JP3599642B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許第2795165号公報や特許第2819021号公報で開示されたパチンコ機は、パチンコ機の制御を行う制御基板を遊技盤の裏面側で遊技盤と垂直状態となるように取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来例では、制御基板を透明樹脂製のハウジングで覆う構造であるため、制御基板に実装された部品から発生した熱の逃げが悪くなる。
【0004】
そこで、本発明は、制御基板に実装された部品から発生した熱が制御基板を覆うハウジングの内部から外部に放出する、放熱性能が向上できる遊技機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、回路基板をハウジングに格納した制御装置が遊技機枠体に取り付けられる遊技盤の裏面に設けられた遊技機において、制御装置のハウジング内部に上側の大部屋と下側の小部屋と相互に連なる箱型の1つの空間として形成され、上側の大部屋における前壁と下側の小部屋における前壁が上下方向で同一面内に存在し、上側の大部屋における前壁から後壁までの幅が下側の小部屋における前壁から後壁までの幅よりも大きく、少なくとも上側の大部屋における上壁および後壁には内外に貫通する多数の小孔が形成され、少なくとも下側の小部屋における後壁には内外に貫通する多数の小孔が形成された構成であり、前記回路基板が上側の大部屋と下側の小部屋とにわたって格納され、この回路基板における上側の大部屋に配置される大部屋側部分には回路基板に実装される電気部品のうちで発熱量の多い電気部品実装され、この回路基板における下側の小部屋に配置される小部屋側部分には回路基板に実装される電気部品のうちで発熱量の少ない電気部品実装される一方、前記上下方向で同一面内に存在する上側の大部屋における前壁と下側の小部屋とにおける前壁が遊技盤の裏面の側に向けられることによって、前記上側の大部屋と下側の小部屋とにわたって格納された回路基板の板面が遊技盤の裏面と直交し、かつ、大部屋が上側で小部屋が下側となるように、制御装置が遊技盤の裏面に縦置き配置されて取り付けられたか、または、回路基板をハウジングに格納した制御装置が遊技機枠体に取り付けられる遊技盤の裏面に設けられた遊技機において、制御装置のハウジングの内部には上側の大部屋と下側の小部屋とが相互に連なる箱型の1つの空間として形成され、上側の大部屋と下側における前壁と小部屋における前壁とが上下方向で同一面内に存在し、上側の大部屋における左右方向の高さが下側の小部屋における左右方向の高さよりも大きく、少なくとも上側の大部屋における左右方向の一方の背壁と上壁とには内外に貫通する多数の小孔が形成され、少なくとも下側の小部屋における後壁には内外に貫通する多数の小孔が形成され、前記回路基板は上側の大部屋と下側の小部屋とにわたって格納され、この回路基板における上側の大部屋に配置される大部屋側部分には回路基板に実装される電気部品のうちで発熱量の多い電気部品が実装され、この回路基板における下側の小部屋に配置される小部屋側部分には回路基板に実装される電気部品のうちで発熱量の少ない電気部品が実装される一方、前記上下方向で同一面内に存在する上側の大部屋における前壁と下側の小部屋における前壁とが遊技盤の裏面の側に向けられることによって、前記上側の大部屋と下側の小部屋とにわたって格納された回路基板の板面が遊技盤の裏面と直交し、かつ、大部屋が上側で小部屋が下側となるように、制御装置が遊技盤の裏面に縦置き配置されて取り付けられたことを特徴としている。よって、本発明によれば、発熱量の多い電気部品から発生した熱は大部屋の内部を上昇して大部屋の小孔より外部に放出される。この大部屋からの熱放出に伴ない、外部の冷えた空気が小部屋の小孔から小部屋の内部に流れ込む。この小部屋に流れ込んだ冷気は小部屋の内部を上昇する過程で発熱量の少ない電気部品を冷却して大部屋へと流れて大部屋の小孔から外部に放出される。このようなハウジングの内部に生じる空気の流れによって、回路基板に実装された部品の放熱性能は向上される。しかも、回路基板の面積を大きくすることができ、回路基板の面積を大きくすれば、回路基板の実装密度が低くなり、ハウジングの内部で発生した熱が回路基板に実装された部品間を円滑に通り抜けて回路基板に実装された部品を良好に冷却することができる。又、本発明にあっては、回路基板における大部屋側部分に実装された発熱量の多い電気部品および回路基板における小部屋側部分に実装された発熱量の少ない電気部品が遊技盤の左右方向外側に向けられれば、遊技盤の裏側に設けられた例えば特別図柄制御装置の右側または左側に制御装置を配置した場合でも、制御装置の放熱孔から放出される熱気が特別図柄制御装置に作用しないようになる
【0006】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5は本発明の一実施形態であって、図1は遊技盤1と前枠10とを分解して示し、図2は第3部品取付体と効果音制御装置とを分解して示し、図3は効果音制御装置を分解して示し、図4は図1をA−A線に沿い切断した断面を示し、図5は遊技枠体の裏面を示す。
【0007】
図1を参照し、遊技盤1と前枠10とについて説明する。ゲージ盤と呼ばれる遊技盤1の裏面には、表示灯制御装置2、効果音制御装置3、特別図柄制御装置4、盤側外部情報基板5が合成樹脂製の第1部品取付体6を介して取付けられ、主制御装置7が合成樹脂製の第2部品取付体8を介して取付けられる。そして、遊技盤1が額縁状の前枠10より前枠10の裏面に固定された金属製のリアプレート11に挿入されて装着されると、表示灯制御装置2、効果音制御装置3、特別図柄制御装置4、盤側外部情報基板5及び主制御装置7それぞれが前枠10の裏面に固定されたリアプレート11の窓12より裏側に突出する。第1部品取付体6は、遊技盤1の前面に設けられた入賞口装置に入賞して遊技盤1の裏面側に排出された入賞球を誘導するための通路を遊技盤1の裏面とで形成する。
【0008】
前枠10の上部裏面には枠側外部情報基板13や上タンク14が固定され、下タンク15が上タンク14に開閉可能に結合される。前枠10には透視性の有る合成樹脂製のリアカバー16がリアプレート11を介して開閉可能に取付けられる。この実施形態の場合、リアカバー16は、前方開放状の箱型であって、一側部がリアプレート11に図外のヒンジを介して片開き可能に装着された球払出機構17に取付けられる。リアカバー16は、球払出機構17を介して遊技盤1の裏面側に閉じられることにより、主制御装置7と表示灯制御装置2と効果音制御装置3及び特別図柄制御装置4を覆い、不正行為を防止する。
【0009】
よって、リアカバー16は枠ヒンジと同じ側に位置した球払出機構17のヒンジを回転中心として片開き可能である。そして、リアカバー16が閉じられると、主制御装置7、表示灯制御装置2、効果音制御装置3、特別図柄制御装置4がリアカバー16で覆われる。
【0010】
図2を参照し、効果音制御装置3の取付構造について説明する。第3取付体20は第1部品取付体6に効果音制御装置3を取付けるための透視性のある無色な合成樹脂からなる部品であって、前側より裏側に窪む筒状の取付孔部21、裏側に突出した上部左右の位置ずれ防止部22、上部の係合孔部23、下部左の横受止部24、下部右の先端にフック25を有する係合レバー26を備える。そして、第3取付体20の前面が図1に示す第1部品取付体6の裏面に重ね合された状態において、図外の止ねじが取付孔部21より第1部品取付体6に締結されることにより、第3取付体20が第1部品取付体6に取付けられる。
【0011】
又、効果音制御装置3の上部が位置ずれ防止部22の間に挿入され、効果音制御装置3のハウジング18より上部に突出した係合片部27が係合孔部23に裏側より挿入される。その状態において、係合片部27を支点として、効果音制御装置3の下部が第3取付体20の側へ押込まれる。これに伴い、効果音制御装置3の下部が横受止部24と係合レバー26との間に挿入されて係合レバー26を右側へ押して係合レバー26のフック25を超えることにより、係合レバー26が弾性的に復元し、係合レバー26のフック25がハウジング18に設けられた係合凹部28に係合する。これによって、効果音制御装置3が第3取付体20に結合される。
【0012】
図3を参照し、効果音制御装置3について説明する。ハウジング18は透視性合成樹脂よりなる左側開放状の箱型に形成されたケース31と透視性合成樹脂よりなる板状のカバー51とを備える。ケース31は上側の大部屋32と下側の小部屋33とを備える。大部屋32と小部屋33とは相互に連なって左側に開放された箱型の1つの空間を形成する。大部屋32の上壁34及び背壁35には上側コネクタ収納部36が内側に窪む凹状に形成され、小部屋33の下壁39及び背壁40には下側コネクタ収納部41が内側に窪む凹状に形成される。
【0013】
大部屋32の左側開口端から背壁35までの高さH1は小部屋33の左側開口端から背壁40までの高さH2よりも大きい(H1>H2)。大部屋32の左側開口端と小部屋33の左側開口端とは上下方向で同一面内に存在する。大部屋32の前壁42から後壁37までの幅D1は小部屋33の前壁43から後壁44までの幅D2よりも大きい(D1>D2)。前壁42;43は上下方向で同一面内に存在する。
【0014】
大部屋32の上壁34と背壁35及び後壁37にはピアノ線のような不正操作部材が挿入不能な大きさの小孔45が多数形成され、小部屋33の後壁37にもピアノ線のような不正操作部材が挿入不能な大きさの小孔46が多数形成される。大部屋32の高さH1と小部屋33の高さH2との差によって形成される段差部47から上壁34側に比較的離れた背壁35の部分S、前壁42;43、段差部47、下壁39、背壁40、上側コネクタ収納部36及び下側コネクタ収納部41には小孔45;46は形成されていない。背壁35の上側隅部及び背壁の下側隅部には型抜孔である成形残孔48を有する。成形残孔48と対応する筒状の支柱49がケース31の内部に突設される。
【0015】
カバー51は大部屋側板部52とこれに連なる小部屋側板部53とを備える。カバー51の右側の板面には周壁54が大部屋側板部52及び小部屋側板部53に跨って環状に突出する。周壁54は大部屋32の内部と小部屋33の内部と上側コネクタ収納部36の内部及び下側コネクタ収納部41の内部に挿入し得るようにカバー52の周端面より内側に偏っている。周壁54における大部屋側板部52の上側の隅部及び小部屋側板部53の下側の隅部には結合座55が設けられる。結合座55はカバー51の左側の板面にも貫通する筒状である。
【0016】
回路基板60は周壁54の外縁に沿う形状に形成されており、大部屋側部分61には大容量コンデンサ62と図外のパワートランジスタとパワートランジスタの放熱器63及びその他等の発熱量の多い電気部品や上側コネクタ64が実装され、小部屋側部分66にはCPU67と音再生IC68とROM69及びその他等の発熱量の少ない電気部品や下側コネクタ70が実装される。
【0017】
そして、回路基板60が部品実装面側からケース31に収納されると、回路基板60の取付孔71周りの部品実装面が成形残孔48と対応してケース31の支柱49で受止められ、上側コネクタ64が上側コネクタ収納部36に配置され、下側コネクタ70が下側コネクタ収納部41に配置される。それから、カバー51が周壁54側からケース31に収納されると、周壁54がケース31内の回路基板60に接触し、カバー51の周壁54より外側に環状に突出する右側板面がケース31の左側開口端に接触して、カバー51がケース31の左側開口を閉鎖する。
【0018】
その状態において、止ねじ76がカバー51の外側より結合座55及び取付孔71を経由して支柱49に締結される。これにより、ケース31とカバー51及び回路基板60が図4にも示すように互いに結合されて効果音制御装置3を構成する。このように構成された効果音制御装置3では、回路基板60の部品実装面がケース31の背壁35;40と対応し、回路基板60の外周端面がケース31の上壁34と前壁42;43と後壁37;44と対応する。
【0019】
この実施形態では、効果音制御装置3が前壁42;43より図2の第3部品取付体20及び図1の第1部品取付体6を介して遊技1に取付けられると、効果音制御装置3の背壁35;40が図1の特別図柄制御装置4とは反対側の右外側となり、効果音制御装置3の大部屋32が上側で、小部屋33が下側となり、小部屋33の後壁44の上に第2部品取付体8が隙間を以って配置され、回路基板60の板面が遊技1の裏面と直交し、遊技1を裏側から見て、回路基板60の部品実装面及び背壁35;40が右側に向けられ、効果音制御装置3が遊技1の裏面に縦置き配置される。この縦置き配置により、回路基板60の面積を大きくすることができ、回路基板60の面積を大きくすれば、回路基板60の実装密度が低くなり、ハウジング18の内部で発生した熱が回路基板60に実装された部品間を円滑に通り抜けて回路基板60に実装された部品を良好に冷却することができる。
【0020】
そして、効果音制御装置3の動作中において、回路基板60に実装された部品から発生した熱は効果音制御装置3の内部から外部に放熱される。その点について図4を参照しつつ説明する。図4では、紙面の表面側が図1の遊技盤1に装着された場合における効果音制御装置3の裏側で、紙面の裏面側が同効果音制御装置3の表側である。例えば、放熱器63から発生した熱は矢印X1で示すように大部屋32の内部を上昇して上壁34や背壁35及び後壁37(図3参照)のそれぞれに設けられた小孔45より外部に放出される。この大部屋32からの熱放出に伴ない、外部の冷えた空気が小部屋33の後壁44の小孔46から小部屋33の内部に流れ込む。
【0021】
この実施形態の場合、大部屋32では上壁34や背壁35及び後壁37のそれぞれに小孔45が形成された構造であり、一方、小部屋33では後壁44に小孔46が形成された構造であるため、大部屋32における小孔45の数量が小部屋33における小孔46の数量より多く、小孔45の総面積が小孔46の総面積より大きい。しかし、大部屋32から外部に放出される熱気の単位時間当りの放出量と、この熱気の外部への放出に伴なう外部から小部屋33に流入する冷気の単位時間当りの流入量とは同じである。
【0022】
よって、小部屋33への空気の流入速度が高くなるので、外部から小部屋33に流入した空気は後壁44から前壁43あたりの方までと小部屋33の内部の奥まで流れ込む。この小部屋33の奥まで流れ込んだ冷気は矢印X2で示すように小部屋33の内部を上昇する過程において、CPU67やROM69等の比較的熱に弱い電気部品を適切に冷却して大部屋32へと流れて矢印X1で示す空気と合流して大部屋32から小孔45を経由して外部に放出される。このようなハウジング18の内部に生じる空気の流れによって、効果音制御装置3の放熱性能は向上される。
【0023】
又、大部屋32において背壁35と段差部47とよりなる隅部に滞留する熱気は矢印X3で示すように小部屋33の背壁40に沿って大部屋32へと流れる気流の側圧に引かれて当該気流に合流して小孔45より外部に放出されるので、大部屋32での熱のこもりも適切に解消できる。
【0024】
図5を参照し、パチンコ機の裏機構について説明する。図1の遊技盤1を装着した前枠10が額縁状の外枠80に枠ヒンジ81を介して前側(図5の紙面の裏面側)で横方向に片開き可能に取付けられた場合、効果音制御装置3は特別図柄制御装置4と球払出機構17との間の比較的横幅の狭い空間に配置されるが、回路基板60が特別図柄制御装置4側に位置した縦置き状態で、大部屋32が球払出機構17よりも裏側に比較的多く突出して放熱性能も良好である。前枠10と外枠80とが遊技機枠体82を構成する。
【0025】
表示灯制御装置2、効果音制御装置3、特別図柄制御装置4、主制御装置7は機能分割されている。主制御装置7は賞球関係各種スイッチや入賞球関係各種スイッチからの入力信号により遊技内容の全般に関する制御するためのコンピュータによる制御処理を行い、処理結果であるコマンド信号を配線により一方向で表示灯制御装置2、効果音制御装置3、特別図柄制御装置4及び図外の球払出制御装置や球発射制御装置等に出力する。表示灯制御装置2や効果音制御装置3及び特別図柄制御装置4並びに球払出制御装置それぞれは主制御装置7から入力されたコマンド信号によりそれぞれの制御処理を実行する。表示灯制御装置2は遊技盤1や前枠10に設けられた各種表示灯を点灯又は点滅するためのコンピュータによる制御処理を行い、処理結果である駆動信号を上記表示灯に出力する。効果音制御装置3は前枠10に設けられたスピーカで効果音を発生するためのコンピュータによる制御処理を行い、処理結果である駆動信号を上記スピーカに出力する。特別図柄制御装置4は遊技盤1に設けられた特別図柄表示器を図柄表示動作するためのコンピュータによる制御処理を行い、処理結果である駆動信号を上記特別図柄表示器に出力する。球払出制御装置は球払出機構17を球払出動作するためのコンピュータによる制御処理を行い、処理結果である駆動信号を球払出機構に出力する。
【0026】
球払出機構17は賞球用の単独であっても、賞球用及び球貸用の複数であっても良いが、複数の場合は前後又は左右に重ね合されることにより実施し得る。
【0027】
実施形態では大部屋32の上壁34や背壁35及び後壁37に小孔45を形成し、小部屋33の後壁44に小孔46を形成したが、大部屋32の前壁42及び小部屋33の下壁39や背壁40及び前壁43更には段差部47にも小孔45;46と同様の小孔を形成したり、ハウジング18の全面に小孔45;46と同様の小孔を形成しても良いが、この場合、大部屋32の表面積が小部屋33の表面積よりも大きければ、実施形態と同様の空気流を発生させることができる。それは、1つの小孔の大きさは不正操作防止の観点から限度があり、小孔の密度は強度や成形時の型抜き性の観点から上限がるため、大部屋32の表面積が小部屋33の表面積よりも大きければ、大部屋32での小孔45の数量が小部屋33での小孔45の数量よりも多くなり、小孔45の総面積が小孔46の総面積よりも大きくなるからである。
【0028】
実施形態では大部屋32の上壁34の面積が小部屋33の下壁39の面積よりも大きいので、上壁34と下壁39とに小孔45;46に相当する小孔を設けた場合で、実施形態と同様の空気流を発生させることができる。
【0029】
実施形態では大部屋32の高さH1及び幅D1の双方が小部屋33の高さH2及び幅D2の双方よりも大きいが、大部屋32の高さH1が小部屋33の高さH2よりも大ききか、或いは、大部屋32の幅D1が小部屋33の幅D2よりも大きいというように、大部屋32の高さH1又は幅D2の何れか一方が小部屋33の高さH2又は幅D2の何れか一方より大きければ、同様に適用できる。
【0030】
実施形態はパチンコ機を示したが、スロットマシンにも適用できる。この場合、前枠10に装着される役物として遊技盤1に代えて図柄可変表示装置が用いられ、又、前記遊技盤1に取付けられる種々部品は遊技機枠体82に取付けられることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】同実施形態の効果音制御装置周りを示す分解斜視図。
【図3】同実施形態の効果音制御装置を示す分解斜視図。
【図4】図1のA−A線断面図。
【図5】同実施形態の遊技枠体を示す裏面図。
【符号の説明】
1 遊技盤
3 効果音制御装置
18 ハウジング
32 大部屋
33 小部屋
45;46 小孔

Claims (3)

  1. 回路基板をハウジングに格納した制御装置が遊技機枠体に取り付けられる遊技盤の裏面に設けられた遊技機において、制御装置のハウジング内部に上側の大部屋と下側の小部屋と相互に連なる箱型の1つの空間として形成され、上側の大部屋における前壁と下側の小部屋における前壁とが上下方向で同一面内に存在し、上側の大部屋における前壁から後壁までの幅が下側の小部屋における前壁から後壁までの幅よりも大きく、少なくとも上側の大部屋における上壁および後壁には内外に貫通する多数の小孔が形成され、少なくとも下側の小部屋における後壁には内外に貫通する多数の小孔が形成され、前記回路基板が上側の大部屋と下側の小部屋とにわたって格納され、この回路基板における上側の大部屋に配置される大部屋側部分には回路基板に実装される電気部品のうちで発熱量の多い電気部品実装され、この回路基板における下側の小部屋に配置される小部屋側部分には回路基板に実装される電気部品のうちで発熱量の少ない電気部品実装される一方、前記上下方向で同一面内に存在する上側の大部屋における前壁と下側の小部屋における前壁とが遊技盤の裏面の側に向けられることによって、前記上側の大部屋と下側の小部屋とにわたって格納された回路基板の板面が遊技盤の裏面と直交し、かつ、大部屋が上側で小部屋が下側となるように、制御装置が遊技盤の裏面に縦置き配置されて取り付けられたことを特徴とする遊技機。
  2. 回路基板をハウジングに格納した制御装置が遊技機枠体に取り付けられる遊技盤の裏面に設けられた遊技機において、制御装置のハウジングの内部には上側の大部屋と下側の小部屋とが相互に連なる箱型の1つの空間として形成され、上側の大部屋における前壁と下側の小部屋における前壁とが上下方向で同一面内に存在し、上側の大部屋における左右方向の高さが下側の小部屋における左右方向の高さよりも大きく、少なくとも上側の大部屋における左右方向の一方の背壁と上壁とには内外に貫通する多数の小孔が形成され、少なくとも下側の小部屋における後壁には内外に貫通する多数の小孔が形成されており、前記回路基板は上側の大部屋と下側の小部屋とにわたって格納され、この回路基板における上側の大部屋に配置される大部屋側部分には回路基板に実装される電気部品のうちで発熱量の多い電気部品が実装され、この回路基板における下側の小部屋に配置される小部屋側部分には回路基板に実装される電気部品のうちで発熱量の少ない電気部品が実装される一方、前記上下方向で同一面内に存在する上側の大部屋における前壁と下側の小部屋における前壁とが遊技盤の裏面の側に向けられることによって、前記上側の大部屋と下側の小部屋とにわたって格納された回路基板の板面が遊技盤の裏面と直交し、かつ、大部屋が上側で小部屋が下側となるように、制御装置が遊技盤の裏面に縦置き配置されて取り付けられたことを特徴とする遊技機。
  3. 回路基板における大部屋側部分に実装された発熱量の多い電気部品および回路基板における小部屋側部分に実装された発熱量の少ない電気部品が遊技盤の左右方向外側に向けられたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の遊技機。
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