JP4663836B2 - 不揮発性メモリ素子及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性メモリ素子及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は不揮発性メモリ素子及びその製造方法に関し、詳しくは低濃度ドーピングされたソース領域を有するフラッシュメモリ素子及びその製造方法に関する。
【0002】
<従来の技術>
不揮発性メモリセル配列の一般的な構造が1985年IDEM PP616−619の“A SINGLE TRANSISTER EPROM CELL AND ITS IMPLEMENTATION IN A 512K CMOS EEPROM”に記述されている。図1は従来の不揮発性メモリ素子のEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)型NORフラッシュ(Flash)メモリセルを示した断面図である。図1を参照すれば、半導体基板300の上部に第1絶縁膜330、浮遊ゲート340、第2絶縁膜350及び制御ゲート360が順次に形成されている。そして、半導体基板300表面の一定領域にドレーン領域310及びソース領域320、322が形成されている。ソース領域は高濃度不純物領域320及びこれを取り囲む低濃度不純物領域322より成っており、低濃度不純物領域322及び高濃度不純物領域320の一部領域は浮遊ゲート340の一部と重ねられている。又、ドレーン領域310は不純物が高濃度でドーピングされており、ドレーン領域310の一部領域は浮遊ゲート340の一部領域と重ねられている。第1絶縁膜330は電子がトンネリングできるトンネル酸化膜が使用される。
【0003】
次に、EPROM型NORフラッシュメモリセルの動作を説明する。EPROM型NORフラッシュメモリセルの動作には書き込み動作、消去動作及び読み出し動作がある。セルを書き込みするためにドレーン領域310に連結されるビットラインと制御ゲート連結されるワードラインに高電圧を印加すると、ドレーン接合でホット電子が発生する。ホット電子が第1絶縁膜330を通過して浮遊ゲート340内へ注入されてホット電子が浮遊ゲート340内に蓄積される。従って、素子のスレッショルド電圧が増加され、その結果素子が書き込みされる。書き込みされた素子を消去(erase)するために浮遊ゲート340内に蓄積された電子を除去しなければならない。ソース領域に高電圧が印加されると浮遊ゲート340内に蓄積された電子はF−Nトンネリング(Fowler−Nordhim tunneling)方式を用いてソース領域で消去される。
【0004】
従って、不揮発性メモリ素子の書き込み動作はドレーン領域310での電子注入により成る。この際、浮遊ゲート340内へ注入される電子の一部が第1絶縁膜330に捕獲(trap)される。このように捕獲された電子により第1絶縁膜の特性が劣化される。又、素子の消去動作はソース領域で成る。この際、トンネリングされる電子が浮遊ゲート340とソース領域322、320との間に形成される第1絶縁膜330に捕獲されて素子の特性を劣化させる問題点がある。
【0005】
最近、不揮発性メモリ素子の高集積化のためセルのサイズが縮小されている。しかし、ドレーン領域は浮遊ゲートの下にホットキャリヤ発生のための空乏領域が形成されなければならないのでドレーン領域と浮遊ゲートとは重ねられなければならない。又、消去動作時の印加電圧を低めるために、キャリヤが浮遊ゲートから高濃度ドーピングされたソース領域へ直接トンネリングしなければならない。キャリヤが直接トンネリングできるようにするために高濃度ドーピングされたソース領域は浮遊ゲートと一部重ねられなければならない。又、高濃度ドーピングされたソース領域で消去動作時の印加電圧により降伏現象が発生することを防止するために、低濃度ドーピングされたソース領域が高濃度ドーピングされたソース領域をくるむ構造にならなければならない。従って、ソース領域及びドレーン領域と重ねられる領域だけではなく、浮遊ゲートの下のソース領域とドレーン領域との間にメモリ素子で動作できる有効チャンネル長さを確保しなければならないので、不揮発性メモリ素子の集積度が減少する問題点がある。
【0006】
図2は高濃度ドーピングされたソース領域320と浮遊ゲート340が重ねられたメモリセルを示した断面図である。参照符号324は消去動作のためソース領域に電圧を印加した時低濃度ドーピングされたソース領域322と半導体基板300の接合領域に形成される空乏領域を示す。この際、浮遊ゲート340に蓄積された電子が矢印で表示されたソース領域へトンネリングされる。従って、高濃度ドーピングされたソース領域320と浮遊ゲート340が重ねられたメモリセルはソース領域に低い電圧を印加して電子がトンネリングできる。もし、高濃度ドーピングされたソース領域320が浮遊ゲート340と重ねられなければ、浮遊ゲート340に蓄積された電子が空乏領域を通過して高濃度ドーピングされたソース領域320へトンネリングされる。従って、高濃度ドーピングされたソース領域320と浮遊ゲート340が重ねられないメモリセルは電子をトンネリングするために高濃度ドーピングされたソース領域320に高い電圧を印加しなければならない。従って、消去動作時の印加電圧を低めるために高濃度でドーピングされたソース領域320と浮遊ゲート340は重ねられることが望ましい。従って、ソース領域でF−Nトンネリング方式を用いてゲート内に蓄積された電子を消去するメモリセルは高濃度ドーピングされたソース領域とドレーン領域とが浮遊ゲートと重ねられなければならないので不揮発性メモリ素子の集積度を向上させることが難しくなる問題点がある。
【0007】
米国特許番号4,652,897には低濃度ドーピングされたソース領域(Lightly Doped Source)を有するEPROMが開示されている。図3及び図4を参照して米国特許番号4,652,897に開示された素子の構造を説明する。図3を参照すれば、半導体基板300上に第1絶縁膜510、浮遊ゲート340、第2絶縁膜350及び制御ゲート360が順次に積層されている。そして、半導体基板300の表面にドレーン領域310、低濃度ドーピングされたソース領域502及び高濃度ドーピングされたソース領域500が形成されている。この際、低濃度ドーピングされたソース領域の不純物濃度は1×1016〜1×1017atoms/cm3であり、その長さ(図3のW1)はゲート方向へ0.3〜0.4μmである。ドレーン領域310及び低濃度ドーピングされたソース領域502が浮遊ゲート340と各々重ねられている。第1絶縁膜510はゲート酸化膜である。図4はメモリセルの書き込み時セル内の電界強度b1及び電位a1を示したグラフである。図4を参照すれば、抵抗が高い低濃度ドーピングされたソース領域502で電界強度b1が増加することが分かる。従って、図3に開示されたメモリセルは低濃度ドーピングされたソース領域502に発生したホットキャリヤが浮遊ゲート340内へ注入されることにより、メモリセルが書き込みされる。又、図3に開示されたメモリセルは電気的消去が不可能であり、紫外線に露光して浮遊ゲート340内に蓄積された電子を消去する。
【0008】
図5は浮遊ゲート340内に蓄積された電子をソース領域で電気的に消去できるメモリセルを示した断面図である。図5を参照すれば、図3の第1絶縁膜の代わりにゲート酸化膜512及び薄いトンネル酸化膜514が形成されている。従って、書き込み動作は図3に開示されたメモリセルと同一なのが、消去動作はソース領域で電気的に成る。即ち、浮遊ゲート340内に蓄積された電子を消去するために高濃度ドーピングされたソース領域500に高い電圧を印加すれば、電子がトンネル酸化膜514をトンネリングして消去される。
【0009】
<発明が解決しようとする課題>
しかし、図5に開示されたメモリセルは高濃度ドーピングされたソース領域500と浮遊ゲート340が重ねられない。従って、浮遊ゲート340内に蓄積された電子をトンネリングさせるために、低濃度ドーピングされたソース領域502の抵抗及び空乏領域を考慮した相当高い電圧が高濃度ドーピングされたソース領域500に印加されなければならない。従って、このようなメモリセルは使用上に不便な問題点がある。又、消去動作時低濃度ドーピングされたソース領域502に高い電界が印加されるので、低濃度ドーピングされたソース領域502で多くのホットキャリヤが発生して、これによりトンネル酸化膜514と低濃度ドーピングされたソース領域502との間にトラップが増加される。従って、メモリセルの抵抗が増加され、その結果メモリセルの特性が変わる問題点がある。
【0010】
本発明の目的は浮遊ゲート内に蓄積された電子を半導体基板で電気的に消去させることにより第1絶縁膜内に捕獲された電子により第1絶縁膜の特性が劣化されることを防止し、高濃度ドーピングされたソース領域の深さを縮めてメモリセルの集積度を向上させ得る不揮発性メモリ素子及びその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明の不揮発性メモリ素子は、第1導電型の半導体基板と、半導体基板上に順次に形成されている第1絶縁膜、浮遊ゲート、第2絶縁膜及び制御ゲートと、半導体基板の表面に形成されて浮遊ゲートの側壁と離隔されて形成されている第2導電型の高濃度ドーピングされたソース領域と、半導体基板の表面に形成されており、高濃度ドーピングされたソース領域と連結されて浮遊ゲートと重ねられており、不純物濃度が高濃度ドーピングされたソース領域の不純物濃度より低い第2導電型の低濃度ドーピングされたソース領域と、半導体基板の表面に形成されており、浮遊ゲートと重ねられて高濃度ドーピングされたソース領域よりさらに深く形成されており、不純物濃度が高濃度ドーピングされたソース領域と同一な第2導電型のドレーン領域とを備える。
【0012】
この際、第1絶縁膜はトンネル酸化膜であることが望ましく、70〜100Åの厚さを有することが望ましい。又、低濃度ドーピングされたソース領域は5×1017〜5×1018atoms/cm3の不純物濃度を有するのが望ましい。又、低濃度ドーピングされたソース領域は高濃度ドーピングされたソース領域の角部からゲート方向へ0.2μm以下の長さを有するのが望ましい。又、前記不揮発性メモリ素子の書き込み動作は、ドレーン領域と制御ゲートとに電圧が印加されると、ドレーン領域の空乏領域にホットキャリヤが発生され、発生されたホットキャリヤの一部がドレーン領域と浮遊ゲートの重畳領域で浮遊ゲート内へ注入されて浮遊ゲート内に蓄積されることにより成ることが望ましい。又、前記不揮発性メモリ素子の消去動作は、半導体基板に電圧が印加されると、書き込み動作により浮遊ゲート内に蓄積されたホットキャリヤが浮遊ゲートから半導体基板へトンネリングされることにより成ることが望ましい。
【0013】
前記目的を達成するために半導体基板上にセル領域と周辺回路領域とを備える不揮発性メモリ素子は、セル領域の半導体基板上に順次に形成されている第1絶縁膜、浮遊ゲート、第2絶縁膜及び制御ゲートと、セル領域の半導体基板の表面に形成されており、浮遊ゲートの側壁と離隔されて形成されている第2導電型の高濃度ドーピングされたソース領域と、セル領域の半導体基板の表面に形成されており、高濃度ドーピングされたソース領域と連結されて浮遊ゲートと重ねられており、不純物濃度が高濃度ドーピングされたソース領域の不純物濃度より低い第2導電型の低濃度ドーピングされたソース領域と、セル領域の半導体基板の表面に形成されており、浮遊ゲートと重ねられて不純物濃度が高濃度ドーピングされたソース領域と同一な第2導電型のドレーン領域と、周辺回路領域に形成されており、低濃度ドーピングされたドレーン構造を有するMOSトランジスタとを備える。この際、セル領域の低濃度ドーピングされたソース領域の不純物濃度は周辺回路領域のMOSトランジスタの低濃度ドーピングされたドレーン領域の不純物濃度より高いことが望ましい。又、セル領域のドレーン領域の深さは周辺回路領域のMOSトランジスタのドレーン領域とソース領域との深さ及びセル領域の高濃度ドーピングされたソース領域の深さよりさらに深いことが望ましい。
【0014】
前記本発明の他の目的を達成するための不揮発性メモリ素子の製造方法は、半導体基板上のセル領域に第1絶縁膜、浮遊ゲート、第2絶縁膜及び制御ゲートが積層された積層ゲートを形成する段階と、不純物をイオン注入した後拡散して積層ゲートの一部と重ねられるドレーン領域を形成する段階と、ドレーン領域の不純物濃度より低濃度で不純物をイオン注入して積層ゲートの一部と重ねられる低濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階と、積層ゲートの側面にスペーサを形成する段階と、ドレーン領域上に感光膜パターンを形成する段階と、積層ゲート、スペーサ及び感光膜パターンをマスクとして低濃度ドーピングされたソース領域にイオン注入して低濃度ドーピングされたソース領域と連結されて積層ゲートとは重ねられなく、ドレーン領域より低い深さを有する高濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階とを備える。
【0015】
この際、ドレーン領域を形成する段階は2×1015〜6×1015ions/cm2のドーズでイオン注入するのが望ましい。又、低濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階は、感光膜パターンを形成する段階と、感光膜パターンをマスクとして不純物をイオン注入する段階と、感光膜パターンを除去した後半導体基板の全面に不純物をイオン注入する段階より成ることが望ましい。この際、感光膜パターンをマスクとして不純物をイオン注入する段階は3×1013〜6×1013ions/cm2のドーズでイオン注入し、半導体基板の全面に不純物をイオン注入する段階は1×1013〜3×1013ions/cm2のドーズでイオン注入するのが望ましい。又。半導体基板の全面に不純物をイオン注入する段階と同時に半導体基板上の周辺回路領域にMOSトランジスタの低濃度ドーピングされたドレーン領域を形成するのが望ましい。又、高濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階は2×1015〜6×1015ions/cm2の濃度でイオン注入するのが望ましい。さらに望ましくは6×1015ions/cm2の濃度でイオン注入する。又、低濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階と同時に半導体基板上の周辺回路領域にMOSトランジスタの低濃度ドーピングされたドレーン領域を形成することが望ましい。又、高濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階と同時に半導体基板上の周辺回路領域にMOSトランジスタの高濃度ドーピングされたドレーン領域を形成するのが望ましい。又、半導体基板上の周辺回路領域にあるMOSトランジスタの低濃度ドーピングされたドレーン領域はセル領域の低濃度ドーピングされたソース領域より不純物濃度を低く形成するのが望ましい。又、セル領域のドレーン領域はセル領域の高濃度ドーピングされたソース領域及び半導体基板上の周辺回路領域の高濃度ドーピングされたドレーン領域よりさらに深く形成するのが望ましい。又、前記不揮発性メモリ素子はフラッシュメモリ素子であることが望ましい。
【0016】
本発明によると、高濃度ドーピングされたソース領域の深さを縮めて浮遊ゲートと高濃度でドーピングされたソース領域が重ねられないことにより、メモリセルの集積度を向上させ得る。そして、メモリセルの消去動作時浮遊ゲート内に蓄積された電子を半導体基板へトンネリングさせることにより、低濃度ドーピングされたソース領域と浮遊ゲートとの間に形成される第1絶縁膜内に電子が捕獲されることを減少させられ、その結果メモリ素子の動作特性を安定的に得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して本発明に係る望ましい実施例を詳細に説明する。尚、本発明は詳述する実施例に限らずに、ただ本実施例は本発明の開示が完全になるようにし、通常の知識を持つ者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されることであって、本発明の技術思想及び範囲内で当分野の通常の知識を持つ者により各種変形及び改良が可能なのは明白である。又、図面で層や領域の厚さは説明を明確のため誇張されたことである。図面で同一な参照符号は同一な構成要素を示す。又、ある層が他の層又は基板の“上部”にあると記載された場合、前記ある層が前記他の層又は基板の上部に直接接触しながら存在することもでき、その間に他の第3層が介在されることもできる。
【0018】
<不揮発性メモリ素子の実施例>
図6は本発明による不揮発性メモリ素子を示した断面図である。以下、図6を参照して本発明に係る不揮発性メモリ素子の構成を説明する。p型の半導体基板300上に第1絶縁膜700、浮遊ゲート340、第2絶縁膜350及び制御ゲート360が順次に形成されている。第1絶縁膜700、浮遊ゲート340、第2絶縁膜350及び制御ゲート360の側壁には側壁スペーサ970が形成されている。そして、ドレーン領域310、低濃度ドーピングされたソース領域602及び高濃度ドーピングされたソース領域600が半導体基板300の表面に形成されている。第1絶縁膜700はキャリヤがトンネリングできるトンネル酸化膜であることが望ましく、70〜100Åの厚さを有するのが望ましい。第2絶縁膜はONO(酸化膜/窒化膜/酸化膜)構造であることが望ましい。低濃度ドーピングされたソース領域602は5×1017〜5×1018atoms/cm3の不純物濃度を有するのが望ましく、図6でW2として表示された低濃度ドーピングされたソース領域の長さはゲート方向へ0.2μm以下であることが望ましい。従って、本発明の低濃度ドーピングされたソース領域602の長さ(図6のW2)は従来の低濃度ドーピングされたソース領域の長さ(図3のW1)より短く、本発明の低濃度ドーピングされたソース領域602の不純物濃度は従来の低濃度ドーピングされたソース領域502の不純物濃度より高い。又、従来に比べて低濃度ドーピングされたソース領域602の長さが短くて不純物濃度が高いので、低濃度ドーピングされたソース領域602と高濃度ドーピングされたソース領域600との抵抗変化及び電位変化が高濃度ドーピングされたソース領域のみで形成されたメモリセルの場合に似ている。
【0019】
高濃度ドーピングされたソース領域600は低濃度ドーピングされたソース領域602より不純物濃度が高くならなければならなく、ドレーン領域310は高濃度ドーピングされたソース領域600と同一な不純物濃度を有するのが望ましい。高濃度ドーピングされたソース領域600は浮遊ゲート340の側壁と離隔されて形成されている。だが、低濃度ドーピングされたソース領域602は高濃度ドーピングされたソース領域600に連結されており、低濃度ドーピングされたソース領域602の一部が浮遊ゲート340と重ねられている。そして、ドレーン領域310の一部も浮遊ゲート340と重ねられている。高濃度ドーピングされたソース領域600の深さ(図6のd2)はドレーン領域310の深さ(図6のd1)より浅く形成されている。高濃度ドーピングされたソース領域600を浅く形成することにより、側面拡散を縮められる。従って、本発明に係るメモリセルはメモリセルの動作には影響を及ばずソース領域が占める面積を縮小させることにより、メモリセルの集積度が向上できる。本発明に係る不揮発性メモリ素子はフラッシュメモリ素子であることが望ましい。
【0020】
次いで、本発明に係る不揮発性メモリセルの動作を説明する。メモリセルを書き込みするために、ドレーン領域310と連結されたビットライン6−7ボルトを、制御ゲート360と連結されたワードラインに10−12ボルトを、高濃度ドーピングされたソース領域600及び半導体基板300に0ボルトを各々印加する。その結果、浮遊ゲート340下の半導体基板300の表面にチャンネルが形成され、形成されたチャンネルを通じてドレーン領域310から高濃度ドーピングされたソース領域600へ電流が流れる。この際、ドレーン領域310の空乏領域で高いエネルギーを有するホット電子が発生される。発生されたホット電子の一部がドレーン領域310と浮遊ゲート340との重畳領域で第1絶縁膜700を通過して浮遊ゲート340内へ注入される。浮遊ゲート340内へ注入されたホット電子は浮遊ゲート340内に蓄積されることにより、メモリセルのスレッショルド電圧が増加されてメモリセルが書き込みされる。図7は本発明に係る不揮発性メモリ素子に書き込みするために電圧が印加された時の電位a2及び電界強度b2を各々示す。図7を参照すれば、ドレーン領域310の空乏領域に高い電界が形成されることが分かる。図7に示されたグラフと図4に示された従来のメモリ素子に関するグラフを比較すると、従来のメモリ素子はソース領域に高い電界が形成される反面、本発明に係るメモリセルはドレーン領域に高い電界が形成される。これは低濃度ドーピングされたソース領域602が従来のメモリセルでの低濃度ドーピングされたソース領域(図3の502参照)より高濃度でドーピングされてその長さも短く、その結果低濃度ドーピングされたソース領域602の抵抗が従来の場合より減少したからである。又、低濃度ドーピングされたソース領域602の抵抗と高濃度ドーピングされたソース領域600の抵抗差が従来の場合より小さいので、低濃度ドーピングされたソース領域602及び高濃度ドーピングされたソース領域600での電位が急激に変わらない。従って、低濃度ドーピングされたソース領域602及び高濃度ドーピングされたソース領域600でのホットキャリヤ発生が減少される。その結果、本発明に係る不揮発性メモリ素子はメモリ素子の特性が劣化されることが防止できる。
【0021】
不揮発性メモリセルの浮遊ゲート340内に蓄積された電子を消去するために、半導体基板300に正電圧を印加して制御ゲート360に負や零の電圧を印加する。従って、浮遊ゲート340内に蓄積された電子は第1絶縁膜700をF−Nトンネリングして半導体基板300で消去される。このような消去動作は従来の低濃度ドーピングされたソース領域(図3の502参照)を有するメモリセルでの消去動作とは比較される。即ち、本発明に係るメモリセルの消去動作は電子が半導体基板300へトンネリングされるので、高濃度ドーピングされたソース領域600が浮遊ゲート340と重ねられなくても良い。従って、従来(図1の参照符号320参考)の不揮発性メモリ素子とは違って、本発明は浮遊ゲート340下の半導体基板300の表面に高濃度ドーピングされたソース領域600が形成されないので、浮遊ゲート340の長さが縮小できる。その結果、メモリセルの集積度を向上させ得る。又、電子が高濃度ドーピングされたソース領域600へトンネリングされないので、低濃度ドーピングされたソース領域602と浮遊ゲート340との間に形成されている第1絶縁膜700内に電子の捕獲される現象が減少される。又、書き込み動作時にドレーン領域310と浮遊ゲート340との第1絶縁膜700内に捕獲された電子が消去動作時に形成される電界により第1絶縁膜700から抜け出る効果を得られる。本発明に係る不揮発性メモリセルは浮遊ゲート340内に蓄積された電子を半導体基板300で消去することにより、従来のソース領域で電子を消去するメモリセルよりメモリセルの動作を安定的に具現できる。又、低濃度ドーピングされたソース領域602及び高濃度ドーピングされたソース領域600をドレーン領域310の深さより浅く形成することにより、低濃度ドーピングされたソース領域602及び高濃度ドーピングされたソース領域600の面積を縮小してメモリセルの集積度を向上させ得る。
【0022】
<不揮発性メモリセルの製造方法の一実施例>
図8から図13に不揮発性メモリセルの製造方法を順次に示す。図8を参照すれば、半導体基板900上に局部酸化工程(Local Oxidation of Silicon)等を用いて素子分離領域910を形成する。素子分離領域910が形成された半導体基板900の全面に第1絶縁膜912を形成する。この際、第1絶縁膜912は電子がトンネリングできるトンネル酸化膜であることが望ましく、70〜100Åの厚さで形成するのが望ましい。第1絶縁膜912が形成された半導体基板900上に多結晶シリコンを蒸着した後不純物、例えばPOC13をドーピングしてパターニングして浮遊ゲート膜920を形成する。その後、浮遊ゲート920上にONO(酸化膜/窒化膜/酸化膜)構造を有する第2絶縁膜922を形成する。第2絶縁膜922は140〜200Åの厚さを有することが望ましい。この際、浮遊ゲート920及び第2絶縁膜922はメモリセル領域(図8のa領域)に形成し、周辺回路領域(図8のb領域)には形成しない。その後、周辺回路領域にゲート絶縁膜924を形成する。
【0023】
図9を参照すれば、周辺回路領域にゲート絶縁膜924が形成された半導体基板900の全面に多結晶シリコンを蒸着した後不純物、例えばPOCl3をドーピングして制御ゲート膜930を形成する。その後、制御ゲート膜930の抵抗を減少させるために制御ゲート膜930上にタングステンシリサイド、チタンシリサイド又はタンタルシリサイド等のシリサイド(図示せず)を形成するのが望ましい。その後、制御ゲート膜930及びシリサイドをイオン注入等の後続工程から保護する保護膜932を形成するのが望ましい。保護膜932は酸化膜、窒化膜又は酸化膜と窒化膜との積層構造等で形成され、約2000Åの厚さで形成するのが望ましい。
【0024】
図10を参照すれば、浮遊ゲート膜920、第2絶縁膜922、制御ゲート膜930及び保護膜932をパターニングし、メモリセル領域aには浮遊ゲート920'、第2絶縁膜パターン922'、制御ゲート930'及び保護膜パターン932'より成る積層ゲート構造を形成する。又、周辺回路領域bには制御ゲート930'及び保護膜パターン932'より成るMOSトランジスタ用ゲートを形成する。
【0025】
図11を参照すれば、メモリセル領域aのドレーン領域950を限定してn型の不純物、例えば砒素(As)又は燐(P)をイオン注入する。この際、不純物のイオン注入ドーズは2×1015〜6×1015ions/cm2であることが望ましい。不純物をイオン注入した後100〜300Å厚さの酸化膜(図示せず)を半導体基板900の全面に成長させた後、熱処理工程を実施して注入された不純物を拡散する。
【0026】
図12を参照すれば、メモリセルのソース領域を限定してn型の不純物をイオン注入する。この際、不純物のイオン注入ドーズは3×1013〜6×1013ions/cm2であることが望ましい。その後、半導体基板900の全面にn型の不純物を1×1013〜3×1013ions/cm2のドーズでイオン注入し、周辺回路領域bに低濃度ドーピングされたソース及びドレーン領域962を形成し、メモリセル領域aに形成された低濃度ドーピングされたソース領域960の不純物濃度を増加させる。従って、メモリセル領域に形成された低濃度ドーピングされたソース領域960の不純物濃度は周辺回路領域に形成されたMOSトランジスタの低濃度ドーピングされたソース及びドレーン領域962の不純物濃度より高い。
【0027】
図13を参照すれば、半導体基板900の全面に酸化膜又は窒化膜を1000〜1500Å蒸着した後、乾式蝕刻してスペーサ970を形成する。その後、メモリセル領域にあるドレーン領域950を感光膜で塗布した後、保護膜932、スペーサ970及び感光膜をマスクとしてn型の不純物を2×1015〜6×101 5ions/cm2のドーズでイオン注入する。その結果、メモリセル領域に高濃度ドーピングされたソース領域972を形成し、周辺回路領域に高濃度ドーピングされたソース及びドレーン領域974を形成する。この際、メモリセル領域の高濃度ドーピングされたソース領域972及び周辺回路領域の高濃度ドーピングされたソース及びドレーン領域974はメモリセル領域のドレーン領域950より浅く形成するのが望ましい。
【0028】
前述したように、本発明の製造方法により形成された不揮発性メモリ素子は高濃度ドーピングされたソース領域の深さを縮めて浮遊ゲートと高濃度ドーピングされたソース領域とが重ねられないことにより、メモリセルの集積度を向上させ得る。そして、メモリセルの消去動作時浮遊ゲート内に蓄積された電子を半導体基板へトンネリングさせることにより、低濃度でドーピングされたソース領域と浮遊ゲートとの間に形成される第1絶縁膜に電子が捕獲されることを減少させることにより素子の動作特性を安定的に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の不揮発性メモリ素子のセルを示した断面図である。
【図2】従来の不揮発性メモリ素子で消去動作時浮遊ゲートに蓄積された電子が消去される地点を示した断面図である。
【図3】従来の他の不揮発性メモリ素子を示した断面図である。
【図4】図3に示された不揮発性メモリ素子でメモリセルの書き込み時セル内の電界強度及び電位を示したグラフである。
【図5】さらに他の従来の不揮発性メモリ素子を示した断面図である。
【図6】本発明に係る不揮発性メモリ素子を示した断面図である。
【図7】図6に示された不揮発性メモリ素子でメモリセルの書き込み時セル内の電界強度及び電位を示したグラフである。
【図8】図6に示された不揮発性メモリ素子の製造方法を示した断面図である。
【図9】図6に示された不揮発性メモリ素子の製造方法を示した断面図である。
【図10】図6に示された不揮発性メモリ素子の製造方法を示した断面図である。
【図11】図6に示された不揮発性メモリ素子の製造方法を示した断面図である。
【図12】図6に示された不揮発性メモリ素子の製造方法を示した断面図である。
【図13】図6に示された不揮発性メモリ素子の製造方法を示した断面図である。
【符号の説明】
300,900 半導体基板
310,950 ドレーン領域
320,322,500,502,600,602,960,972 ソース領域
330,510,700,912 第1絶縁膜
340,920' 浮遊ゲート
350,922 第2絶縁膜
360,930' 制御ゲート
512 ゲート酸化膜
514 トンネル酸化膜
910 素子分離領域
920 浮遊ゲート膜
922' 第2絶縁膜パターン
924 ゲート絶縁膜
930 制御ゲート膜
932 保護膜
932' 保護膜パターン
962,974 ソース及びドレーン領域
970 側壁スペーサ
a メモリセル領域
a1,a2 電位
b 周辺回路領域
b1,b2 電界強度

Claims (14)

  1. 第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に順次に形成されている第1絶縁膜、浮遊ゲート、第2絶縁膜及び制御ゲートと、
    前記半導体基板の表面に前記浮遊ゲートの側壁と離隔されて形成されている第2導電型の高濃度ドーピングされたソース領域と、
    前記半導体基板の表面に前記高濃度ドーピングされたソース領域と連結されて前記浮遊ゲートと重ねられて形成されており、不純物濃度が前記高濃度ドーピングされたソース領域の不純物濃度より低い第2導電型の低濃度ドーピングされたソース領域と、
    前記半導体基板の表面に前記浮遊ゲートと重ねられ前記高濃度ドーピングされたソース領域より深く形成されており、不純物濃度が前記高濃度ドーピングされたソース領域と同一な第2導電型のドレーン領域とを備え、
    前記ドレーン領域と前記制御ゲートとに電圧が印加されると、前記ドレーン領域の空乏領域にホットキャリヤが発生し、このホットキャリヤの一部が前記ドレーン領域と前記浮遊ゲートの重畳領域とから前記浮遊ゲート内へ注入されて前記浮遊ゲート内に蓄積されることによりデータが書き込まれ、
    前記半導体基板に電圧が印加されると、前記浮遊ゲート内に蓄積された前記 ホットキャリヤが前記浮遊ゲートから前記半導体基板にトンネリングされることによりデータが消去されることを特徴とする不揮発性メモリ素子。
  2. 前記低濃度ドーピングされたソース領域は5×1017〜5×1018atoms/cm3の不純物濃度を有することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子。
  3. 前記低濃度ドーピングされたソース領域は前記高濃度ドーピングされたソース領域の角部から浮遊ゲート方向へ0.2μm以下の長さを有することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ素子。
  4. 第1導電型の半導体基板上にセル領域と周辺回路領域とを備える不揮発性メモリ素子において、
    前記セル領域の前記半導体基板上に順次に形成されている第1絶縁膜、浮遊ゲート、第2絶縁膜及び制御ゲートと、
    前記セル領域の半導体基板の表面に前記浮遊ゲートの側壁から離隔されて形成されている第2導電型の高濃度ドーピングされたソース領域と、
    前記セル領域の半導体基板の表面に前記高濃度ドーピングされたソース領域と連結されて前記浮遊ゲートと重ねられて形成されており、不純物濃度が前記高濃度ドーピングされたソース領域の不純物濃度より低い第2導電型の低濃度ドーピングされたソース領域と、
    前記セル領域の半導体基板の表面に前記浮遊ゲートと重ねられ前記高濃度ドーピングされたソース領域より深く形成されており、不純物濃度が前記高濃度ドーピングされたソース領域と同一な第2導電型のドレーン領域と、前記周辺回路領域に形成されており、低濃度ドーピングされたドレーン構造を有するMOSトランジスタとを備え、
    前記セル領域の前記低濃度ドーピングされたソース領域の不純物濃度は前記周辺回路領域のMOSトランジスタの低濃度ドーピングされたドレーン領域の不純物濃度より高く、
    前記ドレーン領域と前記制御ゲートとに電圧が印加されると、前記ドレーン領域の空乏領域にホットキャリヤが発生し、このホットキャリヤの一部が前記ドレーン領域と前記浮遊ゲートの重畳領域とから前記浮遊ゲート内へ注入されて前記浮遊ゲート内に蓄積されることによりデータが書き込まれ、
    前記半導体基板に電圧が印加されると、前記浮遊ゲート内に蓄積された前記ホットキャリヤが前記浮遊ゲートから前記半導体基板にトンネリングされることによりデータが消去されることを特徴とする不揮発性メモリ素子。
  5. 請求項4に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法であって、
    セル領域と周辺回路領域とを備える半導体基板上の前記セル領域に第1絶縁膜、浮遊ゲート、第2絶縁膜及び制御ゲートが積層された積層ゲートを形成する段階と、
    不純物をイオン注入した後拡散して前記積層ゲートの一部と重ねられるドレーン領域とを形成する段階と、
    前記ドレーン領域の不純物濃度より低濃度で不純物をイオン注入して前記積層ゲートの一部と重ねられる低濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階と、
    前記積層ゲートの側面にスペーサを形成する段階と、
    前記ドレーン領域上に感光膜パターンを形成する段階と、
    前記積層ゲート、前記スペーサ及び前記感光膜パターンをマスクとして前記低濃度ドーピングされたソース領域にイオン注入して前記低濃度ドーピングされたソース領域と連結され、前記積層ゲートとは重ねられずに、前記ドレーン領域より低い深さを有する高濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階とを備え、
    前記ドレーン領域と前記制御ゲートとに電圧が印加されると、前記ドレーン領域の空乏領域にホットキャリヤが発生し、このホットキャリヤの一部が前記 ドレーン領域と前記浮遊ゲートの重畳領域とから前記浮遊ゲート内へ注入されて前記浮遊ゲート内に蓄積されることによりデータが書き込まれ、
    前記半導体基板に電圧が印加されると、前記浮遊ゲート内に蓄積された前記 ホットキャリヤが前記浮遊ゲートから前記半導体基板にトンネリングされることによりデータが消去されることを特徴とする不揮発性メモリ素子の製造方法。
  6. 前記ドレーン領域を形成する段階は2×1015〜6×1015ions/cm2のドーズでイオン注入することを特徴とする請求項に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  7. 前記低濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階は、前記セル領域のソース領域を露出させる感光膜パターンを形成する段階と、前記感光膜パターンをマスクとして不純物をイオン注入する段階と、前記感光膜パターンを除去した後前記半導体基板の全面に不純物をイオン注入する段階とを含むことを特徴とする請求項に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  8. 前記感光膜パターンをマスクとして不純物をイオン注入する段階は3×1013〜6×1013ions/cm2のドーズでイオン注入することを特徴とする請求項に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  9. 前記半導体基板の全面に不純物をイオン注入する段階は1×1013〜3×1013ions/cm2のドーズでイオン注入することを特徴とする請求項に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  10. 前記半導体基板の全面に不純物をイオン注入する段階は前記セル領域に低濃度でドーピングされたソース領域を形成するのと同時に、前記半導体基板上の前記周辺回路領域にMOSトランジスタの低濃度ドーピングされたソース領域及びドレーン領域を形成する段階であることを特徴とする請求項に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  11. 前記セル領域の低濃度ドーピングされたソース領域より不純物濃度を低くして前記半導体基板上の前記周辺回路領域にあるMOSトランジスタの低濃度ドーピングされたソース領域及びドレーン領域を形成することを特徴とする請求項10に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  12. 前記高濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階は2×1015〜6×1015ions/cm2のドーズでイオン注入することを特徴とする請求項に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  13. 前記セル領域の前記高濃度ドーピングされたソース領域を形成する段階と同時に前記半導体基板上の前記周辺回路領域にMOSトランジスタの高濃度ドーピングされたソース領域及びドレーン領域を形成することを特徴とする請求項に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
  14. 前記セル領域のドレーン領域より浅い位置に前記セル領域の高濃度ドーピングされたソース領域及び前記半導体基板上の前記周辺回路領域の高濃度ドーピングされたソース領域及びドレーン領域を形成することを特徴とする請求項13に記載の不揮発性メモリ素子の製造方法。
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