JP2586426Y2 - ラベル - Google Patents

ラベル

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JP2586426Y2
JP2586426Y2 JP6907092U JP6907092U JP2586426Y2 JP 2586426 Y2 JP2586426 Y2 JP 2586426Y2 JP 6907092 U JP6907092 U JP 6907092U JP 6907092 U JP6907092 U JP 6907092U JP 2586426 Y2 JP2586426 Y2 JP 2586426Y2
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秀仁 菅原
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Toppan Forms Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラベルは、ラベル基材の粘着剤塗
布面を剥離紙で被覆して構成し、前記剥離紙を剥離して
露出した粘着剤によりラベル基材を所望位置に貼付して
使用するのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】したがって、従来のラ
ベルでは、剥離紙は使用に際して不要となるので廃棄す
ることになるが、この廃棄作業が煩雑であり、また、剥
離剤が塗布されている剥離紙を再生することは困難で省
資源化に反するという不都合がある。本考案はこのよう
な不都合を解消したラベルを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本考案のラベルは、剥離可能に接合、例えば剥離
し得る程度に不完全に溶着して疑似的に接着するととも
に、厚み方向に貫通する透孔を多数設けた2枚のフィル
ムを挟んで、対向させたラベル基材の粘着剤塗布面同士
を前記透孔を介して貼着したものである。
【0005】
【作用】ラベル基材の粘着剤塗布面同士を剥離可能な2
枚のフィルムを挟んで貼着するので、剥離紙は不要とな
る。そして、対向させたラベル基材を引き離すと、2枚
のフィルムの接合面が剥離し、これらフィルムの透孔か
ら露出する粘着剤によって、ラベル基材を所望位置に貼
付することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1及び図2は通
常のラベルに適用した実施例を示し、図1はラベルの断
面図、図2はその使用状態を示す断面図であり、また、
図3〜図6は本考案のラベルを貼付手段として配送伝票
に適用した実施例を示し、図3は配送伝票の平面図、図
4はその背面図、図5は図3のA−A線断面図、図6は
その使用状態を示す平面図である。
【0007】まず、通常のラベルに適用した実施例につ
いて説明する。図1に示すように、ラベル1は、一対の
ラベル基材2a,2bの粘着剤3a,3b塗布面側が、
不完全な溶着等の手段により形成された疑似接着層4を
介して剥離可能に疑似的に接着された2枚の合成樹脂製
のフィルム5a,5bを挟んで、これらフィルム5a,
5bの厚み方向に貫通する多数の透孔7を通して前記粘
着剤3a,3b同士が接触することにより貼着されてな
る。そして、各ラベル基材2a,2bの表出面には、ラ
ベル1の用途に応じた適宜な情報6a,6bが印刷され
ている。
【0008】本実施例は以上のように構成したので、ラ
ベル基材2a,2bを引き離すと、2枚のフィルム5
a,5bの疑似接着層4から分離し、それぞれの粘着剤
3a,3bが前記フィルム5a,5bの透孔7から露出
する状態となる。したがって、図2に示すように、各ラ
ベル基材2a,2bを露出した粘着剤3a,3bで包装
箱等の対象物8の所望の位置に貼付することができる。
【0009】続いて、配送伝票に適用した実施例につい
て説明する。図3〜図5に示すように、配送伝票11
は、1辺が開口され三周縁が接着剤14で接着されてな
る封筒状の上紙12とラベル基材たる下紙13との間
に、複数枚の配送票15が一端側で接着剤16によって
綴じ合わされるとともに、前記下紙13の開口端に折り
用ミシン目17を介して連接されたラベル基材たる副下
紙18が、前記下紙13の裏面に対して対向するよう折
り重ねられ、互いの粘着剤19a,19bが塗布された
対向面は、不完全な溶着等の手段により形成された疑似
接着層20を介して剥離可能に疑似的に接着された2枚
の合成樹脂製のフィルム21,22を挟んで、これらフ
ィルム21,22の厚み方向に貫通する多数の透孔23
を通して前記粘着剤19a,19b同士が接触すること
により貼着されてなる。前記下紙13、前記副下紙1
8、粘着剤19a,19b、疑似接着層20を介して接
着された多数の透孔23を有する各フィルム21,22
によってラベル40を構成する。前記各配送票15の自
由端側は、前記上紙12と前記下紙13の開口端側から
下位の配送票15ほど長く階段状に突出し、突出端を摘
み易いように構成され、また、接着剤16による綴じ部
分の内側には、切り用ミシン目24がそれぞれ設けられ
て、切り取り可能に構成されている。
【0010】図3に示すように、上紙12の表面には、
届け先記入欄25、依頼主記入欄26、受付年月日記入
欄27、品名記入欄28及び運賃記入欄29が設けら
れ、また、伝票番号30とそのバーコード表示31及び
配送作業の問い合わせ先である取扱運送会社名と電話番
号からなる運送会社表示32が印刷されている。一方、
この上紙12の下に綴じ合わされた各配送票15のそれ
ぞれには、前記上紙12の各記入欄25,26,27,
28,29への記入事項が複写記入されるように、上下
に対応する位置に記入欄(図示せず)が設けられ、カー
ボン複写構造、ノンカーボン複写構造等の適宜な複写手
段(図示せず)が設けられている。なお、下紙13の表
面側は白紙状態で、記入欄等は設けられていない。
【0011】図4に示すように、副下紙18の表出面に
は、発店及び着店のコード番号を記入する地域コード記
入欄33と、配送品の集荷店名を記入する取扱店記入欄
34が設けられるとともに、配送品の損傷等に対する問
い合わせ先を示す問い合わせ先表示35が印刷されてい
る。
【0012】上述した配送伝票11は、所定の配送情報
を上紙12の各記入欄25,26,27,28,29に
記入し、下位の各配送票15に同一内容を複写記入した
うえ、副下紙18の地域コード記入欄33に所定のコー
ド番号を記入し、この副下紙18を下紙13から剥離し
て伸展し(図6参照)、各透孔23から露出した粘着剤
19a,19bにより、前記下紙13と前記副下紙18
のフィルム21,22面側で配送品(図示せず)の所定
位置に貼付される(図2参照)。そして、配送品の配送
作業の適宜過程において、順次配送票15を切り用ミシ
ン目24から切り取り、この切り取った配送票15に複
写記入された配送情報に基づいて配送管理が行われる。
一連の配送作業中、宛先、品名及び地域コード番号は、
図6に示すように、大きく、見易く表示されているの
で、確実な配送作業がなされる。
【0013】なお、本考案は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、第1実施例における各ラベ
ル基材2a,2bは別体ではなく、第2実施例に示した
ように折り用ミシン目あるいは折り兼切り用ミシン目を
介して連接した構成であってもよいし、1枚のラベル基
材を切り重ねて構成したものでもよい。また、第2実施
例における折り用ミシン目17を折り兼切り用ミシン目
として、下紙13から副下紙18を切り取り可能に構成
してもよいし、下紙13と副下紙18とを別体で構成し
てもよい。さらに、疑似接着層4,20は不完全な溶着
のほか、接着後に剥離可能な接着力の弱い接着剤を設け
て形成してもよく、また、これら疑似接着層4,20を
設けずに、各フィルム5a,5b,21,22を単に接
合して剥離可能に構成してもよい。さらにまた、各ラベ
ル基材2a,2bや下紙13あるいは副下紙18が透明
な場合には、対応するフィルム5a,5b,21,22
に、疑似接着層4,20が存在する場合にはその反対面
側に、適宜な情報をあらかじめ印刷しておくと、この情
報を前記各ラベル基材2a,2bや前記下紙13あるい
は前記副下紙18を通して視認することができる。また
さらに、本考案のラベル1,40は、配送伝票以外の貼
付手段としても適用できることはもちろんである。
【0014】
【考案の効果】以上説明したところで明らかなように、
本考案によれば、ラベル基材同士を剥離可能に接着する
ことにより剥離紙が不要になるので、煩雑な剥離紙の廃
棄作業が必要なくなるとともに、省資源化に貢献でき、
また、表裏面がラベル基材となるので、1枚の大きさで
2枚のラベルを有することとなり、さらには、ラベルの
粘着強度をフィルムに設ける透孔の数と大きさで容易に
調節可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すラベルの断面図。
【図2】同じく使用状態を示す断面図。
【図3】第2実施例を示す配送伝票の平面図。
【図4】同じく背面図。
【図5】図3のA−A線断面図。
【図6】同じく使用状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 ラベル 2a,2b ラベル基材 3a,3b 粘着剤 4 疑似接着層 5a,5b フィルム 7 透孔 11 配送伝票 13 下紙 17 折り用ミシン目 18 副下紙 19a,19b 粘着剤 20 疑似接着層 21,22 フィルム 23 透孔 40 ラベル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離可能に接合するとともに、厚み方向
    に貫通する透孔を多数設けた2枚のフィルムを挟んで、
    対向させたラベル基材の粘着剤塗布面同士を前記透孔を
    介して貼着したことを特徴とするラベル。
JP6907092U 1992-09-08 1992-09-08 ラベル Expired - Fee Related JP2586426Y2 (ja)

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JP6907092U JP2586426Y2 (ja) 1992-09-08 1992-09-08 ラベル

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