JPH051416Y2 - - Google Patents

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JPH051416Y2
JPH051416Y2 JP9122286U JP9122286U JPH051416Y2 JP H051416 Y2 JPH051416 Y2 JP H051416Y2 JP 9122286 U JP9122286 U JP 9122286U JP 9122286 U JP9122286 U JP 9122286U JP H051416 Y2 JPH051416 Y2 JP H051416Y2
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JP
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folded
adhesive layer
paper
sensitive adhesive
pressure
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JP9122286U
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JPS62203067U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は図面などを複写したのち、簡単に製
本できるようにした製本用複写用紙に関するもの
である。
〔従来の技術〕
製本工程で綴じ込む用紙や印刷物には、例えば
図面や地図等があり、且つこれらの用紙は二つ折
りして綴じる大きさの場合があるが、二つ折りす
ると二つ折りした部分を綴じ込むことになつて重
要部分がかくれてしまう。
このため、二つ折りして綴じる必要がある大面
積の用紙は片綴じにして遊離側を折り込んでい
る。
その他に、用紙を二つ折りにしたものを背中合
せに重ねて背中同士を接着剤で接着して製本する
方法がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
二つ折りして綴じる必要がある大面積の用紙を
上記のように片綴じにして遊離側を折り込むと、
大面積の用紙が多い場合綴じ部の厚みよりも開く
方の厚みが大になつて本の体裁が不良になり、設
計図面等は製本したのち頻繁に使用するため、折
目が破断するおそれがある。
また、二つ折りした用紙を背中合せにして接着
する製本技術は、相当な熟練者でないと体裁よく
仕上げられないので、専問業者にまかせる必要が
あり、このため、製本までに日時がかゝるという
問題がある。
この考案は、二つ折りして綴じる必要があるよ
うな、又は片綴じして遊離側を折り込んだり、背
中合せにして接着したりする必要のある大きな複
写用紙を、図面などを複写したのち、二つ折りし
て図面などの複写部分の折目の部分もかくれない
ように、簡単に製本できる製本用複写用紙を提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は複
写面を内側にして二つ折りする複写用紙におい
て、この複写用紙を二つ折りしたときに外側にな
る面の折り目部分の側部に感圧接着剤層を形成す
るとともに、同じく二つ折りとしたとき外側にな
る面で前記折り目に平行する遊離側の二つの縁の
一方にも感圧接着剤層を形成し、この各感圧接着
剤層を剥離テープにより覆つたものである。
〔作用〕
この考案は上記の構成であり、その作用を説明
すれば、まず、この考案の複写用紙を二つ折りと
する前に所定の複写機によりその複写面に任意の
手段で図面などを複写する。
ついで、複写して図面などが表示された用紙を
その表示面を内側にして二つ折りにする。
上記のように、複写が終り二つ折りした多数の
用紙を同じ向きにして積層し、各用紙の各縁を綺
麗に揃えて固定し、一方の縁の接着剤層を覆つて
いる剥離テープを除去して露出せしめた接着剤層
により上下の用紙の縁を接着する。ついで、他方
の縁の剥離テープを除去して露出させた接着剤層
により重なつている用紙を接着する。
〔実施例〕
第1図の実施例において、1は複写用紙で、2
はこの用紙を二つ折りする場合の折り目を示して
いるが、実際には折り目2の線の表示などはしな
いことは勿論である。
上記の用紙1に複写面でない側の面を折り目2
を境界としてa面およびb面とする。
上記a面の折り目2に沿う部分の全長に亘り、
連続的、あるいは適当間隔で小幅の粘着性などの
感圧接着剤層3を形成し、その表面に剥離テープ
4を貼着して接着剤層3に他のものが附着しない
ようにする。また、図示のようにテープ4の一端
を用紙1の端部より延長して指でつまめる程度の
突出部5を設ける場合もある。
また、折り目2と平行する遊離側の縁のb面
に、その全長に亘り、連続的、あるいは適当間隔
で小幅の感圧接着剤層6を形成し、その表面に剥
離テープ7を接着する。この部分も図示のように
剥離テープの一端を延長し、指でつまめる程度の
突出部8とする場合もある。
上記のように剥離テープ4,7を貼着した接着
剤層3,6を有する用紙1を二つ折りにする前の
展開状態で複写機に通して所望の図面などを接着
剤層3,6がない側に複写して表示面としたの
ち、第2図のように表示面を内側にして折り目2
に沿つて用紙1を二つ折りとする。
上記のように二つ折りにした多数の用紙1を、
その各縁を揃えて第3図、第4図のように積層
し、この積層した多数の用紙1からなる積層体9
を動かぬように固定した状態で剥離テープ4を剥
離して露出された接着剤層3により隣接する各用
紙1の折り目2の側部を接着する。
つぎに他方の剥離テープ7を剥離して露出した
接着剤層6により隣接する各用紙の縁を接着す
る。また、最も外側の用紙1の表面には必要に応
じ第5図のように表紙11、裏表紙12を接着
し、折り目2側には背張りテープ13を接着して
製本は完成する。
こうして完成したものは第6図の開いた状態を
示す斜視図により明らかなように、綴じられた1
枚の用紙1は全展開ができ、折り目の部分も完全
に現われていることがわかる。
上記の剥離テープ4または7の剥離のさい、接
着剤層3,6が連続的でない場合は接着剤層3,
6のない部分の剥離テープ4,7は用紙から遊離
しているので、この部分から剥離すればよい。ま
た、突出部5,8を設けた場合はこれをつまんで
剥離する。
第7図は他の実施例を示すもので、感圧接着剤
層6もa面の遊離側の縁に形成して、用紙1を二
つ折りすると第8図のように同一の面の両側に剥
離テープ4,7を貼着した接着剤層3,6が位置
するようにしてある。
この場合も、その製本の過程は第1の実施例と
同様であるから、説明は省略する。
〔効果〕
この考案の複写用紙は上記のように複写後に、
複写した表示面を内側にして二つ折りにした状態
で簡単に製本できる。
すなわち、二つ折りした多数の用紙を積層して
各用紙に貼着してある剥離テープを剥離すること
により折り目の部分とその反対側の遊離側の縁に
感圧接着剤層が露出されるので、各用紙の折り目
部と遊離側の縁が簡単に接着一体化され、各用紙
が分離不能の製本状態となる。
また、各用紙は隣接する用紙と、遊離側の縁が
接着されるので、各頁を開くと各用紙が2頁にわ
たる展開状態となり、かつ、二つ折りの折り目部
も露呈する。従つて用紙の全面即ち二つ折りの折
り目部にまで施こされた線や模様その他の表示が
すべて現われる。
さらに、用紙に設けた感圧接着剤層を覆う剥離
テープを、その一端をシート端から延長突出させ
て突出部とした場合は剥離テープの剥離除去操作
がきわめて容易となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の製本用複写用紙の第1の実
施例を示す斜視図、第2図は同上の二つ折り状態
の斜視図、第3図、第4図は積層工程の斜視図、
第5図、第6図は製本ずみのものの各状態を示す
斜視図、第7図、第8図は他の実施例を示す斜視
図である。 1……複写用紙、2……折り目、3,6……感
圧接着剤層、4,7……剥離テープ、5,6……
突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複写面を内側にして二つ折りする複写用紙に
    おいて、この複写用紙を二つ折りしたときに外
    側になる面の折り目部分の側部に感圧接着剤層
    を形成するとともに、同じく二つ折りとしたと
    き外側になる面で、前記折り目に平行する遊離
    側の二つの縁の一方にも感圧接着剤層を形成
    し、この各感圧接着剤層を剥離テープにより覆
    つたことを特徴とする製本用複写用紙。 2 前記剥離テープは、少なくともその一端を複
    写用紙の端部から延長突出させてつまむことが
    できる突出部としたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の製本用複写用紙。
JP9122286U 1986-06-13 1986-06-13 Expired - Lifetime JPH051416Y2 (ja)

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JPS62203067U JPS62203067U (ja) 1987-12-24
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