JP4670926B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は,複数の排紙経路を備えた画像形成装置に関する。さらに詳細には,ある排紙経路で排紙可能な最短用紙長が他の排紙経路で排紙可能な最短用紙長よりも短い構成を有する画像形成装置に関するものである。
従来から,少なくとも2種類の排紙経路を備えた画像形成装置がある。このような画像形成装置としては,例えば,Uターン状の排紙経路(Uターンパス)と,Uターンパスから分岐するストレート状の排紙経路(ストレートパス)とを備えるプリンタが実用化されている。
上記のように2種類の排紙経路を備え,排紙経路を選択的に利用できる画像形成装置としては,例えば特許文献1に開示されているプリンタがある。この画像形成装置では,フェイスダウンで印刷したいときはUターンパスを選択し,厚紙などの腰の強い用紙を印刷したいときはストレートパスを選択するといったように,ユーザの利用に合わせて排紙経路を切り替えることができる。
特開2005−55817号公報
しかしながら,前記した従来の画像形成装置では,次のような問題があった。すなわち,従来の画像形成装置のように複数の搬送経路を備える画像形成装置では,印刷可能な最短用紙長が搬送経路ごとに異なることがある。その場合に,画像形成装置として印刷可能な最短用紙長よりも用紙長が長い用紙を搬送しているにもかかわらず,用紙ジャムが生じるケースがある。
例えば,Uターンパスにおける最小ローラ間隔が,ストレートパスにおける最小ローラ間隔よりも広い場合,Uターンパスで排紙可能な最短用紙長L1がストレートパスで排紙可能な最短用紙長L2よりも長くなる。このような構成では,画像形成装置として印刷可能な最短用紙長はL2となるが,Uターンパスに用紙長L2の用紙が搬送されると,当該用紙が排紙されずにUターンパス内で滞留する。そしてその状態で後続用紙を続けてUターンパスに搬送しようとすると,滞留する用紙が搬送の妨げとなり,結果として用紙ジャムになる。また,ユーザにとっては,画像形成装置として印刷可能な最短用紙長L2以上の用紙であるにもかかわらず用紙ジャムになってしまうため,困惑の原因になりえる。
本発明は,前記した従来の画像形成装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,選択された排紙経路で排紙可能な最短用紙長よりも用紙長が短い用紙を搬送した際の用紙ジャムを抑制する画像形成装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像形成装置は,用紙に画像を形成する画像形成部と,画像形成部を通過した用紙を排紙する第1排紙経路と,画像形成部を通過した用紙を排紙し,第1排紙経路よりも排紙可能な最短用紙長が短い第2排紙経路と,画像形成部に搬送される用紙の長さを測定する測定手段と,第1排紙経路が選択された状態で,測定手段による用紙測定の結果,当該用紙の長さが第1排紙経路で搬送可能な最短用紙長より短かった場合に,当該用紙に画像形成部にて画像を形成し,当該用紙を前記画像形成部よりも用紙の搬送方向の下流に搬送し,当該用紙に対する後続用紙の搬送を当該用紙よりも用紙の搬送方向の上流で停止する制御手段とを備えることを特徴としている。
本発明の画像形成装置には,画像形成部よりも下流側に,第1排紙経路と,第1排紙経路よりも排紙可能な最短用紙長が短い第2排紙経路とが設けられている。ここでいう画像形成部には,画像を形成する画像形成手段のほか,例えば電子写真方式の画像形成装置であれば画像を用紙に定着させる定着手段も含まれる。本発明の画像形成装置は,第1排紙経路に用紙を搬送する際,その用紙の長さが第1排紙経路で搬送可能な最短用紙長より短かった場合に,その用紙には画像を形成して画像形成部よりも下流側に搬送し,その用紙に後続する用紙(後続用紙)の搬送についてはその用紙よりも上流側で停止させる。
すなわち,本発明の画像形成装置では,第1排紙経路内で滞留する可能性がある用紙が搬送された場合に,その用紙を画像形成部より下流に搬送する。その結果,その用紙は,印刷された状態で第1排紙経路内に滞留することになる。一方,その用紙よりも上流で,後続用紙を停止させる。これにより,滞留する用紙と後続用紙とが接触して生じうる深刻な用紙ジャムを回避できる。また,滞留する用紙が後続用紙と接触することによるダメージを回避できる。
また,本発明の画像形成装置の制御手段は,後続用紙を,画像形成部に含まれる定着手段よりも上流で停止させるとよりよい。すなわち,定着手段での用紙除去作業は,未定着トナーによる定着手段の汚染を招き,作業後に搬送される用紙を汚してしまうことがある。また,定着手段から用紙を取り出すために,複雑な作業手順をユーザに強要してしまうことがある。後続用紙を定着手段に到達する前に停止させることで,これらの問題を回避することが期待できる。
また,本発明の画像形成装置は,画像形成部よりも用紙の搬送方向の上流であり,画像形成部への用紙の搬送タイミングを調節する搬送ローラよりも下流に位置し,用紙の通過を検知するセンサを備え,測定手段は,センサの出力信号を基に用紙長を測定するとよりよい。すなわち,画像形成部への用紙の到来タイミングを検知するセンサは,一般的に高精度である。そのようなセンサを利用して用紙長を測定することで,制御部での制御がより高精度になる。
また,上記の画像形成装置は,搬送ローラよりも用紙の搬送方向の上流であり,用紙を給紙する給紙ローラの下流に位置し,用紙の通過を検知する第2センサと,第2センサによって用紙長を測定する第2測定手段とを備え,制御手段は,第2測定手段による用紙測定の結果,当該用紙の長さが第1排紙経路で搬送可能な最短用紙長より短いと判断された場合に,少なくとも当該用紙の測定手段による測定が終了するまで後続用紙を待機させるとよりよい。すなわち,センサよりも給紙ローラ側に位置する第2センサで,いち早く用紙長の予備診断を行い,用紙滞留の疑いがある場合には後続用紙を待機させる。これにより,搬送経路内で複数の用紙が停止することを予防する。
また,本発明の画像形成装置の制御手段は,第2測定手段による用紙測定の結果,後続用紙を待機させることになったとしても,測定手段による用紙測定の結果,当該用紙の長さが第1排紙経路で搬送可能な最短用紙長より長いと判断された場合には,後続用紙の搬送を再開するとよりよい。すなわち,第2センサは,一般的に前述のセンサよりも精度が低い。そのため,第2センサの判断が前述のセンサの判断によって覆されることがある。そのような場合,前述のセンサでの判断を優先させることで,より正確な用紙搬送を行うことができる。
また,本発明の画像形成装置は,用紙の長さが第1排紙経路で搬送可能な最短用紙長より短かった際に,第2排紙経路での用紙搬送に切り替えるように報知する報知手段を備えるとよりよい。すなわち,排紙経路の切り替えを報知することで,用紙搬送の早期の再開が期待できる。
また,本発明の画像形成装置は,第1排紙経路の一部を閉塞し,開閉自在に配設されたカバーを備え,第1排紙経路は,画像形成部を通過した用紙の進行方向を反転する経路を構成し,第2排紙経路は,カバーを開放することによって提供され,第1排紙経路から分岐し,画像形成部を通過した用紙を進行方向を反転せずに排紙する経路を構成するとよりよい。さらに制御手段は,カバーが閉塞した状態では第1排紙経路が選択されているとし,カバーが開放した状態では第2排紙経路が選択されているとするとよりよい。
本発明によれば,選択された排紙経路で排紙可能な最短用紙長よりも用紙長が短い用紙を搬送した際の用紙ジャムを抑制する画像形成装置が実現している。
以下,本発明にかかる印刷装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,進行方向を反転して排紙する排紙経路と,進行方向を反転せずに排紙する排紙経路とを備えた電子写真方式のカラープリンタに本発明を適用したものである。
[プリンタの全体構成]
実施の形態のプリンタ100は,図1に示すように,用紙に画像を印刷する本体部10と,原稿の画像を読み取る画像読取部20とを備えている。また,画像読取部20の前面側には,液晶ディスプレイからなる表示部41と,スタートキー,ストップキー,テンキー等から構成されるボタン群42とを備えた操作パネル40が設けられ,この操作パネル40により動作状況の表示やユーザによる入力操作が可能になっている。
[プリンタの本体部の構成]
本体部10は,図2に示すように,トナー像を形成し,そのトナー像を用紙に転写するプロセス部50(画像形成部の一例)と,未定着のトナー像を用紙に定着させる定着装置8(画像形成部の一例)と,画像形成前の用紙を載置する給紙カセット91と,画像形成後の用紙を載置する排紙トレイ92とを備えている。また,本体部10を収容するハウジング11の後側面には,図2の矢印X方向に回動することで開閉自在に配設されたカバー12(カバーの一例)を備えている。
本体部10のプロセス部50は,カラー画像の形成が可能であり,イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒(K)の各色に対応するプロセス部を並列に配置している。具体的には,Y色の画像を形成するプロセス部50Yと,M色の画像を形成するプロセス部50Mと,C色の画像を形成するプロセス部50Cと,K色の画像を形成するプロセス部50Kとを備えている。さらに,プロセス部50は,各プロセス部50Y,50M,50C,50Kに光を照射する露光装置3と,ローラ73,74によって張架され,用紙を各プロセス部50Y,50M,50C,50Kの転写位置に搬送するベルト7とを備えている。
また,プロセス部50Kは,周知の電子写真方式によってトナー像を形成するものであり,図3に示すように,感光体ドラム1と,感光体ドラム1の表面を一様に帯電する帯電装置2と,静電潜像に対してトナーによる現像を行う現像装置4と,感光体ドラム1上のトナー像を用紙に転写する転写装置5と,感光体ドラム1上の残留トナーを除去するクリーニングブレード6とを有している。感光体ドラム1,帯電装置2,現像装置4,およびクリーニングブレード6は,プロセスカートリッジとして構成され,装置本体に対して着脱可能になっている。なお,他のプロセス部50Y,50M,50Cもプロセス部50Kと同様の構成になっている。
プロセス部50Kでは,感光体ドラム1の表面が帯電装置2によって一様に帯電される。その後,露光装置3からの光Lにより露光され,用紙に形成すべき画像の静電潜像が形成される。次いで,現像装置4を介して,トナーが感光体ドラム1に供給される。これにより,感光体ドラム1上の静電潜像は,トナー像として可視像化される。トナー像は,転写装置5と対向する位置で,ベルト7によって搬送される用紙に転写される。
本体部10では,底部に位置する給紙カセット91に収容された用紙が,給紙ローラ71,レジストローラ72を経由し,進行方向を反転してプロセス部50に導かれるように,略U字形状の給紙路81Uに沿って搬送される。すなわち,本体部10では,給紙カセット91に載置されている用紙が1枚ずつ取り出され,プロセス部50に搬送され,その用紙にトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙は,定着装置8に搬送され,トナー像を熱定着させる。
さらに,本体部10内には,定着装置8よりも用紙の搬送方向の下流側に,2つの排紙路が設けられている。1つは,搬送ローラ75,排出ローラ76を経由し,進行方向を反転して排紙トレイ92に導かれるように,略U字形状をなす排紙路82U(第1排紙経路の一例。以下,「Uターンパス82U」とする)である。本形態のプリンタ100では,カバー12の内側側面がUターンパス82Uの一部を構成しており,カバー12が閉塞状態で搬送可能になる。もう1つは,カバー12を開放状態とし,搬送ローラ75を経由し,進行方向を反転せずに開放状態のカバー12に導かれるように,略直線状をなす排紙路82S(第2排紙経路の一例。以下,「ストレートパス82S」とする)である。ストレートパス82Sでは,カバー12が排紙トレイの役割を兼ねており,カバー12が開放状態で搬送可能になる。
すなわち,本形態のプリンタ100では,カバー12が閉塞状態であればUターンパス82Uが選択され,カバー12が開放状態であればストレートパス82Sが選択される。本体部10では,定着後の用紙が,いずれか一方の排紙路を経由して装置外部に排出される。
また,本体部10内には,用紙の通過を検知するセンサが複数配置されている。具体的にプリンタ100は,用紙の搬送方向上,給紙ローラ71の直後に位置するセンサ61(第2センサの一例。以下,「レジ前センサ61」とする)と,レジストローラ72よりも下流であってプロセス部50よりも上流に位置するセンサ62(センサの一例。以下,「レジ後センサ62」とする)と,定着装置8よりも下流であってUターンパス82Uとストレートパス82Sとの分岐点(本形態では搬送ローラ75)よりも上流に位置するセンサ63(以下,「分岐前センサ63」とする)と,その分岐点よりも下流であって排紙ローラ76よりも上流に位置するセンサ64(以下,「分岐後センサ64」とする)とを備えている。プリンタ100は,各センサからの信号を基に,プロセス部50への搬送タイミングを決定したり,用紙ジャム等の搬送不良を検知する。
また,プリンタ100は,カバー12の開閉状態を検知するセンサ65(以下,「カバーセンサ65」とする)を備えている。プリンタ100は,カバーセンサ65からの信号を基に,排紙路を判別する。各センサは,周知のものを適用可能であり,詳細な構成説明を省略する。
また,搬送ローラ75よりも下流側であって,Uターンパス82Uを構成するローラ群の最小間隔は150mmであり,搬送ローラ75よりも上流側の搬送路を構成するローラ群の最小間隔は100mmである。そのため,Uターンパス82Uで搬送可能な最短用紙長は150mmであり,ストレートパス82Sで搬送可能な最短用紙長は100mmである。
[プリンタの電気的構成]
続いて,プリンタ100の電気的構成について説明する。プリンタ100は,図4に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34とを備えた制御基板30を有している。また,制御基板30は,本体部10,画像読取部20,操作パネル40等と電気的に接続されている。
ROM32には,プリンタ100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは画像データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムや各種センサから送られる信号に従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,プリンタ100の各構成要素(例えば,露光装置3の点灯タイミング,給紙路81Uや排紙路82U,82Sを構成する各種ローラの駆動モータ(不図示),画像読取部20を構成するイメージセンサユニットの移動用モータ(不図示))を制御する。
[用紙滞留検出手順]
続いて,用紙滞留の検出手順を説明する。用紙滞留は,用紙が各センサに到達するタイミング(用紙先端の検出タイミング)や,用紙が各センサを通過するタイミング(用紙後端検出タイミング)を基に検出される。
図5は,Uターンパス82Uにて用紙を搬送する際であって用紙が正常に搬送された場合の,各種センサの出力信号の例を示している。まず,用紙が給紙カセット91から送り出されると,最初にレジ前センサ61が用紙の到達(A)を検知して出力レベルがハイレベル(ON)になる。その後,用紙の先端がレジストローラ72を通過すると,レジ後センサ62が用紙の到達を検知してONになる(B)。その後,用紙がプロセス部50に搬送され,用紙の後端がレジ前センサ61を通過することでレジ前センサ61の出力レベルがローレベル(OFF)になり,レジ後センサ62を通過することでレジ後センサ62がOFFになる。
そして,用紙先端が,プロセス部50を通過し,さらに定着装置8を通過することで,分岐前センサ63が用紙の到達(C)を検知してONになる。その後,用紙先端が搬送ローラ75を通過すると,分岐後センサ64が用紙の到達(D)を検知してONになる。その後,用紙後端が定着装置8から送り出され,用紙後端が分岐前センサ63を通過することで分岐前センサ63がOFFになり(E),分岐後センサ64を通過することで分岐後センサ64がOFFになる(F)。
このような動作の中で,例えば,レジ後センサ62がONした時点(B)から所定時間内に分岐前センサ63がONしない場合には,レジ後センサ62と分岐前センサ63との間で用紙ジャムが発生したと判定される。また,例えば,用紙がUターンパス82U内で滞留してしまった場合には,分岐後センサ64がONした後(D),所定時間を経過しても同センサがOFFしない状態になる。そのような場合には,用紙滞留が発生したと判定することができる。
[用紙先端位置管理手順]
以下,用紙滞留の検出手順について詳説する。始めに,用紙の先端検出における位置管理処理(制御手段の一例)を,図6のフローチャートを参照しつつ説明する。本処理は,給紙ローラ71による用紙の搬入開始とともに実行開始される。
まず,レジ前センサ61がONしたか否かを判断する(S101)。レジ前センサ61がONしていない場合には(S101:NO),レジ前センサ61がONするまで待機する。なお,処理開始から所定時間経過してもレジ前センサ61がONしない場合には,用紙ジャムと判断して本処理を終了する。
レジ前センサ61が所定時間内にONした場合には(S101:YES),用紙の用紙長測定を開始する(S102:第2測定手段の一例)。用紙長の測定は,図7のフローチャートに示す手順で行われる。
まず,タイマの計時を開始する(S201)。そして,後述する測定終了指示を受け付けるまで待機する(S202)。つまり,測定終了指示を受け付けるまでタイマの計時を継続する。測定終了指示を受け付けた場合には(S202:YES),タイマの計時を終了する(S203)。この計時時間を用紙の用紙長に換算することができる。その後,計時時間あるいはその計時時間から求められる用紙長を記憶し(S204),用紙長の測定処理を終了する。
図6の説明に戻り,用紙長の測定を開始した後には,レジ後センサ62がONしたか否かを判断する(S103)。レジ後センサ62がONしていない場合には(S103:NO),レジ後センサ62がONするまで待機する。なお,レジ前センサ61がONした時点(図5(A))から所定時間経過してもレジ後センサ62がONしない場合には,用紙ジャムと判断して本処理を終了する。
レジ後センサ62が所定時間内にONした場合には(S103:YES),再度,用紙の用紙長測定を開始する(S104:測定手段の一例)。用紙長測定処理の手順はS102の処理と同様であるが,用紙長測定の開始トリガが,レジ前センサ61のONとレジ後センサ62のONとで異なる。なお,S102とS104とは同様の処理であるが,別々に独立して動作しており,それぞれ個別の測定結果を出力する。以下の説明では,S102での用紙長測定を「第1用紙長測定」とし,S104での用紙長測定を「第2用紙長測定」とする。
レジ後センサ62は,プロセス部50による画像形成の開始タイミング制御にも利用される。そのため,用紙上の画像形成位置を高精度にする必要があることから,レジ後センサ62には,レジ前センサ61と比較して高精度のセンサが利用される。そこで,第1用紙長測定では,大まかに用紙長を取得し,最短用紙長よりも大きい閾値を用いて用紙滞留を生じさせる疑いがある用紙を早期に検出する。第2用紙長測定では,高精度に用紙長を取得し,最短用紙長と等しい閾値を用いて用紙の搬送可否を正確に判断する。判断の詳細については後述する。
次に,用紙先端が定着装置8に突入直前の位置に達するまで待機する(S105)。具体的に本形態では,用紙先端がレジ後センサ62を通過してから定着装置8の直前の位置(例えば,定着装置8から5mm手前の位置)に達するまでの想定所要時間を設定し,レジ後センサ62がONした時点(図5(B))から想定所要時間経過したか否かによって,用紙先端が定着装置8の直前の位置に達したか否かを判断する。なお,プロセス部50と定着装置8との間にセンサを配置し,そのセンサの信号を基に用紙の到達を判断してもよい。
用紙先端が定着装置8に突入直前の位置に達した場合には(S105:YES),滞留フラグがONであるか否かを判断する(S106)。本形態のプリンタ100では,Uターンパス82U内に用紙が滞留してしまっている場合には,滞留フラグがONになる。そこで,滞留フラグがOFFであれば(S106:NO),本処理を終了する。滞留フラグをONするタイミングについては後述する。
一方,滞留フラグがONであれば(S106:YES),用紙の搬送動作を停止し(S181),本処理を終了する。用紙滞留での停止処理では,用紙ジャムでの停止処理とは異なり,すべての動作を緊急停止する必要はない。例えば,画像形成後のクリーニング処理等は動作を続けてもよい。
なお,図6の本用紙滞留停止処理では,用紙先端が定着装置8を通過した後の処理,すなわち分岐前センサ63のONおよび分岐後センサ64のONの判断を省略している。実際には,S106の処理後に,分岐前センサ63のON,分岐後センサ64のONの順に,用紙先端が各センサに到達するか否かを判断する。
[用紙後端位置管理手順]
続いて,用紙の後端検出における位置管理処理(制御手段の一例)を,図8,図9のフローチャートを参照しつつ説明する。本処理は,レジ前センサ61がONすることで実行開始される。
まず,図8に示すように,レジ前センサ61がOFFしたか否かを判断する(S301)。レジ前センサ61がOFFしていない場合には(S301:NO),レジ前センサ61がOFFするまで待機する。なお,レジ前センサ61がONした時点(図5(A))から所定時間経過してもレジ前センサ61がOFFしない場合には,用紙ジャムと判断して本処理を終了する。
レジ前センサ61が所定時間内にOFFした場合には(S301:YES),S102の処理で開始した第1用紙長測定の終了を指示する(S302)。これにより,レジ前センサ61を通過した用紙の用紙長が得られる。なお,第1用紙長測定の測定結果を「用紙長1」とする。
次に,用紙長1が,Uターンパス82Uでサポート可能な最短用紙長としてあらかじめ規定されている第1閾値以上であるか否かを判断する(S303)。第1閾値には,実際の最短用紙長(本形態では150mm)とよりも僅かに大きい値(例えば,170mm)が設定されている。これにより,用紙滞留となる可能性が高い用紙が検出される。用紙長1が第1閾値よりも小さい場合には(S303:NO),第1用紙長フラグをONし(S321),S304の処理に移行する。
用紙長1が第1閾値以上の場合には(S303:YES),レジ後センサ62がOFFしたか否かを判断する(S304)。レジ後センサ62がOFFしていない場合には(S304:NO),レジ後センサ62がOFFするまで待機する。なお,レジ後センサ62がONした時点(図5(B))から所定時間経過してもレジ後センサ62がOFFしない場合には,用紙ジャムと判断して本処理を終了する。
レジ後センサ62が所定時間内にOFFした場合には(S304:YES),S104の処理で開始した第2用紙長測定の終了を指示する(S305)。これにより,レジ後センサ62を通過した用紙の用紙長が得られる。なお,第2用紙長測定の測定結果を「用紙長2」とする。その後,第1用紙長フラグをOFFする(S306)。
次に,用紙長2が,Uターンパス82Uでサポート可能な最短用紙長としてあらかじめ規定されている第2閾値以上であるか否かを判断する(S307)。第2閾値には,第1閾値よりも小さく,実際の最短用紙長と等しい値(本形態では150mm)が設定されている。これにより,用紙滞留となる可能性が詳細に判断される。用紙長2が第2閾値よりも小さい場合には(S307:NO),第2用紙カウンタをインクリメントし(S331),図9のフローチャートに移行する。
用紙長2が第2閾値以上の場合には(S307:YES),図9のフローチャートに移行し,用紙が分岐後センサ64をOFFしたか否かを判断する(S308)。分岐後センサ64がOFFしていない場合には(S308:NO),分岐後センサ64がONした時点(図5(D))からの計時時間が所定時間を経過したか否かを判断する(S341)。すなわち,用紙が分岐後センサ64に検知されている時間(図5の(D)−(F)間)が許容範囲内か否かを判断する。所定時間を経過していない場合には(S341:NO),S308の処理に戻る。
所定時間を経過している場合には(S341:YES),用紙長2が第2閾値以上であるか否かを判断する(S342)。用紙長2が第2閾値以上である場合には(S342:YES),用紙自体は搬送可能なサイズであるため,用紙ジャムと判断し,用紙ジャム処理を行う(S343)。具体的に用紙ジャム処理では,用紙ジャムが発生したことをユーザに報知する。これにより,ユーザが用紙ジャムを認識することができる。さらには,用紙の搬送動作やプロセス部50の画像形成動作を停止する。
用紙長2が第2閾値よりも小さい場合には(S342:NO),第2用紙カウンタをデクリメントする(S351)。そして,カバー12が開放状態であるか否かを判断する(S352)。カバー12の開閉状態は,カバーセンサ65の出力を基に判断する。
カバー12が閉塞状態であれば,すなわちUターンパス82Uが選択されている場合には(S352:NO),用紙滞留が発生したと判断する。そこで,滞留フラグをONし(S361),本処理を終了する。一方,カバー12が開放状態であれば,すなわちストレートパス82Sが選択されている場合には(S352:YES),そのまま終了する。すなわち,カバー12が開放状態であると,ユーザが分岐後センサ64の検出領域を触れる可能性がある。そのため,ユーザによって分岐後センサ64がONし続けることが考えられる。そこで,カバー12が開放状態の場合には滞留フラグをONすることなく終了する。
一方,分岐後センサ64がOFFした場合には(S308:YES),用紙が排紙トレイ92ないしカバー12に排出されたと判断できる。そこで,用紙長2が第2閾値以上であるか否かを判断する(S309)。用紙長2が第2閾値以上である場合には(S342:YES),本処理を終了する。用紙長2が第2閾値よりも小さい場合には(S342:NO),第2用紙カウンタをデクリメントする(S371)。すなわち,用紙長が短くても,カバー12を開放している場合や,カバー12の閉塞時であっても用紙を搬送できた場合には,分岐後センサ64がOFFになる。そのため,第2用紙カウンタの値を減らして本処理を終了する。
すなわち,本形態のプリンタ100では,用紙後端の位置管理処理にて,Uターンパス82Uでサポートする最短用紙長よりも短い用紙を検出している。そして,Uターンパス82Uの選択時にそのような用紙を検出した際には,滞留フラグをONしている。このとき,検出された用紙は,定着装置8を通過し,印刷された状態でUターンパス82U内に搬送されて滞留する。また,プリンタ100では,用紙先端の位置管理処理にて,滞留フラグがONしている場合には,後続する用紙を定着装置8直前で停止させている。つまり,Uターンパス82U内に搬送された滞留用紙に後続する用紙は,滞留用紙の位置に到達する前に停止する。これにより,滞留用紙に起因する後続用紙の用紙ジャムを回避できる。
また,プリンタ100では,後続用紙を定着装置8の手前で停止させている。仮に,後続用紙を定着装置8内で停止させるようなことがあると,定着装置8での用紙除去作業は,未定着トナーによる定着装置8の汚染を招き,作業後に搬送される用紙を汚してしまうことがある。また,定着装置8から用紙を取り出すために,複雑な作業手順をユーザに強要してしまうことがある。後続用紙を定着装置8に到達する前に停止させることで,これらの問題を回避することが期待できる。
[給紙許可判断処理]
続いて,給紙を行うか否かを決定する給紙許可判断処理(制御手段の一例)について,図10のフローチャートを参照しつつ説明する。本処理は,給紙開始命令を受けてから定期的に実行される。
まず,先行用紙との紙間が所定値以上であるか否かを判断する(S401)。具体的には,レジ前センサ61のOFF継続期間をタイマで計時し,その計時時間が所定値以上であるか否かによって判断する。紙間が所定値以上でなければ(S401:NO),給紙を禁止し(S451),本処理を終了する。
紙間が所定値以上であれば(S401:YES),第1用紙フラグがOFFであるか否かを判断する(S402)。第1用紙フラグがONである場合には(S402:NO),カバー12が開放状態であるか否かを判断する(S411)。カバー12が閉塞状態であれば(S411:NO),用紙がUターンパス82U内に滞留する可能性がある。そこで,給紙を禁止する(S451)。一方,カバー12が開放状態であれば(S411:YES),ストレートパス82Sを利用するため,用紙は滞留しない。そこで,S403の処理に移行する。
第1用紙フラグがOFFである場合には(S402:YES),第2用紙カウンタが0であるか否かを判断する(S403)。第2用紙カウンタが0でない場合には(S403:NO),カバー12が開放状態であるか否かを判断する(S421)。カバー12が閉塞状態であれば(S421:NO),用紙がUターンパス82U内に滞留する可能性がある。そこで,給紙を禁止する(S451)。一方,カバー12が開放状態であれば(S421:YES),ストレートパス82Sを利用するため,用紙は滞留しない。そこで,S404の処理に移行する。
第2用紙カウンタが0である場合には(S403:YES),滞留する用紙はない。そこで,給紙を許可し(S404),本処理を終了する。プリンタ100では,給紙が許可されている間は用紙を搬入し,給紙が禁止されている間は用紙を待機する。
本処理では,第1用紙測定や第2用紙測定による用紙長測定の結果,Uターンパス82Uの最短用紙長よりも用紙長が短い用紙が搬送されたと判断された場合であって,さらにカバー12が閉塞状態である場合には,後続用紙の給紙を禁止している。これにより,多数の用紙が搬送路内で停止することを抑制している。
すなわち,本処理では,第1用紙長フラグの状態によって給紙を決定している。第1用紙長フラグは,レジ前センサ61の出力信号から得られる用紙長1と,Uターンパス82Uの最短用紙長の第1閾値とを比較判断した結果であり,一旦ONになると,用紙後端がレジ後センサ62を通過するまでOFFにならない。すなわち,第1用紙長フラグがONすると,少なくともレジ後センサ62による第2用紙長測定が終了するまで後続用紙が待機することになる。これにより,搬送経路内で複数の用紙が停止することを予防することができる。
また,本処理では,第2用紙カウンタの値によっても給紙を決定している。すなわち,レジ前センサ61の精度はレジ後センサ62よりも低いことから,本来は排紙可能なサイズであったとしても搬送不可と判断されることがある。その場合,第1用紙長フラグの状態によって給紙禁止となったとしても(S303でNOであったとしても),第2用紙カウンタの値によっては給紙許可となることもある(S307でYESとなることもある)。そこで,本形態では,用紙長2の判断前に第1用紙長フラグをオフにしている(S306)。そして,第1用紙長フラグがオフになっている状態で,第2用紙カウンタの値によって改めて給紙許可判断を行う(S403)ことで,用紙の排紙可否を正確に判断できる。そして,排紙可能(S403:YES)であれば再度給紙を許可することで,より正確な用紙搬送を行うことができる。
[カバー開放要求表示処理]
続いて,カバー12の開放指示を表示するか否かを決定するカバー開放要求表示処理(報知手段の一例)について,図11のフローチャートを参照しつつ説明する。本処理は,給紙開始命令を受けてから定期的に実行される。
まず,カバー12が開放状態であるか否かを判断する(S501)。カバー12が開放状態であれば(S501:YES),カバー12の開放指示を表示する必要がない。そのため,カバー開放要求表示を解除して(S502),本処理を終了する。
一方,カバー12が閉塞状態であれば(S501:NO),第2用紙カウンタが0であるか否かを判断する(S511)。第2用紙カウンタが0でなければ(S511:NO),Uターンパス82Uで搬送できない用紙長の用紙が搬送されており,用紙滞留が発生する蓋然性が極めて高いことから,カバー12の開放要求を表示する(S521)。本形態では,例えば,図12に示したようなメッセージを表示部41に表示する。これにより,ユーザが用紙滞留を認識することができる。ユーザがカバー12を開放すると,それによって滞留している用紙がカバー12上に落ち,自動的に滞留状態が解消される。なお,メッセージ表示の他,音声メッセージや警告音等を鳴らしてもよい。プリンタ100は,カバー12の開放を検知すると,用紙の搬送を自動的に再開する。
第2用紙カウンタが0でなければ(S511:NO),滞留フラグがOFFであるか否かを判断する(S512)。滞留フラグがONであれば(S512:NO),用紙滞留が発生していることから,カバー開放要求を表示する(S521)。滞留フラグがOFFであれば(S512:YES),用紙滞留は生じていないと判断できる。そのため,S502の処理に移行して,カバー開放要求表示を解除する。
なお,カバー開放要求表示処理では,第1用紙フラグの値は参照しない。すなわち,第1用紙フラグは,前述したように,第2用紙長測定において判断が覆される可能性がある不確実なデータである。そのため,第1用紙フラグを参照してカバー開放要求を表示すると,表示直後に表示解除されることがある。このような表示はユーザを困惑させることから,第1用紙フラグを基にするカバー開放要求の表示決定は行わない。
以上詳細に説明したように本形態のプリンタ100では,Uターンパス82Uの排紙可能な最短用紙長がストレートパス82Sより長い。そして,Uターンパス82U内で滞留する可能性がある用紙が搬送された場合に,その用紙を定着装置8より下流に搬送する。その結果,その用紙は,印刷された状態で,定着装置8よりも下流であるUターンパス82U内に滞留することになる。一方,その用紙に後続する用紙は,その用紙よりも上流である定着装置8の直前で停止させる。これにより,滞留する用紙と後続用紙とが接触して生じうる深刻な用紙ジャムを回避できる。また,滞留する用紙が後続用紙と接触することによるダメージを回避できる。
さらに,Uターンパス82U内で滞留する可能性がある用紙は,プロセス部50ないし定着装置8で停止させることなく,定着装置8の下流に滞留させる。すなわち,用紙を良好な紙状態かつ画像が形成された状態で取り出すことができる。また,滞留する用紙は,正常に印刷完了しており,カバー12の開放後はその続きの画像から再開される。つまり,滞留する用紙に印刷された画像を形成し直してから再開するものと比較して早期にジョブを完了することができる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,プリンタに限らず,コピー機,複合機,FAX等,画像形成機能を備えるものであれば適用可能である。また,本体部10の画像形成方式は,電子写真方式に限るものではなく,インクジェット方式であってもよい。また,カラー画像の形成が可能であっても,モノクロ画像専用であってもよい。
また,実施の形態では,Uターンパス82Uとストレートパス82Sとで,サポートする最短用紙長が異なる2経路を構成しているが,これに限るものではない。例えば,高さ方向の配置が異なる複数の排紙トレイを備え,各排紙トレイへの排紙経路ごとにサポートする最短用紙長が異なる構成であっても本発明を適用可能である。
実施の形態にかかるプリンタの概略構成を示す斜視図である。 プリンタの本体部の概略構成を示す概念図である。 プリンタのプロセス部の概略構成を示す概念図である。 プリンタの電気的構成を示すブロック図である。 センサの出力動作の流れを示すタイミングチャートである。 用紙先端の位置管理処理の手順を示すフローチャートである。 用紙長測定処理の手順を示すフローチャートである。 用紙後端の位置管理処理の手順を示すフローチャート(その1)である。 用紙後端の位置管理処理の手順を示すフローチャート(その2)である。 給紙許可判断処理の手順を示すフローチャートである。 カバー開放要求表示処理の手順を示すフローチャートである。 用紙滞留を報知する表示部の一例を示す図である。
符号の説明
10 本体部
12 カバー
20 画像読取部
30 制御部
41 表示部
50 プロセス部
61 レジ前センサ
62 レジ後センサ
63 分岐前センサ
64 分岐後センサ
65 カバーセンサ
75 搬送ローラ(分岐点)
81U 給紙路
82U 排紙路(Uターンパス)
82S 排紙路(ストレートパス)
100 プリンタ

Claims (5)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と,
    前記画像形成部を通過した用紙を排紙する第1排紙経路と,
    前記画像形成部を通過した用紙を排紙し,前記第1排紙経路よりも排紙可能な最短用紙長が短い第2排紙経路と,
    前記画像形成部に搬送される用紙の長さを測定する測定手段と,
    前記第1排紙経路が選択された状態で,前記測定手段による用紙測定の結果,当該用紙の長さが前記第1排紙経路で搬送可能な最短用紙長より短かった場合に,当該用紙に前記画像形成部にて画像を形成し,当該用紙を前記画像形成部よりも用紙の搬送方向の下流に搬送し,当該用紙に対する後続用紙の搬送を当該用紙よりも用紙の搬送方向の上流で停止する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載する画像形成装置において,
    前記制御手段は,後続用紙を,前記画像形成部に含まれる定着手段よりも上流で停止させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する画像形成装置において,
    前記用紙の長さが前記第1排紙経路で搬送可能な最短用紙長より短かった際に,前記第2排紙経路での用紙搬送に切り替えるように報知する報知手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像形成装置において,
    前記第1排紙経路の一部を閉塞し,開閉自在に配設されたカバーを備え,
    前記第1排紙経路は,前記画像形成部を通過した用紙の進行方向を反転する経路を構成し,
    前記第2排紙経路は,前記カバーを開放することによって提供され,前記第1排紙経路から分岐し,前記画像形成部を通過した用紙を進行方向を反転せずに排紙する経路を構成することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載する画像形成装置において,
    前記制御手段は,前記カバーが閉塞した状態では前記第1排紙経路が選択されているとし,前記カバーが開放した状態では前記第2排紙経路が選択されているとすることを特徴とする画像形成装置。
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