い出すカード発行口23が形
成される。
【0016】このように構成したことで、玉貯留タンク
11内の貯留玉を均等化することができ島台1内の貯留
玉不足、または満タン状態が回避され、従い玉返却装置
30は、常時開放状態(使用可能)を維持し返却玉の受
け入れを可能状態とする。尚補給樋40を自然勾配を活
用した装置で説明したが動力による強制的に搬送する、
例えば略水平状の両端部に駆動モーターを配設し、駆動
力によって補給玉を強制搬送する装置を形成し、前記補
給樋40と代替使用してもよく、あるいは補給樋40を
床下内部に埋設装置しても良い。
11内の貯留玉を均等化することができ島台1内の貯留
玉不足、または満タン状態が回避され、従い玉返却装置
30は、常時開放状態(使用可能)を維持し返却玉の受
け入れを可能状態とする。尚補給樋40を自然勾配を活
用した装置で説明したが動力による強制的に搬送する、
例えば略水平状の両端部に駆動モーターを配設し、駆動
力によって補給玉を強制搬送する装置を形成し、前記補
給樋40と代替使用してもよく、あるいは補給樋40を
床下内部に埋設装置しても良い。
【0017】
【考案の効果】以上説明して明らかなように、本考案の
パチンコ島台の貯留玉均等装置としたことで、計数器の
返却口を常時開放状態で維持できるため遊技客へのサー
ビス向上がはかれる。玉量均等装置の開閉シャッターを
補給樋始端部に設けた為、緊急の玉不足、および玉の満
タン状態での対処が迅速でかつ早急に解消でき、遊技機
稼働に支障をきたすことがなく安定したホール営業が提
供できる。また島台内での無駄な玉移動が省略される
為、駆動力の大幅削減と騒音緩和となり、装置の延命策
がはかれ経済的効果が大きい。
パチンコ島台の貯留玉均等装置としたことで、計数器の
返却口を常時開放状態で維持できるため遊技客へのサー
ビス向上がはかれる。玉量均等装置の開閉シャッターを
補給樋始端部に設けた為、緊急の玉不足、および玉の満
タン状態での対処が迅速でかつ早急に解消でき、遊技機
稼働に支障をきたすことがなく安定したホール営業が提
供できる。また島台内での無駄な玉移動が省略される
為、駆動力の大幅削減と騒音緩和となり、装置の延命策
がはかれ経済的効果が大きい。
【図1】本実施例にかかる並列島台側面断面略図であ
る。
る。
【図2】本実施例にかかる島台上部断面略図である。
【図3】本実施例にかかる補給樋装置拡大略図である。
【図4】本実施例にかかるパチンコ島台全体略図であ
る。
る。
11…玉貯留タンク、12…センサー装置、20、20
A、20B、20C、20D、20E、20F、…開閉
シャッター、30…玉返却装置、 39…ジョ
イント部、40…補給樋、 46…装飾B
OX、1、1A、1B、1C、1D…島台、T…小型タ
ンク、イ,ロ,ハ,ニ,ホ…玉検知部。
A、20B、20C、20D、20E、20F、…開閉
シャッター、30…玉返却装置、 39…ジョ
イント部、40…補給樋、 46…装飾B
OX、1、1A、1B、1C、1D…島台、T…小型タ
ンク、イ,ロ,ハ,ニ,ホ…玉検知部。
Claims (1)
- 【請求項1】パチンコ遊技場に複数設置される島台に小
型タンクと玉貯留タンクと玉返却装置とを備えた島台に
あって、 前記玉貯留タンクに玉検知手段と該玉検知手段からの信
号指令によって制御するセンサー装置とを設け、 前記島台小型タンクの玉流出口に開閉制御する開閉シャ
ッターと、 前記島台間に玉通路を設けたユニット島交流樋とを形成
し、 前記島台小型タンク間に、前記ユニット島交流樋を架設
し、 前記玉貯留タンクの玉検知手段からの信号指令によっ
て、前記開閉シャツターを開閉制御するよう構成したこ
とを特徴とした パチンコ島台における玉量均等装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2727592U JP2539428Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | パチンコ島台における玉量均等装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2727592U JP2539428Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | パチンコ島台における玉量均等装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586383U JPH0586383U (ja) | 1993-11-22 |
JP2539428Y2 true JP2539428Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=12216530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2727592U Expired - Lifetime JP2539428Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | パチンコ島台における玉量均等装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539428Y2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3627272B2 (ja) * | 1995-01-23 | 2005-03-09 | 株式会社竹屋 | パチンコ島台 |
JP3418033B2 (ja) * | 1995-03-30 | 2003-06-16 | 株式会社京楽 | パチンコ遊技場におけるパチンコ機設置島の球補給装置 |
JP3778600B2 (ja) * | 1995-11-20 | 2006-05-24 | 株式会社三共 | 弾球遊技機設置島の玉補給システム |
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JP3924802B2 (ja) * | 1996-03-11 | 2007-06-06 | 株式会社竹屋 | パチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置 |
JP4670130B2 (ja) * | 2000-07-31 | 2011-04-13 | 株式会社竹屋 | ストッパー装置 |
JP3925437B2 (ja) * | 2003-03-07 | 2007-06-06 | 株式会社竹屋 | パチンコ遊技場の稼働状況監視管理装置 |
JP4458021B2 (ja) * | 2005-11-07 | 2010-04-28 | 株式会社竹屋 | パチンコ島台を管理する管理コンピュータ |
JP5201980B2 (ja) * | 2007-12-26 | 2013-06-05 | シルバー電研株式会社 | 遊技島 |
JP5219635B2 (ja) * | 2008-06-05 | 2013-06-26 | 株式会社エース電研 | 遊技機島 |
JP5219636B2 (ja) * | 2008-06-05 | 2013-06-26 | 株式会社エース電研 | 遊技機島 |
JP5219634B2 (ja) * | 2008-06-05 | 2013-06-26 | 株式会社エース電研 | 遊技機島 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP2727592U patent/JP2539428Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0586383U (ja) | 1993-11-22 |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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