JPH10179901A - 遊技機取付ユニット及び遊技機取付ユニット用台座 - Google Patents

遊技機取付ユニット及び遊技機取付ユニット用台座

Info

Publication number
JPH10179901A
JPH10179901A JP35606396A JP35606396A JPH10179901A JP H10179901 A JPH10179901 A JP H10179901A JP 35606396 A JP35606396 A JP 35606396A JP 35606396 A JP35606396 A JP 35606396A JP H10179901 A JPH10179901 A JP H10179901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gaming machine
mounting unit
game
machine mounting
pedestal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP35606396A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Ioki
定男 井置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP35606396A priority Critical patent/JPH10179901A/ja
Publication of JPH10179901A publication Critical patent/JPH10179901A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置時における移動が容易な遊技機取付ユニ
ットを提供する。 【解決手段】 パチンコ遊技機3が装設されるともに、
パチンコ遊技を行うための各種機構が取付られる遊技機
取付ユニット1の底面27に、台座のレール面上を走行
する滑車29と、台座に設けられた拘持片により拘持さ
れる固定片34と、床面移動時において舵取りするキャ
スター32とを設け、台座上の移動時にあっては滑車に
より摩擦を低減して移動を容易にし、床面の移動時にあ
ってはキャスターにより自在方向へ容易に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店等の遊
技店において、パチンコ遊技機等の遊技機を1台或いは
数台程度取り付ける遊技機取付ユニット、及びこの遊技
機取付ユニットと遊技店の床面との間に介在して、遊技
機取付ユニットを遊技店に設置する際に遊技機取付ユニ
ットの移動及び設置を補助する遊技機取付ユニット用台
座に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を代表的な遊技機であるパチ
ンコ遊技機及びこのパチンコ遊技機が設置されるパチン
コ店を例に挙げて説明する。
【0003】通常、パチンコ店においては、多数のパチ
ンコ遊技機を並設した島設備を構築し、この島設備を複
数設置している。この島設備は、木材による枠体を形成
してこの枠体に幕板(化粧板)や遊技機を取り付けてい
る。そして、この島設備は、パチンコ店毎に長さや数が
異なり、また、現場での調整作業も多いので、設置が難
しく、多数の熟練工を必要としていた。これにより、施
工時のコストアップや施工の遅延等、多くの課題が指摘
されていた。また、ホテルのゲームコーナ等、パチンコ
店以外においては、構造が異なる専用のパチンコ遊技機
を別途に用意する必要があった。
【0004】この点に鑑み、特開平5−68745号公
報や特開平8−141202号公報では、パチンコ遊技
機を稼働するために必要な構成、例えば獲得した遊技球
の計数装置や遊技球の揚送装置等を一体にユニット化し
たいわゆる単独設置式のパチンコ遊技機(以下、遊技ユ
ニットという)が開示されている。この遊技ユニットで
は、必要な構成を一体化しているので、上記した枠体の
店内での組立作業が不要になる等、設置時の作業効率の
向上が図れる。また、パチンコ店で使用されているもの
と同機種のパチンコ遊技機を上記したゲームコーナのよ
うな場所にも設置することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来装置においては、遊技機ユニットの重量が嵩み、運搬
が困難となってしまうという問題点が新たに生じた。例
えば、遊技機ユニットをパチンコ店の所定位置に設置す
る際、とりわけ正確な位置に位置決め調整する際には、
人手によって遊技機ユニットを移動させなければならな
い。特に、最近では、他のパチンコ店との差別化を図る
ことを目的として、直線的なレイアウトから複雑多様な
レイアウトに変更するパチンコ店が増えており、このレ
イアウトに対応するための労力が多大となっていた。
【0006】また、落下した遊技球の回収を容易にする
ため床に傾斜をつけているパチンコ店もあり、このよう
なパチンコ店では、遊技機ユニットを水平に設置するこ
とが困難であった。同様に、床面がうねっていた場合に
あっても遊技機ユニットを水平に設置することが困難と
なっていた。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、設置時における移動が容易な遊技機取付ユ
ニット及び遊技機取付ユニット用台座を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、請求項1記載の発明は、
遊技機が装設されるともに該遊技機に付随する関連機器
が取付られる遊技機取付ユニットにおいて、遊技店の床
面上に敷設された台座上を所定方向に転動する転動部を
備えた移動補助部材を前記遊技機取付ユニットの下部に
設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、前記遊技機取付ユ
ニットの下部に、前記台座の係留部により係留されるユ
ニット固定部材を設け、該ユニット固定部材を係留部に
接続して遊技機取付ユニットを前記台座上に固定するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記移動補助部材
は、支持部と該支持部により所定方向に転動可能に支持
された転動部とを含み、該移動補助部材を移動方向の前
後に配置するとともに、前記遊技機取付ユニットの下部
にキャスター部材を、該キャスター部材の車輪下端が前
記転動部の下端よりも低く位置する状態で設け、前記キ
ャスター部材は、前記床面上の移動時にあっては、移動
補助部材の前後の一方を床面から離間させて他方の移動
補助部材と共働して任意方向に舵取り可能としたことを
特徴とする。
【0011】ここで、上記所定方向とは、遊技機取付ユ
ニットを前後方向に移動させる方向のことを云う。
【0012】請求項4記載の発明は、前記関連機器は、
取り付けられた遊技機による遊技で獲得した遊技媒体を
計数記憶しながら内部に返却する遊技媒体返却装置と、
前記遊技媒体返却装置から返却された遊技媒体及び遊技
機で使用された使用済み遊技媒体を揚送して上方から遊
技機へ供給可能とする遊技媒体供給装置とを含んで構成
されていることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、遊技機並びに該遊
技機に付随する関連機器が装設される遊技機取付ユニッ
トと遊技店の床面との間に介在し前記床面上に敷設され
る遊技機取付ユニット用台座において、前記台座は、前
記床面上に設ける固定部材と該固定部材に支持されると
ともに前記遊技機取付ユニットと接する案内部材とを含
み、前記遊技機取付ユニットの配置位置に沿って敷設さ
れ、前記遊技機取付ユニットの下部に設けられた移動補
助部材の転動部が転動する少なくとも一対のレール部材
によって前記案内部材を構成し、前記固定部材を、前記
レール部材同士のレール間隔を一定に保つように前記レ
ール部材間に架設された枕木部材によって構成したこと
を特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、前記固定部材に、
前記遊技機取付ユニットに設けられたユニット固定部材
を接続可能な係留部を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、前記台座に、装飾
部材を取り付ける装飾部材取付部を設けたことを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。ここでは、代表的な遊技機であ
るパチンコ遊技機用の遊技機取付ユニットについて説明
することにする。
【0017】まず、本発明の第1実施形態を説明する。
図1から図4は、遊技機取付ユニットを説明する図であ
り、図1はパチンコ遊技機が取り付けられた状態の遊技
機取付ユニットを示す正面図、図2は遊技機取付ユニッ
トの左側面図、図3は遊技機取付ユニットの内部構造を
説明する正面図、図4は同じく右側面図である。なお、
以下の説明においては、1台のパチンコ遊技機を取り付
ける遊技機取付ユニットを例に挙げて説明するが、本発
明は、横に並べて2台、背合せにして2台、4台という
ように数台程度のパチンコ遊技機を取り付ける遊技機取
付ユニットについても同様に適用できる。
【0018】図1に示すように、遊技機取付ユニット1
は上下に長い直方体形状をなしている箱状のユニット本
体2を主たる構成としており、このユニット本体2の底
部に遊技機取付ユニット1の移動を補助するための機構
が設けられている。そして、パチンコ遊技機3は、ユニ
ット本体2の前面開口に設けられた取付部材(後述)に
対して着脱可能に取り付けられる。
【0019】このパチンコ遊技機3は、従来からあるい
わゆる島設備用のものと同じものである。より詳細に
は、図1に示すように、その前面に、額縁状の前面枠4
及びこの前面枠4の内側に前面ガラス5(透明部材の一
種)を保持した透明部材保持枠6がそれぞれ開閉可能に
取付られており、透明部材保持枠6の窓部を臨むように
後方から遊技盤7が取り付けてある。透明部材保持枠6
の下方には、貸し球あるいは賞球としての遊技球を貯留
する上皿8が設けられ、この上皿8の下方に、上皿の球
抜き操作がなされたりオーバーフローした場合等に、上
皿8からの遊技球を受け入れる下皿9が設けられてい
る。この下皿9の右側には遊技球を発射する際に操作す
る発射操作ハンドル10が設けられている。そして、上
記した前面枠4には、遊技球の貯留タンクや各種の制御
装置等が設けられた裏機構盤(図示せず)が後方から取
り付けられ、この裏機構盤は、前面枠4の開放に伴って
前面枠4と一体となって前方に回動する。これにより、
貯留タンクや制御装置等(何れも図示せず)に対し、遊
技機取付ユニット1の前方からのメンテナンスを可能と
してメンテナンス性の向上を図っている。
【0020】また、この下皿9の下方には遊技により獲
得した遊技球(景品球)を貯留するための球箱12が配
置されている。この球箱12の底面には、開閉により景
品球を球計数センサ(後述)に導入したり堰き止めたり
するシャッタ機構13が設けられている。
【0021】パチンコ遊技機3の側部(同図における左
側)には、遊技球の貸出しや獲得した景品球数の表示あ
るいはプリント等を行うクレジットサンド15を設けて
ある。このクレジットサンド15の正面には、暗証情報
等を入力するための入力装置16、排出された貸し球を
上皿8に案内するノズル17、遊技カード等のカードを
挿入するためのカード挿入口18、及び獲得した景品球
数や各種情報がプリントされた用紙を排出する紙排出口
19等が設けられている。パチンコ遊技機3の上部に
は、遊技の状態にあわせて発光する装飾ランプ20、そ
の上方には店員を呼出す際に発光する呼出ランプ21、
及び景品球の獲得状況をレベルゲージ態様で表示する
(即ち、点灯数の増減により景品球の獲得概数を表示す
る)出球表示ランプ22が配設されている。
【0022】上記した球箱12は、パチンコ遊技機3の
下方にて前方に向けて突出した棚板部24上に載置され
ている(図2参照)。この棚板部24には、球箱12に
貯留された景品球が通過する開口(図示せず)が球箱1
2のシャッタ機構13に連通するように形成されてお
り、この開口には、下方から景品球返却樋25が連通し
て取り付けられている。従って、球箱12に貯留された
景品球(遊技球)は、球箱12のシャッタ機構13が開
放することにより、景品球返却樋25を通じて遊技機取
付ユニット1内に返却される。また、この景品球返却樋
25の下方には、下部扉26が開閉自在に取付られてい
る。この下部扉26は、装置内部のメンテナンス時など
に開放される。
【0023】ユニット本体2の底面27の四隅には、こ
の遊技機取付ユニット1の移動を補助する移動補助手段
として機能する滑車29を設けてある。この滑車29
は、外周壁の中央部分が弓状に凹んだいわゆる糸巻状の
車輪30(転動部)と、この車輪30の軸を遊技機取付
ユニット1の前後方向に向けて支持するフレーム31と
を備えている。遊技機取付ユニット1は、車輪30がパ
チンコ店(遊技店)の床面上に敷設された台座65(図
5参照)の上を転動することで、この台座65の延在方
向に沿って移動する。従って、滑車29は、台座65上
(より詳細には、台座65のレール面上)からの脱輪を
防止するため、所定方向(本実施形態においては遊技機
取付ユニット1を左右方向に移動させる方向)にのみ回
転可能となっている。
【0024】また、この底面27における前後方向略中
央であって左右方向のやや左寄りには、水平方向に首振
り回転自在なキャスター32が取り付けられ、前後方向
のやや後方寄りであって左右方向のやや右寄りには固定
片34が設けられている(図1、図4参照)。そして、
キャスター32は舵取り可能なキャスター部材として機
能し、このキャスター32が有する車輪33の下端は、
滑車29の車輪下端よりも下方に位置している。また、
固定片34は、断面倒L字状の板片(図5参照)であ
り、その一辺(垂下部34a)が下方に垂下し、この垂
下部34aには水平方向に長い通孔34bが開設されて
いる。この固定片34は、例えば、スチールやアルミ材
等により構成され、ユニット固定部材として機能する。
【0025】次に、ユニット本体2の内部構造について
説明する。図3に示すように、このユニット本体2の内
部は、パチンコ遊技機3等を取り付けるための取付部材
として機能する上横材37と下横材38とにより、上
部、中部、下部に区画されている。
【0026】そして、下横材38にて区画された下部に
は、回収された遊技球を貯留し、回収遊技球貯留部とし
て機能する回収タンク39と、ユニット本体2内の遊技
球を外部に排出する際に遊技球を一時的に貯留する球抜
タンク40と、トランス41とが設けられている。
【0027】回収タンク39の天井は上面カバー42に
より区画され、底面はリフト装置43側(同図において
は右方向)に下り傾斜した傾斜面となっている。そし
て、この回収タンク39底面の傾斜下端には回収球セン
サ44が設けられている。この回収球センサ44は、回
収タンク39からリフト装置43へ供給される遊技球を
検出する検出手段として機能している。また、上記した
上面カバー42の端部(図3における左端)には回収タ
ンク39と連通した開口が形成されており、上面カバー
42の上面はこの開口に向かう下り傾斜面となってい
る。そして、開口には、この上面カバー42に落下して
回収タンク39に回収された遊技球を検出する球混入セ
ンサ45が設けられている。
【0028】上記した下横材38の下端縁からは棚板部
24が前方に突設されており(図4参照)、この棚板部
24に下方から取り付けられた景品球返却樋25の下端
出口は、上記した回収タンク39内に位置している。そ
して、図3及び図4に示すように、景品球返却樋25の
途中には球計数センサ46が設けられており、球箱12
から流下した景品球を計数する。この球計数センサ46
は、本実施形態においては、6条の遊技球が検出可能な
センサとして構成されている。また、この他に、回収タ
ンク39には、パチンコ遊技機3からのアウト球(遊技
球)を回収タンク39に導くアウト球回収樋47の下端
出口が位置している。このアウト球回収樋47の途中に
は、アウト球を検出するアウト球センサ48が設けられ
ている。
【0029】遊技機取付ユニットの右側部には、リフト
装置43が設けられている。このリフト装置43は、図
3及び図4に示すように、ユニット上部に設けられた上
樋部51と上記した回収タンク39との間に略垂直に装
備され、回収タンク39からの遊技球を上樋部51へ揚
送する。このリフト装置43は、外周に突設した複数の
棚部52(図4参照)を有する無端ベルト53と、この
無端ベルト53を走行させる揚送モータ54と、棚部5
2上の遊技球の落下を防ぐカバー材57などから構成さ
れており、この無端ベルト53は、図4に示すように、
1つの棚部52で複数個(本実施形態においては6個)
の遊技球を運搬できる。但し、このリフト装置43につ
いては、ユニット下部の遊技球をユニット上部に揚送可
能なものであればどのような構成でもよく、例えば、ス
パイラル状の回転部材を用いた装置やスプロケットによ
り遊技球を押し上げる装置でもよい。そして、このリフ
ト装置43の揚送路の途中には、球磨装置55が設けら
れている。この球磨装置55は、無端ベルト53の幅方
向に走行する布体により揚送途中にある遊技球の表面の
汚れを拭き取る。
【0030】そして、上横材37により区画された上部
には、制御装置56と上記した上樋部51とが設けられ
ている。制御装置56は、この遊技機取付ユニット1に
おける制御、例えば、各種センサからの検出信号に基づ
くリフト装置43の駆動制御や球計数センサ46からの
検出信号に基づく計数処理等を行う。上樋部51は、上
記したリフト装置43が揚送した遊技球を一時貯留する
と共に、これらの遊技球をクレジットサンド15やパチ
ンコ遊技機3の球タンク等に案内する機構で、遊技球を
貯留する貯留部と遊技球を案内する樋部とから概略構成
されている。さらに、この上樋部51には、貯留部に貯
留されている遊技球が所定未満になったことを検出する
第1上樋センサ59、同じく貯留された遊技球が所定量
に達したことを検出する第2上樋センサ60、クレジッ
トサンド15へ供給する遊技球を検出する第1補給セン
サ61、及び球タンクへ供給する遊技球を検出する第2
補給センサ62等が設けられている。
【0031】以上説明したように、この遊技機取付ユニ
ット1は、取り付けられた遊技機(パチンコ遊技機3)
による遊技にて獲得した遊技媒体(景品球)を計数しな
がら返却する遊技媒体返却装置(景品球返却樋25、球
計数センサ46)と、遊技媒体返却装置から返却された
遊技媒体(景品球)を遊技機へ供給する遊技媒体供給装
置(リフト装置43、上樋部51)と、遊技者に遊技媒
体を貸出す遊技媒体貸出装置とを含んで構成されてお
り、パチンコ遊技機3を取り付けることにより、単独で
遊技を行わせることが可能な遊技ユニットとなってい
る。
【0032】次に、パチンコ店の床面上に敷設される台
座について説明する。図5は、この台座を説明する斜視
図であり、図6は、台座上に遊技機取付ユニットが載置
された様子を説明する図である。
【0033】図5に示すように、この台座65は、床面
上に敷設される底部66と、この底部66と一体形成さ
れるとともに底部66の両側縁から立設した鉤括弧状の
第1レール部67及び第2レール部68とを備えたいわ
ゆるリップみぞ形の長尺部材から構成されている。
【0034】そして、図6に示すように、両レール部6
7、68には、遊技機取付ユニット1に設けられた滑車
29の車輪30が載置される。遊技機取付ユニット1が
載置された状態において、車輪30は両レール部67、
68によって案内され、遊技機取付ユニット1は台座6
5の延在長手方向に沿って移動する。即ち、同図に示す
ように、第1レール面67aには第1の左側滑車29A
及び第1の右側滑車29Bが載置され、第2レール面6
8aには第2の左側滑車29C及び第2の右側滑車29
Dが載置されている。なお、両レール部67、68のレ
ール面(即ち、第1レール面67a或いは第2レール面
68a)から底部66の上面までの高さH1(図5参
照)は、遊技機取付ユニット1のキャスター32に基づ
き規定されており、遊技機取付ユニット1が台座65上
に載置された状態で、キャスター32の車輪33が底部
66から離れて宙に浮く寸法に設定され、遊技機取付ユ
ニット1が台座65上を移動する際に、この移動に支障
を来さないようになっている。
【0035】また、図5に示すように、底部66の上面
には、L字状の板片により構成された係留片69が取り
付けてある。この係留片69は、遊技機取付ユニット1
の固定片を係留する部材で係留部として機能する。そし
て、この係留片69における一方の片(起立部)が底部
66から上方に起立するように取り付けてあり、この起
立部にはレール部に沿った水平方向に長い通孔を開設し
てある。また、底部66には台座65を床面に固定する
ための複数の固定孔70が開設されている。そして、台
座65を床面に固定する際には、例えば、床面に一部が
埋め込み固定された基礎ボルトを固定孔70に挿通し、
ナットを用いて固定する。なお、台座65の固定方法に
ついては、これに限定されることはなく、任意の固定方
法が採択できる。
【0036】そして、台座65上の遊技機取付ユニット
1を位置決め固定する際には、係留片69の通孔と固定
片34の通孔とを位置合わせし、固定部材を両孔に貫通
させることで固定片34を係留片69に接続する(図5
及び図6参照)。これにより、遊技機取付ユニット1は
係留片69により規定される所定位置で係留、即ち位置
決め固定される。なお、上記した固定部材は、ボルト及
びナット、ピン等により構成されるがこれに限定されな
い。この固定時において、係留片69と固定片34の起
立部と垂下部に形成された通孔はレール部に沿った水平
方向に長い長孔に形成されているので、この通孔が位置
決めのマージンとなる。従って、このマージンにより設
置現場(即ち、パチンコ店)における位置の誤差を吸収
でき、設置作業を容易にすることができる。
【0037】以上説明したように、本実施形態において
は、所定方向に転動する転動部(車輪)を備えた移動補
助部材(滑車29)を遊技機取付ユニット1の下部(ユ
ニット本体2の底面27)に設け、遊技店(パチンコ
店)の床面上に敷設された台座(台座65)の転動面
(レール面67a、68a)上に移動補助部材の転動部
(車輪30)を載置して、転動部を転動面(レール面6
7a、68a)に沿って転動させるように構成したの
で、転動部が転動面により案内され、遊技機取付ユニッ
ト1は台座の延長方向に沿って移動する。従って、遊技
機取付ユニット1を予め規定された位置に配置すること
が容易になる。また、遊技機取付ユニット1の移動時に
おいては、移動補助部材と台座との摩擦が転動部により
低減されるので、少ない力で移動させることができる。
【0038】次に、この遊技機取付ユニット1を台座6
5に載せるまでの移動について説明する。図7は、遊技
機取付ユニットの床面上における移動の様子を説明する
図で、遊技機取付ユニットの下側部分とパチンコ店の床
面とを示した図である。
【0039】本実施形態においては、ユニット本体2の
底面27からキャスター32の車輪33の下端までの長
さと、底面27から滑車29の車輪下端までの長さとに
関し、前者を後者よりも長く設定してあり、尚且つキャ
スター32をユニット本体2の左寄りに設けているの
で、床面移動時においては、右側滑車29B、29Dと
キャスター32とが床面に接するとともに左側滑車29
A、29Cが宙に浮いた状態となり、右側滑車29B、
29Dとキャスター32とが3点で遊技機取付ユニット
1を移動可能に支える。この支持状態において、キャス
ター32は水平方向に回転可能となっているので、移動
時における舵取り部として機能する。なお、本実施形態
にて例示したキャスター32は、遊技機取付ユニット1
の前後方向略中央に1個設けたものを例示したがこれに
限定されない。例えば、ユニットの前後方向に2個並設
しても良い。
【0040】このように、本実施形態においては、台座
65の転動面(両レール面67a、68a)上を所定方
向に転動する転動部(車輪30)を備えた移動補助部材
(滑車29)を移動方向(左右方向)の前後に配置する
とともに、遊技機取付ユニット1の下部(ユニット本体
2の底面27)に、キャスター部材(キャスター32)
を設け、床面の移動時にあっては、一方の移動補助部材
(左側滑車29A、29C)を床面から離間させ、キャ
スター部材と他方の移動補助部材(右側滑車29B、2
9D)とで、遊技機取付ユニット1を舵取り可能とした
ので、台座65からの脱線を防止するために所定方向
(遊技機取付ユニット1の左右移動方向)にのみ転動可
能とされた移動補助部材の一部を利用して、遊技機取付
ユニット1を任意の方向に移動させることができる。ま
た、そのための構成もキャスター部材を追加するのみで
あるので簡単で済む。
【0041】以上説明した実施形態(第1実施形態)に
おける台座65は、レール部と底部66とが一体に構成
されたいわゆるリップみぞ形の台座65であったが、他
の構成とすることもできる。次に、他の構成を有する台
座を第2実施形態として説明する。
【0042】図8は、この第2実施形態の台座を説明す
る斜視図である。図8に示すように、この台座71と上
記した第1実施形態の台座65(図5参照)との相違
は、主に、レール部を第1レール部材72と第2レール
部材73とからなる独立した2本のレール部材により構
成し、これらレール部材同士を一定のレール間隔で配設
している点、これら2本のレール部材同士を枕木部材7
4により連結している点にある。なお、上記したレール
間隔とは、遊技機取付ユニット1に設けられた滑車29
の配設間隔に適合した(即ち、略一致した)間隔とされ
ている。
【0043】上記したレール部材72、73は、例え
ば、鋼材等により構成され、凸状の断面形状を有する長
尺部材であり、突起部分を上方に向けて配置されてい
る。枕木部材74は、上面の長手方向両端に各レール部
材を支持するためのレール支持溝74aが設けられた方
形状部材であり、このレール支持溝74a、74aに各
レール部材72、73を嵌合させ保持するとともにネジ
止めしている。この枕木部材74には、木材、コンクリ
ート材、鋼材等を用いることができる。また、この枕木
部材74には自らを床面に固定するための複数の固定孔
74bと、係留片75を固定するための固定孔74cと
が開設されている。この係留片75は上記した第1実施
形態にて説明した係留片69と同様の構成を有し、係留
部として機能する。そして、この枕木部材74は、両レ
ール部材72、73の延長方向に沿って、任意の間隔で
多数本配置されている。
【0044】さらに、本実施形態における枕木部材74
は、符号H2で示す高さが異なる複数種類のものが用意
されている。これは、上記したように、パチンコ店の床
面が水平面でない、即ち傾斜していたりうねっているこ
とに基因している。即ち、両レール部材72、73の底
面と床面との隙間の大きさは、床面の傾斜やうねりに応
じて様々となっている。そこで、高さH2が適合する枕
木部材74を用いることにより、床面の傾斜やうねりを
吸収する(即ち、両レール部材72、73の取付高さを
一定に揃える)ことができ、両レール部材72、73を
水平に敷設することができる。また、隙間を調整するに
あたり、枕木部材74と床面との間に、薄手の板状部材
として構成されたスペーサを挟み込むようにしてもよ
い。また、枕木部材74自身或いは少なくとも枕木部材
74の底面部分を、切削可能な材質(例えば、上記した
木材等)で構成してもよい。この場合、両レール部材7
2、73の底面と床面との隙間にあわせて枕木部材74
の底面部分を切削することで床面の傾斜やうねりを吸収
することができ、両レール部材72、73を水平に敷設
することができる。即ち、グラインダー等を用いること
により、両レール部材72、73の水平調整作業を現場
にて行うことができる。さらに、両レール部材72、7
3と枕木部材74との隙間にねじジャッキ機構を設けて
もよい。
【0045】また、枕木部材74にて両レール部材7
2、73の取付高さを一定に揃えたことにより、枕木部
材74の上面の高さも一定に揃うので、この枕木部材7
4の上面に取り付けられる係留片75(係留部)を同一
形状とすることができる、これにより、この係留片75
の量産が容易になり台座71のコストダウンを図ること
ができる。
【0046】そして、このような構成を有する台座71
上に遊技機取付ユニット1を載置する場合には、上記し
た第1実施形態(図6参照)と同様に、滑車29の車輪
30を両レール部材72、73の突起部分の上に載置す
る(図9参照)。なお、この第2実施形態においても、
遊技機取付ユニット1が台座71上に載置された状態で
キャスター32の車輪33は宙に浮いている。また、図
10に示すように、台座上の遊技機取付ユニット1を位
置決め固定する際も、枕木部材74に取り付けられた係
留片75の通孔とユニット本体2の底面27に取り付け
られた固定片34の通孔とを位置合わせして固定部材
(ボルト等)を両孔に貫通させることで固定片34を係
留片75に接続させている。
【0047】このように、本実施形態における台座71
を、遊技機取付ユニット1の配置位置に沿って敷設さ
れ、遊技機取付ユニット1の下部に設けられた移動補助
部材(滑車29)の転動部(車輪30)が転動する少な
くとも一対のレール部材(案内部材:両レール部材7
2、73)と、パチンコ店の床面上に設けられ、レール
部材同士のレール間隔を一定に保つようにレール部材間
に架設された枕木部材(固定部材:枕木部材74)とを
含んで構成したので、水平方向に湾曲させたレール部材
を使用することもでき、遊技機取付ユニット1を円弧状
に配置する等、複雑なレイアウトにも容易に対応するこ
とができる。また、台座71自身は、複雑な加工を必要
としないので、安価に製造することができる。
【0048】そして、本実施形態においては、図10に
示すように、遊技機取付ユニット1の配置状態におい
て、台座71が遊技者から視認可能となってしまい美観
を損なう。また、台座及びレール部材を床面よりも一段
低い溝内に配置した場合には、遊技機取り付けユニット
と床面との間に隙間が生じてしまい美観を損なう。そこ
で、この点に鑑み本実施形態では、台座71を外部から
覆い隠す被覆部材を用い、美観を高めている。以下、こ
の被覆部材について説明する。
【0049】図11から図13は、この被覆部材を説明
する図であり、図11は被覆部材の外観図で、(a)が
側面図、(b)が背面図、図12は被覆部材の取付を説
明する図で、(a)が取付前の状態を示す図、(b)が
取付られた状態を示す図、図13は被覆部材が取り付け
られた状態を遊技機取付ユニット1の正面側より見た図
である。
【0050】図11に示すように、本実施形態の被覆部
材79は、前面が傾斜した側面視略直角三角形状
〔(a)参照〕の長尺部材であり、その背面には「エ」
字状の取付凹部80が開設されている。この取付凹部8
0は、枕木部材74の端部に嵌合させるためのものとな
っている。従って、この取付凹部80と嵌合する枕木部
材74の端部もまた「エ」字状に加工されている。そし
て、この被覆部材79を枕木部材74に取り付ける場合
には、図12(a)に示すように被覆部材79の背面を
枕木部材74の端部に向かい合わせて、(b)に示すよ
うに被覆部材79の取付凹部80と枕木部材74の端部
とを嵌め合わせる。この取付状態においては、図13に
示すように、遊技機取付ユニット1の正面側からは被覆
部材79により台座71は覆い隠される。そして、この
被覆部材79の前面は、背面側に上り傾斜した傾斜面と
なっている(図12(b)参照)ので、遊技者は足が引
っ掛からずに済み、不快感がなくなる。
【0051】なお、上記した被覆部材79の前面には、
パチンコ店の店名やパチンコ遊技機3の機種名等、任意
の装飾を施すことができる。また、上記した例では、枕
木部材74の端部に被覆部材79を直接取り付ける構成
としたが、アングル等の取付部材を介して間接的に取り
付けるようにしてもよい。また、必要に応じて、取付部
材を介してレール部材73に取り付けるようにしてもよ
い。そして、取付部材を介して取り付けるようにした場
合には、被覆部材79の配設位置を自由に設定すること
ができ、遊技機取付ユニット1と床面との間に生じた隙
間を比較的容易に塞ぐことができる。
【0052】このように、本実施形態では、台座71を
構成する固定部材(枕木部材74)に、遊技者側から台
座71を覆い隠す装飾部材(被覆部材79)を取り付け
るための装飾部材取付部(枕木部材74の端部)を設け
たので、パチンコ店の床面を必要以上に加工せずに装飾
部材の取付が可能となる。そして、装飾部材を取り付け
たことにより、美観を向上させることができる。
【0053】ところで、例示した遊技機取付ユニット1
は、図10にも示したように、遊技店のスペースを有効
に活用するため、複数台並設されて使用されることが多
く、さらに、背中合わせで配置されることもあり、遊技
機取付ユニット1の前後方向の厚さは極力薄いことが望
ましいとされている。このように構成した場合、この遊
技機取付ユニット1は、重心が高く不安定なものとなる
ことがある。さらに、例示した遊技機取付ユニット1で
は、上記したように、パチンコ遊技に必要な構成を一体
化し、単独で遊技可能に構成されているので、多数の遊
技球やこの遊技球を循環させるための循環機構或いは電
源機構(トランス41)等種々の重量物を内包しなけれ
ばならない。従って、このような遊技機取付ユニット1
では、安定化対策が必要となる。
【0054】本実施形態においては、電源機構としての
トランス41や回収遊技球貯留部としての回収タンク3
9、及び揚送モータ54等の重量物をユニット本体2下
部に配置しており、さらにトランス41については、下
部後方に配置している。これにより、遊技機取付ユニッ
ト1の重心を下げることができ安定させることができ
る。また、パチンコ遊技機3の前面枠4を前方に開放し
た際、前面枠4と球タンク等の重みが前方に移動する
が、前記トランス41等の重量物の下部後方配置によっ
て球タンク等の重みの移動に対抗することができ、遊技
機取付ユニット1の安定化を図ることができる。
【0055】なお、以上説明した各実施形態では、代表
的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて説明した
が、ユニット化可能な他の遊技機、例えば雀球遊技機に
も本発明を適用することができる。
【0056】また、各実施形態における遊技機取付ユニ
ットは、単独で遊技可能な単独設置式のものを例示した
が、例えば、遊技球の循環機構が別個の装置や、球貸装
置(クレジットサンド等)が遊技機取付ユニットとは別
個に設けられ、遊技機取付ユニット同士の間に挟まって
いるような装置でも本発明を適用することができる。さ
らに、パチンコ遊技機を複数台取付可能な遊技機取付ユ
ニットにも本発明を適用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。即ち、請求項1記載の発明によれ
ば、遊技機が装設されるともに該遊技機に付随する関連
機器が取付られる遊技機取付ユニットにおいて、遊技店
の床面上に敷設された台座上を所定方向に転動する転動
部を備えた移動補助部材を前記遊技機取付ユニットの下
部に設けたので、転動部が台座上を転動し、遊技機取付
ユニットは台座の延長方向に沿って移動する。従って、
遊技機取付ユニットを予め規定された位置に配置するこ
とが容易になる。また、遊技機取付ユニットの移動時に
おいては、移動補助部材と台座との摩擦が転動部により
低減されるので、少ない力で移動させることができる。
さらに、遊技機がレールに沿って移動するので、遊技機
取付ユニットの整列状態が良好になる。
【0058】また、請求項2記載の発明によれば、前記
遊技機取付ユニットの下部に、前記台座の係留部により
係留されるユニット固定部材を設け、該ユニット固定部
材を係留部に接続して遊技機取付ユニットを前記台座上
に固定するので、台座上の遊技機取付ユニットを位置決
め固定するにあたり、係留部とユニット固定部材とを位
置合わせし、両者を固定部材により固定するだけで良
く、作業を容易にすることができる。さらに、遊技機取
付ユニットの固定位置は、係留部にて規定されるので、
この係留部を目印にして遊技機取付ユニットを移動させ
ることができ、設置現場における作業性の向上が図れ
る。
【0059】また、請求項3記載の発明によれば、前記
移動補助部材は、支持部と該支持部により所定方向に転
動可能に支持された転動部とを含み、該移動補助部材を
移動方向の前後に配置するとともに、前記遊技機取付ユ
ニットの下部にキャスター部材を、該キャスター部材の
車輪下端が前記転動部の下端よりも低く位置する状態で
設け、前記キャスター部材は、前記床面上の移動時にあ
っては、移動補助部材の前後の一方を床面から離間させ
て他方の移動補助部材と共働して任意方向に舵取り可能
としたので、台座からの脱線を防止するために所定方向
にのみ転動可能とされた移動補助部材を利用して、遊技
機取付ユニットを所望の任意方向に移動させることがで
きる。これにより、出荷時において遊技機取付ユニット
を工場内で移動させる場合や、設置時において遊技機取
付ユニットを積み降ろしてから台座まで移動させる場合
等に、遊技機取付ユニットの方向転換が容易となり、運
搬作業を効率よく行わせることができる。また、そのた
めの構成もキャスター部材を追加するのみであるので、
コストを低く抑えることができる。
【0060】また、請求項4記載の発明によれば、前記
関連機器は、取り付けられた遊技機による遊技で獲得し
た遊技媒体を計数記憶しながら内部に返却する遊技媒体
返却装置と、前記遊技媒体返却装置から返却された遊技
媒体及び遊技機で使用された使用済み遊技媒体を揚送し
て上方から遊技機へ供給可能とする遊技媒体供給装置と
を含んで構成されているので、遊技時においては遊技媒
体をユニット内で循環使用しており、多量の遊技媒体を
保持している。このように、遊技機取付ユニット自身の
重量が嵩むものでも容易に移動させることができる。こ
れにより、遊技店の壁際等のデッドスペースやホテルの
イベントホール等、従来、遊技機の設置が困難であった
場所にも手軽に設置することができるようになる。
【0061】また、請求項5記載の発明によれば、遊技
機並びに該遊技機に付随する関連機器が装設される遊技
機取付ユニットと遊技店の床面との間に介在し前記床面
上に敷設される遊技機取付ユニット用台座において、前
記台座は、前記床面上に設ける固定部材と該固定部材に
支持されるとともに前記遊技機取付ユニットと接する案
内部材とを含み、前記遊技機取付ユニットの配置位置に
沿って敷設され、前記遊技機取付ユニットの下部に設け
られた移動補助部材の転動部が転動する少なくとも一対
のレール部材によって前記案内部材を構成し、前記固定
部材を、前記レール部材同士のレール間隔を一定に保つ
ように前記レール部材間に架設された枕木部材によって
構成したので、レール部材を水平方向に湾曲させる構成
が可能になり、遊技機取付ユニットを円弧状に配置する
等、複雑なレイアウトにも容易に対応することができ
る。また、台座自身は、複雑な加工を必要としないの
で、安価に製造することができる。さらに、ユニットの
設置位置に留意しなくても、レールの形状次第で予定レ
イアウト通りに設置することができる。
【0062】また、請求項6記載の発明によれば、前記
固定部材に、前記遊技機取付ユニットに設けられたユニ
ット固定部材を接続可能な係留部を設けたので、レール
部材を水平に敷設するため固定部材の上面の高さも一定
に揃っており、係留部を同一形状とすることができる。
これにより、この係留部を容易に量産することができ、
台座のコストダウンが図れる。
【0063】また、請求項7記載の発明によれば、前記
台座に、装飾部材を取り付ける装飾部材取付部を設けた
ので、遊技店の床面を加工せずとも台座を外部から覆い
隠すことができ、美観を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機が取り付けられた状態の遊技機
取付ユニットを示す正面図である。
【図2】遊技機取付ユニットの左側面図である。
【図3】遊技機取付ユニットの内部構造を説明する正面
図である。
【図4】遊技機取付ユニットの内部構造を説明する右側
面図である。
【図5】第1実施形態における台座を説明する斜視図で
ある。
【図6】台座上に遊技機取付ユニットが載置された様子
を説明する図である。
【図7】遊技機取付ユニットの床面上における移動の様
子を説明する図で、遊技機取付ユニットの下側部分とパ
チンコ店の床面とを示した図である。
【図8】第2実施形態における台座を説明する斜視図で
ある。
【図9】台座上に遊技機取付ユニットが載置された様子
を説明する図である。
【図10】遊技機取付ユニットの配置状態を説明する図
である。
【図11】被覆部材の外観図で、(a)が側面図、
(b)が背面図である。
【図12】被覆部材の取付を説明する図で、(a)が取
付前の状態を示す図、(b)が取付られた状態を示す図
である。
【図13】被覆部材が取り付けられた状態を遊技機取付
ユニットの正面側より見た図である。
【符号の説明】 1 遊技機取付ユニット 2 ユニット本体 3 パチンコ遊技機 4 前面枠 5 前面ガラス 6 透明部材保持枠 7 遊技盤 8 上皿 9 下皿 10 発射操作ハンドル 12 球箱 13 シャッタ機構 15 クレジットサンド 16 入力装置 17 ノズル 18 カード挿入口 19 紙排出口 20 装飾ランプ 21 呼出ランプ 22 出球表示ランプ 24 棚板部 25 景品球返却樋 26 下部扉 27 底面 29 滑車 30 車輪 31 フレーム 32 キャスター 33 車輪 34 固定片 37 上横材 38 下横材 39 回収タンク 40 球抜タンク 41 トランス 42 上面カバー 43 リフト装置 44 回収球センサ 45 球混入センサ 46 球計数センサ 47 アウト球回収樋 48 アウト球センサ 51 上樋部 52 棚部 53 無端ベルト 54 揚送モータ 55 球磨装置 56 制御装置 59 第1上樋センサ 60 第2上樋センサ 61 第1補給センサ 62 第2補給センサ 65 台座 66 底部 67 第1レール部 68 第2レール部 69 係留部 71 台座 72 第1レール部材 73 第2レール部材 74 枕木部材 75 係留片 79 被覆部材 80 取付凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機が装設されるともに該遊技機に付
    随する関連機器が取付られる遊技機取付ユニットにおい
    て、 遊技店の床面上に敷設された台座上を所定方向に転動す
    る転動部を備えた移動補助部材を前記遊技機取付ユニッ
    トの下部に設けたことを特徴とする遊技機取付ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記遊技機取付ユニットの下部に、前記
    台座の係留部により係留されるユニット固定部材を設
    け、該ユニット固定部材を係留部に接続して遊技機取付
    ユニットを前記台座上に固定することを特徴とする請求
    項1記載の遊技機取付ユニット。
  3. 【請求項3】 前記移動補助部材は、支持部と該支持部
    により所定方向に転動可能に支持された転動部とを含
    み、 該移動補助部材を移動方向の前後に配置するとともに、
    前記遊技機取付ユニットの下部にキャスター部材を、該
    キャスター部材の車輪下端が前記転動部の下端よりも低
    く位置する状態で設け、 前記キャスター部材は、前記床面上の移動時にあって
    は、移動補助部材の前後の一方を床面から離間させて他
    方の移動補助部材と共働して任意方向に舵取り可能とし
    たことを特徴とする請求項2記載の遊技機取付ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記関連機器は、 取り付けられた遊技機による遊技で獲得した遊技媒体を
    計数記憶しながら内部に返却する遊技媒体返却装置と、 前記遊技媒体返却装置から返却された遊技媒体及び遊技
    機で使用された使用済み遊技媒体を揚送して上方から遊
    技機へ供給可能とする遊技媒体供給装置とを含んで構成
    されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何
    れかに記載の遊技機取付ユニット。
  5. 【請求項5】 遊技機並びに該遊技機に付随する関連機
    器が装設される遊技機取付ユニットと遊技店の床面との
    間に介在し前記床面上に敷設される遊技機取付ユニット
    用台座において、 前記台座は、前記床面上に設ける固定部材と該固定部材
    に支持されるとともに前記遊技機取付ユニットと接する
    案内部材とを含み、 前記遊技機取付ユニットの配置位置に沿って敷設され、
    前記遊技機取付ユニットの下部に設けられた移動補助部
    材の転動部が転動する少なくとも一対のレール部材によ
    って前記案内部材を構成し、 前記固定部材を、前記レール部材同士のレール間隔を一
    定に保つように前記レール部材間に架設された枕木部材
    によって構成したことを特徴とする遊技機取付ユニット
    用台座。
  6. 【請求項6】 前記固定部材に、前記遊技機取付ユニッ
    トに設けられたユニット固定部材を接続可能な係留部を
    設けたことを特徴とする請求項5記載の遊技機取付ユニ
    ット用台座。
  7. 【請求項7】 前記台座に、装飾部材を取り付ける装飾
    部材取付部を設けたことを特徴とする請求項5又は請求
    項6に記載の遊技機取付ユニット用台座。
JP35606396A 1996-12-25 1996-12-25 遊技機取付ユニット及び遊技機取付ユニット用台座 Withdrawn JPH10179901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35606396A JPH10179901A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 遊技機取付ユニット及び遊技機取付ユニット用台座

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35606396A JPH10179901A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 遊技機取付ユニット及び遊技機取付ユニット用台座

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10179901A true JPH10179901A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18447140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35606396A Withdrawn JPH10179901A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 遊技機取付ユニット及び遊技機取付ユニット用台座

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10179901A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282494A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Heiwa Corp 遊技機自立装置
JP2006034843A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Samii Kk 縦型遊技機
JP2010012313A (ja) * 2009-10-19 2010-01-21 Takeya Co Ltd 遊技島の土台下構造
JP2013034744A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Anetto:Kk 遊技機島及び遊技ユニット設備
JP2017023607A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 豊丸産業株式会社 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282494A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Heiwa Corp 遊技機自立装置
JP2006034843A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Samii Kk 縦型遊技機
JP2010012313A (ja) * 2009-10-19 2010-01-21 Takeya Co Ltd 遊技島の土台下構造
JP2013034744A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Anetto:Kk 遊技機島及び遊技ユニット設備
JP2017023607A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 豊丸産業株式会社 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2004200194A1 (en) Mounting bracket for a gaming machine
JPH10179901A (ja) 遊技機取付ユニット及び遊技機取付ユニット用台座
JP2539428Y2 (ja) パチンコ島台における玉量均等装置
JP3452995B2 (ja) パチンコ遊技店に於ける単独設置可能な遊技台ユニット
JP3827386B2 (ja) 遊技機取付ユニットの連結部材
JP7461085B2 (ja) 貯留タンク
JP2004202031A (ja) 遊技機島台の基体
JPH09253321A (ja) 遊技機島
JP4297134B2 (ja) パチンコ島台
JPH09276530A (ja) 遊技機島
JP2761535B2 (ja) 遊技機島の位置決め部材
JP3865810B2 (ja) 遊技機島
JP2583260Y2 (ja) 設置島台の貯留タンク
JPH09117563A (ja) 遊技機島の貯留タンク
JPH09168661A (ja) 遊技機島
JPH09299588A (ja) 遊技機島
JP3973711B2 (ja) 遊技機島
JP3580382B2 (ja) パチンコ機取付ユニット
JP3865809B2 (ja) 遊技機島
JP2001346934A (ja) 遊技島
JP2556423Y2 (ja) パチンコ島台における玉返却装置
JPH08206335A (ja) 遊技機島
JP6241930B2 (ja) 遊技機
JPH07250968A (ja) パチンコ島台
JP3980097B2 (ja) 遊技機島

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060131

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20060220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761