JP3086522U - 付録綴込書籍 - Google Patents

付録綴込書籍

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JP3086522U
JP3086522U JP2001007976U JP2001007976U JP3086522U JP 3086522 U JP3086522 U JP 3086522U JP 2001007976 U JP2001007976 U JP 2001007976U JP 2001007976 U JP2001007976 U JP 2001007976U JP 3086522 U JP3086522 U JP 3086522U
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JP
Japan
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book
appendix
cover
plastic container
foamed plastic
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JP2001007976U
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Inventor
和仁 小林
庸光 林
Original Assignee
株式会社講談社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】書籍に付ける付録を軽く体裁の良い容器内に収
納し、かつ付録を収納した容器を書籍の本文頁と一緒に
表紙内に綴込んで、全体が一冊の本であるように構成し
た書籍を目的とする。 【課題を解決するための手段】 貫通穴6が内部に設け
られた発泡スチロール板7の両面に表カバー8と裏カバ
ー9とを貼着して付録を収納し得る発泡プラスチック容
器2を形成し、書籍の本文頁3上に該発泡プラスチック
容器2を積層し、これ等を表紙4でくるむと共に、表紙
4の背表紙4bを前記発泡プラスチック容器2と本文頁3
の背面に貼着して書籍状に構成した書籍1の構造であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は書籍内に付録が収納された容器を一体的に綴込んだ構造の書籍に係り 、特に表カバー及び裏カバーによって被覆された発泡プラスチック容器を書籍の 本文頁と共に積層しかつこれ等に無線とじ方式により表紙を取付けて構成した付 録綴込書籍に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、雑誌等の書籍に比較的嵩張る付録を付けて販売する場合には、付録を書 籍と全く別体で構成し、付録を袋内に収納し、かつ付録が収納された袋を書籍の 裏側に貼着して構成するか、或は書籍の間に単に挟み込んで構成するのが一般的 であった。
【0003】 また、フロッピーディスクやCDROM等のように比較的肉薄の付録を書籍に 付ける場合には、これ等のフロッピーディスクやCDROM等の付録を厚紙の中 に挟み込んで収納し、付録が収納された厚紙を書籍の本文頁と一緒に積層して付 録付書籍を構成していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然るに、前者の如く、付録を袋内に収納し、かつ付録が収納された袋を書籍の 裏側に貼着して構成するか或は書籍の間に単に挟み込んで構成する方式は、全体 的に体裁が極めて悪いと共に、付録が書籍より簡単に脱落してしまう問題があっ た。
【0005】 また、後者の如く、厚紙の中に挟み込める付録は極めて肉薄のものに限定され る欠点があると共に、かつ付録を挟み込む厚紙は堅くしかも重い等の問題があっ た。
【0006】 本考案に係る付録綴込書籍は、前述の従来の多くの問題点に鑑み開発された全 く新しい技術であって、特に全体の感触が柔かでかつ軽い発泡プラスチック容器 を使用し、その内部に設けられた貫通穴に付録を収納すると共にその貫通穴を表 カバーと裏カバーで閉鎖し、さらにこの発泡プラスチック容器を本の表紙内に無 線とじで綴込んで構成した極めて体裁の良い付録綴込書籍に関するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る付録綴込書籍は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技術で あって、その第1考案の要旨は、内部に貫通穴が設けられかつ該貫通穴が表カバ ーと裏カバーで閉鎖された付録等を収納し得る発泡プラスチック容器を書籍の本 文頁と共に積層し、かつこれ等の発泡プラスチック容器と書籍の本文頁との背面 に表紙の背表紙を貼着して構成したことを特徴とした付録綴込書籍である。
【0008】 前述の第1考案に於ては、内部に貫通穴が設けられた発泡プラスチック容器を 付録を収納する容器として使用したので、全体が軽くかつ感触が柔かな容器を構 成することが出来、これによって、付録を収納した容器を書籍の本文頁に積層し て一体的に体裁良く綴込むことが出来る。
【0009】 発泡プラスチック容器の貫通穴は、表カバーと裏カバーとによって閉鎖されて いるので、体裁が良く、かつ付録を取り出す際には、これ等のカバーを引裂くこ とによっても簡単に取り出すことが出来る。
【0010】 本考案に係る付録綴込書籍の第2考案の要旨は、前記発泡プラスチック容器の 表カバーの所定位置に収納した付録を覗くことが可能な窓を設けて構成したこと を特徴とした第1考案の付録綴込書籍である。
【0011】 前述の第2考案に於ては、発泡プラスチック容器の表カバーの所定位置に窓を 設けて構成したので、この窓を介して容器内を覗くことが出来、これによって容 器内に収納した付録を外部から確認することが出来る。
【0012】 本考案に係る付録綴込書籍の第3考案の要旨は、内部に貫通穴が設けられかつ 該貫通穴が表カバーと裏カバーで閉鎖された付録等を収納し得る発泡プラスチッ ク容器の背面に表紙の背表紙を貼着して全体を書籍状に構成したことを特徴とし た付録綴込書籍である。
【0013】 前述の第3考案に於ては、付録等が収納し得る前述の発泡プラスチック容器の 背面に表紙の背表紙を貼着して発泡プラスチック容器に表紙を取付けたので、付 録を収納した容器をあたかも書籍であるかのような体裁に構成することが出来る 。従って、付録のみをこの状態で書店等に於て一般書籍と同様に販売することが 出来る。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案の実施例を図により説明すると、図1は本考案に係る書籍を開いてその 一部を切欠した斜視説明図、図2は図1の書籍を閉じた状態の斜視図、図3は付 録を収納する容器の構成部品を示す説明図、図4は容器より付録を取出す状態の 斜視説明図、図5は他例の付録綴込書籍の説明図である。
【0015】 図1乃至図4に於て、1は本考案に係る書籍であって、付録を収納し係る発泡 プラスチック容器2が書籍の本文頁3と一緒に積層されると共に、表紙4によっ て両者が一体的に無線とじ方式で綴込まれている。
【0016】 前記表紙4は表表紙4a、背表紙4b及び裏表紙4cよりなり、この背表紙4bが 相互に積層された発泡プラスチック容器2と本文頁3の背面に接着剤を介して貼 着されることによって、発泡プラスチック容器2と本文頁3とはあたかも一冊の 書籍のように綴込まれている。図中5は前記表紙4に披露されたブックカバーで ある。
【0017】 前記発泡プラスチック容器2は、特に図3(a)、(b)に示す如く、内部に貫通 穴6が設けられた2枚の発泡スチロール板7を接着剤を介して剥離可能な状態で 貼着し、かつ、これ等の一体的に貼着された発泡スチロール板7の両面に夫々表 カバー8と裏カバー9とを貼着することによって、前記貫通穴6の部分に付録( 図示せず)を収納することが出来るように構成されている。前記表カバー8の一 部には透明フィルムが貼られた窓10が設けられている。また、裏カバー9には 切取ミシン線11が設けられている。
【0018】 本考案に使用される発泡プラスチック容器2は、主体部分が発泡プラスチック で形成されているので、全体が軽くかつ感触が柔かである。かつ、表裏面には夫 々表カバー8或は裏カバー9が貼着されているので、体裁が良く、しかもこれ等 のカバー8、9には美麗な多色印刷が可能である。
【0019】 本考案の書籍を組み立て構成する際には、特に図2に示す如く、本文頁3の上 に前述のように構成された発泡プラスチック容器2を積層し、かつこれ等を表紙 4でくるむと共に、該表紙4の背表紙4bを本文頁3と発泡プラスチック容器2 の背面に接着剤によって貼着することによって、無線とじ方式で綴込んで書籍1 を構成することが出来る。
【0020】 本考案に係る書籍1は、前述のように付録が収納された発泡プラスチック容器 2を本文頁3の上に積層し、これ等を表紙4を介して無線とじで一体的に綴込ん で構成したので、全体が一般の書籍と同じ外観を有する体裁の良い書籍として構 成されている。
【0021】 次に、書籍1より付録を取り出す場合には、特に図4(a)、(b)に示す如く、 前述のように積層された2枚の発泡スチロール板7を相互に剥離することによっ て発泡プラスチック容器2を2分割にして取り出したり、或は裏カバー9の切取 ミシン線11を指先で切断し、かつ裏カバー9を引裂くことによって取り出すこ とが出来る。
【0022】 前記実施例に於ては、発泡プラスチック容器2を2枚の発泡スチロール板7で 形成したが、肉厚が大きい発泡プラスチック板を使用すれば1枚で構成すること も可能である。また、貫通穴6は大小種々の形状のものが採用可能である。
【0023】 前記実施例に於ては、発泡プラスチック容器2を本文頁3の上に積層して、表 紙4で綴込んで書籍1を構成したが、図5に例示するように、本文頁3は全て省 略し、発泡プラスチック容器2のみに表紙4を取付けて書籍1aを構成すること も可能である。この場合には、発泡プラスチック容器2の表カバー8或は裏カバ ー9に文章や絵等を印刷して本文頁3の役割をさせることが出来る。
【0024】
【考案の効果】
本考案に於ては、内部に貫通穴が設けられた発泡プラスチック容器を付録を 収納する容器として使用したので、全体が軽くかつ感触が柔かな容器を構成する ことが出来、これによって、付録を収納した容器を書籍の本文頁に積層して一体 的に体裁良く綴込むことが出来る効果を有している。
【0025】 また、発泡プラスチック容器の貫通穴は、表カバーと裏カバーとによって閉鎖 されているので、体裁が良く、かつ付録を取り出す際には、これ等のカバーを引 裂くことによっても簡単に取り出すことが出来る効果も有している。
【0026】 本考案に於て、発泡プラスチック容器の表カバーの所定位置に窓を設けて構成 した場合には、この窓を介して容器内を覗くことが出来、これによって容器内に 収納した付録を外部から確認することが出来る効果を有している。
【0027】 さらに、本考案に於て、付録等が収納し得る前述の発泡プラスチック容器の背 面に表紙の背表紙を貼着して発泡プラスチック容器に表紙を取付けて構成した場 合には、付録を収納した容器をあたかも書籍であるかのような体裁に構成するこ とが出来る。従って、付録のみをこの状態で書店等に於て一般書籍と同様に販売 することが出来る等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る書籍を開いてその一部を切欠した
斜視説明図である。
【図2】図1の書籍を閉じた状態の斜視図である。他例
の付録綴込書籍の説明図である。面である。
【図3】付録を収納する容器の構成部品を示す説明図で
ある。
【図4】容器より付録を取出す状態の斜視説明図であ
る。
【図5】他例の付録綴込書籍の説明図である。
【符号の説明】
1:書籍 2:発泡プラスチック容器 3:書籍の本文頁 4:表紙 4a:表表紙 4b:背表紙 4c:裏表紙 5:ブックカバー 6:貫通穴 7:発泡スチロール板 8:表カバー 9:裏カバー 10:透明フィルムが貼られた窓

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に貫通穴が設けられかつ該貫通穴が
    表カバーと裏カバーで閉鎖された付録等を収納し得る発
    泡プラスチック容器を書籍の本文頁と共に積層し、かつ
    これ等の発泡プラスチック容器と書籍の本文頁との背面
    に表紙の背表紙を貼着して全体を書籍状に構成したこと
    を特徴とした付録綴込書籍。
  2. 【請求項2】 前記発泡プラスチック容器の表カバーの
    所定位置に収納した付録を覗くことが可能な窓を設けて
    構成したことを特徴とした請求項1の付録綴込書籍。
  3. 【請求項3】 内部に貫通穴が設けられかつ該貫通穴が
    表カバーと裏カバーで閉鎖された付録等を収納し得る発
    泡プラスチック容器の背面に表紙の背表紙を貼着して全
    体を書籍状に構成したことを特徴とした付録綴込書籍。
JP2001007976U 2001-12-07 2001-12-07 付録綴込書籍 Expired - Lifetime JP3086522U (ja)

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