JP4510902B2 - 封入球式遊技機 - Google Patents
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Description
しかし、遊技球が遊技領域において停止してしまう球止まりの現象が発生した場合、あるいは、ガラス枠の開放等の何らかの原因で、封入された遊技球が遊技機から脱落してしまった場合などにより多数の遊技球が発射位置に戻れない状態となると、発射位置に戻る遊技球が不足し、遊技球を所定時間毎に発射できなくなる可能性がある。
そこで、遊技領域から戻って発射位置に導かれる遊技球が不足した状態を検出するセンサを設け、該センサにより遊技球の不足が検出された場合に、遊技球の不足を報知したり(例えば、特許文献1参照)、遊技の進行を中断したりする遊技機が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、センサにより遊技球の不足が検出された場合に、外部から遊技球を供給し、逆に遊技球が所定数以上となったことが検出された場合に外部に遊技球を排出する遊技機も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
また、通常の遊技機用に設置された既存の補給システムを流用するものとしても、補給システムの維持管理には、手間とコストが係り、やはり、封入球式の遊技機を設置するメリットが減少する。
また、遊技球不足が検出された場合に、遊技の進行を中断することで、遊技球の発射が通常通り行えない状態となっても、遊技者に不利益が生じるのを防止可能であるが、遊技の中断により遊技者に不快感を与えてしまう。
そして、遊技球を循環使用するための流路に揚送装置を設けた場合に、流路の構成が煩雑になることにより遊技球の循環に球詰まり等の問題が発生する確率が高まるといった問題がある。
前記循環経路の途中に開設され、前記待機流路に臨む連通口を有するとともに、所要数の遊技球を貯留可能な球貯留部と、
前記球貯留部に遊技球を貯留する貯留状態と、前記球貯留部から前記循環経路に遊技球を流出して補充する補充状態とに変換可能な補充変換手段と、
前記待機流路に待機している遊技球を発射位置へ遊技球を一個宛送球する球送り装置と、
遊技球が発射されて、前記回収球流路に回収されるまでの間にある浮遊球を計数する浮
遊球計数手段と、
前記浮遊球計数手段により計数された浮遊球が所定数以上ある場合に、前記補充変換手段を前記補充状態に変換して前記待機流路に遊技球を補充する補充制御手段と、
を備え、
前記待機流路に待機する遊技球が連なり、前記球貯留部の連通口に達すると、前記回収球流路から流下してきた遊技球が、前記連通口に達した遊技球に案内されて球貯留部に流入して貯留されることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、封入球式遊技機においては、遊技領域に発射された遊技球は、回収されて回収球流路を経て待機流路に至り、待機流路で発射位置に導かれるのを待機した状態となり、待機流路で待機している遊技球は、一個ずつ球送り装置により遊技球の発射タイミングに対応して発射位置に送られて、再び、遊技領域に発射される。
ここで、遊技球が発射されて、発射される遊技球を待機させる待機流路に回収されるまでの間にある浮遊球を計数する浮遊球計数手段を設けているので、浮遊球が通常時より増加した場合、すなわち、循環経路の待機流路で待機している遊技球が減少した場合に、これを検知することができる。そして、球貯留部から遊技球を待機流路に補給することができる。
すなわち、遊技領域等における球止まりにより、封入された遊技球数が減少することなく、待機する遊技球が不足して遊技球が待機流路に補充された後に、球止まりが解消するとともに遊技者が遊技を中断もしくは中止した場合には、遊技球の発射が停止し、遊技領域に発射された遊技球が全て回収されて循環経路に戻ることになる。この場合に、循環経路には、補充された遊技球分だけ多い遊技球が貯留された状態となってしまう。しかし、請求項1に記載の発明によれば、球貯留部の循環経路に連通する連通口が、待機流路に臨む位置にあるので、遊技球の発射を停止することで、回収球流路を通って遊技領域から遊技球が待機流路に戻ると、待機流路に待機する遊技球の数が増え、これにより、待機流路に臨む連通口の位置にも遊技球が待機することになる。この状態でさらに、回収球流路から遊技球が待機流路に流下する状態となると、連通口の位置まで達した待機流路内の遊技球により、回収球流路を流下する遊技球が連通口の待機流路側ではない側となる球貯留部に導かれて貯留されることになる。すなわち、回収球流路から待機流路に流下する遊技球が連通口から溢れて球貯留部に流入する。なお、待機流路において、連通口まで遊技球が溜まった状態で、待機流路内に溜まった遊技球(発射位置から待機流路の連通口まで溜まった遊技球)の個数が、封入球式遊技機に封入される遊技球の所定数(球貯留部に貯留される遊技球数を除く)となることが好ましい。なお、封入球式遊技機に封入される遊技球は、球貯留部に貯留された遊技球を含むものとしても良く、実質的には、球貯留部の遊技球が封入球式遊技機内にあることから、球貯留部の遊技球も封入球式遊技機に封入されていることになる。
従って、球の補充が必要となった場合に、球貯留部から自動的に遊技球の補充が行われ、遊技球の補充後、補充された遊技球が必要なくなった場合に、遊技球の発射を停止することで必要でなくなった余分な遊技球が自動的に球貯留部に戻されることになる。
さらに、回収球流路から、連通口が臨む待機流路に至るように遊技球が流下し、待機流路に遊技球が溜まっていくと、連通口まで遊技球が溜まることになるが、連通口まで遊技球が溜まると、それ以降は、遊技球が循環経路の外となる球貯留部に貯留されることになるので、待機流路に連通口まで遊技球が溜まった後にさらに遊技球が回収されて回収球流路に遊技球が溜まることがなく、例えば、回収球流路に回収された遊技球を検出する回収球検出手段が設けられた場合に、回収球流路に遊技球が溜まることにより、回収球検出手段の位置に遊技球が止まった状態となり、回収球検出手段が遊技球を検出したON状態のままになるのを防止できる。
前記球貯留部に貯留されている遊技球の不足状態を検出する貯留球検出手段を設け、前記遊技球を発射する発射装置が停止してから所定時間経過後、前記貯留球検出手段が遊技球の不足状態を検出している場合には、前記球貯留部の遊技球の不足状態を報知する報知手段を備えたことを特徴としている。
なお、遊技球を所定時間毎に順次発射している状態では、遊技領域に複数個の遊技球が流下している状態となり、循環経路内には、補充球を含めた所定数の封入された遊技球よりも少ない遊技球しか存在せず、遊技球が補充されて循環する遊技球が増えた状態でも、球貯留部に遊技球が戻らないため、発射停止から所定時間経過後、遊技球が全て循環経路内に戻ったと思われる状態で、球貯留部の遊技球の有無を判断する必要がある。
従って、極めて簡単な構成で、球貯留部を貯留状態と補充状態とに変換することができる。また、基本的に球貯留部の底面の傾斜方向(傾斜角度)を変更して、遊技球を流下させる構成なので、球詰まりの可能性も極めて低く、さらに、球貯留部の底面上に遊技球が一条に並んだ状態とすることにより、球詰まりを確実に防止できる。また、以上のような構成により、極めて簡単な構成で余分な遊技球を球貯留部に戻す構成とすることができる。
前記球貯留部に、遊技機本体外部から前記循環経路の途中に遊技球を補給する補給口を設け、
前記補給口から前記球貯留部を介して前記循環経路に遊技球を補給する場合に、前記補充変換手段を前記補充状態に変換させる補充変換操作手段を備えることを特徴としている。
前記発射された遊技球が前記遊技領域を流下せずにファールとなった遊技球を前記待機流路に案内するファール球流路と、
前記ファール球流路を流下する遊技球を検出するファール球検出手段と、
前記回収球流路を流下する遊技球を検出する回収球検出手段と、
を備え、
前記回収球流路を流下した遊技球と、前記ファール球流路を流下した遊技球とが合流するように流路を形成し、
前記回収球流路を流下した遊技球と、前記ファール球流路を流下した遊技球とが異なる方向から合流することにより流路を屈曲させた合流部及び合流部近傍の流路内面の一部を、前記補充変換手段に設けられるとともに当該補充変換手段の作動により動く流路形成面で構成し、
前記回収球検出手段または前記ファール球検出手段の遊技球の検出出力が所定時間連続している場合は、前記補充変換手段を作動させて前記流路形成面を動かす流路形成面動作制御手段を備えたことを特徴としている。
なお、補充変換手段を予め設定した所定回数作動させても、球詰まりが解消しない場合、すなわち、回収検出手段またはファール球検出手段からの遊技球の検出出力が続いている場合は、それを報知する報知手段を備えることが好ましい。
本実施形態の封入球式遊技機は、本発明をパチンコ遊技機に応用したものであり、例えば、遊技内容等は、従来のパチンコ遊技機と同様とすることが可能となっているとともに、外形等のサイズも同様となっており、パチンコ遊技店の現状の島設備に設置可能となっているが、島設備の球供給機構や球排出機構を用いることがないものとなっている。すなわち、封入球式遊技機として、予め封入された遊技球を用い、貸球機等を介してカード等の記憶媒体から入力されたデータ(貸球数のデータ)等に基づく遊技球数、すなわち、持球数のデータに対応して遊技球を遊技領域に発射可能とされ、遊技球を発射すると発射された遊技球数に対応して持球数のデータが減算されるようになっている。また、発射された遊技球が各種入賞口や変動入賞装置等の入賞具に入賞して賞球(遊技球)が発生した場合は、実際の遊技球を払い出すことなく、前記持球数のデータに賞球数が加算されるようになっている。また、持球数のデータが0となると、遊技球の発射ができない状態となる。この状態でカード等の記憶媒体に記憶された金額のデータや貯球のデータ等に基づいて、持球数のデータに数値(すなわち、貸球数もしくは再プレイ球数)が加算されると再び遊技球の発射が可能となる。
また、発射された遊技球は、遊技領域に至って一部は、入賞して遊技盤の裏面側に導かれてセーフ球として回収されるとともに、残りの入賞しなかった遊技球はアウト球として回収され、これら回収された遊技球が循環経路を通って再び発射可能な状態となるようになっており、遊技球は封入球式遊技機内で循環するようになっている。また、ファールとなった遊技球も循環経路に回収される。
従って、この例の封入球式遊技機は、遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技領域を経た遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用する循環経路を備えたものとなる。
ガラス枠140には、前面枠本体130の開口部をほぼ閉塞するように、該開口部に嵌め込まれた遊技盤1との間に遊技球Bが流下可能な遊技領域1aとなる間隔を開けて二重のガラス板141が固定されている。そして、ガラス枠140において、封入球式遊技機100の前側からガラス板141を介して遊技盤1の前面側の少なくとも遊技領域1aの部分が視認可能となっている。なお、前面枠本体130には、ガラス枠140が開放されたことを検出するガラス枠開放検出センサ142(図12に図示)が設けられている。
タッチパネル表示ユニット151は、表示装置としての液晶ディスプレイを有するもので、基本的な機能として、持球数の情報、金額情報(カード等の記憶媒体に記憶された残額等)、貯球情報(景品と交換せずに遊技店側に貯蓄した遊技球数等)等の遊技情報を表示し、実際の遊技球Bの払い出しがなくても、いつでも、持球数を確認できるようにするとともに、遊技者や遊技店の店員等に対してエラーの発生を含む各種情報を表示可能となっている。また、タッチパネル表示ユニット151は、タッチパネルとして、表示切替や、その他の表示内容に対応した入力操作を可能とするものである。なお、タッチパネル表示ユニット151は、封入球式遊技機100の左右方向に設定された回転軸回りに回転して傾きを調整できるようになっており、遊技者の体格等に対応して遊技者が見やすい角度に変更可能となっている。
前記ハンドルタッチ検出部152,152には、従来の操作ハンドルに設けられていたタッチセンサを有するものであり、遊技者の手を接触させることにより、信号を発射制御装置63aに出力し、発射制御装置63aの制御の元に発射装置を作動させて遊技球Bを発射させるものである。
すなわち、遊技球Bを順次発射した際や、遊技球Bが入賞した際に、タッチパネル表示ユニット151に表示される持球数の増減だけで、パチンコ遊技機の上皿に溜まった遊技球Bの発射による減少や、賞球の払い出しによる増加を実感しずらいので、見せ球装飾部154で、遊技球Bの移動を仮想的に再現することで、遊技者に対して遊技球Bの増減を実感しやすい状態とする。
すなわち、封入球式遊技機100は、図1に示す、遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域1a内に遊技球B(打球;遊技媒体)を発射して遊技を行うものであり、該遊技領域1aには、図1に示すように、普図始動ゲート6,6、この普図始動ゲート6,6を遊技球Bが通過して普図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器(図示略)、普通図柄(普図)の変動表示ゲームを表示する普図変動表示器(図示略)、普通変動入賞装置9、この普通変動入賞装置9に遊技球Bが入賞して特図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示器(図示略)、特別図柄(特図、識別情報)の変動表示ゲームの表示等を行う変動表示装置4、特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、風車と呼ばれる打球方向変換部材(図示略)、多数の障害釘(図示省略)などが設けられている。
この普通変動入賞装置9は、特図の始動入賞口も兼ねている。すなわち、普通変動入賞装置9の内部(入賞領域)に備えられた始動口センサ9b(図12に図示)により遊技球Bを検出することに基づき始動条件が成立し、特図の変動表示ゲームが開始されるようになっている。
そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球Bが、普図始動ゲート6,6内を通過すると、普図変動表示器において普図の変動表示ゲームが行われる。
ここで、普図変動表示器は、例えば、LEDなどによって構成され、普通図柄(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)の変動表示ゲームは、普図変動表示器の点灯状態を所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うようになっている。
この普図の変動表示ゲームの結果、普図変動表示器における停止表示が特別の結果態様となれば、普図の当たりとなって、普通変動入賞装置9の開閉部材が所定時間(例えば、0.5秒間)上述のように開放される。これにより、普通変動入賞装置9に遊技球Bが入賞しやすくなり、特図の変動表示ゲームの始動が容易となる。
そして、遊技領域1a内に打ち込まれた遊技球Bが特図の始動口を兼ねる普通変動入賞装置9へ進入して始動条件が成立することに基づき、表示画面42にて複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる特別図柄の変動表示ゲームを実行可能となっている。なお、特図の変動表示ゲームは、表示画面42において、複数種類の識別情報を所定時間変動表示させることにより行う。
そして、この特図の変動表示ゲームの結果として、表示画面42の表示態様が特別結果態様(例えば、「7,7,7」等のゾロ目数字の何れか)となった場合には、大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。
また、大入賞口の内部(入賞領域)には、該大入賞口に入った遊技球Bを検出するためのカウントセンサ5bと、大入賞口に入った遊技球Bのうち継続入賞領域(V入賞領域)に流入した遊技球Bを検出するためのV入賞センサ5cが配設されている。
なお、各一般入賞口8,…の内部(入賞領域)には、該入賞口8,…に入った遊技球Bを検出するための入賞口センサ8aが配設されている。
すなわち、封入球式遊技機100はパチンコ遊技機として、特図変動表示ゲームの結果、予め定められた特別結果態様となった場合に(大当りとなった場合に)、遊技者に特定の遊技価値を付与可能な特別遊技状態を発生可能に構成されている。
なお、遊技盤1に、遊技に係わるセンサやソレノイドや表示装置等が設けられるとともに、これらを制御する遊技制御装置21や演出制御装置51が設けられているので、遊技盤1を変更することにより、封入球式遊技機100の遊技内容を変更することが可能である。
なお、取付盤131を有する前面枠本体130は、各部材の取付位置に各部材を取り付けるための構造が設けられており、例えば、取り付けられた部材を囲むように補強用のリブが形成されていたり、ビス等による部材の取り付けのためのボス等が形成されている。
従って、封入球式遊技機100の裏面側下方部には、回収した遊技球Bを再び発射位置に導出するための封入球循環装置としての封入球循環ユニット200が備えられている。
そして、発射レール62は、遊技球Bを発射レール62に沿って案内するように断面V字状に形成され、遊技盤1より下で、遊技盤1の前面側の遊技領域1aの真下となる位置に配置されるとともに、遊技領域1aの下部の例えば左側で発射された遊技球Bをガイドするようにガイドレール2が外側と内側とに二重に配置された部分の下端部に発射装置61に打撃された遊技球Bを導くように、封入球式遊技機100の左右方向に沿って左右に延在するとともに、封入球式遊技機100の前から見て右端部より左端部が高くなるように斜めに配置されている。
そして、発射レール62の後端部(傾斜下端部)上の球位置決め部材により遊技球Bが保持される位置が遊技球Bを発射する発射位置となる。
なお、循環経路220には、後述の球送り装置240の下流側の供給流路245が含まれるとともに、後述のファール球流路252を含むものとしても良い。
また、封入球循環ユニット200の主要部は、図4に示すように、主要部の前面側を構成する前壁部材310と、主要部の裏面側を構成する後壁部材320とから概略箱状に形成され、主要部の内部に上述の循環経路220(回収球流路280、待機流路221を含む)、ファール球流路252とが形成されている。なお、基本的に前壁部材310側に上述の遊技球Bの経路を構成する部材が形成されるとともに、センサ、ソレノイド等を取り付ける部材が形成され、後壁部材320には、各部材の取付を補助する部材や、封入球循環ユニット200の外周を囲う外周壁326を有する。また、前壁部材310及び後壁部材320は、それぞれ透明な合成樹脂により一体成型されており、封入球循環ユニット200内の遊技球Bや、封入球循環ユニット200の前側の遊技球Bや発射ユニット60等を透視可能となっており、封入球式遊技機100の裏面側から遊技球Bの詰まり等を目視で確認可能となっている。また、前壁部材310と後壁部材320とは、着脱自在に接合されている。
また、封入球循環ユニット200の接続部材201,201は、取付盤131の取付部132,132の軸となる突起が回動可能に挿入される筒状の形状を有するとともに、筒状部分にはスリットが形成され、スリット201a,201aから軸を出入可能とされることにより、接続部材201,201が取付部132,132から着脱自在とされ、封入球循環ユニット200を前面枠本体130の取付盤131から取り外し可能(着脱自在)となっている。
そして、封入球循環ユニット200は、取付盤131に取り付けられた発射ユニット60と前後に重なるように、発射ユニット60の後側に配置されて取付盤131に取り付けられる。そして、封入球循環ユニット200は、取付盤131に取り付けられた状態で前面枠本体130に取り付けられた遊技盤1の略真下に配置されるようになっている。
同様に後述のセーフ球回収口216も左右方向に大きい寸法(アウト球回収口215と同等の寸法)に設定されているので、落下するセーフ球を効率よく回収できる。
また、回収部材210から封入球循環ユニット200の本体内部に遊技球Bを導入する後述の遊技球導入口219の導入傾斜部213は、セーフ球回収口216およびアウト球回収口215に対応して左右方向に大きい寸法(セーフ球回収口216及びアウト球回収口215よりは少し狭い)となっているので、左右から遊技球Bが一度に流下しても球詰まりしにくい構造となり、遊技球Bをスムーズに回収球センサ212に導入させることができる。すなわち、遊技球導入口219において、球詰まり等のように、複数の遊技球Bが接触することによりスムーズな遊技球Bの流下が抑制されるのを防止できる。
そして、回収部材210の囲い壁214に囲まれて上方に開放された状態となった部分がアウト球とセーフ球を回収する回収口211となっている。また、回収口211の遊技盤1前面側の下となる前部がアウト球を回収するアウト球回収口215とされ、遊技盤1の裏面側の下となる後部がセーフ球を回収するセーフ球回収口216となっている。
なお、回収部材210の後方から向かって右の端部は、前後方向に傾斜することなく、後から向かって右(端)から左(中央側)にいくにつれて低くなるように傾斜するとともに、後述するように導入傾斜部213の傾斜下側端部の先に配置された回収球センサ212の遊技球Bが通過する孔212a上を覆うように配置されており、回収球センサ212の孔212aに遊技盤1側から直接的(導入傾斜部213を流下せず)に遊技球Bが流入するのを防止している。なお、回収球センサ212の孔212aに直接的に流入する遊技球Bがあると、導入傾斜部213を流下してから孔212aに流入する他の遊技球Bとの関係(衝突、接触等)により、球詰まりが発生しやすくなるので、遊技球Bを回収球センサ212より上流側の導入傾斜部213上に導くようになっている。また、上述のような構成により回収部材210の底部の後から向かって右端部が高くなることにより、後方から向かって右上がりに形成されて右の端部が高くなった発射ユニット60の上端部と回収部材210の底部の右端部とが干渉しないようになっている。
なお、待機流路221を含む循環経路220は、上下複数段に渡って形成されるが、各段においては、封入球式遊技機100の左右方向に沿って延在し、遊技球Bを左右方向に沿って流下されながら、下の段に遊技球Bを導出するようになっている。
そして、遊技球Bが例えば遊技領域1a内で球止まりした場合には、遊技球の回収に遅れが生じ、球不足検出センサ264において、遊技球Bの検出に遅れが生じ、遊技球の発射間隔よりかなり長い期間に渡って遊技球が検出されない状態となり、これにより遊技球の不足が発生したこと、すなわち遊技球Bの不足状態を検出することができる。
このような循環経路220の配置により、封入球循環ユニット200のスペース効率が高められ、封入球循環ユニット200の小型化が図られている。
以上のことからファール球流路252及び循環経路220においては、多くの部分で遊技球Bの流下方向に対して左右や上下に遊技球Bの直径より僅かに広い間隔が開けられた状態となっており、遊技球Bが左右や上下に重なって通過することがなく、遊技球Bが一個ずつに流下するか一列に並んで流下するようになっている。
ファール球回収口251は、封入球循環ユニット200の前面を構成する前壁部材310の裏面側から見て右上端部に形成された開口で、回収されたファール球を封入球循環ユニット200外部から内部に導入するようになっている。また、前壁部材310の前面側のファール球回収口251の下側縁に対応する位置には、前壁部材310前面から前方に延出するファール球回収部257が備えられている。ファール球回収部257は、上面が後方のファール球回収口251に向かって下り傾斜した板状に形成されるとともに、ファール球回収口251につながる後側縁を除く周囲を囲んで上に突出した突条258を備えたもので、封入球循環ユニット200を取付盤131にほぼ垂直な状態に取り付けた際に、ファール球回収部257は、発射レール62の上端部(発射方向端部)の隣で、発射球通過口135の真下に配置され、発射球通過口135を通過して流下するファール球を受けるようになっている。
なお、ファール球センサ253は、回収球センサ212と同様に周知のパチンコ球通過センサスイッチであり、センサ取付部330の回収球センサ212の下側に、回収球センサ212と逆向きに取り付けられ、ファール球センサ253の遊技球Bが通過する孔253aがファール球流路252の上端部に配置されるようになっている。そして、回収球センサ212と同様にファール球を検出して信号を出力する。
ここで、回収球流路280及び待機流路221の回収球流路280の末端に連通する部分は、導入傾斜部213の下端部側から合流部254上に落下するように遊技球を誘導するようになっており、遊技球の流下方向(流路の方向)がほぼ垂直となる。
一方、ファール球流路252及び待機流路221のファール球流路252の末端に連通する部分は、傾斜下側端部が合流部254となるファール球傾斜部255の上面に沿って、封入球式遊技機100の左右方向に沿うとともに、下り傾斜するように斜めの状態(水平より僅かに斜めになった状態)で直線状に形成されている。
従って、回収球流路280を流下した遊技球Bと、ファール球流路252を流下した遊技球Bとがそれぞれ異なる方向から合流することになる。そして、待機流路221は、ファール球路252が合流する部分の上流側がほぼ垂直な状態で、かつ、下流側が僅かに傾斜した水平に近い状態となり、待機流路221は、ファール球流路252と合流した部分で屈曲した状態となる。
また、上述のように合流部254で球詰まりが発生した際に、多くのファール球が発生すると、ファール球流路252においても、遊技球Bが連なり、ファール球センサ253から遊技球Bを検出していることを示す信号が連続的に出力された状態となる。
ガイド部235は、前壁部材310の裏面側(内面側)に形成され、後方に向かって延出する板状の待機傾斜部223の下端部と、その待機傾斜部223の下端部の下側で、上述のスライダ234を待機傾斜部223との間に挟んだ状態とするとともに、待機傾斜部223と平行に形成されたガイド下壁235aと、待機傾斜部223の下端部とガイド下壁235aとの間となる前壁部材310の部分と、前壁部材310に接続される後壁部材320の待機傾斜部223の下端部とガイド下壁235aとの間となる部分とから内部が長手方向を待機傾斜部223に沿わせた状態の直方体空間とする四角筒状の形状としている。また、ガイド部235には、待機傾斜部223と平行なガイド下壁235aの傾斜上側の端部で、ガイド下壁235a及び待機傾斜部223と直角に、筒状のガイド部235の底となる底壁235bが前壁部材310から後方に延出して形成されている。
そして、球貯留板261の他方の端部上が、循環経路220の途中に連通する球貯留部262の連通口266となる。すなわち、球貯留板261の他方の端部に隣設した状態で、上下に循環経路220の回収球流路280とその下側の待機流路221とが設けられており、球貯留板261を補充状態とした場合に、球貯留板261上の遊技球Bが球貯留板261から循環経路220の途中に落下する球貯留板261の他方の端部上が連通口266となる。従って、遊技球Bを貯留可能な球貯留部262は、循環経路220の途中に連通する連通口266を有する。また、連通口266は、回収球センサ212の直下となる位置で循環経路220に連通している。そして、ほぼ連通口266の高さ位置(ほぼ球貯留板261の他方の端部の高さ位置)で、回収球流路280と待機流路221とが連通状態となるように繋がっており、連通口266は、待機流路221に臨む位置に設けられていることになる。
なお、球不足は、例えば、遊技領域1aにおいて、遊技球Bの球止まり等が発生し、遊技領域1a内に通常より多くの遊技球Bが存在することにより、封入球循環ユニット200に回収される遊技球Bの数が減った場合や、ガラス枠140を開放した際に、遊技球Bが外部に流出した場合等に発生する。また、上述の所定時間は、遊技球の発射タイミングとなった際に、待機流路221に遊技球がなくなった状態となる時間よりは短く設定されており、遊技球を順次発射している状態で、所定時間経過後に球不足と判定されて、遊技球が補充された際に待機流路221の遊技球Bが0とならないようになっている。従って、所定時間経過後に遊技球が補充されれば、遊技球Bの発射タイミングに遊技球が発射されない事態を防止することができる。
なお、上述のように連通口266から溢れた遊技球Bは、球貯留部262に流入するので、待機流路221から連通口266に溢れた遊技球が、そのまま待機流路221から回収球流路280に連なってしまうことがなく、遊技球Bが補充されることにより、循環経路220内の遊技球が増加しても、待機流路221から回収球流路280もしくはファール球流路252側に遊技球Bが連なり、連なった遊技球が、回収球センサ212や、ファール球センサ253に至り、これらセンサが遊技球Bの発射停止時に遊技球Bを検出した状態が続いてしまうのを防止できる。
これにより、球交換カセットを球交換カセット取付部270にセットすることで、球交換カセットの球出口が開放状態となり、球交換カセットをセットした時点で、球交換カセットの球出口から遊技球Bが球補充装置260を経て循環経路220側に流下を開始することになる。
また、遊技球Bの交換時等の外部からの遊技球Bの補給に際し、球交換カセット取付部270から循環経路220に遊技球Bを送る際に、遊技球Bが球補充装置260を通過するようになっている。そして、作動リンク部材273は、外部からの遊技球Bの補給時に、球補充装置260の球貯留板261を上述の貯留状態の傾斜角から補充状態の傾斜角に変換するようになっている。
作動リンク部材273は、その下端部を除く主要部が前記導入口を開閉する開閉扉部273aとされ、導入口を遊技球Bの通過が不可となるように閉塞する前後幅及び上下幅を有するとともに、後述するようにセットされる球交換カセットに押圧される際に確実に押圧可能な厚み(左右幅)を有する。また、作動リンク部材273は、その主要部となる開閉扉部273aの下となる下端部に、下端部の前部から後方に延出した板状のリンク片273bを有する。また、リンク片273bは、上述の球交換カセット取付部270側に延出する球貯留板261の係合部材261bの下側の近傍(接しても良い)に配置されている。
また、作動リンク部材273は、開閉扉部273aとリンク片273bとの接合部分が前壁部材310に形成されたリンク部材支持部317に形成された軸(図示略)に回転自在に軸支されている。
そして、付着物除去手段400は、循環経路220の待機流路221内に遊技球Bと接触可能に設けられてアースされた金属プレート410と、流下経路となる循環経路220の待機流路221内に対して吹き出しもしくは吸い込みにより人口風を形成する風形成手段となる送風ファン420とを備えている。
また、図4に示すように待機傾斜部223は、金属プレート410を取り付けるプレート取付部223aにおいて、他の部分より厚みが薄くされ、容易に位置決め可能となっているとともに、待機傾斜部223に金属プレート410を取り付けた際に、図10に示すように、待機傾斜部223の金属プレート410が取り付けられていない部分の上面と、金属プレート410の上面とがほぼ同一平面内に配置されるようになっており、遊技球Bの移動を妨げないようになっている。また、金属プレート410は、金属製の発射レール62にアースされているが、金属プレート410の電荷を逃がせれば、金属プレート410がどこにアースされても良い。
フィルタは、送風ファン420の送風により吹き飛ばされた上述の塵芥等の所謂ゴミを回収するゴミ回収手段となるものであり、送風により吹き飛ばされたゴミが、例えば、封入球式遊技機100の後方となる島設備内に排出されるのを防止するものである。
なお、封入球循環ユニット200は、取付盤131の裏面側で、発射ユニット60の後側に取り付けられているが、封入球循環ユニット200の前壁部材310の前側に取り付けられる送風ファン420は、斜めに配置される発射ユニット60の高くなった部分の下側に配置され、送風ファン420と発射ユニット60は、前後ではなく、上下に重なるようになっており、スペース効率が高められている。
発射ユニット60の発射装置61に供給された遊技球Bは、発射装置61により遊技盤1前面側の遊技領域1aの下側から内外二本のガイドレール2の間を通って、遊技領域1a内に発射される。そして、遊技領域1a内に発射された遊技球Bは、遊技領域1a内を流下し、発射された遊技球Bの一部が普通変動入賞装置9、特別変動入賞装置5、一般入賞口8等の入賞口に流入して入賞し、遊技盤1の裏面側に導かれてセーフ球となり、遊技盤1の裏面側のセーフ球の排出経路を通って遊技盤1の下側に流下する。
そして、遊技盤1の下側に流下したアウト球及びセーフ球は、それぞれ封入球循環ユニット200の回収部材210の回収口211から封入球循環ユニット200内に流入する。そして、回収された遊技球B(アウト球、セーフ球)は、遊技球導入口219から回収球流路280を通って直ぐに回収球センサ212に至り、回収球センサ212を通過することにより回収球センサ212に検出される。
一方、発射装置61で発射されたのにも係わらず、遊技領域1aを流下せずに戻ったファール球としての遊技球Bは、ファール球回収手段250のファール球回収部257で回収されてファール球回収口251を通った後にファール球センサ253を通過して、ファール球センサ253に検出されるとともにファール球流路252を流下する。そして、ファール球流路252を流下するファール球としての遊技球Bは、ファール球流路252の下端部となる合流部254まで流下し、上述の回収球としての遊技球Bと合流する。
そして、静電気を除去されることによりゴミ、特に乾いたゴミの付着性が低下した遊技球Bに人工風が吹き付けることにより、遊技球Bに付着した付着物が効率的に除去される。
封入球式遊技機100の制御系としては、上述の遊技の進行を制御する遊技制御装置21(メイン制御装置)と、この遊技制御装置21の制御下で各種の演出に関する制御を行う演出制御装置51(サブ制御装置)と、遊技制御装置21の制御下で、持球数(遊技球数)の演算や、タッチパネル表示ユニット151の表示制御を行うとともに、演出制御装置51の制御下で、遊技演出としてランプ等の点灯制御を行う枠制御装置83と、枠制御装置83の制御下で発射装置61の制御等を行う発射制御装置63aとを備える。なお、これら制御系の装置や、その他の装置に電力を供給する電源供給装置72が備えられ、電源供給装置72は、停電時等の外部からの電力の供給が停止した際に、少なくとも揮発性のメモリに記憶されたデータの消失を防止するためにバックアップ電源73を備える。
また、遊技制御装置21には、入出力I/Fを介して普電ソレノイド9a、大入賞口ソレノイド5aが接続されて制御されるようになっており、特図や付図の変動表示ゲームの結果に基づいて、特別変動入賞装置5や普通変動入賞装置9の開閉が制御される。
演出制御装置51は、CPU、ROM、RAMを備えた演出用マイクロコンピュータや、ビデオ制御用の各種ICを備え、遊技制御装置21における特図の変動表示ゲームの進行の制御に基づいて、変動表示装置4において特図の変動表示ゲームの表示や、それに伴う演出表示の制御を行う。
また、演出制御装置51は、上述のように遊技制御装置21からの指令に基づき、スピーカ13,13(スピーカ155は、演出制御装置51の制御の元に枠制御装置83で駆動制御される)による発音動作などを制御したり、遊技盤1前面(各種役物を含む)に設けられた装飾用のLED類等を含む装飾ランプ15の点灯及び消灯を制御したりする(サイドランプ12等の枠装飾表示器17は、演出制御装置51の制御の元に枠制御装置83で制御される)。
このうち、CPU84aは、制御部、演算部を備え、各種演算・制御を行うものであり、球供給センサ246(球送りセンサ)から入力される遊技球の発射に関する情報や、遊技制御装置21から入力される遊技球の賞球に関する情報等から遊技者が遊技に使用可能な遊技球数のデータである持球数情報を算出したり、封入球循環ユニット200の各種センサからの情報に基づいてエラーの判定を行ったり、エラーの判定に基づく制御を行ったりするようになっている。
RAM84bは、例えば、上述のエラーに関する制御上使用される各種フラグ、各種タイマ、各種カウンタ等の記憶領域を有するとともに、CPU84aの作業領域等を備えている。
ROM84cには、上述の持球数等の遊技球の発射に関する制御を行うためのプログラムや、遊技球を循環使用する際の各種制御を行うためのプログラム等や、これらのプログラム等で使用されるデータ(例えば、各種タイマに設定される時間などのデータ)等が記憶されている。
さらに、入出力I/F85には、CPU84aから出力される各種の制御信号が入力され、これら制御信号は、該入出力I/F85により中継されて、図示しない出力ポート及びドライバを介して、発射制御装置63a、タッチパネル表示ユニット151(LCD)、外部アピール装飾ランプ11(球量表示器)、サイドランプ12等の枠装飾表示器17、スピーカ155などに出力されている。
また、枠制御装置83は、球供給センサ246、ファール球センサ253、回収球センサ212、球不足検出センサ264、貯留球検出センサ262aからの信号に基づいて後述するエラー制御処理を行う。
また、発射制御装置63aは、付着物除去手段400の送風ファン420の制御も行うようになっており、例えば、発射装置61による遊技球Bの発射が停止されている場合に、送風ファン420を停止し、発射装置61により遊技球Bが所定時間毎に発射されている場合には、送風ファン420を作動させるようになっている。これにより、遊技球Bの発射が停止していることにより、待機流路221の付着物除去手段400の位置で停止した状態となった遊技球Bに送風ファン420が人口風を当てた状態のままとなるのを防止し、送風ファン420の耐用期間の延長と電力消費の低減を図っている。
球不足監視処理(ステップS1)は、上述のように待機流路221において待機する遊技球Bが通常より減少し、そのままでは、所定時間毎に遊技球を発射することが困難となった場合に、球補充装置260の球貯留部262から循環経路220に遊技球Bを補充するために行われる処理である。
なお、球不足監視処理(ステップS1)、球詰まり監視処理(ステップS2)、貯留球監視処理(ステップS3)、補充異常監視処理(ステップS4)は、短い時間間隔(例えば、設定されたタイマのほぼ最低単位時間)毎に実行されるようになっている。
球不足検出センサ264においては、遊技球を順次発射している状態において、例えば、図15に示すように、遊技領域1aから回収された遊技球Bが、待機流路221を流下していくことになる。この際に、図7等に示すように、球不足検出センサ264は、待機流路221の待機する遊技球の16〜17個目の遊技球を検出するようになっている。
それから、所定時間となる6秒間に渡って球不足検出センサ264が検出されない場合には、遊技球が1分間に100個発射されるものとすると、遊技球Bが10個発射され、待機流路221には6個の遊技球が残っていることになり、それから、さらに約3秒以上経過すると、発射する遊技球Bが待機流路からなくなることになる。
ここで、補充異常監視フラグがセットされている場合には、すでに、球不足監視処理により球不足と判定され、遊技球Bの補充が行われたか行われようとしている状態なので、ステップS12に進み、上述の所定時間を測定するための球不足監視タイマに所定時間(例えば、6秒で、数値上は、6秒を最低単位時間で除算した正の整数)をセットする。
一方、ほぼ最低単位時間毎に繰り返される球不足監視処理の前回の処理において、球不足監視タイマの数値が減算されて0となっていた場合には、ステップS13において、球不足監視タイマがタイムアップしたと判定され、球補充装置260の球貯留部262において、補充ソレノイド263を動作させて球貯留板261を補充状態とする補充動作コマンドをセットする(ステップS15)。
以上のような球不足監視処理により、球不足検出センサ264で、所定時間、遊技球Bが検出されず球不足状態が発生したと判定された場合に、枠制御装置83で補充動作コマンドが実施され、補充ソレノイド263が図5に示すようにプランジャ263bを下げた状態から、図6及び図15のタイミングチャートに示すように、プランジャ263bを上げた状態、すなわち、補充ソレノイド263を作動させた状態となる。これにより、球貯留板261が球貯留部262と循環経路220との連通口266に向かって上がり傾斜した貯留状態から、連通口266に向かって下り傾斜した補充状態となる。
そして、球貯留部262から遊技球Bが待機流路221に補充されると、補充された遊技球Bが球不足検出センサ264近傍を通過して、球不足検出センサ264は、図15のタイミングチャートに示すように、複数の遊技球Bを順次検出して、遊技球の検出を示す信号を複数回出力することになり、これにより遊技球Bが補充されたことが確認可能となっている。
上述のように、ファール球流路252を流下した遊技球と、回収球流路280を流下した遊技球とが合流する部分で球詰まりが発生すると、図11(回収球センサ212の場合)に示すように球詰まり部分から回収球センサ212や、ファール球センサ253まで遊技球が連なり、図17(A)に示すように回収球センサ212やファール球センサ253で遊技球を検出した状態が連続した状態となる(図17(A)は回収球センサ212が遊技球Bを検出した場合を示す)。
また、ほぼ最低単位時間毎に繰り返される球詰まり監視処理の前回の処理において、回収球タイマの数値が減算されて0となっていた場合には、ステップS222において、回収球タイマがタイムアップしたと判定され、球補充装置260の球貯留部262において、補充ソレノイド263を動作させて球貯留板261を動かすための球詰まり解除動作コマンドをセットする(ステップS224)。なお、ここでは、補充ソレノイド263を動作させて、球貯留板261を貯留状態から補充状態として再び貯留状態とする動きを複数回繰り返すようになっている。例えば、図17(A)のタイミングチャートに示すように、回収球センサ212(回収球検出センサ)が連続して遊技球を検出する状態となり、所定時間が経過した場合には、補充ソレノイド263が複数回作動する。そして、球貯留板261の動きにより球詰まりが解消した場合は、連続的に遊技球Bを検出した状態となっていた回収球センサ212から遊技球Bが流下し、回収球センサ212が遊技球Bを検出しない状態となった後に、順次回収される遊技球Bを検出する状態となり、回収球センサ212から遊技球Bを検出した状態を示す信号と検出しない状態を示す信号とが繰り返し出力される状態となる。
また、ステップS22において、回収球センサ212が遊技球を検出していない場合は、上述のように回収球タイマをセットした後に、ファール球センサ253が遊技球Bを検出しているか否かを判定する(ステップS23)。遊技球Bを検出していない場合には、ファール球センサ253の下流側で上述のような球詰まりが発生していないので、ファール球タイマに所定時間(連続して遊技球の検出状態となった場合に球詰まりと判定する時間で、所定時間を最低単位時間で除算した数値)をセットし(ステップS231)、球詰まり監視処理を終了する。
また、ほぼ最低単位時間毎に繰り返される球詰まり監視処理の前回の処理において、ファール球タイマの数値が減算されて0となっていた場合には、ステップS232において、ファール球タイマがタイムアップしたと判定され、上述の球詰まり解除動作コマンドをセットする(ステップS234)。これにより、上述のように、球貯留板261が動くことになる。
そして、上述のようにステップS225もしくはステップS235で解除中タイマがセットされ、ステップS226もしくはステップS236で解除中フラグがセットされた状態で、球詰まり監視処理が開始されると、ステップS21で、解除中フラグがセットされていると判定され、次に、回収球センサ212が遊技球Bを検出しているか否かが判定され(ステップS211)、遊技球Bが検出されていない場合には、ファール球センサ253が遊技球を検出しているか否かが判定される(ステップS212)。
そして、回収球センサ212及びファール球センサ253のうちのいずれかのセンサが遊技球Bを検出している場合には、次に、解除中タイマがタイムアップしたか否かを判定し(ステップS213)、タイムアップしていない場合は、解除中タイマの計時時間から最低単位時間(数値上は1)を減算して(ステップS214)、球詰まり監視処理を終了する。
また、ほぼ最低単位時間毎に繰り返される球詰まり監視処理の前回の処理において、解除中タイマの数値が減算されて0となっていた場合には、ステップS213において、解除中タイマがタイムアップしたと判定される。
そして、最初の回収球タイマ(ファール球タイマ)にセットされた所定時間が経過した後に、解除中タイマにセットされた所定時間が経過しても回収球センサ212(ファール球センサ253)が遊技球Bを連続的に検出した状態のままの場合は、球詰まりエラー報知フラグをセットして(ステップS215)、球詰まり監視処理を終了する。
以上のような球詰まり監視処理によれば、回収球流路280を流下した遊技球とファール球流路252を流下した遊技球とが合流する合流部254で、遊技球Bの球詰まりが発生した場合に、合流部254及びその近傍の流路内面の一部である流路形成面となる球貯留板261が補充ソレノイド263の作動により動いて球詰まりを解消することができる。また、球詰まりを解消できない場合は、球詰まりを報知して、係員等による球詰まりに対する対処を促すことができる。
なお、貯留球監視処理は、上述の球不足監視処理で、球不足と判定され、図8に示すように球貯留部262の遊技球Bが循環経路220(待機流路221)に補充された場合に、球貯留部262に貯留される遊技球Bが0となり、かつ、遊技者が遊技球Bの発射を停止しても、球貯留部262の遊技球が0もしくは、あらかじめ設定された個数より少ない場合(遊技球Bの不足状態の場合)に、補充用の遊技球が足りないことを報知するための処理である。なお、図19のタイミングチャートに示すように、補充ソレノイド263が作動して球貯留部262から循環経路220に遊技球Bが補充されると、球貯留部262に貯留された遊技球Bが無くなり、球貯留部262の遊技球Bを検出する貯留球検出センサ262aが遊技球Bを検出している状態から検出していない状態となる。
以上のような報知を行うための貯留球監視処理においては、まず、貯留球検出センサ262aが遊技球Bを検出しているか否かを判定する(ステップS30)。
そして、貯留球検出センサ262aが球貯留部262に(所定数の)遊技球Bがあることを検出している場合には、貯留球に異常がないので、貯留球が不足した場合にセットされる貯留球エラー報知フラグをクリアするとともに(ステップS31)、発射停止後に上述のように遊技球が戻るのに十分な時間としての所定時間(遊技球の発射停止を判定する時間で、所定時間を最低単位時間で除算した数値)を球送りオフタイマにセットし(ステップS32)、貯留球監視処理を終了する。なお、貯留球エラー報知フラグは、上述のように球貯留部262に貯留される遊技球が不足した場合に、枠制御装置83の制御の元に報知を行わせるためのフラグであり、球貯留部262に遊技球がある場合には、クリアされた状態とされる。
また、球送りオフタイマがタイムアップした場合には、貯留球エラー報知フラグをセットし(ステップS36)、貯留球監視処理を終了する。
貯留球エラー報知フラグがセットされることにより、枠制御装置83は、タッチパネル表示ユニット151、エラー表示器14,14、管理装置90のモニタ等を用いて、球貯留部262で遊技球Bが不足していることを報知する。
なお、補充異常監視処理は、上述の球不足監視処理において、待機流路221における球不足が検出され、球補充装置260により、補充ソレノイド263を作動させて、球貯留部262の球貯留板261を補充状態として、球貯留部262から循環経路220に遊技球Bを補充動作を行った場合に、正常に補充が行われたか否かを判定するために行われるものである。すなわち、図21のタイミングチャートに示すように、上述の球不足監視処理に基づいて、球不足検出センサ264で遊技球Bが検出されなくなってから最初の所定時間(球不足監視タイマで計測される時間)が経過すると、補充ソレノイド263が作動して遊技球Bが補充される。この後に補充異常監視処理が開始され、補充ソレノイド263が作動しても、球不足検出センサ264で遊技球Bが検出されず、遊技球Bが補充されたことが確認できない場合に、二番目の所定時間(後述の補充異常解監視タイマで計測される時間で、球不足監視タイマと異なる時間をセット可能)が経過した後に、補充ソレノイド263を複数回作動させる。
ここで、補充異常解除中フラグがセットされていない場合は、遊技球Bの補充が行われ、かつ、二番目の所定時間が経過していないことを示している。そして、補充異常解除中フラグがセットされていない場合には、球不足検出センサ264が遊技球Bを検出しているか否かを判定し(ステップS401)、遊技球Bを検出している場合には、遊技球Bが補充されたことになり、補充異常監視フラグをクリアして(ステップS402)、補充異常監視処理を終了する。
そして、補充異常監視タイマがタイムアップしていない場合には、補充異常監視タイマの計時時間から最低単位時間(数値上は1)を減算する(ステップS404)。
一方、ほぼ最低単位時間毎に繰り返される補充異常監視処理の前回の処理において、補充異常監視タイマの数値が減算されて0となっていた場合には、ステップS403において、補充異常監視タイマがタイムアップしたと判定され、球補充装置260の球貯留部262において、補充ソレノイド263を動作させて流路形成面となる球貯留板261を動かす球詰まり解除動作コマンドをセットする(ステップS405)。
次に、球詰まり解除動作コマンドに基づいて、球詰まり解除動作(補充異常解除動作)中(動作後、補充異常解除中タイマの作動中も含む)であることを示す補充異常解除中フラグがセットされる(ステップS406)。
枠制御装置83の制御の元に補充ソレノイド263が球詰まり解除の動作を行ってから三番目の所定時間を計時するための補充異常解除中タイマに三番目の所定時間をセットし(ステップS407)、補充異常監視処理を終了する。なお、三番目の所定時間は、球詰まり解除動作により球詰まりが解除された場合に、球詰まりが解除されてから遊技球Bが、待機流路221の球不足検出センサ264の位置を通過するのに必要十分な時間とされる。
なお、補充異常監視処理では、補充ソレノイド263に球詰まり解除動作を行わせた後に三番目の所定時間が経過しても、遊技球Bが補充されなかった場合(球不足検出センサで遊技球Bが検出されなかった場合)に、後述するように補充エラー報知フラグをセットするが、補充エラー報知フラグをセットした後に、エラー処理としてリセット等が行われる前(補充異常監視フラグ及び補充異常解除中フラグがリセットされる前)に、球不足検出センサ264が遊技球Bを検出すれば、エラー報知後であっても自動的に補充異常監視フラグ、補充異常解除中フラグ、補充エラー報知フラグをクリアする。
補充異常解除中タイマがタイムアップした場合には、補充エラー報知フラグをセットし(ステップS48)、補充異常監視処理を終了する。補充エラー報知フラグがセットされた場合に、枠制御装置83は、球詰まりエラー報知フラグがセットされた場合に、枠制御装置83は、例えば、タッチパネル表示ユニット151、エラー表示器14,14、管理装置90のモニタ等のいずれか一つ以上を用いて、補充エラーが発生していることを報知する制御を行う。この場合も、球詰まりエラー報知の場合と同様に遊技球Bの発射を停止するとともに、遊技を停止しても良い。
従って、枠制御装置83、球供給センサ246(球送りセンサ)、回収球センサ212、ファール球センサ253が浮遊球の個数を計数する浮遊球計数手段として機能する。
まず、球送りが有ったか否か、すなわち、球供給センサ246(球送りセンサ)が遊技球Bを一個検出したか否か(遊技球B一個に対応する1ピークの信号が出力されたか否か)を判定し(ステップS5)、球送りが有った場合に、現状の浮遊球数に1加算した数値を浮遊球数とする(ステップS6)。なお、封入球式遊技機100の電源投入時には、例えば、初期化処理として浮遊球数を0としても良い。
次ぎに、回収球が有るか否か、すなわち、回収球センサ212が遊技球Bを一個検出した(1ピークの信号出力)か否かが判定されるとともに(ステップS7)、ファール球が有るか否か、すなわち、ファール球センサ253が遊技球Bを一個検出した(1ピークの信号出力)か否かが判定される(ステップS8)。
ファール球、回収球が有った場合に、現状の浮遊球数から1減算した数値を浮遊球数とする。
以上のように封入球式遊技機100が稼働している間、遊技球が発射された場合に1加算し、遊技球がファール球も含めて回収された場合に1減算することを常時行うことで、現状の浮遊球数を求めることができる。
変形例の球不足監視処理においては、上記例と同様に、補充異常監視フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS10)。
そして、浮遊球数が20未満の場合には、待機流路221に6個以上の遊技球Bが待機しているので、球不足ではなく、球不足監視処理を終了する。
なお、浮遊球数を監視している場合は、待機流路221に待機している遊技球数が分かることになり、待機流路221に待機する遊技球数である待機球数を監視しているのと同様である。従って、上記例のように球不足検出センサ264で遊技球Bを検出しなくなってから所定時間待つような処理は必要なくなる。
次に、補充動作コマンドに基づいて遊技球の不足が解消したか否かを判定するための補充異常監視処理となるステップS411以降の処理を開始するための補充異常監視フラグをセットして(ステップS16)、球不足監視処理を終了する。なお、上記例の補充異常監視処理は、遊技球Bの補充が異常なく行われたか否かを監視する構成となっていたが、変形例の球不足監視処理に含まれる補充異常監視処理は、遊技球Bの補充後に球不足が解消したか否かを監視する処理となっている。
すなわち、浮遊球数が20未満か否か判定され(ステップS411)、浮遊球数が20個未満の場合には、待機流路221に待機する待機球数が6以上となり、球不足が解消しているので、球不足が解消した場合の上記例の補充異常監視処理と同様に、補充異常監視フラグをクリアするとともに(ステップS412)、補充エラー報知フラグをクリアして(ステップS413)、球不足監視処理を終了する。
また、浮遊球数が20以上の場合には、次ぎに浮遊球数が28以上か否かを判定する(ステップS414)。
浮遊球数が28以上とは、循環使用されている25個の遊技球に上述の球不足監視処理に基づく遊技球Bの補充により循環使用される遊技球が30となった状態で、待機流路221に待機する遊技球数が2となった状態である。
浮遊球数が28以上とならない場合には、球不足監視処理を終了する。そして、それ以降の球不足監視処理では、補充異常監視フラグがクリアされるまで(浮遊球数が20未満となるまで)、遊技球Bの補充後の状態(浮遊球数が28以上となるか)を監視する状態となる。なお、遊技球Bが循環経路220に補充されていれば、循環使用される遊技球数は、5増えて25から30となり、浮遊球数が20の場合には、待機球数は10となり、球不足状態とは言えないが、上述のように遊技球Bの補充に異常が起こる可能性もある。そこで、浮遊球数が20以下となるまで、遊技球の補充後の球不足を監視するようになっている。
以上のことから、変形例の球不足監視処理を行う封入球式遊技機100は、循環経路220の途中に開設され該循環経路220に連通する連通口226を有し、所要数の遊技球Bを貯留可能な球貯留部262と、球貯留部262に遊技球Bを貯留する貯留状態と、球貯留部262から循環経路220に遊技球を流出して補充する補充状態とに変換可能な補充変換手段(球補充装置260)と、待機流路221に待機している遊技球を発射位置へ遊技球Bを一個宛送球する球送り装置240と、遊技球Bが発射されて、前記回収球流路に回収されるまでの間にある浮遊球を計数する浮遊球計数手段(枠制御装置83、回収球センサ212、ファール球センサ253、球供給センサ246(球送りセンサ))とを備え、浮遊球計数手段により計数された浮遊球が所定数以上ある場合に、補充変換手段を補充状態に変換して待機流路221に遊技球Bを補充するものである。
まず、貯留球検出センサ262aが遊技球Bを検出しているか否かを判定する(ステップS30)。
そして、貯留球検出センサ262aが球貯留部262に(所定数の)遊技球Bがあることを検出している場合には、貯留球に異常がないので、貯留球が不足した場合にセットされる貯留球エラー報知フラグをクリアするとともに(ステップS31)、回収球センサ212が浮遊球数が0となる際に検出した遊技球Bが球貯留部262に貯留されるのに必要十分な時間を浮遊球0タイマにセットして(ステップS32a)、貯留球監視処理を終了する。従って、浮遊球0タイマにセットされる時間は、上記例の球送りオフタイマにセットされる時間より短いものとなる。
また、浮遊球0タイマがタイムアップした場合には、貯留球エラー報知フラグをセットし(ステップS36)、貯留球監視処理を終了する。
貯留球エラー報知フラグがセットされることにより、枠制御装置83は、タッチパネル表示ユニット151、エラー表示器14,14、管理装置90のモニタ等を用いて、球貯留部262で遊技球Bが不足していることを報知する。
変形例の球補充装置560は、図26及び図27に示すように、上記例で、球貯留板261があった位置に、球貯留板261より僅かに短い球貯留底壁部561が形成され、球貯留底壁部561上に遊技球B(例えば3個の遊技球B)を貯留可能となっている。また、球貯留底壁部561の回収球流路280と待機流路221とが連通する部分側となる一方の端部側には、循環経路220の途中に連通する連通口266が形成されている。そして、上記例と同様に、連通口266が待機流路221に臨む位置に形成されている。また、回収球流路280は、球貯留底壁部561の一方の端部の高さ位置で待機流路221となり、その僅かに下流側で待機流路221がファール球流路252と合流している。
一方、球貯留底壁部561上には、球貯留天井部572が形成され、球貯留底壁部561上に上下二段に遊技球Bが配置されないように規制している。そして、球貯留天井部572は、一方の端部が連通口266の上方となる回収球センサ212の端部に接続され、他方の端部が導入路573の天井となる導入天井部575に接続されている。従って、球貯留部562は、球交換カセット取付部270の作動リンク部材273で開閉される球貯留部562への補給口267に導入路573を介して接続されている。なお、この変形例において、作動リンク部材273は、上記例のように球貯留板261を作動させるためのリンク機構としては機能せず、前記導入口を開閉する開閉扉部273aとして機能する。
ここで、遊技球Bが発射されて、発射される遊技球Bを待機させる待機流路221に回収されるまでの間にある浮遊球を計数する浮遊球計数手段を設けているので、浮遊球が通常時より増加した場合、すなわち、循環経路220の待機流路221で待機している遊技球Bが減少した場合に、これを検出することができる。して球貯留部262から遊技球を待機流路221に補給することができる。
すなわち、遊技領域1a等における球止まりにより、封入された遊技球数が減少することなく、待機する遊技球Bが不足して遊技球Bが待機流路221に補充された後に、球止まりが解消するとともに遊技者が遊技を中断もしくは中止した場合には、遊技球Bの発射が停止し、遊技領域1aに発射された遊技球が全て回収されて循環経路220に戻ることになる。この場合に、循環経路220には、補充された遊技球分だけ多い遊技球Bが貯留された状態となってしまう。しかし、上述の構成によれば、球貯留部262の循環経路220に連通する連通口266が、待機流路221に臨む位置にあるので、この状態でさらに、回収球流路266から遊技球が待機流路221に流下する状態となると、連通口266の位置まで達した待機流路221内の遊技球Bにより、回収球流路280を流下する遊技球Bが連通口266の待機流路221側ではない側となる球貯留部262に導かれて貯留されることになる。すなわち、回収球流路280から待機流路221に流下する遊技球Bが連通口266から溢れて球貯留部262に流入する。なお、待機流路221において、連通口266まで遊技球Bが溜まった状態で、待機流路221内に溜まった遊技球B(発射位置から待機流路221の連通口266まで溜まった遊技球B)の個数が、封入球式遊技機100に封入される遊技球Bの所定数(球貯留部262に貯留される遊技球数を除く)となることが好ましい。
すなわち、球貯留部262と循環経路220とを分けて配置することで、これらを封入球式遊技機100の限られた部材の設置空間の中に効率的に配置可能となり、封入球式遊技機100内に補充用の遊技球Bを補充可能となる。
従って、遊技球Bの補充が必要となった場合に、球貯留部262から自動的に遊技球Bの補充が行われ、遊技球Bの補充後、補充された遊技球Bが必要なくなった場合に、遊技球Bの発射を停止することで必要でなくなった余分な遊技球Bが自動的に球貯留部262に戻されることになる。
さらに、回収球流路280から、連通口266が臨む待機流路221に至るように遊技球Bが流下し、待機流路221に遊技球Bが溜まっていくと、連通口266まで遊技球Bが溜まることになるが、連通口266まで遊技球Bが溜まると、それ以降は、遊技球Bが循環経路220の外となる球貯留部262に貯留されることになるので、待機流路221に連通口266まで遊技球Bが溜まった後にさらに遊技球Bが回収されて回収球流路280に遊技球Bが溜まることがなく、例えば、回収球流路280に回収された遊技球Bを検出する回収球検出手段(回収球センサ212)が設けられた場合に、回収球流路280に遊技球Bが溜まることにより、回収球検出手段の位置に遊技球Bが止まった状態となり、回収球検出手段が遊技球Bを検出したON状態のままになるのを防止できる。
なお、遊技球Bを所定時間毎に順次発射している状態では、遊技領域1aに複数個の遊技球B(浮遊球)が流下している状態となり、循環経路220内には、補充球を含めた所定数の封入された遊技球Bよりも少ない遊技球Bしか存在せず、遊技球Bが補充されて循環する遊技球Bが増えた状態でも、球貯留部262に遊技球Bが戻らないため、発射停止から所定時間経過後、遊技球Bが全て循環経路220内に戻ったと思われる状態で、球貯留部262の遊技球Bの有無を判断する必要がある。
従って、球貯留部262に貯留される遊技球Bは、球貯留部262の底面(球貯留板261)を形成する補充変換手段上に貯留された状態となる。そして、補充変換手段が貯留状態においては、球貯留部262の底面が前記連通口266側が高くなるように連通口266側に上り傾斜するので、補充変換手段で構成される底面上に貯留された遊技球Bは、連通口266に流下することがなく、球貯留部262に貯留された状態となる。一方、補充変換手段が補充状態においては、球貯留部262の底面が前記連通口266側が低くなるように連通口266側に下り傾斜するので、球貯留部262の底面上の遊技球Bが連通口266側に流下して、さらに、連通口266から循環経路220に流下し、循環経路220に遊技球Bが補充された状態となる。
従って、極めて簡単な構成で、球貯留部262を貯留状態と補充状態とに変換することができる。また、基本的に球貯留部262の底面の傾斜方向(傾斜角度)を変更して、遊技球Bを流下させる構成なので、球詰まりの可能性も極めて低く、さらに、球貯留部262の底面上に遊技球Bが一条に並んだ状態とすることにより、球詰まりを確実に防止できる。また、以上のような構成により、極めて簡単な構成で余分な遊技球Bを球貯留部262に戻す構成とすることができる。
また、以上のような構成から、循環経路220内に補給される遊技球Bが所定の数より多くなった場合には、球貯留部262に貯留させることが可能となり、循環経路220に必要十分な所定数以上の遊技球Bを補給してしまうのを防止することができる。
さらに、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は前記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1a 遊技領域
14 エラー表示器(報知手段)
83 枠制御装置(補充制御手段、浮遊球計数手段、流路形成面動作制御手段、補充変換動作制御手段)
90 管理装置(報知手段)
100 封入球式遊技機
151 タッチパネル表示ユニット(報知手段)
200 封入球循環ユニット
212 回収球センサ(回収球検出手段、浮遊球計数手段)
220 循環経路
221 待機流路
240 球送り装置
246 供給球検出センサ(球送りセンサ、球送り検出手段、浮遊球計数手段)
252 ファール球流路
253 ファール球センサ(ファール球検出手段、浮遊球計数手段)
254 合流部
260 球補充装置(補充変換手段)
261 球貯留板(補充変換手段、球貯留部の底面、流路形成面)
262 球貯留部
262 貯留球検出センサ(貯留球検出手段)
263 補充ソレノイド(補充変換手段)
264 球不足検出センサ
266 連通口
267 補給口
273 作動リンク部材(補充変換操作手段)
280 回収球流路
Claims (5)
- 遊技機本体内に所定数封入した遊技球を、発射位置から遊技領域に発射して遊技を行う一方、遊技領域を経た遊技球を回収して発射位置に導いて遊技球を循環使用し、前記遊技領域を経て回収された遊技球を流下案内する回収球流路と、前記回収球流路の下流側に位置し前記発射位置に送られる前の遊技球を所定数宛待機させる待機流路とを連通状態にして循環経路を構成した封入球式遊技機において、
前記循環経路の途中に開設され、前記待機流路に臨む連通口を有するとともに、所要数の遊技球を貯留可能な球貯留部と、
前記球貯留部に遊技球を貯留する貯留状態と、前記球貯留部から前記循環経路に遊技球を流出して補充する補充状態とに変換可能な補充変換手段と、
前記待機流路に待機している遊技球を発射位置へ遊技球を一個宛送球する球送り装置と、
遊技球が発射されて、前記回収球流路に回収されるまでの間にある浮遊球を計数する浮遊球計数手段と、
前記浮遊球計数手段により計数された浮遊球が所定数以上ある場合に、前記補充変換手段を前記補充状態に変換して前記待機流路に遊技球を補充する補充制御手段と、
を備え、
前記待機流路に待機する遊技球が連なり、前記球貯留部の連通口に達すると、前記回収球流路から流下してきた遊技球が、前記連通口に達した遊技球に案内されて球貯留部に流入して貯留されることを特徴とする封入球式遊技機。 - 前記球貯留部に貯留されている遊技球の不足状態を検出する貯留球検出手段を設け、前記遊技球を発射する発射装置が停止してから所定時間経過後、前記貯留球検出手段が遊技球の不足状態を検出している場合には、前記球貯留部の遊技球の不足状態を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の封入球式遊技機。
- 前記補充変換手段は、前記球貯留部の底面を形成し、該底面の傾斜方向を前記連通口側に上り傾斜した状態と、前記連通口側に下り傾斜した状態とに変換可能に構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の封入球式遊技機。
- 前記球貯留部に、遊技機本体外部から前記循環経路の途中に遊技球を補給する補給口を設け、
前記補給口から前記球貯留部を介して前記循環経路に遊技球を補給する場合に、前記補充変換手段を前記補充状態に変換させる補充変換操作手段を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の封入球式遊技機。 - 前記発射された遊技球が前記遊技領域を流下せずにファールとなった遊技球を前記待機流路に案内するファール球流路と、
前記ファール球流路を流下する遊技球を検出するファール球検出手段と、
前記回収球流路を流下する遊技球を検出する回収球検出手段と、
を備え、
前記回収球流路を流下した遊技球と、前記ファール球流路を流下した遊技球とが合流するように流路を形成し、
前記回収球流路を流下した遊技球と、前記ファール球流路を流下した遊技球とが異なる方向から合流することにより流路を屈曲させた合流部及び合流部近傍の流路内面の一部を、前記補充変換手段に設けられるとともに当該補充変換手段の作動により動く流路形成面で構成し、
前記回収球検出手段または前記ファール球検出手段の遊技球の検出出力が所定時間連続している場合は、前記補充変換手段を作動させて前記流路形成面を動かす流路形成面動作制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の封入球式遊技機。
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