JP3069359U - 配送伝票 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 取扱店を介さないで直接に運送会社等にて使
用する4枚タイプの配送伝票であって、貼付総合票が剥
離可能でダンボール箱を再利用でき、且つ荷物を届けた
際の不在の場合に良好に対応すること。 【解決手段】 4枚からなり帳票は重ねられて一端が綴
じられ、1枚目の依頼主控票1と、2枚目の配達票2
と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むようにして再
剥離性粘着剤11が貼着され,且つ複写枠9の届け先用
複写部9aを有する貼付票3と依頼主用複写部9bを有
する不在票4付き届け先控票5とが略半分に分離可能に
された貼付総合票Aと、4枚目の上面に,前記再剥離性
粘着剤11に対応する位置に剥離層12が塗布され,且
つ前記4枚目の複写枠9の外形は前記剥離層12の内側
形と同等又は縮小に形成された売上票6とからなる配送
伝票。
用する4枚タイプの配送伝票であって、貼付総合票が剥
離可能でダンボール箱を再利用でき、且つ荷物を届けた
際の不在の場合に良好に対応すること。 【解決手段】 4枚からなり帳票は重ねられて一端が綴
じられ、1枚目の依頼主控票1と、2枚目の配達票2
と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むようにして再
剥離性粘着剤11が貼着され,且つ複写枠9の届け先用
複写部9aを有する貼付票3と依頼主用複写部9bを有
する不在票4付き届け先控票5とが略半分に分離可能に
された貼付総合票Aと、4枚目の上面に,前記再剥離性
粘着剤11に対応する位置に剥離層12が塗布され,且
つ前記4枚目の複写枠9の外形は前記剥離層12の内側
形と同等又は縮小に形成された売上票6とからなる配送
伝票。
Description
【0001】
本考案は、貼付総合票が剥離可能でダンボール箱を再利用でき、且つ荷物を届 けた際の不在の場合に良好に対応でき、取扱店を介さないで直接に運送店等で使 用する4枚タイプの配送伝票に関する。
【0002】
従来より、荷物等に用いる配送伝票において、最下側の剥離紙は、何の役にも 立たず、捨てているのみであり、資源の無駄になるのみならず、飛散すると滑り 易く怪我をする等の心配があった。このため、従来より、この欠点を解消する目 的で、種々の開発がされており、その最下側の剥離紙に複写するようにして利用 するものが存在している。例えば、特開平7−266743号においては、剥離 紙に複写できるようにした配送伝票が開示されている。このものは、確かに複写 はできても、その剥離した剥離紙を帳票として使う場合に、丸まってしまい,保 存するのに嵩張って見苦しく、使用するのに普及しにくい欠点があった。
【0003】 また、荷物のダンボール箱に貼付した貼付票は、輸送時に配送伝票の剥がれ防 止をする強力な粘着剤のため、きれいに剥がすことができず、使用後のダンボー ル箱は廃棄しているのが実情であり、資源の無駄であった。
【0004】 さらに、荷物の配送では、届け先が住宅の場合には、往々にして不在の場合が あり、この場合には、その宅の玄関先に、別の不在票に、伺った時間等,再度伺 う時間を知らせてほしいとの旨を書いて問い合わせ電話番号を記載したものを置 いてくるのが一般である。この場合の不在票は、ドライバー等の配達員がその都 度書いているが、これが中々面倒であり、配達効率をよくする支障ともなってい た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 このため、その配送伝票において、剥離紙を複写可能にすることのみならず、 丸まらないものが求められていた。また、ダンボール箱に貼付した貼付票を比較 的容易に剥がせる貼付票も求められていた。さらに、ドライバー等の配達員が配 達していて不在なる場合に配達効率が好適にできる,簡単なる不在票が求められ ていた。
【0006】
そこで、考案者は上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本考案を 、4枚からなり、1枚目に形成された記入枠からの記入にて他の3枚の帳票にそ れぞれ形成された複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目のそれぞ れの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられてなる配送伝票において、1枚 目の依頼主控票と、2枚目の配達票と、3枚目の下面にその外周の少なくとも三 辺を囲むようにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の届け先用複写 部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用複写部を有する不在票付き届け先控票 とが略半分に分離可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥離性粘 着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前記4枚目の複写枠の外形は前記 剥離層の内側形と同等又は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と 前記剥離層とが貼着された売上票とからなる配送伝票としたことにより、運送店 用として使用することで、貼付総合票が剥離可能でダンボール箱を再利用でき、 且つ荷物を届けた際の不在の場合に良好に対応でき、前記の課題を解決し、その 目的を達成したものである。
【0007】
以下、本考案の実施の態様を図面に基づいて説明する。まず、第1の実施の態 様は、図1乃至図4に示すように、1枚目の依頼主控票1(お客様控票,客先請 求書,運賃請求書等と同等である。)と、2枚目の上面に撥水層10を塗布した 配達票2(配達証,受取書,到着原票と同等である。)と、3枚目の貼付総合票 Aと、4枚目の売上票6(勘定整理票と同等である。)とからなり、3枚目と4 枚目はその外周が貼着され、前記1枚目から3枚目のそれぞれの帳票は重ねられ て少なくとも一端が綴じられて構成されている。その綴じ方では端辺用粘着剤1 5が使用されることがある。以下の説明及び図面において、前記1枚目を1p、 2枚目を2p、3枚目を3p、4枚目を4pとそれぞれ言うこともある。
【0008】 前記依頼主控票1には、図1及び図2に示すように、その外形より縮小された 形で記入枠8が設けられ、これには、届け先を記入する届け先用記入部8aと、 依頼主を記入する依頼主用記入部8bとが形成されている。その他の依頼主控票 1の下側となる他の3枚の帳票には、それぞれ前記記入枠8に対応する位置に複 写枠9が形成されている。該複写枠9は、届け先用複写部9aと依頼主用複写部 9bとを有しており、これは、前記届け先用記入部8aと、依頼主用記入部8b とにそれぞれ対応する位置に設けられている。
【0009】 貼付総合票Aの下面に全体の外周四辺を囲むようにして再剥離性粘着剤11が 貼着されている(図5乃至図10参照)。該再剥離性粘着剤11とは、貼り合わ せした後であって、一定時間後に剥がしたときの剥離に要する力が、貼り合わせ した直後の剥離に要する力とさほど違わず剥離でき、その後に、貼り合わせ、剥 離を複数回繰り返すことができる粘着剤である。該再剥離性粘着剤11の具体例 としては、合成ゴム系,アクリル樹脂系,シリコン樹脂系等がある。前記合成ゴ ム系としては、ポリイソブチレンゴム,イソプレンゴム等がある。また、アクリ ル樹脂系には、アクリル酸,アクリル酸エチル,アクリル酸メチル等がある。シ リコン樹脂系には、ジメチルポリシロキサン等がある。前記貼付総合票Aの粘着 剤塗布面の対向面には、剥離した際に糊残りしない粘着剤が好ましい。
【0010】 また、図6に示すように、前記貼付総合票Aは、複写枠9の届け先用複写部9 aを有する貼付票3と複写枠9の依頼主用複写部9bを有する不在票4とが略半 分に分離可能に構成されている。具体的には、前記貼付票3と不在票4とはミシ ン目20にて分離可能に構成されている。前記売上票6の上面には、前記再剥離 性粘着剤11に対応する位置に剥離層12が塗布されている。該剥離層12の具 体例としては、シリコン樹脂,アルキッド樹脂,メラミン樹脂,フッ素樹脂,ア クリル樹脂等がある。シリコン樹脂が好ましい。再剥離性粘着剤11の枠状部の 長手方向の内側寸法をL1 とし、その幅方向の内側寸法をL2 とし、前記剥離層 12の枠状部の長手方向の内側寸法をS1 とし、その幅方向の内側寸法をS2 と すると、L1 ≒S1 ,L2 ≒S2 となっている。
【0011】 また、前記売上票6の複写枠9の外形は,塗布された剥離層12の内側形と同 等又は縮小に形成されている。具体的には、前記剥離層12の枠状部の長手方向 の内側寸法をS1 とし、その幅方向の内側寸法をS2 とし、複写枠9の長手方向 の寸法をM1 とし、その幅方向の内側寸法をM2 とすると、S1 ≒M1 ,S2 ≒ M2 或いはS1 ≧M1 ,S2 ≧M2 となっている(図6参照)。このような枠形 状とすることで、前記売上票6の複写枠9内の届け先用複写部9a及び依頼主用 複写部9bに複写文字等が鮮明に複写される。
【0012】 また、同様に、前記依頼主控票1の下側となり、且つ前記売上票6の上側位置 の他の2枚の帳票の複写枠9も、前記売上票6の複写枠9の外形と同等である。 さらには、前記依頼主控票1の記入枠8も、前記売上票6の複写枠9の外形と同 等である。さらには、前記貼付総合票Aに貼着した再剥離性粘着剤11の内側径 と前記売上票6の複写枠9の外形と同等である。
【0013】 前記売上票6において、前記貼付総合票Aの再剥離性粘着剤11に対応する位 置に剥離層12が塗布されたことで、前記売上票6を極めて少ない力で剥がすこ とができる。このために、剥離層12を塗布した売上票6は丸まらないようにで きる。これは、図11(B)に示す従来技術のように、帳票Vの下面に塗布した 粘着剤gに対して、その下側に剥離紙Pを貼着しておいた状態であると、その粘 着剤gと剥離紙Pとは十分に粘着しており、剥がすときに大きな力Fがかかると 、その剥離紙の剥がれる面が僅かながら伸び、この伸び(表面伸び作用)が全体 として剥離紙を丸める原因となるものである。これに対して、図11(A)に示 すように、再剥離性粘着剤11と剥離層12とは剥がれ易いために、極めて小さ な力fで剥がすことができるため、剥離層12が塗布された売上票6には伸びは 生ぜず、この結果丸まらないようにできるものである。
【0014】 前記配達票2と前記貼付総合票Aとは、同等の大きさに形成され、且つその外 周を囲むようにして粘着剤13にて剥がれ可能に貼着されている(図2及び図4 参照)。この場合の粘着剤13は、両者が貼着されているが、一度剥離すると、 再び貼り合わせができないような,剥離可能再貼着不能粘着剤である。その貼着 態様としては、幅数mm程度であって、その隅角箇所のみを除いて全周に亘って前 記配達票2と前記貼付総合票Aとが貼着されている。前記剥離可能再貼着不能粘 着剤としては、酢酸ビニール系合成樹脂剤が使用されているが、この材料に限定 されない。
【0015】 このように前記配達票2と前記貼付総合票Aとが当該外周を囲むようにして粘 着剤13にて剥がれ可能に貼着されている関係を詳述すると、前記剥離可能再貼 着不能粘着剤である粘着剤13は、前記配達票2と前記貼付総合票Aの外周を略 数mm(例えば、3mm乃至5mm程度)の幅で全部囲まれるように貼着されていたり 、或いは、剥がすときの一箇所の角部のみが前記粘着剤13は除かれて、他の周 囲が貼着されている。この場合は、そこの角部から剥がし易い。このような場合 も外周を囲むようにした実施態様に含まれるものである。また、前記配達票2の 上面において、届け先印箇所26を除いて撥水層10が塗布されている構成とな っている。これによって、その届け先印箇所26に押印が確実にできる。
【0016】 ノーカーボンタイプの第1実施の形態として、図3に示すように、前記依頼主 控票1は上質紙のみであって、前記配達票2の上面に顔料カプセルaと顕色剤b との混合されたものが,且つその下面に顔料カプセルaがそれぞれ塗布されてい る。前記貼付総合票Aの上面に顕色剤bが,且つその下面に顔料カプセルaがそ れぞれ塗布されている。前記売上票6の上面に顕色剤bが塗布されている。この ようなノーカーボンタイプの場合には、取扱者や配達人等にとって手や衣服が汚 れず、また、保管した帳票等であっても再生紙の材料にできる。
【0017】 図8(A)及び(B)に示すように、配送伝票の1枚目から4枚目(1p〜4 p)の帳票を横長とし、且つ前記依頼主控票1の記入枠8に対応する他の3枚の 帳票の複写枠9の届け先用複写部9aが帳票の左側半分位置に、且つ前記複写枠 9の依頼主用複写部9bが帳票の右側にそれぞれ形成されている。これによって 、前記貼付総合票Aの左側半分が貼付票3として、右側半分が不在票4として構 成されている。この左右半分位置でミシン目20にて切り取り自在にされている 。該ミシン目20のみが形成されることもあるし、該ミシン目20の他に粘着剤 等が塗布された部分が設けられることもある。即ち、前記貼付票3の下面に、前 記ミシン目20に沿って細長の再剥離性粘着剤21が塗布され、前記売上票6の 上面には、前記ミシン目20に沿った再剥離性粘着剤21に対応する位置に剥離 層22が塗布されることもある。前記再剥離性粘着剤21及び剥離層22の幅は 約5mm内外に形成され、且つ前記再剥離性粘着剤21及び剥離層22の材質は、 前記再剥離性粘着剤11及び剥離層12と同等に構成されている。これによって 、図5に示すように、不在票4付き届け先控票5を剥がすときに、貼付票3が剥 がれることを防止でき、確実に不在票4付き届け先控票5のみを剥がすことがで きる。
【0018】 前記貼付票3には、伝票番号を入れた問い合わせ伝票番号部23が入れられ、 荷物がどこの箇所に配送されているかをコンピュータ管理できるようになってい る。また、前記不在票4付き届け先控票5には、不在の旨及び電話問い合わせの 番号等を入れた不在メッセージ部24が設けられている(図5参照)。具体的に は、不在メッセージとしては、「本日伺いましたが、不在でしたので、次いつお 伺いしたらよろしいか、下記にお電話下さい。」と掲載されている。
【0019】 次に、取扱店用の配送伝票の取扱等を図12に基づいて説明する。配送を希望 する依頼人が、荷物を全国等に発送する運送店(以下「発店」という)に、直接 荷物を持ち込んできた場合に(又は発店が依頼人の所まで荷物を受け取りに行っ た場合等を含む)、この配送伝票を使用する。まず、発店の従業員は、依頼主( 依頼人又は荷物送り人等)が記入した配送伝票の一番上の依頼主控票1を、依頼 主から金額を受け取ったときに渡す。そして、その従業員は、配送伝票の一番下 側の売上票6を剥離し、該売上票6は発店で、売上げ計上するとともに保管する 。剥がした売上票6は丸まらずに平坦状をなしている。該売上票6を剥がした直 後に、その上の貼付総合票Aを荷物の表面の判り易い箇所に貼着する。
【0020】 そして、荷物と共に、2枚目の配達票2と3枚目の貼付総合票Aを貼着した伝 票は、荷物の届け先に近い箇所で、前記発店関連の運送店(以下「着店」という )に配送する。このときの配送伝票の表面は、2枚目の配達票2であり、撥水層 10が塗布されており、雨水に晒されても損傷等を回避できる。着店に配送され た荷物の配送伝票の配達票2は、着店の配送用のドライバー等の作業員によって 、剥がされ、その配達区域の配達順にトラック等の作業車に積まれる。これで、 届け先宅に伺う。該届け先宅に家族がおれば、その配送伝票付きの荷物を届け、 配達票2に届け先印を押印してもらい、該配達票2を持ち帰り、この荷物を無事 配送したことをコンピュータに打ち込み終了する。
【0021】 ところで、届け先が不在の場合には、配送伝票の貼付総合票Aの不在票4付き 届け先控票5のみを剥がし、その宅の玄関先に、不在票4付き届け先控票5を置 いてくるのみで、不在通知及び問い合わせ電話等を催促ができる。この場合、そ の宅では依頼主(依頼人又は荷物送り人等)が分かれば、その宅なる届け先(届 け先自身の住所,氏名)がなくとも、不在票4としての価値は果たせる。また、 残った荷物には、貼付票3のみが貼着されていたとしても、そこに届け先は複写 されており、配達人が配達するには十分であり、再度,届け先に荷物を配送でき る。その配送先である届け先では、配達票2と比較することができ、荷物と同一 であることが証明でき、依頼主からの荷物を届け先に正確に配送できる。また、 依頼主として、荷物を送ったのに相手からの返事等もなく、その荷物が遅れてい たりする場合には、その配送伝票の問い合わせ伝票番号部にて問い合わせれば、 どこどこに配送中等の返事ができる。特に、不在票4を届け先に置いてきた場合 であって、着店に保管されている場合であっても、その荷物の所在は正確に確認 できる。
【0022】 次に、第1実施形態の変形としては、図9(A),(B)に示すように、1枚 目から4枚目の帳票を横長とし、且つ前記依頼主控票1の記入枠8に対応する他 の5枚の帳票の複写枠9の届け先用複写部9aが帳票の上半分位置に、且つ前記 複写枠9の依頼主用複写部9bが帳票の下半分位置にそれぞれ設けられ、前記貼 付総合票Aの上半分が貼付票3,その下半分が不在票4付き届け先控票5として 構成されている。この上下半分位置でミシン目25にて切り取り自在にされてい る。該ミシン目25のみが形成されることもあるし、該ミシン目25の他に粘着 剤等が塗布された部分が設けられることもある。即ち、前記貼付票3の下面に、 前記ミシン目25に沿って細長の再剥離性粘着剤21′が塗布され、前記売上票 6の上面には、前記ミシン目25に沿った再剥離性粘着剤21′に対応する位置 に剥離層22′が塗布されることもある。前記再剥離性粘着剤21′及び剥離層 22′の幅は約5mm内外に形成され、且つ前記再剥離性粘着剤21′及び剥離層 22′の材質は、前記再剥離性粘着剤11及び剥離層12と同等に構成されてい る。他の構成部材又は構成剤等は、前述の第1実施形態と同一であり、その符号 及び説明は省略する。このように上下を分けて貼付票3,不在票4付き届け先控 票5としても、不在時において剥がすときに、剥がす長さが少し長くなるが、第 1実施形態の場合と略同様にできる。
【0023】 また、第1実施形態の変形としては、図10(A),(B)に示すように、前 記貼付総合票Aの下面に全体の外周の三辺を囲むようにして再剥離性粘着剤11 が貼着されている。前記売上票6の上面にも、前記再剥離性粘着剤11に対応し て全体の外周の三辺を囲むようにして剥離層12が塗布されている。この場合に は、運送時の剥がれ防止のために、その粘着力は少しでも増加させることが好ま しい。
【0024】 次に、第2実施形態としては、図13(A)に示すように、第1実施形態と同 様に4枚からなる横長で方形状なした配送伝票であって、複写カーボン型である 。前記依頼主控票1,配達票2及び貼付総合票Aの少なくとも一部の下面には複 写カーボンcが塗布されている。さらに具体的には、前記依頼主控票1,配達票 2及び貼付総合票Aのそれぞれの下面に複写カーボンcが塗布されており、配達 票2のみが撥水性を有する合成紙より構成されている。この他の構成は、第1実 施形態,第1実施形態の変形例,第2実施形態と同様であり、その符号及び説明 を省略する。このような構成であっても、手,衣服が汚れやすい不都合を除けば 、第1実施形態,第1実施形態の変形例,第2実施形態と同様の作用をなしうる 。
【0025】 また、第2実施形態の変形例としては、図13(B)に示すように、前記配達 票2及び貼付総合票Aのそれぞれの下面に複写カーボンcが塗布されており、配 達票2のみが撥水性を有する合成紙より構成されている。さらに、依頼主控票1 は上質紙のみで、配達票2の上面に撥水層10が塗布され、且つ顔料カプセルa と顕色剤bとの混合されたものが,且つその下面に複写カーボンcがそれぞれ塗 布されている。この他の構成は、前記第3実施形態と同様であり、符号及び説明 を省略する。この変形例でも、第3実施形態と同様の作用をなすことができる。
【0026】 さらに、第3実施形態としては、図14(A),(B)に示すように、前記貼 付票3箇所の問い合わせ伝票番号部23箇所のみがミシン目35で囲まれ、且つ 前記問い合わせ伝票番号部23箇所の下面には非剥離性粘着剤40(一般的強粘 着剤ともいう。)が塗布されている。具体的には、前記再剥離性粘着剤11,2 1を塗布した範囲内において、特に、前記貼付票3の端辺箇所に問い合わせ伝票 番号部23が形成され、この箇所のみの下面に非剥離性粘着剤40が塗布されて いる。該非剥離性粘着剤40とは、殆ど剥がれない粘着力を有するものや、全く 剥がすことができない粘着力のものも含まれる。このようにすることにより、輸 送時において、万が一、貼付票3が剥がれたりした場合であっても、その問い合 わせ伝票番号部23は確実に荷物に付いており、この問い合わせ伝票番号部23 から荷物の所在等を確実に管理することができるし、その問い合わせ伝票番号部 23のみが付いた荷物が着点に着いたとしても、その番号からコンピュータで割 り出し、届け先に正確に届けることができるという安全性を備えたものにできる 。また、その問い合わせ伝票番号部23が剥がれなくても、小片の番号のみであ り、荷物を包んだダンボール箱は十分に再利用可能である。また、ダンボール箱 に小片の番号のみが付いていたとしても、依頼主や届け先等の住所,氏名,名称 等は全く付いておらず、個人又は企業等の秘密保持にも貢献できる。
【0027】
請求項1の考案における配送伝票によれば、先ず第1に、剥離紙である売上票 6を保存,取扱に良好に平坦状にでき有効に使用できるし、第2に、剥離紙であ る売上票6にも十分複写可能であるし、第3に貼付総合票Aにおいて、貼付票3 であるとともに剥がし自在の不在票4付き届け先控票5を簡単な構成にでき、ひ いては配達効率を格段と向上させることができる等の効果を奏する。
【0028】 この効果を詳述すると、1枚目の依頼主控票1と、2枚目の配達票2と、3枚 目の貼付総合票Aと、4枚目の売上票6としたことで、特に、運送店等の発店で の伝票の取扱が容易にできる。即ち、3pの貼付総合票Aの下面の再剥離性粘着 剤11に前記売上票6(4p)の剥離層12が貼着されているため、その剥離紙 である売上票6を剥がすことで、これがそのまま発店の控えとして使用できるこ とに便利性がある。さらに、剥離層12は再剥離性粘着剤11に対応しており、 剥がすときに力を必要としないために、その売上票6の剥がす面は伸びが生ぜず 、剥離層12を塗布した売上票6は丸まらないようにできる。発店にとって、極 めて、保管,取扱に便利なものとして提供できる。さらに、売上票6の複写枠9 の外形は,前記剥離層12の内側形と同等又は縮小に形成されているため、剥離 層12上には複写文字は複写されない構成であり、普通紙上への複写のみとなっ ており、複写された文字等は確実に読み取り可能となって発店の控えとして十分 に機能できるものである。
【0029】 さらに、貼付総合票Aは、複写枠9の届け先用複写部9aを有する貼付票3と 前記複写枠9の依頼主用複写部9bを有する不在票4付き届け先控票5とを略半 分に分離可能であって、その下面には再剥離性粘着剤11が貼着されているため 、届け先宅が万が一不在であっても、その依頼主用複写部9bを有する不在票4 付き届け先控票5を、貼付票3から切り取って、不在宅の玄関等の分かり易い箇 所に差し込んだり、置いてくることで、前述の配送伝票とは別個独立した不在票 等にわざわざ記入するような手間がなく、極めてドライバー等の作業員にとって は便利なものにできる利点がある。届け先にとっても、依頼主(荷送り人)名と 品名が判れば、不在票として十分に役割をなすものである。さらに、荷物に貼着 された貼付票3には届け先用複写部9aを有しているため、配達に何らの支障も ないし、再び、配達した場合には、別の届け先控票5や配達票2にて荷物と依頼 主,届け先等は正確に把握でき、問題の生ずる余地はない。
【0030】 次に、請求項2の考案においては、請求項1において、前記貼付総合票Aの再 剥離性粘着剤11はその外周の四辺を囲むようにしてなる配送伝票としたことに より、剥がすことはできるが、輸送中に十分なる貼着力を保持し、配送伝票が脱 落等しないものにできる。
【0031】 請求項3の考案においては、請求項2において、前記配達票2に形成された届 け先印26箇所を除いて撥水層10が塗布され、前記配達票2と前記貼付総合票 Aとはそれぞれ当該外周を囲むようにして粘着剤13にて剥がれ可能に貼着され てなる配送伝票としたことにより、荷物の表面となる配達票2は撥水層10にて 雨水に晒されても損傷のないものにできるし、届け先印26箇所は撥水層10が ないため、届け先印を鮮明に押すことができ、配達した証明を長期に渡って保存 できる。
【0032】 請求項4の考案においては、請求項3において、前記配達票2と前記貼付総合 票Aとの粘着剤13を剥離可能再貼着不能粘着剤としてなる配送伝票としたこと により、特に、配達票2の周りがべとつかず、良好なる控えにでき、特に、会社 等で、荷受けした場合の取扱,保管等に便利である。
【0033】 請求項5の考案においては、請求項2において、前記配達票2上面に顔料カプ セルaと顕色剤bとが,且つその下面に顔料カプセルaがそれぞれ塗布され、前 記貼付総合票Aの上面に顕色剤bが,且つその下面に顔料カプセルaがそれぞれ 塗布され、前記売上票6の上面に顕色剤bが塗布されてなる配送伝票としたこと により、いわゆるノーカーボン紙で構成され、作業員の手や衣服等が汚れず、快 適に作業できるのみならず、保管等された控票は再生紙の原料にも提供でき、地 球環境保護につながる。
【0034】 請求項6の考案においては、請求項2において、前記依頼主控票1,配達票2 及び貼付総合票Aの少なくとも一部の下面には複写カーボンcが塗布されてなる 配送伝票としたことにより、作業員の手や衣服等が汚れることがある他は、請求 項2と同等の効果を奏する。
【0035】 請求項7の考案においては、請求項2において、1枚目から4枚目の帳票を横 長とし、前記依頼主控票1の記入枠8に対応する他の3枚の帳票の複写枠9の届 け先用複写部9aを帳票の左側半分位置に、且つ前記複写枠9の依頼主用複写部 9bを帳票の右側にそれぞれ設け、前記貼付総合票Aの左側を貼付票3,右側を 不在票4付き届け先控票5としてなり、左右半分位置でミシン目20にて切り取 り自在としてなる配送伝票としたことにより、貼付票3と不在票4付き届け先控 票5との切り離しが縦で最小範囲であり、容易にできる。
【0036】 請求項8の考案においては、請求項7において、左側の貼付票3の箇所に入る ように問い合わせ伝票番号部23を設け、該問い合わせ伝票番号部23の位置に 対応するようにそれぞれ他の帳票にも問い合わせ伝票番号部23を設けてなる配 送伝票としたことにより、配送中等の事故等の際に、荷物の所在を正確且つ迅速 に把握できる。これは、特に、不在票4付き届け先控票5を不在宅に置いてきた 場合でも、貼付票3に問い合わせ伝票番号部23が付いているため、いかなる事 故等が生じたときにも対応できる。
【0037】 請求項9の考案においては、請求項2において、1枚目から4枚目の帳票を横 長とし、前記依頼主控票1の記入枠8に対応する他の3枚の帳票の複写枠9の届 け先用複写部9aを帳票の左側上半分位置に、且つ前記複写枠9の依頼主用複写 部9bを帳票の左側下半分位置にそれぞれ設け、前記貼付総合票Aの上半分を貼 付票3,その下半分を不在票4付き届け先控票5としてなり、上下半分位置でミ シン目25にて切り取り自在としてなる配送伝票としたことにより、貼付票3と 不在票4付き届け先控票5との切り離しの距離はあるが、確実に分離でき、不在 票4付き届け先控票5としての機能を果たすことができる。
【0038】 請求項10の考案においては、請求項9において、上半分側の貼付票3の箇所 に入るように問い合わせ伝票番号部23を設け、該問い合わせ伝票番号部23の 位置に対応するようにそれぞれ他の帳票にも問い合わせ伝票番号部23を設けて なる配送伝票としたことにより、請求項8と同等の効果を生ずる。
【0039】 請求項11の考案においては、請求項7において、前記貼付票3の下面にミシ ン目20,25に沿って細長の再剥離性粘着剤21を塗布し、前記売上票6の上 面に,前記ミシン目20,25に沿った再剥離性粘着剤21に対応する位置に剥 離層22を塗布し、その再剥離性粘着剤21と対応する剥離層22とを貼着して なる配送伝票としたことにより、不在票4付き届け先控票5を、ミシン目20, 25でつながった貼付票3から剥がすのに、誤って貼付票3を剥がすことなく、 確実且つ迅速に不在票4付き届け先控票5のみを剥がすことができる。
【0040】 請求項12の考案においては、請求項2において、前記不在票4付き届け先控 票5には、不在の旨及び電話問い合わせの番号等を入れた不在メッセージ部24 を有してなる配送伝票としたことにより、不在者にとって、十分なる問い合わせ ができる。
【0041】 請求項13の考案においては、請求項8において、前記貼付票3箇所の問い合 わせ伝票番号部23箇所のみがミシン目35で囲まれ、且つ前記問い合わせ伝票 番号部23箇所の下面には非剥離性粘着剤40が塗布されてなる配送伝票とした ことにより、輸送時において、万が一、貼付票3が剥がれたりした場合であって も、その問い合わせ伝票番号部23のみは確実に荷物に付いており、この問い合 わせ伝票番号部23から荷物の所在等を確実に管理できるし、且つその番号から コンピュータで割り出し、届け先に正確に届けることができるという安全性を備 えたものにできる効果を奏する。また、その問い合わせ伝票番号部23が剥がれ なくても、小片の番号のみであり、荷物を包んだダンボールは十分に再利用可能 である。
【図1】(A)は本考案の第1実施態様の斜視図 (B)は貼付総合票を荷物の表面に貼付した状態の一部
斜視図 (C)は剥がした売上票の斜視図
斜視図 (C)は剥がした売上票の斜視図
【図2】本考案の第1実施態様の分解した各帳票の斜視
図
図
【図3】本考案の第1実施態様の分解した各帳票のノー
カーボン複写関係の構成を表した側面図
カーボン複写関係の構成を表した側面図
【図4】本考案の第1実施態様の分解した各帳票の貼着
構成を表した側面図
構成を表した側面図
【図5】(A)は貼付総合票の平面図 (B)は荷物に貼付した貼付総合票から不在票を剥がし
始めた状態の平面図 (C)は荷物に貼付した貼付総合票から不在票を剥がす
途中の状態の平面図 (D)は荷物に貼付した貼付総合票から不在票を剥がし
完了し、折り畳んだ斜視図
始めた状態の平面図 (C)は荷物に貼付した貼付総合票から不在票を剥がす
途中の状態の平面図 (D)は荷物に貼付した貼付総合票から不在票を剥がし
完了し、折り畳んだ斜視図
【図6】貼付総合票と売上票との複写枠及び貼着関係を
表した分離斜視図
表した分離斜視図
【図7】貼付総合票の一部裏面図
【図8】(A)は貼付総合票の平面図 (B)は売上票の平面図
【図9】(A)は別の実施態様の貼付総合票の平面図 (B)は別の実施態様の売上票の平面図
【図10】(A)は別の実施態様の貼付総合票の平面図 (B)は別の実施態様の売上票の平面図
【図11】(A)は本考案の貼付総合票と売上票との剥
離途中の一部状態図 (B)は従来技術による帳票と剥離紙との剥離途中の一
部状態図
離途中の一部状態図 (B)は従来技術による帳票と剥離紙との剥離途中の一
部状態図
【図12】本考案を使っての輸送関係のブロック図
【図13】(A)は本考案の別の実施態様の分解した各
帳票のカーボン複写関係の構成を表した側面図 (B)は本考案のさらに別の実施態様の分解した各帳票
のカーボン複写関係の構成を表した側面図
帳票のカーボン複写関係の構成を表した側面図 (B)は本考案のさらに別の実施態様の分解した各帳票
のカーボン複写関係の構成を表した側面図
【図14】(A)は本考案のさらに別の実施態様の貼付
票兼不在票の斜視図 (B)は(A)の裏面図
票兼不在票の斜視図 (B)は(A)の裏面図
【図15】(A)は本考案のさらに別の実施態様の貼付
票兼不在票を荷物に付けた後に、問い合わせ伝票番号部
箇所を除いて剥がれる状態の斜視図 (B)は問い合わせ伝票番号部箇所を除いて剥がれた貼
付票兼不在票の平面図 (C)は問い合わせ伝票番号部箇所のみが荷物に貼りつ
いた状態の要部平面図
票兼不在票を荷物に付けた後に、問い合わせ伝票番号部
箇所を除いて剥がれる状態の斜視図 (B)は問い合わせ伝票番号部箇所を除いて剥がれた貼
付票兼不在票の平面図 (C)は問い合わせ伝票番号部箇所のみが荷物に貼りつ
いた状態の要部平面図
A…貼付総合票 1…依頼主控票 2…配達票 3…貼付票 4…不在票 5…届け先控票 6…売上票 8…記入枠 8a…届け先用記入部 8b…依頼主用記入部 9…複写枠 9a…届け先用複写部 9b…依頼主用複写部 10…撥水層 11,21,21′…再剥離性粘着剤 12,22,22′…剥離層 13…粘着剤 20,25,35…ミシン目 23…問い合わせ伝票番号部 24…不在メッセージ部 26…届け先印箇所 40…非剥離性粘着剤 a…顔料カプセル b…顕色剤 c…複写カーボン
Claims (13)
- 【請求項1】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の少なくとも三
辺を囲むようにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前
記複写枠の届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠
の依頼主用複写部を有する不在票付き届け先控票とが略
半分に分離可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面
に,前記再剥離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布
され,且つ前記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内
側形と同等又は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥
離性粘着剤と前記剥離層とが貼着された売上票とからな
ることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項2】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むよ
うにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の
届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用
複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分離
可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥
離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前
記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等又
は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と
前記剥離層とが貼着された売上票とからなることを特徴
とする配送伝票。 - 【請求項3】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むよ
うにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の
届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用
複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分離
可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥
離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前
記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等又
は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と
前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、前記配達
票に形成された届け先印箇所を除いて撥水層が塗布さ
れ、前記配達票と前記貼付総合票とはそれぞれ当該外周
を囲むようにして粘着剤にて剥がれ可能に貼着されてな
ることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項4】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むよ
うにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の
届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用
複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分離
可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥
離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前
記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等又
は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と
前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、前記配達
票に形成された届け先印箇所を除いて撥水層が塗布さ
れ、前記配達票と前記貼付総合票とはそれぞれ当該外周
を囲むようにして粘着剤にて剥がれ可能に貼着され、前
記配達票と前記貼付総合票との粘着剤を剥離可能再貼着
不能粘着剤としてなることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項5】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むよ
うにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の
届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用
複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分離
可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥
離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前
記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等又
は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と
前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、前記配達
票の上面に顔料カプセルと顕色剤とが,且つその下面に
顔料カプセルがそれぞれ塗布され、前記貼付総合票の上
面に顕色剤が,且つその下面に顔料カプセルがそれぞれ
塗布され、前記売上票の上面に顕色剤が塗布されてなる
ことを特徴とする配送伝票。 - 【請求項6】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むよ
うにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の
届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用
複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分離
可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥
離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前
記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等又
は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と
前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、前記依頼
主控票,配達票及び貼付総合票の少なくとも一部の下面
には複写カーボンが塗布されてなることを特徴とする配
送伝票。 - 【請求項7】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むよ
うにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の
届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用
複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分離
可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥
離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前
記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等又
は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と
前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、1枚目か
ら4枚目の帳票を横長とし、前記依頼主控票の記入枠に
対応する他の3枚の帳票の複写枠の届け先用複写部を帳
票の左側半分位置に、且つ前記複写枠の依頼主用複写部
を帳票の右側半分位置にそれぞれ設け、前記貼付総合票
の左側を貼付票,右側を不在票付き届け先控票としてな
り、左右半分位置でミシン目にて切り取り自在としてな
ることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項8】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むよ
うにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の
届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用
複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分離
可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥
離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前
記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等又
は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と
前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、1枚目か
ら4枚目の帳票を横長とし、前記依頼主控票の記入枠に
対応する他の3枚の帳票の複写枠の届け先用複写部を帳
票の左側半分位置に、且つ前記複写枠の依頼主用複写部
を帳票の右側半分位置にそれぞれ設け、前記貼付総合票
の左側を貼付票,右側を不在票付き届け先控票としてな
り、左右半分位置でミシン目にて切り取り自在とし、左
側の貼付票箇所に入るように問い合わせ伝票番号部を設
け、該問い合わせ伝票番号部位置に対応するようにそれ
ぞれ他の帳票にも問い合わせ伝票番号部を設けてなるこ
とを特徴とする配送伝票。 - 【請求項9】 4枚からなり、1枚目に形成された記入
枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成された
複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目の
それぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じられ
てなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2枚
目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲むよ
うにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠の
届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主用
複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分離
可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再剥
離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ前
記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等又
は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤と
前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、1枚目か
ら4枚目の帳票を横長とし、前記依頼主控票の記入枠に
対応する他の4枚の帳票の複写枠の届け先用複写部を帳
票の上半分位置に、且つ前記複写枠の依頼主用複写部を
帳票の下半分位置にそれぞれ設け、前記貼付総合票の上
半分を貼付票,その下半分を不在票付き届け先控票とし
てなり、上下半分位置でミシン目にて切り取り自在とし
てなることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項10】 4枚からなり、1枚目に形成された記
入枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成され
た複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目
のそれぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じら
れてなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2
枚目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲む
ようにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠
の届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主
用複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分
離可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再
剥離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ
前記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等
又は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤
と前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、1枚目
から4枚目の帳票を横長とし、前記依頼主控票の記入枠
に対応する他の4枚の帳票の複写枠の届け先用複写部を
帳票の上半分位置に、且つ前記複写枠の依頼主用複写部
を帳票の下半分位置にそれぞれ設け、前記貼付総合票の
上半分を貼付票,その下半分を不在票付き届け先控票と
してなり、上下半分位置でミシン目にて切り取り自在と
し、上半分側の貼付票箇所に入るように問い合わせ伝票
番号部を設け、該問い合わせ伝票番号部位置に対応する
ようにそれぞれ他の帳票にも問い合わせ伝票番号部を設
けてなることを特徴とする配送伝票。 - 【請求項11】 4枚からなり、1枚目に形成された記
入枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成され
た複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目
のそれぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じら
れてなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2
枚目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲む
ようにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠
の届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主
用複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分
離可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再
剥離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ
前記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等
又は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤
と前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、1枚目
から4枚目の帳票を横長とし、前記依頼主控票の記入枠
に対応する他の3枚の帳票の複写枠の届け先用複写部を
帳票の左側半分位置に、且つ前記複写枠の依頼主用複写
部を帳票の右側半分位置にそれぞれ設け、前記貼付総合
票の左側を貼付票,右側を不在票付き届け先控票として
なり、左右半分位置でミシン目にて切り取り自在とし、
前記貼付票の下面にミシン目に沿って細長の再剥離性粘
着剤を塗布し、前記売上票の上面に,前記ミシン目に沿
った再剥離性粘着剤に対応する位置に剥離層を塗布し、
その再剥離性粘着剤と対応する剥離層とを貼着してなる
ことを特徴とする配送伝票。 - 【請求項12】 4枚からなり、1枚目に形成された記
入枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成され
た複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目
のそれぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じら
れてなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2
枚目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲む
ようにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠
の届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主
用複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分
離可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再
剥離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ
前記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等
又は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤
と前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、前記不
在票には、不在の旨及び電話問い合わせの番号等を入れ
た不在メッセージ部を有してなることを特徴とする配送
伝票。 - 【請求項13】 4枚からなり、1枚目に形成された記
入枠からの記入にて他の3枚の帳票にそれぞれ形成され
た複写枠内に複写可能とし、且つ前記1枚目から3枚目
のそれぞれの帳票は重ねられて少なくとも一端が綴じら
れてなる配送伝票において、1枚目の依頼主控票と、2
枚目の配達票と、3枚目の下面にその外周の四辺を囲む
ようにして再剥離性粘着剤が貼着され,且つ前記複写枠
の届け先用複写部を有する貼付票と前記複写枠の依頼主
用複写部を有する不在票付き届け先控票とが略半分に分
離可能にされた貼付総合票と、4枚目の上面に,前記再
剥離性粘着剤に対応する位置に剥離層が塗布され,且つ
前記4枚目の複写枠の外形は前記剥離層の内側形と同等
又は縮小に形成され,前記貼付総合票の再剥離性粘着剤
と前記剥離層とが貼着された売上票とからなり、1枚目
から4枚目の帳票を横長とし、前記依頼主控票の記入枠
に対応する他の3枚の帳票の複写枠の届け先用複写部を
帳票の左側半分位置に、且つ前記複写枠の依頼主用複写
部を帳票の右側半分位置にそれぞれ設け、前記貼付総合
票の左側を貼付票,右側を不在票付き届け先控票として
なり、左右半分位置でミシン目にて切り取り自在とし、
左側の貼付票箇所に入るように問い合わせ伝票番号部を
設け、該問い合わせ伝票番号部位置に対応するようにそ
れぞれ他の帳票にも問い合わせ伝票番号部を設け、前記
貼付票箇所の問い合わせ伝票番号部箇所のみがミシン目
で囲まれ、且つ前記問い合わせ伝票番号部箇所の下面に
は非剥離性粘着剤が塗布されてなることを特徴とする配
送伝票。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009128U JP3069359U (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 配送伝票 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009128U JP3069359U (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 配送伝票 |
Publications (1)
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ID=43202824
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0426259U (ja) * | 1990-06-20 | 1992-03-02 | ||
JP2015051625A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-03-19 | 大日本印刷株式会社 | 連続帳票 |
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1999
- 1999-11-30 JP JP1999009128U patent/JP3069359U/ja not_active Expired - Fee Related
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