JPH106660A - 個人情報隠蔽冊子 - Google Patents
個人情報隠蔽冊子Info
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- JPH106660A JPH106660A JP18014596A JP18014596A JPH106660A JP H106660 A JPH106660 A JP H106660A JP 18014596 A JP18014596 A JP 18014596A JP 18014596 A JP18014596 A JP 18014596A JP H106660 A JPH106660 A JP H106660A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 申込書等において、既に契約済の契約内容等
の個人情報を添付した場合においても、それらの契約内
容を他人に見られないように隠蔽できるようにした個人
情報隠蔽冊子を提供することである。 【解決手段】 連続した複数枚の個人情報プリント紙片
と複数枚の一般紙片とを一方の側端縁にて綴じた冊子で
あつて、少なくとも前記個人情報プリント紙片の側端縁
間が綴じ部と反対側の側端縁にて剥離可能に接着されて
いることを特徴とする個人情報隠蔽冊子である。
の個人情報を添付した場合においても、それらの契約内
容を他人に見られないように隠蔽できるようにした個人
情報隠蔽冊子を提供することである。 【解決手段】 連続した複数枚の個人情報プリント紙片
と複数枚の一般紙片とを一方の側端縁にて綴じた冊子で
あつて、少なくとも前記個人情報プリント紙片の側端縁
間が綴じ部と反対側の側端縁にて剥離可能に接着されて
いることを特徴とする個人情報隠蔽冊子である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はプリントされた個人
情報を隠蔽できるようにした冊子に関する。
情報を隠蔽できるようにした冊子に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、共済組合等にて使用している生命
共済、火災共済、交通災害共済、総合医療共済等の申込
書に関しては、個人名と既に申込みを行つている申込内
容とをプリントした紙片が、各種共済の説明書と共にそ
れぞれ単独で各会員に配布されるのが一般的である。し
かしながら、上記のような契約内容および個人名をプリ
ントした紙片が、各種共済の説明書と共にそれぞれ単独
で各会員に配布された場合には、契約内容等を簡単に見
ることができるので、申込書を保管している間等に契約
内容等の個人情報が他人に見られてしまうという欠点が
あつた。
共済、火災共済、交通災害共済、総合医療共済等の申込
書に関しては、個人名と既に申込みを行つている申込内
容とをプリントした紙片が、各種共済の説明書と共にそ
れぞれ単独で各会員に配布されるのが一般的である。し
かしながら、上記のような契約内容および個人名をプリ
ントした紙片が、各種共済の説明書と共にそれぞれ単独
で各会員に配布された場合には、契約内容等を簡単に見
ることができるので、申込書を保管している間等に契約
内容等の個人情報が他人に見られてしまうという欠点が
あつた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、申込
書等において、契約内容等の個人情報を他人に見られな
いように個人情報を隠蔽した冊子を提供することであ
る。
書等において、契約内容等の個人情報を他人に見られな
いように個人情報を隠蔽した冊子を提供することであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】連続する複数枚の個人情
報プリント紙片と複数枚の一般紙片とを一方の側端縁に
て綴じた冊子において、少なくとも前記個人情報プリン
ト紙片の相互間が綴じ部と反対側の側端縁にて剥離可能
に接着されていることを特徴とする個人情報隠蔽冊子で
ある。この構成の場合、個人情報プリント紙片間が側端
縁にて剥離可能に接着されており、冊子をめくるだけで
は個人情報プリント紙片を簡単に見開くことができない
ので個人情報を他人に見られるおそれがない。
報プリント紙片と複数枚の一般紙片とを一方の側端縁に
て綴じた冊子において、少なくとも前記個人情報プリン
ト紙片の相互間が綴じ部と反対側の側端縁にて剥離可能
に接着されていることを特徴とする個人情報隠蔽冊子で
ある。この構成の場合、個人情報プリント紙片間が側端
縁にて剥離可能に接着されており、冊子をめくるだけで
は個人情報プリント紙片を簡単に見開くことができない
ので個人情報を他人に見られるおそれがない。
【０００５】前記個人情報プリント紙片の最上枚の表面
の所定位置に個人名がプリントされて表紙とされている
ことを特徴とする上記の個人情報隠蔽冊子であるので、
個人情報プリント紙片に個人情報をプリントする際に、
表紙となる個人情報プリント紙片面の所定位置に個人名
をプリントしておくことにより、別に表紙に個人名をプ
リントする手間が省ける上にマツチングの必要がなくな
る。
の所定位置に個人名がプリントされて表紙とされている
ことを特徴とする上記の個人情報隠蔽冊子であるので、
個人情報プリント紙片に個人情報をプリントする際に、
表紙となる個人情報プリント紙片面の所定位置に個人名
をプリントしておくことにより、別に表紙に個人名をプ
リントする手間が省ける上にマツチングの必要がなくな
る。
【０００６】前記一般紙片の最上枚の所定位置に窓を設
けて表紙とし、前記一般紙片の最上枚に隣接した下側
に、前記個人情報プリント紙片の最上枚の表面の前記窓
に対応する位置に個人名をプリントした前記個人情報プ
リント紙片を配置し、前記一般紙片の最上枚と前記個人
情報プリント紙片の最上枚間が綴じ部と反対側の側端縁
にて剥離可能に接着されている個人情報隠蔽冊子である
ので、最上枚の個人情報プリント紙片面に個人名をプリ
ントしておくことにより、表紙の窓から個人名を確認で
きるので、別に表紙に個人名をプリントする手間が省け
る。また、個人情報プリント紙片を表紙の内側に収める
ことができる。
けて表紙とし、前記一般紙片の最上枚に隣接した下側
に、前記個人情報プリント紙片の最上枚の表面の前記窓
に対応する位置に個人名をプリントした前記個人情報プ
リント紙片を配置し、前記一般紙片の最上枚と前記個人
情報プリント紙片の最上枚間が綴じ部と反対側の側端縁
にて剥離可能に接着されている個人情報隠蔽冊子である
ので、最上枚の個人情報プリント紙片面に個人名をプリ
ントしておくことにより、表紙の窓から個人名を確認で
きるので、別に表紙に個人名をプリントする手間が省け
る。また、個人情報プリント紙片を表紙の内側に収める
ことができる。
【０００７】前記個人情報プリント紙片の最下枚と前記
個人情報プリント紙片の最下枚に隣接する前記一般紙片
間が綴じ部と反対側の側端縁にて剥離可能に接着されて
いる個人情報隠蔽冊子であるので、個人情報プリント紙
片全体を覆い隠すことができるものである。
個人情報プリント紙片の最下枚に隣接する前記一般紙片
間が綴じ部と反対側の側端縁にて剥離可能に接着されて
いる個人情報隠蔽冊子であるので、個人情報プリント紙
片全体を覆い隠すことができるものである。
【０００８】前記個人情報プリント紙片が、綴じ部の近
傍の接着部にて相互に接着固定されると共に、前記接着
部の綴じ部側に切取線が形成されていることを特徴とす
る上記の個人情報隠蔽冊子である。この場合、個人情報
プリント紙片を綴じた状態で別体の冊子として切り離せ
るので保管にはきわめて便利である。
傍の接着部にて相互に接着固定されると共に、前記接着
部の綴じ部側に切取線が形成されていることを特徴とす
る上記の個人情報隠蔽冊子である。この場合、個人情報
プリント紙片を綴じた状態で別体の冊子として切り離せ
るので保管にはきわめて便利である。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は本発明の第１実施例の横断
面図と半開き状態の斜視図、図２は第２実施例の横断面
図、図３は第３実施例の窓部の横断面図と半開き状態の
斜視図、図４は第４実施例の窓部の横断面図、図５は第
５実施例の窓部の横断面図と半開き状態の斜視図、図６
は第６実施例の窓部の横断面図であり、1a,1b,1c,1d は
個人情報プリント紙片、2a,2b,2c,2d,3a,3b,3c,3d は一
般紙片、４は綴じ部、５は剥離可能接着部、６は離型
剤、７は接着部、８は切取線、９は窓をそれぞれ表す。
面図と半開き状態の斜視図、図２は第２実施例の横断面
図、図３は第３実施例の窓部の横断面図と半開き状態の
斜視図、図４は第４実施例の窓部の横断面図、図５は第
５実施例の窓部の横断面図と半開き状態の斜視図、図６
は第６実施例の窓部の横断面図であり、1a,1b,1c,1d は
個人情報プリント紙片、2a,2b,2c,2d,3a,3b,3c,3d は一
般紙片、４は綴じ部、５は剥離可能接着部、６は離型
剤、７は接着部、８は切取線、９は窓をそれぞれ表す。
【００１０】本発明の個人情報隠蔽冊子の第１実施例は
図１に示すとおりであつて、横断面構成は図１（イ）に
示すように、４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d
と８枚の一般紙片3a,3b,3c,3d,2d,2c,2b,2a が綴じ部４
にて綴じられた中綴じ冊子であり、個人情報プリント紙
片1a,1b,1c,1d の片面ないしは両面に個人情報がプリン
トされると共に、個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の
側端縁間は剥離可能接着部５により剥離可能に接着され
ている。一般紙片3a,3b,3c,3d,2d,2c,2b,2a には、説明
事項、連絡事項等の固定情報が印刷されておりその側端
縁は接着されていない。したがつて、冊子をめくること
により、一般紙片3a,3b,3c,3d,2d,2c,2b,2a に印刷され
た固定情報は容易に見ることができるが、個人情報プリ
ント紙片1a,1b,1c,1d は側端縁間が剥離可能に接着され
ていてめくれないので、プリントされた個人情報の内容
は見ることができない。
図１に示すとおりであつて、横断面構成は図１（イ）に
示すように、４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d
と８枚の一般紙片3a,3b,3c,3d,2d,2c,2b,2a が綴じ部４
にて綴じられた中綴じ冊子であり、個人情報プリント紙
片1a,1b,1c,1d の片面ないしは両面に個人情報がプリン
トされると共に、個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の
側端縁間は剥離可能接着部５により剥離可能に接着され
ている。一般紙片3a,3b,3c,3d,2d,2c,2b,2a には、説明
事項、連絡事項等の固定情報が印刷されておりその側端
縁は接着されていない。したがつて、冊子をめくること
により、一般紙片3a,3b,3c,3d,2d,2c,2b,2a に印刷され
た固定情報は容易に見ることができるが、個人情報プリ
ント紙片1a,1b,1c,1d は側端縁間が剥離可能に接着され
ていてめくれないので、プリントされた個人情報の内容
は見ることができない。
【００１１】第１実施例では、４枚の個人情報プリント
紙片1a,1b,1c,1d の側端縁相互間のみを剥離可能に接着
するために、個人情報プリント紙片1aの側端縁の上面お
よび個人情報プリント紙片1dの側端縁の下面と、一般紙
片3a,3b,3c,3d,2d,2c,2b,2aの側端縁の両面に離型剤６
が塗布されている。個人情報プリント紙片および一般紙
片の側端縁に上記のように離型剤６を塗布しておくこと
により、後ほど製造方法の欄で説明するように、離型剤
６が塗布されていない紙片の側端縁間のみが剥離可能に
接着することができる。第１実施例では、４枚の個人情
報プリント紙片1a,1b,1c,1d と８枚の一般紙片3a,3b,3
c,3d,2d,2c,2b,2a で構成しているが、プリントする個
人情報および印刷する固定情報の情報量に応じて、個人
情報プリント紙片および一般紙片の枚数を任意に増減す
ることができる。
紙片1a,1b,1c,1d の側端縁相互間のみを剥離可能に接着
するために、個人情報プリント紙片1aの側端縁の上面お
よび個人情報プリント紙片1dの側端縁の下面と、一般紙
片3a,3b,3c,3d,2d,2c,2b,2aの側端縁の両面に離型剤６
が塗布されている。個人情報プリント紙片および一般紙
片の側端縁に上記のように離型剤６を塗布しておくこと
により、後ほど製造方法の欄で説明するように、離型剤
６が塗布されていない紙片の側端縁間のみが剥離可能に
接着することができる。第１実施例では、４枚の個人情
報プリント紙片1a,1b,1c,1d と８枚の一般紙片3a,3b,3
c,3d,2d,2c,2b,2a で構成しているが、プリントする個
人情報および印刷する固定情報の情報量に応じて、個人
情報プリント紙片および一般紙片の枚数を任意に増減す
ることができる。
【００１２】本発明の第２実施例の横断面構成は図２に
示すとおりであつて、基本構成は第１実施例と同じであ
るが、４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d は綴じ
部４近傍の接着部７により４枚の個人情報プリント紙片
1a,1b,1c,1d 相互間が接着されると共に、接着部７に隣
接した綴じ部４側の位置にて４枚の個人情報プリント紙
片1a,1b,1c,1d に切取線８が形成された構成である。第
２実施例の場合には、４枚の個人情報プリント紙片1a,1
b,1c,1d が接着固定された冊子の状態で切り取ることが
できるので保管にはきわめて便利である。
示すとおりであつて、基本構成は第１実施例と同じであ
るが、４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d は綴じ
部４近傍の接着部７により４枚の個人情報プリント紙片
1a,1b,1c,1d 相互間が接着されると共に、接着部７に隣
接した綴じ部４側の位置にて４枚の個人情報プリント紙
片1a,1b,1c,1d に切取線８が形成された構成である。第
２実施例の場合には、４枚の個人情報プリント紙片1a,1
b,1c,1d が接着固定された冊子の状態で切り取ることが
できるので保管にはきわめて便利である。
【００１３】本発明の第３実施例は図３に示すとおりで
あり、横断面構成は図３（イ）に示すように、表紙を兼
ねると共に窓９が形成されている一般紙片3aと個人情報
プリント紙片1a,1b,1c,1d と一般紙片3b,3c,2d,2c,2b,2
a,3dが綴じ部４にて綴じられた中綴じ冊子であり、個人
情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の片面ないしは両面に個
人情報がプリントされると共に、個人情報プリント紙片
1aの表面の一般紙片3aに形成された窓９に対応する位置
に個人名がプリントされ、個人情報プリント紙片1a,1b,
1c,1d の側端縁間および個人情報プリント紙片1aの側端
縁の上面と表紙となる一般紙片3aの側端縁の下面とが、
それぞれ剥離可能接着部５により剥離可能に接着されて
いる。本実施例の場合には、表紙の窓９から個人情報プ
リント紙片1aの表面にプリントされた個人名が見えるの
で、改めて表紙の表面に個人名をプリントする必要がな
い。本実施例の場合においても、一般紙片3b,3c,2d,2c,
2b,2a,3dの側端縁は接着されていないので自由にめくつ
て見ることができるが、個人情報プリント紙片1a,1b,1
c,1d の側端縁相互間は剥離可能に接着されているので
プリントされた個人情報は見ることができない。
あり、横断面構成は図３（イ）に示すように、表紙を兼
ねると共に窓９が形成されている一般紙片3aと個人情報
プリント紙片1a,1b,1c,1d と一般紙片3b,3c,2d,2c,2b,2
a,3dが綴じ部４にて綴じられた中綴じ冊子であり、個人
情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の片面ないしは両面に個
人情報がプリントされると共に、個人情報プリント紙片
1aの表面の一般紙片3aに形成された窓９に対応する位置
に個人名がプリントされ、個人情報プリント紙片1a,1b,
1c,1d の側端縁間および個人情報プリント紙片1aの側端
縁の上面と表紙となる一般紙片3aの側端縁の下面とが、
それぞれ剥離可能接着部５により剥離可能に接着されて
いる。本実施例の場合には、表紙の窓９から個人情報プ
リント紙片1aの表面にプリントされた個人名が見えるの
で、改めて表紙の表面に個人名をプリントする必要がな
い。本実施例の場合においても、一般紙片3b,3c,2d,2c,
2b,2a,3dの側端縁は接着されていないので自由にめくつ
て見ることができるが、個人情報プリント紙片1a,1b,1
c,1d の側端縁相互間は剥離可能に接着されているので
プリントされた個人情報は見ることができない。
【００１４】本発明の第４実施例の横断面構成は図４に
示すとおり、基本構成は第３実施例と同じであるが、４
枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の綴じ部４に近
い位置にて４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d 相
互間が接着部７により接着固定されていると共に、接着
部７に隣接した綴じ部４側の位置にて４枚の個人情報プ
リント紙片1a,1b,1c,1d に切取線８が形成されている。
したがつて、４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d
が接着固定された冊子の状態で切り取ることにより分離
できるので保管に便利である。
示すとおり、基本構成は第３実施例と同じであるが、４
枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の綴じ部４に近
い位置にて４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d 相
互間が接着部７により接着固定されていると共に、接着
部７に隣接した綴じ部４側の位置にて４枚の個人情報プ
リント紙片1a,1b,1c,1d に切取線８が形成されている。
したがつて、４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d
が接着固定された冊子の状態で切り取ることにより分離
できるので保管に便利である。
【００１５】本発明の第５実施例は図５に示すとおりで
あり、横断面構成は図５（イ）に示すように、第３実施
例の個人情報隠蔽冊子において、更に、最下枚の個人情
報プリント紙片1dと個人情報プリント紙片1dに隣接する
一般紙片3bの側端縁間を剥離可能に接着した構成であ
る。本実施例の個人情報隠蔽冊子をめくつた状態は図５
（ロ）に示すように、個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1
d の側端縁間が剥離可能に接着され且つ表紙となる一般
紙片3aと一般紙片3bにより完全に覆われた状態であつ
て、一般紙片3b,3c,2d,2c,2b,2a,3dの側端縁は接着され
ていないので自由にめくつて見ることができるが、個人
情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の側端縁間は剥離可能に
接着されているのでめくつて見ることはできない。
あり、横断面構成は図５（イ）に示すように、第３実施
例の個人情報隠蔽冊子において、更に、最下枚の個人情
報プリント紙片1dと個人情報プリント紙片1dに隣接する
一般紙片3bの側端縁間を剥離可能に接着した構成であ
る。本実施例の個人情報隠蔽冊子をめくつた状態は図５
（ロ）に示すように、個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1
d の側端縁間が剥離可能に接着され且つ表紙となる一般
紙片3aと一般紙片3bにより完全に覆われた状態であつ
て、一般紙片3b,3c,2d,2c,2b,2a,3dの側端縁は接着され
ていないので自由にめくつて見ることができるが、個人
情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の側端縁間は剥離可能に
接着されているのでめくつて見ることはできない。
【００１６】本発明の第６実施例は図６に示すとおりで
あり、基本構成は第５実施例と同じであるが、４枚の個
人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の綴じ部４に近い位置
にて４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d 相互間が
接着部７により接着固定されていると共に、接着部７に
隣接した綴じ部４側の位置にて４枚の個人情報プリント
紙片1a,1b,1c,1d に切取線８が形成されており、個人情
報プリント紙片1a,1b,1c,1d を冊子の状態で切り取り分
離できるようになつている。
あり、基本構成は第５実施例と同じであるが、４枚の個
人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d の綴じ部４に近い位置
にて４枚の個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d 相互間が
接着部７により接着固定されていると共に、接着部７に
隣接した綴じ部４側の位置にて４枚の個人情報プリント
紙片1a,1b,1c,1d に切取線８が形成されており、個人情
報プリント紙片1a,1b,1c,1d を冊子の状態で切り取り分
離できるようになつている。
【００１７】本発明の第１実施例の個人情報隠蔽冊子を
製造するには、先ず、連続用紙を使用して印刷機にて固
定情報を印刷して個人情報プリント紙片を含む連続紙片
を作製する。上記の印刷の際に同時に、冊子になつた時
点で各紙片の剥離可能に接着する側端縁以外の側端縁と
なる箇所にオフセツトインキ等からなる離型剤インキを
使用して所定幅で離型剤を印刷する。上記の印刷におい
て、個人情報プリント紙片1aと一般紙片2aが、個人情報
プリント紙片1bと一般紙片2bが、個人情報プリント紙片
1cと一般紙片2cが、個人情報プリント紙片1dと一般紙片
2dがそれぞれ綴じ部にて幅方向に連接された状態で印刷
される。次いで、個人情報プリント紙片を含む連続紙片
の所定領域にプリンタにより個人情報を出力プリントし
た後に、プリント済のそれぞれの連続紙片をマツチング
させながら個々の紙片にカツトし折りを行い個人情報プ
リント紙片を含む冊子とするための紙片を作製する。一
方、常用の方法により用紙の所定位置に離型剤インキを
印刷してから所定の大きさに裁断し、折りを行って冊子
とするための一般紙片を作製する。その後、個人情報プ
リント紙片と一般紙片とを中綴じして、個人情報プリン
ト紙片と一般紙片からなる冊子を作製する。
製造するには、先ず、連続用紙を使用して印刷機にて固
定情報を印刷して個人情報プリント紙片を含む連続紙片
を作製する。上記の印刷の際に同時に、冊子になつた時
点で各紙片の剥離可能に接着する側端縁以外の側端縁と
なる箇所にオフセツトインキ等からなる離型剤インキを
使用して所定幅で離型剤を印刷する。上記の印刷におい
て、個人情報プリント紙片1aと一般紙片2aが、個人情報
プリント紙片1bと一般紙片2bが、個人情報プリント紙片
1cと一般紙片2cが、個人情報プリント紙片1dと一般紙片
2dがそれぞれ綴じ部にて幅方向に連接された状態で印刷
される。次いで、個人情報プリント紙片を含む連続紙片
の所定領域にプリンタにより個人情報を出力プリントし
た後に、プリント済のそれぞれの連続紙片をマツチング
させながら個々の紙片にカツトし折りを行い個人情報プ
リント紙片を含む冊子とするための紙片を作製する。一
方、常用の方法により用紙の所定位置に離型剤インキを
印刷してから所定の大きさに裁断し、折りを行って冊子
とするための一般紙片を作製する。その後、個人情報プ
リント紙片と一般紙片とを中綴じして、個人情報プリン
ト紙片と一般紙片からなる冊子を作製する。
【００１８】上記で作製した冊子を端縁を揃えて積み重
ね綴じ部を除き側端縁を化粧断ちした後に、冊子を積み
重ね加圧した状態のままで側端縁面にエマルジョンタイ
プの接着剤を塗布して接着する。このように、冊子の端
縁を揃えて積み重ね加圧した状態で側端縁面に接着剤を
塗布すると、紙片の内部に接着剤が浸透することがない
ので側端縁部のみが接着される。したがつて、側端縁に
離型剤が塗布されていない各紙片の側端縁間が剥離可能
に接着されるが、離型剤が塗布された紙片の側端縁間は
接着されないので、個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d
の側端縁間のみが剥離可能に接着され、一般紙片3b,3c,
2d,2c,2b,2a,3dの側端縁は接着されない状態となる。ま
た、積み重ねた冊子同士は接着しないので容易に分離す
ることができる。
ね綴じ部を除き側端縁を化粧断ちした後に、冊子を積み
重ね加圧した状態のままで側端縁面にエマルジョンタイ
プの接着剤を塗布して接着する。このように、冊子の端
縁を揃えて積み重ね加圧した状態で側端縁面に接着剤を
塗布すると、紙片の内部に接着剤が浸透することがない
ので側端縁部のみが接着される。したがつて、側端縁に
離型剤が塗布されていない各紙片の側端縁間が剥離可能
に接着されるが、離型剤が塗布された紙片の側端縁間は
接着されないので、個人情報プリント紙片1a,1b,1c,1d
の側端縁間のみが剥離可能に接着され、一般紙片3b,3c,
2d,2c,2b,2a,3dの側端縁は接着されない状態となる。ま
た、積み重ねた冊子同士は接着しないので容易に分離す
ることができる。
【００１９】本発明の第２実施例のデータ出力冊子を製
造するには、第１実施例と同様にして、固定情報と離型
剤を印刷して個人情報プリント紙片を含む連続紙片を作
製するのであるが、その際に、個人情報プリント紙片を
含む連続紙片の個人情報プリント紙片の所定箇所にミシ
ン目からなる切取線８を形成する。次いで、個人情報プ
リント紙片を含む連続紙片の所定領域に個人情報を出力
プリントした後に、個人情報プリント紙片を含む連続紙
片をマツチングさせながら接着部７にて相互に固定して
から個々の紙片にカツトし折りを行つて、個人情報プリ
ント紙片を含む冊子とするための紙片を作製する。以
下、第１実施例と同様に、個人情報プリント紙片と一般
紙片からなる冊子を作製した後に、個人情報プリント紙
片の側端縁間のみを剥離可能に接着する。
造するには、第１実施例と同様にして、固定情報と離型
剤を印刷して個人情報プリント紙片を含む連続紙片を作
製するのであるが、その際に、個人情報プリント紙片を
含む連続紙片の個人情報プリント紙片の所定箇所にミシ
ン目からなる切取線８を形成する。次いで、個人情報プ
リント紙片を含む連続紙片の所定領域に個人情報を出力
プリントした後に、個人情報プリント紙片を含む連続紙
片をマツチングさせながら接着部７にて相互に固定して
から個々の紙片にカツトし折りを行つて、個人情報プリ
ント紙片を含む冊子とするための紙片を作製する。以
下、第１実施例と同様に、個人情報プリント紙片と一般
紙片からなる冊子を作製した後に、個人情報プリント紙
片の側端縁間のみを剥離可能に接着する。
【００２０】
【発明の効果】連続する複数枚の個人情報プリント紙片
と複数枚の一般紙片とを一方の側端縁にて綴じ、少なく
とも個人情報プリント紙片の相互間が綴じ部と反対側の
側端縁にて剥離可能に接着された冊子であつて、(1);個
人情報プリント紙片の最上枚を表紙としてその表面に個
人名をプリントした個人情報隠蔽冊子、(2); (1)におい
て個人情報プリント紙片のみを冊子の状態で分離できる
ようにした個人情報隠蔽冊子、(3);一般紙片に窓を設け
て表紙としその内側に個人情報プリント紙片を配置して
表紙の窓から最上枚の個人情報プリント紙片の表面にプ
リントされた個人名が見えるようにすると共に表紙をな
す一般紙片と最上枚の個人情報プリント紙片の側端縁間
が剥離可能に接着された個人情報隠蔽冊子、(4); (3)に
おいて更に個人情報プリント紙片の最下枚と個人情報プ
リント紙片の最下枚に隣接する一般紙片の側端縁間をも
剥離可能に接着した個人情報隠蔽冊子、(5): (3),(4)の
構成において個人情報プリント紙片のみを冊子の状態で
分離できるようにした個人情報隠蔽冊子とすることによ
り、共済組合の申込書等に利用した場合には個人情報プ
リント紙片の側端縁が剥離可能に接着されているために
めくることができないので保管中等に個人情報を他人に
見られることがない、申込書を受け取った本人がプリン
トされた個人情報を見る場合には個人情報プリント紙片
の側端縁の剥離可能接着部を剥離することにより容易に
見開くことができる、個人情報プリント紙片のみを冊子
の状態で切り離して分離できるので保管にはきわめて便
利である、最上枚の個人情報プリント紙片の表面に個人
名をプリントしておくことにより一般紙片を表紙とした
場合でも改めて表紙に個人名をプリントする手間が省け
る等の効果が得られるものである。
と複数枚の一般紙片とを一方の側端縁にて綴じ、少なく
とも個人情報プリント紙片の相互間が綴じ部と反対側の
側端縁にて剥離可能に接着された冊子であつて、(1);個
人情報プリント紙片の最上枚を表紙としてその表面に個
人名をプリントした個人情報隠蔽冊子、(2); (1)におい
て個人情報プリント紙片のみを冊子の状態で分離できる
ようにした個人情報隠蔽冊子、(3);一般紙片に窓を設け
て表紙としその内側に個人情報プリント紙片を配置して
表紙の窓から最上枚の個人情報プリント紙片の表面にプ
リントされた個人名が見えるようにすると共に表紙をな
す一般紙片と最上枚の個人情報プリント紙片の側端縁間
が剥離可能に接着された個人情報隠蔽冊子、(4); (3)に
おいて更に個人情報プリント紙片の最下枚と個人情報プ
リント紙片の最下枚に隣接する一般紙片の側端縁間をも
剥離可能に接着した個人情報隠蔽冊子、(5): (3),(4)の
構成において個人情報プリント紙片のみを冊子の状態で
分離できるようにした個人情報隠蔽冊子とすることによ
り、共済組合の申込書等に利用した場合には個人情報プ
リント紙片の側端縁が剥離可能に接着されているために
めくることができないので保管中等に個人情報を他人に
見られることがない、申込書を受け取った本人がプリン
トされた個人情報を見る場合には個人情報プリント紙片
の側端縁の剥離可能接着部を剥離することにより容易に
見開くことができる、個人情報プリント紙片のみを冊子
の状態で切り離して分離できるので保管にはきわめて便
利である、最上枚の個人情報プリント紙片の表面に個人
名をプリントしておくことにより一般紙片を表紙とした
場合でも改めて表紙に個人名をプリントする手間が省け
る等の効果が得られるものである。
【図１】本発明の第１実施例の（イ）は横断面図で
（ロ）は半開き状態の斜視図。
（ロ）は半開き状態の斜視図。
【図２】第２実施例の横断面図。
【図３】第３実施例の（イ）は窓部の横断面図で（ロ）
は半開き状態の斜視図。
は半開き状態の斜視図。
【図４】第４実施例の窓部の横断面図。
【図５】第５実施例の（イ）は窓部の横断面図で（ロ）
は半開き状態の斜視図。
は半開き状態の斜視図。
【図６】第６実施例の窓部の横断面図。
1a,1b,1c,1d 個人情報プリント紙片 ６ 離型
剤 2a,2b,2c,2d,3a,3b,3c,3d 一般紙片 ７ 接着
部 ４ 綴じ部 ８ 切取
線 ５ 剥離可能接着部 ９ 窓
剤 2a,2b,2c,2d,3a,3b,3c,3d 一般紙片 ７ 接着
部 ４ 綴じ部 ８ 切取
線 ５ 剥離可能接着部 ９ 窓
Claims (5)
- 【請求項１】 連続する複数枚の個人情報プリント紙片
と複数枚の一般紙片とを一方の側端縁にて綴じた冊子に
おいて、少なくとも前記個人情報プリント紙片の相互間
が綴じ部と反対側の側端縁にて剥離可能に接着されてい
ることを特徴とする個人情報隠蔽冊子。 - 【請求項２】 前記個人情報プリント紙片の最上枚の表
面の所定位置に個人名がプリントされて表紙とされてい
ることを特徴とする請求項１記載の個人情報隠蔽冊子。 - 【請求項３】 前記一般紙片の最上枚の所定位置に窓を
設けて表紙とし、前記一般紙片の最上枚に隣接した下側
に、前記個人情報プリント紙片の最上枚の表面の前記窓
に対応する位置に個人名をプリントした前記個人情報プ
リント紙片を配置し、前記一般紙片の最上枚と前記個人
情報プリント紙片の最上枚間が綴じ部と反対側の側端縁
にて剥離可能に接着されていることを特徴とする請求項
１記載の個人情報隠蔽冊子。 - 【請求項４】 前記個人情報プリント紙片の最下枚と前
記個人情報プリント紙片の最下枚に隣接する前記一般紙
片間が綴じ部と反対側の側端縁にて剥離可能に接着され
ていることを特徴とする請求項３記載の個人情報隠蔽冊
子。 - 【請求項５】 前記個人情報プリント紙片が、綴じ部の
近傍の接着部にて相互に接着固定されると共に、前記接
着部の綴じ部側に切取線が形成されていることを特徴と
する請求項１〜４記載の個人情報隠蔽冊子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18014596A JPH106660A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 個人情報隠蔽冊子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18014596A JPH106660A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 個人情報隠蔽冊子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH106660A true JPH106660A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16078196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18014596A Withdrawn JPH106660A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 個人情報隠蔽冊子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH106660A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007001161A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Toppan Printing Co Ltd | 画像情報記録媒体 |
| JP2007007878A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Toppan Printing Co Ltd | 画像情報記録媒体 |
| KR100909089B1 (ko) * | 2001-11-06 | 2009-07-23 | 스또블리 파베르쥬 | 두개 파이프의 탈착 가능한 결합을 위한 신속 연결부 |
| JP2014177095A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 擬似接着冊子体の製造方法および擬似接着冊子体 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP18014596A patent/JPH106660A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100909089B1 (ko) * | 2001-11-06 | 2009-07-23 | 스또블리 파베르쥬 | 두개 파이프의 탈착 가능한 결합을 위한 신속 연결부 |
| JP2007001161A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Toppan Printing Co Ltd | 画像情報記録媒体 |
| JP4670504B2 (ja) * | 2005-06-24 | 2011-04-13 | 凸版印刷株式会社 | 画像情報記録媒体 |
| JP2007007878A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Toppan Printing Co Ltd | 画像情報記録媒体 |
| JP4670510B2 (ja) * | 2005-06-28 | 2011-04-13 | 凸版印刷株式会社 | 画像情報記録媒体 |
| JP2014177095A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 擬似接着冊子体の製造方法および擬似接着冊子体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |