JP4669313B2 - 冊子用表紙の作成方法、及び冊子用表紙キット - Google Patents

冊子用表紙の作成方法、及び冊子用表紙キット Download PDF

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Description

本発明は、画像等を印刷した印刷用紙を冊子とするための表紙となる冊子用表紙の作成方法、及び冊子用表紙キットに関する。
デジタルカメラ等の普及により撮影した電子画像の楽しみ方も広がってきており、画像データをパーソナルコンピュータのモニタ上で鑑賞したり、画像データを編集したりすることが行われている。そしてそのデータは、ハードディスクやコンパクトディスクなどの記録メディアに保存したり、印刷装置により印刷を行ったりしている。またこのような画像データを台紙や専用用紙に印刷し、紙製のアルバムとして製本し、記念に残したり楽しんだりすることができる。このような台紙や専用用紙に直接印刷して製本したものは、写真を貼り付けたアルバムと比べ、オリジナル本の感覚で、画像を楽しむことができる。そしてこのようなアルバムを作成するためには、電子画像データを記録メディアに保存した状態で、特定の業者へ持ち込むか、あるいはインターネットを介してデータを送り、個人アルバムとして製本の依頼を行っている。
しかしこのように、台紙や用紙に直接画像を印刷し製本化するには、専門業者に依頼しなくてはならず、注文の方法が面倒であったり、製本された状態となるまでにかなりの日数を要したりし、手軽に電子画像を紙製のアルバム状態で製本化することができるとは言い難い。一方、画像のみを印刷し、印刷された画像を既製のアルバムに貼り付ける方法ならば個人でも容易に行うことができるが、製本化されたものに比べれば、安価なイメージは否めない。デジタルカメラの普及により手軽に撮影が可能となり、それらの画像を手軽に製本化する方法が望まれていた。
そこで、専門家または個人ユーザが、電子画像を編集し、容易にかつ短時間で冊子として作成できるための印刷用紙、また冊子とするために容易にかつ短時間に取り付け可能な表紙が開示されている(特許文献1)。
特開2004−358810号公報
しかしながら、表紙は、既製のものであり、ユーザが好みに合わせて作成することはできなかった。
本発明の課題は、専門家または個人ユーザが、電子画像等を編集し、印刷用紙にその電子画像等を印刷した場合に、その印刷された印刷用紙を冊子とするために容易にかつ短時間に取り付け可能で、利便性のある冊子用表紙の作成方法及び冊子用表紙キットを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するための本発明の冊子用表紙の作成方法は、
裏面に粘着層が形成された表紙用カバーシールと、その表紙用カバーシールの裏面側に粘着層を挟んで表紙用カバーシールと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成された少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する剥離紙と、を備える表紙用カバーシートと、
冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、背表紙部材の第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を用意し、
剥離紙の一部を剥がして、表紙用芯材の第1面に表紙用カバーシートを互いの角を合わせて位置決めしつつ重ねて配置し、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材を表紙用カバーシールの粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外し、さらに残余の剥離紙を剥離した後、表紙用カバーシールによって第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とする。
さらに表紙用カバーシートに印刷を施して、その予め印刷が施されている表紙用カバーシートを、剥離紙の一部を剥がして、表紙用芯材の第1面に重ねて配置して冊子用表紙を作成してもよい。或いは、表紙用カバーシートに、手書き等により装飾を施してもよい。
上記方法によれば、ユーザの好みの色や模様等が描かれた表紙用カバーシートを用いて冊子用表紙を作成することができる。表紙用カバーシートの粘着層によって容易に表紙用芯材に貼り付けることができる。
また上記課題を解決するための本発明の冊子用表紙の作成方法は、
両面に粘着層が形成された基体シートと、その基体シートの第1面に、粘着層を挟んで基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第1剥離紙と、基体シートの第2面に、粘着層を挟んで基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第2剥離紙と、を備える両面粘着シートと、
表紙用カバーと、
冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、背表紙部材の第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を用意し、
第1剥離紙の一部を剥がして表紙用カバーを基体シートに固定した後、残余の第1剥離紙を剥がして表紙用カバー全体を基体シートに固定し、
その後、又はその前に、第2剥離紙の一部を剥がして、表紙用芯材の第1面に両面粘着シートを重ねて配置し、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材を基体シートの粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外し、
さらに残余の第2剥離紙を剥離して表紙用カバー及び基体シートによって第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とする。
上記方法によれば、両面に粘着層が形成されている基体シートを用いることから、表紙用カバーとしてユーザの好みのものを採用し、それを基体シートに貼り付け、さらに、それらを表紙用芯材に貼り付けて容易に冊子用表紙を作成することができる。または、基体シートを表紙用芯材に貼り付けてから表紙用カバーを基体シートに貼り付けてもよい。
また表紙用芯材の第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材を基体シートの粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外した後に、表紙用カバー及び基体シートによって第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被うために、表紙用カバーと基体シートとを一体としてそれぞれの四隅をカットし、残余の剥離紙を剥離して表紙用カバー及び基体シートによって第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とするようにしてもよい。
このように表紙用カバーと基体シートとを一体としてそれぞれの四隅をカットすることにより、表紙用カバーと基体シートとを折り曲げて第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体としやすくすることができる。
上記課題を解決するための本発明の冊子用表紙キットは、
表面に印刷が施されることが予定され、裏面に粘着層が形成された表紙用カバーシールと、その表紙用カバーシールの裏面側に粘着層を挟んで表紙用カバーと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する剥離紙と、を備える表紙用カバーシートと、
冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、背表紙部材の第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を含み、
剥離紙の一部を剥がして、表紙用芯材の第1面に表紙用カバーシートを重ねて配置し、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材を表紙用カバーシールの粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外し、さらに残余の剥離紙を剥離した後、表紙用カバーシールによって第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることが予定されている。
表紙用カバーシールの表面は、印刷を施すことができるため、例えば、プリンターによって、ユーザが好みの色や模様を印刷することができる。表紙用カバーシールには粘着層が形成されているため、表紙用芯材に容易に貼り付けることができる。表紙用カバーシートの剥離紙が、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有することから、一部の粘着層を露出させ、他の粘着層が剥離紙に覆われた状態で、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材に表紙用カバーシートを粘着することができる。このようにすると、粘着強度が弱いため、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材に対して表紙用カバーシートの位置がずれた場合に、もう一度剥がして貼りなおすことができる。そして表紙用カバーシールによって第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることができる。
さらに表紙用カバーシートの剥離紙は、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部と、中央帯部の両側に第1側片部、第2側片部とを有するように構成できる。このように構成することによって、中央帯部を剥がして、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材に表紙用カバーシートを粘着させ、表紙用カバーシートが適切な位置に粘着されれば、さらに第1側片部、第2側片部を剥がして、表紙用カバーシールを完全に粘着させることができる。
また、表紙用カバーシートの表紙用カバーシールは、四隅の角部それぞれがカットされているように構成してもよい。このように構成することによって、第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体とするために、表紙用カバーシールを折り曲げやすくすることができる。
上記課題を解決するための本発明の冊子用表紙キットは、
両面に粘着層が形成された基体シートと、その基体シートの第1面に、粘着層を挟んで基体シートと剥離可能に接着された第1剥離紙と、基体シートの第2面に、粘着層を挟んで基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第2剥離紙と、を備える両面粘着シートと、
冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、背表紙部材の第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を含み、
第1剥離紙を剥がして表紙用カバーを基体シートに固定し、
その後、又はその前に、第2剥離紙の一部を剥がして、表紙用芯材の第1面に両面粘着シートを重ねて配置し、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材を基体シートの粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外し、
さらに残余の第2剥離紙を剥離して表紙用カバー及び基体シートによって第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることが予定されている。
上記構成によれば、基体シートに粘着層が形成されているため、第1剥離紙を剥がして、表紙用カバーとしてユーザの好みのもの容易に貼り付けることができる。基体シートには粘着層が形成されているため、表紙用芯材に容易に貼り付けることができる。基体シートの第2剥離紙が、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有することから、一部の粘着層を露出させ、他の粘着層が第2剥離紙に覆われた状態で、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材に表紙用カバーシートを粘着することができる。このようにすると、粘着強度が弱いため、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材に対して表紙用カバーシートの位置がずれた場合に、もう一度剥がして貼りなおすことができる。そして表示用カバーシートと基体シートとを一体として第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被い冊子用表紙とすることができる。
上記課題を解決するための本発明の冊子用表紙キットは、
両面に粘着層が形成された基体シートと、その基体シートの第1面に、粘着層を挟んで基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第1剥離紙と、基体シートの第2面に、粘着層を挟んで基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第2剥離紙と、を備える両面粘着シートと、
冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、背表紙部材の第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を含み、
第1剥離紙の一部を剥がして表紙用カバーを基体シートに固定した後、残余の第1剥離紙を剥がして表紙用カバー全体を基体シートに固定し、
その後、又はその前に、第2剥離紙の一部を剥がして、表紙用芯材の第1面に両面粘着シートを重ねて配置し、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材を基体シートの粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外し、
さらに残余の第2剥離紙を剥離して表紙用カバー及び基体シートによって第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることが予定されている。
上記構成によれば、基体シートに粘着層が形成されているため、第1剥離紙を剥がして表紙用カバーとして、ユーザの好みのもの容易に貼り付けることができる。さらに第1剥離紙が少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有することから、一部の剥離紙を剥がして表紙用カバーを表紙用芯材に貼り付け、貼り付け位置がずれた場合には、剥がして再度貼り付けることができる。そして貼り付け位置に問題がなければ、他の第2剥離紙を剥がして、表紙用カバー全体を基体シートに貼り付けることができる。
そして両面粘着シートの第1剥離紙は、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部と、中央帯部の両側に第1側片部、第2側片部とを有するように構成することができる。
このように構成することによって、中央帯部を剥がして、基体シートに表紙用カバーを粘着させ、表紙用カバーが適切な位置に粘着されれば、さらに第1側片部、第2側片部を剥がして、表紙用カバーを完全に粘着させることができる。
また両面粘着シートの第2剥離紙は、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部と、中央帯部の両側に第1側片部、第2側片部とを有するように構成することもできる。
このように構成することによって、中央帯部を剥がして、第1表紙部材、第2表紙部材、背表紙部材に基体シートを粘着させ、基体シートが適切な位置に粘着されれば、さらに第1側片部、第2側片部を剥がして、表紙用カバーを完全に粘着させることができる。
また冊子用表紙キットには、両面粘着シートに接着されることが予定された表紙用カバーを含むようにしてもよい。例えば、冊子用表紙キットに、複数の表紙カバーをセットにしておけば、ユーザが好みのものを選択して冊子用表紙の作成に用いることができる。
そして両面粘着シートは、四隅の角部に、それぞれの角部をカットするカット線部が形成するようにしてもよい。このように構成することによって、第1表紙部材、第2表紙部材、及び背表紙部材を被って一体とするために、表紙用カバーシールを折り曲げやすくなる。
さらに冊子用表紙キットには、両面に粘着層が形成された基体材と、その基体材の第1面に、粘着層を挟んで基体材と剥離可能に接着され、その基体材よりも長手方向に大きく形成された第1剥離紙と、基体材の第2面に、粘着層を挟んで基体材と剥離可能に接着された第2剥離紙と、を備え、
第2剥離紙を剥がして冊子用表紙に接着し、第1剥離紙を剥がして、冊子とするために印刷が施された印刷用紙によって形成された折丁を接着することが予定された両面粘着補強材を含むようにしてもよい。
このような両面粘着補強材を用いると、冊子とするために印刷が施された印刷用紙によって形成された折丁を強固に接着することができる。
以下図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1に本発明の表紙用カバーシート1を示す。図1(a)は、表紙用カバーシート1の表面を示し、表紙用カバーシート1は、裏面に粘着層3(図2参照)を有する表紙用カバーシール2と、粘着層3を挟んで表紙用カバーシール2と剥離可能に接着された剥離紙7とを備える。表紙用カバーシール2の表面は、例えば、インクジェットプリンターによって印刷することが予定された印刷面である。
図1(b)は、表紙用カバーシート1の裏面を示す。表紙用カバーシート1の裏面は、全面が剥離紙7によって形成され、剥離紙7は、一方の端辺11aから他方の端辺11bに長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部7bと、その中央帯部7bの両側にそれぞれ長手方向に沿って第1側片部7aと、第2側片部7cとによって構成される。すなわち、剥離紙7は、3つに分断部である分離線12a,12bによって分離されている。
図2に表紙用カバーシート1の断面図を示す。表紙用カバーシール2の裏面には、粘着層3が形成され、粘着層3を挟んで剥離紙7が接着されている。剥離紙7は、分離線12a,12bによって第1側片部7a、中央帯部7b、第2側片部7cとに分離されている。
上記構成の表紙用カバーシート1は、表紙用カバーシール2の表面が印刷面4とされ、表紙用カバーシート1を、例えば、インクジェットプリンターに挿入して表紙用カバーシール2に印刷を施すことが可能である。印刷は、一般的なソフトを用いて行うことができる。このため、ユーザは、好みに応じた色や模様のカバーを容易に作成することができる。
次に図3に表紙用芯材21を示す。表紙用芯材21は、打ち抜きによって枠体25と分離可能な状態で、第1表紙部材22、背表紙部材23、第2表紙部材24が、それぞれ所定の間隔を有した状態で、紙によって形成されている。第1表紙部材22と第2表紙部材24とは、同一の大きさに形成されており、表表紙と裏表紙とをなすものである。後述するように、第1表紙部材22、背表紙部材23、第2表紙部材24は、冊子用表紙を構成するものであるから、所定以上の強度を有するように、一定以上の厚みを有するものを使用することが望ましい。なお表紙用芯材21は、紙に限られず、プラスチック、金属等によって形成してもよい。
表紙用カバーシート1と表紙用芯材21とは、同一の大きさに形成されており、後述するように、表紙用カバーシート1と表紙用芯材21との貼り合わせの際の位置合わせが容易である。
図4ないし図6を用いて冊子用表紙20の作成工程を示す。冊子用表紙キットである表紙用カバーシート1と表紙用芯材21とを用意する。図4(a)に示すように、表紙用カバーシート1の表紙用カバーシール2には、印刷等が施されておらず、無地である。この表紙用カバーシート1を、例えば、インクジェットプリンターに挿入して、図4(b)に示すように、表紙用カバーシール2に所望の印刷を施す。または、手書き等によって好みの色、模様等を描いてもよい。次に図4(c)に示すように、表紙用カバーシート1の裏面側の剥離紙7の中央帯部7bを剥がす。このようにすることにより中央領域の粘着層3が露出する。
続いて、中央領域の粘着層3が露出した状態で、図5(a)に示すように、表紙用カバー1を表紙用芯材21の第1面21aに重ねて配置する。表紙用カバーシート1と表紙用芯材21とは、同一の大きさに形成されているため、表紙用カバーシート1と表紙用芯材21との角を合わせると位置決めが容易にできる。露出した粘着層3によって表紙用芯材21に表紙用カバーシート1が接着されるが、粘着層3は、一部領域のみ露出しているため、表紙用カバーシート1と表紙用芯材21との位置がずれた場合にも、外して容易に修正することができる。そして位置合わせに問題がなければ、図5(b)に示すように、表紙用芯材21の第1表紙部材22、背表紙部材23、第2表紙部材24を表紙用カバーシート1の粘着層3によって接着固定した状態で、表紙用芯材21の枠体25を第2面21b側から取り外す。
次に図6(a)に示すように、表紙用カバーシート1の剥離紙の第1側片部7a及び第2側片部7cを剥がして、表紙用芯材21の第1表紙部材22、背表紙部材23、第2表紙部材24の全面を表紙用カバーシート1の粘着層3によって接着固定する。図6(b)に示すように、表紙用カバーシール2の外周領域を内側へ折り曲げ、図6(c)に示すように、冊子用表紙20が完成する。なお表紙用表紙用カバーシール2は、四隅の角部2kが、それぞれがカットされているため、表紙用カバーシール2の外周領域を内側へ容易に折り曲げることができる。
以上のように、表紙用カバーシート1は、インクジェットプリンター等により好みに着色や装飾を施すことができ、この表紙用カバーシート1を用いて容易に冊子用表紙20を作成することができる。すなわち、ユーザの好みに合わせた冊子用表紙20を作成することが可能である。
次に実施例2について説明する。図7,図8に本発明の両面粘着シート41を示す。図7(a)は、両面粘着シート41の表面、図7(b)は、両面粘着シート41の裏面、図8は、両面粘着シート41の断面を示す。両面粘着シート41は、両面に粘着層44,45を有する基体シート47と、粘着層44,45を挟んで基体シートの表面に第1剥離紙42、裏面に第2剥離紙43を備える。
図7(a)に示すように、第1剥離紙42は、一方の端辺48aから他方の端辺48bに長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部42bと、その中央帯部42bの両側にそれぞれ長手方向に沿って第1側片部42aと、第2側片部42cとによって構成される。すなわち、剥離紙42は、3片部に分断部である分離線52a,52bによって分離されている。
図7(b)に示すように、両面粘着シート41の裏面を形成する第2剥離紙43は、一方の端辺48aから他方の端辺48bに長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部43bと、その中央帯部43bの両側にそれぞれ長手方向に沿って第1側片部43aと、第2側片部43cとによって構成される。すなわち、第2剥離紙43は、3部に分離線53a,53bによって分離されている。
両面粘着シート41の角部49は、後述するように、両面粘着シートから除去されるためのカット線部49lが形成されている。カット線部49lは、例えば、ミシン目として形成される。
上記構成の両面粘着シート41は、第1剥離紙42で覆われた表面が、表紙カバー58との接着面、第2剥離紙43で覆われた裏面が、芯材21との接着面とされる。
図9ないし図11を用いて冊子用表紙20の作成工程を示す。冊子用表紙キットである両面粘着シート41、表紙用カバー58、及び表紙用芯材21を用意する。図9(a)に示すように、両面粘着シート41の表面を形成する第1剥離紙42の中央帯部42bを剥がす。次に図9(b)に示すように、所望の表紙用カバー58を両面粘着シート41の表面に重ねて粘着層44によって固定する。表紙用カバー58は、冊子として完成すると表紙を飾るものであり、意匠的に好みのものを使用するとよい。例えば、好みの色や図柄のものを使用する。表紙用カバー58としては、例えば、紙、ビニール、布、革等を利用できる。また表紙用カバー58は、表紙用芯材21と同一の大きさのものを使用すると、表紙用芯材21に対する表紙用カバー58の位置合わせが行いやすい。粘着層44は、一部が露出しているだけであるため、両面粘着シート41と表紙用カバー58との位置合わせが適切になされなかった場合には、表紙用カバー58を外して再度位置合わせを行うことが可能である。位置合わせに問題がなければ、図9(c)に示すように、第1剥離紙42の第1側片部42a及び第2側片部42cを剥がして、表紙用カバー58を粘着層44によって両面粘着シート41の表面に接着固定する。
なお、第1剥離紙42は、分離線52a,52bを有さず、一枚の剥離紙として両面粘着シート41を被っていてもよいが、その場合には、剥離紙を剥がすと、粘着層44の全面が露出するため、表紙用カバー58の位置合わせが難しく、両面粘着シート41に対してずれた位置で接着してしまった場合に、剥がして修正することが難しい。そのため、第1剥離紙42は、少なくとも2つ以上に分離して剥離可能な方がよい。
次に、図10(a)に示すように、両面粘着シート41の裏面側の剥離紙43の中央帯部43bを剥がす。これにより中央領域の粘着層45が露出する。
続いて、中央領域の粘着層45が露出した状態で、図10(b)に示すように、両面粘着シート41を表紙用芯材21の第1面21aに重ねて配置する。ここで使用する表紙用芯材21は、実施例1で用いたものと同様なものである。露出した粘着層45によって表紙用芯材21に両面粘着シート41が接着される。そして図10(c)に示すように、表紙用芯材21の第1表紙部材22、背表紙部材23、第2表紙部材24を両面粘着シート41の粘着層45によって接着固定した状態で、表紙用芯材21の枠体25を第2面21b側から取り外す。なお、先に両面粘着シート41を表紙用芯材21に貼り付けた後、表紙用カバー58を貼り付けてもよい。
次に図11(a)に示すように、カット線部49lから角部49を除去する。これを容易に行うためには、表紙用カバー58にも同様のカット線部が形成されているとよい。そして図11(b)に示すように、両面粘着シート41の第2剥離紙43の第1側片部43a及び第2側片部43cを剥がして、表紙用芯材21の第1表紙部材22、背表紙部材23、第2表紙部材24の全面を両面粘着シート41の粘着層45によって接着固定する。図11(c)に示すように、両面粘着シート41の外周領域を内側へ折り曲げ、図11(d)に示すように、冊子用表紙20が完成する。
以上の実施例1又は実施例2において作成した冊子用表紙は、以下の工程によって作成される冊子の表紙として用いることができる。まず、デジタルカメラ等によって撮影された電子画像データの処理、及びその電子画像データの印刷用紙への印刷について説明する。
図12は、電子画像データを取り込んで、画像処理及び印刷等を行う画像処理装置100の概要を説明するブロック図である。CPU102、ROM103、RAM104、HDD105を有するコンピュータ112とI/Oポート101を介して、メモリーカード用スロット106、スキャナ108、モニタ109、プリンタ110、CDドライブ111等の入力機器及び出力機器が接続されて、画像処理装置100は構成されている。アプリケーションソフトは、HDD105内に保存されており、起動することによりRAM104内に記憶され動作する。
コンピュータ112の電源をONした後、アプリケーションソフトを起動する(図14のS1)。次に、スロット106から、メモリーカード107に記録されている画像データを読み出し、続いて画像の削除・追加及び編集を行うこととなる。コンピュータ112には、メモリーカード用スロット106が接続されており、デジタルカメラ等で撮影された編集したい静止画像が入っている例えばスマートメディア等の画像記録媒体をメモリーカード用スロット106に挿入し、画像データを読み込む。この時、記録媒体に保存されている画像をすべて読み込む。読み込まれた画像データは、パソコンのモニタ109上に表示される。
アプリケーションソフトを起動後、メモリーカード107がメモリーカード用スロット106に入っているか判断する(S2)。挿入されていない場合は、S3でメモリーカード107をスロット106に挿入する。メモリーカード107から画像データを読み込む際には、どのメモリーカード107から読み込むかメモリーカード107の種類を選択することになる(S4)。メモリーカード107の選択は、アプリケーションソフトにて行う。タッチパネル機能付コンピュータを使用する場合、上記メモリーカード107の選択は、選択画面上の対応する位置をユーザが指あるいは専用の支持棒で触れることにより行うことができる。タッチパネル機能が付いていないコンピュータでアプリケーションを操作する場合は、マウスにて該当部分をクリックすることにより行うことができる。
メモリーカード107の選択後(S4)、画像データの読み出しが行われる(S5)。読み出しが終了すれば、モニタ109上に画像が表示される(S6)。画像データの追加があるかどうか判断し(S7)、さらに画像データの追加がある場合には、図13(a)の追加ボタン109dを選択し、前述のS3の工程に移る。これにより、新たにスロット106に挿入された別のメモリーカード107に保存されている画像データが、先に読みこまれた画像データとともに、RAM104の画像データメモリに一時記録される。そして、追加された画像データに基づく画像が、図13(a)の表示画面109aに、先に読みこまれた画像とともに表示される。
読み込んだ画像の編集を行うことも可能である(S8)。編集をする場合は、編集したい画像を選択する。選択された画像は、モニタ上に大きく表示される(図13(b))ので、そこで文字を付けたり、線を引いたりすることができる。また画像に着色処理などを行い、例えばセピア色として画像の雰囲気を変えることもできる(S9)。
画像の編集の仕方について説明する。図13(a)に示す表示画面において、文字の編集を行いたい画像を選択する。具体的には、表示画面109aの操作フレーム109bに表示されている編集ボタン109eを押した後、表示されている画像(1、2、3・・・)から編集したい画像を選択する。編集したい画像の選択が終了すると、図13(b)に示すように、選択された画像のみが大きく、モニタ109の表示画面109aに表示される(図13(b)は画像1を選択した場合の表示画面109aを示すものである)。そして、画像1に、文字をつける場合には、操作フレーム109bに表示されている色選択領域109gにおいて、画像1に合う好みの色を選択し、タッチパネル機能付きコンピュータの場合は、指或いは専用の指示棒により、そうでない場合は、マウスで表示画面の上をなぞって、画像1上に適宜文字を付与する。文字の付与に際しては、線の太さ領域109iから適当な線の太さを選択したり、消しゴム109h等を適宜選択しながら(場合によっては線の色も変えたりしながら)、好みの文字を形成することができる。また、文字だけではなくて、画像に飾り等を付与することもできる。編集が終了したら保存ボタン109jを選択して、編集操作を終了する。
読み込まれた画像データのうち、不必要な画像データは、削除し除外することができる(S10)。不要な画像を削除する場合には、図13(a)に示す表示画面において、操作フレーム109b内の削除ボタン109cを選択したのち、表示画面109a上で不要な画像を、指あるいは専用の支持棒、またはマウス等により選択することで行うことができる。この選択により不要と判断された画像に対しては、削除されることを示す旨の表示(例えば×マーク等)が表示画面上に付与される。なお、不要と選択された画像を、再度指あるいは専用の支持棒、またはマウス等にて選択することで、画像の削除を取りやめることができる。
さらに、S11においては、アルバムとして印刷される画像の印刷の順番を変更することもできる。図13(a)の表示画面109aにおいて、操作フレーム109bに表示されている順番ボタン(109f)を選択し、その後、順番を入れ替える画像を選択する。そして、入れ替える画像を選択している状態で、操作フレーム109b内の「前へ」あるいは「次へ」ボタン109kを適宜選択することにより、選択した画像を表示画面上で移動させ、好みの順番に設定することができる。図13(c)に2番目の画像を削除し、1番目と3番目の順序を入れ替えた場合の例を示す。
この指定した順番にできあがりのアルバム上で画像が配列するように、画像処理装置であるアプリケーションソフトが、印刷データを作成し、印刷装置にデータを送ることになる。印刷用紙を指定し(S12)、さらに画像の外、つまり印刷用紙の画像印刷の余白部分に文字を挿入したり、イラストを挿入したりすることも可能である。これらの装飾を行う場合(S13)、S14で文字、絵、フレーム(枠)などを挿入する。フレームは、あらかじめアプリケーションソフトに組み込まれており、その中からユーザが選択することにより容易に設定することができる。
以上のように画像の編集作業、印刷する画像の選択、印刷用紙の選択を行った後、アプリケーションソフトに印刷を指示する(S15)。アプリケーションソフトは、印刷される画像が、製本する際に、所望の向き、順番、位置になるように決定し、データを印刷装置に送ることになる。
印刷に必要な設定として、印刷用紙の選択、画像の枚数の選択、画像に施すフレームの選択などがあげられる。アプリケーションソフトは選択された用紙、画像の枚数に応じて、どの位置、向きに画像を印刷するべきか設定値をあらかじめ内蔵しており、ユーザは、自分自身で値を詳細に設定したり調整したりする必要はなく、容易に決定できる。
画像データは、上記実施例のようにメモリーカード107から読み出されるものだけに限られるものではない。例えば、図12に示すように、コンピュータ112に接続される外部機器として、スキャナ108を採用し、このスキャナ108により静止画像を静止画像データとして読取り、この静止画像データからアルバムを作成することもできる。具体的には、既にプリント出力(現像)済みの写真の画像をスキャナ108により取り込んで、画像データとして利用し、アプリケーション上で編集した後、プリンタで印刷することになる。画像データをスキャナで取り込んだ後の手順については、前述と同様である。またCDドライブ111にCD等を挿入し、CD等に保存されている画像を読み込み、これらの画像から同様にアルバムを作成することも可能である。さらにCDドライブ111の代わりにDVDドライブを備え、DVDディスクからデータの読み込みや記録をするようにしてもよい。
次に図15にアルバム冊子を作成するための印刷用紙の実施例を示す。図15(a)は、印刷用紙71の表面を示す。この印刷用紙71には、3行4列に同一の大きさの頁領域が並んでいる。また上から1行目と2行目との間で、左から2列目から4列目までと、上から2行目と3行目との間で、左から1列目から3列目までの実線は、切断線72を表す。そして図に示すように1行4列目の頁領域から順番に番号を付けたとき、1番目と2番目の間には、谷折り線81、2番目と3番目の間には山折り線82が形成されている。以下、交互に谷折り線81と山折り線82が並んで形成されている。
印刷用紙71は、A4サイズで12枚またはそれ以下の画像を印刷することができる。ただしこのサイズに限られるものではない。この用紙には、図15に示されているように、画像の位置が決まり、また画像の向きも図のように1頁目から4頁目までと9頁目から12頁目までは、同じ向きとなるが、5頁目から8頁目までは逆向きに印刷される。また印刷の順番も図に示す順序で印刷されることとなる。ユーザはこの印刷形態を選択し、印刷する画像の順番を指定すれば、画像の印刷位置等詳細な設定をする必要はなく、印刷データ作成手段であるアプリケーションソフトが適切な設定データを作成し、印刷手段であるプリンタ110へデータを送り、この印刷用紙71に印刷を行う。
この印刷用紙は、A4サイズで3行4列の12の頁領域が並んでいる。各頁領域は、正方形で形成されている。各頁領域を正方形(図の辺75と辺76を同じ長さにする)または正方形に近い形にすると高級感がでてよい。そして頁領域とされない残余部98が形成される。
次に図16を用いて、印刷用紙71の断面構造と、各列間に形成された山折り線や谷折り線について説明する。印刷用紙71は、頁領域を有する印字紙(シート)90の裏面に粘着層91が形成され、さらに剥離紙92が貼り付けられている。頁領域を有する印字紙90としては、写真用光沢紙を使用すると、印刷した際、きれいに仕上げることができる。また比較的厚めの、例えば180μm以上の厚さのものを使用すると、高級感が出てよい。なお図は、厚み方向が強調されて描かれている。
図16に示すように谷折り線81として、ミシン目が入れられている。さらに山折り線82として、半切断線が形成されている。半切断線は、印字紙90を深さ方向に、例えば、半分、または2/3程度切断し、残りは切断されずにつながっている。すなわち有底の溝構造となっている。このため、折り曲げがし易い。
なおミシン目が山折り線、半切断線が山折り線であってもよい。細かいマイクロミシンによるミシン目を付けることで、印刷後、マイクロミシン目を山折りにした場合に、マイクロミシン目部分が切れるようにしてもよい。こうすることにより比較的ページ数の多い場合に体裁良く仕上げることができる。
裏面の剥離紙92を剥がすことにより、表紙や裏面同士を張り合わせることができる。剥離紙92には、ミシン目31や半切断線32に隣接する領域に切れ目である剥離補助形成線83が形成されており、折り曲げ線部において折り曲げた後、この剥離補助形成線83の部分から剥離紙92を容易に剥がすことができる。
粘着層91を形成する粘着剤は、弱粘性(弱粘力)のものを用いると、再剥離が可能となりよい。特に坪量が100gr/m以上で180μm以上の厚さの印字紙80を使用する場合には、粘着度が、12N/25mm以下の粘着剤を使用すると、貼り合わせの際に貼り合わせ位置がずれてしまった場合、剥離してもう一度接着することができる。
図15(b)に戻って、印刷用紙71の裏面を説明する。印刷用紙71の裏面は、剥離紙92(図16参照)によって覆われている。この剥離紙92には、剥離補助形成線83が、形成されている。図に示すように谷折り線81から延びて、斜めに形成されている。そして剥離補助形成線83と谷折り線81と、印刷用紙の端辺または切断線72によって摘み部84が形成される。剥離補助形成線83は、剥離紙92に形成された切れ目で、印字紙90には、形成されていない。
印刷が終了した後、図15の印刷用紙71の実線で表された切断線72を切断する。切断部72は、手などにより容易に切断可能に形成されている。点線部分の切断は行わない。点線部分を谷折り、山折りとすることにより、所望の順番で画像が印刷されたアルバム冊子とすることができる。
図17により切断線における頁領域間の切断について説明する。図17(a)に示すように切断線72が形成されている。この印刷用紙71に、画像等を印刷後、図17(b)に示すように切断線72において切断する。図17(b)は、1行目と2行目、2行目と3行目に形成された切断線72において切断したところである。
続いて図18(a)に示すように印刷用紙71を、切断した1行目の各頁領域間に形成された山折り線82と谷折り線81にしたがって折り曲げる。すなわち頁領域1と頁領域2との境界の谷折り線81で谷折りにし、頁領域2と頁領域3との境界の山折り線82で山折りにする。続いて頁領域3と頁領域4との境界の谷折り線81で谷折りにする。そして図18(b)に示すように頁領域4と頁領域5との境界の山折り線で山折りにし、以下同様に2行目以降についても、それぞれの線にしたがって折り曲げる。すべての折り曲げ基準線部において折り曲げ、頁領域の裏面の剥離紙92を剥がして粘着層によって貼り合わせることにより図18(c)に示すように、折丁とすることができる。
図19を使って印刷用紙の貼り合わせのために剥離紙を剥がす工程について説明する。図19(a)は、印刷用紙71の裏面を示す。印刷用紙71の裏面には、谷折り線81に対し斜めに剥離補助形成線83が形成されている。この剥離補助形成線83は、剥離紙に形成された切れ目(スリット)であり、印刷が施されるシート90には、切れ目は達していない。頁領域間の折り曲げ線31を図のように折り曲げると剥離補助形成線83から剥離紙の摘み部84が剥離する。そして摘み部84を指で摘んで図19(b)の矢印に示す方向に引っ張ることによって剥離紙を剥離することができる。
以上のように折り曲げ線近傍に摘み部84を形成することによって、折り曲げ線において印刷用紙71を折り曲げると、摘み部84の領域が小さく、粘着性が弱いため、摘み部84が粘着層から剥がれる。これにより剥離紙92の摘み部84を摘んで、剥離紙92を剥がすことができる。摘み部84の形状は、以上の実施例に限られない。折り曲げ線近傍に形成され、折り曲げによって、粘着層から剥離される形状であればよい。そのためには、摘み部84は小面積であることが望ましい。大面積であれば、折り曲げに対して十分な粘着力を有するため、印刷用紙を折り曲げても、摘み部84が剥離されない。
図20(a)に示すように、冊子用表紙20の印刷用紙貼り付け面側に、両面テープによる補強材(両面粘着補強材)94を貼付する。補強材94は、図20(b)に示すように、両面に粘着層が形成された基体シート96と、基体シート96よりも長く形成された第1剥離紙95と、基体シート96と同一の長さに形成された第2剥離紙97によって構成されている。第2剥離紙97には、図に示すようにスリット99が形成されて剥がしやすくされており、第2剥離紙97を剥がして図20(a)に示すように冊子用表紙20に貼付する。そして補強材94を貼付すると、第1剥離紙95の先端部95sが冊子用表紙20からはみ出るため、第1剥離紙95を剥がしやすい。このように補強材94を冊子用表紙20に貼付した後、印刷用紙71を貼り付けると、印刷用紙71と冊子用表紙20との接着をより強固にすることができる。
図21(a)に前述の工程で完成した冊子用表紙20の斜視図を示す。表紙20の表面は、表紙用カバーシール2または表紙用カバー58によって覆われており、意匠的にもよい。図21(b)に示すように、折り曲げて束ねられた印刷用紙71(折丁)を、冊子用表紙20に貼り付け、図21(c)に示すように冊子が完成する。
以上に説明したように表紙用カバーシート1と表紙用芯材によって容易にユーザの好みの冊子用表紙を作成することができる。または、両面粘着シート41、表紙用芯材によっても、ユーザが好みの表紙用カバー58を使用することにより、好みの冊子用表紙を作成することができる。
表紙用カバーシートを示す図。 表紙用カバーシートの断面図。 表紙用芯材を示す図。 表紙用カバーシートを用いた冊子用表紙の作成工程を示す図。 図4に続く作成工程を示す図。 図5に続く作成工程を示す図。 両面粘着シートを示す図。 両面粘着シートの断面図。 両面粘着シートを用いた冊子用表紙の作成工程を示す図。 図9に続く作成工程を示す図。 図10に続く作成工程を示す図。 画像処理システムの概略を示す説明図。 画像を編集する際の表示画面を示す図。 画像を印刷するまでの工程を示すフローチャート。 印刷用紙の一実施例を示す図。 印刷用紙の断面構造と折り曲げ線を説明する図。 印刷後の印刷用紙の組み立て工程を説明する図。 図17に続く組み立て工程を説明する図。 剥離紙の剥離について説明する図。 補強材を説明する図。 冊子用表紙の取り付けについて説明する図。
符号の説明
1 表紙用カバーシート
2 表紙用カバーシール
3 粘着層
7 剥離紙
20 冊子用表紙
21 表紙用芯材
22 第1表紙部材
23 背表紙部材
24 第2表紙部材
25 枠体
41 両面粘着シート
42 第1剥離紙
43 第2剥離紙
44,45 粘着層
47 基体シート
49 角部
58 表紙用カバー
71 印刷用紙
94 補強材


Claims (14)

  1. 裏面に粘着層が形成された表紙用カバーシールと、その表紙用カバーシールの裏面側に前記粘着層を挟んで前記表紙用カバーシールと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成された少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する剥離紙と、を備える表紙用カバーシートと、
    冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、前記背表紙部材の前記第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を用意し、
    前記剥離紙の一部を剥がして、前記表紙用芯材の第1面に前記表紙用カバーシートを互いの角を合わせて位置決めしつつ重ねて配置し、前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、前記背表紙部材を前記表紙用カバーシールの前記粘着層によって粘着させて固定して残余の前記枠体を外し、さらに残余の前記剥離紙を剥離した後、前記表紙用カバーシールによって前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、及び前記背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることを特徴とする冊子用表紙の作成方法。
  2. 予め印刷が施されている前記表紙用カバーシートを、前記剥離紙の一部を剥がして、前記表紙用芯材の第1面に重ねて配置する請求項1に記載の冊子用表紙の作成方法。
  3. 両面に粘着層が形成された基体シートと、その基体シートの第1面に、前記粘着層を挟んで前記基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第1剥離紙と、前記基体シートの第2面に、前記粘着層を挟んで前記基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第2剥離紙と、を備える両面粘着シートと、
    表紙用カバーと、
    冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、前記背表紙部材の前記第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を用意し、
    前記第1剥離紙の一部を剥がして前記表紙用カバーを前記基体シートに固定した後、残余の前記第1剥離紙を剥がして前記表紙用カバー全体を前記基体シートに固定し、
    その後、又はその前に、前記第2剥離紙の一部を剥がして、前記表紙用芯材の第1面に前記両面粘着シートを重ねて配置し、前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、前記背表紙部材を前記基体シートの前記粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外し、
    さらに残余の前記第2剥離紙を剥離して前記表紙用カバー及び前記基体シートによって前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、及び前記背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることを特徴とする冊子用表紙の作成方法。
  4. 前記表紙用芯材の第1表紙部材、前記第2表紙部材、前記背表紙部材を前記基体シートの前記粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外した後に、前記表紙用カバー及び前記基体シートによって前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、及び前記背表紙部材を被うために、前記表紙用カバーと前記基体シートとを一体としてそれぞれの四隅をカットし、残余の前記第2剥離紙を剥離して前記表紙用カバー及び前記基体シートによって前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、及び前記背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とする請求項3に記載の冊子用表紙の作成方法。
  5. 表面に印刷が施されることが予定され、裏面に粘着層が形成された表紙用カバーシールと、その表紙用カバーシールの裏面側に前記粘着層を挟んで前記表紙用カバーシールと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する剥離紙と、を備える表紙用カバーシートと、
    冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、前記背表紙部材の前記第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を含み、
    前記剥離紙の一部を剥がして、前記表紙用芯材の第1面に前記表紙用カバーシートを互いの角を合わせて位置決めしつつ重ねて配置し、前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、前記背表紙部材を前記表紙用カバーシールの前記粘着層によって粘着させて固定して残余の前記枠体を外し、さらに残余の前記剥離紙を剥離した後、前記表紙用カバーシールによって前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、及び前記背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることが予定されたことを特徴とする冊子用表紙キット。
  6. 前記表紙用カバーシートの前記剥離紙は、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部と、前記中央帯部の両側に第1側片部、第2側片部とを有する請求項5に記載の冊子用表紙キット。
  7. 前記表紙用カバーシートの前記表紙用カバーシールは、四隅の角部それぞれがカットされた請求項5または6に記載の冊子用表紙キット。
  8. 両面に粘着層が形成された基体シートと、その基体シートの第1面に、前記粘着層を挟んで前記基体シートと剥離可能に接着された第1剥離紙と、前記基体シートの第2面に、前記粘着層を挟んで前記基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第2剥離紙と、を備える両面粘着シートと、
    冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、前記背表紙部材の前記第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を含み、
    前記第1剥離紙を剥がして表紙用カバーを前記基体シートに固定し、
    その後、又はその前に、前記第2剥離紙の一部を剥がして、前記表紙用芯材の第1面に前記両面粘着シートを重ねて配置し、前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、前記背表紙部材を前記基体シートの前記粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外し、
    さらに残余の前記第2剥離紙を剥離して前記表紙用カバー及び前記基体シートによって前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、及び前記背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることが予定されたことを特徴とする冊子用表紙キット。
  9. 両面に粘着層が形成された基体シートと、その基体シートの第1面に、前記粘着層を挟んで前記基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第1剥離紙と、前記基体シートの第2面に、前記粘着層を挟んで前記基体シートと剥離可能に接着され、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って形成され、少なくとも2つに分離して剥離可能な分断部を有する第2剥離紙と、を備える両面粘着シートと、
    冊子の背表紙となる背表紙部材と、その背表紙部材との間に間隙を隔てて隣接する第1表紙部材と、前記背表紙部材の前記第1表紙部材と反対側に間隙を隔てて隣接する第2表紙部材と、これら背表紙部材、第1表紙部材、及び第2表紙部材と分離可能にされた枠体とを有する表紙用芯材と、を含み、
    前記第1剥離紙の一部を剥がして表紙用カバーを前記基体シートに固定した後、残余の前記第1剥離紙を剥がして前記表紙用カバー全体を前記基体シートに固定し、
    その後、又はその前に、前記第2剥離紙の一部を剥がして、前記表紙用芯材の第1面に前記両面粘着シートを重ねて配置し、前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、前記背表紙部材を前記基体シートの前記粘着層によって粘着させて固定して残余の枠体を外し、
    さらに残余の前記第2剥離紙を剥離して前記表紙用カバー及び前記基体シートによって前記第1表紙部材、前記第2表紙部材、及び前記背表紙部材を被って一体として冊子用表紙とすることが予定されたことを特徴とする冊子用表紙キット。
  10. 前記両面粘着シートの第1剥離紙は、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部と、前記中央帯部の両側に第1側片部、第2側片部とを有する請求項9項に記載の冊子用表紙キット。
  11. 前記両面粘着シートの第2剥離紙は、一方の端辺から他方の端辺に長手方向に沿って中央領域に形成された中央帯部と、前記中央帯部の両側に第1側片部、第2側片部とを有する請求項8ないし10のいずれか1項に記載の冊子用表紙キット。
  12. 前記両面粘着シートに接着されることが予定された表紙用カバーを含む請求項8ないし11のいずれか1項に記載の冊子用表紙キット。
  13. 前記両面粘着シートは、四隅の角部に、それぞれの角部をカットするカット線部が形成された請求項8ないし12のいずれか1項に記載の冊子用表紙キット。
  14. 両面に粘着層が形成された基体材と、その基体材の第1面に、前記粘着層を挟んで前記基体材と剥離可能に接着され、その基体材よりも長手方向に大きく形成された第1剥離紙と、前記基体材の第2面に、前記粘着層を挟んで前記基体材と剥離可能に接着された第2剥離紙と、を備え、
    前記第2剥離紙を剥がして前記冊子用表紙に接着し、前記第1剥離紙を剥がして、冊子とするために印刷が施された印刷用紙によって形成された折丁を接着することが予定された両面粘着補強材を含む請求項5ないし13のいずれか1項に記載の冊子用表紙キット。



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