JP2003170675A - 製本キット - Google Patents

製本キット

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JP2003170675A
JP2003170675A JP2001369509A JP2001369509A JP2003170675A JP 2003170675 A JP2003170675 A JP 2003170675A JP 2001369509 A JP2001369509 A JP 2001369509A JP 2001369509 A JP2001369509 A JP 2001369509A JP 2003170675 A JP2003170675 A JP 2003170675A
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facing
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JP2001369509A
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English (en)
Inventor
Hideaki Matsuura
秀明 松浦
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AOBA INSATSU KK
Original Assignee
AOBA INSATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコン等の写真情報等を基に、各個人の興
趣性に合わせて、オリジナルのアルバムや書籍等の表紙
付き綴じ込み冊子を簡単に作製できる製本キットを提供
する。 【解決手段】 本発明の製本キットは、背表紙1cの両
側縁に表表紙1a及び裏表紙1bが設けられた表紙部材
1と、その表表紙1a及び裏表紙1b間に配置される本
体用紙3と、表表紙1a及び本体用紙3間に配置される
表見返し部材2aと、裏表紙1b及び本体用紙3間に配
置される裏見返し部材2bと、両見返し部材2a、2b
と本体用紙3とを連綴するためのリベット5a、5bと
を備える。本体用紙3が両見返し部材2a、2bに重ね
合わされた状態で、リベット5a、5bにより綴じ合わ
せられ、両見返し部材2a、2bが、表紙部材1の表表
紙1a及び裏表紙1bに接着固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばパーソナ
ルコンピュータ等を用いて、各個人オリジナルのアルバ
ム、書籍、絵本、絵日記等の表紙付き綴じ込み冊子を作
製するための製本キットに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年、パーソナルコンピュー
タ(パソコン)の普及に伴い、デジタルカメラの撮影等
によって得られる写真情報を、パソコンにより適宜加工
して、文字、図形、模様等と組み合わせて印刷すること
により、アルバムや書籍等を作製することが多く行われ
ている。このようにアルバム等を作製する場合、写真や
文字を印刷した印刷物を、そのままの形態で保存、保管
しておくことは少なく、例えば印刷物を市販のアルバム
に貼り付けたり、市販のノート用ファイルに綴じた状態
で保管するのが通例であるが、中には、印刷物を、興趣
性に富んだ形態、例えば表紙付きの綴じ込み冊子等の形
態で、保存しようとする者も少なからず存在している。
【0003】しかしながら、各家庭内には特別な製本用
の器具がないのが通例であり、その状態では、パソコン
を用いて作製した印刷物を、各個人の興趣性に十分に対
応させて製本化するのは非常に困難である。
【0004】従って、パソコン等を利用して作製した印
刷物を、各利用者の好みに応じて、製本化できる技術の
需要が日増しに高まっているというのが現状である。
【0005】この発明は、上記の実情に鑑みてなされた
ものであり、パソコン等に取り込まれた写真情報、絵画
情報、図形情報等を基に、文字や記号等を組み入れて、
簡単に製本化することができ、例えば各利用者の興趣性
に合わせて、各個人オリジナルのアルバム、書籍、絵日
記、絵本等の表紙付き綴じ込み冊子を簡単に作製するこ
とができる製本キットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の製本キットは、所定の幅を有する背表紙
の両側縁に表表紙及び裏表紙が設けられた表紙部材と、
前記表紙部材の表表紙及び裏表紙間に積層状に複数配置
される本体用紙と、前記表表紙及び前記本体用紙間に配
置される表見返し部材と、前記裏表紙及び前記本体用紙
間に配置される裏見返し部材と、前記両見返し部材と前
記本体用紙とを連綴するための連綴手段とを備え、前記
本体用紙の表裏面側に表見返し部材及び裏見返し部材が
重ね合わされた状態で、これらの片端縁が前記連綴手段
により綴じ合わされるとともに、前記表見返し部材及び
前記裏見返し部材が、前記表紙部材の表表紙内面及び裏
表紙内面に接着固定されることにより、綴じ込み冊子が
作製されるよう構成されてなるものを要旨としている。
【0007】この発明の製本キットにおいては、表裏両
見返し部材及び本体用紙を重ね合わせて、リベット等の
連綴手段により綴じ合わせるとともに、表裏両表見返し
部材を表紙部材の内面に接着固定するだけで、綴じ込み
冊子を作製することができる。
【0008】また本体用紙には、例えばパソコン等を用
いて、各利用者の好みに応じた所望の表紙パターンを印
刷することができる。
【0009】本発明においては、前記表見返し部材が、
前記表表紙に対応する表表紙対応部と、その表表紙対応
部に連設し、かつ前記本体用紙に対応する本体表面対応
部とを有し、前記裏見返し部材が、裏表紙に対応する裏
表紙対応部と、その裏表紙対応部に連設し、かつ前記本
体用紙の裏面側に対応する本体裏面対応部とを有し、綴
じ込み冊子が作製された状態においては、両見返し部材
の表表紙対応部及び裏表紙対応部が、前記表紙部材の表
表紙及び裏表紙に接着固定されるとともに、両見返し部
材の本体表面対応部及び本体裏面対応部、及び前記本体
用紙が綴じ合わされて、両見返し部材の本体表面対応部
及び本体裏面対応部が、表表紙対応部及び裏表紙対応部
に折り重ねられて接着固定されてなる構成を採用するの
が好ましい。
【0010】すなわちこの構成を採用する場合には、よ
り簡単、より確実に綴じ込み冊子を作製することができ
る。
【0011】また本発明においては、一領域が本体用紙
領域として構成され、前記本体用紙領域と他の領域との
境界線部が破断を助勢する破断助勢線部として構成され
た所定サイズの印刷用紙を具備し、前記印刷用紙の本体
用紙領域に、文字、記号、写真、絵画、模様等の表示パ
ターンを印刷した後、その印刷用紙の本体用紙領域を前
記破断助勢線部に沿って切り取ることにより、前記本体
用紙が形成されるよう構成されてなるものを採用するの
が良い。
【0012】すなわちこの場合には、パソコン等を用い
て、より一層簡単かつ確実に、印刷用紙、ひいては本体
用紙に印刷することができる。
【0013】更に本発明においては、前記印刷用紙に印
刷を行うためのプリンターを、前記記憶媒体の記憶情報
に基づいてコンピュータによって制御することにより、
前記印刷用紙に表示パターンを所定のレイアウトで印刷
できるよう構成されてなるものを採用するのが望まし
い。
【0014】すなわちこの場合、各利用者は、記憶媒体
の情報に基づいて印刷することにより、各個人の好みに
応じて所望のレイアウトで正確に本体用紙に表示パター
ンを印刷することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態で
ある製本キットにより作製された表紙付き綴じ込み冊子
を分解して示す斜視図、図2は実施形態の冊子を模式化
して示す底断面図、図3はその冊子を分解して示す底断
面図、図4は実施形態の冊子に適用された本体用紙
(3)を示す正面図、図5は実施形態の製本キットに添
付される印刷用紙(30)を示す正面図である。
【0016】これらの図に示すように、本第1実施形態
の製本キットは、表紙部材(1)と、表見返し部材(2
a)及び裏見返し部材(2b)と、本体用紙(3)を構
成する印刷用紙(30)と、見返し部材(2a)(2
b)及び本体用紙(3)を綴じ込むための連綴手段とし
ての2本のリベット(5a)(5b)とを備えている。
【0017】本実施形態の製本キットは、これらの構成
部品の他に、CD−ROM等のコンピュータ用コンパク
トディスク(記憶媒体)をセットにして製品(商品)と
して供給され、そのセット製品における上記の各構成部
材を所定の手順で組み立てることにより、硬表紙付きの
綴じ込み冊子が製作されるものである。
【0018】まず、表紙部材(1)は、例えば厚紙等の
芯板を化粧紙によって被覆した所定の硬さを有するもの
により構成されており、所定の幅を有する背表紙(1
c)と、その背表紙(1c)の一側縁に連設され、その
連設部において折返し自在な表表紙(1a)と、背表紙
(1c)の他側縁に連設され、その連設部において折返
し自在な裏表紙(1b)とを有している。両表紙(1
a)(1b)には、背表紙側(綴じ代側)に、背表紙
(1c)に沿って折曲部(12a)(12b)が設けら
れ、その折曲部(12a)(12b)の位置において、
表表紙(1a)及び裏表紙(1b)が折曲開閉自在に構
成されている。
【0019】表見返し部材(2a)は、厚紙等により構
成されており、表表紙(1a)の内面に対応して形成さ
れる表表紙対応部(21a)と、その表表紙対応部(2
1a)の一側縁側(綴じ代側)に連設され、本体用紙
(3)の表面側に対応して形成される本体表面対応部
(23a)とを有している。この本体表面対応部(23
a)の綴じ代側には、上下2箇所にリベット孔(25
a)が形成されている。
【0020】裏見返し部材(2a)は、上記表見返し部
材(2a)と同様に、厚紙等により構成されており、裏
表紙(1b)の内面に対応して形成される裏表紙対応部
(21b)と、その裏表紙対応部(21b)の一側縁側
(綴じ代側)に連設され、本体用紙(3)の裏面側に対
応して形成される本体裏面対応部(23b)とを有して
いる。この本体裏面対応部(23b)の綴じ代側には、
上下2箇所にリベット孔(25b)が形成されている。
【0021】なお、表裏両見返し部材(2a)(2b)
は、キット製品として梱包された状態においては、表紙
部材(1)にあらかじめ接着されるとともに、両見返し
部材(2a)(2b)の所定位置には両面テープ(6)
が接着されている。すなわち各見返し部材(2a)(2
b)が、その本体対応部(23a)(23b)が表紙対
応部(21a)(21b)側に折り返された状態で、表
紙対応部(21a)(21b)が、その綴じ代側を除い
て、表紙部材(1)における両表紙(1a)(1b)の
内面に接着剤により固定されている。更に両見返し部材
(2a)(2b)における表紙対応部(21a)(21
b)の折返し内面側には、その上下両側縁部及び前縁部
に沿って両面テープ(6)が、片面側に離型紙を貼り付
けたままの状態で接着されている。
【0022】一方図4に示すように、本体用紙(3)
は、その綴じ代側の上下2箇所にリベット孔(35)が
形成されている。
【0023】この本体用紙(3)は、図5に示すよう
に、印刷用紙(30)の形態でキット製品にセット部品
として添付されるものであり、パソコン周辺機器として
のプリンターによって印刷できるよう構成されるもので
ある。例えば印刷用紙(30)は、大きさがA4サイズ
のものが用いられ、印刷面には印刷処理に最適な表面処
理(写真印刷用の光沢処理や、インクジェット印刷対応
処理等)が施されている。
【0024】更に印刷用紙(30)は、本体用紙領域
(3)と他の領域との境界線部及びリベット孔(35)
の外郭線部は、その線部に沿って断続的に切り込まれ
て、破断助勢線部(31)として構成されており、ハサ
ミやカッターナイフ等の切裂工具を用いずに、指先等で
簡単に破断助勢線部(31)に沿って切り裂くことがで
きるよう構成されている。
【0025】図3に示すように、リベットは、雌リベッ
ト(5a)と、雄リベット(5b)とにより構成されて
おり、雄リベット(5b)の挿入軸(51b)を、雌リ
ベット(5a)の軸受筒(51a)に嵌入することによ
り、雄リベット(5b)が雌リベット(5a)に抜止め
状態に固定されるよう構成されている。
【0026】本実施形態の製本キットは、見返し部材
(2a)(2b)付きの表紙部材(1)、印刷用紙(3
0)、及びリベット(5a)(5b)の他に、パソコン
用記憶媒体としてのCD−ROMが添付されている。
【0027】そして、上記製本キットを用いて、以下の
ように、各個人オリジナルの硬表紙付きの綴じ込み冊子
を作製するものである。
【0028】まず、パソコンに取り込まれた写真情報や
図形情報等を基に、その写真等に文字や記号等を組み入
れて、表示パターンを印刷用紙(30)に印刷する。す
なわち、添付のCD−ROMをパソコンにセットし、そ
の印刷レイアウト情報に基づき、本体用紙(3)に対す
る表示パターンのレイアウトを設定する。こうしてレイ
アウトを設定した後、プリンターに印刷用紙(30)を
セットして印刷を行う。これにより、設定されたレイア
ウト情報に基づき、パソコンによりプリンターを制御し
て、所望のレイアウトで上記の表示パターンが印刷用紙
(30)の本体用紙領域(3)に確実に印刷される。
【0029】印刷完了後、印刷用紙(30)における本
体用紙領域(3)を破断助勢線部(31)に沿って切り
取って、本体用紙(3)を抜き取るとともに、その本体
用紙(3)のリベット孔(35)を破断助勢線部(3
1)に沿って切り除いて、リベット孔(35)を開口す
る。
【0030】こうして形成した複数枚の本体用紙(3)
を重ね合わせた状態で、表紙部材(1)に接着された両
見返し部材(2a)(2b)の本体対応部(23a)
(23b)間に挿入し、表見返し部材(2a)の本体表
面対応部(23a)を本体用紙(3)の表面側に重ね合
わせるように配置すると同時に、裏見返し部材(2b)
の本体裏面対応部(23b)を本体用紙(3)の裏面側
に重ね合わせるように配置する。
【0031】なお、この状態においては、見返し部材
(2a)(2b)及び本体用紙(3)の各リベット孔
(25a)(25b)(35)が位置的に適合された状
態に配置される。
【0032】次に、リベット(5a)(5b)を用い
て、見返し部材(2a)(2b)及び本体用紙(3)を
綴じ合わせる。すなわち、雌リベット(5a)を、一方
の見返し部材、例えば表見返し部材(2a)のリベット
孔(25a)、本体用紙(3)の各リベット孔(35)
及び裏見返し部材(2b)のリベット孔(25b)に挿
通するとともに、雄リベット(5b)を、他方の見返し
部材、例えば裏見返し部材(2b)のリベット孔(25
b)から挿入して、その雄リベット(5b)の挿入軸
(51b)を雌リベット(5a)の軸受筒(51a)内
に挿入し連結固定する。
【0033】その後、見返し部材(2a)(2b)の本
体対応部(23a)(23b)における両面テープ
(6)(6)の離型紙を剥離して、本体対応部(23
a)(23b)を表紙対応部(21a)(21b)に重
ね合わせて、両面テープ(6)(6)を介して貼り付け
る。
【0034】こうして硬表紙付きの綴じ込み冊子が作製
される。なお言うまでもなく、本発明において、製本化
の組付手順は上記のものに限定されるものではない。
【0035】以上のように、本実施形態の製本キットに
よれば、パソコンを用いて印刷した本体用紙(3)を、
表紙部材(1)の見返し部材(2a)(2b)にリベッ
ト(5a)(5b)により綴じ合わせるだけで、簡単に
硬表紙付きの綴じ込み冊子を作製することができる。
【0036】またパソコンを用いて本体用紙(3)に、
写真、図形、絵画、記号、文字等の所望の表示パターン
を自在に印刷することができるので、各利用者の好みに
応じて、各個人特有のアルバム、書籍、絵日記、絵本等
の綴じ込み冊子を作製することができる。
【0037】更に、本体用紙(3)は、パソコン印刷に
対応した印刷用紙(30)の形態で、キット製品として
梱包されるものであるため、パソコン用プリンターを用
いて、より一層簡単に本体用紙(3)に印刷することが
できる。
【0038】また本実施形態の製本キットは、パソコン
印刷用のレイアウト情報が記憶されたCD−ROMを添
付するものであるため、その情報を用いて印刷すること
により、所望のレイアウトで思い通りに印刷することが
でき、より興趣性に富んだ価値ある綴じ込み冊子を簡単
に作製することができる。
【0039】また本実施形態の綴じ込み冊子において
は、本体用紙(3)における綴じ代側の端縁に、背糊を
配設するものではないので、本体用紙(3)が背面部分
において拘束されることがなく、本体用紙(3)の開き
操作等、頁めくり操作を抵抗なくスムーズに行うことが
できる。
【0040】図6及び図7はこの発明の第2実施形態で
ある製本キットにより作製された表紙付き綴じ込み冊子
を示す図である。両図に示すように、この製本キット
は、上記第1実施形態における見返し部材(2a)(2
b)に代えて、見返し部材(7)及び遊び見返し部材
(8)が用いる点が、上記第1実施形態と相違する。
【0041】見返し部材(7)は、表紙部材(1)の背
表紙(1c)に対応する見返し背部(7c)と、見返し
背部(7c)の一側縁に連設され、表表紙(1a)に対
応する見返し表部(7a)と、見返し背部(7c)の他
側縁に連設され、裏表紙(1b)に対応する見返し裏部
(7b)とを有し、全体として、表紙部材(1)に対応
する大きさに形成されている。
【0042】更に見返し部材(7)の表部(7a)及び
裏部(7b)における綴じ代側には、その上下2箇所に
リベット孔(75)(75)がそれぞれ形成されてい
る。
【0043】遊び見返し部材(8)は、上記見返し部材
(7)と同様、互いに連設された背部(8c)、表部
(8a)及び裏部(8b)を有し、表部(8a)及び裏
部(8b)における綴じ代側の上下2箇所には、リベッ
ト孔(85)(85)がそれぞれ形成されている。
【0044】また表紙部材(1)における表表紙(1
a)及び裏表紙(1b)の内面側には、綴じ代側を除い
た外周縁部に、両面テープ(図示省略)が貼着されてい
る。
【0045】なお本実施形態においては、見返し表部
(7a)が表見返し部材に相当し、見返し裏部(7b)
が裏見返し部材に相当するものである。
【0046】その他の構成は、上記第1実施形態と実質
的に同様であるため、同一又は相当部分に同一符号を付
して重複説明は省略する。
【0047】本実施形態においては、印刷した印刷用紙
から切り抜いた複数枚の本体用紙(3)を重ね合わせた
状態で、それらを遊び見返し部材(8)の表裏部(8
a)(8b)間に挿入し、更にこの本体用紙入り遊び見
返し部材(8)を見返し部材(7)の表裏部(7a)
(7b)間に挿入する。このとき、見返し部材(7)
(8)及び本体用紙(3)の各リベット孔(35)(7
5)(85)を位置的に適合させて配置する。
【0048】そして、リベット(5a)(5b)を各リ
ベット孔(35)(75)(85)に挿通して互いに連
結固定することにより、見返し部材(7)(8)及び本
体用紙(3)が綴じ合わされる。更に見返し部材(7)
における表裏部(7a)(7b)の外面を、上記両面テ
ープによって、表紙部材(1)における表裏両表紙(1
a)及び裏表紙(1b)の内面にそれぞれ接着固定す
る。
【0049】これにより、硬表紙付き綴じ込み冊子が作
製される。
【0050】この第2実施形態の製本キットにおいて
も、上記第1実施形態と同様に、本体用紙(3)に印刷
した後、リベット止めやテープ付け等を行うだけで簡単
に、各利用者の好みに応じた所望の綴じ込み冊子を作製
することができる。
【0051】なお、上記実施形態においては、コンピュ
ータ用の記憶媒体としてCD−ROMを用いるようにし
ているが、本発明はそれだけに限られず、CD−R、C
D−RW、DVD−ROM、DVD−RAM等の光ディ
スクの他、MO等の光磁気ディスク、フロッピー(登録
商標)ディスク等の磁気ディスクを用いるようにしても
良い。
【0052】また、上記実施形態においては、表紙部
材、見返し部材、遊び見返し部材、本体用紙等として、
紙製のものを用いているが、本発明において、これらの
材質は、特に限定されるものではなく、例えば合成樹脂
及び天然樹脂製のもの、合繊繊維及び天然繊維の編織布
及び不織布製のもの、あるいはこれら(紙も含む)のう
ちいずれか2種以上の複合製品からなるものを用いても
良い。
【0053】更に、連綴手段もリベットのみに限定され
るものではなく、他の手段を用いても良い。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明の製本キットに
よれば、表裏両見返し部材及び本体用紙を重ね合わせ
て、リベット等の連綴手段により綴じ合わせるととも
に、表裏両見返し部材を表紙部材の内面に接着固定し
て、綴じ込み冊子を作製するものであるため、例えばパ
ソコン等を利用して、本体用紙に各利用者の好みに応じ
た表示パターンを適宜印刷して製本化することにより、
興趣性に富んだ各個人オリジナルの表紙付き綴じ込み冊
子を簡単に製作することができるという効果がある。
【0055】本発明において、例えばパソコン印刷に対
応した所定サイズの印刷用紙を切り取って本体用紙を形
成する場合には、パソコン等を用いて、より一層簡単か
つ確実に印刷用紙、ひいては本体用紙に所望の表示パタ
ーンを印刷することができるという利点がある。
【0056】また本発明において、パソコン印刷用のレ
イアウト情報が記憶されたCD−ROM等の記憶媒体を
具備する場合には、各利用者は、その記憶媒体の情報に
基づいて印刷することにより、所望のレイアウトで思い
通りに印刷することができ、より興趣性に富んだ価値あ
る綴じ込み冊子を作製することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態である製本キットによ
り作製された表紙付き綴じ込み冊子を分解して示す斜視
図である。
【図2】第1実施形態の冊子を模式的に示す底断面図で
ある。
【図3】第1実施形態の冊子を分解して模式的に示す底
断面図である。
【図4】第1実施形態の冊子に適用された本体用紙を示
す正面図である。
【図5】第1実施形態の製本キットに添付された印刷用
紙を示す正面図である。
【図6】この発明の第2実施形態である製本キットによ
り作製された表紙付き綴じ込み冊子を分解して示す斜視
図である。
【図7】第2実施形態の冊子を模式的に示す底断面図で
ある。
【符号の説明】
1…表紙部材 1a…表表紙 1b…裏表紙 1c…背表紙 2a…表見返し部材 21a…表表紙対応部 23a…本体表面対応部 2b…裏見返し部材 21b…裏表紙対応部 23b…本体裏面対応部 3…本体用紙(本体用紙領域) 30…印刷用紙 31…破断助勢部 5a、5b…リベット 7…見返し部材 7a…見返し表部(表見返し部材) 7b…見返し裏部(裏見返し部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の幅を有する背表紙の両側縁に表表
    紙及び裏表紙が設けられた表紙部材と、 前記表紙部材の表表紙及び裏表紙間に積層状に複数配置
    される本体用紙と、 前記表表紙及び前記本体用紙間に配置される表見返し部
    材と、 前記裏表紙及び前記本体用紙間に配置される裏見返し部
    材と、 前記両見返し部材と前記本体用紙とを連綴するための連
    綴手段とを備え、 前記本体用紙の表裏面側に表見返し部材及び裏見返し部
    材が重ね合わされた状態で、これらの片端縁が前記連綴
    手段により綴じ合わされるとともに、前記表見返し部材
    及び前記裏見返し部材が、前記表紙部材の表表紙内面及
    び裏表紙内面に接着固定されることにより、綴じ込み冊
    子が作製されるよう構成されてなることを特徴とする製
    本キット。
  2. 【請求項2】 前記表見返し部材が、前記表表紙に対応
    する表表紙対応部と、その表表紙対応部に連設し、かつ
    前記本体用紙に対応する本体表面対応部とを有し、 前記裏見返し部材が、裏表紙に対応する裏表紙対応部
    と、その裏表紙対応部に連設し、かつ前記本体用紙の裏
    面側に対応する本体裏面対応部とを有し、 綴じ込み冊子が作製された状態においては、両見返し部
    材の表表紙対応部及び裏表紙対応部が、前記表紙部材の
    表表紙及び裏表紙に接着固定されるとともに、両見返し
    部材の本体表面対応部及び本体裏面対応部、及び前記本
    体用紙が綴じ合わされて、両見返し部材の本体表面対応
    部及び本体裏面対応部が、表表紙対応部及び裏表紙対応
    部に折り重ねられて接着固定されてなる請求項1記載の
    製本キット。
  3. 【請求項3】 一領域が本体用紙領域として構成され、
    前記本体用紙領域と他の領域との境界線部が破断を助勢
    する破断助勢線部として構成された所定サイズの印刷用
    紙を具備し、 前記印刷用紙の本体用紙領域に、文字、記号、写真、絵
    画、模様等の表示パターンを印刷した後、その印刷用紙
    の本体用紙領域を前記破断助勢線部に沿って切り取るこ
    とにより、前記本体用紙が形成されるよう構成されてな
    る請求項1又は2記載の製本キット。
  4. 【請求項4】 前記印刷用紙における表示パターンのレ
    イアウト情報が記憶され、その記憶情報をコンピュータ
    を介して読み出し可能な記憶媒体を具備し、 前記印刷用紙に印刷を行うためのプリンターを、前記記
    憶媒体の記憶情報に基づいてコンピュータによって制御
    することにより、前記印刷用紙に表示パターンを所定の
    レイアウトで印刷できるよう構成されてなる請求項3記
    載の製本キット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101136125B1 (ko) * 2004-11-15 2012-05-22 (주)아이미디어아이앤씨 사진책 및 사진책 제본방법
KR20160066829A (ko) * 2014-12-03 2016-06-13 주식회사 대경 책자

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KR20160066829A (ko) * 2014-12-03 2016-06-13 주식회사 대경 책자
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