JP2524524Y2 - 見出しラベル積層体 - Google Patents

見出しラベル積層体

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JP2524524Y2
JP2524524Y2 JP1991032976U JP3297691U JP2524524Y2 JP 2524524 Y2 JP2524524 Y2 JP 2524524Y2 JP 1991032976 U JP1991032976 U JP 1991032976U JP 3297691 U JP3297691 U JP 3297691U JP 2524524 Y2 JP2524524 Y2 JP 2524524Y2
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建治 大朏
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建治 大朏
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、見出しラベル、特に、
背表紙部のない薄手のファイルや封筒等をそのまま保管
する際に該ファイル等に見出しとして貼着させる見出し
ラベルを多数積層させてなる見出しラベル積層体に関す
るものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】少数枚ずつの書類を孔を開
けずに収容するには、薄手のファイルに挟んだり、封筒
に入れてそのまま保管すると便利である。このような薄
手のファイルや封筒等の袋体(2)用の見出しとして、
実願平2−80228号のものを提案した。このもの
は、図5に示すように、ラベル片(1)の裏面対向辺に
粘着剤部(10)(10)を形成したものであり、図6
に示すように、袋体(2)の閉塞辺部(L)を被覆する
ように貼着させて使用すれば、袋体(2)の側方からラ
ベルに記入された内容が一覧することができる。このラ
ベル片(1)は、使用前は、裏面の粘着剤部(10)
(10)で剥離紙に貼着せしめられており、該剥離紙か
らラベル片(1)を剥離させて上記したように使用する
ものであるが、ラベル片(1)の使用後は、該剥離紙の
みがスクラップとして残り、無駄であるという問題があ
る。このような無駄を省いて見出しラベルを安価に仕上
げるには、各ラベル片(1)(1)相互を、剥離紙を設
けずに、直接、積層させれば良いが、この場合は、積層
されたラベル片(1)(1)を一枚づつ剥すことができ
ない。。
【0003】この問題を解決するためには、従来の粘着
剤付きメモラベルのように、粘着剤部(10)(10)
を、弱い粘着力で貼着剥離自在(再剥離性)の粘着剤か
ら形成するとともに、ラベル片(1)の表面にはシリコ
ン層を筆記可能な程度に薄く形成させておくことが考え
られる。しかしながら、このままでは、ラベル積層体か
ら一枚ずつ取り出しにくいという問題がある。これは、
先行技術のラベル片(1)の粘着剤部(10)(10)
を、再剥離性能を有するものとしても、裏面の対向する
両辺に沿ってその全域に粘着剤部(10)(10)が形
成されていることから、下層から捲り上げられる部分が
なく、前記メモラベルのように、頁を繰るように各ラベ
ル片(1)(1)を捲ることができないからである。
【0004】
【技術的課題】本考案は、このような『裏面に一対の粘
着剤部(10)(10)が形成されている略矩形状のラ
ベル片(1)を同じ向きに多数積層させてなる見出しラ
ベル積層体』において、ラベル片(1)が積層体から不
用意に剥れないようにするとともに、ラベル片(1)を
使用する際には一校ずつを容易に剥離できるようにする
ことをその課題とする。
【0005】
【技術的手段】上記課題を解決する為の本考案の技術的
手段は、『粘着剤部(10)は、再剥離性接着剤が、ラ
ベル片(1)の上辺又は下辺の一方の両端部とこれに続
く左右両側辺の一定範囲とによって囲まれる範囲に塗布
されたものとし、上辺又は下辺の他方と前記粘着剤部
(10)(10)との間は、上層のラベル片(1)と下
層のラベル片(1)相互が非貼着状態にあって剥離自在
な捲り片部とした』ことである。
【0006】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。ラベル
片(1)の粘着剤部(10)は、再剥離性接着剤の塗布
域であって、それは、ラベル片(1)の上辺又は下辺の
どちらか一方の両端部とこれに続く左右両側辺の一定範
囲とによって囲まれる範囲としたから、上層のラベル片
(1)の一対の粘着剤部(10)に含まれているコーナ
部とそれに連続する両側辺は確実に下層のラベル片
(1)に貼着することとなる。よって、積層状態にある
多数のラベル片(1)相互の貼着力は十分なものとな
り、両辺やコーナ部からの剥離の契機は極力少なくな
る。又、上辺又は下辺の他方と前記粘着剤部(10)
(10)との間には、上層のラベル片(1)と下層のラ
ベル片(1)相互が非貼着状態にあって剥離自在な捲り
片部を設ける構成としたから、前記積層体から一枚のラ
ベル片(1)を剥離させる際には、前記捲り片部を、本
の頁を捲る如く指で摘んでそのまま上方へ引き上げれ
ば、上層に位置するラベル片(1)を、前記見出しラベ
ル積層体から、容易に捲り取ることができる。このラベ
ル片(1)を見出しラベルとして使用するには、まず、
前記ラベル積層体の最上層に位置するラベル片(1)の
表面側中央域に、袋体に収容される書類等の内容を表示
するタイトルを記入する。そして、前記捲り片部側か
ら、前記記入後のラベル片(1)をラベル積層体から剥
離させ、一対の粘着剤部(10)(10)が対向するよ
うにラベル片(1)を中央部に一定幅の表示部が残るよ
うに二つ折りにするとともに袋体(2)の側方閉塞部を
挟み込み、粘着剤部(10)(10)を、袋体(2)の
表裏に各々貼着させる。このとき、粘着剤部(10)
(10)はラベル片(1)の両側端縁から設けられる構
成となっているから、ラベル片(1)の両側端縁は袋体
(2)に確実に貼着することとなる。こうして、ラベル
片(1)は、見出しラベルとして機能することとなり、
ラベル片(1)の表面中央域に記載した前記タイトル
は、袋体(2)の側方から閲覧することができる。
【0007】又、このものでは、ラベル片(1)の裏面
の粘着剤部(10)(10)は剥離可能な程度に弱い粘
着力を有する粘着剤から構成されているから、ラベル片
(1)は所定箇所に貼着剥離可能である。
【0008】
【効果】ラベル片(1)の粘着剤部(10)(10)を
直接、下層のラベル片(1)に貼着させて積層体を構成
するようにしたから、粘着剤部(10)(10)に被覆
させる剥離紙が不要となり、その分、安価に生産できる
こととなる。又、上層のラベル片(1)の一対の粘着剤
部(10)に含まれているコーナ部とそれに連続する両
側辺は確実に下層のラベル片(1)に貼着する構成とし
たから、ラベル辺(1)(1)相互の貼着力は十分なも
のとなり、積層中のラベル片(1)が不用意に剥離され
る不都合がない。さらに、ラベル片(1)の一端辺に捲
り片部を形成したから、ラベル片(1)は一枚ずつ捲り
易く、見出しラベルとしての取り扱いが簡単になる上
に、ラベル片(1)の両端辺が袋体(2)に確実に貼着
する構成としたから、見出しラベルとして使用中に、ラ
ベル片(1)が、その両端辺側から不用意に剥れる不都
合がない。さらに、ラベル片(1)は所定箇所に貼着剥
離自在な粘着剤付きメモラベルとしても使用できること
となり、ラベル片(1)の用途範囲が広がることとな
る。
【0009】
【実施例】次に、上記した本考案の実施例を図面に従っ
て詳述する。本考案の第1実施例のものは、ラベル片
(1)の表面全域に、シリコン層を筆記可能な程度に薄
く形成するとともに、ラベル片(1)の裏面において
は、図1に示すように、下辺部から所定幅を除いた範囲
における対向する両側辺に沿って、剥離可能な程度の弱
い粘着力の粘着剤からなる粘着剤部(10)(10)を
所定幅形成したものである。すなわち、このものでは、
ラベル片(1)の裏面に接着剤が塗布されていない生地
部(11)が略T字状に形成され、この生地部(11)
の一辺側が、ラベル片(1)の下辺全域に渡って形成さ
れる捲り片部となる。このようなラベル片(1)は、連
続するラベル用紙の裏面に、図2に示すように、略矩形
状の粘着剤部(10)(10)を縦横一定間隔ごとに多
数配設させるとともに、その縦横所定位置で、同図の二
点鎖線に示すように、略正方形状に裁断することにより
製作可能である。そして、このラベル片(1)(1)
を、多数同姿勢に積層させると、ラベル片(1)(1)
の積層体が構成される。このものでは、上層のラベル片
(1)の表面に所定事項を記入した後、その下辺に沿っ
て形成されている前記捲り片部を指で捲り上げれば、下
層のラベル片(1)から容易に剥離させることができ
る。そして、これを、裏面の粘着剤部(10)(10)
で、図6に示すように、薄手のファイルや封筒等の袋体
(2)の側辺近傍に、袋体(2)を挟持するように貼着
させれば、見出しラベルとして使用することができる。
【0010】図3及び図4に示す第2実施例のものは、
製作工程の簡略化を図るものであり、表面に薄いシリコ
ン層を形成した連続するラベル用紙の幅を、ラベル片
(1)の横長さに一致させるとともにその長手方向に沿
った両側部域にのみ前記第1実施例で採用したものと同
様な粘着剤を塗布する。これにより、ラベル用紙の中央
域に生地部(11)が長手方向に沿って形成されるとと
もに、その両側に粘着剤部(10)(10)が形成され
ることとなる。そして、図3に示すように、中央の生地
部(11)が、その両端の粘着剤部(10)(10)よ
りも、前方及び後方の少なくとも一方向に、所定長さ突
出するように該用紙を順に切断していくことにより、ラ
ベル片(1)(1)が構成されることとなり、これを順
に積層させていけば、図4に示すような積層体が完成す
ることとなる。又、この実施例のものでは、図3及び図
4に示すように、各ラベル片(1)(1)の生地部(1
1)における端縁近傍の中央部を所定形状に打抜いて、
位置決め孔(13)を構成した。これにより、ラベル片
(1)を見出しラベルとして使用する場合、ファイル等
の袋体(2)の端縁部に、該位置決め孔(13)が対向
するように合わせて貼着させれば、ラベル片(1)を袋
体(2)の閉塞辺部(L)に沿ってまっすぐに貼着させ
易いものとなる。尚、この位置決め孔(13)は、図4
の二点鎖線に示すように、その対向する位置にも設けて
おけば、より一層、位置決めし易くなる。さらに、位置
決め孔(13)の代りとして、ラベル片(1)を打抜か
ずにラベル片(1)の表面側に目印となるような所定の
印刷を施しておいても良い。
【0011】これら実施例において採用した粘着剤は貼
着剥離自在であるから、ラベル片(1)を見出しラベル
として使用した場合でも、袋体(2)内に収容した書類
等の内容の変更に伴って、ラベル片(1)は何度でも張
換えることができる。又、メモラベルとして使用した場
合では、粘着剤部(10)(10)をラベル片(1)の
両端に設けていることから、一端にのみ(10)が設け
られている従来のメモラベルよりも貼着度合が強く、よ
って、比較的長期間貼着させておくことができるので、
使い勝手が良いものとなる。尚、粘着剤部(10)(1
0)の粘着力は再剥離性の弱いものであるから、ラベル
片(1)の表面には必ずしもシリコン層を設ける必要は
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の説明図。
【図2】その製作過程の説明図。
【図3】第2実施例の説明図。
【図4】その積層体の説明図。
【図5】従来例の説明図。
【図6】見出しラベルの使用状態の説明図。
【符合の説明】
(1)・・・ラベル片 (10)・・・粘着剤部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に一対の粘着剤部(10)(10)
    が形成されている略矩形状のラベル片(1)を同じ向き
    に多数積層させてなる見出しラベル積層体において、粘
    着剤部(10)は、再剥離性接着剤が、ラベル片(1)
    の上辺又は下辺の一方の両端部とこれに続く左右両側辺
    の一定範囲とによって囲まれる範囲に塗布されたものと
    し、上辺又は下辺の他方と前記粘着剤部(10)(1
    0)との間は、上層のラベル片(1)と下層のラベル片
    (1)相互が非貼着状態にあって剥離自在な捲り片部と
    した見出しラベル積層体。
  2. 【請求項2】 前記捲り片部を、一対の粘着剤部(1
    0)(10)の内側端縁間にのみ設けた請求項1に記載
    の見出しラベル積層体。
JP1991032976U 1991-02-14 1991-02-14 見出しラベル積層体 Expired - Lifetime JP2524524Y2 (ja)

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JPH04102882U JPH04102882U (ja) 1992-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6017355U (ja) * 1983-07-13 1985-02-05 日本電気株式会社 インク付着機構
JPS6323066U (ja) * 1986-07-29 1988-02-16

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